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手芸とエンパワメント | 山崎 明子
¥2,200
晶文社 2026年 ソフトカバー 232ページ 四六判 - 内容紹介 - 女たちは家庭のなかでつねに手を動かしてきた。妻として、母として、あるいは社会を支えるために。手芸は女性に与えられた役割だった一方で、母と娘の縦のつながり、教室やメディアをとおした横のつながりを育み、居場所をつくり、女性たちを支える側面ももっている。誰かに捧げる手芸の時代から自分のための手芸の時代へ――。連綿と続く女たちのものづくりの歴史をひもとき、手芸がもつエンパワメントの力を問い直す。 「これは針を持つ私たちへのエールだ!」 神尾茉利(刺繍作家・美術家) 「手芸は手のひらからはじまる冒険であり、革命。 この本はそう確信させてくれる。」 松田青子(小説家) - 目次 - 0.手芸とジェンダー 好きなのに好きと言えない 1.手芸に与えられてきた役割 2.「手芸家」たちの昭和 3.誰かに捧げる手芸/私のための手芸 4.「お母様方へ」――愛情と手芸 5.横のつながり 一緒に手芸をしよう 6.縦のつながり 受け継がれる手芸 7.ケアと手芸――周縁化された人たちの手 おわりに - 著者プロフィール - 山崎明子 (ヤマサキアキコ) (著) 1967年、京都府生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、奈良女子大学生活環境科学系教授。視覚文化論、美術制度史、ジェンダー論。著書に『近代日本の「手芸」とジェンダー』(世織書房)、『「ものづくり」のジェンダー格差』(人文書院)、共著に『歴史を読み替えるジェンダーから見た日本史』(大月書店)、『視覚表象と音楽』(明石書店)、『ひとはなぜ乳房を求めるのか』(青弓社)、『〈妊婦〉アート論』(青弓社)、『問いかけるアイヌ・アート』(岩波書店)、『現代手芸考』(フィルムアート社)など。
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新版 写真論 | スーザン・ソンタグ, 近藤耕人(訳)
¥2,420
晶文社 2026年 晶文社ライブラリー ソフトカバー 264ページ 四六判 - 内容紹介 - 「写真を撮るということは、写真に撮られるものを自分のものにするということである」 写真は世界の断片を収集し、世界を複写する。多くの写真映像が氾濫する今日、写真について語ることは、世界について語ることだ。写真というメディアが社会や文化、そして人間の感受性に及ぼす影響を鮮烈に描き出した、ソンタグの名著の新版。スマートフォンやSNSによって誰もが日常的に写真を撮り、発信する現代において、ますます切実な意味を持つ、写真批評の古典にして金字塔。解説=村上由鶴(写真研究) - 目次 - プラトンの洞窟で 写真でみる暗いアメリカ メランコリーな対象 視覚のヒロイズム 写真の四福音書 映像世界 引用の小冊子──W・Bを讃えて 訳者あとがき──アメリカと写真 解説 汗をにじませた貴族 村上由鶴 - 著者プロフィール - スーザン・ソンタグ (スーザンソンタグ) (著) 1933年ニューヨーク生まれ。文芸批評家・作家。バークレイ、シカゴ、ハーヴァード大学で哲学を学ぶ。卒業後パリ大学で研究生活を送った後、『コメンタリイ』誌の編集者を経て、コロンビア大学その他で哲学を講じる。63年初の小説『恩恵者』、66年評論『反解釈』を刊行し、アメリカ60年代の急進的文学の旗手として注目を集める。評論作品に『反解釈』(ちくま学芸文庫)、『ラディカルな意志のスタイルズ』(河出書房新社)、『隠喩としての病い・エイズとその隠喩』(岩波文庫)、『他者の苦痛へのまなざし』(みすず書房)など、小説作品に『火山に恋して』(みすず書房)、『イン・アメリカ』(河出書房新社)などがある。2004年ニューヨークにて死去。 近藤耕人 (コンドウコウジン) (訳) 1933年東京生まれ、東京大学文学部英文科卒業。明治大学名誉教授。著書に『映像と言語』(紀伊国屋書店)、『映像言語と想像力』(三一書房)、『見える像と見えない像』『眼と言葉』(共に創樹社)、『見ることと語ること』(青土社)、『映像・肉体・ことば』『アイルランド幻想紀行』『目の人』(いずれも彩流社)、『ドン・キホーテの写真』(未来社)、『石の中から聞こえる声』『ミメーシスを越えて』『山高帽と黒いオーバーの背』(いずれも水声社)など。訳書にエリック・バーナウ『世界ドキュメンタリー史』(日本映像記録センター)、ジェイムズ・ジョイス『さまよえる人たち』(彩流社)などがある。
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共異体の人類学 | 石倉 敏明
¥3,520
作品社 2026年 ハードカバー 368ページ 四六判 - 内容紹介 - ★作品社公式noteで「序論」全文公開中→「共異体の人類学 試し読み」で検索! 共に生きる、を問う。 多元化・多中心化する転換期の世界において、〈共同体〉という原理で社会を捉えることが難しくなりつつある――異なる存在が異なったまま形成されるような〈共同体〉のオルタナティヴの集合体を、私たちは想定することができるだろうか? 人類学者としてインド・ネパールや日本の東北地方を中心に各地でフィールドワークを行なう一方で、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に参加するなど実践的に芸術に取り組む著者が、〈共同体〉に代わる原理として〈共異体〉を提唱する。人類学と芸術を往還しながら、その概念を再創造し拡張することで、〈共異体〉の人類学的理解の地平を拓く。気鋭の人類学者による待望の初単著。 「本書に登場する共異体は身体であり、社会関係であり、記号表現であり、技術の様態であり、政治思想であり、芸術表現やデザインであり、地域の歴史であり、同時にそれら以上のものでもある。」――本書より ◎装画:是恒さくら《鮭人》 【目次】 序論 共異体はなぜそう呼ばれるのか 第1部 「共異体論」序説 1 知の共異性をめぐって――アグノトロジーと存在論の人類学/2 外臓と共異体の人類学(聞き手:唐澤太輔) 第2部 共異体をめぐるフィールドワーク 1 共異体のフィールドワーク――多島海からの世界制作へ向けて/補遺1 多良間島のウプリ行事/補遺2 島々の伝承をめぐって――創作神話「宇宙の卵」の背景/2 Cosmo-Eggs 宇宙の卵/3 「地表空間」をめぐる旅と創造――生の軌道としての民族誌的芸術/4 生と死をふくむ風景――神話から考える未来の死との関係/5 魂の共異体としての遠野/6 獣の肉を食い、獅子の腹から生まれる――獣頭芸能に見る複数種の想像力 第3部 芸術人類学の拡張 1 「共異体」としてのキメラ――人間と動物のあいだに/2 アートと人類学の地殻変動/3 サイボーグ・複数種・堆肥体――ダナ・ハラウェイによるコンタクト・ゾーンの拡張/4 異化されたゾミアの物語――アピチャッポン・ウィーラセタクン『真昼の不思議な物体』をめぐって/5 トールキンと現代の神話――準創造という概念をめぐって/6 「包み」と贈与 贈り物の根底を支えるもの 第4部 共異体としてのジオカルチャー 1 鳥海山麓 ジオカルチャー/2 鳥海山麓 野生めぐり/3 コンタクト・ゾーンとしての秋田――『木村伊兵衛の秋田』をめぐって/4 魂と世界の表現について――「表現の生態系」展のために/5 鬼とパンク 天龍村坂部冬祭りについて/6 「東北」の芸術は可能か?/7 危機を乗り越える二つの方法 あとがき - 著者プロフィール - 石倉 敏明 (イシクラ トシアキ) (著) (いしくら・としあき) 1974年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程単位取得満期退学。多摩美術大学芸術人類学研究所助手、明治大学野生の科学研究所研究員などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻教授。専門は芸術人類学、神話学。共編著に『〈動物をえがく〉人類学――人はなぜ動物にひかれるのか』(岩波書店)、『Lexicon 現代人類学』(以文社)、共著に『野生めぐり――列島神話の源流に触れる12の旅』(淡交社)など。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示《Cosmo–Eggs|宇宙の卵》に参加。
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パンク・ガーデニング宣言 エコロジカルで型破りな庭園論 | エリック・ルノワール, 北代美和子(訳)
¥2,640
