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中華文人食物語 | 南條 竹則
¥990
中央公論新社 2024年 中公文庫 ソフトカバー 264ページ 文庫判 - 内容紹介 - 肉料理・東坡肉に宋代の詩人蘇東坡の名前が冠されているのはなぜ? 中華料理の多様な味わい、摩訶不思議な珍味の数々には、民衆、皇帝、文人たちのエピソードが隠されている。食と酒を愛する著者が、日本・中国各所で口にした美味・珍味とそのエピソードを語るエッセイ。〈解説〉平松洋子 - 著者プロフィール - 南條竹則 (ナンジョウタケノリ) (著/文) 作家、翻訳家、英文学者。一九五八年東京生まれ。東京大学人文学科学研究科英語英文学修士課程修了。学習院大学講師。九三年『酒仙』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。他の著書に『人生は後ろ向きに』『ドリトル先生の世界』『酒と酒場の博物誌』、訳書にチェスタトン『木曜日だった男』『ブラウン神父の無心』などがある。
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味つけはせんでええんです | 土井 善晴
¥1,760
ミシマ社 2023年 ソフトカバー 208ページ B6変形判 縦168mm 横120mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 「なにもしない」料理が、 地球と私とあなたを救う。 AIの発達、環境危機、経済至上主義… 基準なき時代をどう生きるか? 人間とは、自由とは、幸せとは。 「料理」を入り口に考察した壮大な著! 土井節炸裂、一生ものの雑文集。 『ちゃぶ台』の名物連載、ついに書籍化。 レシピとは人の物語から生まれたお料理のメモ。他人のレシピは他人の人生から生まれたもの。でも本来、料理は自分の人生から生まれてくるものです。それがあなたの料理です。つたなくっても、自信がなくっても、私はいいと思います。「味つけせんでええ」というのは、それを大切にすることだと思っているのです。 一生懸命お料理すればそこにあなたがいるのです。お料理するあなたが、あなたを守ってくれるのです。――「まえがき」より - 目次 - 1 料理という人間らしさ 2 料理がひとを守ってくれる 3 偶然を味方にする――「地球と料理」考 4 味つけはせんでええんです 5 料理する動物 6 パンドラの箱を開けるな!
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サンダー・キャッツの発酵の旅 世界中を旅して見つけたレシピ、技術、そして伝統 | Sandor Ellix Katz, 水原 文(翻訳)
¥3,520
オライリー・ジャパン 2024年 ソフトカバー 360ページ B5変型判 - 内容紹介 - 好評既刊『発酵の技法』の著者が世界各地の発酵食を紹介! 好評既刊『発酵の技法』の著者として知られるSandor Ellix Katzの最新刊。著者が世界各地を旅して出会った発酵食とその作り手、レシピについて紹介します。日本人にも馴染みの深い、麹、酒、納豆、酒粕、鮒寿司などから、アフリカ、南米などのエキゾチックな発酵食までカバー。各地の発酵文化の担い手の声と合わせて紹介します。旅の途中で撮影した写真も多数掲載されていることが特徴です。
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たべるクリニック 改訂文庫版 | たなか れいこ
¥770
mille books 2024年 ソフトカバー 608ページ 文庫判 - 内容紹介 - 我慢しないでおいしく食べて美しく健康になるための68のアイデア 食を通じて心地よい暮らし方を提案する「たなかれいこ」の名著を大幅改訂・加筆した待望の改訂文庫版 【病弱だった私が40年以上医者いらずの秘訣】 『生きるための料理』の著者「たなかれいこ」の名エッセイ『たべるクリニック』を改訂し、新たな書き下ろし原稿を大幅(10篇60頁)に加え再編集した、待望の改訂文庫版。30年以上に渡り綴ってきた文章から、これからもずっと伝え続けたい、本当に大切な68編を厳選して掲載しました。我慢しないでおいしく食べて美しく健康になるために、誰でも簡単にできるヒントの数々は、混迷する食事情の現代を生きる全ての人必読!よい食事は幸せな日々と健やかな将来のための貯金です。 ◎たなか れいこ 「食のギャラリー612」代表。1952年神戸生まれ札幌育ち。CMスタイリストとして活動後ニューヨークに遊学。滞在中自然食に興味を持ち、帰国後30歳でケータリングサービスを始める。レストラン運営を経て「たなかれいこのたべもの教室」を始動。1999年から長野県蓼科高原で無農薬・無肥料・不耕起で野菜を育てる「612ファーム」を始め「畑と森のたべもの教室」も開催。現在は東京・蓼科・札幌の三地域を拠点に活動。あたりまえの美味しく楽しい食を通じ、自然に沿った心地よい暮らし方を提案している。主な著書に『生きるための料理』『腸がよろこぶ料理』(リトルモア)『がんばらない料理』(家の光協会)『腸からあたたまる たなかれいこ的 料理のきほん』(朝日新聞出版)などがある。
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アメリカ南部の台所から | アンダーソン夏代
¥1,980
アノニマ・スタジオ 2024年 ソフトカバー 288ページ 四六変型判 - 内容紹介 - ⾃分の台所を愛する⼈へ贈る、アメリカ南部の料理研究家である著者の初エッセイ。その⼟地の⾷材や料理、調味料、レストランやスーパーマーケット、⽂化について、好奇⼼溢れる観察眼で、ユーモアを交えて綴ります。 目次 はじめに アメリカ南部とは? Ⅰ Foods 料理、⾷材 謎の料理、キャセロール 短、中、⻑の⽶の話 求む、⽇本⾵のキメの細かいしっとり⾷パン アメリカ式パスタ料理 粉売り場で⽴ち尽くす We Love Tofu! こだわりの⽜挽き⾁ 豚バラが欲しいだけなんです ⿂は⾼級品 アメリカのスイートポテト 柑橘⼤好き 未知なる⽩い⾖ 深すぎるピーナツ愛 Ⅱ Condiments 調味料 スパイス無くしてアメリカ料理なし 使い分ける塩 アメリカの砂糖事情 ジャブジャブ使う酢の話 ⾟いマスタード⾒つけた! つゆだくならぬ、ソースだく アメリカのマヨラー ホットソース偏愛 暴かれる秘密 油脂は敵? Ⅲ Restaurants and Supermarkets レストランとスーパーマーケット 親⼦孫三代に愛されるカントリースタイルのファミレス ⽇本未上陸! 南部のオススメファストフード店 顧客満⾜度、全⽶ナンバーワン・スーパーマーケット コンビニ付き巨⼤ガソリンスタンド レストランでカスタムオーダー ⾷べ切れなくても残しません ドキドキ、デリカテッセンデビュー シニア割引と胃腸の関係 クーポンとセール スーパーの⽚隅にアジアンコーナー 品揃え豊富なアジアングローサリー Ⅳ Tea time お茶とお菓⼦ ケーキの主役? フロスティング ⻘いケーキは美味しそう? コーヒーケーキとティービスケット マシュマロ愛 オープン・セサミ! 