-
Foodscape フードスケープ 図解 食がつくる建築と風景 | 正田 智樹
¥3,300
学芸出版社 2023年 ソフトカバー 224ページ A5判 縦148mm 横210mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 地形と気候に応じた食がつくる建築と風景の図解集。カレマ村のワイン、アマルフィのレモン、小豆島の醤油、多気町の日本酒等、日本とイタリア16の食の生産現場を読み解く。蓄熱する石積みの段々畑、風を呼込む櫓、光や湿気を採り入れる窓等、自然のリズムとともにある食生産と人の暮らしを取り戻す為の建築の問いと手がかり - 目次 - プロローグ 1 食の生産とフードスケープ 1-1 イタリアの食文化に学ぶ -スローフードの発祥 1-2 エコロジカルな転回 チェントロ・ストリコからテリトーリオへ 1-3 エコロジカルな治具とスローフード・アーキテクチャー 1-4 調査方法とドローイング 2 イタリアのフードスケープ 2-1 カレマ村のワイン 2-2 ボルミダ渓谷のワイン 2-3 トレントの貴腐ワイン 2-4 ムリアルド村のにんにく 2-5 ジベッロ村のクラテッロ 【生ハムコラム】パルマの生ハム・コロンナータ村のラード 2-6 モデナのバルサミコ酢 2-7 ヴェスヴィオ山のトマト 2-8 アマルフィのレモン 2-9 トラパニの塩 【チーズコラム】 【対談】藤原辰史 3 日本のフードスケープ 3-1 四郷の串柿 【干し柿コラム】宇治田原の柿、畑地区柿小屋 3-2 醤の郷 【醤油コラム】埼玉の弓削多醤油 【味噌コラム】石井味噌 3-3 てしま天日塩ファーム 【塩コラム】珠洲の塩 【塩コラム】赤穂の塩 3-4 多気町の日本酒 【日本酒コラム】灘五郷、知多半島酒造 3-5 八女茶 3-6 田野町の大根櫓 【大根コラム】大根コラム:山之村の寒干し大根 3-7 橘本のみかん 【対談】塚本由晴 エピローグ フードスケープの維持・更新 - 著者プロフィール - 正田 智樹 (ショウダ トモキ) (著/文) 1990年千葉県生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。2016-17年イタリアミラノ工科大学留学。現地ではSlow Foodに登録されるイタリアの伝統的な食品を建築の視点から調査。2018年-現在 大手設計事務所在籍。
-
明けても暮れても食べて食べて | はらぺこめがね
¥2,310
筑摩書房 2024年 ソフトカバー 128ページ A5変形判 - 内容紹介 - 人気絵本作家であり根っからの食いしん坊が、日々の暮らしの中で「食べる」ことに真正面から向き合い、それを描くことで生まれた絵と文章を詰め込んだ初の画文集 - 著者プロフィール - はらぺこめがね (ハラペコメガネ) (本文) 原田しんやと関かおりによる夫婦イラストユニット。2005年京都精華大学デザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て2008年にイラストレーターとして独立。2011年はらぺこめがねを結成。絵本に『フルーツポンチ』(ニジノ絵本屋)、『やきそばばんばん』(あかね書房)、『くだものさがしもの』(PHP研究所)、『かんぱい よっぱらい』(岩崎書店)、『みんなのおすし』(ポプラ社)、『にくのくに』(教育画劇)などがある。 また「ごちそんぐDJの音楽」(DJみそしるとMCごはん)のジャケットアートを担当するなど「食べ物と人」をテーマに幅広く活動している。
-
【バーゲンブック】菓子工房ルスルスのカスタードの本 | 新田 あゆ子
¥900
家の光協会 2021年 ソフトカバー 79ページ B5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - だれもが子どものころから慣れ親しんだ味、カスタード。卵、牛乳、砂糖、小麦粉と身近な材料で作れる基本のクリームですが、とろりなめらか、こっくり濃厚など仕上がりや食感もさまざまに変えられる奥深いクリームでもあります。東京の浅草、東麻布、松屋銀座に店舗を構える人気店『菓子工房ルスルス』の新田あゆ子さんが、基本のカスタードをはじめ、シュークリーム、フルーツタルト、プリン、クラフティなど、カスタードをたっぷり味わえるお菓子を紹介します。
-
【バーゲンブック】OXYMORONのあまいもの−何度でも食べたくなる、飾らない味 | 大島 小都美 他
¥1,000
誠文堂新光社 2021年 ソフトカバー 95ページ B5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - スパイスカレーが人気の「OXYMORON」による、飾らなくて奥深い味が繰り返し食べたくなる「あまいもの」のレシピを公開します。行列ができるカレー店「OXYMORON」。スパイスカレーが人気なのはもちろんですが、同じくらいに人気なのがあまいものです。その両方を求める人で連日行列ができています。現在は、鎌倉や二子玉川などに店舗を構えています。
-
【バーゲンブック】よむお酒 | パリッコ, スズキナオ
¥850
イーストプレス 2019年 ソフトカバー 383ページ 四六判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - これは世界一役に立たない“お酒”の本です。でも、読むと人生が少しだけラクになる…かも。cakes連載『パリッコ、スズキナオののんだ?のんだ!』を書籍化酒にまつわるあれこれをゆるーく、ぬるーく、たまに真剣に書き綴る。人気酒場ライター2人による酒飲みユニット「酒の穴」による初エッセイ集!