草思社 2026年 ソフトカバー 120ページ A5判 - 内容紹介 - お金も時間もないけど、自然を愛したい人に送る、「反骨的な庭づくり」のすすめ! 資金や手入れなど、ハードルが高く感じるガーデニングですが、それとは趣を異にした、 完璧な管理をあえて手放し、自然の生命にゆだねるエコロジカルな庭造り=「パンク・ガーデニング」を提唱! 「パンク」とは、単なる反抗ではなく、反・完璧主義やローコスト、DIY精神などを含めた合理的かつ野性的な哲学を指す。 あらゆる場所の可能性を認識し、改善し、生物多様性を回復し、自然への再注目を高めるように私たちを促す。 危機の時代に捧げる、実践的かつ哲学的な1冊! ◎パンク・ガーデン語録 ・自然は最悪の場所に根を張ることができるのに気づいたことはないだろうか? ・パンク・ガーデンを実践するとはつまり、実践する時点ですでに、不変と見えるものを変える能力が、自分にはあると感じることである。 ・本書は園芸のマニュアルではない。 ・もっとも、パンクは自分がエコロジストだとは知りさえもしなかったのだが。 ・ひとつの庭というものはいつでも唯一無二の冒険である。 ・雑草というものは存在しない。ただ、生えてほしくない場所にたまたま生えてしまった草があるだけだ ・パーマカルチャーでは、家畜は一時しのぎではない。 ・(借景について)「景観を盗む」というのは、よく考えてみれば、結極のところ、かなり違反的な行為ではある。 ・パンク度 : 認めよう。この言葉にはなんの意味もない。 「ホメロスは言った。『人間には3つの職業しかない。王と詩人、そして指導者である』。ホメロスがエリック・ルノワールを知っていたら、そこに『園芸家』を加えただろう!」 フランス国営鉄道グループ事務局長 ステファーヌ・ヴォランによる「序」より - 目次 - 序 第1章 庭(修飾語はなしで) 第2章 パンク・ガーデン 第3章 庭を効率的に「パンク化」するための裏技 第4章 パンク・ガーデンの困難点 付録 - 著者プロフィール - エリック・ルノワール (エリック ルノワール) (著) 景観デザイナー、造園家、園芸家、苗木商。パリ生まれ。パリ市立ブルイユ園芸学校卒業。景観設計と造園にエコロジー的視点を導入。植物が本来もつ生命力に注目して庭園の概念を根本的に改革し、自然のサイクルを尊重した新しい庭づくりを目指す。2018年、「Le concours Jardiner Autrement」(異なるやり方の園芸コンクール)優勝。2019年、本書でサン=フィアクル賞受賞。その他の著作に『Créer simplement un bassin de jardin』(2013)、『Plantes aquatiques & de terrains humides』(2016)、『Le grand traité du jardin punk』(2021) 、『Manuel magique de mon jardin』(2025)などがある。2011年、ブルゴーニュに土地を購入し、実験的な庭園ル・フレリアルを開園。生物多様性の維持、資源保全などの問題に取り組むとともに、知識の伝達や教育啓蒙活動にも力を入れている。 北代美和子 (キタダイ ミワコ) (訳) 翻訳家。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。日本通訳翻訳学会元会長。訳書にエルサ・モランテ『『嘘と魔法』ジャン・ルオー『名誉の戦場』(以上、河出書房新社)、クレスマン・テイラー『届かなかった手紙』(文藝春秋)、ビリー・クルーヴァー『ピカソと過ごしたある日の午後』(白水社)、『シャルロット・ペリアン自伝』『イサム・ノグチ エッセイ』(以上、みすず書房)、フランチェスカ・スコッティ『亀たちの時間』(現代書館)、ロランス・コセ『新凱旋門物語 ラ・グランダルシュ』ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『未完の人生 ハンス・ウルリッヒ・オブリストは語る』(以上、草思社)ほか多数。
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戦争と五人の女 | 土門 蘭
¥1,848
河出書房新社 2026年 ソフトカバー 312 ページ 四六判 - 内容紹介 - 『ほんとうのことを書く練習』(ダイヤモンド社)が大ヒット、話題の著者による初小説! ・ 女であることが、戦争だった。 1953年、広島県呉市。 軍港の町の片隅で、からだを売りながら、それでも誰の支配も受けずに生きようとする女たちがいた。 戦争は終わったはずなのに、貧困も暴力も差別も、失われた尊厳も、なお彼女たちの日々を締めつけている。 そんな町を走り抜ける、「7月31日、町が焼かれる」という不穏な噂――。 歴史の表舞台には決して残らない場所で、女たちは傷つき、ぶつかり合い、それでも生を繋ごうとする。 ・ 「過酷なのにひどく美しい」 「衝撃の読書体験」 「涙を止められなかった」――反響続々! ・ 息苦しいほど生々しく、息を呑むほど美しい 時代も国境も貫く必読のヒストリカルサスペンス - 著者プロフィール - 土門 蘭 (ドモン ラン) (著) 1985年広島県生まれ、京都府在住。著書に『死ぬまで生きる日記』、『経営者の孤独。』、『ほんとうのことを書く練習』など。
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織物以前 タパとフェルト | 石倉 敏明
¥1,980
LIXIL出版 2017年 LIXIL BOOKLET ソフトカバー 76ページ 縦21mm - 内容紹介 - 織物へと技術が進化する以前から伝わる原初の布は、身近にある素材と単純な行為によって生み出された。南太平洋の島々に伝わるタパは、成長の早い植物の樹皮を打ち延ばして作られる。一方、フェルトは、縮絨性のある羊毛を圧縮した布で、ユーラシアの遊牧民たちの中で生まれた。衣だけでなく、儀式、結界、インテリア等の用途を持つこれらの布は、どちらも大胆さと繊細さが絡み合う意匠や風合いに、原初のものならではの力強さがある。 本書では、貴重な古写真から原初の布の風景を巻頭グラビアに、タパ研究の第一人者・福本繁樹氏による南太平洋のタパ紀行と東西アジアでフィールド調査を行った長野五郎氏によるフェルト紀行を図版展開。布の技術の広がりや機への発展なども考察しながら、装飾や衣文化の原点に立ち返る。 ■目次 □南太平洋のタパ パプアニューギニア ・人間を見つめるタパへの旅 福本繁樹 ・模様に込められた意味 福本繁樹 フィジー トンガ サモア ・精神的なタパと物質的なタパ 福本繁樹 □遊牧民のフェルト 新疆ウイグル自治区 トルコ ・工程を記録する方法 ・フェルト製敷物に見られる多様な技法 イラン ・織フェルト加工と羊毛素材の特性 長野五郎 織物以前のはなし──南太平洋から 福本繁樹 布と紙の起点を探る新機軸 坂本勇 綿打ち弓考──北欧からユーラシア大陸、日本まで 長野五郎
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旅食中毒記 | 熊谷 七恵
¥2,200
書肆侃侃房 2026年 ソフトカバー 240ページ 四六判 - 内容紹介 - この星は、美味しいものであふれている ペルー、ドイツ、クロアチア、イラン…… 訪れた土地で恋した料理、その背景に流れる人々との記憶をたどる旅食エッセイ ---------- 塀をくぐると、軒下で若い女性がちょうどラヴァシュを焼いていた。美しい人だった。少しアンニュイな雰囲気、はっきりとした輪郭、奥ゆかしい顔立ち。生地を回し伸ばす仕草、クッションに張り付けていく動き、鉄板に叩きつける力強さ。流れるように繰り返される全ての瞬間が美しかった。そっとカメラを向けると、静かに微笑んで、そして焼き続ける。しばらく見惚れていると、奥から先ほどの男性がお茶を運んできてくれた。来訪者にお茶を出す文化はこんな生活資源の限られた山奥にも根付いているのか。 「バフティアリ族を訪ねて イラン」より - 目次 - はじめに 星空の上を歩く ボリビア アヒ・アマリージョの誘惑 ペルー エブリデイトマトパスタ スペイン だまされてマックーダ モロッコ カオソーイに恋して タイ 命がけの市場メシ タイ 草原のプリンス モンゴル 草原の教え モンゴル サンドイッチと夜明けのレアヒェ ドイツ プラハで楽しむ食堂グルメ チェコ アイバルのある生活 モンテネグロ クジラのツナサンド クロアチア 羊飼いの鍋 ハンガリー カレー革命 バングラデシュ バングラデシュ風どら焼き バングラデシュ 海辺の街を歩く ギリシャ オスマン帝国を食す トルコ バフティアリ族を訪ねて イラン 詩と哲学とフルーツ料理 イラン 番外編 モハメッド おわりに - 著者プロフィール - 熊谷七恵 (クマガイ ナナエ) (著) 1999年北海道生まれ。歯科医師、写真家、文筆家。大学在学中に一年間の食を記録したフォトエッセイを制作したことをきっかけに、食べることの意味、その背景にあるものについて考えはじめる。現在は食を通して世界を知るおもしろさを探究しながら活動の場を広げている。現地のものは何でも食べるがお腹がよわい。気がつくとカレーを食べている。本書が初の著書。
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あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々 | 石倉 敏明
¥1,210
中央公論新社 2026年 中公文庫 ソフトカバー 256ページ 文庫判 - 内容紹介 - 1920年から終戦まで日本の統治下にあったパラオ。 そこには南洋庁という役所が置かれ、 作家の中島敦をはじめ、日本から移り住む者も多かった。 「楽園」と呼ばれた島で、日本人移民と現地島民が織りなす 暮らし、そして「戦争」のリアルとは――。 各地で拾い集めた、80年前の「日常」の証言。 植民地支配の歴史を、そこに暮らした人々の視点から 見つめなおすルポルタージュ。 〈巻末対談〉中島京子 - 著者プロフィール - 寺尾紗穂 (テラオサホ) (著) 一九八一年、東京都生まれ。音楽家。文筆家。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。二〇〇六年に『愛し、日々』でシンガーソングライターとしてデビュー。〇七年、ピアノ弾き語りによるアルバム『御身』が各方面で話題になり、坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。近作に『たよりないもののために』『君は私の友達』。CMナレーションや音楽製作も多く手がける。 音楽活動の傍ら文筆家としても活動し、一八年から二年間、朝日新聞書評委員を務める。著書に『評伝 川島芳子』『原発労働者』『あのころのパラオを探して』『彗星の孤独』など、編著に『音楽のまわり』がある。
