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僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回 | 森田 真生
¥1,760
集英社 2021年 ハードカバー 208ページ 四六判 縦194mm 横134mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 未来はすでに僕を侵食し始めている。 未曾有のパンデミック、加速する気候変動……人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。 史上最年少で小林秀雄賞を受賞した若き知性が2020年春からの「混沌」と「生まれ変わり」を記録した、四季折々のドキュメント・エッセイ! 【目次】 はじめに 春 / STILL 夏 / Unheimlich 秋 / Pleasure 冬 / Alive 再び、春 /Play おわりに 森田真生(もりた・まさお) 1985年生まれ。独立研究者。2020年、学び・教育・研究・遊びを融合する実験の場として京都に立ち上げた「鹿谷庵」を拠点に、「エコロジカルな転回」以後の言葉と生命の可能性を追究している。著書に『数学する身体』(2016年に小林秀雄賞を受賞)、『計算する生命』、絵本『アリになった数学者』、随筆集『数学の贈り物』、編著に岡潔著『数学する人生』がある。
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計算する生命|森田 真生
¥1,870
新潮社 2021年 ソフトカバー 240ページ 縦191mm 横130mm 厚さ22mm - 内容紹介 - 壮大な計算史に吹き込まれた生命の本質に迫る、若き独立研究者の画期的論考! 「人間が機械を模倣する」計算が加速し続ける現代にあっても、人は、記号を操って結果を生み出すだけの機械ではない。思考し、意味を考え、現実を新たに編み直し続ける「計算する生命」なのだ。小林秀雄賞受賞作『数学する身体』から5年。若き独立研究者が迫る、機械と生命の対立を越え、計算との新たな関係が形作る未来とは。