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ワンダフル・アグリカルチャー 〜ローカル食品店を開業した料理人が農のリアルを綴る〜 | 石井 佳奈
¥1,980
人葉舎 2024年 ソフトカバー 152ページ B5判 - 内容紹介 - 「この食べ物はどこからやってきたのだろう。 ふとそんなことを考えたとき、この本を手に取ってもらえたら最高のめぐり合わせだ。」 ozzkitchen / フードセンターイワセを営む、石井佳奈の初の著書。 ■本の内容 この本では、 ケータリングとローカル食品店の仕事を通して 地域の食材の利用や流通に取り組んできた著者、石井佳奈の目線から、 和歌山県の農家さんの魅力を描き出します。 本書は大きく三 つの内容から構成されています。 • 和歌山で出会った個性豊かな12組の農家さんと、 そこで育てられている食材たちの魅力を伝える取材記事と写真。 • 12組の農家さんそれぞれの旬の食材を活かすオリジナルレシピ。 • 著者がローカルスーパーを経営するに至った経緯、 食に関するエピソード等を綴った人生エッセイ。 本を彩る写真は、那智勝浦町出身の気鋭の写真家である丸山由起さんに 足掛け 1 年かけて撮影していただき、魅力的な写真を通じて 視覚的にも楽しむことのできる本となっています。 ■⽬次 はじめに 第⼀部「春」 卯⽉|ファームゆうき/⽟ねぎのバルサミコグリル 皐⽉|イベファーム/みかんジャム⼊り⽶粉パウンドケーキ ⽔無⽉|⾼橋農園/トマトケチャップ 農と⾷をつなぐ料理⼈への道 Part1「味覚と志の形成編」 第⼆部「夏」 ⽂⽉|にこにこのうえん/ピーマンサルサ素麺 葉⽉|さかな農園/ケールのナムル ⻑⽉|SKYSEA 農園/ロングドュートとベビーリーフのサラダ 農と⾷をつなぐ料理⼈への道 Part2「経験値と⾃⽴編」 第三部「秋」 神無⽉|かたやま農園/⿊⽶おにぎり 霜⽉|海⾃然農苑/春菊のしゃぶしゃぶ 師⾛|元ちゃんファーム/紀州⾥芋の柚⼦煮 農と⾷をつなぐ料理⼈への道 Part3「移住と⾃営編」 第四部「冬」 睦⽉|ビオ・ランド紀の川/⼩松菜と厚揚げの煮物 如⽉|根っこ農園/⼈参のおこめころもフライ 弥⽣|⾒定⾃然農園/まりひめ苺の寒天ゼリー 杜⽒さんと語る、⾷と農業の⾯⽩さ あとがき
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日本の一年、節目の一皿 二十四節気七十二候+行事いろいろ-食で季節を愛でる- | ワタナベ マキ
¥1,980
小学館 2024年 ソフトカバー 160ページ B5判 - 内容紹介 - 季節を五感で味わい、体に取り込む94皿! 二十四節気、七十二候、そして季節の行事を、 著者・ワタナベマキが愛する日々の料理で、 楽しくおいしく読み解きました。 日々の節目を逃さず、大切に食べる94皿です。 「七十二候の二十七番目の候は、『梅子黄』(うめのみきばむ)。 青梅が甘い香りを放って黄色く熟す頃を端的に表しています。 子どもの頃から梅が大好きなので、 毎年、梅仕事を始める目印にしています。 江戸、明治、現代、旧暦から新暦を続く七十二候を読み解くと、 食で季節を愛でることは昔も今も変わらず、 生活に密着していることだと気づきます。 七十二候の言葉の美しさと自分の五感を重ね合わせ、 どうか、日常がより温かさのある時間になりますように。 そして、今日、何を食べよう? 何を作ろう? と迷ったとき、七十二候に立ち戻ってみると 旬の食材も調理法も浮かんできます」 著者のメッセージを心に94皿の料理を目にすると、 古来、日本が大切にしてきた感性が立ちのぼるようです。 雛祭り、イースター、花祭り、八十八夜、夏越の祓、七夕、中秋の名月、クリスマスなど、その他の節目も合わせ、 記憶に残る一皿をぜひ味わってください。 【編集担当からのおすすめ情報】 旬や季節感があいまいになった昨今。 七十二候と料理、数々の料理と行事、 食と重ね合わせることで、私たちのDNAに組み込まれた本来の季節感が取り戻せたようにも感じました。 鮮やかに季節を切り取ったマキさんのそれぞれの一皿。 料理家としての新たな顔を見せていただきました!
