
青ひげの卵|マーガレット・アトウッド, 小川 芳範(翻訳)
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筑摩書房 2022年 ちくま文庫
ソフトカバー 288ページ
文庫判
- 内容紹介 -
平穏で平凡で平坦な日常生活。その下で静かに息づき、崩れる"何か"──『侍女の物語』『誓願』を放った世界的作家が描く6つの短編。解説 大串尚代
無難な仕事、かわいい心臓外科医の夫、尊敬できる女友達、不満はあれど庭付きの家。望んだものに囲まれて、サリーの人生は"そこそこ素敵"なはずだった。彼女の中に広がる空洞、虚ろな穴がたとえどれだけ深いとしても──。(「青ひげの卵」)平穏で平凡な生活の下、確かに息づく静かなカオス。終わりなのか、始まりなのか? 有機的でアイロニカルな六つの短編。
【目次】
ルゥルゥ、もしくは〈言語〉の家庭生活
ぶさ猫
青ひげの卵
罪食い人
緋色のトキ
サンライズ
訳者あとがき
解説・大串尚代
目次
ルゥルゥ、もしくは〈言語〉の家庭生活
ぶさ猫
青ひげの卵
罪食い人
緋色のトキ
サンライズ
訳者あとがき
解説
- 著者プロフィール -
マーガレット・アトウッド (マーガレット アトウッド) (著/文)
1939年カナダ生まれ、トロント大学卒業。66年にデビュー作『サークル・ゲーム』(詩集)でカナダ総督文学賞受賞ののち、69年に『食べられる女』(小説)を発表。87年に『侍女の物語』でアーサー・C・クラーク賞及び再度カナダ総督文学賞、96年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年に『昏き目の暗殺者』でブッカー賞及びハメット賞、19年に『誓願』で再度ブッカー賞を受賞。ほか著作・受賞歴多数。
小川 芳範 (オガワ ヨシノリ) (翻訳)
1962年生まれ。翻訳家、ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、ブリティッシュ・コロンビア大学哲学科博士号取得。訳書にK・マン『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』、H・S・ベッカー『ベッカー先生の論文教室』(慶應義塾大学出版会)、共編著に『ハウジングファースト 住まいからはじまる支援の可能性』(山吹書店)などがある
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