-
【バーゲンブック】週末が待ち遠しくなる とっておきのお菓子 | ふくどめ りほ
¥800
KADOKAWA 2023年 ソフトカバー 111ページ A5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 心地よい休日の朝って きっと、こういうこと。おうちで作れて失敗知らず。休日の朝に楽しみたい、とびきり可愛いお菓子たち。ふかふかのミルクティシフォンや、歓声が上がるほど大きいプリン、夏にぴったりのヨーグルトティラミス…ずっと大切にしたい30レシピを収録。
-
【バーゲンブック】ケータリング気分のBox Food−野菜たっぷり!いつもの食材で、新しいお弁当。 | 田中 美奈子
¥900
文化出版局 2020年 ソフトカバー 95ページ A5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 人気女性誌の撮影現場のケータリングに大人気! 予約がなかなか取れない料理家・田中美奈子が作るお弁当は、野菜たっぷり、おしゃれな見た目と冷めても美味しい味つけで大満足なものばかり。秘密のレシピ123点を大公開!
-
【バーゲンブック】幸也飯−彩り映える・おもてなしの作りおき | 寺井 幸也
¥700
辰巳出版 2017年 ソフトカバー 95ページ A5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 有名モデルたちが絶賛するケータリング・幸也飯が自宅でかんたんに作れる、初のレシピ本!体型を気にするモデルが撮影中でも完食する野菜メインのヘルシーメニューとSNS映えするおしゃれな見た目が支持されているケータリング・幸也飯。本書では、幸せになれる華やかごはん、幸也飯のレシピを厳選して紹介。
-
【バーゲンブック】アンソロジー 餃子 | 池田 満寿夫 他
¥1,000
PARCO出版 2016年 ソフトカバー 239ページ 四六判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - 「食」をテーマに編んだアンソロジーシリーズも、おかげさまでカレーライス、お弁当、おやつ、ビール、そばに続く6作目、最終巻となりました。 今回のテーマは「餃子」。 「きょうはどうしても餃子」という日が年に何回かはある不思議なたべもの、餃子。
-
【バーゲンブック】アンソロジー ビール | 赤塚 不二夫 他
¥900
SOLD OUT
PARCO出版 2014年 ソフトカバー 238ページ 四六判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - アンソロジーシリーズ第4弾. 「食」をテーマに編んだアンソロジーシリーズも、おかげさまで、カレーライス、お弁当、おやつに続く第四弾となりました。今回は、趣きをガラリと変えて「ビール」をお届けします。暑い夏を迎える季節にグイッと一杯。名文家たちの「ビール」について熱い思いを飲み干してください。 アンソロジーシリーズ第4弾
-
【バーゲンブック】子どもたちにつなぐ みんなの食べ方じてん | 富山 洋子
¥900
ジャパンマシニスト社 2012年 ソフトカバー 174ページ A5判 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - みず・主食・やさい・にく・さかな・加工食品・おかし・のみもの…日々の食材は、こうして選び、ほんの少し工夫する。洋子さんの食をめぐる経験と知恵には不安な気持ちを軽やかにする力がある。
-
菜の辞典 | 長井史枝, 川副美紀 (イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2019年 ハードカバー 320ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 1年中目にするものから、ちょっと珍しいものまで、約180種の野菜を、美しいイラストとともに紹介。旬の時期・選び方・保存方法・食べ方・栄養素・効能効果なども端的に掲載。辞典シリーズらしいオシャレさ、可愛らしさはそのままに、実用としての使いやすさも兼ね備えた1冊です。 目次 はじめに この本の使い方 各栄養素のはたらきと食事摂取基準 からだを癒す野菜 ベジブロス インデックス - プロフィール - 長井史枝 (ナガイフミエ) (著/文) ライター。野菜ソムリエ。リトルプレス『BonAppétit』発行人。人物インタビューや店舗取材のほか、料理・スイーツのレシピ本制作にも多く関わる。著書に『田舎・郊外でお店、はじめました。』(雷鳥社)、関連書籍に『オープンサンドレシピブック』(誠文堂新光社)など。 川副美紀 (カワゾエミキ) (イラスト) イラストレーター。女子美術大学産業デザイン科卒。植物・ガーデニング・料理・スイーツ・インテリアなど、生活の身近な情景を描く。著書に『ケーキ物語』『クッキー物語』(講談社)、『あかちゃんスイートメモリー』(梧桐書院)など。
-
菓の辞典|長井史枝, いのうえ彩
¥1,650
雷鳥社 2022年 ハードカバー 256ページ 2.2 x 11.2 x 16 cm - 内容紹介 - ラムセス3世が親しんだであろうBC時代のものから、近現代のティラミスやパフェまで。 約130種類の西洋菓子の起源と痕跡を探り、描きおろしイラスト約100点とともに紹介。 お菓子一つひとつが持つストーリーを古代から現代へと並べて掲載。 ぺージをめくるたびに現代へと近づき、まるで「お菓子」で時代を旅する気分に。 ▶十字軍が遠征したり、王族の子女が他国に嫁いだりすると、もれなくお菓子文化が発展していた。 ▶人から人へ、国から国へ。「人が動けばお菓子も動く」だったのです。 「お菓子MAP」やお菓子にまつわる「人物index」、レシピやペアリングのページも。 目次 古代のお菓子たち 中世(5~14C) 001 古代の香りただよう濃厚な味わい ..............................................................................................................チーズケーキ P20 002 マフィアも虜にしたリコッタクリーム ...........................................................................................................カンノーリ P22 003 禁じられるほど美しい 復活祭のお菓子 ......................................................................................................カッサータ P24 004 チンギス・ハンも認めた滋養ケーキ.............................................................................................................パン・デピス P26 005 凸凹の格子模様がトレードマーク ........................................................................................ワッフル(ゴーフル) P28 006 お菓子作りの発展に大貢献したパン? ...............................................................................................................エショデ P32 007 タータンチェックは英国菓子のほこり ......................................................................................ショートブレッド P34 008 世界最古の”生命の“ クッキー .....................................................................................................................レープクーヘン P36 009 塩味から始まったフランス家庭菓子 ..............................................................................................................................フラン P38 010 ひと切れずつ食べながらクリスマスを待つ ...............................................................................................シュトレン P40 011 ローマ皇帝も魅せられたエレガントなケーキ ....................................................ガトー・ド・サヴォワ P42 012 サヴォイア家のフィンガービスケット .....................................サヴォイアルディ&ザバイオーネ P44 013 甘酸っぱい禁断の実のお菓子 ..............................................................................................................................