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おいしい食の流行史 | 阿古 真理
¥1,980
青幻舎 2023年 ソフトカバー 288ページ 四六変形判 - 内容紹介 - 「食」をたどれば日本が見える! NHKラジオ『カルチャーラジオ 歴史再発見』で放送された「食の流行から見る暮らしの近現代史」。 Twitterでも話題になった同番組を書籍化。 幕末の開国期から20世紀末にかけた、激動の明治~昭和の3大洋食や外国からの新たな食文化や家庭料理の変化を描き、さらには平成以降のティラミスやナタデココといった懐かしいスイーツブームも。最近は、『孤独のグルメ』『きのう何食べた?』などの食にまつわるドラマや漫画も増えています。 そうした食のトレンドを、時代の変化や社会状況を踏まえながらわかりやすく解説。 これまで、外食やパン、家庭料理、家庭における家事シェアと女性の問題を、研究、執筆してきた著者ならではの、これまでにない食文化を横断した一冊になっています。 ■目次 第1章 幕末と「獣肉食」ブーム 第2章 あんパンに始まる、日本の菓子パン・総菜パン 第3章 大正時代の「三大洋食ブーム」 第4章 戦後~高度経済成長期の「台所革命」 第5章 キッチンと料理の関係 第6章 一九七〇年代、外食のトレンドと女性たちの変化 第7章 一九八〇年代、「エスニック」料理ブーム 第8章 デパ地下の誕生と「男女雇用機会均等法第一世代」 第9章 平成のスイーツブーム 第10章 パンブーム~日本人とパンの新しい関係~ 第11章 韓国料理の流行から見えてくるモノ 第12章 「食ドラマ」の変遷に見る時代の変化 第13章 令和に起こったご飯革命 - 著者プロフィール - 阿古真理 (アコマリ) (著/文) 作家、生活史研究家。1968年、兵庫県出身。食や暮らし、ジェンダー問題等をテーマに執筆。著書に『小林カツ代と栗原はるみ』(新潮新書)、『日本外食全史』『家事は大変って気づきましたか?』(亜紀書房)、『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(筑摩書房)など多数。
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異国の味 | 稲田 俊輔
¥1,650
集英社 2024年 ソフトカバー 200ページ 四六判 縦188mm 横131mm 厚さ15mm - 内容紹介 - 日本ほど、外国料理をありがたがる国はない! なぜ「現地風の店」が出店すると、これほど日本人は喜ぶのか。 博覧強記の料理人・イナダシュンスケが、中華・フレンチ・イタリアンにタイ・インド料理ほか「異国の味」の魅力に迫るエッセイ。 【目次】 まえがき 日本人と外国料理 chapter1 中華料理 chapter2 ドイツ料理 chapter3 フランス料理 chapter4 タイ料理 chapter5 ロシア料理 chapter6 イタリア料理 chapter7 スペイン料理 chapter8 アメリカ料理 chapter9 インド料理 chapter10 extra edition 東京エスニック あとがき いつかの誰かの未知の味 【著者プロフィール】 稲田俊輔(イナダシュンスケ) 料理人/飲食店プロデュ―サー/「エリックサウス」総料理長。 鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。 2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。南インド料理とミールスブームの火付け役となる。 X(Twitter): @inadashunsukeで情報を発信し、レシピ本、エッセイ、小説、新書と多岐にわたる執筆活動で知られる。 レシピ本『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー』『ミニマル料理』『インドカレーのきほん、完全レシピ』、エッセイ『おいしいもので できている』『食いしん坊のお悩み相談』、小説『キッチンが呼んでる!』、新書『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』『お客さん物語』など著書多数。
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薬草を食べる人びと 北アルプスが生んだ”薬箱のまち”飛騨市 | 垂見 和磨
¥1,870
