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POSSE リニューアル号(vol.61) 特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える | POSSE編集部
¥1,760
堀之内出版 2026年 ソフトカバー 178ページ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 【リニューアル号】 「小さな声と大きな変革をつなぐ雑誌」POSSEが、デザインを新たにリニューアル! 特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える 第二特集:「働いて働いて働く」発言のどこが問題なのか? 世界は選挙(だけ)では決まらない──。 選挙のたび無力感に苛まれているすべての人に。 【巻頭言より】 “今回の特集は、「選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える」です。2025年12月現在、日本では物価高騰が続き、生活は厳しさを増しています。不安を抱えている人たちは多いはずです。しかし、貧困や労働問題に取り組むはずの政党が人気を集めているとは言えません。それどころか、一見正反対に見える高市政権や、参政党が大きな支持を得ているように見えます。こうした現実を前に、選挙のたび無力感に苛まされている方も多いのではないでしょうか。 そんな中で、私たちは社会を変えるための「希望」を見出そうと考えています。ただし、それは「これまでのやり方で大丈夫」ということではありません。 気づけば私たちは、SNSで誰かを攻撃したり、慰め合ったり、選挙が近づけば、政党について書き込むことばかりして、それで社会を変えている気になっていないでしょうか。この社会と闘い、社会を変えるための方法は、本当にそこにあるのでしょうか。 「選挙」と「ネット」。社会を変えるための私たちの想像力は、この2つに縛られすぎています。そんな思いから、雑誌『POSSE』は今回、新たにリニューアルしました。” 目次 【特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える】 リベラルの敗北は止まらない 真の希望とは ──フェミニスト・政治学者ナンシー・フレイザー来日インタビュー ナンシー・フレイザー 左派に本当に必要なのは、選挙の勝利ではない ──左傾化する若者(ジェネレーション・レフト)の新局面 キア・ミルバーン 右派も左派もアルゴリズムからは逃れられない ──現代を覆う「レント資本主義」解説 佐々木隆治 選挙以外で/ネット以外で社会を変えるには ──参政党、NY市長選、排外主義、メガソーラーetc… POSSE座談会 【第二特集:「働いて働いて働く」発言のどこが問題なのか?】 過労死遺族が語る「働き方改革」の裏側 ──「働いて働いて働く」時代の長時間労働 過労死遺族対談 報道される過労死はたったの「4%」? ──なぜ人は「もっと働きたい」と欲望するのか 今野晴貴×斎藤幸平 スキマバイトで介護される時代 ──ウーバー以降、労働法の最前線 川上資人×今野晴貴 締め切りの支配から逃げるには? ──資本主義を変える「遊び」の哲学 難波優輝 = = = = = 連載 スポーツとブラック企業 体育会系言葉・話法を考える 常見陽平 コラム Mrs.GREEN APPLE「ライラック」は2020年代の労働歌か? 岩本菜々×坂倉昇平 ブックレビュー 定期購読・寄付・会員 バックナンバー紹介 POSSE活動紹介 編集後記
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お金信仰さようなら | ヤマザキOKコンピュータ
¥1,980
穴書 2026年 ソフトカバー 224ページ ビニールカバー 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 働いて働いて働いて働いて働いて、 収入を伸ばし、貯蓄を増やし、経済最優先の社会の中で、 労働と成長ばかり求められてきた。 私たちは、「お金信仰の時代」に生まれ育った。 しかし、一部の間ではもう新たな時代が始まっている。 ーーーーー ・どれだけの資産があれば人は幸せになれるのか? ・売れないものには価値がないのか? ・経済成長すれば私たちの暮らしは豊かになるのか? 金融界のみならず、国内外のパンク・シーンや多種多様な地下カルチャーを渡り歩いてきた著者が、 そこで培った独自の視点でひとつひとつの疑問を解き、 貯蓄でもなく、選挙でもない、新しい選択肢を提示する。 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(6刷)で話題をさらった、 投資家でパンクスの著者による最新作。 今度こそ、くそつまらない未来は変えられる。 お金信仰が終わったあとの時代で、 何を指針に生きるのか? まだ名前の付いてない、新たな時代へと突き進む私たちのための入門書。 目次 この本を書くにあたって 第1章 自分の〈いま〉に名前を付ける お金を信仰する時代 退屈で残酷な、グローバル資本主義社会 お金の大小しか見ない、一次元的な世界観 ①市場信仰 ②貨幣信仰 お金ではなく、お金信仰に別れを告げる 第2章 未来に不要なものは置いていく 新しい時代の歩き方 ハードコアパンクバンドが示してくれたアンサー お金持ちになったら幸せになる? 国が豊かになったら貧困問題は解決する? 〈見えざる手〉は人々の理想を実現できる? 私たちの暮らしは本当に豊かになっている? お金がここまで強く信仰される理由 第3章 新しい価値観に名前を付ける 新たな世代の、新たな価値観 アメリカのFIREムーブメント 中国の寝そべり主義者宣言 パラレルワールドをいまからやる 欧州パンクの共同体における知性あふれる価値観の共有 昔の商店街に見る、活気主義の世界 自分が本当に価値を感じるもの 接続性=人や社会とのつながり×文脈としてのつながり ①社会的接続価値 ②文脈的接続価値 お金信仰は終わらせる力、接続性はつなぐ力 お金信仰に別れを告げるときが来た さいごに 私が出した、ひとつの答え 前書きなど 「経済、経済、経済!」 総理大臣の叫び声に国会中が沸き上がった。 幸福も平和も安全も、何もかもお金に委ねられ、まるで祈りを捧げるようにお金を信仰する時代。 数百年後に生きる未来人から見たら、この世界はきっと、とても奇妙な光景に映るだろう。 時代からはみ出し、現代に疑問を抱く我々は、来るかわからないマシな未来を待ち続けるか、社会をひっくり返そうと声を上げるのか。 本書が提示するのは、どちらでもない“第三の道”。 古い価値観をかなぐり捨て、自分の軸を自分でつくる。理想的な未来に先回りして、未来人として今日を生きる、まったく新しい旅の始まり。 生まれ育った時代を見つめ直し、主体的に未来を選び取るためのヒントがここにある。 - 版元から一言 - 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス/6刷)で話題をさらった、投資家でパンクスの著者による最新作。 「資産を増やす」「お金のリテラシーを身につける」といった本は数多くありますが、本書はそれを超えて、自分たちの理想の未来をつくり出すための「生き方」に迫ります。 海外のオルタナティブ・スペースや、古い日本の商店街のフィールドワークから著者が辿り着いた答えは、「未来人として生きること」。 他の金融・経済の本とは一線を画する視点を提示する一冊です。 - 著者プロフィール - ヤマザキOKコンピュータ (ヤマザキオーケーコンピュータ) (著) 株式会社「穴書」代表。文筆家・投資家。 Newspicksをはじめ、様々なメディアで執筆。 日本証券業協会「100年大学 投資はじめて学部 ONLINE」や「ビジネスドライブ! by SBI証券」に出演。 著書『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス)は6刷。 地下のカルチャーや金融の世界など、異なる領域を横断しながらオルタナティブな価値観を探求している。
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私の孤独な日曜日 | 月と文社(編)
¥1,980