アップルパイ P46 014 アーモンドが主役の白いゼリー ..................................................................................................................ブランマンジェ P48 近世(15~17C) 015 セザンヌの故郷に生まれた小さな銘菓 .................................................................................................................カリソン P52 016 ドーム型の大きなパン菓子 ..................................................................................................................................パネットーネ P54 017 古代から珍重された薬効ケーキ .................................................................................................ジンジャーブレッド P56 018 じっくりゆっくり焼いた年輪模様...........................................................................................................バウムクーヘン P57 019 決め手は修道士の真っ赤なリキュール .......................................................................ズッパ・イングレーゼ P58 020 建築家が作った初のセミフレッド .......................................................................................................................ズッコット P60 021 船上料理人が考案した蒸し料理 .........................................................................................................................................プリン P62 022 不名誉な名前の大人気デザート ............................................................................................................................トライフル P64 023 優雅な香りのヴィエノワズリー ........................................................................................................................ブリオッシュ P66 024 フランスで花開いたイタリアみやげ ...........................................................................................................................マカロン P68 025 ワインの産地に生まれた逸品 ...................................................................................................................................................カヌレ P72 026 悪酔いしないカーニバル菓子 ................................................................................クラプフェン&ボンボローニ P74 027 宗教心の詰まった小さな丸いパイ .................................................................................................................ミンス・パイ P76 028 エピファニーを祝う王様のお菓子 .............................................................................................ガレット・デ・ロワ P78 029 世界デビューしたアーモンドタルト .....................................................................................................アマンディーヌ P82 030 スプーンで割って食べれば幸せになる ................................................................................クレーム・ブリュレ P84 031 薄い生地で巻いたオーストリア銘菓 ..........................................................アプフェルシュトゥルーデル P86 032 主人の名をあげたアーモンド菓子 .......................................................................................................................プラリーヌ P88 033 修道女がつくった偶然の産物 .......................................................................................................スフォリア・テッラ P90 034 はじまりはクルミつきの丸い揚げ菓子 ..................................................................................................................ドーナツ P92 035 粥から生まれた王妃お気に入りのスイーツ ..................................................................................................クレープ P94 036 伝統のダークチェリージャムをはさんで ......................................................................................ガトー・バスク P96 037 その名は「クリーム入りキャベツ」 .....................................................................................................シュークリーム P98 038 歯がたたない固焼きビスケット .....................................カントゥッチ(ビスコッティ・ディ・プラート) P99 039 マリー・アントワネットご所望の朝食 ...........................................................................................................クグロフ P100 近代(18~19C) 040 抜群の汎用性はふたつの材料から........................................................................................................................メレンゲ P108 041 世間をザワつかせた愛の名前 ..........................................................................................................ピュイ・ダムール P110 042 ポルトガルの国民的菓子 ...................................................................................................................パステル・デ・ナタ P112 043 貝殻の形がまとうバターの芳香 .......................................................................................................................マドレーヌ P113 044 華やかな帽子をケーキに仕立てて .........................................................................................................