世界文化社 2024年 ソフトカバー 224ページ 四六判 縦188mm 横128mm - 内容紹介 - 「薬草」で地方創生に挑む、唯一無二のまちがあった! ・「唯一無二」の地方創生に挑むまちを描くノンフィクション”究極のまちをつくる”シリーズ創刊。 ・シリーズ第2弾は、「薬草」を健康とまちづくりに活かす、官民のストーリー。 ・カラー写真も豊富、市民の薬草暮らしやプロの薬草料理、薬草事典、食べ方・使い方もご紹介。 岐阜県飛騨市は、高山市と白川村にはさまれた2万人のまち。専門家の薬用植物調査で245種類の薬草が自生するこのまちで、人びとはどんな薬草を食べ、使い、暮らしに取り入れているのか。薬草は市民たちの健康づくりに一役買うだけでなく、交流人口や観光、商品開発につながり、経済効果ももたらしている――本書は、官と民が連携して取り組む「薬草のまちづくり」を描くノンフィクション。市民がよく使う薬草事典や実践レシピ、移住者の薬草ライフ、料理人の薬草会席などカラー写真も豊富で、野草やハーブ好きにも役立つ一冊である。 - 目次 - 第1章薬草が息づくまち 第2章薬草のまちづくりに挑む 第3章飛騨の〝葉っぱビジネス〟 第4章薬草と共に生きる 第5章薬草料理を伝える 第6章人をつなぐ薬草の絵手紙 第7章広葉樹を活かせ 第8章安全・安心を担保する 第9章市民の健康と福祉を守る 巻末飛騨市の人気薬草トップ20 飛騨市の薬草商品開発 - 著者プロフィール - 垂見 和磨 (タルミ カズマ) (著/文) 1965年、岐阜県生まれ。一橋大学社会学部卒。1990年に共同通信社に入社。岐阜支局、名古屋支社を経て97年に本社社会部で検察取材と調査報道を担当。特別報道室などで地方創生を取材、現在、調査部部長職。著書に『北の酒蔵よよみがえれ!』(世界文化社)。共著に『東京地検特捜部』(講談社)など。『文藝春秋』に人口減少や外国人材問題を寄稿、『宇宙飛行士野口聡一の全仕事術』(世界文化社)の編集協力など。
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インドの台所 | 小林 真樹
¥2,970
作品社 2024年 ソフトカバー 304ページ 四六判 - 内容紹介 - 食卓上に置かれた食器、その奥が気になる。 ディープなインド台所紀行! 南アジア各地の食器・調理器具の輸入販売者にして日本屈指のインド料理マニアのアジアハンターが、インドの端から端まで、さまざまな台所をめぐる――。 料理のみならず、食器や調理器具、調理工程に着目し、歴史や文化、社会問題などにも触れながら、これまであまり取り上げられてこなかった「食」の内側を覗き、さらにディープな食世界へと誘う、インド台所紀行! 本書で紹介するのは、北は夏でも朝晩寒いカシミールから、南は呼吸するだけで汗の出るタミルの最南部まで、巨大な冷蔵庫を6台も抱える大富豪から、わずかな身の回り品しか持っていない路上生活者までの、さまざまな調理現場である。(…)一戸一戸の立場や地位、地域は異にしながらも、全体として共通するインド像が浮かび上がってきた」 ――「はじめに」より ◎カラー写真多数 - 目次 - はじめに 北インド カシミールの宴席料理ワーズワーンの世界 シュリーナガル 1 旧市街の奥の堅牢な館 シュリーナガル 2 カシミールの農村探訪 バドガム 秋のパンジャーブの農家メシ アムリトサル 隠されたキッチン オールド・マナーリー ニハーリー屋とナーン屋 オールドデリー 1 インドの中のチベット系住民宅 オールドデリー 2 インド産ファストフードの現在・過去・未来 ニューデリー 1 孔雀が舞いおりる大豪邸 ニューデリー 2 ムグライー料理人たちの連鎖 ルドーリー コラム ムスリム職人の作るヒンドゥー神具 ムラーダーバード 南インド 白米と雑穀のはざまで チェンナイ 1 異国で食べる昭和レトロメシ チェンナイ 2 南インドの働き手問題 チェンナイ 3 並存する二つの台所 ディンディッカル 密林の中の小さな家 プンニャル マーピラのにぎやかな食卓 チャベスリー 沁みる酒、沁みる話 カキナダ1 アーンドラ人の葉皿イメージ カキナダ 2 IT系料理男子のキッチン ベンガルール 1 豊穣なるファイブスター・ホテル ベンガルール 2 コラム インダス文明からの伝統を受け継ぐ人たち マンナル 東インド 「正しい」台所とは何か コルカタ 1 ビハーリー・マン・イン・コルカタ コルカタ 2 路上生活者のキッチン コルカタ 3 コルカタの中華系の台所 コルカタ 4 アッサムの青銅食器 サルテバリ 先住民族たちのハレとケ バスタル ディアスポラ的ネパール料理 カリンポン ネワール族の家事労働 カトマンズ コラム 大地の味のチャーエ コルカタ 西インド 世界最大のスラム街 ムンバイ 1 憧憬と追憶のボンベイ ムンバイ 2 伝統と最新鋭 アーメダーバード 不意打ちの味をもとめて ビーカーネル カッチャーとパッカー サワーイー・マードプル インド屋台のイメージ インドール インド式パン文化の根源 パナジ 1 ゴア・フェニーで白昼夢を パナジ 2 コラム 新しくて古い工場 ムンバイ おわりに - 著者プロフィール - 小林 真樹 (コバヤシ マサキ) (著/文) 東京都出身。インド・ネパールの食器、調理器具を輸入販売している有限会社アジアハンター代表。著書に『日本の中のインド亜大陸食紀行』『日本のインド・ネパール料理店』『食べ歩くインド 増補改訂版』(以上、阿佐ヶ谷書院)がある。
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おいしいもんには理由がある | 土井 善晴
¥1,650
