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いちにち,古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌 |田中 貴子

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岩波書店 2023年 岩波新書
ソフトカバー 266ページ
新書判 縦173mm 横107mm 厚さ11mm


- 内容紹介 -
誰にも等しく訪れる一日という時間を、見ぬ世の人々はいかに過ごしていたのだろう。暁の別れを描いた『源氏物語』。白昼堂々と跋扈する不気味な強盗。夕暮れに感じる人の命のはかなさ。月や夜景を愛でるこころ。──古典文学のなかの「とき」に眼を凝らし、そこに息づく人々の生きざまや感性を活写する。時を駆ける古典入門!


目次
 まえがき

Ⅰ─あさ
 鶏が鳴く
 暁の別れ
 暁は救済のとき
 あのひとの・あさ─藤原師輔、出勤す

Ⅱ─ひる
 昼食の風景
 昼寝の姫君
 白昼堂々
 あのひとの・ひる─通り過ぎるする男

Ⅲ─ゆう
 夕日を観る
 彼は誰そ時
 夕べは白骨となる
 あのひとの・ゆう─高倉院の憂鬱

Ⅳ─よる
 葬送の夜
 月の顔を見るなかれ
 雪と夜景の発見
 あのひとの・よる─ある夜の事件

Ⅴ─まよなか
 火影が映し出すもの
 離魂病と飛ぶもの
 こわい嫁入り
 あのひとの・まよなか─「鬼」のいる時間

 読書案内
 図版出典一覧

 あとがき

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