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有名建築事典 イラスト&解説500
¥2,750
学勢出版社 2026年 ソフトカバー 320ページ 四六判 - 内容紹介 - 建築士試験の分析や学会賞受賞作、世界遺産や国宝を含む建築史上の重要作品などから、建築を学ぶ人が必ず知っておきたい「有名」500作品を厳選。気鋭の執筆陣による簡潔でコアな解説と特徴を捉えた手描きイラストで、設計のヒント、試験対策、建築巡りに大重宝。学生・実務者から建築ファンまで誰もが使える必携の事典! - 目次 - 第1章:神殿/教会堂/モスク (アブ・シンベル神殿/アミアン大聖堂/光の教会・・・) 第2章:寺院/神社/茶室 (伊勢神宮/安楽寺八角三重塔/出雲大社庁の舎・・・) 第3章:宮殿/城郭 (ヴィッラ・アドリアーナ/ヴェルサイユ宮殿/シャイヨ宮・・・) 第4章:戸建住宅(邸宅・民家・都市住宅・別荘) (箱木家住宅/コアのあるH氏のすまい/古澤邸・・・) 第5章:集合住宅 (フランクリン通りのアパート/タウンハウス諏訪/SHAREyaraicho・・・) 第6章:教育施設 (旧開智学校/宮代町立笠原小学校/瑞浪市立瑞浪北中学校・・・) 第7章:医療施設 (パイミオのサナトリウム/情緒障害児短期治療施設・・・) 第8章:博物館/美術館 (大英博物館/水戸芸術館/長野県立美術館・・・) 第9章:音楽堂/劇場 (テアトロ・オリンピコ/都城市民会館/歌舞伎座・・・) 第10章:図書館/公民館 (ストックホルム市立図書館/国立国会図書館関西館/石川県立図書館・・・) 第11章:商業施設 (角屋/バスティーユ高架橋/道の駅ましこ・・・) 第12章:集会施設 (バシリカ・パラディアーナ/ワールド記念ホール/直島ホール・・・) 第13章:宿泊施設 (旧帝国ホテル本館/倉敷アイビースクエア/ヘリタンス・カンダラマ・・・) 第14章:官庁施設 (イギリス国会議事堂/香川県庁舎/雲南市庁舎・・・) 第15章:生産施設(オフィス・研究施設・工場) (富岡製糸場/ノアビル/コペンヒル・・・) 第16章:運動施設 (コロセウム/国立代々木競技場/札幌ドーム・・・) 第17章:交通施設(駅舎・空港・船着場) (パリメトロのエントランス/関西国際空港/上州富岡駅・・・) 第18章:広場/公園/工作物/パヴィリオン (イシュタル門/バルセロナ・パヴィリオン/リトル・アイランド・・・) 第19章:集落/まちづくり/エリアデザイン/パブリックスペース (白川郷/ドックランズ再開発計画/富山市のコンパクトなまちづくり・・・) コラム(章末9か所に掲載) 西洋建築史と有名建築 日本の建築文化と有名建築 建築家の受賞作と有名建築 建築士の教養と有名建築 建築資料と有名建築 与条件と有名建築 環境配慮と有名建築 構造と有名建築 建築家の職能と有名建築 所在地マップ(世界/日本) 索引(作品名/人物・設計組織名/用語) 有名建築の理解を深める次の100冊 - 著者プロフィール - 種田 元晴 (タネダ モトハル) (編著) 文化学園大学造形学部建築・インテリア学科准教授、日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師。博士(工学)、一級建築士。専門は日本近現代建築史・意匠論、建築設計。1982年生まれ。法政大学大学院工学研究科博士後期課程修了。種田建築研究所、東洋大学助手などを経て、2019年より現職。2022年~メドウアーキテクツパートナー。著書に『立原道造の夢みた建築』(単著/鹿島出版会、2016)、『世界建築史15講』(共著/彰国社、2019)、『建築のカタチ』(共著/丸善、2020)、『日本の図書館建築』(共著/勉誠出版、2021)、『建築思想図鑑』(共著/学芸出版社、2023)、『はてしなき現代住居』(共著/フィルムアート社、2024)など。2017年日本建築学会奨励賞受賞。 江本 弘 (エモト ヒロシ) (著) 明石工業高等専門学校建築学科准教授、博士(工学)、一級建築士。専門は近現代建築史。1984年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。著書に『歴史の建設:アメリカ近代建築論壇とラスキン受容』(東京大学出版会、2019)、共著に『建築をあたらしくする言葉』(TOTO出版、2024)、監訳書にR. M. ヴォイチュツケ『未完の美術館:調和にむかって─ル・コルビュジエの建築思想と国立西洋美術館』(Echelle-1、2023)など。第8回東京大学南原繁記念出版賞(2018)を経て、2022年、『歴史の建設』で日本建築学会著作賞受賞。 岡北 一孝 (オカキタ イッコウ) (著) 岡山県立大学デザイン学部建築学科准教授、博士(学術)、一級建築士。専門は西洋建築史。1981年生まれ。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形科学専攻修了、日本学術振興会特別研究員PD(大阪大学)、京都美術工芸大学建築学科教員を経て、2022年より現職。共著書に『ブラマンテ:盛期ルネサンス建築の構築者』(NTT出版、2014)、『古典主義再考I 西洋美術史における「古典」の創出』(中央公論美術出版、2020)など。 落合 正行 (オチアイ マサユキ) (著) 日本大学理工学部まちづくり工学科准教授、博士(工学)、一級建築士。専門は建築計画、建築設計、空間デザイン。1980年生まれ。日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了後、株式会社山中新太郎建築設計事務所勤務、2011年PEA.../落合建築設計事務所設立。2014年より現職。設計作品に「ワカミヤハイツ あだち農まちプロジェクト」「上池台の住宅 いけのうえのスタンド」「富士山・白糸ノ滝テラス SHIRAITO GENERALSTORE」など。主な受賞に、2017年日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン賞2018・ベスト100、2021年日本建築士会連合会 第1回建築作品賞 奨励賞・U40建築賞など。 勝原 基貴 (カツハラ モトキ) (著) 金沢工業大学建築学部講師、博士(工学)、一級建築士。専門は日本近代建築史。1984年東京生まれ。日本大学大学院理工学研究科建築学専攻博士後期課程修了、日本大学理工学研究所、文化庁国立近現代建築資料館、千葉大学特任研究員を経て現職。著書に『分離派建築会:日本のモダニズム建築誕生』(京都大学出版会、2020)、『クリティカル・ワード 現代建築』(フィルムアート社、2022)など。論文に『大正・昭和戦前期における岸田日出刀の近代建築理念に関する研究』(博士論文、2016)など。 関村 啓太 (セキムラ ケイタ) (著) 読売理工医療福祉専門学校専任講師、京都橘大学工学部建築デザイン学科非常勤講師、修士(工学)、一級建築士。専門は建築史・都市史。1982年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了、民間企業勤務等を経て現職。著書に、『図解建築計画の知識』(共著/オーム社、2020)、『住まいの百科事典』(共著/日本家政学会編、丸善出版、2021)、連載「測量史と建築文化」(『測量』、日本測量協会、2023~25)。 中山 佳子 (ナカヤマ ヨシコ) (著) 株式会社中山佳子設計企画 代表取締役、日本大学理工学部建築学科非常勤講師。一級建築士。「プロジェクトデザインで共感を空間化する」をコンセプトに、建築、都市、グラフィックまで領域横断的な空間デザインを手掛ける。1987年生まれ。横浜国立大学大学院建築・都市スクールY-GSA修了、山本理顕賞(専攻首席)。株式会社日本設計を経て現職。著書に『多拠点で働く─建築・まちづくりのこれから─』(ユウブックス、2023)など。設計作品に「INOKASHIRA2.0(まちと公園を纏う家)」「バスターミナル東京八重洲 第1期エリア」等。主な受賞に、ドイツ・iFデザインアワード、日本建築学会作品選集、JIA優秀建築選、日本空間デザイン賞銅賞、グッドデザイン賞、他多数。 松尾 智恵 (マツオ チエ) (著) 明星大学建築学部建築学科准教授、たにおか設計社 代表取締役。一級建築士、構造設計一級建築士、修士(理学)。専門は、建築構造(構造設計、構造デザイン、空間構造、構造最適化)。1978年生まれ。法政大学工学部建築学科卒業。シュツットガルト大学大学院修了(ドイツ)。川口衞構造設計事務所を経て現職。共著に『構造設計を仕事にする』(学芸出版社、2019)、『日本の構造デザインガイドブック』(建築技術、2023)など。 光永 威彦 (ミツナガ タケヒコ) (著) 明治大学理工学部建築学科准教授、博士(工学)、一級建築士、設備設計一級建築士、技術士(衛生工学部門)。専門は建築設備・給排水衛生設備。1983年生まれ。明治大学大学院建築都市学専攻修了。株式会社山下設計を経て現職。共著に『建築を変える 拡張排水システムの設計法』(彰国社、2022)など。設備設計作品「長崎市新庁舎(延べ床面積50,000㎡超の大規模庁舎で初のZEB Ready取得)」他多数。 野村 彰 (ノムラ アキラ) (絵) 1958年生まれ。京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業。一級建築士。イラスト担当書に『カラー版 図説 建築の歴史』『図解ニッポン住宅建築』『図説 やさしい構造力学』(いずれも学芸出版社)などがある。
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実践!「逃げ地図」ワークショップ 避難ルートをみんなで考える
¥2,640