ウェッジ 2023年 ソフトカバー 216ページ 四六判 縦188mm 横127mm - 内容紹介 - 料理研究家・土井善晴さん、キッチンを飛び出して全国の食文化を旅する! その感動と思索、日本の食の底力についてまとめた、著者初の紀行書。 本書は料理研究家・土井善晴さんがキッチンを飛び出して、全国の食文化を訪ね歩いた記録です。 たとえば一子相伝の江戸佃煮を伝える職人や、濃厚な食味の牡蠣を育てる瀬戸内の漁業者、華やかな加賀料理の伝統を守る料亭の主人らに会い、 出羽三山ではもぎ立ての山菜を山小屋の主人と味わう。 風土が生んだ食材と食文化を体感することで紡がれた土井さんの文章は、時に文化論的思索にもおよびます。 著者初の紀行書である本書は、「一汁一菜」とはまた違う視点から日本の食文化を見つめなおす書であり、 土井さんが旅する様子を活写したカラー写真も豊富で、格好の食ガイドも兼ねています。 <本書の目次> ・まえがき ・北海道・東北 日高昆布は万能昆布 (北海道幌えりも町) 出羽、芽吹きの山菜(山形県西川町・鶴岡市) ・関東・中部 一子相伝、江戸の佃煮(東京都台東区) コク豊かな、国産落花生(千葉県八街市) 天下人を育んだ味噌(愛知県岡崎市) 百万石の加賀料理(石川県金沢市) ぴり辛きわ立つ、奥飛騨山椒(岐阜県高山市) ・中国・四国 高知の田舎寿司(高知県高知市) 瀬戸内 国産レモンの島(広島県尾道市) 日生湾のふっくら冬牡蠣 (岡山県備前市・和気町) 古式作りの讃岐和三盆(香川県東かがわ市・高松市) ・近畿 赤福餅と伊勢参り(三重県伊勢市) 豊饒の美味、琵琶湖(滋賀県大津市・近江八幡市) 吉兆と湯木貞一の美学(大阪府大阪市) 「発酵」が作る味(和歌山御坊市・紀の川市・和歌山市) 大阪寿司の世界(大阪府大阪市) 吉野晒しの本葛(奈良県宇陀市) ・九州 香気とうま味の奥八女茶(福岡県八女市) 職人一家の鰹節(鹿児島県枕崎市) 南蛮渡来の甘いもの(長崎県長崎市・平戸市) ・本書に登場する主な取材先 - 著者プロフィール - 土井善晴 (ドイヨシハル) (著/文) 料理研究家。1957年、大阪府生まれ。十文字学園女子大学 特別招聘教授、甲子園大学客員教授、東京大学先端科学研究センター客員研究員。NHK「きょうの料理」など、多数の料理番組に出演。著書に『一汁一菜でよいという提案』(新潮社)など。
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mitosaya薬草園蒸留所で作る13のこと | 江口 宏志, 山本 祐布子
¥1,870
KADOKAWA 2024年 ソフトカバー 144ページ A5判 - 内容紹介 - 千葉県いすみ鉄道沿いの山ふところ。2017年、長く廃園になっていた「薬草園」に40代の夫婦が移住してきた。 夫は個性派書店「ユトレヒト」の元オーナー、妻はイラストレーターのカップル。 南ドイツで蒸留家の修行をしたとはいえ、まったく畑違いの仕事への転職だ。 二人は「mitosaya薬草園蒸留所」を設立。“自然からの小さな発見を形にする”をモットーに夢中で働く。 楽しいながらも無我夢中の日々のなか、振り返ると約160種の蒸留酒や、季節の恵みを閉じ込めた加工品などをリリースしていた。 本書では6年間にmitosayaで生まれた仕事、家族、居心地、庭、友達、動物、特別なものなどを温かみのある写真とともに紹介する。 - 目次 - はじめに 1 蒸留酒を造る 2 庭を作る 3 居心地を作る 4 住まいを作る 5 料理を作る 6 仕事、家族、人生を作る 7 お茶を作る 8 動物との暮らしを作る 9 ブーケを作る 10 特別なものを作る 11. 友達を/と作る 12 時間を作る 13 循環を作る - 著者プロフィール - 江口 宏志 (エグチ ヒロシ) (著/文) 書店経営等を経て蒸留家の道へ。南ドイツの蒸留所で蒸留技術を学んだのち、日本の優れた果樹や植物から蒸留酒を作る、 mitosaya薬草園蒸留所を千葉県大多喜町に設立。「自然からの小さな発見を形にする」をモットーに、これまでに約160種の蒸留酒、季節の恵みを閉じ込めた加工品などをリリースしている。2023年5月、ノンアルコール飲料の製造・充填を行う都市型のボトリング工場「CAN-PANY」を東京都江東区にオープン。 山本 祐布子 (ヤマモト ユウコ) (著/文) 1977年、東京生まれ東京育ち。京都精華大学テキスタイル学科卒業後、イラストレーターとして活動。雑誌や広告、プロダクトデザインのディレクションなどさまざまな業務に携わる。2017年、千葉県夷隅郡大多喜町に移住。夫(江口宏志)と共に「mitosaya 薬草園蒸留所」の代表取締役として運営に関わる。ノンアルコール部門であるお茶やシロップの生産、来客にむけた料理などを担当。2児の母。犬、猫、鶏の世話もする忙しい日々。
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たまさんと魚料理 刺身や切り身、柵で手軽に | 中川 たま
¥1,870
文化学園 文化出版局 2024年 ソフトカバー 80ページ B5変型判 縦257mm 横185mm 厚さ8mm - 内容紹介 - 少ない材料とシンプルなレシピが人気の著者ならではの魅力的な魚料理の1冊。買ってきてすぐに使える刺身や切り身、柵、そしてまるごと使える手間いらずの魚ばかり。和洋中、エスニックまでレシピの幅も広いので、毎日だって食べ飽きません! - 著者プロフィール - 中川 たま (ナカガワタマ) (著/文) 料理研究家。兵庫県生まれ。アパレル勤務を経て、自然食料品店勤務の後、2004年ケータリングユニット「にぎにぎ」をスタートさせ、2008年に独立。現在は神奈川県・逗子にて夫と娘の3人暮らし。月に数回、自宅にて季節の野菜や果物を大切にした料理教室を開催。雑誌や書籍での、シンプルな器使いや洗練されたスタイリングも人気。『つるんと、のどごしのいいおやつ』、『いも くり なんきん、ときどきあんこ』(共に文化出版局)、『たまさんの食べられる庭 自然に育てて、まるごと楽しむ』(家の光協会)、など著書多数。
