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移民の歴史|クリスティアーネ・ハルツィヒ, ディルク・ヘルダー, ダナ・ガバッチア, 大井 由紀

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筑摩書房 2023年 ちくま学芸文庫
ソフトカバー 304ページ
文庫判


- 内容紹介 -
国境を超えた人口移動の背景には、地球上にくらす人類の個別複雑な生活誌がある。それを読み解く移民研究を平明に解説した、画期的な入門書。学芸文庫オリジナル。

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国境を超えたグローバルな人口移動の歴史。それは、人類出現以来の全史でもあり、その背景には、地球上にくらすあらゆる人々の個別複雑な生活誌が横たわっている。本書はまず移民史を概観し、越境移動の種類を分類。さらに、時代や国境を超えて広がるトランスカルチュラルな生活、市民権へのアクセス、移民の起業家精神などを解釈するための、体系的なアプローチを解説していく。ジェンダー、難民、労働市場など最新の論点も視野に入れられる。「移民とはなにか」という問いに対して、マクロとミクロな両方の視点を備えたコンパクトで画期的な入門書。
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労働市場・難民・受入社会・文化変容――
越境移動から読む人類史

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目次
第1章 はじめに 一般的な見方―学術的視点からの再概念化 

第2章 人間の歴史における移動―長期的視野から 
1 ディープ・タイム―アフリカ東部から世界へのホモ・サピエンスの移動 
2 「農業革命」期(一万五〇〇〇?五〇〇〇年前)の人口の変化と移動 
3 都市、文明、海上移動(紀元前五〇〇〇年頃?紀元五〇〇年)  
4 移動と社会(紀元前五〇〇年から紀元一五〇〇年)  
5 二つの世界から一つの世界へ―移動・貿易圏・接触する文化(一四〇〇?一六〇〇年)  
6 自治領・植民地化された社会・植民地化する社会で移動する人々(一六〇〇?一八〇〇年)  
7 一九世紀の地球規模での移動システム 
8 二〇世紀前半の難民発生・民族の分離・強制労働のための移動 
9 一九五〇年代以降の脱植民地化と越境移動の新しいグローバルなパタン 

第3章 越境移動と文化的相互作用の理論 
1 一八八〇年代?一九五〇年代の理論と実践 
2 新古典派経済学とプッシュ・プルモデル 
3 一九三〇?五〇年代 文化の融合という発想の新しさ 
4 今日の越境移動の類型化に向けて 
5 越境移動のタイプごとの研究のたこつぼ化 
6 一九七〇年代以降の新しいアプローチ―世界システム論・家庭経済・労働市場 
7 近年のアプローチ―主体、ネットワーク、人的・社会関係資本 
8 トランスナショナルな分析とトランスカルチュラルな社会研究 

第4章 移住者が辿る道への体系的なアプローチ 
1 構造と主体―移動の決断を文脈から考える 
2 送出社会 
3 旅路―延長・圧縮・遅延 
4 受入社会―経済的に入り込むこと・文化変容・政治・新しい帰属 
5 グローバルな相互依存と異文化間の生活 

第5章 研究への挑戦としての移民の実践 
1 人種と移動 
2 ジェンダーと移動 
3 国を越え、地域を越える家族 
4 国家再考 

第6章 二一世紀のはじまりにみえてくるもの 
1 現代におけるジェンダー化・人種化された労働と難民の移動 
2 包摂という戦略―国籍と帰属 
3 二一世紀のはじまり―越境移動する人々は自分たちをどうみているのか 


- 著者プロフィール -
クリスティアーネ・ハルツィヒ(本文)
1952-2007年。米アリゾナ州立大学歴史学部准教授。専門、移民史・女性史。

ディルク・ヘルダー
1943年生まれ。独ブレーメン大学、米アリゾナ州立大学教授を歴任。世界移民史の先駆的研究者として知られる。

ダナ・ガバッチア
1949年生まれ。トロント大学名誉教授。専門は移民・ジェンダー研究。

大井 由紀 (オオイ・ユキ)
一橋大学大学院で博士号取得(社会学)。現在、南山大学外国部学部英米学科准教授。

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