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言葉を失ったあとで 増補版 | 田 さよ子, 上間 陽子
¥1,210($7.71)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 432ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - どうすれば、被害について語ることができるのか。どういう言葉なら、当事者は納得できるのか。言葉を禁じることで、どんな語りが生まれるのか。「人の話を聞く」ことを仕事にしてきた二人が、それぞれの来歴から被害/加害をめぐる理解の仕方まで、とことん具体的に語りあった対談集。補章「自由な被害者学」をくわえた決定版。 カバーイラスト ワタナベケンイチ カバーデザイン 有山達也 - 目次 - まえがき 信田さよ子 第一章 言葉を失ったあとで 第二章 カウンセリングという仕事、社会調査という仕事 第三章 話を聞いて書く 第四章 加害と被害の関係 第五章 言葉を禁じて残るもの 第六章 ケアと言葉 あとがき――「聞く」の現場の言葉を聞く 上間陽子 補 章 自由な被害者学 - 著者プロフィール - 信田 さよ子(のぶた・さよこ):1946年、岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンター顧問。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了。著作に『なぜ人は自分を責めてしまうのか』(ちくま新書)、『加害者は変われるか?』(ちくま文庫)、『溺れながら生きる 依存とケアのあいだで』(文藝春秋)など多数。 上間 陽子(うえま・ようこ):1972年、沖縄県コザ市生まれ。琉球大学教育学研究科教授。1990年代から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの支援・調査に携わる。著作に『海をあげる』(筑摩書房)、『裸足で逃げる』(ちくま文庫)がある。
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焔に手をかざして 新版 | 石垣 りん
¥990($6.31)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。 - 目次 - Ⅰ 暮しの周辺 呑川のほとり/通じない/いいなあ・いいわねえ/ぜいたくの重み/貧しい食卓/インスタントラーメン/収穫祭/玄関先のハカリ/街にあかりがついた日/お便り/雨と言葉/二月のおみくじ/弁護/手袋と靴下/着る人・つくる人/巣立った日の装い/なぎさ/女の手仕事/春の土手/器量/くらげ/年の暮れ/電車の音/自分の耳/いたずら/愛車/庭/長い舌/やさしさ/せつなさ/彼岸/コイン・ランドリー/灯が消える/ねむの花/七夕/夏木立/防災の日/曼珠沙華/教育勅語/勤労感謝/冬至 Ⅱ 言葉・読むこと書くこと…… 綴り方/自信キノコ/先生と詩/顧みて、いま――戦後三十年/心の不買を――ミス三十歳に/写真と詩/焔に手をかざして/田舎のアンデルセン――私の読書遍歴/椅子/私と言葉/買物籠に/言葉のこと Ⅲ ゆかりの人・人 女先生/バスケットはからっぽ/春愁/二人の来訪者/銀行員の詩集/私語/岡崎淑郎先生/私の感じるユーモア/つき合いの芽/細紐/医者と私/人のかたち/茶飲み話/母の子守歌/一本のネムの木/なぎさの穴/福田正夫/かたち Ⅳ この岸で…… 終着駅/フリー・ゴー/暮れのものさし/私はなぜ結婚しないか/可決/四月の合計/夜の海/こしかた・ゆくすえ/写真/軍旗祭/火になる時/深谷/赤坂見附/双葉と両手/「お」の字ぎらい/雪/また来年いらっしゃい/この岸で あとがき/文庫版あとがき 文庫解説 田尻久子 - 著者プロフィール - 石垣 りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
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ユーモアの鎖国 新版 | 石垣 りん
¥990($6.31)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 戦後日本を代表する詩人・石垣りん。実母を4歳で亡くし、その後3人の母を持った1920年生まれの少女は、自ら生きる糧を求めて銀行に就職。単身、定年まで勤めあげる。戦火をくぐり抜けながら、復興する都市に働きながら、あるいは暮らしの窓辺から、転換期にある国を見つめた。人ひとりの自由と時を重ねる日々の強さを真摯かつ鮮やかに綴った、自伝的エッセイ集。 解説 牟田都子 - 目次 - 待つ Ⅰ 新巻/花嫁/宿借り/夜叉/朝のあかり/はまぐり/甘栗/美味/ラーメン/バナナ/お茶/うわさ/季節/シジミ/おそば/まじめな魚 Ⅱ 夏の日暮れに/試験管に入れて/鍵/ユーモアの鎖国/炎える母の季節/お酒かかえて/お礼/日記/春の日に/けちん坊/絵の中の繭/花よ、空を突け Ⅲ 事務員として働きつづけて/五円が鳴いた/花とお金/目下工事中/よい顔と幸福/事務服/晴着/領分のない人たち/生活の中の詩 Ⅳ 詩を書くことと、生きること/女湯/立場のある詩/事実とふれ合ったとき/持続と詩/表札のうしろ/第一行はとび出してきます/あとがきのこと/清岡卓行『四季のスケッチ』感想/生活詩/出来ること出来ないこと/風信 Ⅴ 食扶持のこと/眠っているのは私たち/買えなかったもの/私の新しい空/仕事/個人の手・公の手/生活と詩/犯された空の下で 文庫版あとがき 解説 牟田都子 - 著者プロフィール - 石垣 りん (イシガキ リン) (著) 1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
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みんな、普通で困ってる | 幡野 広志
¥990($6.31)
