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青の辞典 | 柳谷 杞一郎
¥1,760
雷鳥社 2025年 ハードカバー 288ページ A6変形判 縦120mm - 内容紹介 - 累計売上40万部超 辞典シリーズ第13弾 「青は漠を意味していた」 「青は鮮やかな赤を含んでいた」 意外な「青」が持つ意味合い、伝統色としての青、海外に衝撃を与えたジャパンブルー、青い文学・ことば・印刷上の青・国旗・鳥・虫などのいきもの。 青の世界の入口を、写真、イラスト等ビジュアルとともに紹介。 ●1890年に来日した小泉八雲の日本の印象は「小さい」「青い」だった! ●英語の色名辞典には「ジャパンブルー」「ジャパニーズブルー」が入っている。 ●日本の絵具メーカーは青系油水彩絵具を24種、青系透明水彩絵具を18種製造。 ●青い蝶は幸せの象徴。 ●美しい見た目の青い貝。実は悪臭を放つ! ●ソマリア連邦共和国の国旗は、青の面積が大きい。 ●VISA,AMERICAN EXPRESS,FACEBOOK,NOKIA,P&B……多くの企業がブランドカラーに青を採用。 ●地球は青かった。 - 目次 - はじめに 「靑」を再現する方法 「靑」の持つ意味 色の三原色/光の三原色 印刷物の網点 「靑」の漢字辞典 日本の伝統食「靑編」 日本の伝統色とはなにか 日本の伝統色索引 青にまつわる言葉辞典 前書きなど はじめに 古代の日本語で、色をあらわす言葉は「クロ」「アカ」「シロ」「アオ」の4語しかなかったとされる。この4語は他の色をあらわす言葉とは別格の存在である。「黒い」「赤い」「白い」「青い」。「い」を加えただけで形容詞になるのはこの4語だけだ。また「真」を冠して「真っ黒」「真っ赤」「真っ白」「真っ青」と表現できるのもこの4語のみである。純粋な混じりけのない絶対色といっていい。 「古事記」にも登場するこの4語、色をあらわす言葉というよりは、光の状態をあらわす言葉だったようだ。すなわち「暗」(暗い闇の状態)、「明」(夜明けとともに空が赤く色づいていく状態)、「顕」(すべてがハッキリと見えている状態)、「漠」(その中間の状態)を原義としている。 さて本書のテーマは、「漠」を意味する「アオ(青)」である。 「漠」を原義とする「アオ」のイメージは「シロ」(白昼)から「クロ」(闇夜)へとつながっていく中間の状態をさす。したがって、「アオ」が意味する色の範囲はきわめて広かったようだ。本来は灰色がかった白色を意味した。古代においては黄昏時の藍色や紫色だけでなく緑色はもちろんのこと灰色もアオなのである。 子どもの頃、どう見ても緑色をしている信号を青信号とよぶことに違和感を覚えた人は少なくないだろう。英語圏では青信号は「green」と認識されているのだ。「青田」「青葉」「青々とした山々」という言葉にも納得がいっていなかった。田んぼも、山も緑色ではないか。 理由は緑色という色の概念が定着するまで緑色は青の一種だったからに他ならない。若竹色も苔色も鶯色も、大きく分類するならすべてアオなのである。 その青は、ある意味日本を代表する色となっていく。 葛飾北斎の「富嶽三十六景」で使用された「ベロ藍」(プロシャンブルーという名の合成顔料は1704年、ベルリンとパリで同時期に発見される)とよばれるブルーは特に20世紀の西欧に鮮烈な衝撃を与えたようで北斎ブルーとして高く評価された。北斎だけでなく、歌川広重をはじめ多くの絵師が独特の青の色使いで人気を博し、ジャパンブルーは大いにその名声を広めたのである。英語の色名辞典には「ジャパニーズブルー」「ジャパンブルー」の色名が存在するのだ。 1890年に来日した小泉八雲(ラフカディオハーン)の著書「東洋の土を踏んだ日」には「青い屋根の下の家も小さく、青いのれんを下げた店も小さく、青いきものを着て笑っている人々も小さいのだった」とある。日本の第一印象は「小さい」と「青い」なのである。紀元前からエジプトや中国では藍染が始められており、紀元後は日本だけでなく世界中で藍染技術は普及していたにもかかわらず、日本の藍染が外国人の目にどれほど印象的だったのかが想像できる。 サッカー日本代表の愛称も「サムライブルー」。ユニフォームも基本はずっとブルーを基調につくられているのだ。 本書では、この面白くて魅力的な「青」「アオ」「ブルー」の世界を徹底検証していこうと思う。「青」の意味を紐解いていくことは、「日本」を知ることにもつながっていくに違いない。 - 著者プロフィール - 柳谷 杞一郎 (ヤナギタニ キイチロウ) (著) 編集者・写真家。1957年広島生まれ。 修道学園中・高等部、慶応義塾大学卒業。 写真集に「RAPA NUI」(エスクァイア・マガジン・ジャ パン)、「X」(ぶんか社) 著書に「65歳からのエベレスト街道トレッキング」「パ キスタンの山旅を愉しむ」「写真でわかる謎への旅・ イースター島」、「写真でわかる謎への旅・マチュピ チュ」、「星の辞典」、「進化するモチベーション戦略」「ぼ くたちの論語」(雷鳥社)、「大事なことはみんなリク ルートから教わった」(ソフトバンク文庫)など多数。 - 関連リンク - 雷鳥社辞典シリーズラインナップ https://www.raichosha.co.jp/book/tags/dictionary
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花の辞典 | 新井 光史
¥1,650
雷鳥社 2017年 ハードカバー 282ページ A6変形判 縦120mm - 内容紹介 - 大人気「辞典」シリーズ第5弾! さあ、お気に入りの花を見つけましょう! 五感を通して私たちを癒してくれる花は、生活必需品ではないけれども、日常を豊かにしてくれる大切な存在です。 本書では、春、夏、秋、冬と季節ごとに分類した206種類の花を美しい写真とともに掲載し、 さらにはすべての花に花言葉を添えています。 また、花をより知っていただくために巻末コラムを設け、花の買い方から飾り方、長持ちさせる方法、 簡単な花飾り・アレンジのコツなど幅広く網羅。素敵なイラスト入りなので楽しく学べます。 辞典として読むことはもちろん、ハウツー&ビジュアルブックとしても読み応え十分。 デザイン、そして紙質にもこだわりぬいた一冊です。
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星の辞典 | 柳谷杞一郎
¥1,650
雷鳥社 2016年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 手のひらサイズのビジュアルブック。「辞典」シリーズ第3弾! 神秘的で奥が深い星座や天体について、豊富な写真とイラスト付きで紹介します。もちろん、辞典なので用語などの詳しい解説や豆知識もしっかり掲載。星(星座)・宇宙・月の3つの章で構成しており、星座の章では88星座を網羅していますので勉強にも役に立ちます。 「辞典」シリーズならではの、文庫本サイズのハードカバーに288ページのボリューム。コロンとしたサイズ感も健在です。 カバーデザインもこれまでの星の本にはない斬新さ。プレゼントにも最適の一冊です。 - 著者プロフィール - 柳谷杞一郎 (ヤナギタニキイチロウ) (著/文) 写真家・編集者。1957年広島生まれ。修道学園中・高等部、慶應義塾大学文学部卒。「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。写真でわかる謎への旅シリーズ「イースター島」「マチュピチュ」、「大事なことはみんなリクルートから教わった」「ぼくたちの論語」(すべて雷鳥社)など著書多数。
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草の辞典 野の花・道の草 | 森乃おと, ささきみえこ(イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2017年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 野や散歩道でよく出会う、「あの」草花の名を知っていますか? 人気の「辞典シリーズ」第四弾! ! 「ハコベ」「ナズナ」「イヌフグリ」「ワレモコウ」……。 本書は、散歩道でよく見かける春夏秋冬の草花193種の美しい写真と、それぞれの花言葉を載せています。第二章では、草や花にまつわる言い回しや季語、名言などを集め、コラムでは「食事の時間」「お茶の時間」「癒しの時間」に分け、可愛いイラストとともに、〝スイバのスープ〟〝シロツメクサ茶〟〝ドクダミ化粧水〟など、野の草花を使った手づくりの料理やお茶、コスメなどのレシピを紹介します。第三章では薬草・毒草をまとめています。知れば知るほど、野の花や道の草が愛おしくなり、温かな気持ちとなれる一冊です。