学勢出版社 2026年 ソフトカバー 192ページ A5判 - 内容紹介 - 逃げ地図とは自然災害時に避難場所まで歩いてたどり着ける経路を3分ごとに色分けしてつくる地図。住民や関係者で一緒につくると地域の問題点が見えてくる。逃げられるか、障害になるところはどこか、対策を講じたらどうかなどが具体的にわかり、防災の議論が進む。地域の防災力を高めるファシリテーターのためのテキスト。 - 目次 - はじめに …山本俊哉 第1章 「逃げ地図」づくりワークショップとは 1・1 今なぜ「逃げ地図」ワークショップか……山本俊哉 1・2 「逃げ地図」のつくり方……金玟淑 1・3 「逃げ地図」ワークショップを開催しよう……山本俊哉 第2章 「逃げ地図」づくりワークショップの進め方 2・1 ハザードマップをもとに作成範囲を検討する……山本俊哉 2・2 ベースマップ(白地図)を用意する……井上雅子 2・3 避難目標地点と避難障害地点を設定する……井上雅子 2・4 ワークショップのプログラムをつくる……井上雅子 2・5 次のワークショップにつなげる……金玟淑 コラム 津波からの「逃げ地図」づくりのポイント ……山本俊哉 第3章 学校の防災教育に「逃げ地図」を取り入れる 3・1 近所の建築士が講師として10年継続開催 (下田市立朝日小学校[津波])……進士弘幸 3・2 ワークショップへの参加が高校への横展開につながる (北海道上磯高校[津波])……中嶋唯貴・瀬戸口剛・松下鯉太郎 3・3 大学生の支援による小学生の避難経路の検討 (新宿区戸塚地区の小学校[地震][洪水])……矢口哲也 3・4 企業の専門家が講師として中学生らの防災教育を支援 (常滑市立南陵中学校[津波][洪水])……井上雅子 3・5 アートを加えて子どもの命を守る保育者を養成 (豊島区草苑保育専門学校[地震])……森脇環帆 コラム 地震・倒壊からの「逃げ地図」づくりのポイント ……山本俊哉 第4章 地域の防災活動に「逃げ地図」を取り入れる 4・1 児童館を拠点につながる防災―地域住民が参加する「逃げ地図」づくり (燕市大曲地区[洪水])……神保一江、千代木ひかる 4・2 公民館×子ども×「逃げ地図」―ネットワークで育てる地域の防災力 (福井市清明地区[洪水])……佐々木千鶴、乾 陽子 4・3 子どもの安全・安心を考えるまちづくり団体が「逃げ地図」づくり (杉並区阿佐谷地区[大規模な火事])……六車貴美子、矢口哲也 4・4 地域のNPO等による防災教育ファシリテーターの養成 (神奈川県各地[津波])……石田真実 4・5 保険会社が「逃げ地図」ワークショップを一斉展開 (全国各地[津波][地震][洪水])……丸木 崇秀 コラム 洪水からの「逃げ地図」づくりのポイント ……山本俊哉 第5章 「逃げ地図」を起点としてまちづくりを展開 5・1 「逃げ地図」で各種データを活かす防災まちづくり (串本町田原地区[津波])……金玟淑 5・2 「逃げ地図」を事前復興まちづくりの起点に組み込む (尾鷲市三木里地区[津波])……山本俊哉 5・3 「逃げ地図」づくりを通した地区計画の策定と道路拡幅 (葛飾区堀切地区[大規模な火災])……神谷秀美 5・4 「逃げ地図」デジタル化の試み (川崎市多摩区[洪水][地震])……佐藤慶一、中山俊 5・5 「逃げ地図」づくりを通した地区防災計画の立案 (秩父市白久地区[崖崩れ][土石流])……山本俊哉 コラム 地震火災からの「逃げ地図」づくりのポイント ……山本俊哉 コラム 土砂災害からの「逃げ地図」づくりのポイント ……山本俊哉 コラム 複合災害からの「逃げ地図」づくりのポイント ……山本俊哉 第6章 ワークショップの担い手を広げる 6・1「逃げ地図」ワークショップが切り拓く未来……矢口哲也 6・2 担い手(防災逃げ地図士)を広げる……矢口哲也 6・3 防災逃げ地図士になるには……矢口哲也 6・4 防災逃げ地図士の活躍の場……矢口哲也 日本都市計画家協会・逃げ地図研究会とは ……山本俊哉 - 著者プロフィール - 認定NPO 日本都市計画家協会・逃げ地図研究会 (ニンテイエヌピーオーニホントシケイカクカキョウカイニゲチズケンキュウカイ) (編) 認定NPO日本都市計画家協会は、都市・地域づくりに関心と参加の意思を有するさまざまな分野、立場の人が協力し、広汎かつ多角的な視点にたって、豊かで魅力的な都市・地域空間と文化の創造に貢献する団体。 逃げ地図研究会は「逃げ地図」づくりの普及を目的として同協会に設置された 山本 俊哉 (ヤマモト トシヤ) (著) 明治大学、研究会代表 金 玟淑 (キム ミンスク) (著) 日本ミクニヤ株式会社 井上 雅子 (イノウエ マサコ) (著) セコムIS研究所 進士 弘幸 (シンジ ヒロユキ) (著) シンジ設計 中嶋 唯貴 (ナカシマ タダヨシ) (著) 北海道大学 瀬戸口 剛 (セトグチ ツヨシ) (著) 北海道大学 松下 鯉太郎 (マツシタ コイタロウ) (著) 竹中工務店 矢口 哲也 (ヤグチ テツヤ) (著) 早稲田大学 森脇 環帆 (モリワキ タマホ) (著) 明治大学 神保 一江 (ジンボ カズエ) (著) こどもの森 千代木 ひかる (チヨキ ヒカル) (著) 日本NPOセンター 佐々木 千鶴 (ササキ チヅル) (著) ふくい逃げ地図研究会 乾 陽子 (イヌイ ヨウコ) (著) ふくい逃げ地図研究会 六車 貴美子 (ムグルマ キミコ) (著) あさっこ会 石田 真実 (イシダ マミ) (著) NPO法人かながわ311ネットワーク 丸木 崇秀 (マルキ タカヒデ) (著) 損保ジャパン 神谷 秀美 (カミヤ ヒデミ) (著) マヌ都市建築研究所 佐藤 慶一 (サトウ ケイイチ) (著) 専修大学 中山 俊 (ナカヤマ シュン) (著) 専修大学
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トイレからはじめる防災ハンドブック 自宅でも避難所でも困らないための知識 | 加藤 篤
¥2,200
学勢出版社 2026年 ソフトカバー 192ページ 四六判 縦188mm 横127mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 4人家族なら備蓄しておきたいペーパーの数は? 断水していても○○があれば便器が使える!? 避難所のトイレを清潔に保つための心がけとは? 災害への備えで後回しにされがちな「トイレ」。 でも実は、トイレから防災を考えてみると、災害への正しい備えが見えてきます。 災害とトイレについての基本知識から、家庭や職場でいますぐ実践したい備え、マンションなどの集合住宅や地域で協力したい対応のポイント、避難所での時間をなるべく快適に保つための工夫などについて、トイレ衛生の専門家がわかりやすく解説。 家庭や職場で備えたい方から、地域の防災リーダーや行政・企業の防災担当者まで、健康と生活を守るために1冊必携のハンドブックです。 目次 【Part 1 災害とトイレの基礎知識】 1 発災から3時間以内に38.5%の人がトイレに行く 2 給水と排水の両方が機能しないと水洗トイレは使えない 3 断水が起きると水道の仮復旧までは約1か月間かかる 4 74.7%の避難所がトイレに問題を抱えている 5 仮設トイレが3日以内に行き渡った自治体は34% 6 災害時にはトイレが大小便で満杯になる 7 安心できないトイレは「我慢」を引き起こす 8 トイレの我慢はエコノミークラス症候群による関連死につながる 9 不衛生なトイレは感染症の温床になる 10 口腔ケアと排泄ケアはつながっている 11 便器に溜まっている水は悪臭と虫を防ぐ 【Part 2 自宅・職場で今すぐ実践!災害が起きる前の備え】 12 トイレ個室内の棚に重いものと硬いものは置かない 13 トイレに備える非常用照明はランタンタイプが効果的 14 後悔しないための携帯トイレの選び方・使い方 15 使用済み携帯トイレはフタつきの入れ物で保管する 16 「人数×回数×日数」で携帯トイレを常備する 17 必要な備えを知るのに便利な「排便日誌」と「排尿日誌」 18 トイレットペーパーの使用量を把握する 19 手洗いでは石けんの種類よりも洗浄時間を意識する 20 手を洗うだけではなく清潔なペーパータオルでしっかり“拭き取る” 21 アルコール消毒は指の間からしたたるくらい必要 22 便器の洗浄水量を把握する 23 下水道タイプ・浄化槽タイプ・くみ取タイプのどれに該当するか知っておく 24 自主的に点検できる建物の箇所を把握しておく 25 信頼できる排水設備の維持管理業者を見分ける 【Part 3 こんな時には?戸建・集合住宅で協力したいトイレ対応】 26 便器内に溜まっている水の跳ね出しは汚水逆流の兆候 27 災害発生直後は真っ先に携帯トイレを取りつける 28 停電時は散水栓から水を確保する 29 断水時にバケツで水を流す方法 30 洗浄タンクに水を入れるとトラブルの原因になる? 31 道路やマンホールの状態から下水道の状況を調べる 32 排水設備は建物から下水道までの間が破損しやすい 33 トラブルを感知するには汚水マスのチェックが有効 34 集合住宅では上下階で連携してトイレトラブルを回避する 35 建物の給水タイプによって災害時の対応は異なる 36 断水時は「高置水槽」の水を活用する 37 調べておきたい受水槽の非常用給水栓と緊急遮断弁の扱い方 38 排水槽がある場合は貯留容量を確認する 39 浄化槽の自己点検4つのポイント 40 公共マスは下水道の公共管理と個人管理の接点 41 マンションの水洗トイレ対応 ステップ1 緊急点検 42 マンションの水洗トイレ対応 ステップ2 機能点検 43 マンションの水洗トイレ対応 ステップ3 暫定使用 44 マンションの水洗トイレ対応 ステップ4 復旧確認 【Part 4 パニックを防ぐために!