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積読の流儀 | 中野 善夫
¥3,520($22.24)
国書刊行会 2026年 ハードカバー 384ぺージ B6判 - 内容紹介 - 「本を買え、天に届くまで積み上げろ。」――ダンセイニのユーモア、百閒の能天気、芥川の懊悩、バッハの移り気、漱石の無鉄砲、金魚の野放図を彷彿とさせるフィクショナルな自己啓発エッセイ。 愛書家7つの習慣 1 本を買え、天に届くまで積み上げろ。 2 本は今買え、すぐ買え、迷わず買え。 3 読まない本が増えることを怖れるな。 4 本で床が傾くことを怖れるな。 5 本で家計が傾くことを怖れるな。 6 電子書籍を怖れるな、仮想空間にも積み上げろ。 7 外国語の本を怖れるな。 【目次】 本を買え。天に届くまで積み上げろ。 手に取って読め 無限本棚 趣味とは…… 骸骨堂の冒険と生涯 本の虫 読書の身体性について 片づけと自己啓発 本の香り 夢の本屋 外国語で本を読むということ 続・外国語で本を読むということ 金魚艸(一) 三人の博士 目が覚めたとき、そしてふたたび目覚めるとき 黄色の朝顔を追いかけて 集中力 頭痛 蔵書の限界 パンを焼く 混合水栓のこと 金魚艸(二) 冷蔵庫 書痴的生活の方法 図書館 液体窒素の恐怖 全文検索、あるいは休日の過ごし方について 引用で話す人 引越し バスの恐怖 今日への手紙31 金魚艸(三) 足を踏まれる バッハを聴きながら オークとアトラス 始まりの電話 あの頃 逆上がりができなくても 音読黙読 豚を打つ、豚を探す 牛皮紙を作る 声に出して読む 金魚艸(四) よく嚙むということ 金魚が鳴くとき 食べるということについて 水耕栽培 闇からやって来るもの 白い部屋 何で書くか、どう書くか 付箋とマーク ゲーム感覚で楽しく続けられるとは? アラビアン・ナイト 桜の樹の下で 古い幻想小説を読むということ 金魚艸(五) 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ マドローミ嬢の生活と意見 月と傘 煌めく記憶 未来の記憶 Was ist das? 機織りと金魚の妥協について 熟成の香り 虎落笛 闇の影 夏の夜の扉 あとがき - 著者プロフィール - 中野善夫 (ナカノヨシオ) (著) 1963年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。立教大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。英米幻想小説研究翻訳家。主な訳書に、ヴァーノン・リー『教皇ヒュアキントス』、ロード・ダンセイニ『ウィスキー&ジョーキンズ』、F・マクラウド/W・シャープ『夢のウラド』、J・B・キャベル『ジャーゲン』、J・K・ジェローム『骸骨』、E・ウォートン 『ビロードの耳あて』(いずれも国書刊行会)など。共訳書に、ロード・ダンセイニ『世界の涯の物語』(河出文庫)、ケネス・モリス『ダフォディルの花』(国書刊行会)などがある。
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わたしたちが起こした嵐 | ヴァネッサ・チャン(著), 品川 亮(訳)
¥2,970($18.77)
春秋社 2024年 アジア文芸ライブラリー ハードカバー 440ぺージ 四六判 縦195mm 横138mm 厚さ28mm - 内容紹介 - 1945年、日本占領下のマラヤでは少年たちが次々と姿を消し始める……。日本軍のスパイに協力した主婦セシリーと、その家族に起こった数々の悲劇を虚実を交えながら圧倒的な筆力で描く。20ヶ国以上で刊行決定、発売前から話題を呼んだ衝撃のデビュー作。 - 著者プロフィール - ヴァネッサ・チャン (ヴァネッサ チャン) (著) マレーシア出身、ブルックリン在住。『ヴォーグ』『エスクァイア』誌などに作品を発表する。2024年に刊行された長編デビュー作『わたしたちが起こした嵐』(Marysue Rucci Books/Simon & Schuster)は20ヶ国以上で刊行が決定し、発売前から大きな話題を呼んだ。2025年に短編集The Ugliest Babies in the World が Marysue Rucci Books/Simon & Schusterより発売予定。 品川 亮 (シナガワ リョウ) (訳) 著書に『366日 映画の名言』『366日 文学の名言』(後者は共著/三才ブックス)、『美しい喫茶店の写真集』(パイ インターナショナル)、『〈帰国子女〉という日本人』(彩流社)など。訳書にウォルター・モズリイ『アントピア』(共和国)、トーマス・ジーヴ『アウシュヴィッツを描いた少年』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、ラーシュ・ケプレル『墓から蘇った男』(扶桑社)など。共訳書にポール・ニューマン『ポール・ニューマン語る』(早川書房)、ヤン・ストックラーサ『スティーグ・ラーソン最後の事件』(ハーパーコリンズ・ジャパン)。アンソロジー『絶望図書館』『トラウマ文学館』『うんこ文学』(筑摩書房)、『絶望書店』(河出書房新社)、『ひきこもり図書館』『イライラ文学館』(毎日新聞出版)では、英米仏文学短編の翻訳を担当。映像作品に『ほそぼそ芸術――ささやかな天才、神山恭昭』、『H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラーその他の物語』ほかがある。
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いつも誰かが入れない 「女人禁制」から考える日本の性差別システム | 伊藤 春奈
¥1,980($12.51)
エトセトラブックス ソフトカバー 128ぺージ 四六変形判 縦178mm 横128mm 厚さ9mm - 内容紹介 - 「女性は土俵から降りてください」 「女が登ると、山が荒れる」 「穢れているから×○△(どうのこうの)」 「置かれた場所で咲きなさい」 ――その「伝統」とやらの正体 マイノリティから居場所を奪う日本社会の生きづらさを、 排除の文化「女人禁制」から捉え直す、フェミニズムの果敢な試み。 21世紀になっても、まんべんなく「女人禁制」の文化・慣習が残る国、日本。伝統的な家庭を守り、シスジェンダー/異性愛の男性によって場を独占して社会を回すために、誰が、どのように排除されてきたのか。 相撲、古典芸能、寺、山、炭鉱の「女人禁制」を足がかりに、「男社会」がマイノリティを追い出してきた歴史と構造を読み解き、この問題はあらゆるジェンダーが当事者なのだと明らかにする。 フェミマガジン『エトセトラ』連載から大幅加筆! 柚木麻子の痛快〈女人禁制〉エッセイ「ラーメンいちから作ってみたら自然と腕組みしちゃってた記」 ナモナモ寺・野世阿弥インタビューを特別収録。 - 目次 - はじめに――「道」ではなく「場」をつくる 第1 章 土俵――「あの事件」がさらけ出した「帝国」の論理 「伝統」の美名のもとに女性差別を正当化/「穢れ」の理不尽さにはシンプルに怒りたい/「土俵問題」、その後/帝国主義と結びついてしまった大相撲 第2 章 歌舞伎――古典芸能と疑似天皇制 特定の人しか歩かない一方通行の道――「極道」⁉️/『国宝』が描かなかった政治、歴史、汚さ/おなじみの「男だけの歌舞伎」は戦後から/古典のジェンダー類型を塗り替えた市原佐都子『弱法師』/仏教とフェミニズムの共通点 第3 章 山――誰が、何のために? 