筑摩書房 2026年 ちくまプリマー新書 ソフトカバー 192ぺージ 新書判 - 内容紹介 - 今だから分かる、先生や友だち、勉強、仕事の話について 先輩としてちょっとアドバイス。 他人と比べるのではなく、持って生まれたものや「好き」を 大切にして自分の道を進んで行こう。 答えは、ひとつじゃない。 そもそも年長者は若い人に自分の価値観を押し付けがちだ。「昔はこうだった」「いまは時代が違います」、と。このやりとりほど不毛なものはない。そもそも時代が違うということは、扱うデバイスも、経済状況も価値観もマナーも変化しているということだから。そういう大人がいう「こういうのが普通」というのを鵜呑みにしないこと。 20歳までに知っておいたらよかったなということを人生の先輩としてアドバイス。ちょっとした知恵や工夫、気の持ちようで生きやすく、社会で上手くやる方法を教えます。 - 目次 - はじめに Ⅰ 生きていくために大切なことはそんなに多くない これから社会へ出ようとする人へ たまに思い出す先生がいる 自分に甘い人 「好きなこと」は必要だ 世界はあいまいでできている アドバイスを聞く、学ぶ つまるところ継続力とはなんぞや、という話 これからの人生に必要な「勝手にたのしむ力」 お金のはなし 無駄遣いと「稼ぐ・募る・借りる」のすすめ Ⅱ 人に好かれるにはどうするか 人に好かれるための「褒め」の極意 大人が考える、友だち作りで「しちゃいけないこと」 「おもしろい人」になるにはどうすればいいか インベーダーから自分の心を守る方法… 「ほんとうに近いこと」を見る Ⅲ 幸せになるための処世術 確実に不幸になるための、ある言葉 「ずるい」と思ったとき、言われたときの対処法 ストップ、真に受けがち思考 幸せになるためのとっておきの行動 遺伝含め、諸ガチャとの付き合い方 若者よ、競争するな挑戦せよの巻 本の中だから大きな声で言うけど、結婚も育児もいいよ………… - 著者プロフィール - 幡野 広志 (ハタノ ヒロシ) (著) 幡野 広志(はたの・ひろし):1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事、「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。 2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。著書に『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)、『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』、『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』『いい写真は誰でも撮れる』(共にポプラ社)など。
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ゆっくり急げ Festina Lente | ヤマザキマリ
¥1,034($6.59)
中央公論新社 2026年 中公新書ラクレ ソフトカバー 240ぺージ 新書判 - 内容紹介 - 「人生は思い通りにならないことで溢れている。だから面白い。」 息子・デルスの成長、母・リョウコと愛猫・ベレンの死、パドヴァの家からの引越し、パンデミックでの夫とのバトル、日本長期滞在、「ヤマザキマリの世界展」開催、漫画家稼業30年――イタリアと日本を拠点に、漫画家・文筆家・画家と様々な才能で活躍するヤマザキマリの最新&珠玉エッセイ66篇。 - 著者プロフィール - ヤマザキマリ (ヤマザキマリ) (著) 漫画家・文筆家・画家。日本女子大学 国際文化学部国際文化学科 特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1984年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』(とり・みきと共著)で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』など。
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なんかいやな感じ | 武田 砂鉄
¥770($4.91)
講談社 2026年 ソフトカバー 288ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - ずっとそこにあって、続いてきたもの。その漠然とした感覚を直視してみようと思った。 1982年生まれ。物心ついてから今まで、遠くで起きていたこと。近くで起きていたこと。 その記憶を重ねて、「社会」を語るためにも、まずは「感じ」を考えてみようと思った。 〈今回の本は、自分の体験や思索を振り返るようにして、この社会に染み込んでいる「いやな感じ」はどういう蓄積物なのかを見つめようとした記録である。…同世代が読めば通じやすい話も出てくるが、特に世代論ではない。主題は史実や思い出ではなく「感じ」である。〉ーー「まえがき」より 【目次】 ・なんか不穏 ・特有のウザさ ・ケジメとは ・土埃 ・まだずっと未来を見ている ・遠くで起きていた ・近くで起きていた ・坂の上の家 ・見抜かれちゃうぞ ・選ばれるとは ・管理されたい ・学ばないほうが ・つながりたくない ・自転車だから ・Have Passion ! ・調整さん ・ハイタッチ ・ナンバーワン・オンリーワン ・記憶とは現在 ・自分の責任だよね ・社会の歩み方 ・自分語り ・You ・どげんかせんと ・お前らにはわからないだろうな ・ガールズストリート ・私を信じて ・震災の日、東京で ・決めるのは自分 ・人権を消そうとする ・悪口禁止 ・いやな感じ - 著者プロフィール - 武田 砂鉄 (タケダ サテツ) (著) 1982年生まれ。出版社勤務を経て、2014年よりライターに。2015年、『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に『コンプレックス文化論』『日本の気配』『わかりやすさの罪』『偉い人ほどすぐ逃げる』『マチズモを削り取れ』『べつに怒ってない』『今日拾った言葉たち』『父ではありませんが』などがある。週刊誌、ファッション誌、webメディアなどさまざまな媒体で執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。
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日常性の哲学 萩原朔太郎エッセイ・セレクション
¥2,640($16.83)
