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読み終わらない本 | 若松 英輔

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KADOKAWA 2023年
ソフトカバー 224ページ
四六判


- 内容紹介 -
これから僕は君に、少し長い手紙を書こうと思う――。

「今、ぼくたちは、とても困難な時代を生きている。ひとがひととのつながりを見失いつつある時代に生きている。ある意味では、ひとを信頼するという当たり前のことが、こんなにむずかしくなった時代はないかもしれない。でも君が、個人を信頼することがむずかしいことがあっても、人間への信頼を失わないでいてくれたら――今という時代に失望を感じることがあっても、絶望のなかにさえも希望を見い出そうとしたひとが、かつていたことを忘れないでいてくれたら。そう願ってやまない」――「小さなひと」)

サン=テグジュペリ、石牟礼道子、岡倉天心、神谷美恵子、吉野源三郎、リルケ、ミル、小林秀雄、河合隼雄


【目次】
小さなひと
春の使者 
言葉の花束
悲しみの弦
コペル君と網目の法則
愛と「生きがい」
コトバのちから
自由の危機
いつくしみの手仕事
「空」の世界と「いのち」のちから
読書の扉
愛しいひと
おわりに
参考文献/ブックガイド


- 著者プロフィール -
若松 英輔 (ワカマツ エイスケ) (著/文)
批評家・随筆家。1968年新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で第14回三田文学新人賞、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞、『見えない涙』で第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞。他の著書に『井筒俊彦 叡知の哲学』『生きる哲学』『霊性の哲学』『悲しみの秘義』『イエス伝』『14歳の教室 どう読みどう生きるか』『本が読めなくなった人のための読書論』、詩集に『愛について』『美しいとき』などがある。

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