-
迷子手帳 | 穂村 弘
JPY 825(USD 5.22)
講談社 2026年 講談社文庫 ソフトカバー 224ページ 文庫判 - 内容紹介 - これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。 日常を迷う幸せを味わう、人気歌人による57篇のエッセイ。 クリスマスの夜、ゲームセンターで私と見知らぬ彼女だけがやっていたテレビゲーム。インコを肩にのせた神秘的な少年を夢見た頃。失敗だったなあと悔やんだ記憶。何故か見たくなる「さみしいもの」。明日は何が起きるかわからない、すべての「今」が運命の分岐点。猫の首の鈴の音に誘われるようにさまようエッセイ集。 - 著者プロフィール - 穂村 弘 (ホムラ ヒロシ) (著) 1962年、北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本翻訳など幅広い分野で活躍。2008年に短歌評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、2017年に『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年に歌集『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞。その他の著書に『ラインマーカーズ』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ぼくの短歌ノート』『彗星交叉点』『蛸足ノート』などがある。
-
ワスレモノ、サガシテマス | 川内有緒(著), コバヤシエツコ(絵)
JPY 2,420(USD 15.32)
山小屋ブックス 2026年 ハードカバー 248ページ A5変形判 縦205mm 横148mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 人生の忘れ物を探すように――。 『ロッコク・キッチン』『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』など、数々の話題のノンフィクションやエッセイを世に送り出してきた川内有緒の最新随筆集。 ”若い頃から忘却する力がすごい。 良いことも嫌なことも、感激した本も、好きだった人の顔も、いつの間にかぼんやりして、どこかの黒い穴にすーっと吸い込まれていく。 引っ越しや転職を繰り返し、過去を振り返らない落ち着きのない人生。だからこそ、穴の淵ぎりぎりの記憶の断片を拾い集めていこうと決めた――。” 人生という長い旅路の中で、日々出会う人や出来事。 ほんの一瞬でこぼれ落ちてゆく愛しいカケラ。 忘れそうで忘れたくない記憶を、人生の忘れ物を探すように週に一度書きとめた、季節とともにめぐる54編の随筆集です。 2024年12月から2025年12月まで、共同通信社より全国の新聞(静岡新聞、山形新聞、福井新聞、高知新聞ほか)に配信された1年間の人気連載に、書き下ろしを加えて書籍化しました。 初の著書『バリでメシを食う。』執筆のきっかけとなった、コバヤシエツコ(エツツ)とのパリでの出会いから15年――。 川内の小気味よいエッセイと、エツツが描く少し不思議で温かな絵が響き合う、ファン待望のコラボレーション作品です。 全ページフルカラー、手に取ると特別感のあるカラフルな上製本。 自分へのご褒美はもちろん、大切な人へのギフト・贈り物にも最適の一冊です。ドゥマゴ文学賞受賞後第一作。 - 目次 - 冬 部屋の記憶 結婚前夜の記憶 暗号の記憶 声の記憶 寒さの記憶 クリスマスの記憶 キツネの記憶 告白の記憶 算数の記憶 三月の記憶 歌の記憶 優しさの記憶 洋館の記憶 春 風の記憶 その子の記憶 海の記憶 集中力の記憶 波の記憶 死語の記憶 Tシャツの記憶 映像の記憶 タクシーの記憶 前世の記憶 飛行機雲の記憶 梅雨の記憶 夏 十五分間の記憶 夏至の記憶 裸の記憶 インターネットの記憶 恐怖の記憶 旅の記憶 その1 旅の記憶 その2 野菜の記憶 仕事の記憶 上書き保存の記憶 戦後の記憶 非武装地帯の記憶 苦い記憶 間一髪の記憶 秋 家具の記憶 知らない町の記憶 さよならの記憶 その1 さよならの記憶 その2 ジョンの記憶 悪夢の記憶 手紙の記憶 夢占いの記憶 故郷の記憶 厚かましさの記憶 カレーの記憶 会話の記憶 きょてえ記憶 Y字路の記憶 忘れ物の記憶 あとがき(川内有緒) 魚の記憶ーあとがきにかえてー(コバヤシエツコ) - 前書きなど - 若い頃から忘却する力がすごい。良いことも嫌なことも、感激した本も、好きだった人の顔も、いつの間にかぼんやりしてゆき、どこかの黒い穴にすーっと吸い込まれていく。 落ち着きのない人生で、アメリカやフランスに暮らし、転職や引っ越しを繰り返したせいかも。または過去を振り返らない性格のせいか。 ということで、忘れそうで忘れたくない、穴の淵ぎりぎりの記憶の断片を拾い集めていこうと決めた。一週間に一度、その日に憶えていたいと感じたこと、もしくはたまたま思い出したことを書いていく。 人生の忘れ物を探すように。 版元から一言 パリ在住の画家/アーティストのコバヤシエツコと、ノンフィクション作家の川内有緒の待望のコラボレーションが実現しました。 川内有緒が本を書いて生きていくきっかけになったアーティストが、コバヤシエツコです。 東京・恵比寿にあるgallery and shop 山小屋では、毎年コバヤシエツコの個展を開催してきており、二人が新聞連載をしていた時から、連載を書籍化するならば山小屋ブックスから出したいという思いを温めてきました。 人生のなかでおこる奇妙な出来事、特別な瞬間、名付けようのない感情、日常を通り過ぎていく喜びも悲しみも。季節をめぐるようにして書き留められた「記憶のカケラ」とそこからインスピレーションを受けた不思議な絵の数々を上製本にまとめました。 読者の方々にとって、ずっとそばに置いておきたい本になれば嬉しいです。ぜひお楽しみください。 - 著者プロフィール - 川内有緒 (カワウチアリオ) (著) アメリカ、南米、フランス、日本を転々としながら十二年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。現在は、東京を拠点にノンフィクション書籍、旅行記、エッセイなどを執筆。初の著書は『パリでメシを食う。』(幻冬舎文庫)で、その執筆のきっかけとなったのがコバヤシエツコとの出会いだった。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 でYahoo! ニュース│本屋大賞ノンフィクション本大賞、『ロッコク・キッチン』で第35回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。ドキュメンタリー映画の共同監督も務める。 コバヤシエツコ (コバヤシエツコ) (絵) 長野県生まれ。通称「エツツ」。2001年に渡仏し、パリの芸術家スクワット「59 Rivoli」を拠点に絵を描き始める。その後、来場者の目にとまりフランス、イギリス、アメリカのギャラリーで個展を開催。作品に登場する不可思議な動物や人物、扉や階段は見るものの記憶や無意識の世界と繋がり、想像力を呼び覚ます。岡山の美咲町芸術祭へ三度招聘され、壁画を制作。東京のgallery and shop 山小屋にて十年間、毎年個展を開く。アーティストのブルーノ・デュモンと様々な小屋作品に住む暮らしの中で制作を続け、25年にわたりパリを拠点に作品を発表している。Instagram @etsutsutsu4649