南部の⼈はお茶が好き 元ホワイトハウス御⽤達、アメリカ産の紅茶 種類豊富なミルク 「ジャム類」じゃ駄⽬なの? Ⅴ Kitchenware 台所周り アメリカ冷蔵庫事情 不思議な換気扇 シンクをなぜ分けるのか? ガスコンロか電気コンロか 憧れのウォーターソフナー スタンドミキサーの魅⼒ あなたの代わりに煮込みます ⾷べ物⽤乾燥機 我が家の新⼊り調理家電 たかが紙、されど紙 Ⅵ Living in the US アメリカでの⽣活 アメリカ⾷歳時記 アメリカで出会った料理本 ケイジャン料理とクレオール料理 意外に作れる沖縄料理 ⾃家製漬物の喜び ⾵邪の時に⾷べたいもの みんなの味⽅ 思い出の味、夫のミートソーススパゲティ偏愛記録 違いの分かる⾷いしん坊 おわりに - 著者プロフィール - アンダーソン夏代 (アンダーソンナツヨ) (著/文) 料理研究家。福岡県福岡市⽣まれ、2004 年に渡⽶し、現在アメリカのフロリダ州・ジャクソンビル在住。アメリカ・ノースキャロライナ州出⾝の夫との結婚を機にアメリカ南部料理に興味を持ち、研究を始める。著書に『アメリカ南部の家庭料理』、『アメリカン・ アペタイザー』(ともにアノニマ・スタジオ/グルマン世界料理本⼤賞準グランプリ)、『アメリカ南部の野菜料理』(誠⽂堂新光社/グルマン世界料理本⼤賞グランプリ)がある。『台所のメアリー・ポピンズ』(アノニマ・スタジオ)では、レシピ訳を担当。
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料理と毎日 12か月のキッチンメモ | 今井 真実
¥1,925
CCCメディアハウス 2024年 ソフトカバー 240ページ 四六判 - 内容紹介 - いつもの食材で知らない味に出会う食日記。 何気ない幸せを感じる日々の中に、意外な調理法、組み合わせ、食べ方、献立、すぐにやってみたくなる食事のヒントが盛りだくさん。 noteで大反響!気鋭の料理家・今井真実のリアルな毎日ごはん。 毎日のごはんがちょっとの工夫で美味しくなるレシピや献立、料理の楽しみ方などを、思わずフフッと笑顔になる日々の日記と一緒に綴ります。時短、簡単、節約もほどほどに大切にしつつ、食べる喜びと何気ない日常の幸せと食の喜びがしみじみと伝わる1冊です。 掲載料理 ・焼き芋とマスカルポーネ ・気軽な牛ステーキ ・セロリとニラの餃子 ・筍、ブロッコリーの唐揚げ ・いいかげんロールキャベツ ・ラム肉の梅シロップ炒め ・ゴーヤのベトナム風サラダ ・カリカリオクラ ・タコのポテサラ など 約 230 品 - 著者プロフィール - 今井真実 (イマイマミ) (著/文) 料理家。 神戸市生まれ 。 「 作った人が嬉しくなる料理を 」 という考えを元に 、雑誌、 web 媒体 、 企業広告をはじめ 、 多岐にわたるレシピ製作を担当 。 noteに綴るレシピや Twitter での発信が注目を集める 。 著書に 『 毎日のあたらしい料理』 KADOKAWA 、 『 いい日だった 、 と眠れるように 』 左右社がある 。
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お菓子づくりは子どもの遊びです | ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,640
河出書房新社 2024年 ハードカバー 96ページ A4変型判 縦248mm 横218mm 厚さ12mm - 内容紹介 - フランスで300万部のカルト的料理絵本『料理は子どもの遊びです』お菓子版!まほうのケーキ、ココナツ岩…遊び心満載44レシピ。 - 著者プロフィール - ミシェル・オリヴェ (オリヴェ,ミシェル) (著/文) 1960年代から活躍するフランスの有名料理人。キュートなイラストレーションも手がけた本シリーズは仏で大ヒットし、親、子、孫3世代にわたって読み継がれている。 猫沢 エミ (ネコザワ エミ) (翻訳) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』『パリ季記』など。パリ在住。
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料理は子どもの遊びです | ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,530
河出書房新社 2023年 ハードカバー 104ページ A4変形 縦248mm 横218mm 厚さ13mm - 内容紹介 - フランスで300万部突破のカルト的料理絵本!クロック・ムッシュ、鶏のワイン煮……遊び心満載の44レシピ。ジャン・コクトー序文 - 著者プロフィール - ミシェル・オリヴェ (オリヴェ,ミシェル) (著/文) 1960年代から活躍するフランスの有名料理人。キュートなイラストレーションも手がけた本シリーズは仏で大ヒットし、親、子、孫3世代にわたって読み継がれている。 猫沢 エミ (ネコザワ エミ) (翻訳) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』『パリ季記』など。パリ在住。
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Farm to Table シェフが愛する百姓・浅野悦男の365日 | 浅野 悦男, 成見 智子
¥2,420
平凡社 2024年 ソフトカバー 296ページ 四六判 - 内容紹介 - 野菜作りは、道楽だ 農業歴60年以上。スーパーでは見かけることのない野菜やハーブ、食べられる花などを栽培し、飲食店に直接届けている浅野悦男。畑から食卓へ、ひと続きとなる道を拓いた先駆者だ。その一年の仕事をたどり、シェフたちとの交流をとおして磨かれた農業哲学の一端をひもとく。 白い根っこだけが大根だと思うなら、そこで終わり。だけど毎日つぶさに観察していれば、そうじゃないことに気付く人は気付くはずだ。どの状態のものを、どんなふうに使ったら面白いか、おいしいか。レストランの「皿の上」をイメージすることで、可能性はどんどん広がる。1+1が2で終わらず、3にも5にもなるんだ。(「春─萌芽のとき」より) 【本書の構成】 第1部 春夏秋冬 浅野悦男の農と食 春――萌芽のとき 夏――灼熱のとき 秋――練熟のとき 冬――深穏のとき 第2部 匠たちと語るガストロノミーのいま 対談:浅野悦男×奥田政行(「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ) 鼎談:浅野悦男×生江史伸(「レフェルヴェソンス」エグゼクティブシェフ) ×樋口敬洋(サローネグループ統括料理長)
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新装 野菜だより | 高山 なおみ
¥2,200
アノニマ・スタジオ 2024年 ソフトカバー 128ページ B5変型判 縦260mm 横195mm - 内容紹介 - 2005年の刊行以来ロング&ベストセラー料理本の新装版。18種類の野菜をメインにした79レシピを収録。シンプルでおいしい、素朴で力強い、高山なおみさんの真髄がつまった、野菜料理の決定版です。 - 著者プロフィール - 高山なおみ (タカヤマナオミ) (著/文) 1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感から生まれた文章への評価も高い。2016年、東京・吉祥寺から、神戸・六甲へ住まいを移し、ひとり暮らしをはじめる。本を読み、自然にふれ、人とつながり、より深くものごとと向き合いながら、創作活動を続ける。日記エッセイや料理書を中心に、エッセイ、絵本など著書多数。
