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20世紀ジャズ名盤100 | 大谷 能生

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イースト・プレス 2024年
ソフトカバー 232ページ
四六判


- 内容紹介 -
"なぜ、ジャズは常に〈新しい〉のか?
ジャズがわかれば、近代がわかる。

ジャズの歴史を知りたいならば、まずこの一冊!
これからジャズを聴きたい人に、思わずへえーとなるエピソードで名盤100枚(+ウラ名盤100)を解説。

九段理江(小説家)さん推薦! 「ジャズには未来が見える」
柳樂光隆(音楽ジャーナリスト)さん推薦! 「21世紀のジャズのヒントは20世紀にある」

【はじめに】
「ジャズ」は20世紀とともに、つまり、音楽が録音され、モノに刻まれ、商品として売り買いされることが当たり前になった時代に誕生し、成長しました。また「ジャズ」とは、親から子へとタテに受け継がれる「民俗文化」としてではなく、多様な出自を持つ人々をヨコにつなぐ、おそらく歴史上はじめてあらわれた「大衆文化」としての性格を色濃く持った音楽です。この音楽には、多民族による植民国家として、そして、典型的に資本主義が発展した国としての「アメリカ合衆国」の20世紀の姿が写し込まれており、『20世紀ジャズ名盤100』をキュレーションするということは、現在ぼくたちが生きているこの21世紀が、その前の100年間はどんな状態だったのかを耳で聴いて理解する、そのためのディスプレイを試みる作業でもあると思っています。

この本では、とりあえず、20世紀のはじまりから時代順に〈第1章 ポップスの古層としてのジャズ〉〈第2章 モダニズム芸術として結晶化したジャズ〉〈第3章 創造の現在形としてのジャズ〉〈第4章 世界音楽のプロトタイプとしてのジャズ〉という区切りを設けてみました。


目次
はじめに

1 ポップスの古層としてのジャズ

001『 Jazz Classic Masterpieces Vol.1-4』V.A.
002 『American Pop from Minstrel to Mojo: On Record1893 - 1946』V.A.
003 『From Spirituals to Swing』V.A.
004 『Before the Blues Vol.1』V.A.
005 『Cheek to Cheek the Irving Berlin Songbook』V.A.
006 『Louis Armstrong and His Hot Five & Hot Seven 1925 - 1928』ルイ・アームストロング
007 『Jelly Roll Morton: 1926 - 1930』ジェリー・ロール・モートン
008 『Bessie Smith 1925 - 1933』ベッシー・スミス
009 『Fletcher Henderson Story』フレッチャー・ヘンダーソン
010 『The Blanton - Webster Band』デューク・エリントン
011 『V-Disc Juke Box Saturday Night』V.A.
012 『The Best of Army Air Force Band』グレン・ミラー
013 『Django Reinhardt 10 CD-BOX』ジャンゴ・ラインハルト
014 『Swing Easy ! & Songs for Young Lovers』フランク・シナトラ
015 『Vocal & Instrumental Classics』ナット・キング・コール
016 『Fats Waller Golden Greats』ファッツ・ウォーラー
017 『Piano Grand Master』アート・テイタム
018『 The Original Mills Brothers 1931 - 1935』ミルス・ブラザーズ
019 『Saturday Night Fish Fry』ルイ・ジョーダン & ヒズ・ティンパニー・ファイヴ
020 『Artistry in Rhythm』スタン・ケントン
021『 Original Mambo Kings an Introduction to Afro Cubop』V.A.
022 『Xavier Cugat with Dinah Shore』ザビア・クガート・ウィズ・ダイナ・ショア
023 『サロン・ミュージック集』杉井幸一
024 『ニッポンジャズ水滸伝 天の巻/地の巻/人の巻』V.A.
025 『ぼういず伝説』あきれたぼういず

2 モダニズム芸術として結晶化したジャズ
0026『ミントン・ハウスのチャーリー・クリスチャン』チャーリー・クリスチャン
027『 Direct from Original SP Vol.1/Vol.2』チャーリー・パーカー
028『 バド・パウエルの芸術』バド・パウエル
029『 Thelonious Monk Trio』セロニアス・モンク
030『 A Night at Birdland Vol.1/Vol.2』アート・ブレイキー
031『 Study in Brown』クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ
032『 Song for My Father』ホレス・シルヴァー
033『 Work Time』ソニー・ロリンズ
034『 Round about Midnight』マイルス・デイビス
035『 Mingus Ah Um』チャールズ・ミンガス
036『 Fontessa』モダン・ジャズ・カルテット
037 『Jazz in the Space Age』ジョージ・ラッセル
038『 New Jazz Conceptions』ビル・エヴァンス
039『 Overseas』トミー・フラナガン
040『 The Trio Vol.1』ハンプトン・ホーズ
041『 Gerry Mulligan Quartet Vol.1』ジェリー・マリガン・カルテット
042『 Konitz Meets Mulligan』リー・コニッツ&ジェリー・マリガン・カルテット
043『 Stan Getz Quartets』スタン・ゲッツ
044『 Time Out』デイヴ・ブルーベック
045『 4, 5 & 6』ジャッキー・マクリーン
046『 Blue Train』ジョン・コルトレーン
047 『Out There』エリック・ドルフィー
048『 The Shape of Jazz to Come』オーネット・コールマン
049『 The Complete Historic Mocambo Session ’54』V.A.
050『 銀巴里セッション』V.A