-
猫のいる家にまだいたい | 仁尾智(著), 小泉さよ(絵)
JPY 1,650(USD 10.45)
辰巳出版 2026年 ソフトカバー 112ページ A5判 - 内容紹介 - ロングセラーの短歌エッセイ集、待望の第2弾 老猫と過ごす穏やかな時間、コロナ禍の不安、闘病を経ての別れ、ミルクから育てた子猫の成長記録、保護猫を送り出した後の嬉しさと寂しさが入り混じる気持ち――。猫歌人・仁尾智さんの初著書『猫のいる家に帰りたい』刊行から6年の間に起きたさまざまな出来事を短歌とエッセイで綴ります。仁尾さん撮影の写真も多数収録し、前作よりもいっそう深く、猫とともに生きてきた時間の重なりが感じられる一冊。人気イラストレーター・小泉さよさんの温もりあふれる色鉛筆画が、本書をやさしく彩ります。 ■プロフィール 仁尾 智(にお・さとる) 猫歌人。1999年に五行歌を作り始める。2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始める。猫たちと妻と同居中。『猫びより』にて「猫のいる家に帰りたい」、『ネコまる』にて「猫の短歌」を連載中。著書に『猫のいる家に帰りたい』『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』(辰巳出版)、『仁尾智猫短歌集 いまから猫のはなしをします』(エムディエヌコーポレーション)、『また猫と 猫の挽歌集』(雷鳥社)、『猫と写真と短歌と僕と』(ONDORI)。 小泉さよ(こいずみ・さよ) おもに猫を描くイラストレーター。東京芸術大学卒業、同大学院修了。著書に『猫ぱんち―二匹の猫との暮らし―』『和の暮らし』『さよなら、ちょうじろう。』(KKベストセラーズ)、『もっと猫と仲良くなろう!』『うちの猫を描こう!』(KADOKAWA)、『ねこの描き方れんしゅう帖』(日東書院本社)など。共著に『猫のいる家に帰りたい』『これから猫を飼う人に伝えいたい11のこと』(辰巳出版)など。その他、書籍や雑誌、文具等にイラスト掲載多数。個展等開催多数。
-
歌わないキビタキ 山庭の自然誌 | 梨木 香歩
JPY 990(USD 6.27)
毎日新聞出版 2026年 毎日文庫 ソフトカバー 288ページ 文庫判 - 内容紹介 - とめどなく流浪する生命。 自然の連関からしたたり落ちる言葉が、新たな〈人の道〉を切り拓く。 深く五感に響き渡るエッセイ。 コロナ禍、闘病、母親の介護。激変した日常にあっても八ケ岳の山小屋、故郷鹿児島、東京の自宅で巡る季節のなか、とめどなく流浪する生命との邂逅から人の歩むべき道を思索する。 深く五感に染み渡る珠玉のエッセイシリーズ第2集の文庫化。 日曜版&サンデー毎日連載 2020年6月~2023年3月掲載分を収録。 【目次】 ◇第一章 個性は消えない/バランスを視ること/うつくしい保険 ◇第二章 鉄人の日々/群れにいると見えないこと/半返し縫いの日々/アマチュアの心 ◇第三章 長い間、気づかずにいたこと/自然界では一つとして同じ存在はないということ/森の道 人の道 ◇第四章 晩秋と初冬の間/敗者の明日/準備はできつつある/雪が融け 水が温み ◇第五章 失ったものと得たもの/滴るように伝わる/目的は、「変化」そのもの、なのか ◇第六章 歌わないキビタキ/秋はかなしき/あるべきようは - 著者プロフィール - 梨木 香歩 (ナシキカホ) (著) 1959年生まれ。小説に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『丹生都比売』『裏庭』『家守綺譚』『沼地のある森を抜けて』『f植物園の巣穴』『ピスタチオ』『僕は、そして僕たちはどう 生きるか』『雪と珊瑚と』『冬虫夏草』『海うそ』『椿宿の辺りに』など。エッセイに『春になったら莓を摘みに』『水辺にて』『渡りの足跡』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋』『やがて満ちてくる光の』『ここに物語が』など。
-
ジブンの世界はジンブンでできている ―わかったことしか書かない哲学者×「研究」に興味がない考古学者×悩めるフィクション研究者― | 梶谷真司, 折茂克哉, 岡田進之介, ジブンジンブン編集部(編)
JPY 1,980(USD 12.53)
ジブンジンブン 2025年 ソフトカバー 四六判 - 内容紹介 - こんな「学び」もあったんだ! あなたの世界の見方を変える、人文学の世界へようこそ。 自分は、何に興味があるんだろう? 学びたい気持ちはあるけど、何から手をつけたらいいんだろう? 自分ならではの視点で世界をとらえなおす「人文学」の研究者たちに話を聞いてみたら、寄り道・偶然・紆余曲折だらけの旅路が見えてきた! 進路に迷う中高生のあなたにも、何かを学びたいと思い始めた社会人のあなたにも。読めば明日から「ジブンごと」探しを始めたくなる、まったく新しい「人文学」入門が誕生。三人のはみだし人文系研究者たちの濃厚インタビュー&対談集! ■本書に登場する研究者たち 梶谷真司:わかったことしか書かない哲学者。大学で研究するだけでなく、学校や地域で「共創哲学」に取り組んでいる 折茂克哉:「研究」に興味がない考古学者。大学附属の博物館で、美術・農学・地学などの幅広い展覧会づくりに携わる 岡田進之介:悩めるフィクション研究者。大学院の博士課程で、映画などのフィクションを主な題材に、分析美学を研究 ■もくじ ・まえがき ・第一部 わかったことしか書かない哲学者 授業を取らない学部生時代/シュミッツとの出会いと「分かる」体験/あらゆる分野で初学者だった ほか ・第二部 「研究」に興味がない考古学者 考古学者としてのキャリア/博物館のお仕事/好きなことでは生きていかない ほか ・第三部 哲学者と考古学者がフィクションについて考えてみた 発泡酒と韓国ドラマ/俺の感情を雑に扱うな/「あれ?このつまんない映画、前にも観たな」/無音のサメは怖くない/「かっこいい」と「正しい」は似ている/七年目の新発見「自分、ハイデガー好きじゃなかったんだ」/SF少年、考古学を志す/人文学は一人でできる ほか ・あとがき ・ブックリスト ■ジブンジンブン編集部について 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学のおもしろさを発信するプロジェクト。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。メンバーの大学卒業・就職を経て、2025年から出版社としての活動を本格始動。コンテンツやワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。 - 目次 - ■もくじ ・まえがき ・第一部 わかったことしか書かない哲学者 授業を取らない学部生時代/シュミッツとの出会いと「分かる」体験/あらゆる分野で初学者だった ほか ・第二部 「研究」に興味がない考古学者 考古学者としてのキャリア/博物館のお仕事/好きなことでは生きていかない ほか ・第三部 哲学者と考古学者がフィクションについて考えてみた 発泡酒と韓国ドラマ/俺の感情を雑に扱うな/「あれ?