災害前に知っておきたい避難所のトイレ環境】 45 在宅避難者の43.8%が避難所や公園のトイレを利用する 46 トイレの個室は50人に1つ必要 47 避難所にある災害用トイレの使い勝手を把握しておく 48 災害用トイレは使用・性能で選ぶ 49 災害時のトイレ対策は20以上の行政部署にまたがる 50 災害時はトイレ確保・管理計画がなければ対応できない 51 トイレ衛生を確保するには司令塔が必要 52 下水道が被災した場合は使用自粛が必要 53 国際的に提唱されているし尿管理の“最低基準” 54 トイレの運営管理は男女共同で実施する 55 広域的な検討が必要なし尿の受け入れとルート選定 56 し尿発生量を考慮して必要数のめどをつける 57 災害用トイレは時間経過に応じて組み合わせる 58 災害になる前に周知しておきたい携帯トイレの使い方 59 持ち運べる簡易トイレを正しく活用する 60 仮設トイレは国が定める「快適トイレ」を優先して調達 61 仮設トイレにはボックスタイプ・組み立てタイプの2タイプがある 62 仮設トイレは“人目につく”場所に設置する 63 マンホールトイレは“下水道接続”と“便槽貯留”の2タイプ 64 段差がなく衛生的なマンホールトイレのメリット 65 運動会をマンホールトイレの啓発・訓練の機会にする 66 下水道接続タイプのマンホールトイレは3型式ある 67 処理装置が備わった自己処理型トイレを活用する 【Part 5 快適に過ごすために!被災時に取り組みたい避難所のトイレ運営】 68 声掛けでトイレ我慢を予防する 69 全員参加でトイレの清潔を維持する 70 トイレは手で触れやすい9か所に注意して清掃する 71 服の袖をまくり飛散する汚れの付着を避ける 72 水害時はトイレの近くに大きなごみ箱を置く 73 屋内のトイレ不足は簡易トイレで解消する 74 仮設トイレの容量をかせぐための“棒ならし”と“ペーパー分別” 75 仮設トイレの運用は維持管理のプロに任せる 76 トイレ環境を整えるために欠かせない“意見を聞く”こと 77 車いす使用者が移動しやすい動線を確保する 78 視覚障害者へのトイレ支援では場所と使用方法の伝達に注意 79 聴覚障害者のトイレ支援ではフラッシュライトの設置とビジュアル伝達が大切 80 オストメイトのストーマ用品は連携して調達する 81 トイレ入り口付近の動線分けで犯罪を抑止する 82 子どもが安心できるトイレ環境とおむつ交換場所を確保する 巻末付録 災害時のトイレ対策で参考になる主な資料 - 著者プロフィール - 加藤 篤 (カトウ アツシ) (著) 特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事 1972年生まれ。まちづくりのシンクタンクを経て、現職。災害時のトイレ調査や防災トイレワークショップの実施、防災トイレ計画の作成、小学校のトイレ空間改善を展開。「災害時トイレ衛生管理講習会」を開催し、防災トイレアドバイザーの育成に取り組んでいる。 著書『うんちはすごい!』(株式会社イーストプレス)、『もしもトイレがなかったら』(少年写真新聞社)ほか。
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世界浴場見聞録 | こばやし あやな
¥2,420
学勢出版社 2026年 ソフトカバー 240ページ 四六判 - 内容紹介 - 浴場は、風呂やサウナだけにあらず。ロシアの灼熱浴室に身悶えながらも通い詰め、スリランカで温浴医療を求めて入院を志願し、モロッコの公衆浴場でムスリムと身を寄せ合って垢をすり、メキシコで蒸気浴部屋を司る古代の神々と邂逅する…身一つで世界50カ国を巡り歩いたフィンランド在住サウナ文化研究家の体当たり入浴旅 - 目次 - はじめに 私が世界浴場旅に出る理由 世界地図 1章 東南アジア・南アジア:東洋の伝統医療を支える、ハーブの恵みと温浴療法 ●タイの蒸気浴オップサムンプライ:産後ケアの風習から生まれた、芳香豊かな浴室 ●ラオスの蒸気浴ホムヤ:緑草が香る、風通しのよい公衆浴場とマッサージ屋 ●スリランカの蒸気浴スヴェーダナ:古式医学アーユルヴェーダの発汗ケア ●ベトナムの湯浴タムタオズオック:少数民族が受け継ぐ薬湯の湯治習慣 ━column① 世界の浴場で嗜むペアリング・ドリンク 2章 ロシア・中央アジア:寒冷地域の日常に寄り添う、生活インフラの蒸気浴場 ●ロシアの蒸気浴バーニャ:帝政期の階層社会が生んだ、灼熱の公衆浴場 ●キルギスの蒸気浴モンチョ:石炭で温める共同浴場は、村人たちの交流サロン ●カザフスタンの蒸気浴モンシャ:給湯制限のある村で重宝される、民家の庭に佇む浴室 ━column② 世界各国のアフター温浴ごはん 3章 中欧・南欧:欧州ウェルネススパの歴史と、サウナの独自進化 ●全裸で混浴し、サウナでタオルを振り回す異文化との遭遇 ●世界の公衆浴場のルーツ、古代ローマ浴場が流行るまで ●温泉街から広まった近世のスパ・ルネッサンス ●ドイツ人が見出した、健康法としての次世代サウナ ━column③ 世界の浴場で使う温浴グッズ これなんだ? 4章 イスラーム圏・南コーカサス:信仰を育む清めの公衆浴場と、そのローカライズ ●トルコの熱気浴ハマム:オスマン帝国繁栄の陰に浴場あり ●モロッコの熱気浴ハマム:浴場に座り込み垢すりに勤しむ人々 ●ジョージアの湯浴アバノ:温泉大国に生まれた異文化コラージュ浴場 ━column④ 世界の秘境で湧く仰天温泉3選 5章 バルト三国・北欧:それぞれの道をゆく、似て非なる蒸気浴文化たち ●リトアニアの蒸気浴ピルティス:施しの伝統に根ざす自然回帰セッション ●フィンランドの蒸気浴サウナ:ロウリュ一筋のサウナ機会均等社会 ●その他のバルト&北欧諸国の蒸気浴:各国の社会が透ける、近代温浴史と現代のトレンド ━column⑤ スモークサウナが密集する村 サウナキュラ 6章 北米:古代文明の神々が見守る、儀式のための蒸気浴室 ●メキシコの蒸気浴テマスカル:神話の世界観を踏襲する、蘇生と対話の儀式 ━column⑥ メキシコの聖なる冷泉 セノーテでの沐浴 7章 日本:おもてなし精神に満ちた、類まれなマルチ温浴文化 ━column⑦ フィンランドから大阪老舗銭湯にやって来た、幻のタイル絵 おわりに - 著者プロフィール - こばやし あやな (コバヤシ アヤナ) (著) フィンランド在住のメディアコーディネーター、サウナ文化研究家。1984年岡山県生まれ、大阪・神戸育ち。大阪大学大学院に在学中、フィンランド・ヘルシンキ工科大学(現アールト大学)建築学科に留学し、帰国後にフィンランド語の独学を始める。東京で雑誌編集者として働いたのち、2011年フィンランドに移住しユヴァスキュラ大学大学院人文学研究科で芸術教育学を学ぶ。在学時代に「現代社会における公衆サウナの新しい意義」というテーマで執筆した修士論文が国内で話題になり、2016年に同大学院を首席で修了。卒業後に現地で起業し、現在はコーディネーターや通翻訳者として活動する傍ら、世界の温浴文化の調査活動を続けている。2025年にはフィンランド・サウナギルドより日本人初のSaunamestari(サウナマイスター)の称号を与えられた。著書『公衆サウナの国フィンランド』『クリエイティブ・サウナの国ニッポン』(共に学芸出版社)、訳書『究極のサウナフルネス』(東洋経済新報社)など。
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「日本美術」とジェンダー 希望を身体化する | 千野 香織, 池田 忍(編)
¥1,925
岩波書店 2019年 岩波現代文庫 ソフトカバー 402ページ 文庫判 - 内容紹介 - フェミニズム、ポストコロニアル批評を導入し、日本美術史研究の新たな地平を拓いた著者の重要論文を文庫化。(解説=吉良智子)
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出逢いのあわい 九鬼周造における存在論理学と邂逅の倫理 | 宮野 真生子
¥4,400
堀之内出版 2019年 nyx叢書 ハードカバー 328ページ 四六判 縦188mm 横130mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 九鬼周造と再び出会う書──。 宮野真生子の著作、『急に具合が悪くなる』の映画化を記念し、7年越しに増刷。 個体としての「私」が雑多な現実の中でどのように普遍・倫理と出会うのか。九鬼周造の「偶然性」を、西洋哲学との関連性や位置づけも整理しながら、感性ではなく論理的帰結として確立した哲学に昇華させた近年随一の明晰な九鬼論。 “本書が目指すのは、現実とは何かを問い、現実を生きる「この私」の倫理を求め続けた九鬼周造の思想を「哲学」として読み解くことである。ここで「哲学」に括弧をほどこしているのは、それが単に人間や世界の根源を徹底的に問おうとする態度という広い意味ではなく(それなら仏教も儒学も哲学である)、あくまでも西洋を起源とする一つの学問形態としての「哲学/philosophia」であることを強調するためだ。同時にそこには、九鬼や近代日本の知識人たちが「哲学」という学に込めた希望と問いかけも含まれている。九鬼周造の哲学を西洋哲学の流れの内に位置づけ、同時代の日本の哲学者との関係から論じることは、近代日本が哲学に託した希望と問いかけ、そして、その先に現れた危険性を考えることにつながっているはずである。歴史のなかへ哲学を差し戻しながら、哲学という学問を問うこと、それがいま私たちの求める哲学を問い直す足場にもなる。九鬼哲学を手がかりに、その一歩目を踏みだそう。”(「はじめに」より) 〈目次〉 はじめに 4 第一部 九鬼哲学の来歴 15 序章 九鬼哲学を考えるための準備作業 17 第一節九鬼哲学研究への視点 17 第二節近代日本哲学の問題圏―生と論理― 23 第三節九鬼哲学の根本問題 32 第一章 「哲学」とは何か 43 第一節 ヴィンデルバントの学問論と「偶然論(Die Lehre vom Zufall)」 45 1.