シャルロット P114 045 パリ最古の菓子店の看板商品.................................................................................................................................................ババ P116 046 有名な型になった「できそこない」 .................................................................................................ガトー・マンケ P118 047 小さなシューで作るピエス・モンテ .......................................................................................クロカンブッシュ P120 048 ドイツ・バイエルン地方がルーツの冷菓 ......................................................................................................ババロア P122 049 じっくり時間をかけた栗の砂糖漬け .....................................................................................マロン・グラッセ P123 050 誰もが認めるチョコレートケーキの王様 ......................................................................................ザッハトルテ P124 051 命名はパン・菓子職人の__________守護聖人から ..................................................................................................サントノレ P126 052 美食家の名を冠したババの兄弟 ............................................................................................................................サバラン P128 053 パイの名は、椰子の葉、ハート、豚の耳......................................パルミエ(シュバインスオーレン) P130 054 パリジャン最愛のキュートなシュー菓子 ....................................................................................................エクレア P132 055 ブルダルー通りの大人気タルト ...........................................................................................タルト・ブルダルー P134 056 バターの香りに酔う小さな焼き菓子 .....................................................................................................................サブレ P136 057 シューを修道女の姿に模して.......................................................................................................................ルリジューズ P138 058 スコットランド生まれの愛され菓子 .................................................................................................................スコーン P140 059 チョコレートをはさんだ”貴婦人のキス“ .........................................................バーチ・ディ・ダーマ P144 060 名前の由来はアラビアの港町 ..................................................................................................................................................モカ P146 061 ブルターニュ産の有塩バターをたっぷり .........................................................................クイニー・アマン P148 062 シンプルが基本のバターケーキ ...........................................................................................................カトル・カール P149 063 創作は敬愛する英国女王のため ...............................................ヴィクトリアサンドイッチケーキ P150 064 ”千枚の葉“ という詩的な名前 ...........................................................................................................................ミルフイユ P152 065 歌姫お気に入りの天国の味 ..................................................................................................トルタ・パラディーゾ P154 066 ヴィクトリア時代の市松模様のお菓子 ..............................................................バッテンバーグケーキ P156 067 映えるお菓子の考案は出張料理人 .......................................................................................................ヴァシュラン P158 068 「金の延べ棒」の味を堪能して ..............................................フィナンシェ&ヴィジタンディーヌ P160 069 車輪を模したリングシュー .......................................................................................................................パリ・ブレスト P162 070 再現困難なエスコフィエの逸品 ...........................................................................................................ピーチ・メルバ P164 071 英国皇太子が命名した炎のデザート .....................................................................クレープ・シュゼット P166 072 コーヒーと好相性の濃厚ケーキ ......................................................................................................................ブラウニー P168 073 逆さまにして完成する飴色タルト ....................................................................................................タルト・タタン P169 074 カスタードの海にメレンゲの島 ............................イル・フロッタント(ウー・ア・ラ・ネージュ) P170 075 薪型のケーキを食べてミサを待つ ..........................................................................ビュッシュ・ド・ノエル P172 076 パンとスイーツ、ふたつの顔 ......................................................................................................アメリカンマフィン P174 077 飲み物を奪われた人々の苦肉のアイデア..................................................................................................サンデー P176 078 フランス発祥の「最中」的な洋菓子 .................................................................................................