CONTEMPORARY SUBURBIUM | Ed & Deanna Templeton | 尾鷲市九鬼町 漁村の本屋 トンガ坂文庫

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CONTEMPORARY SUBURBIUM | Ed & Deanna Templeton

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NAZRAELI PRESS 2017年
hardcover in a slipcase 56ページ
152 x 203 mm
※2,000部限定


- 内容紹介 -
「私たちはこの場所に生まれ、まるでへりに付着して増殖するフジツボのように都市がその城壁を越え郊外の方へ攻め寄るまで、都会の影響から逃れて近所の歩道や家の前庭ですくすくと育ち、そこで与えられたものを最高に活かして生きていた」― エド・テンプルトン

「自分たちが親しみと安心を感じる郊外の住宅地にいる、ということに気がついた。真っ暗で人の気配がしない、似たような形の家が建ち並ぶ団地をぶらつき、最後には歩道と車道に挟まれた長方形の草地に一緒に横たわり、日が昇るまで話をしながらじっと星を見上げていた」― ディアナ・テンプルトン

アメリカ人プロスケーターでありアーティスト、フォトグラファーのエド・テンプルトン(Ed Templeton)と、同じくアメリカ人フォトグラファーのディアナ・テンプルトン(Deanna Templeton)夫妻の作品集。カリフォルニア州オレンジ郡の郊外、とりわけロサンゼルスを南下した突端にある海辺の町ハンティントンビーチでの暮らしを写した両者の黙想的な記録。かつてオレンジの木々や石油掘削地、富裕層の別荘が点在していたこの場所は、今や観光客に人気のビーチとなり、古いコテージの数々は背の高い3階建てのモダンな家に立て替えられてしまった。本書は、代々保守的なこの地域の人々や不満を抱いている若者たち、恵まれて(かつあまり恵まれずに)育った面々が、フェンス、壁、そして果てなく続くトラクトハウジング(※註)地区の向こう側から敢えて外へ出て行く様子を捉えている。同じ場所で大人になっていく過程を描いた2つの相反する短編小説を読むように、本書は、砂埃まみれで日焼けした今なお情熱的な南カルフォルニアの情景と、経済成長期であった21世紀初頭の現地を伝える。両作者はそれぞれの写真と言葉を蛇腹折りの製本を存分に生かし、片側にエド、もう片面にはディアナの作品をそれぞれレイアウト。NAZRAELI PRESSから刊行した作品集として、本書はエド・テンプルトンにとって2冊目、ディアナ・テンプルトンにおいては初めてとなる一冊。プラスチックのスリップケース入り。

※註 似たような家が建ち並ぶ郊外の住宅地

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