月と文社 2025年 ソフトカバー 184ページ A5判 - 内容紹介 - 映えないからこそ、愛おしい。自分を見つめる17人の休日ひとり時間の過ごし方 休日のひとり時間、あなたは何をして過ごしますか?――世代やバックグラウンドの異なる17人による、ひとりで過ごす休日についてのエッセイ・アンソロジー。20代から50代まで、独自の視点と感性で文章を書く人たちに執筆を依頼。書き手の肩書きは、事務職、マーティング職、システムエンジニア、バリスタ、専門紙記者、大学院生、イラストレーター、書店店長、ライター、ひとり出版社経営者など。無名でありながらも、その人ならではの「孤独」の風景を持つ方々から、魅力あふれるエッセイが届きました。 誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独に触れることで、あなた自身の平凡な休日も、不思議と味わい深く感じられるかもしれません。 【目次】 休日のショッピングモールのことは大好きだけどたぶん僕とは相性が悪い…上ネズミ 渡り廊下…小黒悠 真夜中宇宙航海日誌…みすみ 脱衣…shun 何もしない。それもいい。…西谷恭兵 バーで孤独と乾杯したい…三毛田 中規模イオンで妄想する未来…澁谷玲子 僕と他人事と気分転換…中野 丁寧な暮らしはサザエさん症候群を打破できるのか…のろのろな野呂 布団のなかにいる…勝本育実 二十五時の国…青野朝 人が嫌いなわけではなくて…タムラ 出不精の言い訳…きのこやろう 社会から切り離された、いくつもの休日…鈴木豊史 さてどうしたものか…。…宇佐見明日香 日曜日の内野指定席B…伊野尾宏之 その舞台裏が愛おしい…藤川明日香 - 前書きなど - 普通の人の日曜のひとり時間には、どんな思いや人生が隠れているのかを知りたくなり、「休日のひとり時間についてのエッセイを書いてもらう」という本書を企画しました。声をかけたのは、「書くことが好き」と見受けられ、その文章に独自の視点や感性が垣間見える人。誰の役にも立たないかもしれないけれど書かずにはいられない、という切実さが感じられる人。(中略) 執筆にあたっては、できるだけ「本当の感情」に触れてもらうことをお願いしました。休日についてのほんわかエッセイが読みたいのではなく、その文章を通して、その人の根っこにある孤独感に迫りたいと思ったのです。何度か修正をお願いして閉口された方もいらしたかもしれませんが、最終的には、リアリティと切なさの詰まったとびきり魅力的なエッセイが集まりました。(中略) エッセイの最後に添えた一問一答では、書き手の方の価値観や、影響を受けてきたものが見えてくるような質問をしています。それぞれのエッセイと照らし合わせながら楽しんでいただければ幸いです。 見知らぬ誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独感に触れることで、あなた自身の平凡な休日や、身近な人へのまなざし、人生への視点が少しだけ変化する。そんな読書体験を味わっていただければ嬉しいです。 - 版元から一言 - 本書の書き手はいわゆる著名人ではなく、基本的には無名の人たちですが、彼らがその人ならではの孤独感と向き合って綴った文章には、とても力があると感じています。書き手は1970年代生まれから2000年生まれまでの17人。それぞれの年齢にしか書けない等身大の文章には、今の時代を切り取るような視点や描写も散りばめられています。自身の「映えない」休日も愛おしくなるような読後感を味わっていただけるとうれしいです。 - 著者プロフィール - 月と文社 (ツキトフミシャ) (編) 「日常をもっと、味わい深く」をコンセプトに、読むことで自分と対話したくなるような本づくりを目指して、2023年5月に設立した出版社。代表の藤川明日香は25年勤めた日経BPで主に雑誌の編集に携わり、建築誌『日経アーキテクチュア』、米国のライフスタイル誌の日本版『REAL SIMPLE JAPAN』の編集者や、『日経WOMAN』編集長などを務めた。独立後に出版した書籍は、イラスト短編集『東京となかよくなりたくて』、インタビュー集『かざらないひと 「私のものさし」で私らしく生きるヒント』『こじらせ男子とお茶をする』、翻訳絵本『ゴッホとひまわり』。本書が5冊目の刊行となる。
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デッドエンドで宝探し あんたは青森のいいとこばっかり見ている | 能町みね子
¥2,200
hayaoki books 2026年 ハードカバー 156ページ A5判 - 内容紹介 - 青森県が誇る大スター、矢野顕子さん&奈良美智さん絶賛! 「ねぶたとまぐろと温泉と大雪だけで、 青森をわかった気になってもらっては困ります。 宇宙から見てもわかりやすい地形の中で、 青森県民はしっかりと暮らしを築いてきたことを、 能町みね子さんが教えてくれます。 聞いてみましょう。 矢野顕子(シンガーソングライター・青森市育ち)」 「けっこう同じとこ行ってんなぁ~❣ そして「一体俺は何を見ていたんだ!?」とか思っちゃう楽しい視点。 いつか津軽ネイティブの自分が連れていきたいとこがまだまだあるよ~❣ 奈良美智(現代芸術家・弘前市出身)」 青森県庁が運営するWEBメディア「まるごと青森」で不定期連載中の「あんたは青森のいいとこばかり見ている」がついに書籍化! 公開されるたびに県境を飛び越えて大バズりしたあの記事やこの記事も収録。本州のデッドエンド・青森を、隅々まで(というか主に隅々だけを)散策し、著者にとっての宝物のようなできごと(?)を書いた、矮小的冒険エッセイ。 能町みね子ならではの視点と軽快な筆致で綴られた面白エピソードと写真多数で、青森に全く関係ない人もしっかり楽しめる一冊です。 - 前書きなど - 青森は、本州の行き止まりです。日本全体で言うとまだその先に北海道がありますが、歴史的経緯からすると青森は日本文化の行き止まりであるように思います。さらに言えば、その青森の中には地形的にも行き止まりがたくさんあります。地図で見たら青森はとんがりだらけでしょう。それらは全部行き止まり。 行き止まりという言葉はネガティブなイメージがあるけど、行き止まりにはいろいろなものがたまって、積み重なって、濃くなる。いろんな要素がぎっしり凝縮して化学反応を起こす。そう私は信じています。四方八方が見える開けた場所よりも、へりの、隅っこの、先っぽの、この先どこにも行けない、という行き止まり(英語で言うと、デッドエンド)にこそ宝があると信じて、私は青森をおもしろがっているのです。 ということで、デッドエンドばかり狙って青森を探索したら、こんな本になってしまいました。 - 著者プロフィール - 能町みね子 (ノウマチミネコ) (著) 北海道出身。文筆業。著書に『逃北』(文春文庫)、『雑誌の人格』(文化出版局)、『結婚の奴』(平凡社)、『ほじくりストリートビュー』(交通新聞社)など。大相撲好き。南より北のほうが好きで青森好き。2021年から一年の半分くらい青森に居住している。
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そいつはほんとに敵なのか | 碇雪恵
¥1,870
hayaoki books 2026年 ハードカバー 176ページ 四六判 - 内容紹介 - SNSを捨て、喧嘩を始めよう。 “合わない人”を遠ざける人生は、心地いいけどつまらない。 もっと沸き立ちたいあなたに送る、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉誕生! 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 「敵」と決めつけて遠ざけるより、生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。 ZINE『35歳からの反抗期入門』が口コミで大ヒット中の書き手・碇雪恵による、待望の商業デビュー作。 憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。 - 目次 - 喧嘩がしたい 純度の高い親切 友情の適正体重 悪意に顔があったーー映画『ルノワール』を観て 反抗期、その後 誰の場所でもない 身内をつくる(ひとりで考えてみた編) 身内をつくる(実践スタート編) 対戦じゃなくて協力モードで ティンプトンから始まるーー映画『ナミビアの砂漠』にみる恋愛と喧嘩 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(準備編) 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(実践編) ほんとは敵じゃない 時折自分を引き剥がすーー映画『旅と日々』を観て - 著者プロフィール - 碇雪恵 (イカリユキエ) (著) 1983年、北海道札幌市生まれ。出版取次会社や出版社での勤務を経て、現在はフリーランスで執筆や編集を行う。2022年、35歳の時に始めたブログをもとに自主制作した『35歳からの反抗期入門』は、現在までに累計4,000部を発行。ゴールデン街のバー『月に吠える』や中野ブロードウェイの書店『タコシェ』で店番もしている。その他の著書に『本の練習生』(双子のライオン堂)など。
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光と糸 | ハン・ガン(著), 斎藤 真理子(訳)
¥2,200
河出書房新社 2025年 ハードカバー 214ページ 四六変型判 縦192mm 横130mm 厚さ19mm - 内容紹介 - 世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか? 著者自身が構成を編み上げた、ノーベル文学賞受賞後初の作品がついに刊行。光へ向かう生命の力への大いなる祈り。 ・ ・ 「最初から最後まで光のある本にしたかった」 ――ハン・ガン ・ 「人間性の陽溜まりと血溜まりと。その二つが常に隣り合っていて、どちらかへ行こうとしたらもう一つも絶対に通らなくてはいけない。ハン・ガンの小説にはそんなところがある」 ――斎藤真理子 ・ ・ ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文、創作についてのエッセイ、5編の詩、光を求めて枝葉を伸ばす植物をめぐる庭の日記、そして著者自身による写真を、著者自らが編んだ、ハン・ガン自身によるハン・ガン。 ・ ・ 過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか? ――本文より ・ ***** ・ 目 次 ・ 光と糸 いちばん暗い夜にも 本が出たあと 小さな茶碗 ・ コートと私 北向きの部屋 (苦痛に関する瞑想) 声(たち) とても小さな雪のひとひら ・ 北向きの庭 庭の日記 もっと生き抜いたあとで ・ 訳者あとがき ・ ***** 著者プロフィール ハン・ガン (ハン,ガン) (著) 1970年生まれ。2016年『菜食主義者』で国際ブッカー賞、2023年『別れを告げない』でメディシス賞外国小説部門、2024年ノーベル文学賞を受賞。著書に『少年が来る』『すべての、白いものたちの』等。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) (訳) 翻訳家。パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)で日本翻訳大賞、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳院大賞、ハン・ガン『別れを告げない』で読売文学賞を受賞。ほか、著訳書多数。