鹿美社 2026年 ソフトカバー 312ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 【日本近代詩の父、晩年の思索】 晩年にエッセイの普及に力を注いだ萩原朔太郎。その知られざる軌跡が明らかに。日本文学の行く末を案じた天才詩人が記す50編のエッセイ・セレクション。 - 目次 - はじめに‐日常性の哲学 Ⅰ 気になる人間と文化 言葉のない恋愛 日本の家 幸福について 音楽について 巡査の話 復活した耶蘇の話 日常口語の批判と目的性 日本の女 所得人 室生犀星 野蛮への悦びーー文明の悲哀ーー 北支事変について ホテルと旅館 老年と人生 ダンヂイズムについて 科学への不信 作文の話 公衆道徳について 住宅について 読書と教育について キリスト教の秘密 前欧州大戦の頃 蟻と近代戦争 頼朝の髑髏 我等何をなすべきかーー青年の為にーー Ⅱ 様々なる場所ともの 秋日漫談 ラヂオ漫談 移住日記 夏帽子 動物園 東洋の太鼓 ゴム風船 ゴム長靴 悲しい新宿 我が故郷を語る 春の旅 喫茶店にて 東京風景 風俗時評 Ⅲ 自分とは何者か 孤独な旅人 孤独者の独語 隣人への挨拶 永遠の退屈 学校教師の話 朗らかの話 狼言 秋宵記ーー独身生活についてーー 病床生活からの一発見 Ⅳ 随筆とエッセイ エッセイのない文壇 随筆の革命 解説ー晩年の朔太郎 堀辰雄 編集後記 編者補論ー随筆の思想/エッセイの思想 萩原朔太郎関係年譜 - 前書きなど - 白鳥氏の名づける「日常性の哲学」は、エッセイの訳語としては好訳ではない。だがエッセイの説明として明解であり、日本の文壇に指示することが多分にある(本文より) 近頃日本の文壇では「日常性の哲学」ということが言われて居るが、元来文学者の生活には、常に「哲学する日常性」が必要なのである。即ちゲーテも言っているように、詩人に必要なものは哲学でなくして、哲学する精神である。ベルクソンやデルタイは言う。真の意味の哲学者とは、哲学を学問する人のことでなくして、哲学する精神を気質し、且つメタフィジックを直覚する人のことである。即ち真の哲学者とは所謂「哲学者」の謂でなくして「詩人」の謂である。(本文より) - 版元から一言 - 今まであまり顧みられてこなかった近代詩の父、萩原朔太郎の晩年に書かれたエッセイのセレクションです。
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この身体で生きていく 自分の道を歩む人 | 共同通信社(編著)
¥2,420($15.43)
亜紀書房 2026年 ソフトカバー 304ぺージ 四六判 縦190mm 横133mm 厚さ24mm - 内容紹介 - 【共同通信・好評連載「からだ⇄世界」書籍化!】 誰かの身体のことを知ることで、世界の捉え方を変える一冊。 もっとたくさんの人生を読みたいくらいでした。 ──川内有緒さん推薦!(ノンフィクション作家) からだの声と向き合い、人生を変えた人びとの姿に、 いまを生き抜くヒントを探る50編! *** 生きる〈手触り〉を取り戻すために。 スマホから得られる知識でわかったつもりになり、 いつのまにか誰かの「正解」を生きようとしてしまう時代に 自分の身体を手がかりに、進むべき道を見出した人びと。 彼ら/彼女らの「人生の物語」に耳を傾け、 ままならない身体を引き受けて歩む姿を描くことで、 生きることの深みと喜びとを伝えるノンフィクション! 目次 ・心が暴走するのを止めるには ──物語を紡ぐ言語学者 川添愛 ⅰ 感じる ・考えなくても手が動き出す ──表現者ではなく、陶工として 黒木昌伸 ・点字という光 ──唇をはわせて読む 藤野高明 ・「守姉」が育んだ絆 ――沖縄・多良間島の子育て 佐久本たらま+桃原愛 ・からだをメディアに対話する ──認知症の人と踊るダンサー 砂連尾理 ・トビの意思を拳で受け取る ──猛禽類に学ぶ 菊池晏那 ・島の人と解き明かす感覚障害 ──隠れ水俣病を追って 浴野成生 ・湧き出てくる感覚をフィルムに ──山を撮る 野川かさね ・「手の記憶」を絵や塑像に写す ──マッサージする美術家 池上恵一 ・「あわい」の感覚を取り戻す ──文字や論理を超えて 安田登 ⅱ 超える ・だからAIを超えられる ──物まね芸の極意 コロッケ ・女装という変身 ──メークは人を解放する 山田はるか ・何歳からでも人は変われる ──筋肉と向き合い、得た信念 谷本道哉 ・神経を意識、動き始める足 ──装着型サイボーグで歩く 末武洋一 ・手が動かなくても、心は動く ──分身ロボットで夢を叶えるバリスタ 藤田美佳子 ・しし踊り ──引き出される野性 富川岳 ・個を超えて、延伸する生命 ──三鷹天命反転住宅に住む 本間桃世 ・生前の姿がそこに ──犬型ロボットを家族として 藤本博江 ・「ただの友だち」 ──意味を超えて、共にいる 平田和毅+谷口莉乙 ・堆肥になって地球に還りたい ──有機還元葬という選択 小野梨奈 ⅲ 届ける ・正気を失わせるほどの「何か」を届ける ──「独り」貫く魂の歌 友川カズキ ・いつでもどこでも言葉を ──祖父への思いがつなぐ「聞く文化」 上田渉 ・ローカルな価値を言語化する ──原風景の地で人をつないで 田中輝美 ・渾身のソロ、あるビートボクサーの誕生 ──楽器になる 河村潤哉 ・失われゆく生物たちの海 ──潜る 高島篤志 ・認知症の人の世界を見る ──ケアの現場で深める思索 日高明 ・ここにしかない言葉を探し続ける ──原発の地で紡ぐ物語 奈倉有里 ・熊野のざわめきに、父の声を聴いて ──中上健次との対話 中上紀 ・ふたつのルーツを絵に刻む ──心の浄土説く住職 高橋大我 ・ピカドン、五感で受け継ぐ ──被爆者の生に伴走 村上須賀子+河宮百合恵 ⅳ 輝く ・私だけの美しさを見せる ──義足のモデル 海音 ・一級の食材に血が騒ぐ ──体に落とし込んだ理屈で 奥田透 ・五感を超えて、暗闇の中を突き進む ──全盲のスイマー 高橋オリバー ・季節の移ろいを感じ、いまを紡ぐ手仕事 ──一点物の服を作る 居相大輝 ・ちゃぶ台に込められた「和」の魅力 ──イスラエルから来た非戦の木工職人 ダニー・ネフセタイ ・字と向き合い、変わった人生 ──手書きの人 永井玲子 ・身ひとつで生きる人の格好良さ ──社会を変えるサーカスをプロデュース 田中未知子 ・身体からにじむ生き様を見せる ──ストリップの踊り子 牧瀬茜 ・すべての演劇人のための身体表現メソッド ──人間のあり方を問う 鈴木忠志 ・この顔だから巡り会えた ──一人芝居「悪魔」で問う、見た目問題 河除静香 ⅴ 向き合う ・キャンバスで、一つの魂に向き合う ──マタギ文化に生きる画家 永沢碧衣 ・夫は運命共同体 ──臓器をもらう 早川麻里 ・自然の中で、自分だけの感覚を見つめて ──子どもたちと生きる 諸岡江美子 ・牛が流した涙、刻まれた痛み ──原発事故で迫られた殺処分 松本信夫 ・からだごと笑えば、他者との垣根はなくなる ──スタンダップコメディー 清水宏 ・手が伸びる、理性と衝動のはざまで ──盗みを重ねる 高橋香織(仮名) ・言葉を使わず、他者を感じる ──遊びで培うコミュニケーション 幸野ソロ ・無心で対する果てに「真の自由」 ──音楽を奏でるプロレスラー 矢口壹琅 ・なぜこの場で、こんな死に方を強いられたのか ──沖縄の戦没者遺骨収集 具志堅隆松 ・父に刻み込まれていた戦争 ──虐待の連鎖、トラウマに向き合う 藤岡美千代 上記内容は本書刊行時のものです。