3 創造の現在形としてのジャズ
051『 A Night at the Village Vangurd Vol.1/Vol.2』ソニー・ロリンズ
052『 The Complete Live at the Village Vanguard』ビル・エヴァンス
053『 Eric Dolphy at the Five Spot Vol.1/Vol.2』エリック・ドルフィー
054『 The Complete 1961 Village Vanguard Recordings』ジョン・コルトレーン
055『 Complete Live at Plugged Nickel 1965』マイルス・デイビス
056『 Jazz Abstractions』ジョン・ルイス
057 『Free Jazz』オーネット・コールマン
058『 Complete Live at Cafe Montmartre』セシル・テイラー
059『 Point of Departure』アンドリュー・ヒル
060『 Meditations』ジョン・コルトレーン
061 『 Spritual Unity』アルバート・アイラー・トリオ
062『 The Magic of Ju-Ju』アーチー・シェップ
063『 The Giuseppie Logan Quartet』ジュゼッピ・ローガン
064『 Jazz Realities』カーラ・ブレイ、マイク・マントラー、スティーヴ・レイシー、ケント・カーター、アルド・ロマーノ
065『 People in Sollow』アート・アンサンブル・オブ・シカゴ
066『 Town Hall 1972』アンソニー・ブラクストン
067『 Globe Unity』アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ
068『 Machine Gun』ペーター・ブロッツマン・オクテット
069『 Solo Guitar Vol.1』デレク・ベイリー
070 『Company 6 & 7』カンパニー
071 『Isolation』富樫雅彦・高木元輝
072 『銀界』山本邦山・菊地雅章
073 『解体的交感』高柳昌行・阿部薫
074『Clay』山下洋輔トリオ
075 『サマルカンド』高橋悠治・佐藤允彦

4 世界音楽のプロトタイプとしてのジャズ
076 『 Get Up with It』マイルス・デイビス
077 『 Legrand Jazz』ミシェル・ルグラン
078『 ヴァンドーム広場』モダン・ジャズ・カルテット・ウィズ・スウィングル・シンガーズ
079『 Plays the Music of Jimi Hendrix』ギル・エヴァンス・オーケストラ
080『 Island Virgin』エッセンシャル・エリントン
081 『On Jupiter』サン・ラー
082『 Chapter One Latin America』ガトー・バルビエリ
083 『 Liberation Music Orchestra』チャーリー・ヘイデン
084『 Rip, Rigand Panic』ローランド・カーク
085『 Native Dancer』ウェイン・ショーター
086『 Still Life (Talking)』パット・メセニー
087 『 Death and the Flower』キース・ジャレット
088『 Procession』ウェザー・リポート
089『 Don’t Try This at Home』マイケル・ブレッカー
090『 Extensions』デイヴ・ホランド・カルテット
091 『Fragments』ポール・ブレイ
092『 Fleur Carnivore』カーラ・ブレイ
093『 Is That You ?』ビル・フリゼール
094 『 Naked City』ジョン・ゾーン
095『 Blood on the Fields』ウィントン・マルサリス &リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラ
096 『 Killing Time』マサカー
097『 歩く人』コンポステラ
098『 北京の秋』清水靖晃
099『 Art of the Trio 4 : Back at the Vanguard』ブラッド・メルドー
100 『 Double Booked』ロバート・グラスパー

おわりに

索 引


- 著者プロフィール -
大谷能生 (オオタニヨシオ) (著/文)
音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著。河出書房新社、2004)『貧しい音楽』(月曜社、2007)『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著。青土社、2008)『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社、2013)『平岡正明論』(Pヴァイン、2018)『平成日本の音楽の教科書』(新曜社、2019)『ニッポンの音楽批評150年100冊』(栗原裕一郎との共著。立東舎、2021)『歌というフィクション』(月曜社、2023)『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』(フィルムアート社、2023)など。

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