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うちで作れる やさしいトルコごはん | 青砥 ミキ
¥1,870
SOLD OUT
イカロス出版 2024年 ソフトカバー 128ページ B5変型判 - 内容紹介 - やさしい味わいのトルコ料理を、やさしい作り方でご紹介するレシピ BOOK。 世界三大料理のひとつといわれるトルコ料理。その割には、どんな料理があるのか、あまり知られていません。街中でもよく見かける「ケバブサンド」や、メディアで取り上げられることの多い「のびるアイスクリーム」くらいしか知らない、という人も実は少なくなかったりします。 でも、実際に現地の家庭で作られ日々食されているトルコのごはんは、野菜や豆がたっぷり使われていて、素材のうまみを活かした味わい深いものばかり。 特別なスパイスが多用されていたり、辛かったりすることがないので、日本人にもとても親しみやすいおいしさです。 そんなトルコ料理を、家庭料理を中心に日本のキッチンでも再現しやすいレシピでご紹介します。 著者は、外資系航空会社 CA を経てトルコ・イスタンブールに移住。双子の子育てに奮闘しながら周囲のトルコ人や現地書籍よりトルコ料理を学び、SNS で日々のトルコごはんレシピを発信しています。 本場トルコで毎日キッチンに立つお母さんの味は、家族を思うやさしい味。それでいて、本書では日本人にも食べやすいよう油の量を少しだけ控えめにするなど、身体にもやさしいレシピになっています。スープや野菜料理、肉料理からスイーツまで、日本の食卓に気軽に取り入れるためのヒントとなる一冊です。 【CONTENTS】 はじめに トルコ料理とは トルコごはんの食材について ❖Part 1❖スープ&野菜料理❖ 花嫁のスープ/赤レンズ豆のスープ/高原のスープ/赤レンズ豆のキョフテ/坊さんの気絶/夏野菜の煮込み/ズッキーニのおやき/ほうれん草のボラーニ/揚げ野菜のヨーグルトソース/羊飼いのサラダ/トルコ風ポテトサラダ/白いんげん豆のサラダ/細びきブルグルのサラダ/きゅうりとヨーグルトのサラダ ほか ❖Part 2❖肉&魚料理❖ 鶏肉のシシ・ケバブ/アダナ・ケバブ/肉と白いんげん豆の煮込み/肉屋のキョフテ/鶏肉のトルコ風炒め/ベイティ・ケバブ/なすと肉団子のケバブ/アルバニア風揚げレバー/ 魚と彩り野菜のトルコ風炒め/トルコ風魚の蒸し煮/豆あじの円盤揚げ/魚の串焼き/トルコ風いかリングフライ ほか ❖Part 3❖ごはんもの&粉もの❖ ブルグルのピラフ/ショートパスタ入り米のピラフ/野菜入りブルグルのピラフ/スパイス香る栗のピラフ/スパイスピラフのいわし包み/ピーマンのドルマ/キャベツのサルマ/お手軽スィミット/”ピデ“お手軽トルコ風ピザ/マントゥ/お手軽ラフマージュン ほか ❖Part 4❖軽食&朝食❖ クムピル/さばサンド/トルコ風チキンラップサンド/ぬれバーガー/メネメン/ハーブ入りパンケーキ/シガラ・ボレイ/パチャンガ・ボレイ/トルコ風チーズフォンデュ ほか ❖Part 5❖スイーツ&ドリンク❖ お手軽バクラヴァ/“レヴァニ”レモン風味のしっとりケーキ/ぬれクッキー/アイスクリーム入りヘルヴァ/“ムハッレビ”トルコ風ミルクプリン/アイラン/リモナタ ほか
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たまさんと魚料理 刺身や切り身、柵で手軽に | 中川 たま
¥1,870
文化学園 文化出版局 2024年 ソフトカバー 80ページ B5変型判 縦257mm 横185mm 厚さ8mm - 内容紹介 - 少ない材料とシンプルなレシピが人気の著者ならではの魅力的な魚料理の1冊。買ってきてすぐに使える刺身や切り身、柵、そしてまるごと使える手間いらずの魚ばかり。和洋中、エスニックまでレシピの幅も広いので、毎日だって食べ飽きません! - 著者プロフィール - 中川 たま (ナカガワタマ) (著/文) 料理研究家。兵庫県生まれ。アパレル勤務を経て、自然食料品店勤務の後、2004年ケータリングユニット「にぎにぎ」をスタートさせ、2008年に独立。現在は神奈川県・逗子にて夫と娘の3人暮らし。月に数回、自宅にて季節の野菜や果物を大切にした料理教室を開催。雑誌や書籍での、シンプルな器使いや洗練されたスタイリングも人気。『つるんと、のどごしのいいおやつ』、『いも くり なんきん、ときどきあんこ』(共に文化出版局)、『たまさんの食べられる庭 自然に育てて、まるごと楽しむ』(家の光協会)、など著書多数。
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バスクの修道女 畑と庭の保存食 | 丸山 久美
¥3,080