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ネオ日本食 | トミヤマ ユキコ
¥1,980
リトルモア 2024年 ソフトカバー 210ページ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - ユネスコ(※)は、 「ネオ日本食」を見落としている。 (※)無形文化遺産に「和食」を登録 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 「ネオ日本食」とは:海外から持ち込まれたはずなのに 日本で独自の進化を遂げ、わたしたちの食文化にすっかり 溶け込んでいる食べ物&飲み物。 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- B級グルメ、せんべろ、町中華、ヌン活 ── フード界の次なる最注目キーワードは「ネオ日本食」だ! かつてパンケーキ・ブームを牽引したトミヤマユキコが見出した“新概念”。 本書は、その歴史・魅力・美味しさを徹底的に取材し描き切った、読みものとしても一級の渾身作です。 さあ、身近なのに広大な「#ネオ日本食」の世界へ! [登場する店/会社/人とテーマ] ・「ホットケーキ」 珈琲ワンモア ・「パフェ」 浅煎りコーヒーと自然派ワイン Typica ・「たらこスパゲティ」 スパゲティ ダン ・「ランチパック」 山崎製パン株式会社 ・「ホイス」 有限会社ジィ・ティ・ユー ・「餃子」 ホワイト餃子 野田本店 ・「カツレツ」 ぽん多本家 ・「カレー」 インタビュー=稲田俊輔 +ナポリタン、名古屋めし等の論考も! あなたの好きな、ネオ日本食はなんですか? - 著者プロフィール - トミヤマ ユキコ (トミヤマ ユキコ) (著/文) 1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号(文学)取得。現在、東北芸術工科大学芸術学部准教授。ライターとして、日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書く一方、大学教員として、少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。24年からNHK高校講座「家庭総合」(NHK Eテレ)でMC。主な著作に『パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100』(リトルモア)、『40歳までにオシャレになりたい!』(扶桑社)、『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)、『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)、『10代の悩みに効くマンガ、あります!』(岩波ジュニア新書)、『女子マンガに答えがある「らしさ」をはみ出すヒロインたち』(中央公論新社)、『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、『文庫版 大学1年生の歩き方』(清田隆之との共著、集英社文庫)などがある。
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料理は子どもの遊びです|ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,530
河出書房新社 2023年 ハードカバー 104ページ A4変形 縦248mm 横218mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 読み継がれて半世紀、フランスで300万部を売ったカルト的料理絵本! クロック・ムッシュ、鶏のワイン煮、自家製マヨネーズ、デザート……遊び心満載の44レシピ。ジャン・コクトー序文。
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自炊者になるための26週|三浦 哲哉
¥2,178
朝日出版 2023年 ソフトカバー 336ページ 四六判 - 内容紹介 - さっと買って、さっと作って、この上なく幸福になれる。 「トーストを焼くだけ」からはじまる、日々の小さな創造行為。 おいしさと創造力をめぐる、全くあたらしい理論&実践の書! “面倒”をこえて「料理したくなる」には、どうしたらいいでしょう。 “ほぼ毎日キッチンに立つ”映画研究者が、その手立てを具体的に語ります。 ・大方針は、「風味の魅力」にみちびかれること。 「風味」=味+におい。自由に軽やかに、においを食べて世界と触れ合う。 そのよろこびで料理したくなる。人間のにおい解像度は犬並み? 最新の科学研究だけでなく、哲学、文学、映像論の重要テクストを手がかりに、知られざる風味の秘密に迫ります。 ・目標は、素材から出発して、ささっとおいしいひと皿が作れるようになること。 1週に1章、その週の課題をクリアしていけば、26週=半年で、だれでも、すすんで自炊をする人=自炊者になれる、がコンセプト。 蒸す、煮る、焼く、揚げる「だけ」のシンプル料理から、「混ぜる」「組み合わせる」、さらに魚をおろして様々に活用するまでステップアップしていきます。 日本酒とワインの新しいあり方、買い物や献立てに悩まないコツ、家事分担も考えます。 ・感覚を底上げする、「名曲」のようなレシピを40以上収録しています。 「ヤンソンの誘惑」「鶏肉とパプリカ」「山形のだし」「麦いかのフリット」等々、素朴だけど、素材と出会いなおすような感動のあるものばかり。古今東西の料理書を読みこんだ著者ならではのベストチョイスです。 より先へ進みたくなった人のための懇切丁寧なブックガイドつき! 目次 序 料理したくなる料理 1 においの際立ち おいしいトーストの焼き方/においの語源と「感覚順応」/バゲットを穏やかに加熱する/サワードゥを直火焼きする 2 においを食べる 米を炊く/人間の鼻もじつは犬並みにすごい説/味のちがいはにおいのちがい/ふるさとの米の風味さえも ――米を炊く(炊飯器の場合)/米を炊く(鍋の場合) 3 風味イメージ みそ汁を作る/風味は映像である/風味の分類――①風味インデックス/②風味パターン/③風味シンボル/においはへだたった時間を映す/自炊者=エアベンダー ――だしの取り方/みそ汁 4 セブンにもサイゼリヤにもない風味 ここから自炊するという線引き/セブンイレブンのおいしさ/サイゼリヤのおいしさ/規格品にはない風味の個体差とゆらぎ/青菜のお浸しは海のさざなみのように ――青菜のおひたし/一期一会のトマト・パスタ 5 基礎調味料 感動>面倒/基礎調味料の風味がベースになる/基礎調味料は費用対効果が高い/ノイズキャンセリング力を発揮する/しょうゆ選び/塩選び 6 買い物 何を買うか決められない問題/目利きはするな/専門店の先生たちの見つけ方/あなたが素材を選ぶのではなく、素材があなたを選ぶ 7 蒸す 蒸しものの準備/皮付き野菜を蒸して香りを楽しむ/魚の蒸しもの ――いろいろ野菜の蒸籠蒸し/蒸し野菜のべっこう餡かけ/バーニャカウダ/ひき肉ソース/たちうおの清蒸 8 焼く 肉の焼き目のにおいはどうしてたまらないのか/グラデーションをつけて焼く/ステーキ肉を焼く/フッ素樹脂加工か鉄か/焼き方は人となりを映す/オムレツの焼き方/「ひとり料理の喜び」 ――ステーキ 9 煮る シンプルでおいしい野菜のポタージュ/水に風味とうまみを移す/スープの塩分濃度は0・6%から/野菜のかたちを残すポタージュ/含め煮――調味だしは20:1:1から ――野菜のポタージュ(攪拌する)/野菜のポタージュ(かたちを残す)/調味だし/含め煮/ふきの含め煮/おひたし(アスパラガス、ズッキーニなど)/菊の花のおひたし 10 揚げる、切る 家であえて揚げものをする理由/バットが三つありますか?