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失くしても、また | 小手鞠 るい
¥2,090($13.32)
講談社 2026年 ソフトカバー 256ぺージ B6変型判 - 内容紹介 - 大人にだって、きゅん!も、ぐっ……もある。 愛猫を失った夫婦、学校図書館で子どもたちに向き合う司書、久しぶりに集う高校の同級生たち、夢を忘れかけた会社員――。 ひとりでも、ふたりでも、みんなでも。 自分にちょうどの形を見つけて、そうして今日も、生きていく。 第1話 いくつになっても 第2話 さみしくてやさしくてかわいい 第3話 いとおしい大人たちへ 第4話 眠りに落ちるその前に 第5話 ぜんぶ自分のことだから 第6話 愛することと許すこと 第7話 大きく息を吸って 第8話 これはため息じゃない 第9話 忘れても、忘れなくても 第10話 あなたはここにいる - 著者プロフィール - 小手鞠 るい (コデマリ ルイ) (著) 1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1992年からニューヨーク州ウッドストック在住。児童書、エッセイ、小説など、著書多数。サンリオ「詩とメルヘン」賞、「海燕」新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞、小学館児童出版文化賞などを受賞。主な著作として『ラスト・ワルツ』『わたしが戦場にいる』『ガラスの森/はだしで海へ』『イズミ』『情事と事情』『晴れ、ときどき雪』『愛の人 やなせたかし』など。
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このロボで、行けるところまで行くしかないのだ。 | スズキ ナオ
¥1,650($10.52)
幻冬舎 2026年 ソフトカバー 188ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 食べられなくなった、傷が治りにくくなった、寂しくなった。 ポジティブな目標なしで、どう生きていくか――。 なんと平凡な中年だろうか――。 缶チューハイ片手にふらっと散歩が趣味の、中年フリーライター。 歳を重ねるにつれ寂しさが積もる日々を綴る、書き下ろしエッセイ。 親戚一同が集い、伯父と伯母の金婚式を屋形船で祝った日の夜、父から渡された席順表。いつかこの紙を見てこの日のことを思い出すかもしれないと、リュックにしまった。「そしてまた、捨てられない紙が増えていく」より 暗い話ができる友人が久しぶりに会えるはずだった日の朝、突然亡くなった。今でも不意に電話がかかってくるような気がする。――「ずっと会えなかった人からの電話」 息子がキャプテンを務める小学校のミニバスケチーム最後の公式戦を観戦。息子のチームがブザービートで勝ったのを見届けた帰り、発泡酒を飲みながらどんどん涙が出た。「ずっと忘れられない試合を見た」より ライターとして飲食店を取材するという仕事があるけれど、最近、急激に食べられる量が減ってしまった。食べることを心の底から楽しめた時間は、せいぜい10年ほどしかなかったのではないだろうか。「食べられないという悲しみ」より 社会学者・岸政彦氏との特別対談「『こうはなりたくない』だけで生きていく」収録。
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私たちはみんな、失敗を知っている | 白石果林, 小指, こだま, 野口理恵, 村井光男, 川内有緒, 北尾マーモット, 花田菜々子, 末井昭
¥1,320($8.41)
百万年書房 2026年 ソフトカバー 232ぺージ 四六変形判 縦170mm 横128mm 厚さ14mm - 内容紹介 - 巷に溢れる〈サクセスの秘訣〉は聞き飽きました。 あなたの失敗談を聞かせてください。 - 目次 - 離せなかった 白石果林 失敗は幸福のはじまり 小指 いい人だと思われたくてお金を貸しました こだま 夏の日 野口理恵 本をつくってきて失敗をしたことがない 村井光男 私のもとに残った成分 川内有緒 丸い窓の家 北尾マーモット 失踪の練習さえも失敗 花田菜々子 終わりよければすべてよし 末井昭 - 著者プロフィール - 白石果林 (シライシ カリン) (著) 1989年生まれ、さいたま市在住。法政大学現代福祉学部卒。大学や一般企業に勤めたのち、2020年にフリーライターに転身。女と金にだらしない父と、アルコールに依存し暴力を振るう母のもとで育った経験から、家族の問題や依存症などをテーマに取材・執筆を行う。百万年書房の学校「エッセイの技法」第1期生。 小指 (コユビ) (著) 漫画家、随筆家。1988年横浜市生まれ。著書に『偶偶放浪記』(白水社)、『宇宙人の部屋』(ROADSIDERS)。他、自主制作本多数。本名の小林紗織名義では画家としても活動している。 こだま (コダマ) (著) 作家、エッセイスト。2017年に私小説『夫のちんぽが入らない』でデビュー。エッセイ集に『ここは、おしまいの地』『縁もゆかりもあったのだ』など。2026年に初の創作小説『けんちゃん』、往復書簡こだまといりえ『虫の時間』刊行。 野口理恵 (ノグチ リエ) (著) rn press代表。文芸誌「USO」編集長。書籍を制作する傍らで文筆活動を行う。著書は『私が私らしく死ぬために 私のお葬式ハンドブック』(rn press)、『生きる力が湧いてくる』(百万年書房)。健康体。 村井光男 (ムライ ミツオ) (著) 1976年東京都生まれ。新卒で出版社に入社するも3年で解雇となり、成り行きで立ち上げた個人出版社も2年で頓挫。