
中央線小説傑作線 |南陀楼 綾繁(編集)
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中央公論新社 2022年 中公文庫
ソフトカバー 336ページ
文庫判
- 内容紹介 -
首都圏の通勤通学の大動脈である「中央線」。昭和初期から、沿線には多くの文士が居を構え、文学サロンを形成してきた。上京した若者が多く住み、今も古書店・酒場・ライブハウス・喫茶店など、サブカルチャーの発信地となっている。本書では、中央線沿線を舞台にした作品をセレクト。私小説からミステリまで、多彩な作家による十一篇。鉄道が織りなす時間と風景、そして人間模様を味わう、傑作アンソロジー。
(収録作品)
「土手三番町」内田百閒
「こがね虫たちの夜」五木寛之
「揺り椅子」小沼丹
「阿佐ケ谷会」井伏鱒二
「寒鮒」上林暁
「心願の国」原民喜
「犯人」太宰治
「眼」吉村昭
「風の吹く部屋」尾辻克彦
「たまらん坂」黒井千次
「新開地の事件」松本清張
- 著者プロフィール -
南陀楼 綾繁 (ナンダロウ アヤシゲ) (編集)
一九六七年島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒、明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など本に関することならなんでも追いかける。二〇〇五年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる。著書に『一箱古本市の歩きかた』『谷根千ちいさなお店散歩』『小説検定』『ほんほん本の旅あるき』『町を歩いて本のなかへ』『蒐める人』『古本マニア採集帖』など。
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