御殿女中、「男女平等」を求め富士登頂へ参る/勝手に高野山に登った女性たち/「それ女が登るで、山が荒れるぞ」/あの日、山頂から見た景色/禁制を解く裏に「煩悩」?/「男になれる」修行とは……/結局、女人禁制の山が執着する価値観って?/女性差別の「伝統」を支える男性知識人たち/アウトドア業界のいまどきマッチョ文化 第4 章 炭鉱――「女人禁制」を打ち砕く語り 貧困と「赤不浄」/「女と朝鮮人でもった」戦中の炭鉱/家制度を再生産した、語らぬ男たち/「名もなき」女性たちが変えてきた歴史/ おわりに 特別収録: 【インタビュー】ナモナモ寺・野世阿弥 「寺という場所から仏教やフェミニズムをちょっとずつ開く」 【エッセイ】柚木麻子 「ラーメンいちから作ってみたら自然と腕組みしちゃってた記」 はじめに―― 「道」ではなく「場」をつくる 伊藤春奈 日々、危ういバランスで立っている。足元がおぼつかないので、「着実に歩んでいる」という実感が乏しくなりつつある。7割の不安に怒りが2割、残り1割に希望らしきものを詰め込んで、絶望しないように、日々をやり過ごす術が身に染みついてきた。 この国では差別を制度化・慣習化してきたが、それがどんどん加速している。植民地主義は100年以上前から継続し、反省することもなく外国人差別が助長され、入管や警察署で外国人が命を落とし、福祉や教育、文化がないがしろにされる一方で軍事費は増大している。明日が見えず、弱い立場の者はどんどん自尊心が削られていく。行きつく先はどこだろう。 本書はフェミニズムマガジン『エトセトラ』の連載に加筆修正したものだが、その出発点は2018年、大相撲の土俵問題への驚きと怒りにあった。当時、それなりに話題を呼んだこの一件も、かの医大入試差別問題が起こると、雪崩を打ったように多くのフェミニスト、メディアがそちらに注力した。入試において女性差別がまかり通っていたとなると、多くの人が当事者になりえるわけで、放ってはおけないからだ。対して、大相撲の土俵問題の当事者はきわめて少ない。「(伝統だから)仕方ない」「(伝統だから)女性差別ではないかも」といった向きが大半だったと思う。 連載を重ねて私自身の「女人禁制」への理解が進むにつれて、怒りの解像度はあがった。いかに排除が進み、差別が正当化されてきたのか、その歴史とわずかな変化、全体像が見えてきたからだ。すると、「女人禁制」とはジェンダーを問わず誰もが当事者であるはずだという確信が深まった。「女人禁制」というと、「主に宗教的な背景から、特定の場所に女性を入れないこと」だと理解されている。この「定義」がそもそも目くらましだったのかもしれない。「女人禁制」の本質は、男女二元論、異性愛主義でマジョリティ(シスジェンダーで日本人、健常者など)を中心に据えようとする、日本の性差別システムである。さまざまなマイノリティを排除して、伝統的な家族観を守り、シスジェンダー/異性愛の男性によって場を独占して社会を回していく文化、慣習のことだ。家族観は、たとえば歌舞伎のように分野によっては前近代的だったり、近代家族規範だったりする。具体的には各章をお読みいただくとして、ここでは、「女人禁制」の根拠とされることの多い「穢(けが)れ」のなんたるかを指摘した文章を紹介しておきたい。 「日本人がなぜ血を――特に経血や産血を穢れたものとするようになったのかということである。(……)男性が女性を本質的に異なるものであると考えることによって生じた、月経や出産に対する不浄観が、女性を不浄な存在へと追いやったのではないかと思われてくる」(中野優子「女性と仏教――仏教の血穢観と母性観」〔『宗教のなかの女性史』、青弓社〕)。あるいは、「母性」と仏菩薩の愛とを同一視する言説についての指摘。――「平等・献身・無私・調和・安定・自然という言葉が連想され、日本的母性のイメージがよくあらわれている。また、こうした教団内の資料には、女性の自己犠牲的母性愛を賞賛し、女性に対して、母としての自己犠牲を強いるものが非常に多い」(前掲書) かつて女人禁制だった寺院で修業した高僧が、麓の里にいる母に支えられて見事に修行をまっとうした、といったたぐいの美談がある。似た構造は今もあるにもかかわらず、仏教の学術界隈では批判的な声をあまり聞かない。そう、仏教界の「女人禁制」もしかり。批判的に読み解く術を教えてくれたのは、仏教研究者である源淳子さんらフェミニストの先達であった。「1300年の伝統」という権威を笠に着ていまだ禁を解かない大峰山(奈良県)関係者から源さんが聞いたという言い訳「男の甘えを許してほしい」も記録しておきたい。仏教にかかわらず、マイノリティを排除して恥じない日本社会を見事に象徴するフレーズだ。身近なところで似たフレーズを聞いたことがある人は多いのではないか。「甘え」という懐柔によって、「男」以外には変わらずケアを求め、周縁に留め置くことを強い、言葉を奪ってきたこの社会。「伝統」としておけばみな言うことを聞くだろうという「甘え」は、欺瞞にすぎない。変わらない、変えさせないことで多くの人が場を奪われ、言葉をかき消されてきたのなら、暴力的ですらあると思う。 (「はじめに」より) - 著者プロフィール - 伊藤 春奈 (イトウ ハルナ) (著) 大学卒業後、出版社、編集プロダクションを経て2006年よりフリーランスの編集者・文筆家に。2017年頃、北村兼子の著作を紹介することを目的に「花束書房」を立ち上げ、2022年より出版をスタート。同年に『ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記』(パメラ・トーラー著、西川知佐訳)を刊行した。他の刊行物に、『未来からきたフェミニスト:北村兼子と山川菊栄』、『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト:独立運動を描きなおす』(尹錫男画、金伊京著、宋連玉・金美恵訳)、『戦争と芸術の「境界」で語りをひらく:有田・大村・朝鮮と脱植民地化』(山口祐香、チョン・ユギョン著)。著書に、『〈姐御〉の文化史』(DU BOOKS)、『ふたり暮らしの〈女性〉史』(講談社)などがある。『エトセトラVOL.9 特集:NO MORE 女人禁制!』(エトセトラブックス)では特集編集をつとめた。出版社としても書き手としても、植民地主義をフェミニストの視点から問い、打開する活動を続けている。
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世界の美しいきのこ絵 | 吹春俊光(監修), アートディレクター:川上恵莉子
¥2,200($13.90)
パイ インターナショナル ハードカバー 288ぺージ 縦148mm 横110mm - 内容紹介 - 読んでも、飾っても楽しい! 18世紀~20世紀に描かれた世界の美しい菌類の図譜約300点 その美しさ、儚さから「森の花」ともよばれるきのこ。主に18世紀~20世紀に植物学者により描かれてきた菌類の図譜は、貴重な資料であることはもちろん、アートとしても楽しめる魅力にあふれています。本書では当時欧州で描かれた貴重な図譜を中心に、日本で江戸時代に描かれた『本草図譜』も含めて、貴重な菌類の図譜約300点を掲載。手のひらサイズの本に閉じ込めた菌類たちの美しさをお楽しみください。 