コミュニティデザインの現代史 まちづくりの仕事を巡る往復書簡 | 饗庭 伸, 山崎 亮
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学芸出版社 2024年
ソフトカバー 288ページ
四六判 縦188mm 横127mm 厚さ20mm
- 内容紹介 -
コミュニティデザイナーと都市計画家が「まちづくりの仕事の歴史が知りたい」と始めた文通。「どうも70年代の世田谷で、面白そうなことが始まっている」「地縁型まちづくりを辿ると神戸が気になる」「まちづくりに最適なスケールって何?」「事務所の経営とは?」と広がり続ける話題から参加を巡る思想の変遷が見えてくる。
- 目次 -
1章 コミュニテイデザインの歴史が気になる
1 ランドスケープデザインからコミュニティデザインへ(山崎)
2 参加型デザインの原体験を振り返る(饗庭)
2章 パイオニアたちに会いに行こう
3 気になるパイオニアたち(山崎)
4 見取り図を描いてインタビューに臨も(饗庭)
パイオニア訪問記1 林 泰義さん
3章 70年代、町田や世田谷で起こっていた面白そうなこと
5 林泰義さんから派生するさまざまな話題(山崎)
6 いくつもの流れが生まれた(饗庭)
7 アメリカのコミュニティデザインを振り返る(山崎)
4章 コミュニティ計画を突き詰めた神戸へ
8 知られざる真野地区のまちづくり(饗庭)
9 地縁型コミュニティを考える(山崎)
パイオニア訪問記2 乾 亨さん
5章 コミュニティ計画が描いたもの
10 コミュニティ計画をめぐる3つの論点(饗庭)
11 実践のなかの能動態・中動態・受動態(山崎)
パイオニア訪問記3 小林 郁雄さん
6章 まちづくり事務所の経営について考える
12 コミュニティ計画の方言
13 URの経営スタイルから学ぶこと(山崎)
14 NPO法制定時代、80年代のワークショップ(饗庭)
15 NPO価格──studio-L設立時に考えたこと(山崎)
パイオニア訪問記4 浅海 義治さん
7章 何のためのワークショップ?
16 コミュニティデザイン教育と都市(饗庭)
17 スチュワードシップと民主的な計画づくり(山崎)
18 3つのプランニング(饗庭)
19 木下勇さんのワークショップに惹かれる理由(山崎)
20 いいデザインのため? 公正なプロセスのため? 人が育つため?(饗庭)
パイオニア訪問記5 木下 勇さん
8章 なぜ僕らはワークショップをするんだろう
21 人が育つためのワークショップ(山崎)
22 1人からの都市計画(饗庭)
- 著者プロフィール -
饗庭 伸 (アイバ シン) (著/文)
1971年生まれ。東京都立大学都市環境学部教授。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院工学系研究科建設工学専攻博士課程退学。博士(工学)。東京都立大学助手、准教授を経て、2017年より現職。主な単著に『都市をたたむ』『平成都市計画史』(花伝社)、『都市の問診』(鹿島出版会)、共編著に『まちづくりの仕事ガイドブック』(学芸出版社)、『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会)、『シティ・カスタマイズ』(晶文社)など。
山崎 亮 (ヤマザキ リョウ) (著/文)
1973年生まれ。コミュニティデザイナー。studio-L 代表。関西学院大学建築学部教授。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。社会福祉士。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005 年にstudio-L を設立。主な著書に『コミュニティデザイン』(学芸出版社)、『コミュニティデザインの源流』(太田出版)、『縮充する日本』(PHP 研究所)、『地域ごはん日記』(パイインターナショナル)、『ふるさとを元気にする仕事』(筑摩書房)など
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