
ロシアのチョコレート包み紙 ーソ連時代のかわいいデザインー | 小我野明子, イーゴリ・スミレンヌィ, 有信優子(翻訳)
¥2,420 税込
残り1点
¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
別途送料がかかります。送料を確認する
青幻舎 2022年
ソフトカバー 160ページ
A5判
- 内容紹介 -
1950~80年代を中心とした、愛らしいパッケージデザイン約300点。
日本では今まで紹介される機会が少なかった、ロシアのチョコレートの包み紙。それは、愛らしさだけでなく歴史や社会情勢をも表現する奥深さを併せ持ったものでした。
ロシアでは、19世紀末から20世紀初めにかけて、独創性のあるパッケージデザインが繰り広げられてきました。 デザインへの意識はソ連時代にも受け継がれ、企業が国有となった社会の中でも、様々なクリエイターたちが包み紙のデザインを洗練し生み出してきたのです。歴史やアルファベット、動物学だけでなく、民話やアニメのシーン、著名な画家の絵画、記念日、さらには社会情勢にまつわるものなどが描かれ、「朝のニュースは新聞で。夕方のニュースはチョコレートで。」と謳われるほど、チョコレートと包み紙は市民の間で切り離せない存在でした。
本書は、そんなソ連時代の包み紙を、モスクワのパッケージデザイン専門誌「タラ・イ・ウパコフカ」編集長のコレクションからご紹介します。様々な包み紙があるなかで、1950~80年代のものを中心に、人々から愛されたパッケージの数々を収録。
©️ Igor Nikolaevich Smirennyi
目次
チョコレートの包み紙、そのちいさな芸術作品 小我野 明子
Collection ソ連時代のチョコレート包み紙
01 おとぎばなし
02 こどもの世界
03 スポーツ
【コラム】ロシアへの旅1 チョコレート博物館へ行こう
チョコレートとカカオの歴史博物館
Collection ソ連時代のチョコレート包み紙
04 革命記念日
05 ソビエトアニメ(ムリトフィルム)
【コラム】ロシアへの旅2 チョコレート博物館へ行こう
ローザ・エイネマ博物館
Collection ソ連時代のチョコレート包み紙
06 宇宙開発
07 自然の仲間たち
08 キャラメルやクッキーの包み紙
【コラム】ロシアへの旅3 ロシア旅行のこと
1950~1980年代 ソ連のチョコレートの包み紙 イーゴリ・スミレンヌィ
- 著者プロフィール -
小我野明子 (コガノアキコ) (著/文)
奈良在住のフリーライター。旅行と雑貨が好きで、2011年にちいさな雑貨店「マールイ・ミール」をオープン。著書に『ロシアのかわいいデザインたち』(ピエ・ブックス/井岡美保さんと共著)『おとぎの国、ロシアのかわいい本』(ピエ・ブックス)『ロシア 暮らしの中のかわいい民芸』(パイインターナショナル)。
イーゴリ・スミレンヌィ (イーゴリスミレンヌィ) (著/文)
雑誌「タラ・イ・ウパコフカ(容器と包装)」編集長兼ディレクター。全国包装業者連合(NCPack)副会長。ロシア初となる包装の歴史デザイン博物館創設者でコレクター。ロシアと世界の包装事業の歴史好き。著書に『ロシアのラベルの二世紀』『ロシア帝国のビール』『包装のもうひとつの人生』『包装とラベルのモスクワ』など。
-
レビュー
(93)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥2,420 税込