【掲載図譜】 <欧州の菌類図譜> イタリア北部のブレシア地方一帯の菌類[1845]-1860年 ポレの菌類図譜 1855年 イタリア産普通種食用きのこ、および間違えやすい毒きのこ図譜[1832]-1835年 バイエルン・パラティネート・レーゲンスブルク地方の菌類原色彩色図譜 1762-1774 [1800]年 フランス植物誌 1791-1809年[-1812]年 植物の新しい属 1729年 モンリュソン地方の大型菌類図譜 1869-1871年 イタリア北部リミニ周辺の野生菌類の研究 1755[1759]年 フランスとその周辺国の食用きのこと毒きのこの図譜[1885-1887]1888年 <日本の菌類図譜> 本草図譜 、菌蕈部 1830-1844 年(※掲載図譜は1921年制作の復刻版) 福草考 1850年 梅園菌譜 1836年 - 著者プロフィール - 吹春俊光 (フキハルトシミツ) (監修) 1959年福岡県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院博士後期課程修学。農学博士。準備室をへて1989年から2024年千葉県立中央博物館研究員。1997年から2015年まで京都大学総合人間学部非常勤講師。動物の糞から発生する「糞生菌類」や、動物の死体や糞尿分解跡から発生する「アンモニア菌類」に興味をもっている。主な著書・監修書に『見つけて楽しむきのこワンダーランド』(山と溪谷社、2004年)、『きのこの下には死体が眠る!?』(技術評論社、2009)、『くらベてわかるきのこ 原寸大』(山と溪谷社、2015 年)、『Mushroom Botanical Art』(小社刊、2021年)、『きのこのくらし』(技術評論社、2026年)がある。
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日本人の発酵史 うまみのフォークロア | 小倉 ヒラク
¥1,034($6.53)
KADOKAWA ソフトカバー 320ぺージ 文庫版 右開き - 内容紹介 - 発酵の専門家であり、発酵ジャーナリスト&アーティストである著者・小倉ヒラク。世界中から注目されている発酵デパートメントを下北沢で展開し、世界中の発酵ファンのハブとなっている。 本書は、日本の食文化を通して日本の歴史の起源に触れ、日常的に無意識に食する土地土地から生まれる食材の製法と起源と、日本における食と信仰の関りについて語る。 万葉集の時代に生まれた「日本そのものを指す言葉=食国(おすくに)」の観点に立ち戻り、日本という国の神と民による、食をめぐる生成と循環をダイナミックに俯瞰しつつ、細部まで目配りする。 米や醤油などの食材を取り上げながら日本の食文化の「オモテの顔」を、雑穀や芋、肉や鯨などの地方に根ずく食文化から「ウラの顔」を掘り下げ、「日本の海川山野の味なもの」を求め、「百味の飲食」を重ね、「食国」の行方を展望する食いしん坊の巡礼記。 - 目次 - 序章:百味の飲食、海川山野の味なもの 第一章:米と麹 稲・神・菌のトライアングルマジック 第二章:塩と醤油 草食うま味レボリューション 第三章:味噌 愛憎渦巻くトレンディ味噌ドラマ 第四章:だし 海が運んだうま味の多様性 第五章:お茶と懐石 わびの茶が生んだ引き算のおもてなし 第六章:おすし 酸に魅せられ、山から海へ 第七章:粟・豆・麦・芋 正月が半年ずれる? ウラの食国へようこそ 第八章:獣と鯨 隠された食国、燃やされた海の神 終章:食国の再生、再出発は遠く離れた場所から オマケ 幻のあとがき オマケのオマケ あとがきにかえた新章(文庫書下ろし) - 著者プロフィール - 小倉 ヒラク (オグラ ヒラク) (著) 発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発やワークショップ、イベント、講演会などを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学び、山梨県に発酵ラボを作る。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。大学で発酵学の講師を務めるほか、海外でも活動。2019年渋谷ヒカリエで発酵ツーリズム展を開催。主な著書に『日本発酵紀行』『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』『おうちでかんたん こうじづくり』など。
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犬のことしか考えられない | かやはら ゆきの
¥1,980($12.51)
亜紀書房 2026年 ソフトカバー 144ぺージ A5変形判 縦200mm 横150mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 《保護犬として迎え入れた子犬は元野犬だった》 簡単にはいかないからこそ「犬」をもっと知りたい! その一心で、犬目線を意識しながら綴ったイラストエッセイ+マンガ。 犬と暮らしているあなたにも、いつか共に暮らしてみたいあなたにも! ***** 元野犬の子犬シュナとの暮らしのなかで、 むくむくと湧き上がってくる「疑問」「発見」「愛情」の数々。 人間との生活にとても臆病だったシュナをスケッチしながら、 渦巻く思考に導かれるように犬にまつわる本を読むわたし。 シュナとの濃密な時間を通じ、犬の世界を見つめた6年間のふむふむ手帖。 - 目次 - はじめに 第1章 家に犬が来た 第2章 こんにちは、犬の世界 第3章 犬と向き合う 第4章 犬と人の今まで、これから おわりに おまけマンガ - 著者プロフィール - かやはら ゆきの (カヤハラ ユキノ) (著) 1992年栃木県生まれ。イラストレーター。元野犬の雑種犬と暮らしはじめたことをきっかけに、犬という動物そのものに興味を持つ。人に慣れておらず、来歴もわからない愛犬と向き合うなかで、「犬は世界をどう感じているのだろう」という問いが芽生え、犬の行動学や認知額について学びはじめる。一緒に暮らす犬から教わったこと、日々変化していく互いの関係性をイラストと言葉で記録した各種ZINEを制作。
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デジタル社会の歩き方 | 竹田 ダニエル
¥2,090($13.21)
講談社 2026年 ソフトカバー 224ぺージ 四六変型判 - 内容紹介 - 〈あの頃〉のインターネットは、もう存在しない――。あなたが見ているインターネットの世界は、どういう仕組みで作られているのか知っていますか? 気付かないうちに変わってしまったデジタル社会のリアルを読み解く。 「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞した著者による「群像」の人気連載エッセイを書籍化! ニュース解説メディア『The HEADLINE』編集長・石田健氏との特別対談〈「正しい情報」を得るにはどうしたら良いのか?〉を巻末収録。 ************************ ー目次ー 〈はじめに〉 〈1/インターネットで生活はどう変わったのか?〉 ・リアルでは画面をオフにできない ・カス化するSNS ・「Z世代1.0」と「Z世代2.0」 ・オフラインでいることは贅沢品? ・インフルエンサーにならないと損をする? 〈2/AIは仕事と教育をどう変えるのか?〉 ・「ジブリ風AI」の何がいけないのか? ・AIが起こす「脳の腐食」 ・「プログラミングを学べ」の末路 〈3/SNSで価値観はどう歪むのか?〉 ・TikTokが利用禁止になったら ・右派インフルエンサーはなぜ影響力を持つのか? ・なぜSNSへの不信感が高まるのか? 〈4/SNSは政治にどう影響を与えたのか?〉 ・セレブの政治的発言に意味はあるのか? ・音楽と政治は繋がっている 〈5/SNSが息苦しいのはなぜか?〉 ・「SNS映え」は日常をどう変えたのか? ・二元論化するSNSで議論は不可能? 〈特別対談/竹田ダニエル×石田健〉 「正しい情報」を得るにはどうしたら良いのか? 〈おわりに〉 - 著者プロフィール - 竹田 ダニエル (タケダ ダニエル) (著) 1997年生まれ、カリフォルニア州出身、在住。カリフォルニア大学バークレー校大学院在学中。「カルチャー×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、リアルな発言と視点が注目されるZ世代ライター・研究者。「音楽と社会」を結びつける活動を行い、日本と海外のアーティストを繋げるエージェントとしても活躍。2023年に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞。著書に『世界と私のA to Z』『#Z世代的価値観』『ニューワード ニューワールド 言葉をアップデートし、世界を再定義する』『SNS時代のカルチャー革命』がある。