復職した出版社の倒産を機に、2008年にナナロク社を設立。詩歌を中心に、写真集、絵本、エッセイなど、これまでに刊行したすべての本で、編集または制作を担当している。 川内有緒 (カワウチ アリオ) (著) ノンフィクション作家。アメリカ、南米、フランス、日本を転々としながら12年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』でYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞、『ロッコク・キッチン』でドゥマゴ文学賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』、『ロッコク・キッチン』の共同監督を務める。 北尾マーモット (キタオ マーモット) (著) 1984年生まれ。大学卒業後、民間企業で働いたのち教師に転身、特別支援学校に勤務 する。百万年書房の学校「エッセイの技法」第1期生。筆名の名付け親は北尾修一氏。エホバの証人の宗教2世として育った経験や、教師の日々などをnoteに書く。趣味は焚き火とひとり往復書簡。[email protected] 花田菜々子 (ハナダ ナナコ) (著) 1979年東京都生まれ。書店員としてさまざまな本屋で20年ほど勤めたのち、現在は東京・高円寺で『蟹ブックス』を営む。著書に自身の実体験を綴った『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)など。 末井昭 (スエイ アキラ) (著) 1948年岡山県生まれ。工員、キャバレー、イラストレーターなどを経て、1975年にセルフ出版(現・白夜書房)設立に参加。編集者として『ウイークエンド・スーパー』『写真時代』『パチンコ必勝ガイド』など、15誌ほどの雑誌を創刊。退社後はエッセイストとして8冊の本を出す。著書『自殺』が第30回講談社エッセイ賞を受賞。親父バンド「ペーソス」のサックス担当。
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作家と本屋 | 平凡社編集部
¥2,200($14.02)
平凡社 2026年 ソフトカバー 280ページ B6変型判 - 内容紹介 - 本を買う愉しみ、幼い頃に通った本屋、古本屋めぐりの喜び……作家や書店主らによるエッセイ、漫画など47篇を紹介。大好評の「作家と〇〇」シリーズ第10弾。 【収録作品(掲載順)】 1 今日も、本を買う 千日前 川上弘美 「画家」改め「買書家」宣言 横尾忠則 本の話だとすぐ古本屋歩きのことになる 植草甚一 田端日記より 芥川龍之介 書を愛して書を持たずより 小川未明 本のない本屋 吉行淳之介 押入れの中の夢 山川直人 丸善と三越より 寺田寅彦 2 子どもの頃、あの本屋で 本屋さんさえあれば… 恩田陸 大いなる勘違い 千早茜 書棚の空きスペース 長野まゆみ 小さな島の本屋さん 湊かなえ 本屋さんの冒険 みうらじゅん 極上の迷宮 松岡正剛 薄暗い店で見たあざやかな赤い表紙 矢川澄子 3 古本の愉しみ 本場・大阪で出会えた大興奮の一冊 三浦しをん 古書音羽館 滝口悠生 古本屋さんとデモの関係 嶽本野ばら 古本屋の作法指南 岡崎武志 古本泣き笑い日記より 山本善行 古本のたのしみ 遠藤周作 古本屋の話 澁澤龍? ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記より グレゴリ青山 古本屋 上林暁 耽奇日録より 内堀弘 4 書店主との攻防 「不良少年入門」より この本を盗め 寺山修司 無口な書店さすらい人 荒俣宏 本屋のみつくろい 堀田善衞 赤本描きの思い出 手?治虫 ウットリ堂書店1 サイン会はしません 長嶋有 5 旅先の本屋にて ザ・ワールド・イズ・マイ・ブックストア 4 山崎まどか 書物の森を旅して 皆川博子 子どもの本屋さん 石井桃子 旅先での本屋 立原正秋 出会い─ジル・ドゥルーズ 大岡昇平 巴里の本屋 獅子文六 外国の書店さん 安野光雅 チェコ語知らずの古本屋巡り 南陀楼綾繁 6 本屋は居場所 書店は私も大好きだ 山崎ナオコーラ 混乱書店 穂村弘 あの頃のようには本を愛せなくなってしまった 又吉直樹 蟹ブ店番日記より pha 本屋さん 増田れい子 ある書店への感謝 池澤夏樹 丸善のおもいで 佐多稲子 されく 田尻久子 啓文堂書店桜上水店 島田潤一郎 著者略歴・出典
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旅食中毒記 | 熊谷 七恵
¥2,200($14.02)
書肆侃侃房 2026年 ソフトカバー 240ページ 四六判 - 内容紹介 - この星は、美味しいものであふれている ペルー、ドイツ、クロアチア、イラン…… 訪れた土地で恋した料理、その背景に流れる人々との記憶をたどる旅食エッセイ ---------- 塀をくぐると、軒下で若い女性がちょうどラヴァシュを焼いていた。美しい人だった。少しアンニュイな雰囲気、はっきりとした輪郭、奥ゆかしい顔立ち。生地を回し伸ばす仕草、クッションに張り付けていく動き、鉄板に叩きつける力強さ。流れるように繰り返される全ての瞬間が美しかった。そっとカメラを向けると、静かに微笑んで、そして焼き続ける。しばらく見惚れていると、奥から先ほどの男性がお茶を運んできてくれた。来訪者にお茶を出す文化はこんな生活資源の限られた山奥にも根付いているのか。 「バフティアリ族を訪ねて イラン」より - 目次 - はじめに 星空の上を歩く ボリビア アヒ・アマリージョの誘惑 ペルー エブリデイトマトパスタ スペイン だまされてマックーダ モロッコ カオソーイに恋して タイ 命がけの市場メシ タイ 草原のプリンス モンゴル 草原の教え モンゴル サンドイッチと夜明けのレアヒェ ドイツ プラハで楽しむ食堂グルメ チェコ アイバルのある生活 モンテネグロ クジラのツナサンド クロアチア 羊飼いの鍋 ハンガリー カレー革命 バングラデシュ バングラデシュ風どら焼き バングラデシュ 海辺の街を歩く ギリシャ オスマン帝国を食す トルコ バフティアリ族を訪ねて イラン 詩と哲学とフルーツ料理 イラン 番外編 モハメッド おわりに - 著者プロフィール - 熊谷七恵 (クマガイ ナナエ) (著) 1999年北海道生まれ。歯科医師、写真家、文筆家。大学在学中に一年間の食を記録したフォトエッセイを制作したことをきっかけに、食べることの意味、その背景にあるものについて考えはじめる。現在は食を通して世界を知るおもしろさを探究しながら活動の場を広げている。現地のものは何でも食べるがお腹がよわい。気がつくとカレーを食べている。本書が初の著書。
