言葉と衣服 | 蘆田 裕史 | 尾鷲市九鬼町 漁村の本屋 トンガ坂文庫

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言葉と衣服 | 蘆田 裕史

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アダチプレス 2021年
ハードカバー 182ページ
四六変型判 縦195mm 横127mm 厚さ17mm


- 内容紹介 -
私たちは生まれてからずっと、衣服とともに生活している。
それなのに、衣服を語る言葉が貧しいのはなぜだろう。
あいまいな用語が流通するファッションの世界に向き合い、
本書は「言葉の定義=批評のためのインフラ整備」を試みる。
ファッションをめぐる新たな思考が、この本からはじまる。
目次
はじめに
ファッションの定義/衣服について思考すること/なぜヒトは衣服を着はじめたのか/ファッション研究の現在/ファッションの三つの様態

第一章 ファッションデザインとは何か
ファッションとファッションデザイン/デザイン=外観なのか/デザインの方法論/ブランドのデザイン/システムのデザイン/二つの差異化/モノのデザイン

第二章 スタイルと装飾
シルエットで語られる歴史/様式と文体/衣服と言語の類似性/配置と構成/機能的な装飾

第三章 モダニズム再考
モダニズムとは装飾の排除なのか/ミニマリズム――反復と差異/美術におけるモダニズム――ジャンルの固有性/ボードレールとモダニティ/コム・デ・ギャルソンはアヴァンギャルドか?

第四章 衣服と身体
衣服をめぐるトラブル/第一の衣服としての身体/パレルゴンとしての衣服/潜在的身体としての衣服

おわりに

あとがき
前書きなど
本書「はじめに」より

本書が目指すのは、ファッションにまつわる言葉の定義である。と、言った途端にすぐさま註釈が必要となるのだが、実のところ「ファッション」という言葉の指示対象がそもそも明確ではない。それゆえ本章ではファッションがどのように定義――整理と言ったほうがよいかもしれない――されうるのかを検討する必要がある。もうひとつ本章で行いたいのは、衣服について思考することの意味の共有である。本書のベースになったテクストは、基本的には批評として書かれたものである。だが、それを下支えしているのはファッションに関するアカデミックな研究である。ファッション研究――近年、欧米ではファッション・スタディーズと呼ぶことが多くなっている――が現在どのような状況にあるのか、そこも議論しておかねばならないだろう。それによって、本書の射程がより明確になるはずである。


- 著者プロフィール -
蘆田 裕史 (アシダ ヒロシ) (著)
1978年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーターなどを経て、現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部准教授、副学長。専門はファッション論。共著に『ファッションは語りはじめた――現代日本のファッション批評』(フィルムアート社、2011年)など、訳書にマリオ・ペルニオーラ『無機的なもののセックス・アピール』(共訳、平凡社、2012年)、アニェス・ロカモラ&アネケ・スメリク編『ファッションと哲学――16人の思想家から学ぶファッション論入門』(監訳、フィルムアート社、2018年)などがある。ファッションの批評誌『vanitas』(アダチプレス)編集委員、本と服の店「コトバトフク」の運営メンバーも務める。

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