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地の星 なでし子物語 | 伊吹 有喜
¥836($5.28)
ポプラ社 2022年 ポプラ文庫 ソフトカバー 358ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても、屋敷の大人たちや、自分を導いてくれる言葉、小さな友情に支えられて子ども時代を生き抜いてきた。 時が経ち、時代の流れの中で凋落した遠藤家。常夏荘はもはや見る影もなくなってしまったが、耀子はそのさびれた常夏荘の女主人となり―。 ベストセラー『なでし子物語』待望の続編。
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天の花 なでし子物語 | 伊吹 有喜
¥814($5.14)
ポプラ社 2022年 ポプラ文庫 ソフトカバー 270ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 伊吹有喜の代表作シリーズ、待望の文庫化!! 遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は寂しい境遇にあっても、周囲の人々の優しさに支えられて子ども時代を生き抜いてきた。18歳になった耀子は、誰にも告げずに常夏荘をあとにした。バスの中、4年前のあの夏を思い出す。久しぶりに常夏荘を訪れた立海と過ごした日々―。 ベストセラー『なでし子物語』待望の続編。
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なでし子物語 | 伊吹 有喜
¥792($5.01)
ポプラ社 2015年 ポプラ文庫 ソフトカバー 458ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
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四十九日のレシピ | 伊吹 有喜
¥902($5.70)
ポプラ社 2011年 ポプラ文庫 ソフトカバー 299ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、感動の物語。
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鬼談 | 京極 夏彦
¥902($5.70)
KADOKAWA 2018年 角川文庫 ソフトカバー 256ぺージ 文庫判 右開き - 内容紹介 - 愛、絆、情、欲。 執着の虜となった者たちを描く、京極小説の神髄! 藩の剣術指南役を仰せつかる桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。 物心付いた時には、もうなかったのだ。二の腕の途中から、すっぱりとない。 これが普通だこういうものなのだと、ずっとそう思っていた。 元服の夜、作之進は父に呼び出された。 そして父は――厳かに言った。 「お前の腕を斬ったのは儂だ」 一方、柔らかで幸福な家庭で暮らす「私」は、何故か、弟を見ていると自分の中に真っ黒な何かが涌くのを感じていた。 ある日、私は見てしまう。 幼い弟の右腕を掴み、表情の無い顔で見下ろす父を。そして父は、 「これだよなあ」 と、暗い声で言ったのだった――。 過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、<人と鬼>の狭間を漂う者たちを描いた全9篇。 <解説/東雅夫>
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鬼と日本人 | 小松 和彦
¥1,056($6.67)
KADOKAWA 2018年 ソフトカバー 272ぺージ 文庫判 右開き - 内容紹介 - 雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ……古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。 - 目次 - 鬼とはなにか 鬼の時代――衰退から復権へ 「百鬼夜行」の図像化をめぐって 「虎の巻」のアルケオロジー――鬼の兵法書を求めて 打出の小槌と異界――お金と欲のフォークロア 茨木童子と渡辺綱 酒呑童子の首――日本中世王権説話にみる「外部」の象徴化 鬼を打つ――節分の鬼をめぐって 雨風吹きしほり、雷鳴りはためき……――妖怪出現の音 鬼の太鼓――雷神・龍神・翁のイメージから探る 蓑着て笠着て来る者は……――もう一つの「まれびと」論に向けて 鬼と人間の間に生まれた子どもたち――「片側人間」としての「鬼の子」 神から授かった子どもたち――「片側人間」としての「宝子・福子」 - 著者プロフィール - 小松 和彦 (コマツ カズヒコ) (著) (こまつ・かずひこ)1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター所長。埼玉大学教養学部教養学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。著書は『いざなぎ流の研究─歴史のなかのいざなぎ流太夫』(角川学芸出版)、『神隠しと日本人』『妖怪文化入門』『呪いと日本人』『異界と日本人』(角川ソフィア文庫)、『百鬼夜行絵巻の謎』(集英社新書)、編著に『妖怪学の基礎知識』(角川選書)など、多数。2013年、紫綬褒章受章。2016年、文化功労者。
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鬼とは何か まつろわぬ民か、縄文の神か | 戸矢 学
¥880($5.56)
河出書房新社 2024年 河出文庫 ソフトカバー 224ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 鬼の姿で現れる来訪神、荒ぶる神転じて守護神となる異形の鬼・土俗神たち。鬼を神と捉える日本人の民俗信仰の原像に迫る快著。
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これが最後の仕事になる | 講談社MRC編集部
¥825($5.21)
講談社 2026年 ソフトカバー 224ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 最初の1行は全員一緒。 1編6ページ、24種の「最後の仕事」。 早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。 ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。 著者一覧(掲載順) 小川哲 五十嵐律人 秋吉理香子 呉勝浩 宮内悠介 河村拓哉 桃野雑派 須藤古都離 方丈貴恵 白井智之 潮谷験 多崎礼 真下みこと 献鹿狸太朗 岸田奈美 夕木春央 柿原朋哉 真梨幸子 一穂ミチ 三上幸四郎 高田崇史 金子玲介 麻見和史 米澤穂信 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。