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それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗 | ブレイディ みかこ
¥1,760($11.22)
文藝春秋 2026年 ソフトカバー 272ページ 四六判 - 内容紹介 - 私たちが日々飲み込む言葉を解剖し、社会を紐解く。その鋭い警鐘に、背筋が伸びた。 ――小川彩佳(キャスター) 「名を正す」孔子の精神の実践書だ。正しく名指すことこそ、混乱した政治を解きほぐす道である。 ――國分功一郎(哲学者) 極中、クラス・シーリング、テクノ大衆、リマイグレーション…… 今、西洋で起きていることは、すぐそこにある日本の姿か? ・個は責任を問われ、為政者は説明責任を逃れる「責任格差」 ・イデオロギーを捨て、権力奪取を目的とする「極中」の倒錯 ・貧困層が“身の程を知る”よう呪われる「階級の天井」とは? ・テクノ領主たちが仕掛ける「プラットフォーム・ポリティクス」 ・「リマイグレーション」という名のソフトな民族浄化の正体……etc. 本書を書いているうちに、「リマイグレーション」のような恐ろしい言葉も取り上げざるを得ない状況になってきた。これは、白人以外の民族(移民、市民を問わず)を人種的祖先の地へ大量に送還するという意味の政治的なスローガンだ。民族浄化の「言い換え」と言われるこの表現は、欧州の極右勢力やトランプ政権が使うものだ。(…) 自分たちだけは、ここだけは大丈夫などということは、もうない時代なのだ。その覚悟をもってこの本を書いた。この本に出てくる言葉は、どの国でも語り始められ得る。それはどこでも起こり得るのだ。 ――「はじめに」より ベストセラー『他者の靴を履く』から5年―― 「個の力」(power of)を取り戻す革新の書!
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ねこかもいぬかも | 浅生 鴨
¥1,650($10.52)
ネコノス 2022年 ソフトカバー 176ページ 四六判 - 内容紹介 - 浅生鴨が「ほぼ日」の犬猫SNSアプリ「ドコノコ」で、2017年から5年にわたって毎日欠かさず執筆していた連載「ドコノコ放送局 編集部より」から、厳選した記事をひとまとめに。 ツイートよりも短い1日120文字で描かれるのは、ともに暮らすねこ社員たちとの現在進行形の面白エピソードから、かつて飼っていた犬や旅先で出会った小さな仲間たちとの思い出、そしてその時々の出来事や季節の移ろいに感じたことまで。 日記のようなエッセイのような、不思議な味わいのコラム集 猫や犬が幸せに暮らせる世の中は、人間にとっても幸せな世の中だ。なかなか手放しで幸せだとは言い切れない毎日だけれども、それでもせめて犬猫が安心して眠れる夜であって欲しいと思う。<まえがき・猫と犬と人の眠る夜 より> - 前書きなど - 猫と犬の写真だけが載るSNS。それがドコノコだ。 株式会社ほぼ日が運営するこのスマートフォン用アプリに僕はユーザーとしてだけではなく、なぜか開発にも関わっていて、最初の企画段階から数えればかれこれもう八年ほどのつきあいになる。 ユーザーに毎日このアプリを開いてもらうために、ちょっとしたコンテンツを提供しようと始められたのが「放送局」と名づけられたアプリ内のコーナーで、ここには日替わりでピックアップされた写真と短いコラムが掲載されている。 この本に収録されているのは、その「放送局」から抜粋したコラム群だ。一日あたりにすればわずか百二十文字のコラムなのだけれども、さすがに五年も書いていればそれなりの量になる。ページ数の都合上、そのぜんぶを載せることは無理だし似たような話も繰り返し出てくるから、その中からこれはと思うものを編集者に選んでもらうことにした。当然のことながら、アプリの使い方やストアの案内などドコノコを使っていない人にはわかりにくい話題は外している。 動物についてのあれこれを書くはずのコラムは、三百六十五日休むことなく書いていれば、もちろん書くことが思いつかない日だって出てくるから、暦の話になったり天気の話になったり、あるいは個人的な生活の話に逃げたりしながら、どうにか続けているうちにいつしか日記のようになっていた。 もともとまとまって書かれた長い文章ではなく、細切れになった百二十文字の塊を集めただけだから、これがどの程度読み物としておもしろいのかは、実は僕にもよくわからない。 けれどもその塊の列にずっと目を走らせていると、僕自身の五年がうっすらと溶け込んだ何かがあるようにも思えてくるから不思議だ。 本当に個人的なことばかりを書いているのだけれども、それでも多少は世の中の影響を受けているから、もしかするとこの本を手に取ってくださったあなたと僕とが同じことを考えた瞬間もあるかもしれない。 猫や犬が幸せに暮らせる世の中は、人間にとっても幸せな世の中だ。誰もが幸せだとはなかなか手放しで言い切れない毎日だけれども、それでもせめて猫犬が安心して眠れる夜であって欲しいと思う。 (まえがき「猫と犬と人の眠る夜」より抜粋) - 版元から一言 - 装画・挿画は、note連載「浅生鴨の短編三〇〇」にも挿絵を描いてくださっている、スミタ2022さん。かもの周りでゴロゴロしたり、いたずらを仕掛けたりするねこ、いぬたちの愛嬌たっぷりのイラストとともにお楽しみください。 - 著者プロフィール - 浅生鴨 (アソウカモ) (著) 作家、広告プランナー。1971年、神戸市生まれ。たいていのことは苦手。著書に『猫たちの色メガネ』(KADOKAWA)、『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』(左右社)、『あざらしのひと』(ネコノス)などがある。座右の銘は「棚からぼた餅」。最新作は『すべては一度きり』(左右社)。
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いつかたこぶねになる日 | 小津 夜景
¥693($4.42)
