遠くまで旅するような顔だけをする | 古賀 及子
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産業編集センター 2026年
ソフトカバー 272ぺージ
四六判
- 内容紹介 -
今もっとも注目を集める書き手の一人、古賀及子による全編書き下ろしの日帰り旅エッセイ。出不精で散歩下手、旅の経験値も低いと自認する著者が、生まれた地であり今も暮らす東京の定番観光地へ。浅草、上野、東京タワー、汐留、築地、羽田など、近すぎるがゆえに意外と訪れないスポットを歩き、知っているはずの東京から思いがけないおもしろみを拾い集める。古賀及子ならではのまなざしが冴え渡る、旅であり観察であり、日記の延長線上にある東京散策記。 東京土産をめぐるコラムも収録。
- 目次 -
浅草――上書きする、新しく記憶して、もっと面白く思い出す
上野――私たちを取り込む、うねって不確かで、すこし夢のようだ
東京駅――まだやれると思うし、これ以上やってどうするとも思う
コラム 従来の重ね食いに一石を投じる 東京カンパネラ
江戸東京たてもの園――ほとんど不可能なことを体験する、時間の世界に放り込まれる
汐留――夢かと思う前にまぼろし、楽しみだなあと思うより楽しい夏
コラム おいしいけれど、木といえばたしかに木だ シュガーバターサンドの木
東京タワー――思い出は無い、けれどずっと信じてきた東京タワーにのぼる
コラム ただのブッセにとどまらない、ナボナとしか言えないお菓子 ナボナ
隅田川ナイトクルーズ――夜、スマホを強く握りしめ、両国がBMWと津軽三味線と船の
街になった日の話
築地――築地の人たちの、物語的な意味ではない、本当の意味での人生
コラム 写真で見るよりずっと、ずっとかわいい 東京銘菓ひよ子
羽田――遠くまで旅するような顔だけをする
コラム 見届けることが食べること 銀のぶどう ふんわりとけるチーズケーキ
昭和記念公園――元気のない昭和記念公園が、むしろ私にありがたい
- 著者プロフィール -
古賀 及子 (コガ チカコ) (著)
1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『5秒日記』(ホーム社)、『忘れたこと、忘れないままのこと』(シカク出版)、『暮らしの信じ方』(ダイヤモンド社)など。
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