グラフィック社 2024年 ソフトカバー 288ページ A5変型判 縦148mm 横210mm - 内容紹介 - 一般の人が立ち入ることのできない修道院の中では、できるだけ自給自足の生活を重んじています。 畑では四季折々の野菜を育て、庭の木々にはたわわに果物が実り、香り高いハーブも茂っています。 たくさん収穫した野菜や果物を料理をし、食べきれないものは保存食にして季節をまたいで大事に食べます。 本書では修道女たちが実際に作っている保存食、ジャム、コンポート、シロップ漬け、オイル漬け、酢漬けなどの加工方法、そしてそれらを使った料理を紹介します。 - 目次 - はじめに/修道院とは/修道女たちの1日/おもな保存食の種類/長期保存するために/春の保存食/夏の保存食/秋の保存食/冬の保存食/庭のハーブを使って/ご近所さんのおすそ分け(ホワイトアスパラガス、カタクチイワシ、ビンナガマグロ)/コラム(修道院の養鶏、バスクのリキュール、秋のごちそう・鶏肉のテリーヌ、肉の保存食・豚肉のスパイス漬け)など - 著者プロフィール - 丸山 久美 (マルヤマ クミ) (著/文) 料理家。 スペイン家庭料理教室「mi mesa」主催。アメリカへ留学後、ツアーコンダクターとして世界各国を廻る。 1986年からスペイン・マドリードに14年在住。 家庭料理をベースにしたスペイン料理を習得しながら修道女たちと長年に渡り、交流しながら料理を学ぶ。 2021年に刊行された『バスクの修道女 日々の献立』(グラフィック社)は修道院の“ものを無駄にしない、そして旬の食材を使ってシンプルな料理を作る”精神に多くの読者から共感を得る。
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バスクの修道女 日々の献立 | 丸山 久美
¥3,080
グラフィック社 2021年 ソフトカバー 384ページ A5変型判 縦182mm 横257mm - 内容紹介 - 修道院の料理には、私たちが今必要としているヒントがたくさん詰まってます。 簡単、時短、経済的、残さないで使い切る工夫、保存食。 また、幸せな気持ちにしてくれるデザートなど。 バスクは、山と海の幸、春夏秋冬の気候に恵まれ、 独自の食文化が受け継がれ、発展を遂げてきました。 バスク料理は、スペインを代表とする味。 本書はバスクの修道女たちから教えてもらった料理、文献からの料理も交え、 日本の食材でも美味しく作れるレシピにアレンジし、献立方式でご紹介します。 - 目次 - はじめに/修道院とは/修道女たちの1日/朝食、昼食、夕食/ パンと二皿料理、そしてデザート/特別な日/修道女の毎日のご飯がお手本/ 春の献立/四旬節の食事/復活祭の食事/夏の献立/秋の献立/冬の献立 - 著者プロフィール - 丸山 久美 (マルヤマ クミ) (著/文) 料理家。スペイン家庭料理教室「mi mesa」主催。 アメリカへ留学後、ツアーコンダクターとして世界各国を廻る。 1986年からスペイン・マドリードに14年在住。 家庭料理をベースにしたスペイン料理を習得しながら修道院を巡り、 修道女たちから料理を学ぶ。
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【バーゲンブック】石井好子のヨーロッパ家庭料理 | 石井好子
¥1,300
河出書房新社 2021年 ソフトカバー 198ページ B5変判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - ヨーロッパ各地の家々を訪ね、レストランでは味わえない家庭の味、食卓の風景を取材した料理指南書にして第一級の食紀行。堀井和子、平松洋子の解説エッセイを収録。幻の料理本、復刻新装版。
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【バーゲンブック】新版 くり返し作りたい自然おやつ | オズボーン 未奈子
¥900
マイナビ 2015年 ソフトカバー 88ページ B5変判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 目次1 思いたったらすぐに作れるビスケット、スコーンなど2 しょっぱいおやつもやっぱり食べたいチップス、スナックなど3 おいしいから食べたい野菜のおやつ4 ちょっとだけ手間を加えてカップケーキ、タルトなど5 週末に作って、まいにち食べられる保存食とそのおやつ
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【バーゲンブック】浜内千波のお気軽おもてなし菜時記 | 浜内 千波
¥900
アスペクト 2011年 ソフトカバー 111ページ B5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 目次:冬のおもてなし(クリスマスお正月 ほか)/春のおもてなし(ひな祭りお彼岸 ほか)/夏のおもてなし(結婚記念日七夕 ほか)/秋のおもてなし(お月見お彼岸 ほか)
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【バーゲンブック】みんなのおうちカレー | 柴田書店
¥800
