
日本の一年、節目の一皿 二十四節気七十二候+行事いろいろ-食で季節を愛でる- | ワタナベ マキ
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小学館 2024年
ソフトカバー 160ページ
B5判
- 内容紹介 -
季節を五感で味わい、体に取り込む94皿!
二十四節気、七十二候、そして季節の行事を、
著者・ワタナベマキが愛する日々の料理で、
楽しくおいしく読み解きました。
日々の節目を逃さず、大切に食べる94皿です。
「七十二候の二十七番目の候は、『梅子黄』(うめのみきばむ)。
青梅が甘い香りを放って黄色く熟す頃を端的に表しています。
子どもの頃から梅が大好きなので、
毎年、梅仕事を始める目印にしています。
江戸、明治、現代、旧暦から新暦を続く七十二候を読み解くと、
食で季節を愛でることは昔も今も変わらず、
生活に密着していることだと気づきます。
七十二候の言葉の美しさと自分の五感を重ね合わせ、
どうか、日常がより温かさのある時間になりますように。
そして、今日、何を食べよう? 何を作ろう?
と迷ったとき、七十二候に立ち戻ってみると
旬の食材も調理法も浮かんできます」
著者のメッセージを心に94皿の料理を目にすると、
古来、日本が大切にしてきた感性が立ちのぼるようです。
雛祭り、イースター、花祭り、八十八夜、夏越の祓、七夕、中秋の名月、クリスマスなど、その他の節目も合わせ、
記憶に残る一皿をぜひ味わってください。
【編集担当からのおすすめ情報】
旬や季節感があいまいになった昨今。
七十二候と料理、数々の料理と行事、
食と重ね合わせることで、私たちのDNAに組み込まれた本来の季節感が取り戻せたようにも感じました。
鮮やかに季節を切り取ったマキさんのそれぞれの一皿。
料理家としての新たな顔を見せていただきました!
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