/春巻き/麦いかのフリット/包丁の使い方にどう慣れるか/作業の進行を直感的にイメージできるようになる ――牡蠣フライ/牡蠣の春巻き/麦いかのフリット 11 動線と片付け 片付けの意義/台所のうつくしさ/プライムスペース/揃えるべきキッチンツール/キッチンは風味の通路 12 カイロモン 風味は誘惑の信号である/カイロモンは他種を誘惑するにおい/変化それ自体がよろこび/F感覚とC感覚 ――おでん 13 日本酒 良質な食中酒は自炊を底上げする/アテ化によってシンプル料理が極上に/酒はパスポート/ベーシックな日本酒とは/先生を見つけ、入門用の酒を選ぶ/燗をつけてみる ――シンプルなアテいろいろ/お燗 14 ワイン 面倒ではないワイン/自炊のためのワイン保存システム/「自然な造りのワイン」とその歴史/インポーターで選ぶ/ワインの先生に学ぶ/ワインを買いにいきましょう 15 青魚 季節の魚の風味に触発されて/風味の喚起力は鮮度に比例する/あじといわしは最上の美味/キッチンに魚の通り道を作る/あじをさばいて食べる/青魚、絶対のふた品 ――あじのさばき方/あじのなめろう/しめさば 16 白身魚など 中型魚をさばく/フライパンでポワレにする/魚を長く多面的に味わい尽くす/生のまま魚を熟成する ――平造り、そぎ造り/白身魚のポワレ、ムニエル/ブールブランソース/焦がしバター(ブールノワゼット)/サルサヴェルデ/こんぶ締め/干物/あらのスープ/あらのだし汁で作るパエリア/白身魚の熟成 17 1+1 魚一種に野菜一種の即興料理を作ってみる/生魚のカルパッチョ+野菜/風味のモンタージュ/焼き魚+野菜/魚と野菜のスープ仕立て ――あじのカルパッチョ、ルッコラ添え/いわしの直火焼き、茹でたじゃがいも添え/フィッシュ・ベジタブル・スープ/牡蠣とぎんなんのスープ 18 混ぜる 百獣ごはん/ワンプレート・ランチ/混ぜる料理の伝統的な型/サラダうどんとそばは格別においしい ――ちらし寿司/サラダうどん、そば 19 春夏の定番レシピ 歌い継がれ愛されてきた民謡のような名レシピ/春/夏/ノー・シーズンの定番 ――あさりと豚肉のアレンテージョ風/生わかめとたけのこ/ふきのとうみそ/ラタトゥイユ/ガスパチョ/山形のだし/ピコデガヨ/生ハムとバターのバゲットサンド/干ししいたけとちりめんじゃこの炊き込みごはん 20 秋冬の定番レシピ 秋/冬/ノー・シーズンの定番 ――きのこの当座煮/きのこのにんにく炒め/ほうとう鍋/バジルペースト/さんまのわたソース/ヤンソンの誘惑/かぶと牡蠣のグラタン/焼きかぶのサラダ、かぶのソース/筑前煮/じゃがいもセロリ/鶏肉とパプリカ 21 乾物 乾物の魅力/家に常備するものリスト/塩して熟成する ――鞍掛豆のサラダ/トルティーヤ/塩もみ、浅漬け、かぶ酢/塩豚 22 発酵 発酵保存食品を自作する意味/日々の献立ての基本 ――白菜漬け/甘酒/かぶら寿司 23 うつわとスタイル なぜスタイリングによって料理はよりおいしくなるのか/練習問題/「ねばならぬ」ではなく/うつわの質感/雑多を許容する 24 ファーム・トゥ・テーブルとギアチェンジ ひとはいつから「素材を活かすべき」といい始めたのか/スローとファストのギアチェンジ/「群島としてある世界の肯定」/続・人間の鼻もじつは犬並みにすごい説/ハンバーガー ――ハンバーガー/クラフト・コーラ 25 索引と徴候 別の時空につながるにおい/索引がひらく過去、徴候が予感させる近未来/微分回路(徴候)と積分回路(索引)/風味の解像度とは/生活史を積分する/食の幸福 26 家事と環境 家事分担の不均衡/ふつうのすばらしさを再発見する/環境問題について ――赤飯 参考文献 ブックガイド - 著者プロフィール - 三浦哲哉 (ミウラテツヤ) (著/文) 青山学院大学文学部比較芸術学科教授。映画批評・研究、表象文化論。食についての執筆もおこなう。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。著書に『サスペンス映画史』(みすず書房、2012年)『映画とは何か――フランス映画思想史』(筑摩選書、2014年)『『ハッピーアワー』論』(羽鳥書店、2018年)『食べたくなる本』(みすず書房、2019年)『LAフード・ダイアリー』(講談社、2021年)。共編著に『オーバー・ザ・シネマ――映画「超」討議』(フィルムアート社、2018年)。訳書に『ジム・ジャームッシュ・インタビューズ――映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』(東邦出版、2006年)。
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食卓の世界史|遠藤 雅司(音食紀行)
¥1,012
筑摩書房 2023年 ちくまプリマー新書 ソフトカバー 272ページ 新書判 - 内容紹介 - 地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰、権力の在り方――。「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかに。興味深いエピソードと当時のレシピで案内する。 この一皿から歴史が見える! ◆古代メソポタミア野菜の使い方 ◆イタリアに麺をもたらしたのはマルコ・ポーロではない ◆アメリカで七面鳥が「特別な料理」になった理由 ◆フリードリヒ二世の「マスタード入りコーヒー」 ◆ハンバーガーの付け合わせはなぜフライドポテト? 地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰―― 「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかになる。 古今東西の英雄から、時には庶民の食卓まで、 興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する。 === - 目次 - 1 ハンムラビ 古代メソポタミア野菜の「三本柱」 2 アレクサンドロス三世 食事は質素で大酒飲み 3 ネロ 絶滅危惧種最後の一本 4 楊貴妃 茘枝は幼少期の味 5 ハールーン・アッ=ラシード 食は市場にあり 6 バシレイオス一世 古代から中世へ 7 チンギス・ハン 「赤い食べ物」「白い食べ物」 8 マルコ・ポーロ 大旅行家が観察した食事情 9 コロンブス 近世の食卓へ 10 エルナン・コルテス 「コロンブス交換」の時代 11スレイマン一世 多様な遺産を継承するオスマン帝国 12カトリーヌ・ド・メディシス 「伝承」の真実 13ルイ一四世 洗練されたサーヴィスの確立 14フリードリヒ二世 コーヒーではなくビールを飲め! 