柴田書店 2014年 ソフトカバー 111ページ A5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 隣のカレーは、どんなカレー?もはや日本人の国民食である「カレー」。お店で食べるカレーもいいけれど、家で食べるカレーには捨てがたい魅力がある。本書では職業もさまざまな○人に、ふだん実際に作って食べている“おうちカレー”を教えてもらう。「野菜を食べたくなるとカレーを作る」「2日目、3日目と煮詰まるのが好き」「作りたてが一番!」「子どもと一緒に食べられるように」など、カレーへの思いやこだわりは千差万別。
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【バーゲンブック】バビブベボナさん おいしいお菓子のお友達 | 樋口 正樹
¥1,000
文化出版局 2018年 ソフトカバー 71ページ バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 料理家の樋口正樹さんの愛猫ボナさんは、 ふかふかとしたグレーの毛並みにまん丸な顔をした女の子。 樋口家のブレイクタイムに登場する 手作りのケーキやパンにいつも興味津々です。 もちろん、ボナさんが食べるわけではありません。 どれもおいしそうで、かわいくて、楽しそうで、 でき上がるたびにワクワクする存在の“お友達"なのです。 バンブルベリーパイ〈アメリカ〉 ビクトリアサンドイッチ〈イギリス〉 ブリワット〈モロッコ〉 ベラベッカ〈フランス〉 ボッシュボール〈オランダ〉 ほか バ・ビ・ブ・ベ・ボの頭文字から始まる、 様々な国の伝統的で個性的なお菓子と過ごすボナさん。 その情景を、20点のレシピと共に収録。
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【バーゲンブック】おうちで作れるカフェの朝食−人気カフェの看板メニューレシピ集 | 山村 光春
¥1,100
世界文化社 2018年 ソフトカバー 127ページ B5変判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 全国11の人気カフェのとっておきの朝食レシピ集。行列必至の看板メニューを初公開。他にも、朝食に食べたい、いちごのタルティーヌやエッグベネディクト、チリビーンズトーストなどなど45レシピをご紹介。
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【バーゲンブック】GRAND HYATT TOKYO とっておきのパーティレシピ | グランドハイアット東京
¥1,000
PARCO出版 2014年 ソフトカバー 111ページ B5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - ララグジュアリーホテル「グランド ハイアット 東京」 全レストラン&バーのパーティレシピを大公開! ホテルで提供されている人気のレシピに加え、 各店舗のシェフ&バーテンダー考案の オリジナルパーティレシピ全70種を掲載。
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【バーゲンブック】ナイルレストラン−ナイル善己のやさしいインド料理 | ナイル 善己
¥1,100
世界文化社 2014年 ソフトカバー 111ページ B5変判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - みんなが作りたい「スパイスカレー」と「おかず」。味づくりの基本ルールが、この1冊できちんと分かる!北インド料理、南インド料理に分類、違いが楽しめます。【担当編集者からオススメの一言】 インド料理って難しい?いえいえ、作り方は単純です。「味のもと」さえ作れば、「味のもと」と具を一緒に炒めたり煮たり、「味のもと」で マリネして一緒に炒めたり。
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めんの本 | 有元 葉子
¥1,980
文化出版局 2024年 ソフトカバー 96ページ B5変型判 縦257mm 横190mm 厚さ9mm - 内容紹介 - 有元家の大晦日の定番・大かき揚げのそば、まるであわびのしいたけめん、春のふわふわ卵とじうどん、たれが決め手の冷やし中華、ベトナムで出会ったビーフンなどなど、ありそうでなかった有元さんのめん料理の集大成。一年中役立つこと間違いなしの1冊です。 - 著者プロフィール - 有元 葉子 (アリモトヨウコ) (著/文) 料理研究家。素材の持ち味を大切にした、シンプルな家庭料理を提案。まっとうな材料を使って、家で作って食べることは世の中がよくなるための第一歩、という考えを持つ。『有元家のお弁当』『料理のあいうえお』(文化出版局)など著書は100冊を優に超える。
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はじめての胃もたれ 食とココロの更新記 | 白央 篤司
¥1,980