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農民芸術概論 | 宮沢賢治
¥2,200
八燿堂 2021年 ハードカバー 112ページ 四六変形判 縦188mm 横120mm - 内容紹介 - 「われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である」 ――新たな時代を生きるすべての人に捧げる、宮沢賢治至高の芸術詩編 土に触れる自らの手と宇宙の胎動が直結する壮大なスケールで描かれた宮沢賢治による至高の芸術論「農民芸術概論綱要」。本書では本論に加え、「農民芸術」の名を冠する他二編を収録。また、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」で知られる通称「雨ニモマケズ手帖」に収められた詩編や、賢治の最晩年、病床に伏しながら書かれたと言われる「疾中」を採録。そして生前未発表の詩作集「詩ノート」より撰集した数編のほか、学生に向けた鼓舞激励のメッセージ「生徒諸君に寄せる」を収めた。計約70詩編採録。装画は奄美大島在住の人気絵本作家、ミロコマチコ。 「詩ノート」より 農民芸術概論 「雨ニモマケズ手帖」より 疾中 - 著者プロフィール - 宮沢賢治 (ミヤザワケンジ) (著) 1896年、岩手県花巻生まれ。中学時代から山野を歩く。1921年から5年間、花巻農学校教諭。後に羅須地人協会を設立し農民の生活向上をめざす。晩年は肺結核が悪化、最後の5年は病床で作品の創作や改稿を行った。
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戦争の美術史 | 宮下 規久朗(著)
¥1,496
岩波書店 2025年 岩波新書 ソフトカバー 286ページ 新書判 縦173mm 横107mm 厚さ12mm - 内容紹介 - 戦場という、神なき終末世界を作ったのは人間に他ならない。画家の眼は戦争の真実をどのように捉えて表現に結びつけたのか。そしてそれらはなぜ私たちの心を打つのか。絵画、写真、彫刻、慰霊碑など200点超の戦争美術をカラー図版で紹介し、ゴヤやピカソ、フジタらによる名品の意味に迫る。戦争と美術の歴史を一望する。 - 目次 - はじめに 第Ⅰ章 戦争美術のはじまり――古代からルネサンスまで 第Ⅱ章 惨禍はどう描かれたか――近世の戦争 第Ⅲ章 日本の戦争美術――中世から日清・日露戦争まで 第Ⅳ章 国家は美術と手を結んだ――第一次世界大戦 第Ⅴ章 美術作品と偏見――第二次世界大戦 第Ⅵ章 「どうかよい絵を描いて下さい」――戦時中の日本 第Ⅶ章 記憶の芸術――二十世紀後半から今日まで おわりに――戦争美術とは何か あとがき 主要参考文献 - 著者プロフィール - 宮下 規久朗 (ミヤシタ キクロウ) (著) 1963年(昭和38年),名古屋市に生まれる.東京大学文学部美術史学科卒.同大学院修了.現在,神戸大学大学院人文学研究科教授. 著書 『カラヴァッジョ 聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会,2004年,サントリー学芸賞など受賞) 『食べる西洋美術史』(光文社新書,2007年) 『ウォーホルの芸術』(光文社新書,2010年) 『モチーフで読む美術史』(ちくま文庫,2013年) 『闇の美術史』(岩波書店,2016年) 『ヴェネツィア』(岩波新書,2016年) 『聖と俗』(岩波書店,2018年) 『聖母の美術全史』(ちくま新書,2021年) 『バロック美術』(中公新書,2023年) 『日本の裸体芸術』(ちくま学芸文庫,2024年) ほか多数
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男女の進学格差はなぜ埋まらないのか? 「ジェンダー・トラック」について考える | 中西 祐子(著)
¥748
岩波書店 2025年 岩波ブックレット ソフトカバー 80ページ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ5mm - 内容紹介 - 今の日本は、先進諸国で大学進学の男女格差が最も大きい国だ。それはなぜなのか。学校の日常場面での「隠れたカリキュラム」やペアレントクラシー(親の教育期待・教育投資)に見られる男女間格差、大卒女性の学歴やスキルが低く評価される労働市場の問題など、国際統計を含む多彩なデータから社会のあり方を検証する。 - 目次 - 第1章 海外では女性のほうが高学歴 第2章 「ジェンダー・トラック」と隠れたカリキュラム 第3章 ぺアレントクラシーと学歴の経済的見返りにみられるジェンダー間格差 第4章 アメリカではなぜ大学進学率の男女逆転が起きたのか 第5章 「医学部入試不正問題」であきらかになったこと 第6章 未来はどうなる? 主な参考文 - 著者プロフィール - 中西 祐子 (ナカニシ ユウコ) (著) 武蔵大学社会学部教授.お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科修了.博士(学術).専門は教育社会学,ジェンダーの社会学.著書に『ジェンダー・トラック――青年期女性の進路形成と教育組織の社会学』(東洋館出版社),『平等の教育社会学――現代教育の診断と処方箋』(共編著,勁草書房),『ジェンダー論をつかむ』(共著,有斐閣)など.
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産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく | 塚原 久美(著)
¥1,089
集英社 2025年 集英社新書 ソフトカバー 240ページ 新書判 縦173mm 横106mm 厚さ12mm - 内容紹介 - 妊娠・出産したいか、したくないか。いつ産むか、何人産むか──。そのほか、中絶、避妊、月経、更年期に伴う心身の負担など、生殖関連の出来事全般に関し、当事者がどのような選択をしても不利益なく生きることのできる権利を「リプロの権利」という。1990年代、女性にとって特に重要な権利として国際的に定義・周知されたこの人権について、日本でほぼ知られていないのはなぜなのか。中絶問題研究の第一人者が国内外での議論の軌跡をたどり解説する。少子化対策と称し「出産すること」への圧力が強まる今、必読の書。 【目次】 はじめに~日本社会から欠落している「リプロの権利」の視点 序章 リプロの権利は「人権」のひとつ 第一章 リプロの権利はいかにして生まれたか 第二章 人口政策に翻弄された日本の中絶・避妊 第三章 二〇〇〇年代、日本政府の「リプロ潰し」 第四章 世界はどのように変えてきたのか 終章 日本の今後に向けて おわりに 【著者略歴】 塚原久美(つかはら くみ) 中絶問題研究家。1961年生まれ。国際基督教大学卒業。翻訳者・ライターを経て、自身の妊娠・出産を機に中絶問題研究を始める。2009年、金沢大学大学院社会環境科学研究科で博士号(学術)取得。公認心理師資格を得て、中絶ケアカウンセラーも務める。著書に『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ』(勁草書房)、『日本の中絶』(ちくま新書)、共訳書に『新版 中絶と避妊の政治学』(岩波書店)など。
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パレスチナ/イスラエルを読み解く | 錦田 愛子(著)
¥2,970
えにし書房 2025年 ソフトカバー 476ページ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ29mm - 内容紹介 - パレスチナ/イスラエルを構造的・総合的に理解するための決定版! 慶應義塾大学での講義「現代中東論Ⅱ」をもとに、歴史の流れに沿って解説。 とりわけ2023年10月7日のハマースらによる奇襲攻撃から、2年後の停戦に至るまでのイスラエル・ガザ戦争を、長期的文脈の中で詳しく読み解く。 中東各地での在外研究と現地との交流を活かしたコラム、理解を深める映画・文献紹介も充実。図版多数。 - 目次 - 序章 未曽有の危機 長期化した紛争を理解するために 地図から消されたパレスチナ、イスラエル 第1章 パレスチナ・イスラエル紛争の基本構造 第1節 120年あまりの浅い紛争の歴史 第2節 キリスト教社会の問題が転嫁され始まったパレスチナ問題 第3節 ユダヤ移民とイギリスの三枚舌外交 第4節 聖地エルサレムとマサダ・コンプレックス 第2章 ホロコーストをめぐるイスラエルの変化 第1節 ヨーロッパのキリスト教社会でのユダヤ教徒差別 第2節 シオニズム思想と運動の始まり 第3節 ユダヤ人迫害の頂点としてのホロコースト 第4節 アウシュヴィッツ収容所の現在 第5節 ホロコーストとシオニズム―評価の変遷 コラム「屋根の上のバイオリン弾き」 第3章 イスラエル建国の経緯と責任論争 第1節 ドレフュス事件の衝撃からバルフォア宣言へ 第2節 入植活動の始まり 第3節 国連パレスチナ分割決議とナクバ 第4節 パレスチナ難民が生まれたのは誰の責任か コラム「パレスチナ交響楽団」 第4章 アラブ・イスラエル戦争の時代 第1節 英仏の撤退とアラブの連帯 第2節 ナーセルによるPLOの創設 第3節 転機としての第三次中東戦争 第4節 PLOによるゲリラ闘争の時代 コラム「アラブ諸国内での裏切り」 第5章 シオニズムの変容 第1節 建国運動としてのシオニズム 第2節 イスラエルへの「帰還」促進 第3節 ユダヤ人の間でのエスニックな差別 第4節 入植地の建設と宗教シオニズム 第5節 右傾化が進むイスラエル――ネタニヤフ政権の政治基盤 コラム「アラブ系イスラエル人歌手ドゥドゥ・タッサ」 第6章 孤立するパレスチナ 第1節 アブラハム合意の裏切り 第2節 第四次中東戦争とオイル・ショック―「十・七」の五十年前に起きた最後のアラブ戦争 第3節 リクード政権の誕生とエジプト和平―パレスチナ自治をめぐる議論の始まり 第4節 占領の合法化プロセス―エルサレムの首都化 第5節 イスラエルのレバノン侵攻と虐殺 コラム「パレスチナ人作家と文学」 第7章 占領地内部からの抵抗――第一次インティファーダ 第1節 抑圧からの蜂起と弾圧 第2節 崩された「ダビデとゴリアテ」の構図 第3節 ハマースの誕生 第4節 ローカル・イスラームとしてのハマース――政治的立場と憲章の位置付け コラム「映画『プロミス』が描いた対話の難しさ」 第8章 湾岸危機とパレスチナ問題 第1節 闘争から交渉へ 第2節 冷戦終結という国際環境の変化 第3節 サッダーム・フセインとリンケージ論 第4節 和平交渉の始まり コラム「君はサッダームが好きか?」 第9章 オスロ合意の欠陥 第1節 直接対話への道 第2節 パレスチナ自治政府の誕生 第3節 和平交渉への反対勢力 第4節 オスロ合意はなぜ失敗したのか コラム「民間外交が導いた和平合意」 第10章 武装化する抵抗運動――第二次インティファーダ 第1節 失われた和平のチャンス 第2節 自爆テロ VS 暗殺攻撃 第3節 衝突再開の背景と帰結 第4節 ロードマップとアラファートの死 コラム「映画『パラダイス・ナウ』―自爆テロと内通者をめぐる闇」 第11章 ハマース政権の成立と制裁 第1節 二度目の大統領選挙 第2節 ハマースの政治参加と選挙での勝利 第3節 オルタナティブとしてのハマース 第4節 二重政府体制からガザの封鎖へ コラム「パレスチナの若者文化―ガザのラッパー、パルクール」 第12章 封鎖の長期化とガザ攻撃 第1節 ガザ地区からの入植地撤退 第2節 「草刈り」の始まり―四度のガザ攻撃 第3節 進まないパレスチナ統一構想 第4節 パレスチナ国家の国連加盟申請 コラム「二度のガザ訪問―破壊される国際援助」 第13章 トランプ政権の衝撃 第1節 エルサレムへの大使館移転 第2節 「帰還の大行進」―占領七十年目の抗議行動 第3節 コロナ禍のパレスチナ・イスラエル 第4節 「世紀のディール」の凡庸さ 第5節 アブラハム合意という置き土産 コラム「どちらが現実でどちらが理想か 一国家解決案と二国家解決案」 第14章 イスラエル・ガザ戦争への導火線 第1節 くり返される選挙とイスラエル政治の混迷 第2節 エルサレムをめぐる2021年衝突 第3節 ネタニヤフ極右内閣の成立と緊迫 第4節 2023年イスラエル・ガザ戦争の勃発 第15章 第1節 人質解放から戦闘の再編と泥沼化へ 最初の人質解放/ガザ戦闘をめぐる人道性/UNRWAに向けられた疑惑/戦闘の長期化と飢餓の拡大 第2節 拡大する戦線と「抵抗の枢軸」 ヒズブッラーへの壊滅的な打撃/フーシー派の参戦/アサド政権の崩壊と中東地域秩序の変容 第3節 イラン・イスラエル衝突 破られた「暗黙の交戦規定」/二度目のイラン・イスラエル衝突/イラン核開発疑惑と核合意 三度目の衝突での核施設攻撃 第4節 戦争の終結に向けて 排除された指導者たち/トランプ劇場の始まり/「ガザ・リヴィエラ構想」/停戦崩壊と「ガザ人道財団」 国連総会でのパレスチナ国家承認/トランプ20項目提案/ガザの戦後統治をめぐる難問 コラム「アラブ側のシェルター事情」 あとがき 関連年表 10.7以後の動き - 著者プロフィール - 錦田 愛子 (ニシキダ アイコ) (著) 慶應義塾大学教授。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。専門はパレスチナ・イスラエルを中心とする中東現代政治および移民/難民研究。ヨルダン、レバノン、イスラエル、ドイツなどで在外研究を行う。ヨルダンに住む無国籍のパレスチナ難民を支援するNGO「パレスチナ学生基金」の理事、 Yahoo!ニュースエキスパート、および朝日新聞デジタルコメンテーターを務める。 著書に『ディアスポラのパレスチナ人―「故郷(ワタン)」とナショナル・アイデンティティ』(有信堂、2010年)、共編著にAiko Nishikida, Chie Ezaki and Toshiya Tsujita eds. “Fragile Stability” as a Political background of October 7: Current and Foreseeable Issues in the Israeli-Palestinian Conflict. Springer, 2025、編著に『政治主体としての移民/難民―人の移動が織り成す社会とシィティズンシップ』(明石書店、2020年)などがある。
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ホーム・スウィート・ホーム | 杉本 彩子(文・絵)
¥3,080
工作舎 2024年 ソフトカバー 248ページ B5変型判 - 内容紹介 - 「生き方の数だけ存在する住まいのかたちを見たい」と家を訪ねる。蝋人形と住む造形作家夫妻の2LDKや、陶芸家夫妻が蘇らせた築150年の京風町家など、16の「おうち」を俯瞰図と400点以上のオールカラーイラストで、考現学の視点から巡る! - 目次 - 序章──家を巡る旅に出る前に ヤドカリの渦紋の中から生まれるかたち 第一章 牙城を築く ・縦横斜めに線が遊ぶ 三角形の箱庭と小さきものの世界 ・螺旋のリズムを内に秘めた 富士塚の傍らのモノリス ・デカダンとまがい物の美学 私が私でいるために ホーム・スウィート・コラム1:家も主役の映画やドラマ その一 第二章 蒐集と向き合う ・造形作家夫妻が集める 蠟人形春子と愉快な仲間たち ・電音土蔵空間から放たれる音響は すべての境界を溶かしていく ・権力者の肖像画が壁を埋める プロパガンダグッズ・コレクターの家 ホーム・スウィート・コラム2:家も主役の映画やドラマ その二 第三章 受け継ぎ活かす ・陶芸家夫妻が蘇らせた 築一五〇年の京風町家 ・絶やさぬ囲炉裏の火のように 受け継がれてゆく小さな家族の物語 ホーム・スウィート・コラム3:住宅建築が観察できる施設案内 第四章 旅の途中でたたずむ ・遊牧民のゲルか、宇宙船地球号か 軽やかに人生を愉しむドームの基地 ・旅の途中のスナップショット 仮住まいのヴィラから眺める異国の街角 ・花から花へと舞い飛ぶ蝶の 生き抜く糧が詰まった小さな部屋で ホーム・スウィート・コラム4:本書の指針となった書籍たち 第五章 ともに生きる ・あざやかに織りなす糸のように 人と自然が交差する空中農園 ・米軍ハウスのバナナの葉蔭 文化の渦から生まれるグルーヴ ・小川のほとりの小さな納屋で 山と谷を蘇らせる守人の叙事詩 終章──記憶の中の家を俯瞰する 増築を重ねて迷宮化した、昭和初期の文化住宅 ・著者の生家 祖父の持ち家 - 著者プロフィール - 杉本 彩子 (スギモト サイコ) (文・絵) 1973年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。デザイン事務所に勤務後、2001年からKucciのペンネームで、立体イラスト、平面イラスト、漫画、デザイン、執筆を手がける。雑誌の立体イラストや、TV報道番組の政治家人形など、造形物制作の他、建築、住宅関係誌、情報誌、絵本、教科書など、幅広い領域で独特なデフォルメを施した俯瞰イラストを制作。『名建築が生まれた現場 世界のトップ設計事務所』(日経BP、2016)に俯瞰イラストを寄稿、『ジャジューカ──モロッコの不思議な村とその魔術的音楽』(太田出版、2017)に、イラスト・文章を寄稿。
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裸の大地 第一部 狩りと漂泊 | 角幡 唯介
¥858
集英社 2025年 集英社文庫 ソフトカバー 328ページ 文庫判 縦152mm 横105mm 厚さ14mm - 内容紹介 - 『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか。 GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦! 探検家はなぜ過酷な漂泊行にのぞんだのか。未来予期のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作です。 「この旅で、私は本当に変わってしまった。覚醒し、物の見方が一変し、私の人格は焼き焦がれるように変状した」―――本文より <目次> 四十三歳の落とし穴 裸の山 狩りを前提とした旅 オールドルート いい土地の発見 見えない一線 最後の獲物 新しい旅のはじまり 文庫版あとがき 解説 服部文祥 著者プロフィール 角幡唯介(かくはた・ゆうすけ) 1976年北海道生まれ。早稲田大学探検部OB。2010年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第8回開高健ノンフィクション賞受賞、11年同作で第42回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。12年『雪男は向こうからやって来た』で第31回新田次郎文学賞、13年『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で第35回講談社ノンフィクション賞、15年『探検家の日々本本』で第69回毎日出版文化賞書評賞、18年『極夜行』で第1回Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞、第45回大佛次郎賞を受賞。他の著書に『新・冒険論』『極夜行前』などがある。