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海の辞典 | 中村 卓哉
¥1,650
SOLD OUT
雷鳥社 2012年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 海にまつわる素敵な言葉を四季折々の美しい海の写真とともに綴る。 目次 1 海の色・音・風 2 波・潮の名前 3 海と海まわりの呼び名 4 海の季節・時間・場所 5 海のたとえ (心・人生 行動・状況・他) 6 海にまつわる大切なことば
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空の辞典 | 小河俊哉
¥1,650
雷鳥社 2014年 ハードカバー 319ページ 15.2 x 10.2 - 内容紹介 - 写真に癒され、お天気の勉強にもなる、手の平サイズの魅せる辞典! 四季や天候をあらわす空の言葉を、 雲・風・雨・雪・霧・光・色 の7つのテーマにわけて紹介。言葉にはそれを表す写真が添えられ、目で確認しながら、より具体的に意味を理解することができます。また、空はときどき、わたしたちの心を癒してくれるときがあります。そんなメッセージもところどころにさりげなく登場し、辞典でありながらも、心の栄養となるエッセンスも含んだ本です。老若男女問わず、プレゼントにも最適!
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山の辞典 | 織田 紗織, 川野 恭子(著/文)
¥1,650
雷鳥社 2024年 ハードカバー 320ページ A6変形判 - 内容紹介 - 日本は、国土の7割以上が山地を占める「山国」である。 山を知ることは、自国を知ること。 地形が美しい山(地)、山小屋が魅力的な山(荘)、花が微笑む山(花)、海が見える山(海)、紅葉が見事な山(紅)など。本書では「これを楽しむならここ!」という、おすすめの山を10の章に渡って、写真と文章で紹介しています。ページの途中には、 山にまつわるコラムやメッセージ、山の色々な表情を連想させる 龍山千里のコラージュも。すでに登山を楽しんでいる人も、まだ登ったことがない人も、山の風景にドキドキして、そこにいる自分を想像できる1冊です。 前書きなど 「なぜ、わざわざしんどい思いをして山に登るのか」と、よく聞かれる。(一部省略)一番の理由は、山を歩くと生きていることを実感できるのだ。頭を空っぽにしてひたすら登ると、細胞が生まれ変わっていく気がするのだ。ーーー(はじめにより) - 著者プロフィール - 織田 紗織 (オリタ サオリ) (著/文) 浅草橋の写真アトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」を主宰。“写真を形あるものに残そう”をテーマに、写真雑貨制作やワークショップを開催。またギャラリーでも公募写真展を企画するなど、様々な写真イベントの企画活動を行っている。著書に『写真を楽しむ133のネタ帖』『フォトブックレシピ』『写真でつくる雑貨』(雷鳥社)などがある。個人レーベル「mt.souvenir」で“山のおみやげ”をコンセプトに、自ら登った山で見た景色を写真にとじこめた作品や、オリジナルデザインの山グッズも制作。好きな山:白馬岳、立山 川野 恭子 (カワノ キョウコ) (著/文) 写真家。日常と山を並行して捉えることにより、自身に潜む遺伝的記憶と死生観の可視化を試みる。撮影、執筆、講師、テレビ出演(NHK「にっぽん百名山」ほか)など、多岐に渡り活動。Steidl Book Award Japan ロングリストノミネート。京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)通信教育部美術科写真コース卒業。著書に『山を探す』(リブロアルテ)、『When an apple fell, the god died』(私家版)、『いちばんていねいでわかりやすい はじめてのデジタル一眼 撮り方超入門』(成美堂出版)などがある。好きな山:黒部源流、尾瀬