15リンカーン 感謝祭とクレオール料理 16 コナン・ドイル 大英帝国のカレー 17 夏目漱石 一生にして三食を経る 18 マクドナルド兄弟 ファストフードの誕生 - 著者プロフィール - 遠藤 雅司(音食紀行) (エンドウ マサシ オンショクキコウ) (本文) 歴史料理研究家。2013年から世界各国の歴史上の料理と音楽を再現するプロジェクト「音食紀行」をスタートさせ、実食イベントやレストランとのコラボレーション、テレビ番組への料理提供などを行う。著書に『歴メシ! 』(柏書房)、『英雄たちの食卓』(宝島社)、『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓』(春秋社)、『古代メソポタミア飯』(大和書房)、『食で読むヨーロッパ史2500年』(山川出版社)、『歴メシ! 決定版』(晶文社)がある。また、BS松竹東急(BS260ch)放送のドラマ『A Table!?歴史のレシピを作ってたべる?』(『歴メシ! 決定版』のドラマ化)の料理を監修。その他、漫画『Fate/Grand Order 英霊食聞録』(KADOKAWA)で食文化と料理を監修。明治の食育サイト「偉人の好物」にて監修を担当。
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玉村豊男のポテトブック|玉村 豊男
¥1,980
朝日出版社 2023年 ソフトカバー 128ページ B5変形 - 内容紹介 - ジャガイモをめぐる知的冒険「ポテトチップスはクレームから生まれた?」「フレンチフライは戦争とマックで世界に広がった?」「ジョエル・ロブションの、世界一のマッシュポテトの作り方とは?」ジャガイモの起源から歴史、食文化、料理法など、ユーモアあふれる文章で、徹底的に思考した一冊。美しいイラストレーションで繰り広げられる、レシピ本でも、エッセイ集でもない、読んで美味しい、見て楽しい、まるごとポテトブック! 【目次】はじめに 伊丹十三さんの思い出ポテトをめぐる物語 夜のカフェで/ミスター・リーズのサンドイッチ/新大陸の贈りもの/不謹慎な植物/戦乱と飢饉のヨーロッパ/タラとジャガイモの出会い/ジャガイモの食べ方/郷愁のブランダード/海を泳ぐ黄金/ニューファンドランド/スープの語源/失われたパン/土のないジャガイモ畑/イモに月が出ている/アイリッシュ・シチュー/ジャガイモ掘り ジャガイモという不思議な植物 コモンポテト/ノアの箱舟/ジャガイモ博士に聞く/インカ帝国の知恵 ポテトの料理法ポテトチップス/フレンチフライ/ベークドポテト/ローストポテト/ハッシュブラウン/マッシュポテト/ポテトサラダ―― コラム <ミスター・リーズのサンドイッチ><夜のカフェで><ジャガイモ掘り><料理の四面体><和食とジャガイモ>おわりに 家庭菜園からの報告
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LIFE 12か月 IIJIMA Nami's homemade taste | 飯島奈美, 重松清
¥2,640
ほぼ日 2023年 ハードカバー 234ページ B5変型判 - 内容紹介 - 2009年の第一巻の発売以来、 シリーズ6巻累計30万部を超えるロングセラーとなった、 フードスタイリスト・飯島奈美の料理本『LIFE』。 満を持して6年ぶりの新刊『LIFE 12か月』が発売となりました。 フードスタイリストは、CMやドラマ、 映画などの「ストーリー」に合わせた料理を考え、提供する仕事。 『LIFE 12か月』は、その原点にもどり、12か月、各1話ずつの物語と、 46のレシピをおさめています。 物語を担当したのは、国民的作家・重松清。 本書は、重松清の「料理の出てくる風景」を描いた書き下ろしの物語をもとに、 その世界を飯島奈美がオリジナルの料理で表現しています。 「前菜」として重松清の物語を、 「主菜」として飯島奈美の料理を、どうぞお楽しみください。 写真は、『LIFE』シリーズでおなじみの写真家・大江弘之です。 子どもはおなかがぺっこぺこのときに、 ごはんをおいしく食べられる。 でも、おとなになると、ちょっと違う。 おとなは「ココロのおなか」が減っているときに、 ごはんの味がひときわ深く染みるのだ。──重松 清
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料理と人生 | マリーズ・コンデ, 大辻 都(翻訳)
¥4,180
左右社 2023年 ハードカバー 304ページ 四六判 縦194mm 横135mm 厚さ25mm - 内容紹介 - 女中たちから料理を教わる台所が隠れ家だった娘時代、 4人の子育てに追われる日々、ギニア、ガーナ、セネガルで出会ったアフリカの味、 作家として名を成し、世界中を飛び回る日々に知った東京のヤキトリ、マグレブのタジン鍋。 料理なんて召使いのすること──。 そんな母の言葉への反発が、文学への情熱と同じくらい熱い、料理への愛を気づかせてくれた──。 2018年ノーベル文学賞に替わるニュー・アカデミー賞を受賞した世界的黒人女性作家の最後の自伝的回想録。 目次 プロローグ 1 修行の時代 2 マフェのいろいろなバリエーション 3 とにかく何かを始めねば 4 エスノ・キュイジーヌ 5 スクレ・サレの勝利 6 ダルはダル 7 アメリカを手に入れたい 8 東京の味 9 クーバ・リブレ 10 乳と蜜の国 11 ノー・ウーマン、ノー・クライ 12 神よ、アフリカに祝福を 13 人喰いか否か、それが問題だ 14 ヴァンパイアたちの宴 15 寝袋背負って放浪しよう 16 ソウルフード 17 さらばスカーフ、さらばマドラス 18 夢の旅、旅の夢 19 ウェサン島への航海 20 結びに代えて 訳者あとがき 前書きなど 確かにこの二種類の情熱[文学への情熱と料理への情熱]は並列できるものではないかもしれない。料理はヒトの動物的起源にさかのぼるもので、どんな周到な策略でもその真実は隠蔽できない。食べるものを作ることは、タブローを描くために色を集めるとか、韻律を探求することで成立するような、言わば高尚な活動ではないのだ。だがすぐさま気づいたのは、互いに違って見えたとしても、これらふたつの情熱は根本的には切り離せないということだった。かすかながら両者は共通するものを持っている。それに料理が育んだわたしの性向は、両親、特に母親が好む規範的な少女のイメージ通りになるものかという思いへとつながっていた。「エリーゼのために」ぶち壊しの演奏を聞かせておいて、お友達にお世辞を言わせる代わりに、わたしはキッチンに入る方を選んだ。わたしが文学の世界に入るにあたり抱いていたのも、同じく人を怒らせたいという欲望なのだ。(本書より) - 著者プロフィール - マリーズ・コンデ (マリーズ コンデ) (著/文) 1934年、カリブ海のフランス領(現海外県)グアドループ生まれ。十代半ばでフランス本土に渡り、ソルボンヌ大学で学ぶ。西アフリカで十年以上暮らしたのち、1976年、『ヘレマコノン』で小説家デビュー。以後『セグー』(Ségou, 1984-5、未邦訳)、『わたしはティチューバ』(Moi, Tituba, sorcière noire de Salem, 1986)、『生命の樹』(La vie scélérate, 1987)などを次々発表、カリブ海にアイデンティティを持つ作家のひとりとしてフランス語圏や英語圏で評価を得る。その他の邦訳された作品に『風の巻く丘』(La Migration des coeurs, 1995)、『心は泣いたり笑ったり』(Le Coeur à rire et à pleurer, contes vrais de mon enfance, 1999)のほか、『越境するクレオール マリーズ・コンデ講演集』(2001)がある。これまで数々の文学賞を受賞し、2018年にはノーベル文学賞の代替で創設されたニュー・アカデミー文学賞、2021年にはチーノ・デル・ドゥーカ世界賞に選ばれている。photo: Archives Leif R. Jansson. 大辻 都 (オオツジ ミヤコ) (翻訳) 1962年東京生まれ。専門はカリブ海地域を中心とするフランス語文学。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。京都芸術大学教授。主な著書に『渡りの文学 カリブ海のフランス語作家マリーズ・コンデを読む』(法政大学出版局、2013年)、訳書にドミニク・レステル『肉食の哲学』(左右社、2020年)などがある。