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深海の地図をつくる 五大洋の底をめぐる命がけの競争 | ローラ トレザウェイ, 尼丁 千津子(訳)
¥2,970
柏書房 2025年 ソフトカバー 439ページ 四六判 - 内容紹介 - 海は、探検と収奪に満ちている――! ★『サイエンス・ニュース』2023年ベストブック ★『グローブ・アンド・メール』2023年ベストノンフィクション ★「必読の書。[…]すべてが非常に読みやすく、そして深く不吉な内容だ。」 ――サイモン・ウィンチェスター、『世界を変えた地図』著者(『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』より) ★「魅惑的な海の物語。息をのむ冒険、ハイリスクの探検、政治的陰謀が詰まっている。トレザウェイは私たちを海の底へと導き、なぜそこがそれほど重要かを巧みに示している。」 ――ヘレン・スケールズ、『深海学』著者 【概要】 地球の表面積の約70%を覆っている海。その海底に目を向けると、2020年代初頭までに4分の1程度しかマッピングされておらず、ほとんどが海岸線近くの浅い海に偏っている。海底の4分の3は、未調査のままなのだ。 “一般的な世界地図は、この地球がすべてマッピングされているという印象を与えがちだ。私は子どものとき地球儀を見ながら、北アメリカのロッキー山脈やアジアのヒマラヤ山脈を表す出っ張りを指でなぞっていたのを覚えている。一方の海はというと、すべすべで何もない青色で示されていた。あの頃は、陸の激しい凹凸が海との境界で終わっていることに何の違和感もなかった。あの滑らかな面は水を表していると、当時の私は思っていたのだろうか? おそらく、何も考えていなかったのだろう。だが、陸の地形の隆起や沈降の激しさが海面下でも続いているはずだということは、今の私にははっきりとわかる。”(第一章 深海を目指す探検) そして現在、2030年までに「全世界を網羅する完全な海底地形図」を作成するという壮大なプロジェクトが進んでいる。 五大洋の最深部を目指す探検家、北極圏の空白を埋めるイヌイットの猟師、メキシコ湾で潜水する考古学者、大量の水上ドローン、地形の命名と領土問題、情報を秘匿する国家、企業の採掘に抗う活動家たち…… 本書は、欲望渦巻く現場に、受賞歴のある環境・海洋ジャーナリストが迫った一冊だ。 “私がノーチラス号でレナート・ケインの横に座っていたときに、はっきりとわかった真実が一つある。それは、地球の海底地形図は、完成させようと思えば今すぐにでも可能だということだ。それどころか、私たちは完成させるためのツールや技術を、すでに何十年も前に手に入れていた。では、なぜ完成していないのか?”(序章) 今、私たちの足元で起きていることすべてがわかる、壮大な海洋ノンフィクション! - 目次 - 序章 第一章 深海を目指す探検 第二章 船を探す 第三章 大西洋の最深部を目指して 第四章 マリー・サープ、そして世界を変えた地図の話 第五章 地球上で最も孤独な海 第六章 海底を命名して権利を主張するには 第七章 北極海の地図をクラウドソーシングする 第八章 海のロボット革命 第九章 埋もれた歴史 第一〇章 深海底を掘る 第一一章 深海底へ、そしてその先へ 終章 原注 推薦図書 - 著者プロフィール - ローラ トレザウェイ (ローラ トレザウェイ) (著) 受賞歴もある環境・海洋ジャーナリストで、著作にThe Imperiled Ocean: Human Stories from a Changing Sea(『危険にさらされている海洋――変化する海での人間の物語』)がある。2020年、カナダ・ライターズ・トラスト新人賞を受賞。これまで『ウォール・ストリート・ジャーナル』『スミソニアン』『クーリエ・アンテルナショナル』『ガーディアン』『ウォルラス』『アトランティック』『グローブ・アンド・メール』『ハカイマガジン』『カナディアン・ジオグラフィック』で特集記事などの掲載歴があり、全国のマスメディアから多くの依頼が寄せられている。また、カナダのバンクーバー水族館のライター兼編集者を務めていた経験もある。文芸創作(クリエイティブ・ライティング)の分野で、ブリティッシュコロンビア大学芸術修士号を取得。現在はオンタリオ州のシェリダン・カレッジで、クリエイティブ・ノンフィクションを教えている。 尼丁 千津子 (アマチョウ チヅコ) (訳) 英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業。主な訳書に『「ユーザーフレンドリー」全史――世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則』、『教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識』、『馬のこころ――脳科学者が解説するコミュニケーションガイド』『マッキンゼー CEOエクセレンス――一流経営者の要件』、『限られた時間を超える方法』など。
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食いしん坊発明家 | 小泉 武夫
¥649
新潮社 2025年 新潮文庫 ソフトカバー 240ページ 文庫判 縦151mm 横106mm 厚さ9mm - 内容紹介 - この本に書かれている「発明」は、食いしん坊発明家である俺が考案し、特許を取ったものである--米と牛乳を使った風味絶佳な「ライスチーズ」、カボチャから作られた耽美なる甘さの「黄色い砂糖」、馥郁たる香りでチャーハンを大変身させる「エビラード」、そして不可能とされていた「松茸の栽培」にも挑戦し……。極上のうまみがチュルル、ピュルルとあふれ出す究極にして至高の発明をご賞味あれ。
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「手に負えない」を編みなおす | 友田 とん
¥1,980
柏書房 2025年 ソフトカバー 248ページ 四六判 - 内容紹介 - 「言葉も、記憶も、インフラだったのか!」 地下鉄の漏水対策の観察から始まる、暮らしと探究のクロニクル。予測不能な脱線の果てに目にした景色とは――。 『『百年の孤独』を代わりに読む』著者、待望の新作! 「ユーモアも文章力も本当にすごい。でも何より、なんでもなさそうなものにまなざし、愛でる感性に胸打たれ、嫉妬しました」――星野概念さん(精神科医)も推薦! 【あらすじ】 十年近く前に「地下鉄の漏水対策」に心を奪われ、極私的なフィールドワークを続けてきた著者。その過程で気づいたのは、人が手当てをすることで維持されている「手に負えない」ものに、なぜか心惹かれてしまう自身の性質だった。 「手に負えない」ものたちとのちょうどいい向き合い方を見つけたい。だが、解決の糸口をつかむたびに新たな「手に負えない」が発生し、圧倒されてしまう。果たしてこの本を、無事に閉じることはできるのか! 予測不能な脱線の果てにある、謎の感動をあなたに。 - 目次 - まえがき 第一部 地下鉄にも雨は降る 第一回 探しものはなんですか? 第二回 上を向いて歩こう 第三回 この恍惚を味わいたかったのかもしれない 第四回 管理台帳の姿を想像しながら 第五回 地方の地下鉄も見に行く 第六回 手に負えない 第二部 手に負えないものたちと暮らしてみる 第一章 さかのぼる 第二章 見る 第三章 作る 第四章 編みなおす あとがき - 著者プロフィール - 友田 とん (トモダ トン) (著) 作家・編集者。一九七八年京都市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学大学院理工学研究科博士課程修了、博士(理学)。企業で研究開発に従事するかたわら、二〇一八年に『『百年の孤独』を代わりに読む』を自主制作(二〇二四年にハヤカワ文庫NFより再刊)。同書を全国の本屋さんへ営業したのを契機に、ひとり出版社・代わりに読む人を立上げる。日常や文学に可笑しさを見つける作品を発表しながら、独特の視点を持つ様々な著者の小説やエッセイを刊行する。著書に『ナンセンスな問い』(エイチアンドエスカンパニー)、『先人は遅れてくる』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』(代わりに読む人)、『ふたりのアフタースクール』(太田靖久氏との共著、双子のライオン堂)などがある。
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筋肉と脂肪 身体の声をきく | 平松 洋子
¥935
新潮社 2025年 新潮文庫 ソフトカバー 512ページ 文庫判 縦151mm 横106mm 厚さ18mm - 内容紹介 - スポーツが得意だったら、自分の人生も少しは違っていたのかもしれない――。そんな夢想に端を発し、アスリートの身体と精神に迫る取材の旅が始まった。力士、プロレスラー、陸上選手、そしてスポーツ栄養士、サプリメントや体脂肪計の開発者との、驚きと発見に満ちた対話。食をライフワークとして書き続けてきた著者の集大成にして新境地! 『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』改題。