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菜の辞典 | 長井史枝, 川副美紀 (イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2019年 ハードカバー 320ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 1年中目にするものから、ちょっと珍しいものまで、約180種の野菜を、美しいイラストとともに紹介。旬の時期・選び方・保存方法・食べ方・栄養素・効能効果なども端的に掲載。辞典シリーズらしいオシャレさ、可愛らしさはそのままに、実用としての使いやすさも兼ね備えた1冊です。 目次 はじめに この本の使い方 各栄養素のはたらきと食事摂取基準 からだを癒す野菜 ベジブロス インデックス - プロフィール - 長井史枝 (ナガイフミエ) (著/文) ライター。野菜ソムリエ。リトルプレス『BonAppétit』発行人。人物インタビューや店舗取材のほか、料理・スイーツのレシピ本制作にも多く関わる。著書に『田舎・郊外でお店、はじめました。』(雷鳥社)、関連書籍に『オープンサンドレシピブック』(誠文堂新光社)など。 川副美紀 (カワゾエミキ) (イラスト) イラストレーター。女子美術大学産業デザイン科卒。植物・ガーデニング・料理・スイーツ・インテリアなど、生活の身近な情景を描く。著書に『ケーキ物語』『クッキー物語』(講談社)、『あかちゃんスイートメモリー』(梧桐書院)など。
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紋の辞典 | 波戸場承龍, 波戸場耀次
¥1,650
雷鳥社 2020年 ハードカバー 360ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 雷鳥社の辞典シリーズ9作目は、家紋の辞典! ページをめくるたびに密度を増す、「紋曼荼羅®」掲載! 江戸時代に多くの種類が生み出され、日本人が慣れ親しんできた家紋。その図柄はすべて、職人によって正円と直線のみで描かれる。モチーフの本質だけをとらえた、日本独自のシンプルで美しいデザインの仕組みに迫る。 目次 はじめに 本書の見方 基本の紋+見立て紋 現代の紋 コラム おわりに 索引 紋の仕組み ・基本紋の対抗ページに作図過程がわかる「紋曼荼羅®」掲載 ・「現代の紋」には、日本橋の商業施設COREDO室町に掛かる大暖簾の紋掲載 ・巻末には、仕組みを表す構成名別に、家紋を逆引きできる裏辞典あり - 著者プロフィール - 波戸場承龍 (ハトバショウリュウ) (著/文) 京源三代目 紋章上繪師 着物に家紋を手で描き入れる紋章上繪師としての技術を継承し活躍する一方、家紋の魅力を新しい形で表現したいという想いで、2007年より家紋のアート作品を制作。紋章上繪師ならではの「紋曼荼羅® MON-MANDALA」というオリジナル技法を生み出す。家紋やロゴデザインの域を超えて、森羅万象を描き出す職人兼デザイナーとして、あらゆる分野のデザインに挑戦し続けている。NHK Eテレ デザインあ「もん」出演/もん制作他 波戸場耀次 (ハトバヨウジ) (著/文) 紋章上繪師 工房「誂処 京源」の立ち上げを機に、Adobe Illustrator/Photoshop/Premiere Proを使って、家紋とデジタル技術を掛け合わせた多種多様なビジネスモデルを構築。デザインの宝庫である家紋が常に身近にある環境で育ち、8歳から始めた書道で培われたバランス感覚で、シンプルでミニマムなデザインを行う。父 承龍とともに、家紋を知らない世代や海外の方々へ、家紋の魅力を伝えるワークショップや講演などを積極的に行っている。
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魚たちからの応援(エール)図鑑|鈴木香里武
¥1,430
主婦の友社 2021年 ソフトカバー 144ページ 四六判 - 内容紹介 - 漁港で出会った小さな魚たちが届ける、大っきなキミへのエール! 笑顔になれる66の魚言葉が、私たちの日々のなかの大切な事に気付かさせてくれます。 大きな海の中で一生懸命生きる、小さな魚たちの生き様に魅了された鈴木香里武氏が届ける最新書! バラエティーに富んだ魚の写真と、現在社会を幸せに暮らすヒントが詰まった一冊です。 過酷な海で暮らす魚たちの知恵や手段は、私たち人間の日常生活に役立つことがたくさん。 「自分らしくいることを窮屈に感じる」、「まわりと自分との間にモヤモヤしたものがある」、「自分を信じきれず1歩を踏み出せない」……。 そんなとき、漁港で出会った小さな魚たちがキミへ大っきなエールを届けてくれます。