このつまんない映画、前にも観たな」/無音のサメは怖くない/「かっこいい」と「正しい」は似ている/七年目の新発見「自分、ハイデガー好きじゃなかったんだ」/SF少年、考古学を志す/人文学は一人でできる ほか ・あとがき ・ブックリスト - 著者プロフィール - 梶谷真司 (カジタニシンジ) (著) 東京大学大学院総合文化研究科教授。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。専門は哲学、医療史、比較文化。近年は学校や企業、地域コミュニティなどで「共に考える場」を作る活動を行い、いろんな人が共同で思考を作り上げていく「共創哲学」という新しいジャンルを追求している。近著に『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎、二〇一八年)、『書くとはどういうことか 人生を変える文章教室』(飛鳥新社、二〇二二年)、『問うとはどういうことか 人間的に生きるための思考のレッスン』(大和書房、二〇二三年)がある。 折茂克哉 (オリモカツヤ) (著) 一九九三年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。一九九七~一九九九年ロシア科学アカデミーサンクトペテルブルグ物質文化史研究所研究生。二〇〇二年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻考古学コース博士課程後期修了(博士(歴史学))。二〇〇二年六月東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻学術研究支援員、同年十月國學院大學21世紀COEプログラム研究員。二〇〇三年東京大学教養学部美術博物館教務補佐員を経て、二〇〇四年より東京大学大学院総合文化研究科・教養学部駒場博物館に勤務(助教)。専門は博物館学、先史考古学。 岡田進之介 (オカダシンノスケ) (著) 二〇一九年東京大学文学部言語文化学科現代文芸論専修卒業。二〇二一年東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専修修士課程卒業(修士(文学))。現在同専修博士後期課程所属。二〇二一年十月~二〇二四年三月、国立研究開発法人科学技術振興機構 次世代研究者挑戦的研究プログラムプログラム生。専門は現代英米圏の美学のフィクション論・物語論。 ジブンジンブン編集部 (ジブンジンブンヘンシュウブ) (編) 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学のおもしろさを発信するプロジェクト。 2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。 メンバーの大学卒業・就職を経て、出版社としての活動を本格始動。コンテンツやワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。
-
捨てた紙、捨てられない紙 | スズキナオ
JPY 2,200(USD 13.93)
和久田書房 2026年 ソフトカバー 272ぺージ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 「なんでこんなものまで取ってあるんだよ!」と、過去の自分に対して腹が立つほど、各時代の自分が捨てられずに残してきた紙たちが部屋のあちこちから現れる。どうして捨てられないのだろう……膨大な量の紙を見つめて、改めてそれら一枚一枚に対する思い入れを文字にしてみようと思ったーー(はじめに「捨てられない紙に囲まれて」より) 誰もが家のどこかにある〝捨てられない紙〟。そこに浮かび上がるのは、ささやかな日々の記録、今はもうない店や場所、家族や友人との時間……それらを乾いたユーモアと柔らかな愛をたたえた視点で炙り出す珠玉のエッセイ。なんでもないような日常や、旅、酒、店、音楽、そしてあまり語られなかった幼少期や学生時代のこと……。図らずもスズキナオの集大成的な一冊になりました。 - 目次 - はじめに ーー捨てられない紙に囲まれて 第一章 なくなった場所の紙 第二章 家族の紙 第三章 自分を思い出す紙 第四章 うれしい紙 第五章 よくわからない紙 捨てた紙 ーーあとがきに代えて - 著者プロフィール - スズキナオ (スズキナオ) (著) 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。ウェブサイト『デイリーポータルZ』などを中心にエッセイやコラムを執筆。著書に『家から5分の旅館に泊まる』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版』『新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く』(以上、太田出版)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)、『「それから」の大阪』(集英社新書)、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』(新潮社)、『ずっとあった店』シリーズ(ことさら出版)など多数。酒場ライター・パリッコとの共著に『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『そこそこでいいんだよ 「酒のほそ道」の名言』(太田出版)ほか、古賀及子との共著に『文通 答えのない答え合わせ 』(シカク出版)などがある。人力テクノラップバンド「チミドロ」のメンバーであり、シンガーソングライターbutajiとのユニット「遠い街」など音楽活動も行う。
-
屁理屈と哲学 | 小川 哲
JPY 1,320(USD 8.36)
集英社 2026年 ソフトカバー 192ぺージ 新書判 縦176mm 横112mm 厚さ15mm - 内容紹介 - 精選した123のパンチライン・格言(アフォリズム)・寓話・断片などから構成される、反=自己啓発の書。 大ヒット『言語化するための小説思考』に続き、手に取りやすい新書サイズで刊行! 【収録内容】 ■東京大学理科一類から文転・博士課程中退を経て直木賞作家になった著者が、二十代で得た知見と思想 ■東大大学院の修士論文で、最新AIの課題にも通じる「チューリング論」の一部抜粋 ■直木賞受賞作にあえて収録しなかった幻の未発表原稿 ■SNSで凄まじいバズを起こし、ネットミームにまでなった一節《「東京」というゲームが存在する》と、その炎上への考え ■様々な賞を受賞した大作&傑作のエッセンスを堪能できる、パンチラインの抜粋……etc. デビュー前から現在まで、小川哲が書いてきたあらゆる文章を、リミックス/マッシュアップした、前代未聞の哲学的断片集。 【目次】 一、「東京」というゲームが存在する。 (=ゲームに関する23の断片) 二、現代は「メンタル神経」の時代である。 (=屁理屈に関する19の断片) 三、哲学者は三つの旅をする。 (=哲学に関する16の断片) 四、嘘はナイフだ。 (=嘘と神に関する18の断片) 五、いつか君たちは大人になる。大人になれば私のことは忘れる。 (=記憶と時間に関する22の断片) 六、どうしてSF作家は未来を予測できないのか。 (=SFと作家に関する25の断片) ○あとがき たかだか数百キロバイトの文字情報から、読者が豊かな世界を感じとり、およそ言語では表現できないような感動をする。そんなことが可能になるのは、読者がそれぞれの豊かな人生を歩んできたからだ。有限な文字の並びの中に自分の人生を投影し、無限の世界を誤読する――それこそが文章を読む喜びであるとも言える。 本書は言わば、「小川哲、切り抜き集」「小川哲、名場面集」「小川哲、最高の瞬間」「小川哲、神回集」みたいなものだ。 (「あとがき」より) 【プロフィール】 小川哲 (おがわ・さとし) 1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、翌年同作で第168回直木三十五賞を受賞。同年『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞。他の著作に『嘘と正典』、『君が手にするはずだった黄金について』、『スメラミシング』などがある。
-
本屋は回る | 五味 太郎, 増田 喜昭
JPY 2,420(USD 15.32)
岩波書店 2026年 ソフトカバー 230ぺージ 四六判 縦188mm 横129mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 三重県四日市市にある子どもの本専門店メリーゴーランドが、50周年を迎えます。本をまんなかに、さまざまな人たちとつながってきた店主・増田喜昭に、絵本作家・五味太郎がインタヴュー! 絵本、児童文学、子ども、社会……縦横無尽に語りあいます。河合隼雄、谷川俊太郎と増田の対話、あべ弘士、江國香織からの応援トークも収録。 - 目次 - はじめに 本屋はつなぐ1 五味太郎×増田喜昭 思いつく人 ウロウロしていた頃の風景 田んぼからメリーゴーランド 運命づけられた出会い 好きな本だけを売ることで、批評している 面白い本を!という情熱 メリーゴーランドが回りはじめた頃 増田喜昭 本屋はつなぐ2 五味太郎×増田喜昭 子どもの本という存在について 本は立体物。絵本は総合デザイン。 メルヘンハウス・メリーゴーランド・クレヨンハウス 五味太郎の絵本 絵本もこれから、本屋もこれからが面白い 本を読むということ 本は夢みる 河合隼雄×増田喜昭 コラム メリーゴーランド勝手に応援団(1) 江國香織「気がつくと、巻き込まれている」 本屋はつなぐ3 五味太郎×増田喜昭 生まれたときから、オレはオレ 友人の死 プラットフォーム 自分の理由 アイデンティティ 孤独について 本は湧きでる 谷川俊太郎×増田喜昭 コラム メリーゴーランド勝手に応援団(2) あべ弘士「増田は、突然やって来た」 本屋はつなぐ4 五味太郎×増田喜昭 タイムレスクラシック ノンポリ 無形のかたち 女性活躍社会なんて言うまでもなく 大人がかっこよくなくちゃ! 風通し ガルシア・マルケスには触りたかった 人生は楽しいんだよ メリーゴーランドを回してくれた人たちのこと 増田喜昭 おわりに 付 録 “ひげのおっさん”こと、増田喜昭のおすすめ本 70選. - 著者プロフィール - 五味 太郎 (ゴミ タロウ) (著) (1945-)東京都生まれ。絵本作家。工業デザインの世界から絵本を中心とした創作活動に入る。1973年以来、400タイトル超の著作を発表、海外でも30か国以上で翻訳出版されている。ボローニャ国際絵本原画展賞をはじめ、国内外でさまざまな賞を受賞。代表作に『きんぎょが にげた』『みんな うんち』(福音館書店)、『言葉図鑑』(偕成社)、『さる・るるる』(絵本館)、『ことわざ絵本』(岩崎書店)、『らくがき絵本』(ブロンズ新社)、『大人問題』(講談社)など。 増田 喜昭 (マスダ ヨシアキ) (著) (1950-)三重県生まれ。1976年、子どもの本専門店メリーゴーランドを四日市に開く。第一線で活躍する作家・画家・編集者などを招いたレクチャーや、プロの絵本作家・童話作家の養成ワークショップ「絵本塾」「童話塾」を主宰。2007年、京都の四条河原町に京都店を開店。新聞、雑誌のコラムの執筆、テレビ、ラジオでの本の紹介、各地での講演会など、子どもの本の普及に力を注ぐ。著書に『子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド』(晶文社)、『えほん・絵本・134冊――子どもと大人をつなぐ。』(新田新一郎編、Gakken)など。
-
料理たのしくなる相談室 | 上田 淳子
JPY 1,980(USD 12.53)
光文社 2026年 ソフトカバー 192ぺージ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 料理研究家 上田淳子の人気番組「料理楽しくなる相談室」(ポッドキャスト)から生まれた、料理の知識が詰まった本。料理につまずいた世の中の生の声に上田淳子が経験に基づきセキララに答える。いまさら聞けないけど、知っていると料理が段違いにスムーズになる実用的な内容から、上田淳子の料理人生で見てきた楽しい景色やクスリと笑える話まで、ご紹介します。実際に作ってほしい、選りすぐりのレシピもお教えします。
-
帳の向こう | 國分 功一郎, 若林 正恭
JPY 1,870(USD 11.84)
文藝春秋 2026年 ソフトカバー 240ぺージ 四六変型判 - 内容紹介 - オードリーの若林正恭さんがもっとも話したい相手は、哲学者の國分功一郎さんだった。 「目的と手段」の社会は終わりつつある? 資本主義の魔物に、どう立ち向かえばいい? 現代で「快適」を求めるには、勇気が必要? 二人が語り合った、現代への違和感のすべて。 - 目次 - まえがき──どういうわけだか分からないが人間的な精神の仕組みに抗うことになってしまい…… 國分功一郎 1 真犯人を捜して生きている 2 目的もなく遊び続けろ 3 ビッグモーター化する世界の中で 4 やっとみんな疲れてきた 5 ネオリベの帳を越えて あとがき 若林正恭
-
世界カタコト辞典 | 開高 健(著), 小田 実(著)
JPY 1,760(USD 11.14)