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子どもたちによろしく | 長崎 訓子
¥3,080
rn press 2025年 ハードカバー 144ページ A5横変形判 縦144mm 横196mm 厚さ101mm - 内容紹介 - 上製・箔仕様の、とっておきの1冊。 人気イラストレーター長崎訓子が23年間描き続けた子どもが登場する映画たち。 この本は、かわいい絵本ではありません。 子どもは社会を映す鏡です。時には戦争下で、時には貧困下で、歯を食いしばって親を恨み、仲間たちと悪さをする子どもたち。映画のなかの子どもたちの眼差しを、長崎訓子が鋭い視点で描いています。 収録映画 E.T./グロリア/ペーパー・ムーン/ロスト・チルドレン/お早よう/運動靴と赤い金魚/A.I./世界でいちばん不運で幸せな私/ネバーランド/エル・スール/クルックリン/アバウト・ア・ボーイ/ポビーとディンガン/飛ぶ教室/アラバマ物語/牯嶺街少年殺人事件/シャイニング/ミツバチのささやき/子供の情景/シベールの日曜日/スラムドッグ$ミリオネア/クジラの島の少女/パンズ・ラビリンス/ウィンターズ・ボーン/トリュフォーの思春期/スーパー8/ゾイのいない人生/ぼくのエリ 200歳の少女/ヒューゴの不思議な発明/ダウンタウン物語/ル・アーヴルの靴みがき/冬の小鳥/がんばれ!ベアーズ/エクスプロラーズ/リッキー/壁の中に誰かがいる/さよなら、アドルフ/ボビー・フィッシャーを探して/リトル・ミス・サンシャイン/偽りなき者/大人は判ってくれない/ムーンライズ・キングダム/裸足の季節/赤い影/ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/冬冬の夏休み/50年後のボクたちは/シング・ストリート 未来へのうた/オクジャ/少年は残酷な弓を射る/落下の王国/さよなら子供た/キッド/はじまりへの旅/ワンダーストラック/ちいさな哲学者たち/エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ/フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法/ジョジョ・ラビット/グッバイ、サマー/ルーム/ネズの木/Us/KES/クリスチーネ・F - 目次 - 『子供たちをよろしく/Streetwise』と『子どもたちによろしく』について。そしてこの本のまえがき。 2 E.T. 12 グロリア 14 ペーパー・ムーン 16 ロスト・チルドレン 18 お早よう 20 運動靴と赤い金魚 22 A.I. 24 世界でいちばん不運で幸せな私 26 ネバーランド 28 エル・スール 30 クルックリン 32 アバウト・ア・ボーイ 34 ポビーとディンガン 36 飛ぶ教室 38 アラバマ物語 40 牯嶺街少年殺人事件 42 シャイニング 44 ミツバチのささやき 46 子供の情景 48 シベールの日曜日 50 スラムドッグ$ミリオネア 52 クジラの島の少女 54 パンズ・ラビリンス 56 ウィンターズ・ボーン 58 トリュフォーの思春期 60 スーパー8 62 ゾイのいない人生 64 ぼくのエリ 200歳の少女 66 ヒューゴの不思議な発明 68 ダウンタウン物語 70 ル・アーヴルの靴みがき 72 冬の小鳥 74 がんばれ!ベアーズ 76 エクスプロラーズ 78 リッキー 80 壁の中に誰かがいる 82 さよなら、アドルフ 84 ボビー・フィッシャーを探して 86 リトル・ミス・サンシャイン 88 偽りなき者 90 大人は判ってくれない 92 ムーンライズ・キングダム 94 裸足の季節 98 赤い影 98 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 100 冬冬の夏休み 102 50年後のボクたちは 104 シング・ストリート 未来へのうた 106 オクジャ 108 少年は残酷な弓を射る 110 落下の王国 112 さよなら子供たち 114 キッド 116 はじまりへの旅 118 ワンダーストラック 120 ちいさな哲学者たち 122 エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ 124 フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 126 ジョジョ・ラビット 128 グッバイ、サマー 130 ルーム 132 ネズの木 134 Us 136 KES 138 クリスチーネ・F 140 あとがき 142 - 版元から一言 - イラストレーターの長崎訓子さんが23年間描き続けた「子ども」が登場する映画の偏愛コラムを一冊にまとめました。 長崎訓子さんが、鋭く、ときにコミカルに、愛情たっぷりにさまざまな「子ども」を取り上げています。読むと必ず映画が観たくなる、23年分の想いが詰まった一冊です。 著者プロフィール 長崎訓子 (ナガサキクニコ) (著) イラストレーター。 女子美術大学 デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻教授。 多摩美術大学染織デザイン科卒業。書籍の装画や挿絵、絵本、漫画、映画に関するエッセイなど多方面で活動中。主な装画の仕事として『金持ち父さん 貧乏父さん』『武士道シックスティーン』『億男』など。作品集に『長崎訓子の刺繍本』『DAYDREAM NATION』『There’s many dog shit in your house.』『COLLAGES』(ハモニカブックス)。漫画の作品集に『Ebony and Irony 短編文学漫画集』『MARBLE RAMBLE 名作文学漫画集』(第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)(パイインターナショナル)『Catnappers 猫文学漫画集』(ナナロク社)。飛ぶ教室(光村図書)にて、現在も偏愛映画コラム『子どもたちによろしく+』を執筆中。
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イラストで出会う女性たちのいる美術史 隠されてきた「偉大な」芸術家の物語 | 李君棠(著), 垂垂(絵), 多田麻美(訳)
¥3,300
フィルムアート社 2025年 A5判 - 内容紹介 - なぜ偉大な女性芸術家は「いなかった」のか? アルテミジア・ジェンティレスキ、マリア・ジビーラ・メーリアン、葛飾応為、ベルト・モリゾ、フリーダ・カーロ、リー・クラスナー、ルイーズ・ブルジョワ…… イラストとマンガで学ぶ、23人の語られなかった「美術の物語」。 ルネサンス、バロック、浮世絵、印象派、バウハウス、シュルレアリスム、現代美術まで── 本書は美術の歴史における重要な出来事や潮流を解説しながら、13世紀から現代にいたる23人の女性芸術家の歩みをたどり、これまでの美術史の「もう半分」とも呼べる世界を浮かび上がらせます。 「北斎の娘」とは、「マネのミューズ」とは、「ロダンの恋人」とは、「ポロック夫人」とは、誰だったのか。 男性の名前の影に隠されてきた女性たちを、ひとりの芸術家として見つめ直し、それぞれが驚くべき創造へと至った軌跡を明らかにします。 本書はまた、美術史家リンダ・ノックリンの立てた問い「なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?」に対して、個々の芸術家の背景を踏まえて応答します。 女性たちを「美術の物語」から退けてきた社会の構造や制約を、フェミニズムの視点から解き明かしています。 豊富なイラストとマンガで、世代を超えて楽しめる、新しい美術史入門。 あなたの世界を広げ、知的好奇心を刺激し、ときには勇気づけてくれる一冊です。 【本書に登場するおもな女性芸術家】 カタリナ・ファン・へメッセン ソフォニスバ・アングイッソラ ラヴィニア・フォンターナ アルテミジア・ジェンティレスキ ユディト・レイステル ラッヘル・ライス マリア・ジビーラ・メーリアン アンゲリカ・カウフマン 管道昇 文俶 葛飾応為 ベルト・モリゾ メアリー・カサット カミーユ・クローデル マリアンネ・フォン・ヴェレフキン マリアンネ・ブラント レオノーラ・キャリントン フリーダ・カーロ タマラ・ド・レンピッカ リー・クラスナー ジョージア・オキーフ アイダ・オキーフ ルイーズ・ブルジョワ - 目次 - 序文 女性芸術家になること 文/竜萩 まえがき 歴史上に偉大な女性芸術家はいたか? なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか? 第1章 フランドルとイタリア 15~17世紀 芸術家は生まれつき芸術家なの? カタリナ・ファン・へメッセン 私は芸術家 私を見て 誰が「偉大さ」を定義するの?──最初に美術史を書いた人 ソフォニスバ・アングイッソラ 歴史家に認められることがゴールじゃない ラヴィニア・フォンターナ なぜ女性は女性のヌードを描けないの? アルテミジア・ジェンティレスキ 「女性ヒーロー」の代弁者 第2章 オランダ、フランス、スイス、イギリス 17~18世紀 芸術は路上の露店で売れるもの?──オランダの公開芸術市場 ユディト・レイステル 美術界も嘘が嘘を呼ぶ? 宝物はみんなのもの──驚異の部屋から現代の博物館の誕生まで ラッヘル・ライス 千金に値する花 マリア・ジビーラ・メーリアン 毛虫を美術史に残すにはどうすればいい? 待って、まさかイタリア人だけが何がよい芸術か定義できるの? アンゲリカ・カウフマン 「絶対的に完璧」な女性芸術家なんて存在するの? 