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増補版 日本の異国 在日外国人の知られざる日常 | 室橋 裕和
¥2,310($14.60)
晶文社 2026年 ソフトカバー 464ぺージ 縦188mm 横129mm 厚さ26mm - 内容紹介 - 2026年、海外からの移住者が400万人を超えた―― 移民大国、日本の現在とは。 私たちが知らない、日本の中の「ディープなアジア」。 変貌を遂げる在日外国人コミュニティの 状況を丹念に描き、実像を伝える。 大ヒット『ルポ 新大久保』『カレー移民の謎』 の原点となる一冊を大幅(70頁)に増補。 街ゆく人の大半が外国人となった新宿界隈はもちろん、 都心を少し離れた地方都市および、古くから外国人 コミュニティーが根付いているエリアに訪れた変化とは。 また、在日外国人へのヘイトや排外主義的運動について 彼らはどのように感じ取っているのだろうか。 国内外を長年取材し続けている著者が案内[ガイド]する。 [目次] はじめに ●となりの異国――地域に根付いたコミュニティ 1:竹ノ塚――魅惑の癒しスポット、リトル・マニラ 2:埼玉県八潮市――ヤシオスタン 3:代々木上原――東京ジャーミイ 4:西葛西――「リトル・インディア」の父、インド 5:高田馬場――難民たちがつくった「リトル・ヤンゴン」、ミャンマー ●まだまだ知らない、日本の「異国」 6:池袋――誰も知らない独立のシンボル、バングラデシュ 7:練馬――光が丘の春祭り、モンゴル 8:神奈川県大和市――定住した難民たち、ベトナム・カンボジア・ラオス 9:茗荷谷――寺院でいただく「ランガル」の味、インド・シーク教徒 10:八王子・千葉県成田市――日本の暮しの「拠り所」、タイ寺院 ●これからの「異国」と諸問題 11:静岡県御殿場市――絶賛拡大中の新しいコミュニティ、中国 12:埼玉県蕨市――難民たちが肩を寄せ合う、クルド 13:埼玉県川口市――「多文化共生」の最前線 14:新大久保――ここに「未来の日本」はあるか おわりに 補章:その後の、日本の異国 - 著者プロフィール - 室橋裕和 (ムロハシヒロカズ) (著) 1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報 誌に在籍し、10年に渡りタイ及び周辺国を取材する。帰国後はアジア 専門のジャーナリストとして活動。「アジアに生きる日本人」「日本に生 きるアジア人」をテーマとしている。現在は日本最大の多国籍タウン、 新大久保に在住。外国人コミュニティと密接に関わり合いながら取材 活動を続けている。「外国人コミュニティから見る多文化共生の実情 や問題点」といったテーマで、メディアやトークイベントなどで講演する 機会も多数。武蔵野大学非常勤講師。 おもな著書は『カレー移民の謎』(集英社新書)、『ルポ新大久保』 (角川書店)、『エスニック国道354号線』(新潮社)など。
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遠くまで旅するような顔だけをする | 古賀 及子
¥1,870($11.82)
産業編集センター 2026年 ソフトカバー 272ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 今もっとも注目を集める書き手の一人、古賀及子による全編書き下ろしの日帰り旅エッセイ。出不精で散歩下手、旅の経験値も低いと自認する著者が、生まれた地であり今も暮らす東京の定番観光地へ。浅草、上野、東京タワー、汐留、築地、羽田など、近すぎるがゆえに意外と訪れないスポットを歩き、知っているはずの東京から思いがけないおもしろみを拾い集める。古賀及子ならではのまなざしが冴え渡る、旅であり観察であり、日記の延長線上にある東京散策記。 東京土産をめぐるコラムも収録。 - 目次 - 浅草――上書きする、新しく記憶して、もっと面白く思い出す 上野――私たちを取り込む、うねって不確かで、すこし夢のようだ 東京駅――まだやれると思うし、これ以上やってどうするとも思う コラム 従来の重ね食いに一石を投じる 東京カンパネラ 江戸東京たてもの園――ほとんど不可能なことを体験する、時間の世界に放り込まれる 汐留――夢かと思う前にまぼろし、楽しみだなあと思うより楽しい夏 コラム おいしいけれど、木といえばたしかに木だ シュガーバターサンドの木 東京タワー――思い出は無い、けれどずっと信じてきた東京タワーにのぼる コラム ただのブッセにとどまらない、ナボナとしか言えないお菓子 ナボナ 隅田川ナイトクルーズ――夜、スマホを強く握りしめ、両国がBMWと津軽三味線と船の 街になった日の話 築地――築地の人たちの、物語的な意味ではない、本当の意味での人生 コラム 写真で見るよりずっと、ずっとかわいい 東京銘菓ひよ子 羽田――遠くまで旅するような顔だけをする コラム 見届けることが食べること 銀のぶどう ふんわりとけるチーズケーキ 昭和記念公園――元気のない昭和記念公園が、むしろ私にありがたい - 著者プロフィール - 古賀 及子 (コガ チカコ) (著) 1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『5秒日記』(ホーム社)、『忘れたこと、忘れないままのこと』(シカク出版)、『暮らしの信じ方』(ダイヤモンド社)など。
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近代日本陶芸史 ゲテモノからニセモノ、そして現代アートへ | 藤原 貞朗
¥2,420($15.29)
講談社 2026年 ソフトカバー 288ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 欧米のギャラリストが熱狂する日本陶芸。 それは、アヤシイ歴史のるつぼの中で育まれた。 何て言ったって皆コッピーさ──北大路魯山人 いまや「日本人だけが知らない現代アート」と世界で賞される日本陶芸は、実は昭和元年から現代アートであり続けてきた。 柳宗悦は「下手もの」に内なる美を見出し、 民藝派を批判する魯山人は古陶を「コッピー」し、 加藤唐九郎は「永仁の壺」というシミュラクルで人々を幻惑した。 さらに「前衛陶芸」「オブジェ焼き」「モダニズム陶芸」を経て、桃山以来の磁場をもつ「茶碗」をもポストモダン化するほどの、表現が渦巻き爆発するカオスが現出している。 フォルムの美を追究し日本・近代を内破する陶芸家たちの百年史。 [本書より] 陶芸は常にモダンアートであり、現代アートだった。この視点から出発することによって、多様性の名の下にカオスと化した陶芸史を交通整理して、すっきりと見通せる「近代日本陶芸史」を編む必要がある。 [本書の内容] はじめに──陶芸は常にモダンアートであり、現代アートだった 第一章 はじまりとしての「下手もの」革命──リーチ、富本憲吉、柳宗悦 第二章 シミュレーショニズムとしての古典復興──北大路魯山人の「コッピー」 第三章 アヤシイニセモノの仮想世界(パラレル・ワールド)──近代陶芸としての「永仁の壺」 第四章 戦争と陶芸──モダニズムとナショナリズム 第五章 「ニセモノの制度化」と伝統のブランディング──荒川豊蔵《隨縁》神話の誕生 第六章 戦後陶芸の「退行」と「転倒」──岡部嶺男と八木一夫のメランコリアと処方箋 第七章 「モダニズム陶芸」と近代の超克──加守田章二と栗木達介 第八章 茶碗の居場所──近代陶芸の「外部」からポストモダンへ 第九章 現代陶芸の「ラディカリズム」とジェンダー 第十章 「空虚な日本」とアナクロニズムの現代陶芸史 あとがき──林康夫「浪江に捧ぐ」(二〇二四年)から 主要参考文献 図版一覧 人名索引 - 著者プロフィール - 藤原 貞朗 (フジハラ サダオ) (著) 1967年、大阪府に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程退学。リヨン第二大学第三課程、大阪大学大学院助手を経て、現在、茨城大学人文社会科学部教授。博士(文学)。専門は美学・美術史。主な著書に、『ルーヴル美術館 ブランディングの百年』(講談社選書メチエ)、『オリエンタリストの憂鬱 植民地主義時代のフランス東洋学者とアンコール遺跡の考古学』(めこん、渋沢・クローデル賞本賞、サントリー学芸賞)、『共和国の美術 フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代』(名古屋大学出版会、吉田秀和賞)、共著書に『山下清と昭和の美術 「裸の大将」の神話を超えて』(名古屋大学出版会)、訳書に『潜在的イメージ モダン・アートの曖昧性と不確定性』(ダリオ・ガンボーニ著、三元社)、『塹壕の戦争 1914─1918』(タルディ著、共和国)などがある。
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ご家庭の味150年クロニクル――和洋中エスニックまぜこぜの日本の食卓ができるまで | 畑中 三応子
¥2,970($18.77)
紀伊國屋書店 2026年 ソフトカバー 480ぺージ 四六判 - 内容紹介 - どうして日本の〈家庭料理〉は こんなにも豊かになったのか。 そして、どうしてこれほどハードルが高く、 女性たちを苦しめるものとなってしまったのか。 「一汁一菜のすすめ」は救いとなるのか。 デパ地下の惣菜や宅配食の流行は 家庭の食卓を変えたのか。 明治維新による西洋料理移入で激しく変化した日本の食。なかでも大きかったのは性別役割分業が固定され、〈主婦〉の重要な責務として〈家庭料理〉が成立したことである。以後、日本の家庭料理は親から子へと継承されるレシピにあきたらず、明治期に生まれた家庭向け料理書や女性誌などさまざまなメディアによる発信、および国の栄養政策などにより多様化し、世界に類を見ない和洋中エスニックが折衷した食卓が完成した。 膨大な資料から日本の家庭料理の150年を振り返り、これからを展望した「scripta」好評連載の書籍化。 【著者】畑中三応子(はたなか・みおこ) 1958年生まれ。『シェフ・シリーズ』と『暮しの設計』(ともに中央公論新社)の編集長をつとめるなど、編集者としてプロ向けの専門技術書から超初心者向けのレシピブックまで約300冊の料理書を手がけ、流行食を中心に近現代日本の食文化を研究・執筆。著書に『ファッションフード、あります。――はやりの食べ物クロニクル』(ちくま文庫)、『熱狂と欲望のヘルシーフード――「体にいいもの」にハマる日本人』(ウェッジ)、『〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史』『カリスマフード――肉・乳・米と日本人』(ともに春秋社)など。第3回「食生活ジャーナリスト大賞」ジャーナリズム部門大賞受賞。
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存在のさみしさについて 気分はどのように世界をつくるのか | 難波 優輝
¥1,980($12.51)
創元社 2026年 ソフトカバー 244ぺージ 四六判 右開き 縦188mm 横128mm 厚さ15mm - 内容紹介 - この本は、さみしいを考える本だ。さみしいとは何なのだろう。さみしいことは悪いことなのだろうか。きっといいさみしさがあるのではないだろうか。どうしたらわるいさみしさから離れることができるのだろうか。 私たちが生きているあいだ「さみしさ」から離れることはない。きっと、さみしいことは、そんなに悪いことではない。それに向き合うことができさえするならば。さみしさは、それにただ圧倒されるだけではなく、それをじっくりと味わうこともできるはずだ。 その味わい方の可能性を、いろいろなさみしいものごとを見つめて、触ってみて、嗅いだり味わったりして、探求してみたい。 さみしさといっしょにいるために、何ができるだろう。 (「はじめに」より) - 目次 - 序章 さみしいという存在のモード 存在のモード/ふだんづかいの「さみしさ」から/共有できなさ 第1章 清潔で明るい場所――ヘミングウェイとパスタ リミナルスペース――誰かが来るかもしれない空間――/不確定さがもたらすざわめき/さみしさの無機質さ/「優しい味」とは? 第2章 マッチングアプリと愛せなさ――迂遠さと置き配 愛はすべてさみしい?/私たちは「べき」ですれ違う/愛の市場化/迂遠な愛と置き配 第3章 旅すること、住まうこと――スプートニクとキャラヴァン 旅の意味/可能性と不可能性/開いて閉じる 第4章 インターネットサーフィン――掲示板と知らないファイル 知らない街をサーフする/観光的精神分析 第5章 雨のモイスチャー――冷えと湿り気 雨的気分/湿り気と熱/雨の認識論 第6章 宇宙のイマージュ――流星と液体 天文学的崇高/宇宙になる 第7章 夏のサウンドスケープ――蝉と花火 蝉とミューズ/夕焼けの放送/花火と真夏のピーク/鎮魂としての花火 第8章 魚たちのまなざし――水族館とジオラマ 魚と目が合わない/水族館とガラス 第9章 ぬいぐるみの身体論――モノとイキモノ ぬいぐるみとの間柄/人形の二重性/さみしさと笑い 第10章 機械のウェルビーイング――ミサイルとサイボーグ 人間がいなくなった後の世界/ミサイルのウェルビーイング 第11章 さよならの認識論――幸福と再会 さよならのエピステモロジー/もういない人を愛せる?/再会の難しさについて 第12章 悲しき玩具――コウメ太夫と私たち 人間の素材化/素材の条件 おわりに あとがき 参考文献 - 著者プロフィール - 難波 優輝 (ナンバ ユウキ) (著) 1994年生まれ。美学者。修士(文学、神戸大学)。立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員、慶應義塾大学サイエンスフィクション研究開発・実装センター訪問研究員。専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。近著に『批判的日常美学について』(晶文社、2026年)、『性的であるとはどのようなことか』光文社、『なぜ人は締め切りを守れないのか』堀之内出版、『物語化批判の哲学』講談社(いずれも2025年)。
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斜め45度の処世術 | 小川 哲
¥1,650($10.43)