ダッコワーズ P178 079 イギリスの伝統的なクリスマス菓子 ...................................................................クリスマス・プディング P180 080 甘酸っぱいクリームにメレンゲをたっぷり ............................................................レモンメレンゲパイ P182 081 港町で生まれたマーマレードの副産物 .......................................................................ダンディー・ケーキ P184 082 イギリス名門校の大らかなデザート ............................................................................................イートン・メス P186 083 イギリスの真っ赤な夏のごちそう ......................................................................................サマー・プディング P188 084 祖先は古代の咳止めキャンディー.................................................................................................................マシュマロ P190__ 現代(20C~) 085 ヨーロッパの最高峰に思いを馳せて ..........................................................................................................モンブラン P198 086 ルーツは酪農家のごちそう ...........................................................................................................クレメ・ダンジュー P200 087 バレリーナのプリンは恋人のため ......................................................................................................パンナ・コッタ P202 088 アル・カポネ一味が賞賛したお菓子 ................................................................................トルタ・カプレーゼ P204 089 ケーキの王様は日本オリジナル .........................................................................................................ショートケーキ P206 090 モチーフは世界的バレリーナのチュチュ .............................................................................................パヴロヴァ P208 091 ドイツの黒い森のケーキ ......シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(フォレ・ノワール) P210 092 20 年間ベールに包まれていたレシピ .............................................................................................シフォンケーキ P212 093 アメリカ生まれの人気ナンバーワンクッキー ........................チョコレートチップクッキー P213 094 老舗ホテルから生まれた名作デザート ...........................................................プリン・ア・ラ・モード P214 095 イギリス政府が推した野菜ケーキ ..........................................................................................キャロットケーキ P216 096 大女優が命名した南仏のタルト ..........................................................................................................トロペジェンヌ P218 097 優雅さはモナ・リザの微笑みのごとく ..................................................................................................................オペラ P220 098 元気になれるイタリアンスイーツ ..................................................................................................................ティラミス P222 099 赤いいちごをパリのバラに見立てて ....................................................................................................................フレジエ P224 100 完全完璧なコールドデザート ..........................................................................................................................................パフェ P226 はじめに P2 いろいろなワッフル 作り方、食べ方、形の違い P30 フランス各地のマカロン 由来と特徴 P70 ガレット・デ・ロワの模様(レイエ) 自然のモチーフに願いを込めて P80 アフタヌーン・ティーの楽しみ方 由来と知っておきたいマナー P142 Column 1 人物index P102 2 氷菓 P192 3 チョコレート P194 発酵菓子とワイン アレンジレシピとペアリング P229 お菓子MAP P236 おわりに P244 INDEX P247 BIBLIOGRAPHY P252 前書きなど はじめに アマンドのリングシュークリームは、いつも忘れた頃にわが 家にやってきた。夜半前の父のみやげに困惑しつつ、家族でたっ ぷりのダブルクリームを頬張る至福。「生菓子は食べてしまわ ないと」と、誰かが粉糖まみれの口で言い訳したが、お菓子に は少しの罪悪感など瞬時に払拭する力があった。嗜好はさて おき、お菓子ほど然もない記憶を朗らかに残す食べ物はないと 思う。ネガティブな感情も、それなりに和らげてくれるからあ りがたい。私たちが生まれて初めて惹かれる味は「母乳」に感 じる「甘味」だというが、それも納得する。甘味は人生の折節 や喜怒哀楽にふさわしい特別な味なのだ。 仕事で食べ物に関わるようになった頃は、何よりも新しい味 や情報を見つけることにワクワクしていた。しかし、興味の方 向は歳なりに軌道修正されてきた。今は、既存のものを探って 魅力をひとつふたつと発見し、それを肴に味わい直すのが心地 いい。最新のスイーツ情報や革新的なレシピを発見するわけで もない、このスローな愉しみを共有していただけるなら嬉しい。 本書では、130あまりのお菓子の起源と形跡を探って『菓 の辞典』なりの順番で紹介している。できれば誕生順にと考え たが、残念ながらお菓子に出生届はない。それでもいくつかに は誕生の記述があり、他に口伝により認知されてきたもの、何 かのきっかけで突如脚光を浴び、あるいは改名や改良されて出 現したものなど、お菓子がたどってきた道は千差万別だ。その 一つ一つの運命に思いを寄せながら、数多ある逸話の一端と、 関わる話題を「世界の菓史」として紹介しようと思う。 本書を手にとって下さったみなさんのおやつの時間、幸せな 味覚の一片のスパイスになることを願って。 著者プロフィール 長井史枝 (ナガイフミエ) (著) ライター。2007年、リトルプレス『Bon Anppétit』 を立ち上げ取材・執筆活動を始める。スイーツ・ 料理のレシピ本制作に多く関わるほか、人物イ ンタビューや店舗取材も手がける。野菜ソムリエ。 著書に『田舎・郊外でお店、はじめました。』、 『菜の辞典』(雷鳥社)、関連書籍に『オープンサ ンドレシピブック』、『スイーツ便利百科』(誠文 堂新光社)、『Café Lisetteのお菓子』(エンターブ レイン)など。 いのうえ彩 (イノウエアヤ) (著) 京都府出身。美術工芸高校で日本画を3年間学 び、渡米。カリフォルニア州立大学の芸術学部 を卒業。帰国後はフリーランスとしてイラストと デザイン制作を行う。長年の憧れであった「ガ リ版(謄写版)」を入手して以来、その特徴的な 線に魅了される日々を送る。主にガリ版で原画を 描き、それを元に、自らデザイン制作なども行う。 www.ayaipaper.jp
-
自分のために料理を作る : 自炊からはじまる「ケア」の話 | 山口祐加, 星野概念
¥1,870