新潮社 2012年 中公文庫 ソフトカバー 256ページ 文庫判 縦151mm 横106mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 世界を愛することと、世界から解放されること――詩はこのふたつの矛盾した願いを叶えてくれる。南仏・ニース在住の俳人である著者は、海を空を眺めながら古今東西の先人たちの詩(うた)を日々の暮らしに織り交ぜて、新たなイメージの扉をしなやかにひらく……。杜甫、白居易、夏目漱石、徐志摩らの漢詩を優しく手繰り寄せて翻訳し、いつもの風景にあざやかな色彩を与える、全31編のエッセイ集。
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食べごしらえおままごと | 石牟礼 道子
¥748($4.77)
中央公論新社 2012年 中公文庫 ソフトカバー 176ページ 文庫判 - 内容紹介 - 父がつくったぶえんずし、獅子舞にさしだした鯛の身。土地に根ざした食と四季について、記憶を自在に行き来しながら多彩なことばでつづる。〈解説〉池澤夏樹
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随風01
¥1,980($12.62)
書肆imasu 2025年 ソフトカバー 162ページ A5判 縦148mm 横210mm - 内容紹介 - 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 - 目次 - 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
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随風02
¥1,980($12.62)
書肆imasu 2025年 ソフトカバー 162ページ A5判 縦148mm 横210mm - 内容紹介 - 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。 - 目次 - 巻頭随筆 宮崎智之 随筆特集 テーマ「好奇心」 アサノタカオ 磯上竜也 今井楓 オルタナ旧市街 清繭子 古賀及子 早乙女ぐりこ 杉森仁香 絶対に終電を逃さない女 西川タイジ 花田菜々子 pha 吉田棒一 わかしょ文庫 批評 柿内正午 佐々木敦 和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集していない編集者の編集後記 吉川浩満
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随風03
¥2,200($14.02)
書肆imasu 2026年 ソフトカバー 152ページ A5判 縦148mm 横210mm - 内容紹介 - 随筆復興を推進する文芸誌『随風』。 第3号は「学び」がテーマ。 くどうれいん、生湯葉シホ、佐川恭一、鯨庭らを執筆陣に迎える。 こだまをゲスト審査員に迎えた随筆新人賞も募集開始。 目次 巻頭随筆 宮崎智之 随筆特集 テーマ「学び」 碇雪恵 海猫沢めろん オルタナ旧市街 くどうれいん 鯨庭 佐川恭一 佐藤舞 惣田大海水 友田とん 生湯葉シホ 船張真太郎(ブタコヤブックス) まつさか ゆう(本屋ブーケ) 紀行文 早乙女ぐりこ 批評 随筆時評 柿内正午 佐峰存 高山京子 竹永知弘 随風賞募集 ゲスト審査員:こだま 編集していない編集者の編集後記 屋良朝哉(点滅社) 表紙イラスト 坂内拓
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急に具合が悪くなる | 宮野 真生子, 磯野 真穂
¥1,760($11.22)
晶文社 2019年 ソフトカバー 256ページ 四六判 縦188mm 横132mm 厚さ19mm - 内容紹介 - もし明日、急に重い病気になったら―― 見えない未来に立ち向かうすべての人に。 【濱口竜介監督 最新作】 映画『急に具合が悪くなる』 2026年6月19日全国公開 主演:ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒 第79回カンヌ国際映画祭 最優秀女優賞受賞! 哲学者と人類学者の間で交わされる 「病」をめぐる言葉の全力投球。 共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。 信頼と約束とそして勇気の物語。 もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのよう に死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き 合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を 築きますか? がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を 積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを 新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの 人生を賭けて交わした20通の往復書簡。 - 目次 - 1便:急に具合が悪くなる 2便:何がいまを照らすのか 3便:四連敗と代替療法 4便:周造さん 5便:不運と妖術 6便:転換とか、飛躍とか 7便:「お大事に」が使えない 8便:エースの仕事 9便:世界を抜けてラインを描け! 10便:ほんとうに、急に具合が悪くなる - 著者プロフィール - 宮野真生子 (ミヤノマキコ) (著) 福岡大学人文学部准教授。2000年、京都大学文学部文学科卒業。2007年、京都 大学大学院文学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。博士(人間科学)。 専門は日本哲学史。著書に『なぜ、私たちは恋をして生きるのか――「出会い」 と「恋愛」の近代日本精神史』(ナカニシヤ出版)、『出逢いのあわい――九 鬼周造における存在論理学と邂逅の倫理』(堀之内出版)、藤田尚志との共編 著に『愛・性・家族の哲学』(全3巻、ナカニシヤ出版)などがある。 磯野真穂 (イソノマホ) (著) 国際医療福祉大学大学院准教授。1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学 科卒業。オレゴン州立大学応用人類学研究科修士課程修了後、2010年、早稲田 大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文化人類学、医療人 類学。 著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』 (春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――いのちの守り人の人類学』(ち くま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリ マ―新書)などがある。