第3章 中国と日本 13~19世紀 彼女たちは忘れられる運命なの? 管道昇 乾隆帝は言った「書道であれ、絵画であれ、みな彼女から学ぶべきだ」 文俶 三百年来 中国の花鳥画にもっとも秀でた女性 絵はどこに現れる?──日本の応用美術 日常生活をめぐる芸術──浮世絵 葛飾応為 筆跡が見つからないのは私の助手としての美徳 第4章 フランス 19世紀 「ジャポニスム」 描いた後、どこで観てもらう?──愛と憎しみが入り混じるサロン・ド・パリ サロン・ド・パリ 芸術家と評論家 どちらの意見に値打ちがある?──芸術家が一銭も受け取れずに勝つ 「現代生活の画家」になろう! 「印象派」の誕生 ベルト・モリゾ 光で光を表現する メアリー・カサット 美術史上最初の「モダン・ウーマン」 印象派を売り込む──現代のアート市場の誕生 女性芸術家も《ダビデ》を創れる? カミーユ・クローデル 彫刻家になろうとする女性はこんなにも情熱的 第5章 ロシア、ドイツ、フランス、メキシコ 20世紀 美術がどんどんわからなくなった!──モダニズムの「テーマ」 マリアンネ・フォン・ヴェレフキン 女性芸術家を創作から遠ざけるものとは? バウハウス──現代生活を変える マリアンネ・ブラント 金属で暮らしに魔法をかける 小便器の現代美術における重要性──ダダイズム 夢の中の自由──シュルレアリスム レオノーラ・キャリントン 現実を逃れたらいつか幻想の王国へ行ける フリーダ・カーロ シュールな現実こそ私の現実 タマラ・ド・レンピッカ 私は記録する ぜいたくに溺れた時代を 第6章 アメリカ 20世紀 隠された問題──女性芸術家はどこで仕事をする? リー・クラスナー 心残りが私の創作の糧 ジョージア・オキーフ アイダ・オキーフ 世界で最も高値の女性芸術家と……誰? ルイーズ・ブルジョワ 女性は裸にならないと美術館に入れないの? あとがき 訳者あとがき - 著者プロフィール - 李君棠 (リージュンタン) (著) ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで比較文学の修士号を取得後、ある書店でマーケティングスーパーバイザーを務める。物語を語るスタイルで文化的なテーマを人気商品にするのが得意。国内外の美術史関係の教養書を数多く読み込むなかで「女性芸術家に焦点を当てた一般向けの美術史の教養書」という市場の空白があると気づく。「すばらしい商品」として、女性芸術家の作品を理解しやすい言葉で多くの読者に普及させたいと願っている。 垂垂 (チュイチュイ) (絵) 挿絵画家、絵本作家。博物館学の学士号、工芸美術専攻の修士号を取得。一般向けの教養絵本の制作に力を注ぐ。作品は人文、芸術、化学、物理、生物、神経科学などの分野に及ぶ。著作に『もし世界がシリーズ』の科学書、『私たちの一日』など。2021年、フォーブス「世界を変える30歳未満」アート部門に選出。 多田麻美 (タダアサミ) (訳) アートライター、作家、翻訳者。1973年生まれ。テーマは中国とロシアの文化。著書に『シベリアのビートルズ』(亜紀書房、2022)、『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』(亜紀書房、2019)、『映画と歩む、新世紀の中国』(晶文社、2016)、『老北京の胡同──開発と喪失、ささやかな抵抗の記録』(晶文社、2015)。訳著に『乾隆帝の幻玉──老北京骨董異聞』(劉一達著、中央公論新社、2010)、『北京再造──古都の命運と建築家梁思成』(王軍著、集広舎、2008)。共著に『ファンキー中国』(灯光舎)、『北京探訪』(愛育社)、『北京を知るための52章』(明石書店)など。
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帰りに牛乳買ってきて 女ふたり暮らし、ただいま20年目。 | はらだ 有彩
¥1,540
柏書房 2025年 ソフトカバー 208ページ A5判 - 内容紹介 - ふたりで楽しく暮らすことにしました、それも一生。 『日本のヤバい女の子』のはらだ有彩が、 20年にわたるルームメイトとの共同生活を描く、 著者初のコミックエッセイ。 「あなたの住む街の隣の隣の隣のどこかの町で、こんなルームシェアが繰り広げられている」(「はじめに」より) - 目次 - 1 ずっとこのままでいいのかな?~ルームシェア8年目~ 2 ルームシェアは突然に~ルームシェア0年目~ 3 「住んでもいい」場所~ルームシェア14年目~ 4 ルームシェアは終わらない~ルームシェア15年目~ - 著者プロフィール - はらだ 有彩 (ハラダ アリサ) (著) 関西出身。テキスト、イラストレーション、テキスタイルをつくる“ テキストレーター”。雑誌・ウェブメディアなどでエッセイ・小説を執筆する。著書に『日本のヤバい女の子』(柏書房/角川文庫)、『百女百様 街で見かけた女性たち』(内外出版社)、『女ともだち ガール・ミーツ・ガールから始まる物語』(大和書房)、『ダメじゃないんじゃないんじゃない』(KADOKAWA)、『「烈女」の一生』(小学館)。本書は著者初のコミックエッセイ。
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生き延びたものたちの哀しみを抱いて 軍事化に抗する沖縄のフェミニズム文学 | 佐喜真 彩
¥3,960
勁草書房 2025年 KUNILABO人文学叢書 ハードカバー 304ページ 四六判 - 内容紹介 - 追悼/哀悼はそのまま闘いとなる。喪失とみなされなかったものたちへの哀悼から、戦後沖縄フェミニズム文学の政治的想像力を照射する 日米による軍事植民地主義の暴力が継続する沖縄。軍事化に抗う沖縄の女性運動は、性暴力に目を凝らし、「集団自決」や「慰安所」の記憶を捉え直してきた。これに呼応する目取真俊や崎山多美らの作品から、他者の傷に触れ、出会い損ないの悲哀を抱え続ける、新しい共同性の想像力をたどる。アジアへ開かれた別様の「ホーム」に向けて。 - 目次 - はしがき 序章 1 二〇〇〇年前後――死-世界の前触れ 2 死政治からの脱却と民衆の視点 3 ジェンダーの視点による「集団自決」の捉え直し 4 本書の目的、先行研究、本書の構成 第一章 再編される「慰安所」システム――米軍占領下における女性間の分断と連帯への萌芽 1 はじめに 2 帝国的なドメスティシティ 3 初期の占領体制の整備と「解放とリハビリ」言説 4 ドメスティックな空間の拡大と女性間の分断 5 別様の「ホーム」 補章 うないを新生させる――八〇年代以降のフェミニズム運動 1 ローカルでグローバルな「うないフェスティバル」 2 「慰安婦」問題への取り組み 3 軍事化に抗する沖縄のフェミニズム運動 第二章 「植民地戦争性精神病」に触れる――フランツ・ファノンの暴力論を目取真俊『眼の奥の森』とともに読み直す 1 はじめに 2 メランコリー/暴力/脱同一化 3 戦後沖縄における空間編成 4 「眼の奥の森」に触れる 第三章 憑依される身体から感染する身体へ――目取真俊「群蝶の木」に見る罪責感と戦争トラウマ 1 はじめに 2 罪責感と戦争トラウマ 3 記録運動と沖縄の他者 4 集団的戦争トラウマと可視化されない加害の記憶 5 「戦後」世代の病 6 憑依される身体から感染する身体へ 第四章 生き延びたものたちの哀しみを抱いて――崎山多美「月や、あらん」 1 はじめに 2 複数の声を宿す身体 3 琉球土人/「リュウちゅうドジン」 4 トラウマの反復と生き延びること 5 遺言テープの二つの音 6 〈ミドゥンミッチャイ〉へ 終章 1 「記憶の場」 2 比較文学と地域研究 3 戦後沖縄文学と批判的地域主義 4 『八月十五夜の茶屋』と「カクテル・パーティー」 5 本書のまとめ あとがき 初出一覧 参考文献 索引
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ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと 作家・アーティストたちの152の言葉 | サラ・ベイダー(著), 佐藤弥生(訳), 茂木靖枝(訳)
¥2,200
フィルムアート社 2025年 ソフトカバー 248ページ 四六判 - 内容紹介 - レイモンド・チャンドラー、エドワード・ゴーリー、ビリー・ホリデイ、チャールズ・シュルツ、ヘレン・ケラー、バラク・オバマ―― 古今東西の作家、芸術家、音楽家、研究者、医者、政治家、トレーナーたちが、 どれほどの愛をもってペットに接し、そしてその別れにどう向き合ってきたか 本書は、100名以上の著名人がのこした、ペットにまつわる152のことばと、24名についてのエッセイを収録した、ペットへの深い愛が詰まった一冊です。 手紙や日記、伝記、回顧録、エッセイ、インタビュー等を通して明らかにされるペットとの絆、別れを迎える「そのとき」の心境、その後の喪失感とどう向き合ったかがそれぞれ綴られています。 エッセイでは写真とともにエピソードを紹介しており、『ピーナッツ』作者のチャールズ・シュルツとスパイク(スヌーピーのモデル、雑種犬)、『ピータラビット』作者のビアトリクス・ポターとシャリファ(ネズミ)、レイモンド・チャンドラーと女王タキ(ペルシャ猫)など、犬や猫だけでなく、ウサギや鳥、馬、ネズミ、マングースなどの動物も登場します。 愛するペットを失うその心の痛みについて、ノーベル賞作家のV・S・ナイポールは「大きな悲劇」と表現し、作家のメイ・サートンは「火山が噴きあがるような激しい悲しみ」と称しています。本書は、ペットロスに悩む方、「そのとき」への心構えができない・想像もつかないという方にとって、慰めと将来への展望を与えてくれる、道しるべとなる一冊です。 