晶文社 2023年 ソフトカバー 360ページ 四六判 - 内容紹介 - 「自分のために作る料理」が、 様々な悩みを解きほぐす。 その日々を追いかけた、 実践・料理ドキュメンタリー。 【磯野真穂さん(文化人類学者)推薦!】 食べることは生きること。なのに、自分のための料理は億劫。それはなぜ?料理を愛する著者が贈る、これまでにない料理本。 * * * 著者のもとに寄せられた「自分のために料理が作れない」人々の声。「誰かのためにだったら料理をつくれるけど、自分のためとなると面倒で、適当になってしまう」。そんな「自分のために料理ができない」と感じている世帯も年齢もばらばらな6名の参加者を、著者が3ヵ月間「自炊コーチ」! その後、精神科医の星野概念さんと共に、気持ちの変化や発見などについてインタビューすることで、「何が起こっているのか」が明らかになる――。「自分で料理して食べる」ことの実践法と、その「効用」を伝える、自炊をしながら健やかに暮らしたい人を応援する一冊。 * * * 【目次より】 料理は大変だと思っているあなたに Stage1 料理の問題たち 1 料理についてこんがらがってしまっていること 2 自分のために料理するのって難しい? Stage2 実践!自分のために料理を作る Stage3 自分のために料理を作る七つのヒント 絶対に自炊して欲しい、なんて言えない おまけ・本書で紹介したレシピ しょうが焼き ワンパンで作れる「トマトツナパスタ」 レンチンで作れる「シーフードカレー」 好きな野菜で作れる豚汁 カブの葉とじゃこの炒め物 カブとしらすのサラダ - 目次 - まえがき 料理は大変だと思っているあなたに Stage1 料理の問題たち 1 料理についてこんがらがってしまっていること 「理想の家庭料理像」に押しつぶされそうになっていませんか? 食事は決めることが多すぎる 献立を立てるのは大仕事 気楽に料理がしたいと思いながらもできないのはなぜ? 誰も褒めてくれない問題/料理の面白さ、楽しさがいまいちわからない 家事をする元気がない 自分の料理に自信が持てない。おいしそうと思えない 料理上手のSNSがたまにしんどく感じられるのはなぜ? 料理と自尊心との密接な関わり 2 自分のために料理するのって難しい? 何のために料理するのか目的を絞ろう 自分を大事にするための料理 自炊は自分の帰る場所を作ること 世界でたった一人のオーダーメイドな料理人の誕生 Stage2 実践!自分のために料理を作る 01 土門さん第1回【30代・女性・執筆業】 料理とは何か/調理の基本/調味の基本/レシピを見ないでしょうが焼きを作る/新しいしょうが焼きにチャレンジする/まとめ 02 藤井さん第1回【30代・男性・会社員】 自炊のモチベーションの上げ方/トマトパスタを作っていく/料理は途中でやめたっていい/夕食はイベント化されすぎている?/包丁、まな板は使わずカレーを作る/食べることをもっと楽しもう 03 横山さん(仮名)第1回【30代・女性・会社員】 料理は体力のあるうちにやる/隙間時間の一手間が料理のハードルを下げる/食習慣を作る心を見つめてみる/料理は自分らしくなるレッスン/「世の中は壮大な役割分担」/疲れていると、料理はできない/豚汁の下ごしらえをする/豚汁の合間にカブサラダ作り/カブサラダが完成/味噌が溶き残ってもご愛嬌/ヘルシーな食事が自分で作れた * 対話の時間を味わいたい――星野概念 * 01 土門さん第2回【30代・女性・執筆業】 おいしさの九割は安心感でできている/食べることに対して積極的になりました/きついダイエットをしていた一〇代、二〇代/料理は音楽と似ている/レシピの余白を読み解く/まとめ 02 藤井さん第2回【30代・男性・会社員】 目玉焼きで気分が上がるという気づき/料理で知りたいのはレシピだけじゃない/「小料理屋形式」のメリット/山口式スーパー改革案?/「自分のために料理ができない」とは/コンビニおにぎりは一点だけど袋麵は〇・五点/無限に語れる料理のあれこれ/自分を喜ばせて「大丈夫」を担保する 03 横山さん第2回【30代・女性・会社員】 一ヵ月でここまで変わった/気分の浮き沈みが激しいんです/気分の安定のために味わい始めました/料理は「今、ここ」に集中させてくれる/西洋医学ではわからない食のリアル/料理は無心になれる/長続きする幸せ 04 伊藤さん第2回【30代・女性・会社員】 料理は筋トレなんだな/仕事はできても料理ができない私/作る人が一番えらい/母の食卓の愛おしさとコンプレックスと/置いてきた宿題の解き方/評価されない、自分が満たされる世界/自分の身体にしたがい、知恵をつける/自分の「子ども」を解放しよう 05 小山田さん第2回【20代・女性】 料理のプロなのに、料理ができない/優しさがプライベートを浸食してくるとき/自分を喜ばせられた幸せ/人間関係のトラウマが「合わせる私」を作っている/優しくておいしくて幸せ、でも食べたらなくなってしまう/続ける中でわかることがある/過程を「味わう」/「味わい」の喜びは背中で示す/今やっていることを感じる/「味わいアンテナ」を伸ばそう/試行錯誤こそが「味わい」 06 川崎さん第2回【50代・女性・販売員】 お弁当を買う日もあります/「料理のテトリス」/一人だとついおやつを食べてしまう/一人になった寂しさと自由さ/原発事故の爪痕とコロナ禍の家族の変化/火を使わない夏の料理が知りたい/川崎さんのお料理、食べてみたいな Stage3 自分のために料理を作る7つのヒント 1 六名の参加者に三ヵ月間レッスンをしてみて 調理の「なぜ」がわかると、他の料理にも応用できる 億劫なことはやらなくていい 日々の食べているものをもっと肯定しよう 自炊について話す機会の必要性 2 自分のために料理を作る七つのヒント ヒント①:自分が食べたいものを作る ヒント②:結果ではなく、プロセスに集中する ヒント③:作った料理を細かく評価せず、やりすぎくらい自分を褒める ヒント④:下手な自分を愛でる ヒント⑤:他人と比べない ヒント⑥:心の中の小さな自分に作ってあげる ヒント⑦:環境を変える あとがき 絶対に自炊して欲しい、なんて言えない おまけ 本書で紹介したレシピ しょうが焼き ワンパンで作れる「トマトツナパスタ」 レンチンで作れる「シーフードカレー」 好きな野菜で作れる豚汁 カブの葉とじゃこの炒め物 カブとしらすのサラダ
-
現代調理道具論 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する | 稲田 俊輔
¥1,760
講談社 2024年 ソフトカバー 224ページ 四六判 - 内容紹介 - ”料理を作る楽しみ”を手放したくない人へ。 「丁寧に、雑に、暮らしたい」……ホットクックにストウブ、蒸籠、しりしりに100均グッズ。令和のキッチンに必要な調理道具は何か?を博覧強記で知られる料理人、稲田俊輔氏が解き明かします。 大は小を兼ねない。フライパンは20センチでいい 電気圧力鍋とは〈ほぼ完全にレシピを再現する〉調理器具 ストウブ派?ル・クルーゼ派?定番鍋を深堀り 包丁の切れ味を手軽に復活させる〈現在の最適解〉 ”蒸す”を日本の家庭に取り戻す 家で揚げ物をしたくなる6つの条件 ほか 「外食では得られない味。食卓上の風景。新しい味との出会い。側から見たら些細なこだわりかもしれませんが、自分にとってはとても大事なこと。徹底的に楽をしながら徹底的に楽しむ、そんな日々を僕は『丁寧な雑暮らし』と呼んでいます」(本書より) 世界で一番うまい「ミニマル焼売」/ホットクックで「なんでもグラタン化」/鍋で作る「本格ビリヤニ」/最高にシンプルな「バターチキン」/100均グッズで作る「正統派だし巻き卵」/ワンパンで作る「スパイスだしカレー」/かっこいい「豚しゃぶ」/野菜をたくさんおいしく食べたいなら「クタクタ煮」……など、永久保存版レシピも多数掲載! - 著者プロフィール - 稲田 俊輔 (イナダ シュンスケ) (著/文) 料理人、飲食店プロデューサー。南インド料理店「エリックサウス」総料理長。鹿児島県生まれ。京都大学在学中より料理修業と並行して音楽家を志すも、飲料メーカー勤務を経て、友人とともに円相フードサービスを設立。インド料理のほか、和食、フレンチ、洋食などさまざまなジャンルのメニュー監修や店舗プロデュースを手掛ける。食に対する探究心が存分に発揮されているX(@inadashunsuke)での発信も話題を呼び、おいしいもの好きのファンを多数持つ。著書にレシピ本『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー』(柴田書店)、新書『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』(扶桑社新書)、エッセイ『おいしいものでできている』(リトルモア)など多数。2023年『ミニマル料理』(柴田書店)で料理レシピ本大賞「プロの選んだレシピ賞」を受賞。
-
味つけはせんでええんです | 土井 善晴
¥1,760
ミシマ社 2023年 ソフトカバー 208ページ B6変形判 縦168mm 横120mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 「なにもしない」料理が、 地球と私とあなたを救う。 AIの発達、環境危機、経済至上主義… 基準なき時代をどう生きるか? 人間とは、自由とは、幸せとは。 「料理」を入り口に考察した壮大な著! 土井節炸裂、一生ものの雑文集。 『ちゃぶ台』の名物連載、ついに書籍化。 レシピとは人の物語から生まれたお料理のメモ。他人のレシピは他人の人生から生まれたもの。でも本来、料理は自分の人生から生まれてくるものです。それがあなたの料理です。つたなくっても、自信がなくっても、私はいいと思います。「味つけせんでええ」というのは、それを大切にすることだと思っているのです。 一生懸命お料理すればそこにあなたがいるのです。お料理するあなたが、あなたを守ってくれるのです。――「まえがき」より - 目次 - 1 料理という人間らしさ 2 料理がひとを守ってくれる 3 偶然を味方にする――「地球と料理」考 4 味つけはせんでええんです 5 料理する動物 6 パンドラの箱を開けるな!