太田出版 2024年 ソフトカバー 224ページ 四六判 - 内容紹介 - 昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。フードライターの白央篤司さんが、加齢によって変化する心身をなだめながら、作って食べる日々を綴った手探りエッセイ。 “加齢に伴う変化の体感は楽しい。だって、「歩く」「しゃべる」「自転車に乗れる」といった、幼少期の成長に伴う「できるようになった」の記憶は、もはや曖昧だもの。一方、中年の「できなくなった」は、ちゃんと自覚ができる。観察も対処もできる。つまり、人の機能的変化をじっくり味わえるのは、中年の特権なのだ。高齢者になれば、再びそれは難しくなるのだから。” -- ジェーン・スーさん(コラムニスト)推薦! 「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」 そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。 もうすぐ50歳。調子にのって食べすぎると胃がもたれる。お腹いっぱいが苦しい。量は変わらないのに、ぜんぜん痩せない……老いを痛感することが増える日々。 人生の折り返し地点を迎えて、いままでのようにいかないことがどんどん増えていく。でも厚揚げやみょうが、大根おろしみたいに、若い頃にはわからなかったおいしさを理解することだって同じくらいあるはず! いまこそ、自身を見つめ直して「更新」してみませんか? ----- 昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。老化は誰でも起こるもの、さっさと早いうちにセルフケアして、より良い状態をキープしていかないと時間がもったいない。人生で食事を楽しめる回数なんて、毎日減ってゆくばかりだ。しなくていい無理をして、あるいは調子に乗り過ぎて飲食して、胃もたれで週末を苦しんで過ごすようなミスは繰り返しちゃいけない。(と、書きつつも私はまだたまにやってしまうけれど……)それに、つらいことばかりでもない。食における好みの変化は、若い頃には分からなかったおいしさを理解できるようになる、という側面もある。「昔はこんなもの、全然好きじゃなかったのに」なんてひとり食卓でつぶやいてしまうこと、ないだろうか。食べたくなくなるもの、食べにくくなるものの数と同じぐらい、新たな好物が見つかっていくという豊かな道もあるのだ。(「はじめに」より) - 目次 - はじめに 第一章 いろんなところにガタが来る はじめての胃もたれ お腹いっぱいがこわい カルビ世代から大根おろし世代へ 衰えを語り合える関係はいいものだ 増えるばかりのメンテ・アイテム! 物価高の中、頼れるあいつ 耐脂性の問題と具だくさん汁の豊かさ アンケートその① 誕生日はいまやうまいものを食う口実に 春の食卓 第二章 手探りで向き合う つまづいて、歩いて、お茶を淹れる やせない体 なすときゅうりと、非現実的もいいとこな夢 厚揚げ、みょうが、そして苦みが好きになる 日傘のすすめ&「男のくせに」 自分の機嫌とり上手になりたい 夏の食卓 第三章 無理なく変わっていく 私と酒と酒場のこと、これまでのこと 隙あらば野菜を足すムーブメント 「いつもより気持ち少なく」の節塩ライフ グジュとたま子のこと 台所の思い出話① 台所の思い出話② みなさんにアンケート② 秋の栗、そして父のこと 第四章 決めつけない方が人生は面白い 魚よ、おろそかには食わんぞ ―私のレシピ微調整― 無理なときは無理しないにたどり着くまで 私なりの“半”作りおき、そして使い切り術のあれこれ お弁当から考える「ちゃんと作る」ということ 台所の思い出話③ ハワイの名物料理ポキに学ぶ 冬の原稿の伴走者、煮込み料理 第五章 執着と無頓着 男達よ、もっと自分をいたわろう 和菓子に惹かれていく 友達も携帯もいらない 30代で決意したふたつのこと 50代の歩み方 いなり煮に教わる あとがき 著者プロフィール 白央篤司 (ハクオウ アツシ) (著/文) フードライター、コラムニスト。1975年生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。日本の郷土料理やローカルフード、現代人のための手軽な食生活の調え方と楽しみ方、より気楽な調理アプローチをメインに企画・執筆する。メインテーマは「暮らしと食」。著書に『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)、『自炊力』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)、『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)など。
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もういちど、あなたと食べたい | 筒井 ともみ
¥737
新潮社 2024年 新潮文庫 ソフトカバー 336ページ 文庫判 縦151mm 横106mm 厚さ11mm - 内容紹介 - 大切な思い出はいつだって‶食〟とともにある。松田優作と食べたにぎり寿司、佐野洋子が作ってくれた野菜炒め煮、樹木希林に伝えた玄米の味噌雑炊、深作欣二が大好きだったキムチ鍋……。かれらと囲んだ味や匂いは、やがて私の肉となり血となった。映画「それから」「失楽園」等で知られる脚本家が、俳優や監督たちとの出会いと別れ、そして忘れられない食事を振り返る美味しくも儚いエッセイ集。