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こんがり、パン : おいしい文藝 | 津村 記久子, 穂村 弘
¥880
河出書房新社 2023年 河出文庫 ソフトカバー 216ページ 文庫判 - 内容紹介 - パリッ。さっくり。ふわふわ。じゅわぁ。シンプルなのも、甘いのも、しょっぱいおかずパンもバラエティ豊かなパンはいつもあなたのそばにある! 今日はどれにしようかな。パン好き必読のおいしい41篇。
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キッチンからはじめるSDGs 乾物と米粉でサステナブル・クッキング|サカイ優佳子, 田平恵美(DRY and PEACE)
¥2,200
実生社 2023年 ソフトカバー 144ページ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ11mm - 内容紹介 - 「SDGs」を、どうやったら「自分ごと」にできるでしょうか? 毎日の家事の合間にひと工夫するだけでできることは、たくさんあります! 冷蔵庫の隅で眠る、使いきれなかった野菜を干せば食品ロスを減らせます。 自家製乾物の「かんたん」な作り方のほか、 「もしも」の時に役立つふだん使いのレシピを豊富に紹介。 乾物は「古くさい」「同じ味ばかり」ではありません! さらに一家に一袋、「米粉」があれば、小麦粉は必要ないと知っていましたか? 国内産の米粉を使えば、農村の風景を守ることにつながります。 さあ今日から、サステナブル・クッキングを始めてみましょう! 目次 もくじ はじめに ―― 私たちのキッチンから未来を変えよう 第1章 キッチンから見る! 乾物を使うだけで、暮らしが変わる! 1.すごいぞ、乾物の底力 パパセカ(乾燥じゃがいも)との運命的なであい 東日本大震災のときに見た、ショッキングな光景 2.乾物を使う5つのメリット メリット① 乾物は「いつも」使えて「もしも」の備えとなる メリット② 冷蔵庫がいらないから省エネになる メリット③ 乾物は軽いので輸送時の二酸化炭素排出の削減になる メリット④ 畑での食品ロス削減になる メリット⑤ 家庭での食品ロス削減になる ★もしものときに使いやすい、乾物の例 3.発見! 乾物の新しい使い方 乾物は和食のためのもの、という誤解/乾物は「水」ではなく、「水分」で戻す/乾物を使えばむしろ時短料理になる ★乾物にも旬がある 乾物カレンダー 第2章 野菜を干して乾物にすると、いいことがいっぱい! 1.みんなが野菜を捨てずに干して保存するようになったら? 野菜を干すと、いいことがいっぱい ムダなく使い切れる/多くの種類を常にストック可能/ 好きな形の干し野菜を作れる 2.やってみれば簡単! 野菜の干し方 用意する道具/野菜の干し方3種類/気をつけるポイント/野菜別 気を付けるポイント/Q&A/干した野菜の保存方法/ 干して満足しない! ◇ 乾物シフトのためのヒントレシピ 1 水不要、加熱不要 ツナ缶で戻す切り干し大根 2 フルーツ缶詰で戻す寒天入りスイーツ 3 数種の干し大根のサラダ + ごま&しょうゆドレッシング 4 ヨーグルトで戻した切り干し大根の豚キムチ 5 しょうが風味の干し大根飯 6 乾物スープ 7 切り干し大根と高野豆腐の麻婆 8 車麩のフレンチトースト 9 ドライフルーツと乾燥ほうれん草の白和え 10 ヨーグルトで戻した煎り大豆とりんごのサラダ 11 別茹でなし!3種の干しきのこのパスタ 12 干したごぼうの炊き込みご飯 13 輪切り大根と甘酒のべったら漬け風 第3章 家で米粉を使うだけで、未来が変わる! 1.一家に一袋、米粉があるようになったら? なぜいま、米粉? 田んぼのある風景の価値 主食の米がある安心 一家に一袋米粉があれば、小麦粉も片栗粉もいらない いまこそ、米粉! ◇ 米粉活用レシピ 1 米粉で作るホワイトソース 2 米粉の天ぷら衣 3 水溶き米粉 4 コメティーヤ(米粉で作るトルティーヤ) 5 ストレッペ(米粉で作る手びねりパスタ) 6 にんじんポタージュ 7 黒ごまプリン 8 米粉パンケーキ 9 レモンドーナッツ 10 粉蒸牛肉(牛肉の米粉蒸し) 11 アサリとニラのチヂミ 12 鶏肉の治部煮風ツルンと煮 13 紅茶風味のサクサククッキー 第4章 キッチンでできるサステナブルなアイデア 家で料理をする人が増えたら何が変わる? フードマイレージとは? まだ成長途中の魚を食べないようにしたら? 肉を食べる量をみんながちょっとずつ減らしたら? 食生活を記録することで何が見える? ドレッシングやたれ、手作りできる? いらない食材を誰かに差し上げることができたら? 廃食用油を集めて再利用してくれるサービスがあったら? ペットボトルをスーパーの回収スポットに持っていくとポイントが貯まったら? 量り売りや少量販売が増えたら? コミュニティキッチンの可能性 第5章 楽しくおいしくサステナブルに!乾物カレーのすすめ 1.「乾物カレーの日」って? 2.循環の和で環境を育もう ★2022年 集まらない乾物カレーの日 ★DRYandPEACEの乾物ドライカレー 前書きなど はじめに ― 私たちのキッチンから未来を変えよう 今あなたが食べているものが、誰によって、どこでどんな方法で作られたのかを考えてみたことはありますか? 食べることは、私たちのカラダや心を作ります。 でも、それだけではありません。 私たちが食べることは、家で料理をするにしても、お弁当を買って食べるにしても、外食をするにしても、完全に自給自足の暮らしをしている人以外は、誰かにお金を払っているはずです。そのお金は、巡り巡ってその料理ができるまでの過程にいる誰かの手に渡っていきます。 私たちが食べることは、遠く地球の果ての国の生産者を潤すかもしれない。 私たちが食べることは、地元に田んぼを残すことにつながるかもしれない。 私たちが食べることは、赤とんぼがいる風景を生むかもしれない。 その一方で、私たちが食べることは、ある魚を絶滅に追い込んでいるかもしれない。 私たちが食べることは、どこかの土地を痩せさせているかもしれない。 私たちが意識するかしないかにかかわらず、私たちが何を食べるかという日々の小さな選択が、地球のどこかと繋がっていて、未来の社会を変えていきます。 