新カント派の位置づけ 45 2.ヴィンデルバント「自然科学と歴史」における二つの学的方法 47 3「.偶然論(Die Lehre vom Zufall)」 50 第二節 九鬼周造の「人間観」と「哲学」 60 1「.人間学とは何か」 60 2「.哲学私見」における哲学観 65 第三節『偶然性の問題』から考える九鬼哲学の問題設定 68 1.偶然性とは何の問題なのか 68 2『.偶然性の問題』概要 71 3.偶然性をいかに扱うべきか77 第二部 存在論理学としての九鬼哲学 83 第二章「存在論理学」への道 85 第一節 人間の現実と哲学―「講義偶然性」― 86 第二節 存在と無をめぐる問題系 91 第三節 「文学概論」における問題の発見 98 第四節 存在論理学の狙い 103 1.ハイデガー『存在と時間』からの影響 104 2「.哲学私見」から見る存在論理学の全体像 107 第三章 「存在論」と「様相論理」―ニコライ・ハルトマンの批判的受容― 112 第一節 新たなる様相論理へ 113 1.様相性の三体系 113 2.ハルトマンにおける存在論的現実性 117 3.九鬼のハルトマン批判 123 第二節 ハルトマンの「存在論」と「様相論理」 127 1『.存在論の基礎付け』から見るハルトマンの存在論 128 2『.可能性と現実性』における様相分析 134 3.ハルトマンの問題点 146 第四章 「存在論理学」とは何か 150 第一節 存在形態と存在様相 150 第二節 現実と様相 157 第三節 現実の生産点としての偶然性 160 第五章 存在論と実存論的分析―ハイデガーからの影響― 166 第一節 第一の批判―実存論的視点から 167 1.実存をめぐる問題設定 168 2『.存在と時間』へのまなざし 171 3.偶然性という結び目 176 第二節 第二の批判―存在論的視点から 180 1「.現在」をいかに捉えるか 182 2.他と出会うことと超越の構造 189 3.なぜ、「出会いの今」を重視するのか 194 第三部 偶然を生きる倫理を目指して 205 第六章 偶然性の形而上学と個体論 212 第一節 田辺元・九鬼周造往復書簡からみる問題の所在 213 1.九鬼周造博士論文「偶然性」 213 2.往復書簡における二つの批判 215 第二節 初期田辺における偶然性と合目的性 218 第三節 『偶然性の問題』における個体性の真相 225 1.分裂する形而上的絶対者と個体 226 2「.個物の起源」と他者との出会い 229 第七章 偶然と選択、あるいは運命について 237 第一節 田辺元における個体と偶然性 238 1.生成する身体と現在の動性 238 2「.社会存在の論理」から考える「個体」と九鬼偶然論の問題点 243 3「.社会存在の論理」における個体の行方 247 第二節 運命を生きるとはどういうことか? 250 1『.マラルメ覚書』における絶対偶然 250 2.偶然性を生きるという選択をめぐって 254 3.九鬼周造の運命論 261 第八章偶然性の倫理とは何か 270 第一節 二つの間柄論 272 1「.私である」ということ 272 2「.私がある」ということ 276 第二節 実存と「がある」「である」こと 279 1.二つの「存在」と「実存」 279 2「.この私がある」とはどういうことか? 281 第三節 九鬼と和辻の交差する地点 285 1.日常における「私がある」ことの唯一性とは何か 285 2「.やましさ」という倫理 289 結論 300 引用文献リスト 313 九鬼周造関係年譜 317 追悼──あとがきに代えて 伊藤徹 320 - 版元から一言 - 造本設計 大崎善治(Sakisaki) 組版 トム・プライズ 印刷製本 株式会社シナノパブリッシングプレス 帯装画 清家雪子 Contingency and Encounter: Logic of Existence and Ethics of Chance Encounter in Shuzo Kuki Copyright ©2019 by Makiko Miyano All Right Reserved. Published by Horinouchi-shuppan Tokyo, Japan Tel +81 42 682 4350 http://www.horinouchi-shuppan.com/ - 著者プロフィール - 宮野 真生子 (著) 福岡大学人文学部准教授。一九七七年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。博士(人間科学)。著書に『なぜ、私たちは恋をして生きるのか』(ナカニシヤ出版、二〇一四年)、共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社、二〇一九年)、『愛・性・家族の哲学』シリーズ全三巻(ナカニシヤ出版、二〇一六)。論文に「九鬼周造の存在論理学」(『西日本哲学年報』第19号、二〇一一年、西日本哲学会若手奨励賞受賞)、「個体性と邂逅の倫理―田辺元・九鬼周造往復書簡から見えるもの」(『倫理学年報』第55集、二〇〇六年、日本倫理学会和辻賞受賞)、他。
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東京の美しいクッキー缶図鑑
¥1,870
エクスナレッジ 2026年 ソフトカバー 160ページ A5判 - 内容紹介 - 「クッキー缶の中には、東京の歩みが詰まっている」 ――阿古真理(本文より) 懐かしさいっぱいの老舗のクッキー缶から、開けた瞬間に心おどる華やかなクッキー缶、作り手のこだわりが詰まった個性派のクッキー缶まで、東京の厳選した名店のクッキー缶の魅力を、その歴史や背景とともに掘り下げます。自分にも、大切な誰かにも贈りたくなる珠玉のクッキー案内。 ・なぜ東京ではこんなにもクッキー缶が愛されるのか。東京のクッキー缶文化の歩みを綴った阿古真理さんのエッセイも収録。 ・巻頭では自由学園食事研究グループのクッキー制作現場を紹介。すべて手作業で生み出される、素朴で優しい味わいの秘密に迫ります。 ・有名な画家の作品をあしらった愛らしい缶や包装紙、鎌倉という土地と結びついた「鳩サブレ―」の秘密など、さまざまな角度からクッキー缶の魅力を紹介します。 【掲載店】 自由学園食事研究グループ/泉屋東京店/資生堂パーラー/銀座ウエスト/ヨックモック/シヅカ洋菓子店/上野風月堂/マッターホーン/タカセ/パレスホテル/EMMĒ/千疋屋/サヴール/豊島屋/WAKO/ホテルオークラ/PARIYA/DOLCHE TACUBO etc.
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孤独の処方箋 | 貝沼 圭吾
¥2,090
晶文社 2026年 ソフトカバー 240ページ 四六判 縦186mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 「孤独」は、検査では見つからない。けれども、それは確かに心と体をむしばみ、ときに病気や子育ての困難をさらに深くしていく。本書は、小児科医として数多くの子どもと家族に向き合ってきた著者が、診察室で出会った「孤独」の実像を描き出します。1型糖尿病、医療的ケア児、小児肥満、不登校、産後の孤立――当事者や家族が抱える声なき苦しみに耳を澄まし、地域のクリニック、子ども食堂、産後ケア、多世代交流など、つながりを回復する実践を紹介します。必要なのは、ただ治療することだけではない。誰かと出会い、頼り、安心して生きられる場所をつくることです。医療・福祉・子育てに関わる人はもちろん、孤独を自分自身や身近な人の問題として考えたいすべての人へ。明日を少し楽にするための、新しい医療と地域のあり方を提案する一冊です。 - 目次 - はじめに 第1章 診察室で出会う、さまざまな孤独の形 検査では見つからない、「孤独」という病 2人に1人が孤独を身近に感じる時代 夜中、スマホの光を頼りに授乳するAさんのケース 4割の母親が「孤立や孤独を感じる」 「1型糖尿病」とは何か 「自分だけが違う……」病気の子どもが抱える孤独 修学旅行で先生と一緒の部屋を提案されたB君のケース 「友だちの前で血糖値を測るのが恥ずかしい」 診察室で爆発した「声なき声」の正体 周囲の善意が子どもを救うとは限らない 少しずつ心をすり減らしていく病気の子どもの母親 全国2万人に上るも、支援が届かない医療的ケア児 医療的ケア児と家族、半数が「社会から孤立」を実感 医療的ケア児の母であることを公表している野田聖子議員 1日タバコ15本に匹敵!? 孤独が体に与える悪影響 手軽に得られる情報を追いかけて、自分を追い込んでいく人々 「孤育て」が母親を「検索魔」にする あっという間に過ぎる子育て期をもっと楽しんでほしい 現代の保護者に求められる「家庭看護力」 治療方針に影響がないなら、検査は不要なことも 先の見えない暗闇の中を歩いていた少年時代 再び光のある世界へ連れ戻してくれた恩師の存在 体育教師になりたかった思いを胸に、小児科医の道へ 転機となった厚生労働省への出向 孤独を救うために、地域のクリニックは何ができるのか? 第2章 クリニックから始まる共生の実践 1型糖尿病は、生活習慣とは関係なく発症する イギリスのメイ元首相も1型糖尿病だった! 同じ病気の子どもと出会える糖尿病サマーキャンプ 自分の体と向き合いながら、自立への第一歩を踏み出す場所 研修医時代に参加して、サマーキャンプの虜になる 炭水化物量をあらかじめ量れない流しそうめんにチャレンジ! 「危ないからやらせない」ではなく、「どう工夫すればできるか」 見過ごせない重症の小児肥満児、放置すれば将来の疾病リスクも 長い歴史を持つ三重病院における小児肥満治療 重症の小児肥満の背景には、さまざまな要因が隠れている 生活困難世帯は肥満児が多い傾向も 食事が孤独を埋める道具になっている? 