白水社 2026年 白水Uブックス/外国語のポケット ソフトカバー 256ぺージ 新書判 - 内容紹介 - 世界中を旅して集めたカタコトの数々 芥川賞作家・鈴木結生氏推薦!本書は、開高健・小田実という稀代の旅作家=風来坊の二人が、地球の上をブンブン飛び回って集めた〝カタコト〟の結晶である。英仏独中は勿論、チェコ、ヘブライ、デンマーク語まで全18言語・63単語を道連れに、読者である我々もまたO(小田実)・K(開高健)コンビと共に世界一周をすることになる。そこで我々は知らない酒を飲み、独立運動に参加し、人類の悲惨な記憶とも向き合うことになるだろうが、最後はきっと二人と一緒にこう呟いているはずだ。「ほんとに言葉っておもしろいね」 世界各地を旅するなかで出合ったことばについて、ふたりの作家がそれぞれの記憶をさかのぼる。アササン(暗殺者)からはじまる辞典形式のエッセイ。復刊を求める声が多く、長らく入手困難な一冊を新書判でお届けする。解説は黒田龍之助氏。白水Uブックス新レーベル「外国語のポケット」第2回配本。 - 著者プロフィール - 開高 健 (カイコウ タケシ) (著) 1930.12.30 - 1989.12.9 大阪生まれ。大阪市立大学法文学部卒業。1958年、『裸の王様』で芥川賞受賞。その後、『日本三文オペラ』『流亡記』など、話題作を発表。1964~1965年、朝日新聞特派員として戦地のべトナムに赴く。この体験をもとに、1969年、『輝ける闇』、1971年、『夏の闇』を発表。1978年、『玉、砕ける』で川端康成賞、1986年、自伝的長編『耳の物語』で日本文学大賞を受賞。『開高健全集』全22巻(新潮社刊)。 小田 実 (オダ マコト) (著) 1932.6.2 - 2007.7.30 大阪生まれ。東京大学言語学科卒業。1951年、小説『明後日の手記』で作家デビュー。1961年、ハーバード大学留学とその後の世界旅行の記録『何でも見てやろう』を刊行。1965年からベトナム戦争終結まで、「ベトナムに平和を!市民連合」の中心的存在として活躍。1988年、『HIROSHIMA』でロータス賞、1997年、『「アボジ」を踏む』で川端康成文学賞を受賞。『小田実全集』全82巻(講談社刊)。
-
本のある場所を訪ねて | 南陀楼綾繁
JPY 2,420(USD 15.32)
教育評論社 2026年 ソフトカバー 288ぺージ 四六変型判 縦180mm 横130mm 厚さ23mm - 内容紹介 - 業種を超えて、本でつながる 独立系書店、まちの本屋、小規模出版社、地方出版、そのほかの本に関する動きなど。 “本のある場所”を訪ね歩き、その地域に生きる人たちの声を聞く――7年にわたる記録 ひとつの地域にある新刊書店、古書店、出版社、図書館、そして著者、編集者、読者、ZINEやミニコミの発行者など、本に関わる動きや人をできる限り広く見ていく。そうすることによって、地図を描くように、その地域の「本のある場所」の姿が浮かび上がってくるのではないか。私は、その動きに関わる人たちを、いっそのこと、まとめて「本屋さん」と呼びたい気持ちにも駆られる。そこには、本をめぐるビオトープ(生態系)が息づいている。 出版業界はいま大きな岐路に立っている。出版社の売上げの減少は止まらず、老舗と呼ばれる書店が閉店する。今後も出版業界はこれまで以上に縮小していかざるを得ないだろう。 ただ、出版「業界」だけで見ると悲観的な話になりがちだが、商業ベースには乗らない動きも含めて、本の力はまだ衰えてはいない。それがこの20年、各地の「本のある場所」を訪ねてきた私の印象であり、願いでもある。 本書には、そんな私の「本のある場所」探訪の旅の一環として、2019年から2025年まで、出版業界紙『新文化』に執筆した書店と出版社に関する記事を収録した。 (中略) 本文のデータは取材時のままとし、その後の変化などは「南陀楼’s voice」として追記した。第2章に収録した〈サンブックス浜田山〉が閉店した旨を、追記で書かざるを得なかったことは非常に残念だ。第3章と第4章には、その出版社の刊行物から私が選ぶ「この1冊」を入れた。 また、書店に関する章を総括する意味で、〈BOOKS青いカバ〉の小国貴司さんへのインタビューを新規に行なった。出版社に関する章には、「里山社」の清田麻衣子さんへのインタビューを加えた。 数多い「本のある場所」のほんの一部ではあるが、魅力的な人たちによる多様な動きがあることを感じていただければ嬉しい。 (「はじめに」より抜粋) - 目次 - はじめに 第1章 独立系書店――始めるたのしさと続ける難しさ 【特別インタビュー】「本屋と読者の未来を考える」BOOKS青いカバ・小国貴司さん 第2章 まちの本屋――日々の積み重ねと変化 第3章 小規模出版社――小さいからこそ出せる本がある 【特別インタビュー】「長く読まれる本をつくる」里山社 ・清田麻衣子さん 第4章 地方出版――ここで暮らしながら本をつくる 第5章 本のビオトープ――本を残し、次代に伝える おわりに - 著者プロフィール - 南陀楼綾繁 (ナンダロウアヤシゲ) (著) 1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。 「不忍ブックストリート」前代表。「石巻まちの本棚」の立ち上げにも関わる。 著書に『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』、『古本マニア採集帖』、『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』(以上、皓星社)、『「本」とともに地域で生きる』(大正大学出版会)、編著『中央線小説傑作選』『中央線随筆傑作選』(中公文庫)ほか。
-
語学の天才まで1億光年 | 高野 秀行
JPY 1,210(USD 7.66)
集英社 2026年 集英社文庫 ソフトカバー 456ぺージ 文庫判 縦152mm 横105mm 厚さ19mm - 内容紹介 - 語学は魔法の剣! 学んだ言語は25以上! の辺境ノンフィクション作家による、超ド級・語学青春記。 自身の「言語体験」に基づき、「言語」を深く楽しく考察。自動翻訳時代の語学の意味を問う。 さらにネイティヴに習う、テキストを自作するなどユニークな学習法も披露。語学上達のためのヒントが満載。 そしてコンゴの怪獣やアマゾンの幻覚剤探し、アヘン栽培体験などの仰天エピソードにおける語学についても語られる。『幻獣ムベンベを追え』から『アヘン王国潜入記』まで、高野作品の舞台裏も次々と登場。 インドで身ぐるみはがされたせいで、英語が上達、暗黒舞踏家のフランス人女性に生きたフランス語を学び、コンゴでリンガラ語を話してウケまくる。 コンゴでの「語学ビッグバン」体験により、語学の面白さに目覚め、以後、現地を訪れる際に必ずその言語を学ぶ言語オタクと化した著者。 辺境の言語で辞書もテキストもない場合は、ネイティヴを探して学び、文法の法則は自分で見つける。 現地で適当に振り回すと、開かずの扉が開くこともある語学は「魔法の剣」だという著者。地域や人々を深く知る上で、語学がいかに有効な手段であるかも綴られる。 著者自作の地図や図版を多数掲載。各国、民族の言語観や、言語同士の相関をわかりやすく解説。知的好奇心が満たされるとともに、破天荒で自由な著者の青春記を堪能できる一冊。 言語愛あふれるエピローグも感動的。 【目次より抜粋】 第一章 語学ビッグバン前夜(インド篇) ・奈落の底で語学の真実に開眼 第二章 怪獣探検と語学ビッグバン(アフリカ篇) ・ゴジラ襲来 ・民族語の世界とムベンベの正体 第三章 ロマンス諸語との闘い(ヨーロッパ・南米篇) ・イタリア語との初対決デスマッチ ・スペイン語は”平安京言語“ ・魔術的リアリズムの旅 第四章 ゴールデン・トライアングルの多言語世界(東南アジア篇) ・みんなが満足! マンガ学習法 ・麻薬王のアジトでシャン語に出会う 第五章 世界で最も不思議な「国」の言語(中国・ワ州篇) ・言語のノリと中国語の衝撃 ・「こんにちは」も「ありがとう」もない世界 高野秀行(たかのひでゆき) ノンフィクション作家。1966年、東京都生まれ。 ポリシーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。 『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で酒飲み書店員大賞を、『謎の独立国家ソマリランド』(集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞等を受賞。著書に『幻のアフリカ納豆を追え!』(新潮社)など多数。歴史家・清水克行との共著に『世界の辺境とハードボイルド室町時代』(集英社インターナショナル)(集英社文庫)などがある。