例えば、日本のスーパーではお馴染みのチリ産のサケ。チリにはもともとサケは棲んでいませんでした。サケの養殖に適していると考えたある商社が、チリにサケを持ち込み、生産を始めました。私たちがチリ産のサケを食べなければ、チリのサケ産業はおそらく衰退してしまうでしょう。 私たちがふだん口にするチョコレート。でも、原料であるカカオの生産者たちの多くは、チョコレートを口にしたことがないのだそうです。児童労働や奴隷に近い状態で働いている人たちがいることで、私たちは安価にチョコレートを口にすることができます。フェアトレードのチョコレートを買うことは、生産者たちに適正な賃金を支払うことに繋がります。 食料自給率が極端に低いといわれる日本。2021(令和3)年度のカロリーベースの食料自給率は38%に過ぎず、食料の多くを海外に依存しています。その一方で、食べることができるにもかかわらず廃棄されている食品ロス〔2020(令和2)年度推計値〕は、522万トン。事業系が275万トン、家庭系が247万トンにも及びます。国民1人当たり、毎日ご飯茶碗1杯に近い量を捨てており、年間では41㎏捨てていることになります。 水を使い、土地を使い、肥料を使い、人が働き、日本の小売店まで運んでくるためにエネルギーを使い、二酸化炭素を排出しながら輸送し、そしてやっと私たちの家まで届いた食材。私たちが食材を廃棄することは、ただ目の前にある食べものを捨てているだけではなく、この全てを無駄にしていることになります。 さらには、廃棄することで、ゴミの回収や焼却処理の過程で、ここでもエネルギーを使い、二酸化炭素を発生させています。水分が多いまま焼却すれば、その水分量が6割程度になるまでは水を燃やしているようなものです。また、ゴミ処理に使われる税金は、他のことに回すことができたかもしれません。 2015年には73億人だった世界の人口は、2050年に97億人に達すると国連は予測しています。一方で、世界の飢餓人口は2021年には8億2800万人にも及んでいます。環境破壊が進み、土壌も痩せ、新たな農業革命が起こることで爆発的な収量アップを期待することもできません。 私たち一人ひとりが意識を変え、未来をより良いものにしたいと願い、小さな行動を起こしていくことが必要とされています。サステナブルな未来への変化は、誰かが起こしてくれるのではなく、私たちのキッチンからこそ始まるのです。 私たちは、2007年から米粉のレシピ研究を、2011年から乾物レシピの研究をしてきました。この本では、私たちが続けてきた活動をご紹介しています。今日からでも小さな行動を起こすきっかけになるようにと思って、レシピも掲載しました。あなたも、自分にできることは何かを考えながら読んでいただけたら嬉しいです。 版元から一言 本書とともに、サステナブルな暮らしへの一歩を踏み出してみませんか? - 著者プロフィール - サカイ優佳子/田平恵美(DRY and PEACE) (サカイユカコ タビラエミ ドライアンドピース) (著) 2002年より、食と社会のつながりを重視した食育ワークショップを各地で開催。 田んぼを残したいという想いから2007年に米粉レシピの研究をスタート。乾物は古くて新しい未来食と捉え、2011年から、現代の食卓に合った活用法を研究している。著書、メディアなどで積極的に発信し、企業とともにレシピや商品を開発するほか、講座開催や講師養成にも力を入れている。著書に『乾物マジックレシピ』(山と渓谷社)など。 facebook https://www.facebook.com/dryandpeace/
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ワイン家のオーブン料理|ワイン あけび
¥2,530
リトルモア 2022年 ソフトカバー 152ページ A5変型判 縦205mm 横152mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 信州の山間の美しい村で暮らす「ワイン家」の人々。 ◆父:イエルカ◆ チェコスロバキア出身の薪ストーブ職人。 手作り薪ストーブ「イエルカのストーブ」は、予約数ヶ月待ちの大人気。 ◆母:悦子◆ 山羊の毛で敷物を織る織物作家。 ◆娘:あけび◆ 雑誌等で活躍する料理家。 長野県松本市で人気のデリカテッセンを営む。 プラハ、アテネ、パリ、シチリア、ピエモンテ……そして信州。 旅と人生の冒険のあいだに生まれた おおらかでかけがえのない、 なにより抜群においしい料理のレシピと、 ほろり甘苦く愛おしいエッセイの数々。 類い稀な、大切な一冊。 [レシピ] ・ハーブと米を詰めたトマト ・鶏のロースト ・イワシと赤玉ねぎのアグロドルチェ ・じゃがいものグラタン ・はちみつ酵母のパン ・リンツの星のクッキー ほか、自宅のオーブンで手軽に作れるものから本格おもてなし料理まで約40品を収録。 [エッセイ] ・祖母のレシピノート ・チェコのクリスマス ・プラハ、そしてフランスへ ・野性と洗練のシチリア ・ピエモンテ、貴族と農民の料理 ・信州の果物 ほか、みずみずしい魅力にあふれた15余のエッセイを収録。 おいしい料理と生きること。 - 著者プロフィール - ワイン あけび (ワイン アケビ) (著/文) 長野県下伊那郡大鹿村の山間の集落に生まれる。高校卒業後、プラハのカレル大学で言語学を学び、その後渡仏。パリのレストランで修業し、ケータリングで独立。その後イタリアに渡り、ピエモンテのリストランテで働きながら料理を学ぶ。また南イタリアを食べ歩きいろいろな味に出会う。2019年に帰国し南信州と鎌倉で料理教室を主宰。2022年11月1日、長野県松本市の女鳥羽川沿いに「欧州総菜Kawazoe(カワゾイ)」を開店。
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暦レシピ | 高山なおみ
¥1,760
アノニマ・スタジオ 2023年 ソフトカバー 324ページ B6変型判 - 内容紹介 - 人気日記エッセイ「日々ごはん」シリーズの「おまけレシピ」が待望の書籍化!高山なおみさんの18年間の日々の暮らしから生まれた141メニューのレシピが収録されています。読んで、作って、食べて、おいしく生きるヒントが満載です。 料理家、文筆家である高山なおみさんのロングセラー日記エッセイ『日々ごはん』シリーズは、「おまけレシピ」も大人気。『日々ごはん①~⑫』『帰ってきた日々ごはん①~⑫』の2002年から2019年の18年、通算141メニューを月ごとに収録しています。旬の食材、友人から教えてもらったレシピ、旅先で知った味などなど、住む場所や生活が変わり、料理も変化していきます。どのレシピも少ない食材でシンプルな調理法、コツやポイントが腑に落ちる、ひとつのレシピが見開き完結の構成。食べたいものが自然とみつかる、味わい深い読む料理本です。巻末には「メニュー・収録巻一覧」を収録。日記とあわせて読むと、さらに楽しめます! ■収録レシピ(一部抜粋) 〇1月 ハムと蕪の葉の塩炒め 牡蠣の塩炒り 簡単ちらし寿司 和風ハンバーグ、焼き蓮根と焼き椎茸添え 中国風茄子の味噌炒め 土鍋きのこご飯 たらこスパゲティ 神戸風牛スジ煮込み ひとり鍋(白みそ仕立て) 牡蠣のバター焼き 〇2月 新ごぼうのハンバーグ 鶏と小松菜の中華あんかけ煮 海老のパエリャ風炊き込みご飯 中華風肉団子と白菜の煮込み 蓮根のはさみ揚げ さとうさやと油揚げの甘辛煮 マッシュポテトのムサカ 有頭海老の塩焼き 蕪と蕪の葉の煮びたし 白菜の鍋蒸らし炒め 白菜と豚肉のミルフィーユ鍋 辛子みそマヨネーズ 焼肉味の春雨炒め など - 著者プロフィール - 高山なおみ (タカヤマナオミ) (著/文) 1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。著書は、経験や体験に裏打ちされた料理書、日記、エッセイ、絵本など多数。