この数年間、あの子は部屋の隅々を、分刻みの時間を、そしてわたしを、とてもやさしく満たしてくれた。 ――アリス・B・トクラス(芸術家) 探しものの最中に、うちの猫の1匹がもうじき9歳になり、そしてもう1匹がまもなく8歳になるという事実に出くわした。 てっきりまだ5歳か6歳くらいだと思っていたのに。 ――エドワード・ゴーリー(作家・芸術家) 悲しみは長くつづき、もう二度と犬は飼わないと心に決めた。 けれども、誰もが知っているように、そのうちにまた別の犬がやって来るのだ。 ――ヘレン・ケラー(教育家・作家・社会活動家) その駆け抜ける生は、あまりにも短い。犬はあっという間に行ってしまう。 その悲しみの物語なら、わたしにもあるし、きっとあなたにもあるだろう。 老いていくのをただ見守るなんて、意志の敗北、愛の敗北のようにさえ思える。 どんな手を尽くしてでも、ずっとそばにいてほしい、若いままでいてほしい。 ただひとつ、わたしたちが与えられぬ贈り物。 ――メアリー・ウォリバー(詩人) 【本書に登場する主な人々】 アンディ・ウォーホル、フレッド・ロジャース、村上春樹、E・B・ホワイト、キース・リチャーズ、ジュリア・チャイルド、ヴァージニア・ウルフ、ルイ・アームストロング、アントン・チェーホフ、レイモンド・チャンドラー、ゾラ・ニール・ハーストン、ジョン・スタインベック、チャールズ・シュルツ、パブロ・ネルーダ、ニコラ・テスラ、マンディ・パティンキン、ロバート・フロスト、ヘレン・ケラー、エミリー・ディキンソン、P・G・ウッドハウス、ビリー・ホリデイ、ジョージア・オキーフ、アリス・ウォーカー、ウィリアム・S・バロウズ、アーシュラ・K・ル゠グウィン、エドワード・ゴーリー、イーディス・ウォートン、アーサー・C・クラーク、アリス・B・トクラス、エドワード・オールビー、ジョン・スタインベック、ディーン・クーンツ、フィオナ・アップル、ユージン・オニール、バラク・オバマ、エレノア・ルーズベルト、エイミ・タン、ビアトリクス・ポター、ウィンストン・チャーチル、レイチェル・カーソン、セレーナ・ウィリアムズ、パティ・スミス、ジェーン・グドール、トルーマン・カポーティ、ウォルター・スコット、ジークムント・フロイト、マーク・トゥエイン、ジョージ・ゴードン・バイロン…… - 目次 - はじめに 第1章 わたしたちふたりを囲む輪 第2章 そのときはやがて訪れる 第3章 自分に寄り添う影を失って 第4章 悲しみのその先に 第5章 最後の贈り物 謝辞 出典 クレジット 人名略歴・索引 - 前書きなど - この本は、かつてわたしが探して見つからなかった本であり、わたしが何度も繰り返し立ち返る本である。本書があなたにとっても慰めになることを願っている。(「はじめに」より) - 著者プロフィール - サラ・ベイダー (サラ・ベイダー) (著) プリンストン・アーキテクチュラル・プレス社の書籍編集者を経て、ファイドン社では編集主任を務めた。ビジュアルカルチャーに関する書籍の編集のほか、『the DESIGNER says デザイナーから学ぶ創造を磨く言葉たち』(ビー・エヌ・エヌ)、『アートは希望の最高の形 Art Is the Highest Form of Hope』(未邦訳)、『日々を輝かせてくれる言葉 Every Day a Word Surprises Me』(未邦訳)など、名言集の企画・編集を手がけ、2010年には、検証済みの新旧の名言を集めたオンライン・ライブラリー Quotenik.com を立ちあげ、運営をつづけている。 佐藤弥生 (サトウヤヨイ) (訳) 英日翻訳者。幼少期を返還前の香港で暮らす。商社などの勤務を経て、国内メーカー、在日米海軍などで20年以上技術翻訳に携わったのち、出版翻訳に従事する。訳書に『映像編集の技法』『「書き出し」で釣りあげろ』『感情を引き出す小説の技巧』『読者を没入させる世界観の作り方』『映像編集のファースト・レッスン』(以上フィルムアート社/共訳)、『ダイヤモンドを探せ』(KADOKAWA)などがある。 茂木靖枝 (モギヤスエ) (訳) 英日翻訳者。ロンドンで英語とコンピューターを学ぶ。金融系システム会社や翻訳会社などの勤務を経て、現在は産業翻訳から出版翻訳まで幅広く手掛ける。訳書に『映像編集の技法』『「書き出し」で釣りあげろ』『感情を引き出す小説の技巧』『読者を没入させる世界観の作り方』『映像編集のファースト・レッスン』(以上フィルムアート社/共訳)、『ザ・シークレット・オブ・ジ・エイジズ』(KADOKAWA)などがある。
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これがそうなのか | 永井 玲衣
¥1,980
集英社 2025年 ソフトカバー 320ページ 四六判 縦188mm 横131mm 厚さ23mm - 内容紹介 - ことばと出会い、ことばと育ち、ことばを疑い、ことばを信じた。 『水中の哲学者たち』で一躍話題となった著者は、 ことばに支えられながら、世界を見つめ続ける――。 過去から現在までの著者自身を縦断し、 読者とともにこの社会を考える珠玉のエッセイ集。 【第一部 問いはかくれている】 日々生まれる「新語」。 新語は、現代社会が必要とするから生まれるはず――。 けれど、なぜ私たちはそのことばを作ることにしたのだろう? 新語の裏に潜む問いを探り出し、私たちの「いま」を再考する12篇。 【第二部 これがそうなのか】 幼少期を本とともに過ごしてきた著者。 これまでに読んできた数々の本の中から大切な言葉を選び抜き、争いの絶えないこの世界との対話を試みる。 過去に書き残されてきた幾つもの言葉から、私たちの未来を惟る12篇。 【著者略歴】 永井玲衣 (ながい・れい) 1991年東京都生まれ。人びとと考えあい、ききあう場を各地でひらいている。問いを深める哲学対話や、政治社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。 著書に『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』『さみしくてごめん』がある。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
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文通 答えのない答え合わせ | 古賀及子, スズキナオ
¥1,870
シカク出版 2025年 ソフトカバー 256ページ 四六判 縦188mm 横127mm 厚さ18mm - 内容紹介 - 令和エッセイブームを牽引するふたりが「大人の感情」をテーマに交わした往復書簡集。 私家版(ZINE) 1300冊を半年で売り切り、読書家の間で密かな話題となった作品が、倍のボリュームとなって書籍化! 「ナオさんも春は怖いですか? 大人らしさや、そこに付随する感情の抑制や発露について考えていることはありますか?」 「感情的」という言葉は子どもや若者の特徴のように扱われがち。 しかし大人だからこそ振り回されたり、大人になったから知る感情もあります。 切実なのに軽んじられがちな大人の感情を見つめ、それぞれの目線で汲み上げて綴った、ちょっと弱気な対話の記録。 - 目次 - 春がおそろしくって、もう嫌になってしまいそうなんです 自分が今どれぐらい大きな声を出せるのか試したい 私は青春を見つけるのがすごくうまいんです 青春ばかり追いかけている青春人間だと思います 忘れると簡単に自分から消えてしまう種類の興奮じゃないでしょうか ガンガンのぼって行ってしまいそうになるんです とにかく細かく尊重し肯定するしかないなと思います 時間について考える時間がもっと欲しい なにもかも誰より一番慣れないように生きていました 意図したようにならないということが面白くて仕方ない 芸術がとてつもなく広義であることに最近あらためて癒されています 「贅沢な悩み、上等!」と言いたいんです 一人でいることは、私は結構得意です ギャル的なものを自分の中にいつも持っておけるように 驚くことになんともはや彼らが私の中にいるんですよ どれをどの比率で混ぜるかというミックス具合だけ どうしたってかぶりようがない、本物の無限 弱い音が、弱さゆえに最大の効果を生む 愛し合うことなく人が集まって、毎日会うってすごい 気を遣われることによって、なぜか元気が消えて 私は子どもの頃から、新しい刺激をできるだけ受けたくない気質なんです 好きな作品でも、さっさと終わってそこから解放されたい 今日、ジャムが枯れました 自分の頭の中からはまったく生まれない行き先 新しいことはできるだけ知りたくない、混乱したくないのかもしれないです よれよれになった心が少ししゃんとした いつだって、故郷の緑を祈りたいです 胸を張って言える感じが自分の中にずっとない 傷つきの記憶と取り返しのつかなさについてはっとしたことがあって、聞いて下さい - 著者プロフィール - 古賀及子 (コガチカコ) (著) 1979年、東京都生まれ。エッセイスト。ウェブメディアのライター、編集者を経て2024年より現職。著書に『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』(晶文社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)ほか。 スズキナオ (スズキナオ) (著) 1979年、東京都生まれ、大阪在住のライター。WEBコラムサイト「デイリーポータルZ」などで執筆中。著書に『歩いて5分の旅館に泊まる』(太田出版)『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』(新潮社)『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)など。