-
赤いするめ、黒いするめ | 平松 洋子
JPY 858(USD 5.43)
文藝春秋 2026年 文春文庫 ソフトカバー 256ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 【ピカリと閃いたら、即、実行! 工夫とアイディア満載の食のエッセイ!】 ・昭和の道具「卵カッター」がすごいのは、●●●までやってのけるところ。 (➡答えは本文に!) ・カドがとれたお酢サマが、しゃきしゃきのもやし炒めの味を高め、箸が止まらない…。 ・これがあるだけで安心「元気玉」の超簡単レシピ! (「納豆+梅干し+ごま+ちりめんじゃこ+紫蘇の実+刻み昆布+海苔」を丼に入れ、しつこくぐるぐるかき回す!) ・いつも切らさないようにしている栄養満点の野菜は? ・湿気た海苔を見事に救済する方法。 【1章 梅騒ぎ/2章 どら焼きと酒/3章 ひさしぶりのパリ/4章 赤いするめ、黒いするめ】 あまりに夏が暑くて炎天の下、ピカリと閃いた。 干物を作ってみようか。 いざ、魚を開いて干したそのお味は…? 切り干し大根の実力に信頼を寄せ、卵カッターの有能さに驚く。 キッチンでは庭で育てたレモングラスを料理に活用、 叩きレンコンの素揚げを愛す。 アイデア満載、好奇心と行動力が抜群の食のエッセイ! 【解説・島田雅彦――飢餓の時代前夜の賢い食卓】
-
中央線随筆傑作選 | 南陀楼綾繁(著)
JPY 990(USD 6.27)
中央公論新社 2024年 中公文庫 ソフトカバー 288ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 御茶ノ水、四谷、新宿、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、三鷹、国立……。中央線の路線・駅を舞台に、選び抜かれた42編のエッセイ。車窓から人生の断面が浮かび上がる。好評『中央線小説傑作選』の姉妹編。 「江戸と武蔵野が混ざる」(ねじめ正一)「中央線」(赤瀬川原平)「黄金の中央沿線」(種村季弘)「わが街わが友」(唐十郎)「阿佐谷村の午後」(永島慎二)「一九八二年のタイム・スリップ」(友部正人)「御茶ノ水暮色」(出口裕弘)など、全43編。文庫オリジナル。 - 著者プロフィール - 南陀楼綾繁 (ナンダロウアヤシゲ) (著) 一九六七年島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒、明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など本に関することならなんでも追いかける。二〇〇五年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる。著書に『一箱古本市の歩きかた』『谷根千ちいさなお店散歩』『小説検定』『ほんほん本の旅あるき』『町を歩いて本のなかへ』『蒐める人』『古本マニア採集帖』など。
-
夜の太鼓 新版 | 石垣 りん
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 「私の住居は六畳一間に四畳半ほどのキッチンとやら。そのキッチンの棚、卓上、椅子も一つだけを残し、すべて印刷物の占領下にある。」長く家族を養った先で、ついに手にした自分の部屋での自分の暮し。生きる限りは鼓動が続く。傷の記憶も世の不合理も消えずとも、人と話し、ものを食べ、地を歩き、故郷とかつての日々をおもう。戦火をくぐって時代に臨んだ詩人の名随筆集。 解説 蜂飼耳 カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) カバー画 いぬいかずと - 目次 - Ⅰ 花いちもんめ 時の名称/しつけ糸/会社をやめたら/絵柄人柄/雪谷/気になったことふたつ 他 Ⅱ その角の向うに 運動会の空/籠の鳥/美顔/冬の案山子/梅が咲きました/子供一同/一粒の米も、私も 他 Ⅲ 松崎 「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」の頃/自作について/私の名前/思い出が着ている/悲しみと同量の喜び/伊豆と私 他 あとがき/文庫版あとがき/解説 蜂飼耳 - 著者プロフィール - 石垣 りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
-
焔に手をかざして 新版 | 石垣 りん
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。 - 目次 - Ⅰ 暮しの周辺 呑川のほとり/通じない/いいなあ・いいわねえ/ぜいたくの重み/貧しい食卓/インスタントラーメン/収穫祭/玄関先のハカリ/街にあかりがついた日/お便り/雨と言葉/二月のおみくじ/弁護/手袋と靴下/着る人・つくる人/巣立った日の装い/なぎさ/女の手仕事/春の土手/器量/くらげ/年の暮れ/電車の音/自分の耳/いたずら/愛車/庭/長い舌/やさしさ/せつなさ/彼岸/コイン・ランドリー/灯が消える/ねむの花/七夕/夏木立/防災の日/曼珠沙華/教育勅語/勤労感謝/冬至 Ⅱ 言葉・読むこと書くこと…… 綴り方/自信キノコ/先生と詩/顧みて、いま――戦後三十年/心の不買を――ミス三十歳に/写真と詩/焔に手をかざして/田舎のアンデルセン――私の読書遍歴/椅子/私と言葉/買物籠に/言葉のこと Ⅲ ゆかりの人・人 女先生/バスケットはからっぽ/春愁/二人の来訪者/銀行員の詩集/私語/岡崎淑郎先生/私の感じるユーモア/つき合いの芽/細紐/医者と私/人のかたち/茶飲み話/母の子守歌/一本のネムの木/なぎさの穴/福田正夫/かたち Ⅳ この岸で…… 終着駅/フリー・ゴー/暮れのものさし/私はなぜ結婚しないか/可決/四月の合計/夜の海/こしかた・ゆくすえ/写真/軍旗祭/火になる時/深谷/赤坂見附/双葉と両手/「お」の字ぎらい/雪/また来年いらっしゃい/この岸で あとがき/文庫版あとがき 文庫解説 田尻久子 - 著者プロフィール - 石垣 りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
-
ユーモアの鎖国 新版 | 石垣 りん