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人生にはいつも料理本があった|赤澤 かおり
¥1,760
筑摩書房 2023年 ソフトカバー 240ページ 四六判 - 内容紹介 - 季節の味わいを教える本、未知の料理への扉を開く本、言葉にぐっときた本……20年以上にわたり料理本作りに関わり続けてきた著者が、愛をこめて語りつくす。 - 著者プロフィール - 赤澤 かおり(あかざわ・かおり):料理雑誌の編集部を経て、2002年からフリーのライター・編集者に。以来、20年以上にわたり、料理本作りに取り組み続ける。2007年には好きで通いつめたハワイについての本『Aloha Book』(六耀社)を出版、ハワイが料理書編集と両輪をなすテーマとなる。高山なおみ、根本きこ、飛田和緒など多くの料理家の方たちのみならず、スタイリストやカメラマン、ブックデザイナーとの作りを通して、世の中においしさを訴え続けることに全力投球してきた。一方、いつも、まだ世に知られていない、けれどもおいしいものをつくる人を探すことも忘れない。編集に関わった本も多いが、『Hawaii note ハワイ手帖』『ハワイアン・プリント・ブック』『鎌倉 のんで、たべる。』『本棚の本』など著書も多数。
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いかさまお菓子の本 淑女の悪趣味スイーツレシピ|クリスティン・マッコーネル, 野中モモ (翻訳)
¥3,960
国書刊行会 2017年 ハードカバー 284ページ AB判 - 内容紹介 - 25万人以上のフォロワーがいるインスタグラマー、クリスティン・マッコーネルのスイーツレシピ本がついに登場! ティム・バートン、ウェス・クレイヴン、アルフレッド・ヒッチコック、そして怪奇映画俳優ヴィンセント・プライスなど、ホラーやSFからインスパイアされた奇妙で可愛いスイーツは、SNSに写真がアップされるたびに話題をさらってきた。誰もが驚き作りたいと思った、キュートで震えあがるレシピが満載。 スイーツのみならず、写真撮影からインテリア、スタイリングまですべてがクリスティン流に作り上げられた本書は、自由な発想こそが人生を素敵なものにする魔法なのだと教えてくれる。真のクリエイティビティを発揮したい、なにかを始めたいと思っている人にとって、ぴったりの一冊。 目次 はじめに 焼き菓子の基本 ホワイトケーキ チョコレートケーキ バニラバタークリームフロスティング チョコレートバタークリームフロスティング ホームメイド・キャラメル ロイヤルアイシング モデリングチョコレート フォンダン デコレーションの基本 春 フルーツバスケット・デザート ブライドジラ・ケーキ キャットレディ・ゼリー レッドヴェルヴェット宇宙生物ケーキ テキサスの竜巻ファネルケーキ アーモンドバターミルク蜘蛛の巣ケーキ 子猫ちゃんカンノーリ 社交的な蝶々たち ハミングバードケーキ 空飛ぶ円盤クッキー ファベルジェ風イースターエッグケーキ 春のヴィンテージウェディングケーキ 地球ケーキ 夏 クラブケーキ アパラチア風ブレッドプディング ドーナツ・ディナー フェイスハガー イカチョコゼリー ライスクリスピーくまちゃん ペパーミントブラウニーの虫たち エンジェルフードココナッツキャットケーキ 絶叫ベリー マッキノー島ファッジ ドラゴン蜂のレモンバー 秋 塩キャラメルアップルパイ 秋の収穫ウェディングケーキ パンプキンアイスクリーム チョコミントメデューサケーキ 毒りんごパンチ シュガークッキー墓地 ナポリ風モンスターケーキ キャラメルポップコーン猫ちゃん 悪い狼バタースコッチケーキ テラー・ミス ヴァンパイア・ミルクシェイク デヴィルズフードケーキ タランチュラクッキー 冬 シナモンロールスネーク 黒と白のケーキ ヘンゼルとグレーテルのジンジャーブレッドの家 レディット・ケーキ ホワイトブードゥーケーキ サンタクロウズ・クッキー シュガークッキーコテージ 盆栽チョコミントキャンディ バレンタインクッキー~プレデターに捧ぐ~ 楽園の蛇スパイスケーキ 謝辞 訳者あとがき 材料と道具について 材料別・単位換算表 レシピ・材料名索引 - 著者プロフィール - クリスティン・マッコーネル (クリスティンマッコーネル ) (著/文) カリフォルニア州ツイン・ピークス在住。「恐怖クッキーの女王」と呼ばれるフォトグラファー、スタイリスト、熱狂的お菓子作り愛好家、インターネットスター。作品のあらゆる要素を自ら手掛けており、着用している衣装の多くもお手製。雑誌や広告キャンペーンにもひっぱりだこ。 野中モモ ( ノナカモモ ) (翻訳) ライター、翻訳家。 著書に、『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』(筑摩書房)。訳書に、ロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニスト』(亜紀書房)、ダナ・ボイド『つながりっぱなしの日常を生きる ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』(草思社)、『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』(DU BOOKS)などがある。」
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日本発酵紀行|小倉ヒラク
¥748
KADOKAWA 2022年 角川文庫 ソフトカバー 240ページ 文庫判 - 内容紹介 - 元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす! 目次 1章 味覚の記憶/東海の旅 2章 現代空間のエアポケット/近畿の旅 3章 魚と酢の通り道/瀬戸内の旅, 4章 微生物の誘う声 離島へ 5章 旅の身体感覚 北へ 6章 ご当地スタンダードの発酵おやつ/関東の旅 7章 発酵から見た経済史/日本の近代化を見直す旅 8章 辺境を生きる知恵/九州の旅 9章 記憶の箱舟 文庫版特別収録 文庫版あとがき - 著者プロフィール - 小倉 ヒラク (オグラ ヒラク) (著/文) 1983年、東京都生まれ、発酵デザイナー。全国の醸造家たちと商品開発やワークショップ、イベント、講演会などを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学び、山梨県に発酵ラボを作り、日々菌を育てている。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。大学で発酵学の講師を務めるほか、海外でも活動。2019年渋谷ヒカリエで発酵ツーリズム展を開催。20年4月には下北沢に『発酵デパートメント』ショップをオープン。主な著書に『発酵文化人類学』(角川文庫)、『発酵する日本』(青山ブックセンター)。