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女の日記 | 宇野 千代
¥825($5.26)
講談社 2026年 講談社文庫 ソフトカバー 304ページ 文庫判 - 内容紹介 - わずか十日の結婚生活、夫であり師でもあった尾崎士郎との日々、出会ったその日に同棲を始めた東郷青児との恋、二十五年を共にした北原武夫との別れ。四度の結婚、十一軒もの家を建て、入院中さえ人生を楽しんだ。愛し、別れ、迷いながらも自分らしく生き抜いた作家・宇野千代──。その生き方に触れる一冊。 「ゴシップガールの神にして 文学の女神」 ──山田詠美 瀬戸内寂聴による追悼文を収録。 - 著者プロフィール - 宇野 千代 (ウノ チヨ) (著) 1897年、山口県に生まれる。岩国高等女学校を卒業後、1921年に「脂粉の顔」を『時事新報』に応募し、作家活動を始める。野間文芸賞(57年)、女流文学賞(71年)、日本芸術院賞(72年)を受賞、勲三等瑞宝章受章(74年)、菊池寛賞(82年)を受賞。90年、文化功労者に選ばれる。主な作品に、『色ざんげ』『おはん』『或る一人の女の話』『生きて行く私』など。96年、逝去。勲二等瑞宝章追贈。
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猫もあなたを愛してる | gururi (編)
¥1,980($12.62)
信陽堂 2026年 ハードカバー 112ページ B6変形判 縦170mm 横116mm 厚さ11mm - 内容紹介 - わたしたちは 猫というお日さまと 暮らしている ひなたの匂いの八つの物語 東京・谷中、5坪ほどの店内に小さな声を大切に届ける本とコーヒーやお茶、猫モチーフの雑貨が並ぶ〈gururi〉。谷中界隈は路地に猫たちが行き来する町でもあり、いつしかお店には本と同じように猫を愛する人たちがつどうようになりました。 本書はgururiが発行するフリーペーパー「meguru」に寄せられた猫エッセイ8編を集めたアンソロジーです。猫それぞれの人づきあい、人それぞれの猫づきあい。小山内園子、カワダクニコ、北川史織、日下部由佳、こだま、丹治史彦、宮川真紀、渡辺愛知が寄稿。花松あゆみによる描き下ろしイラストも多数掲載。 - 目次 - 奴はア太郎 北川史織 猫と暮らして カワダクニコ 嚙みつきねこペーター 日下部由佳 猫の時間、猫との時間 小山内園子 名前を呼ぶ 渡辺愛知 袋小路の猫たち 丹治史彦 懐かない猫 こだま 猫と犬と人の人生 宮川真紀 装画・挿画 花松あゆみ 前書きなど 「おわりに」 韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年配信)のあるシーンに、こんなやりとりがあります。ウ・ヨンウに思いを寄せるイ・ジュノが、自分の好意は一方的でまるで猫を愛するようだと言うと、ウ・ヨンウは「“猫に片思い”という表現は不適切です。猫も飼い主を愛しています」と返します。 その台詞がずっと心に残っていました。 猫との暮らしは、こちらが一方的に愛しているようでいて、気がつけば猫からたくさんのものを受け取っている日々です。私の店 gururi で発行するフリーペーパー「meguru」に、猫のリレーエッセイのコーナーをと考えたとき、この台詞が思い浮かびました。「猫もあなたを愛してる」というコーナーはそうして生まれました。 gururiは2025年に立ち退きを迫られ、2026年7月に移転することになりました。移転の準備を進めて2025年の暮れ、ご近所の出版社、信陽堂の丹治さんが、このエッセイを本にしませんかと声をかけてくださいました。移転オープンのタイミングでこの本をお客さまに届けることがお店のこれからの力になればと。丹治さんの提案にエッセイの著者のみなさまが賛同して加筆してくださり、そして「meguru」の装画も手がけている花松あゆみさんが一編一編に挿絵を描いてくださいました。この本に関わってくださったみなさまに、そして、この本を手にとってくださったみなさまに、心より感謝いたします。 gururi 渡辺愛知 - 版元から一言 - わたしたちは 猫というお日さまと 暮らしている 人ぞれぞれの猫づきあいがあるように、猫ぞれぞれの人づきあいがあります。 8人の書き手が、それぞれの距離感、向き合い方で猫たちと過ごす時間をエッセイに残しました。本の中を猫たちが歩き回るようなイラストレーター花松あゆみさんの挿画とともに、ひなたの匂いの八つの物語を、是非お楽しみ下さい。 - 著者プロフィール - gururi (グルリ) (編) 2021年2月、コロナ禍の最中、谷中のへび道沿いにオープンした書店。 ある一人の架空の女性をイメージして、その人を思いながらお店をつくっている。5坪ほどの小さな店内には、本とコーヒーやお茶、猫モチーフの雑貨が並ぶ。 2025年夏、建物の老朽化を理由に立ち退きを求められ、2026年4月末にへび道の店舗を閉店。 2026年7月、根津駅に近い店舗に移転し、営業を再開する。
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お茶をどうぞ 向田邦子対談集 | 向田 邦子
¥990($6.31)
河出書房新社 2026年 河出文庫 ソフトカバー 280ページ 文庫判 - 内容紹介 - 聞き上手、話し上手。対談の名手と言われた向田邦子が黒柳徹子、森繁久彌など豪華ゲスト16人と語り合う。テレビと小説、おしゃれと食いしん坊、男の品定め。角田光代による解説を加えた新装版。 - 著者プロフィール - 向田 邦子 (ムコウダ クニコ) (著) 1929年東京生まれ。放送作家としてラジオ・テレビで活躍。「だいこんの花」「寺内貫太郎一家」等。80年に短篇小説「思い出トランプ」で直木賞を受賞したが、81年飛行機事故で急逝。著書に『父の詫び状』等。
