
移動するものたち|イッサ・ワタナベ
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小学館集英社プロダクション 2022年
ハードカバー 40ページ
B4判 縦230mm 横230mm 厚さ9mm
- 内容紹介 -
「いきものたちはどこへいくのか、バッグがからっぽだとわかったとき、いきるおどろきとよろこびのはながひらいた」
――谷川俊太郎(詩人)
「いろんな報道で「数」としてしか扱われなかった移民・難民の人々が色あざやかな動物に姿を借りて、圧倒的な絶望(黒)のなか、
ささやかな希望を追って歩きだした。こんなにファンタスティックな世界に、こんなに切ないリアリティが感じさせる絵と絵と絵。
ワニやゾウやフラミンゴやウサギの間に身を置くと、世界が裏返ってみえるかもしれない。」
――金原瑞人(翻訳家)
「ページの奥から、まっすぐ語りかけてくる声が聞こえる。言葉がないのに。言葉がないからこそ。」
――岸本佐知子(翻訳家)
仏ソルシエール賞 2021年フィクション部門受賞
カタルーニャ本屋大賞 2021年絵本部門受賞
国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ 2020」選定
全米児童図書評議会「OUTSTANDING INTERNATIONAL BOOKS LIST 2021」選定
木の葉がなくなってしまった黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち。さまざまな脅威に直面しながら国境を越える彼らの旅には、常に死の影がつきまとう――。
世界的な問題となっている「移民」「難民」の現実を、擬人化した動物たちの姿に寄せてイラストのみで描き出したサイレント絵本。
- 著者プロフィール -
イッサ・ワタナベ (イッサ ワタナベ) (著/文)
●イッサ・ワタナベ[著]……1980年リマ生まれ。母親はイラストレーターで父親は詩人。
リマのペルー・カトリック大学で文学を学んだのち、マヨルカ島へ渡り美術とイラストを学ぶ。
アートを通して多数の社会統合のプロジェクトを主宰しており、2012年にラ・カイシャ財団社会事業賞を受賞した。
2018年にはボローニャ国際絵本原画展に入選。作画を担当した主な絵本に『いいこにして、マストドン!』(邦訳版:ワールドライブラリー)がある。
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