CEメディアハウス 2026年 ソフトカバー 176ぺージ 四六変型判 縦188mm 横128mm 厚さ15mm - 内容紹介 - 小川哲、初エッセイ! 世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る 苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術 「今日暑いですね」という雑談は意味がなさすぎて恥ずかしく、「とりあえず生」は思考停止に思えて腹が立つ。暦という恣意的なシステムが更新されるだけの正月になんの価値があるのか……「そんなことを気にするのはお前だけだ」と言われるこの世の中は作家にとってどうも住みづらい。そんな日々のモヤつきのかわし方を「ひねくれ界のひねくれ者」の独特な視点で綴るショートエッセイ集。 【目次】 15°ーーー 無意味な雑談を避ける方法 自分語りの活用法 なぜこの人の話はつまらないのか 説明上手になるために必須な2つの能力 たとえ話の精度を上げる前提条件 経歴は美化して喋っていい 自称”グルメ”に注意 ”お薦め”は信頼に関わる レジの人に意志を奪われたくない 好き嫌いは言語化しないほうがいい 誹謗中傷されても”喰らわない”考え方 30°ーーー 社会人になっても友人関係を続けるには 友人と縁を切るタイミング 人間関係に悩むのは傲慢である 他人を見下してしまいそうになったら 「失敗は成功のもと」ではない いい人か悪い人かの判断基準 ”正直者”は嘘が得意 聖人君子には見えないもの ”性格がいい”ってなんだろう 人間関係を「漫画型」と「小説型」で考える 45°ーーー 人間にできて、AIにできないこと 運動神経とメンタル神経 口が臭い可能性から気づいたこと 失恋は早めに済ませたほうがいい 部屋を綺麗に保つ方法は2つしかない 手土産の代わりに現金を渡してはいけない理由 潜在的な価値観を浮き彫りにする方法 ひねくれ者がこじらせた末路 脳内を悟られたくない 「七転び八起き」は数が合わない 「あけましておめでとう」を言いたくない ”変な人”に憧れてしまう問題 年下の成功に焦らなくていい 黒歴史を恥じるべからず 完璧な計画書(プロット)はない 「コスパがいいか」は最期までわからない - 著者プロフィール - 小川哲 (オガワサトシ) (著) 1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの〈大賞〉を受賞しデビュー。2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を、2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞を、2023年に同作で第168 回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。2026年には同作が映画化。他の著作に『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』『火星の女王』『言語化するための小説思考』などがある。
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刑務所の文章教室――言葉が心をほどくとき | 大塚 敦子
¥2,200($13.90)
紀伊國屋書店 2026年 ソフトカバー 256ぺージ 四六判 - 内容紹介 - ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【ブレイディみかこさん推薦!】 「人は言葉によって自らを知り、他者を知り、自分を外に出せるようになる この教室で学びたくなる人はたくさんいるのではないか」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 闇バイトに応募した大学生、キャパを超える業務でうつになり「嫌なことが忘れられるなら」と覚醒剤に手を出した会社員、ホストにハマって高額のツケを背負い特殊詐欺の受け子をしてしまった女性…… 受刑者たちは、どのような文章を紡ぎ、どのように変わっていったのか―― 心に沁みるノンフィクション! 「自分を大切にするって、どういうことかわからない」 「生まれてきてよかったのかっていうのが小さい頃からあります」 刑法改正で2025年6月に「拘禁刑」が導入され、刑罰の目的が「懲らしめ」から「立ち直り」へと転換して1年、誰もが生きやすく安心して暮らせる社会の実現には何が必要なのかを考えるきっかけになる一冊。 「私はこれまで、罪を犯した数多くの人々の話を聴いてきました。30年間の取材をとおして実感しているのは、他者を傷つけた人は自分自身も深く傷ついているということ、そして、まずは自らの回復のプロセスを経なければ、更生するのはむずしいということです。自分などどうでもいい存在だと思っていたら、他者を尊重することも、他者の痛みを想像することもできません」(本文より) 「ほとんどの受講生にとって、詩を書くなんて、小学校以来か、まったく初めての経験です。それが、すぐれた詩の言葉に耳を澄ませながらほんの少し心のドアを開けると、そこから心の奥にしまってあった想いが詩のリズムに乗ってあふれ出してきたのです」(本文より) 【著者】 大塚敦子(おおつか・あつこ) ジャーナリスト、ノンフィクション作家。上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て、世界各地の紛争取材の後、困難をかかえた人と自然や動物の絆、人と動物のかかわりなどをテーマに執筆。本書で紹介する文章創作プログラムを、全国3か所の刑務所で実施している。また、東京・三鷹市と国立市で市民向け講座も行っている(2026年5月現在)。 『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『犬が来る病院――命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』(角川文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス――犬と少年の再出発』(講談社)、『動物がくれる力――教育、福祉、そして人生』(岩波新書)、『保護ねこものがたり』(ポプラ社)など著書多数。 【目次】 はじめに 序章 第1部 美祢社会復帰促進センター 1 お互いを知る アルファポエム/食べ物にたとえた自己紹介 2 自分を知る(1) 貝殻を観察する/いいこと探し 3 他者を想像する その布でできた服を着ている人を想像する 4 自分を知る(2) シルヴァスタイン『ぼくを探しに』/自分の足りないかけらは何か 5 視点を変える(1) モーパッサン『首飾り』/衝撃の結末の続きを書く 6 視点を変える(2) 小川洋子「愛されすぎた白鳥」/「愛」とは何かを考える 7 自分を表現する グループポエム/谷川俊太郎「もどかしい自分」を読んで書く 8 他者の視点を想像する 苦手な人を動物や家具や食べ物にたとえる 9 そして、これから 谷川俊太郎「生きる」のリズムで書く 第2部 島根あさひ社会復帰促進センター 1 お互いを知る 自分の人生を料理にたとえる 2 感情の表出 シルヴァスタイン『おおきな木』/木の視点になる 3 自分を知る バンサン『アンジュール』/言葉のない絵本のセリフを考える 4 自分を表現する ブッシュ孝子「人生」/詩の創作とセルフ・エンパワーメント 5 次へのステップ 自分がよい状態であるために必要なもの おわりに 出所した元受講生のこと あとがき 一人でできる文章創作エクササイズ
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ダーウィン左派 進化論をふまえて平等な社会をつくる | ピーター・シンガー(著), 児玉聡(訳)林和, 雄(訳)
¥1,870($11.82)