-
サンダー・キャッツの発酵の旅 世界中を旅して見つけたレシピ、技術、そして伝統 | Sandor Ellix Katz, 水原 文(翻訳)
¥3,520
オライリー・ジャパン 2024年 ソフトカバー 360ページ B5変型判 - 内容紹介 - 好評既刊『発酵の技法』の著者が世界各地の発酵食を紹介! 好評既刊『発酵の技法』の著者として知られるSandor Ellix Katzの最新刊。著者が世界各地を旅して出会った発酵食とその作り手、レシピについて紹介します。日本人にも馴染みの深い、麹、酒、納豆、酒粕、鮒寿司などから、アフリカ、南米などのエキゾチックな発酵食までカバー。各地の発酵文化の担い手の声と合わせて紹介します。旅の途中で撮影した写真も多数掲載されていることが特徴です。
-
たべるクリニック 改訂文庫版 | たなか れいこ
¥770
mille books 2024年 ソフトカバー 608ページ 文庫判 - 内容紹介 - 我慢しないでおいしく食べて美しく健康になるための68のアイデア 食を通じて心地よい暮らし方を提案する「たなかれいこ」の名著を大幅改訂・加筆した待望の改訂文庫版 【病弱だった私が40年以上医者いらずの秘訣】 『生きるための料理』の著者「たなかれいこ」の名エッセイ『たべるクリニック』を改訂し、新たな書き下ろし原稿を大幅(10篇60頁)に加え再編集した、待望の改訂文庫版。30年以上に渡り綴ってきた文章から、これからもずっと伝え続けたい、本当に大切な68編を厳選して掲載しました。我慢しないでおいしく食べて美しく健康になるために、誰でも簡単にできるヒントの数々は、混迷する食事情の現代を生きる全ての人必読!よい食事は幸せな日々と健やかな将来のための貯金です。 ◎たなか れいこ 「食のギャラリー612」代表。1952年神戸生まれ札幌育ち。CMスタイリストとして活動後ニューヨークに遊学。滞在中自然食に興味を持ち、帰国後30歳でケータリングサービスを始める。レストラン運営を経て「たなかれいこのたべもの教室」を始動。1999年から長野県蓼科高原で無農薬・無肥料・不耕起で野菜を育てる「612ファーム」を始め「畑と森のたべもの教室」も開催。現在は東京・蓼科・札幌の三地域を拠点に活動。あたりまえの美味しく楽しい食を通じ、自然に沿った心地よい暮らし方を提案している。主な著書に『生きるための料理』『腸がよろこぶ料理』(リトルモア)『がんばらない料理』(家の光協会)『腸からあたたまる たなかれいこ的 料理のきほん』(朝日新聞出版)などがある。
-
アメリカ南部の台所から | アンダーソン夏代
¥1,980
アノニマ・スタジオ 2024年 ソフトカバー 288ページ 四六変型判 - 内容紹介 - ⾃分の台所を愛する⼈へ贈る、アメリカ南部の料理研究家である著者の初エッセイ。その⼟地の⾷材や料理、調味料、レストランやスーパーマーケット、⽂化について、好奇⼼溢れる観察眼で、ユーモアを交えて綴ります。 目次 はじめに アメリカ南部とは? Ⅰ Foods 料理、⾷材 謎の料理、キャセロール 短、中、⻑の⽶の話 求む、⽇本⾵のキメの細かいしっとり⾷パン アメリカ式パスタ料理 粉売り場で⽴ち尽くす We Love Tofu! こだわりの⽜挽き⾁ 豚バラが欲しいだけなんです ⿂は⾼級品 アメリカのスイートポテト 柑橘⼤好き 未知なる⽩い⾖ 深すぎるピーナツ愛 Ⅱ Condiments 調味料 スパイス無くしてアメリカ料理なし 使い分ける塩 アメリカの砂糖事情 ジャブジャブ使う酢の話 ⾟いマスタード⾒つけた! つゆだくならぬ、ソースだく アメリカのマヨラー ホットソース偏愛 暴かれる秘密 油脂は敵? Ⅲ Restaurants and Supermarkets レストランとスーパーマーケット 親⼦孫三代に愛されるカントリースタイルのファミレス ⽇本未上陸! 南部のオススメファストフード店 顧客満⾜度、全⽶ナンバーワン・スーパーマーケット コンビニ付き巨⼤ガソリンスタンド レストランでカスタムオーダー ⾷べ切れなくても残しません ドキドキ、デリカテッセンデビュー シニア割引と胃腸の関係 クーポンとセール スーパーの⽚隅にアジアンコーナー 品揃え豊富なアジアングローサリー Ⅳ Tea time お茶とお菓⼦ ケーキの主役? フロスティング ⻘いケーキは美味しそう? コーヒーケーキとティービスケット マシュマロ愛 オープン・セサミ! 南部の⼈はお茶が好き 元ホワイトハウス御⽤達、アメリカ産の紅茶 種類豊富なミルク 「ジャム類」じゃ駄⽬なの? Ⅴ Kitchenware 台所周り アメリカ冷蔵庫事情 不思議な換気扇 シンクをなぜ分けるのか? ガスコンロか電気コンロか 憧れのウォーターソフナー スタンドミキサーの魅⼒ あなたの代わりに煮込みます ⾷べ物⽤乾燥機 我が家の新⼊り調理家電 たかが紙、されど紙 Ⅵ Living in the US アメリカでの⽣活 アメリカ⾷歳時記 アメリカで出会った料理本 ケイジャン料理とクレオール料理 意外に作れる沖縄料理 ⾃家製漬物の喜び ⾵邪の時に⾷べたいもの みんなの味⽅ 思い出の味、夫のミートソーススパゲティ偏愛記録 違いの分かる⾷いしん坊 おわりに - 著者プロフィール - アンダーソン夏代 (アンダーソンナツヨ) (著/文) 料理研究家。福岡県福岡市⽣まれ、2004 年に渡⽶し、現在アメリカのフロリダ州・ジャクソンビル在住。アメリカ・ノースキャロライナ州出⾝の夫との結婚を機にアメリカ南部料理に興味を持ち、研究を始める。著書に『アメリカ南部の家庭料理』、『アメリカン・ アペタイザー』(ともにアノニマ・スタジオ/グルマン世界料理本⼤賞準グランプリ)、『アメリカ南部の野菜料理』(誠⽂堂新光社/グルマン世界料理本⼤賞グランプリ)がある。『台所のメアリー・ポピンズ』(アノニマ・スタジオ)では、レシピ訳を担当。
-
お菓子づくりは子どもの遊びです | ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,640
河出書房新社 2024年 ハードカバー 96ページ A4変型判 縦248mm 横218mm 厚さ12mm - 内容紹介 - フランスで300万部のカルト的料理絵本『料理は子どもの遊びです』お菓子版!まほうのケーキ、ココナツ岩…遊び心満載44レシピ。 - 著者プロフィール - ミシェル・オリヴェ (オリヴェ,ミシェル) (著/文) 1960年代から活躍するフランスの有名料理人。キュートなイラストレーションも手がけた本シリーズは仏で大ヒットし、親、子、孫3世代にわたって読み継がれている。 猫沢 エミ (ネコザワ エミ) (翻訳) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』『パリ季記』など。パリ在住。
