【新刊】エコラリアス ダニエル・ヘラー=ローゼン 関口 涼子訳

みすず書房 2018年初版第3刷
ハードカバー 336ページ
19.2 x 12.6 x 2.3 cm

子どもは言葉を覚えるときに、それ以前の赤ちゃん語を忘れる。
そのように、言葉はいつも「消えてしまった言葉のエコー」である。
そして、忘れることは創造の源でもある。

言語の中にはつねにもうひとつの言語の影があり、失われた言語が響いている。
言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、
複数の言語を生きたカネッティ、死んだのに語る口を描いたポー、母語について
はじめて語ったダンテなどを導きに、忘却が言語の本来もつ運動性であることが浮上する。

アガンベンの英訳者として知られ、30代で本書を著し、恐るべき知性として
話題を呼んだ、ヘラー=ローゼンの主著。流離こそが言語の核心であることを明かす、
言語哲学の最重要書である。

¥ 4,968

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