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 戦後日本を代表する詩人・石垣りん。実母を4歳で亡くし、その後3人の母を持った1920年生まれの少女は、自ら生きる糧を求めて銀行に就職。単身、定年まで勤めあげる。戦火をくぐり抜けながら、復興する都市に働きながら、あるいは暮らしの窓辺から、転換期にある国を見つめた。人ひとりの自由と時を重ねる日々の強さを真摯かつ鮮やかに綴った、自伝的エッセイ集。 解説 牟田都子 - 目次 - 待つ Ⅰ 新巻/花嫁/宿借り/夜叉/朝のあかり/はまぐり/甘栗/美味/ラーメン/バナナ/お茶/うわさ/季節/シジミ/おそば/まじめな魚 Ⅱ 夏の日暮れに/試験管に入れて/鍵/ユーモアの鎖国/炎える母の季節/お酒かかえて/お礼/日記/春の日に/けちん坊/絵の中の繭/花よ、空を突け Ⅲ 事務員として働きつづけて/五円が鳴いた/花とお金/目下工事中/よい顔と幸福/事務服/晴着/領分のない人たち/生活の中の詩 Ⅳ 詩を書くことと、生きること/女湯/立場のある詩/事実とふれ合ったとき/持続と詩/表札のうしろ/第一行はとび出してきます/あとがきのこと/清岡卓行『四季のスケッチ』感想/生活詩/出来ること出来ないこと/風信 Ⅴ 食扶持のこと/眠っているのは私たち/買えなかったもの/私の新しい空/仕事/個人の手・公の手/生活と詩/犯された空の下で 文庫版あとがき 解説 牟田都子 - 著者プロフィール - 石垣 りん (イシガキ リン) (著) 1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
-
犬のことしか考えられない | かやはら ゆきの
JPY 1,980(USD 12.53)
亜紀書房 2026年 ソフトカバー 144ぺージ A5変形判 縦200mm 横150mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 《保護犬として迎え入れた子犬は元野犬だった》 簡単にはいかないからこそ「犬」をもっと知りたい! その一心で、犬目線を意識しながら綴ったイラストエッセイ+マンガ。 犬と暮らしているあなたにも、いつか共に暮らしてみたいあなたにも! ***** 元野犬の子犬シュナとの暮らしのなかで、 むくむくと湧き上がってくる「疑問」「発見」「愛情」の数々。 人間との生活にとても臆病だったシュナをスケッチしながら、 渦巻く思考に導かれるように犬にまつわる本を読むわたし。 シュナとの濃密な時間を通じ、犬の世界を見つめた6年間のふむふむ手帖。 - 目次 - はじめに 第1章 家に犬が来た 第2章 こんにちは、犬の世界 第3章 犬と向き合う 第4章 犬と人の今まで、これから おわりに おまけマンガ - 著者プロフィール - かやはら ゆきの (カヤハラ ユキノ) (著) 1992年栃木県生まれ。イラストレーター。元野犬の雑種犬と暮らしはじめたことをきっかけに、犬という動物そのものに興味を持つ。人に慣れておらず、来歴もわからない愛犬と向き合うなかで、「犬は世界をどう感じているのだろう」という問いが芽生え、犬の行動学や認知額について学びはじめる。一緒に暮らす犬から教わったこと、日々変化していく互いの関係性をイラストと言葉で記録した各種ZINEを制作。
-
遠くまで旅するような顔だけをする | 古賀 及子
JPY 1,870(USD 11.84)
産業編集センター 2026年 ソフトカバー 272ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 今もっとも注目を集める書き手の一人、古賀及子による全編書き下ろしの日帰り旅エッセイ。出不精で散歩下手、旅の経験値も低いと自認する著者が、生まれた地であり今も暮らす東京の定番観光地へ。浅草、上野、東京タワー、汐留、築地、羽田など、近すぎるがゆえに意外と訪れないスポットを歩き、知っているはずの東京から思いがけないおもしろみを拾い集める。古賀及子ならではのまなざしが冴え渡る、旅であり観察であり、日記の延長線上にある東京散策記。 東京土産をめぐるコラムも収録。 - 目次 - 浅草――上書きする、新しく記憶して、もっと面白く思い出す 上野――私たちを取り込む、うねって不確かで、すこし夢のようだ 東京駅――まだやれると思うし、これ以上やってどうするとも思う コラム 従来の重ね食いに一石を投じる 東京カンパネラ 江戸東京たてもの園――ほとんど不可能なことを体験する、時間の世界に放り込まれる 汐留――夢かと思う前にまぼろし、楽しみだなあと思うより楽しい夏 コラム おいしいけれど、木といえばたしかに木だ シュガーバターサンドの木 東京タワー――思い出は無い、けれどずっと信じてきた東京タワーにのぼる コラム ただのブッセにとどまらない、ナボナとしか言えないお菓子 ナボナ 隅田川ナイトクルーズ――夜、スマホを強く握りしめ、両国がBMWと津軽三味線と船の 街になった日の話 築地――築地の人たちの、物語的な意味ではない、本当の意味での人生 コラム 写真で見るよりずっと、ずっとかわいい 東京銘菓ひよ子 羽田――遠くまで旅するような顔だけをする コラム 見届けることが食べること 銀のぶどう ふんわりとけるチーズケーキ 昭和記念公園――元気のない昭和記念公園が、むしろ私にありがたい - 著者プロフィール - 古賀 及子 (コガ チカコ) (著) 1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『5秒日記』(ホーム社)、『忘れたこと、忘れないままのこと』(シカク出版)、『暮らしの信じ方』(ダイヤモンド社)など。
-
斜め45度の処世術 | 小川 哲
JPY 1,650(USD 10.45)
CEメディアハウス 2026年 ソフトカバー 176ぺージ 四六変型判 縦188mm 横128mm 厚さ15mm - 内容紹介 - 小川哲、初エッセイ! 世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る 苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術 「今日暑いですね」という雑談は意味がなさすぎて恥ずかしく、「とりあえず生」は思考停止に思えて腹が立つ。暦という恣意的なシステムが更新されるだけの正月になんの価値があるのか……「そんなことを気にするのはお前だけだ」と言われるこの世の中は作家にとってどうも住みづらい。そんな日々のモヤつきのかわし方を「ひねくれ界のひねくれ者」の独特な視点で綴るショートエッセイ集。 【目次】 15°ーーー 無意味な雑談を避ける方法 自分語りの活用法 なぜこの人の話はつまらないのか 説明上手になるために必須な2つの能力 たとえ話の精度を上げる前提条件 経歴は美化して喋っていい 自称”グルメ”に注意 ”お薦め”は信頼に関わる レジの人に意志を奪われたくない 好き嫌いは言語化しないほうがいい 誹謗中傷されても”喰らわない”考え方 30°ーーー 社会人になっても友人関係を続けるには 友人と縁を切るタイミング 人間関係に悩むのは傲慢である 他人を見下してしまいそうになったら 「失敗は成功のもと」ではない いい人か悪い人かの判断基準 ”正直者”は嘘が得意 聖人君子には見えないもの ”性格がいい”ってなんだろう 人間関係を「漫画型」と「小説型」で考える 45°ーーー 人間にできて、AIにできないこと 運動神経とメンタル神経 口が臭い可能性から気づいたこと 失恋は早めに済ませたほうがいい 部屋を綺麗に保つ方法は2つしかない 手土産の代わりに現金を渡してはいけない理由 潜在的な価値観を浮き彫りにする方法 ひねくれ者がこじらせた末路 脳内を悟られたくない 「七転び八起き」は数が合わない 「あけましておめでとう」を言いたくない ”変な人”に憧れてしまう問題 年下の成功に焦らなくていい 黒歴史を恥じるべからず 完璧な計画書(プロット)はない 「コスパがいいか」は最期までわからない - 著者プロフィール - 小川哲 (オガワサトシ) (著) 1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの〈大賞〉を受賞しデビュー。2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を、2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞を、2023年に同作で第168 回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。2026年には同作が映画化。他の著作に『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』『火星の女王』『言語化するための小説思考』などがある。