重症の肥満児を対象としたヘルシーキャンプの挑戦 最重症の肥満児に対しては、長期の入院治療が効果的 肥満で入院している子どもには不登校や心療科受診が多い 問題は単なる「食べすぎ」ではなく、生活背景に要因がある 肥満児たちにソーシャルスキルトレーニングを実施 入院治療を経て、再び登校意欲が生まれたE君のケース 肥満度100%から20%台まで改善したFちゃんのケース 子どもたちの成長がつづられた手紙は大切な宝物 キーワードは「多世代共生社会」と「ともいき」 産後から子育て期までをシームレスにサポート 多彩な企画で子育てをサポートする子育て支援センター 「地域交流会」では0歳児から80歳までが交流も 医療的ケア児の保護者が交流できる場も 半数が病児保育を利用意向も、実際の利用は1割強 小児科医が考える、病児保育よりも大切なもの 第3章 つながりのバトン 未来へ手渡す 産後のお母さんたちを支える産後ケアハウス 「孤食」を減らし、子どもに体験を提供する子ども食堂 子ども食堂のボランティアで生きる力を取り戻したGさんのケース 地域の高齢者の力を活用して、働く女性をサポート 1型糖尿病の患者や医療的ケア児の母親がスタッフとして活躍 人と人との結びつきを生み出す祭りの意義 古き良き日本のあり方を、現代に生かす デザイン思考で課題の解決を目指す 地域のクリニックがハブとなり結びつきを取り戻す 「街の健康相談所」としての役割を果たす かかりつけ医が実践する「社会的処方」 21世紀に求められる「ともいきモデル」 「今より少し楽しく、安心して過ごせる街」を次世代につなぐ おわりに - 著者プロフィール - 貝沼圭吾 (カイヌマケイゴ) (著) 2006年に三重大学医学部卒業。その後、アレルギー、糖尿病を専攻し、肥満とアレルギー疾患の関連等の臨床研究、基礎研究を行い、医学博士取得。また、2017年からは、アレルギー疾患対策基本法の政策展開のため、厚生労働省健康局がん・疾病対策課に課長補佐として出向。アレルギー・リウマチ対策、糖尿病対策、風しん第5期接種の制度設計に従事。その後2020年から実家の貝沼内科小児科に戻り現職に至る。同時に、グロービス経営大学院で経営学を学び、2022年経営学修士(MBA)を取得。また、京都芸術大学大学院学際デザイン研究領域で社会デザインを学び、2026年に芸術修士(MFA)課程を修了した。医療を中心に据えた地域共生社会の実現に向け、病児保育室、子育て支援センター・子ども食堂などを運営している。
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星の時 | クラリッセ・リスペクトル, 福嶋 伸洋(訳)
¥990
河出書房新社 2026年 河出文庫 ソフトカバー 176ページ 文庫判 - 内容紹介 - コーラとホットドッグが好きな天涯孤独のタイピストは、自らの不幸を知らなかった。ロシア内戦下ウクライナに生まれた「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」による傑作。日本翻訳大賞受賞。 ・ 映画公開決定! 2026年8月21日~ 新宿武蔵野館、 Bunkamuraル・シネマ 渋?宮下ほか全国順次公開 ▼映画「星の時 4K」公式サイト https://alfazbetmovie.com/hoshinotoki/ ・ 地方からリオのスラム街にやってきた、天涯孤独のタイピスト。 彼女は、自分が不幸であることを、知らなかった。 「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」と呼ばれ、カフカやペソアと比肩する20世紀の巨匠が最後に遺した奇蹟の傑作。 ・ 本書で第8回日本翻訳大賞を受賞した訳者による全面的な見直しを行い、著者の息子であるパウロ・グルジェウ・ヴァレンチによるエッセイ「現実とフィクションの交錯」と、水上文による解説を収録した決定版。 - 著者プロフィール - クラリッセ・リスペクトル (リスペクトル,クラリッセ) (著) 1920年ウクライナ生まれ。生後間もなくブラジルへ移住。1944年デビュー作でグラッサ・アラーニャ賞受賞。邦訳のある著書に『G・Hの受難/家族の絆』『ソフィアの災難』『水の流れ』。1977年死去。 福嶋 伸洋 (フクシマ ノブヒロ) (訳) 1978年新潟県生まれ。共立女子大学文芸学部教授。リスペクトル『星の時』で日本翻訳大賞受賞。他の訳書に『ソフィアの災難』(共訳)『水の流れ』、マルチンス『太陽に撃ち抜かれて』等。著書に『ニコの海』等。
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季刊民族学197 特集 女性と仕事の人類学:わたしたちが働いて生きていくこと
¥2,750
千里文化財団 2026年 ソフトカバー 104ページ A4判 縦297mm 横210mm 厚さ6mm - 内容紹介 - 男女雇用機会均等法が1986年に施行されてから、今年で40年を迎える。この間、日本では女性の働き方や生き方の選択肢が広がり、フェミニズムやジェンダーは身近なテーマとなった。しかし一方で、仕事の場における「女性だから」「男性だから」といった規範や不平等は、いまも根強い。 そもそも、働くことは収入を得る手段にとどまらず、人がどのように生きるかと深く結びついている。家事や育児といったケア労働も生命の維持に不可欠な営みでありながら、十分に「仕事」として認識されてきたとは言いがたい。こうした状況は、何を「仕事」とみなすのかが社会的に形づくられてきたことを示している。 では、世界の女性たちはどのように働き、どのような人生を生きているのだろうか。本特集では、女性と仕事をめぐる各地のさまざまな事例を紹介し、社会ごとの事情とあわせて共通課題にも目を向ける。現代日本を悩みながら生きるわたしたちが、「仕事」の捉え方や「働いて生きる」ことの意味を問い直し、多様なあり方を見つける糸口としたい。 - 目次 - 000 表紙 001 目次 002 特集「女性と仕事の人類学──わたしたちが働いて生きていくこと」 004 巻頭対談「生きづらさを解きほぐすヒント──ジェンダー人類学の視点で『女性と仕事』を問い直す」宇田川妙子(国立民族学博物館名誉教授・前副館長)、中谷文美(関西学院大学教授・岡山大学名誉教授)、松尾瑞穂(国立民族学博物館教授) 016 ビジュアルコラム〈女性の仕事場 1〉八木百合子(国立民族学博物館准教授)、上羽陽子(国立民族学博物館教授) 020「女性ストライキはいかにして社会を変えたか──アイスランド『女性の休日』から政治制度改革への道程」塩田潤(琉球大学准教授) 028「女性の出稼ぎからみる『仕事』と『ライフ』──ブルガリア村落部の越境する労働者たち」松前もゆる(早稲田大学教授) 036 ビジュアルコラム〈女性の仕事場 2〉門馬一平(国立民族学博物館特任助教)、黒田賢治(国立民族学博物館准教授) 040「結婚するか、子どもをもつか、そして誰がケアをするのか──父系社会・東アフリカの女性のライフコース」椎野若菜(東京外国語大学教授) 048「インドの家事労働を担う女性たち──ジェンダーと階層の交差する地平で」松尾瑞穂(国立民族学博物館教授) 056「女性説教師という生き方──エジプトで女性として、ムスリムとして働く」嶺崎寛子(成蹊大学教授) 064 ビジュアルコラム〈女性の仕事場 3〉中川理(国立民族学博物館准教授)、松井梓(国立民族学博物館特任助教) 068「近代筑豊炭鉱にみる『夫婦共稼ぎ』から『男は仕事、女は家庭』へ」野依智子(福岡女子大学名誉教授) 074「新自由主義的母性を撹乱する──現代日本の多元化する『ワーママ』の姿」北村文(津田塾大学准教授) 082 特別対談「民藝とAI時代の手仕事──濱田庄司ゆかりの益子で考える」吉田憲司(国立民族学博物館名誉教授・前館長)、濱田琢司(関西学院大学教授・同大学博物館館長) 097 連載 野僧記──映像人類学者のオートエスノグラフィー 第6回 「紅い骨、響き合う皮膚」川瀬慈(国立民族学博物館教授)
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それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗 | ブレイディ みかこ
¥1,760
文藝春秋 2026年 ソフトカバー 272ページ 四六判 - 内容紹介 - 私たちが日々飲み込む言葉を解剖し、社会を紐解く。その鋭い警鐘に、背筋が伸びた。 ――小川彩佳(キャスター) 「名を正す」孔子の精神の実践書だ。正しく名指すことこそ、混乱した政治を解きほぐす道である。 ――國分功一郎(哲学者) 極中、クラス・シーリング、テクノ大衆、リマイグレーション…… 今、西洋で起きていることは、すぐそこにある日本の姿か? ・個は責任を問われ、為政者は説明責任を逃れる「責任格差」 ・イデオロギーを捨て、権力奪取を目的とする「極中」の倒錯 ・貧困層が“身の程を知る”よう呪われる「階級の天井」とは? ・テクノ領主たちが仕掛ける「プラットフォーム・ポリティクス」 ・「リマイグレーション」という名のソフトな民族浄化の正体……etc. 本書を書いているうちに、「リマイグレーション」のような恐ろしい言葉も取り上げざるを得ない状況になってきた。これは、白人以外の民族(移民、市民を問わず)を人種的祖先の地へ大量に送還するという意味の政治的なスローガンだ。民族浄化の「言い換え」と言われるこの表現は、欧州の極右勢力やトランプ政権が使うものだ。(…) 自分たちだけは、ここだけは大丈夫などということは、もうない時代なのだ。その覚悟をもってこの本を書いた。この本に出てくる言葉は、どの国でも語り始められ得る。それはどこでも起こり得るのだ。 ――「はじめに」より ベストセラー『他者の靴を履く』から5年―― 「個の力」(power of)を取り戻す革新の書!