-
料理は子どもの遊びです | ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,530
河出書房新社 2023年 ハードカバー 104ページ A4変形 縦248mm 横218mm 厚さ13mm - 内容紹介 - フランスで300万部突破のカルト的料理絵本!クロック・ムッシュ、鶏のワイン煮……遊び心満載の44レシピ。ジャン・コクトー序文 - 著者プロフィール - ミシェル・オリヴェ (オリヴェ,ミシェル) (著/文) 1960年代から活躍するフランスの有名料理人。キュートなイラストレーションも手がけた本シリーズは仏で大ヒットし、親、子、孫3世代にわたって読み継がれている。 猫沢 エミ (ネコザワ エミ) (翻訳) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』『パリ季記』など。パリ在住。
-
Farm to Table シェフが愛する百姓・浅野悦男の365日 | 浅野 悦男, 成見 智子
¥2,420
平凡社 2024年 ソフトカバー 296ページ 四六判 - 内容紹介 - 野菜作りは、道楽だ 農業歴60年以上。スーパーでは見かけることのない野菜やハーブ、食べられる花などを栽培し、飲食店に直接届けている浅野悦男。畑から食卓へ、ひと続きとなる道を拓いた先駆者だ。その一年の仕事をたどり、シェフたちとの交流をとおして磨かれた農業哲学の一端をひもとく。 白い根っこだけが大根だと思うなら、そこで終わり。だけど毎日つぶさに観察していれば、そうじゃないことに気付く人は気付くはずだ。どの状態のものを、どんなふうに使ったら面白いか、おいしいか。レストランの「皿の上」をイメージすることで、可能性はどんどん広がる。1+1が2で終わらず、3にも5にもなるんだ。(「春─萌芽のとき」より) 【本書の構成】 第1部 春夏秋冬 浅野悦男の農と食 春――萌芽のとき 夏――灼熱のとき 秋――練熟のとき 冬――深穏のとき 第2部 匠たちと語るガストロノミーのいま 対談:浅野悦男×奥田政行(「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ) 鼎談:浅野悦男×生江史伸(「レフェルヴェソンス」エグゼクティブシェフ) ×樋口敬洋(サローネグループ統括料理長)
-
新装 野菜だより | 高山 なおみ
¥2,200
アノニマ・スタジオ 2024年 ソフトカバー 128ページ B5変型判 縦260mm 横195mm - 内容紹介 - 2005年の刊行以来ロング&ベストセラー料理本の新装版。18種類の野菜をメインにした79レシピを収録。シンプルでおいしい、素朴で力強い、高山なおみさんの真髄がつまった、野菜料理の決定版です。 - 著者プロフィール - 高山なおみ (タカヤマナオミ) (著/文) 1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感から生まれた文章への評価も高い。2016年、東京・吉祥寺から、神戸・六甲へ住まいを移し、ひとり暮らしをはじめる。本を読み、自然にふれ、人とつながり、より深くものごとと向き合いながら、創作活動を続ける。日記エッセイや料理書を中心に、エッセイ、絵本など著書多数。
-
ネオ日本食 | トミヤマ ユキコ
¥1,980
リトルモア 2024年 ソフトカバー 210ページ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - ユネスコ(※)は、 「ネオ日本食」を見落としている。 (※)無形文化遺産に「和食」を登録 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 「ネオ日本食」とは:海外から持ち込まれたはずなのに 日本で独自の進化を遂げ、わたしたちの食文化にすっかり 溶け込んでいる食べ物&飲み物。 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- B級グルメ、せんべろ、町中華、ヌン活 ── フード界の次なる最注目キーワードは「ネオ日本食」だ! かつてパンケーキ・ブームを牽引したトミヤマユキコが見出した“新概念”。 本書は、その歴史・魅力・美味しさを徹底的に取材し描き切った、読みものとしても一級の渾身作です。 さあ、身近なのに広大な「#ネオ日本食」の世界へ! [登場する店/会社/人とテーマ] ・「ホットケーキ」 珈琲ワンモア ・「パフェ」 浅煎りコーヒーと自然派ワイン Typica ・「たらこスパゲティ」 スパゲティ ダン ・「ランチパック」 山崎製パン株式会社 ・「ホイス」 有限会社ジィ・ティ・ユー ・「餃子」 ホワイト餃子 野田本店 ・「カツレツ」 ぽん多本家 ・「カレー」 インタビュー=稲田俊輔 +ナポリタン、名古屋めし等の論考も! あなたの好きな、ネオ日本食はなんですか? - 著者プロフィール - トミヤマ ユキコ (トミヤマ ユキコ) (著/文) 1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号(文学)取得。現在、東北芸術工科大学芸術学部准教授。ライターとして、日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書く一方、大学教員として、少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。24年からNHK高校講座「家庭総合」(NHK Eテレ)でMC。主な著作に『パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100』(リトルモア)、『40歳までにオシャレになりたい!』(扶桑社)、『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)、『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)、『10代の悩みに効くマンガ、あります!』(岩波ジュニア新書)、『女子マンガに答えがある「らしさ」をはみ出すヒロインたち』(中央公論新社)、『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、『文庫版 大学1年生の歩き方』(清田隆之との共著、集英社文庫)などがある。