-
プラハの古本屋 | 千野 栄一
JPY 1,155(USD 7.31)
中央公論新社 2025年 中公文庫 ソフトカバー 304ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 百塔の都といわれる古都プラハに学んだ言語学者が、ことば、古本、ビール、旅を通じて得た出会いを語る。 文化・言語に対する深い洞察とあたたかいユーモアに彩られた名エッセイ。〈解説〉阿部賢一 - 著者プロフィール - 千野栄一 (チノエイイチ) (著) 一九三二年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語科、東京大学文学部言語学科卒業。カレル大学(プラハ)文学部スラブ学科修了。帰国後、東京教育大学助教授を経て、東京外国語大学教授、和光大学学長を歴任。著書に『ポケットのなかのチャペック』『言語学の散歩』『外国語上達法』『ビールと古本のプラハ』他、訳書にチャペック『ロボット』、クンデラ『存在の耐えられない軽さ』他、共編著に「言語学大辞典」(毎日出版文化賞受賞)他。二〇〇二年没。
-
言葉を失ったあとで 増補版 | 信田 さよ子, 上間 陽子
JPY 1,210(USD 7.66)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 432ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - どうすれば、被害について語ることができるのか。どういう言葉なら、当事者は納得できるのか。言葉を禁じることで、どんな語りが生まれるのか。「人の話を聞く」ことを仕事にしてきた二人が、それぞれの来歴から被害/加害をめぐる理解の仕方まで、とことん具体的に語りあった対談集。補章「自由な被害者学」をくわえた決定版。 カバーイラスト ワタナベケンイチ カバーデザイン 有山達也 - 目次 - まえがき 信田さよ子 第一章 言葉を失ったあとで 第二章 カウンセリングという仕事、社会調査という仕事 第三章 話を聞いて書く 第四章 加害と被害の関係 第五章 言葉を禁じて残るもの 第六章 ケアと言葉 あとがき――「聞く」の現場の言葉を聞く 上間陽子 補 章 自由な被害者学 - 著者プロフィール - 信田 さよ子(のぶた・さよこ):1946年、岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンター顧問。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了。著作に『なぜ人は自分を責めてしまうのか』(ちくま新書)、『加害者は変われるか?』(ちくま文庫)、『溺れながら生きる 依存とケアのあいだで』(文藝春秋)など多数。 上間 陽子(うえま・ようこ):1972年、沖縄県コザ市生まれ。琉球大学教育学研究科教授。1990年代から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの支援・調査に携わる。著作に『海をあげる』(筑摩書房)、『裸足で逃げる』(ちくま文庫)がある。
-
みんな、普通で困ってる | 幡野 広志
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくまプリマー新書 ソフトカバー 192ぺージ 新書判 - 内容紹介 - 今だから分かる、先生や友だち、勉強、仕事の話について 先輩としてちょっとアドバイス。 他人と比べるのではなく、持って生まれたものや「好き」を 大切にして自分の道を進んで行こう。 答えは、ひとつじゃない。 そもそも年長者は若い人に自分の価値観を押し付けがちだ。「昔はこうだった」「いまは時代が違います」、と。このやりとりほど不毛なものはない。そもそも時代が違うということは、扱うデバイスも、経済状況も価値観もマナーも変化しているということだから。そういう大人がいう「こういうのが普通」というのを鵜呑みにしないこと。 20歳までに知っておいたらよかったなということを人生の先輩としてアドバイス。ちょっとした知恵や工夫、気の持ちようで生きやすく、社会で上手くやる方法を教えます。 - 目次 - はじめに Ⅰ 生きていくために大切なことはそんなに多くない これから社会へ出ようとする人へ たまに思い出す先生がいる 自分に甘い人 「好きなこと」は必要だ 世界はあいまいでできている アドバイスを聞く、学ぶ つまるところ継続力とはなんぞや、という話 これからの人生に必要な「勝手にたのしむ力」 お金のはなし 無駄遣いと「稼ぐ・募る・借りる」のすすめ Ⅱ 人に好かれるにはどうするか 人に好かれるための「褒め」の極意 大人が考える、友だち作りで「しちゃいけないこと」 「おもしろい人」になるにはどうすればいいか インベーダーから自分の心を守る方法… 「ほんとうに近いこと」を見る Ⅲ 幸せになるための処世術 確実に不幸になるための、ある言葉 「ずるい」と思ったとき、言われたときの対処法 ストップ、真に受けがち思考 幸せになるためのとっておきの行動 遺伝含め、諸ガチャとの付き合い方 若者よ、競争するな挑戦せよの巻 本の中だから大きな声で言うけど、結婚も育児もいいよ………… - 著者プロフィール - 幡野 広志 (ハタノ ヒロシ) (著) 幡野 広志(はたの・ひろし):1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事、「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。 2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。著書に『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)、『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』、『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』『いい写真は誰でも撮れる』(共にポプラ社)など。
