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地球に月が2つあったころ | エリック アスフォーグ, 熊谷 玲美(翻訳)

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柏書房 2020年
ハードカバー 448ページ
四六判


- 内容紹介 -
このところ、はやぶさ2の帰還の話題(2020年12月予定)、オシリス・レックスが小惑星ベンヌから試料採取し2023年には地球に帰還する予定であるとか、嫦娥5号が2020年11月に打ち上げられたり、マーズ2020が2021年の火星着陸を目指して飛び立ったりと宇宙にまつわる話題が増えてきている。

一時期は予算の問題などで、いったんは宇宙から遠ざかっていた関心が、各国の再活動によって改めていくつもの話題が提供され始めている。

なぜ宇宙を探索する必要があるのか。それは時代時代によって目的は少しずつ異なるが、いくつもの国が宇宙へ手が届くようになり、その目的も徐々に大きく広がっている。ひとつは宇宙とは実際にどんなところか。生命の起源はどこにあるのか。宇宙に住むことは可能かなど、単に頭の上に広がる宇宙への関心から、さまざまな研究が広がってきた。

かつて祖先は、神々の世界として宇宙を考えた。その後、望遠鏡が発明され、実際に観察するすべを手に入れた。そして惑星や彗星などの観察から、徐々に太陽系の形が作られていった。さらに20世紀に入って観測機器の進歩により、太陽系以外にも目を向けることが可能になってきた。

本書は、惑星の起源から始まり、天文学や太陽系の歴史、生命はどのように誕生したのか、その驚くべき可能性やとても奇妙な太陽系の最新の話題までを惑星旅行のように語っていく。決して、惑星を太陽から順番に解説したり、時系列で研究を紹介するのではなく、太陽系のダイナミックな動きに合わせて、それぞれの現象や実情を地質学的な見地も交えた宇宙科学として解説する。

なぜ太陽系の惑星は、大きく成分や構造が異なっているのか。なぜ現在の軌道の位置が生まれたのか。オシリス計画にも参加する著者ならではの視点で魅力的に述べていく。月の表と裏で地形が異なるのは、かつて2つの月が融合したためという、月の成り立ちの物語への答えも示す。


目次
主な惑星と衛星のリスト
イントロダクション
第1章 朽ち果てた建物
第2章 流れの中の岩
第3章 システムの中のシステム
第4章 奇妙な場所と小さなもの
第5章 ペブルと巨大衝突
第6章 勝ち残ったもの
第7章 10億の地球
結びとして
エピローグ
用語集

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