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雨に打たれて アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ作品集 | アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ , 酒寄進一(翻訳)

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書肆侃侃房 2022年
ハードカバー 224ページ
四六判


- 内容紹介 -
1930年代、ナチスに迎合する富豪の両親に反発し、同性の恋人と共に中近東を旅したスイス人作家がいた。

同じように世界に居場所を失い、中近東に流れ着いた人々がいた。

旅先で出会った人々を繊細な筆致で描いた、さすらう魂の吹き溜まりのような短編集。



シュヴァルツェンバッハは冷徹な観察者の眼差しと簡潔な文体で、

オリエントの国々を彷徨う異邦人の荒涼とした自由、追放者の勲章としての孤独、

そして過酷な運命を優美に描いてみせる。

────山崎まどか


- 著者プロフィール -
アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ (アンネマリーシュヴァルツェンバッハ) (著/文)
1908年スイスのチューリッヒ生まれ。作家、ジャーナリスト、写真家。大学では歴史学を専攻し、23歳で博士号を取得。レズビアンだったが、27歳のとき、同性愛者のフランス人外交官の男性と結婚。ナチから逃れるようにして中近東を旅し、帰国後創作活動に入るが、薬物依存症に陥る。1939年、ふたたび中近東への自動車旅行を試みるが、その途上、第二次世界大戦が勃発し、帰国。1942年不慮の自転車事故で34年の生涯を閉じる。
酒寄進一 (サカヨリシンイチ) (翻訳)
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。2012年、フェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』で第九回本屋大賞翻訳小説部門1位。2021年、クラウス・コルドン「ベルリン三部作」で日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞。主な訳書にヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、シーラッハ『刑罰』、ノイハウス『母の日に死んだ』、コルドン『ベルリン1919 赤い水兵』、ザルテン『バンビ 森に生きる』などがある。

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