晶文社 2026年 ソフトカバー 112ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 左派の理想に、現実的な足場を。待望の新訳! よりよい社会を実現するには、夢みるだけでは足りない。現実に即した人間理解が必要だ。人間の本性に光をあてる進化論こそ、その足場を与えてくれる。なおも平等と連帯をあきらめない者のための小さなバイブル。 * 『動物の解放』で倫理学の地平を塗り替えたピーター・シンガーが、進化論(ダーウィニズム)の知見を用いて社会変革の思想をアップデートする。進化論はこれまで、弱肉強食や優勝劣敗といったイメージから、平等や福祉や弱者への配慮を重んじる左派とは相性が悪いと見られてきた。だが、本当にそうだろうか? 本書が示すのは、弱者の切り捨てを正当化する右派に進化論を明け渡さないための道筋である。これからの左派は、弱者や貧者に味方するという理想を守るためにこそ、人間についての幻想を手放し、生物学的な現実を直視しなければならない。人間はたしかに利己的・競争的で地位を求める存在である。しかし同時に、他者の苦しみに応答し、たがいに助けあう存在でもある。問題は、人間の本性を科学の目で見きわめたうえで、協力や連帯が生まれやすい社会をいかに構想するかにあるのだ。進化論・倫理学・政治思想が交差する、短くも刺激的な一冊。21世紀の政治を考えるために。 - 目次 - はじめに 新しい基礎の必要性/左派にとって本質的なことは何か? 第一章 政治とダーウィン主義 右派による乗っ取り/事実と価値/左派はどのようにダーウィンを誤解したか/完成可能性の夢/古い曲が何度も流行る 第二章 左派は人間本性に関するダーウィン主義的な見解を受け入れられるのか? 不人気な思想/人間本性において何が固定的であり何が可変的なのか?/改革者たちはどのようにダーウィンから学ぶことができるか? 第三章 競争か協力か? もっと協力的な社会をつくる/囚人のジレンマ/しっぺ返し戦略から学ぶ 第四章 協力から利他性へ? 利他性の進化の謎/何のための地位か? 第五章 ダーウィン左派の現在と未来 原注 訳者あとがき - 著者プロフィール - ピーター・シンガー (ピーターシンガー) (著) 1946年生まれ。オーストラリア出身の哲学者。プリンストン大学名誉教授。専門は応用倫理学。動物の解放や極度の貧困状態にある人々への支援を提唱する代表的な論者の一人。著書に『道徳は進歩する──進化倫理学でひろがる道徳の輪』(矢島壮平訳、晶文社、2025年)、『新・動物の解放』(井上太一訳、晶文社、2024年)、『なぜヴィーガンか?──倫理的に食べる』(児玉聡・林和雄訳、晶文社、2023年)、『飢えと豊かさと道徳』(児玉聡監訳、勁草書房、2018年)、『あなたが救える命──世界の貧困を終わらせるために今すぐできること』(児玉聡・石川涼子訳、勁草書房、2014年)、『実践の倫理 新版』(山内友三郎・塚崎智監訳、昭和堂、1999年)など。『ザ・ニューヨーカー』誌によって「最も影響力のある現代の哲学者」と呼ばれ、『タイム』誌では「世界の最も影響力のある100人」の一人に選ばれた。 児玉聡 (コダマサトシ) (訳) 1974年生まれ。2002年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(京都大学、文学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。著書に『哲学古典授業 ミル『自由論』の歩き方』(光文社新書、2024年)、『予防の倫理学』(ミネルヴァ書房、2023年)、『オックスフォード哲学者奇行』(明石書店、2022年)、『COVID-19の倫理学』(ナカニシヤ出版、2022年)、『実践・倫理学』(勁草書房、2020年)、『功利主義入門』(ちくま新書、2012年)、『功利と直観』(勁草書房、2010年)など。 林和雄 (ハヤシカズオ) (訳) 1992年生まれ。2022年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(京都大学、文学)。現在、京都大学大学院医学研究科助教。原著論文に「J・S・ミルにおける個性の発展」(『倫理学研究』第53号、2023年)など。
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豪雨災害から身を守る 災害情報学からのヒント | 牛山 素行
¥1,870($11.82)
晶文社 2026年 ソフトカバー 224ぺージ 四六判 縦186mm 横128mm 厚さ15mm - 内容紹介 - なぜ、大雨の時に川を見に行ってはいけないのか? 災害から身を守るには――「起こる前にどうするか」を考える必要がある。 30年にわたり数々の災害現場での実地調査・研究を重ねてきた スペシャリストが、「豪雨災害」の実態と対策について 余すことなく解説する、必携の一冊! 【洪水・土砂災害は「起こりうること」が「起こりうる場所」で発生している!】 ・豪雨災害と他の災害との大きな違いとは? ・豪雨災害は昔に比べて激増しているのか? ・豪雨の際には自宅を出て安全な場所に避難した方が良いのか? などなど、豪雨災害にかかわるさまざまな疑問を徹底解説。 一般的な認識と実態のズレを埋め、適切な行動へと導くため に災害情報学が担う役割とは。 [目次] 1:豪雨災害の基本 1・1❖「地震」や「洪水」は「災害」ではない 1・2❖「起こったときにどうするか」だけが防災ではない 1・3❖危険性の高まり方は災害の種類によって異なる 1・4❖「豪雨災害は激増している」のか? 2:豪雨災害をもたらす主な現象と被害の形 2・1❖豪雨・大雨 2・2❖風水害・豪雨災害 2・3❖洪水・内水氾濫 2・4❖洪水災害 2・5❖がけ崩れ・地すべり・土石流 2・6❖土砂災害 3:豪雨による人的被害 3・1❖どのような原因外力で被害が生じているのか 3・2❖被災場所は屋内・屋外がほぼ半々 3・3❖「夜の災害が怖い」は本当か 3・4❖流れる水は怖い 4:豪雨災害は起こりうるところで起こっている 4・1❖災害は素因と誘因の組み合わせ 4・2❖「思いもかけない場所で被害が多発」していない 4・3❖過去の災害の教訓「だけ」に学ばない 5:豪雨に備えるための災害情報 5・1❖降水量という情報の難しさ 5・2❖要注意な降水量は地域により極端に異なる 5・3❖危険度の高まりを見るならキキクルを 5・4❖ハザードマップは大まかに読む 5・5❖「色が塗られていないところは安全」ではない 6:できることはまだまだある 6・1❖起こりうることが、起こりうるところで 6・2❖情報が飛躍的に増えたのは現代の良さ 6・3❖災害情報は使わないと役に立たない 6・4❖被害軽減策は「避難所へ行く」だけではない 6・5❖どう備えるかは人それぞれ あとがきに代えて❖「現場を見る」ということについて あとがきのあとがき - 著者プロフィール - 牛山素行 (ウシヤマモトユキ) (著) 静岡大学防災総合センター教授。東京大学大学院情報学環総合防災情 報研究センター客員教授。1968 年、長野県生。信州大学農学部卒業。 東京都立大学客員研究員、京都大学防災研究所助手、東北大学災害制 御研究センター講師、岩手県立大学総合政策学部准教授、静岡大学防 災総合センター准教授などを経て、2013 年より静岡大学防災総合セン ター教授。博士(農学)、博士(工学)。 専門は災害情報学。風水害、特に豪雨災害を中心に、人的被害の発生 状況、災害情報の利活用、避難行動などの調査研究に取り組む。内閣 府、国土交通省、気象庁、総務省消防庁、地方自治体の各種委員を歴 任。日本自然災害学会会長。各地での講演・研修年間約50 回。テレビ ・ラジオ出演年間約40 回。新聞等報道年間約50 回。 主な著作に『豪雨の災害情報学』(増補版、2012 年)『防災に役立つ地 域の調べ方講座』(2012 年、いずれも古今書院)。