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みんなの社会的処方 人のつながりで元気になれる地域をつくる
¥2,200
学勢出版社 2024 ソフトカバー 256ページ 四六判 - 内容紹介 - 孤立という病に対し薬ではなく地域の人のつながりを処方する「社会的処方」。日本での実践はまだ始まったばかりだ。いま孤立しているかどうかや、病気や障がいの有無、年齢に関わらず、「誰もが暮らしているだけで自分の生き方を実現できるまち」をどうつくるか。世界と日本の取り組みに学び、これからのビジョンを示す一冊。 - 目次 - はじめに 社会的処方はもっと自由でいい ■Chapter1 社会的処方の「3つの理念」 人間中心性 エンパワメント 共創 「支援する」とはどういうことか 社会的処方の「型」 社会的格差と、広がる自己責任論 ■Chapter2 孤独・孤立の現状 若者を含めた「居場所」はどのように作れるのか REPORT│小杉湯│西 智弘 90年間建ち続けてきた「場」としての力 社会に必要な、インフラとしての銭湯 「開くのではなく、閉じない」からの相補う関係性 小杉湯「的な場」が持つ、社会的処方としての意義:社会的行方不明者をつくらない 社会的処方の進化 Green/Blue Social Prescribing REPORT│Nami-nications│西智弘 サーフィンを通じてつながる Nami-nications アダプティブ・サーフィンが変えていくもの Green/Blue Social Prescribingの広がり 働かざるもの食うべからず「ではない」 ■Chapter3 社会的処方と世界・日本の動き REPORT│イギリス・フルーム│岩瀬翔 イギリス・フルーム 誰もがリンクワーカーになれる町 MakeaSpark まずは何か動き出そう 「人間の道しるべ」作戦 おせっかい住民をエンパワメントする コロナ禍を経て本質を掴んだ市民リンクワーカー達 ヘリテージコネクター/グリーンコミュニティコネクター 世界の社会的処方の現在地 言葉が全てではない 日本における「モデル事業」 名張と養父 REPORT│名張市│西上ありさ 厚労省モデル事業:名張市/ステイホームダイアリーと社会的処方の展開 REPORT│養父市│守本陽一 厚労省モデル事業:養父市 様々なセクターがまずつながる 医療を起点とした社会的処方の実践 養父市におけるリンクワーカー養成講座 小規模多機能な公共空間「だいかい文庫」 「孤独・孤立対策推進法」とその意義 ■Chapter4 社会のなかで生きることが元気につながる EPISODE│オバケのタムタム&studio FLAT│西智弘 バリアを超えて才能を届ける StudioFLATの取り組み 障がいのある無しに関わらず、良いものは良い アートと障がいと社会的処方的な意義 アートを通じて、人と社会がつながっていく REPORT│アートと社会的処方│稲庭彩和子 アートはずっと存在している。それはなぜなのか? アートと文化でウェルビーイングを増進 「とびらプロジェクト」と社会的処方の共通項 私たちの目指すこと アートコミュニケータとソーシャルな鑑賞法 「きく力・みる力」がケアする力になる REPORT│Dance Well│西智弘 Happy! Dance Well 美術館の内外、そしてアート作品を利用して自らを表現する 身体表現を使って、他人と会話する ダンスレッスンではないのに、結果的にダンスになっている アートがもつ力で変わっていったAさん アートが持つ「ケアの力」 無意識の差別をこえていく REPORT│高齢者福祉施設 西院│西智弘 「要介護」? 関係なく夢は叶えられる 「はたらく」こと=生きるをつくること 「参加」からはじめる 就労とお金の問題 ■Chapter5 暮らしているだけで元気になれるまちをつくる おせっかいのエンパワメントは意外と効く REPORT│おせっかい会議│石井麗子 地域おせっかい会議の風景 コミュニティナースと健康おせっかい まちの身近な存在、郵便局がおせっかいのハブになる 「共感・挑戦・ネットワーク」の実践支援プロセス まちへ飛び出し声を拾い続ける事務局 社会的処方の視点からみた地域おせっかい会議 やればやるほど楽しいことが大きくなる おせっかいが育む優しい目 REPORT│ほっちのロッヂ│藤岡聡子 診療所とまちの居場所が複合された「ほっちのロッヂ」 発地(ほっち)にある森小屋を起点に 私たちは人の何を捉えているのか 自分の関心のあることに掛け合わせていく ケアする・される関係性の逆転は台所から 大切な人を亡くした人が、「あのね…」と話せる部屋があるといい─福島沙紀 おわりに この本で伝えたかったつのこと 暮らしの保健室・川崎/社会的処方研究所はどうなっているか/社会的処方の未来 - 著者プロフィール - 西 智弘 (ニシ トモヒロ) (著) 川崎市立井田病院医師/一般社団法人プラスケア代表理事 2005年北海道大学卒。室蘭日鋼記念病院で家庭医療を中心に初期研修後、川崎市立井田病院で総合内科/緩和ケアを研修。その後2009年から栃木県立がんセンターにて腫瘍内科を研修。2012年から現職。現在は抗がん剤治療を中心に、緩和ケアチームや在宅診療にも関わる。一方で、一般社団法人プラスケアを2017年に立ち上げ代表理事に就任。「暮らしの保健室」や「社会的処方研究所」の運営を中心に、「病気になっても安心して暮らせるまち」をつくるために活動。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医。著書に『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』(学芸出版社)、『緩和ケアの壁にぶつかったら読む本』(中外医学社)、『がんになった人のそばで、わたしたちにできること』(中央法規出版)他多数。 岩瀬 翔 (イワセ カケル) (著) 式根島診療所所長 西上 ありさ (ニシガミ アリサ) (著) studio-L 守本 陽一 (モリモト ヨウイチ) (著) 一般社団法人ケアと暮らしの編集社代表理事/兵庫県豊岡保健所 稲庭 彩和子 (イナニワ サワコ) (著) 独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター 石井 麗子 (イシイ レイコ) (著) 一般社団法人プラスケア 藤岡 聡子 (フジオカ サトコ) (著) 軽井沢町・大きな台所と診療所があるところ ほっちのロッヂ共同代表 福島 沙紀 (フクシマ サキ) (著) 一般社団法人プラスケア
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暮らしの信じ方 | 古賀 及子
¥1,870
ダイヤモンド社 2026年 ソフトカバー 220ページ 四六判 縦188mm 横130mm - 内容紹介 - 「今日を生きる自分を肯定する」。こだわりと致し方なさの両方を軽やかに振り返る、 人気エッセイストによる書き下ろしエッセイ! 特別なことがなければ、語れるものがなければ「ダメ」なのか? そんな風潮を吹き飛ばすように、軽やかに今日を生きるあなたを全肯定する。 自分らしさはこれまでの日々や、思いがけず掴んできた選択の中にあるかもしれない。 日常に隠れた主義を巡りながら、「意外とこんなことができてしまう自分!」を一緒に見つけませんか。 - 目次 - ・合理性よりも、根性を優先させていた ・帰りたいのは主義か事情か ・ひらめいて旅先でシェアサイクルに乗る、急に元気になる ・1.5リットル飲む水は、水道水じゃないんじゃないか ・同じ靴を履いて、同じかばんを背負って、せいせいする ・大好きだし尊敬もしているパンを、けれど消極的に毎朝食べる ・自分ごとにできなかった市販のお菓子への憧れは、AIには理解できるまい ・レジ袋を一度も買わないまま5年が過ぎた・気持ちはコーン派のまま、けれどカップで食べるということ ・人類にはまだ現金が必要だ ・電車の座席を移動しない私、各駅停車で帰る同僚 ・美容院で出されたシガールを、堂々と食べたかった ・食器洗い機に、お願い私、はやく目覚めて ・いま新聞が、まさか生活にはまった ・ぞくっとして興奮する、狭い都心のこの家が私の家だ ・喫茶店と人生・病院が下手だ ・クーラーをずっと替えられないまま、確定申告は初日に出す ・花よりも私は根が好きなのではないか ・スマートウォッチを着けることの、向こう側性について ・あらかじめあるもののきらめきを味わっていたら、家が実家になった ・やめるんじゃなく急に酒がやんだ、そしたら痩せて眠かった ・年中行事は勝手に迎えにやってくる ・もしも世界が変わっても、朝に起き出し夜に眠りたい ・ひとところで暮らす、同じ街の同じ場所に点を打ち続ける ・備える、小二の私を安心させる ・待ち合わせは、余裕を持って、ぎりぎり着きたい - 著者プロフィール - 古賀 及子 (コガ チカコ) (著) 1979年生まれ、東京都出身、エッセイスト。著書『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)は、『本の雑誌』の「2023年度上半期エンターテインメントベスト10」第2位に選出。『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)は発売5日で重版決定。『5秒日記』(ホーム社)も、発売直後に重版が決まった。上白石萌音さん、岸本佐知子さん、ヨシタケシンスケさんなどの著名人をはじめ、書店員などにも幅広い層のファンをもつ。
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猫はいつからかたわらに 動物たちと歩んだ1万年 | 太田 匡彦
¥2,420
現代書館 2026年 ソフトカバー 216ページ 四六判 縦188mm 横130mm - 内容紹介 - いつ、どうして、動物たちは日本列島にやってきたのだろう? 猫(イエネコ)は、もとから日本列島にいたわけではありません。猫の祖先種はリビアヤマネコ。およそ1万年前、中東の「肥沃な三日月地帯」と呼ばれる一帯で家畜化が始まったとされています。中東から日本列島まで、約1万キロ。猫はいつ、どうして日本列島にたどり着いたのか……。 猫も犬も、馬、牛そして豚、鶏や鳩も――私たちにとって身近な存在の動物たちはいずれも、海の向こうからやってきました。日本列島に住む人々のかたわらで動物たちが暮らすようになった「はじまり」を探り、全国各地を巡る。人と動物の関係性、その原点に思いをはせる旅。読み終えた時、ますます動物たちが好きになり、より愛おしくなる、そんな1冊です。 - 目次 - 第1章 猫はいつからかたわらに 第2章 9500年前、もう犬はいた 第3章 古代、鶏はほとんどが雄だった 第4章 「最新鋭戦車」だった馬、牛の姿には権威見た 第5章 豚の「はじまり」を訪ね、家畜化を考える - 著者プロフィール - 太田匡彦 (オオタマサヒコ) (著) 同業他社を経て2001年朝日新聞社に入社。2008年に犬の殺処分問題の取材を始めた。 著書『犬を殺すのは誰か』(朝日文庫)、『「奴隷」になった犬、そして猫』(朝日新聞出版)、『子ブタたちはどう生きたのか』(岩崎書店)、共著『岐路に立つ「動物園大国」』(現代書館)など。
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現代の道具のブツリ | 田中 幸, 結城 千代子, 大塚 文香(絵)
¥2,640
雷鳥社 2026年 コデックス装 292ページ A5変形判 縦200mm 横100mm 厚さ25mm - 内容紹介 - 私たちの生活をとりまく便利な道具と目に見えない力。 そこには光、音、熱、波、粒の世界がある。 知れば知るほど暮らしがもっと「愉快」になる! 型破りで、親しみやすい、物理学の副読本。 待望の『道具のブツリ』第2弾! テーマは、現代の暮らしを支える道具たち。 冷蔵庫、スマホ、時計、日傘、体温計、電子レンジ……。 本書では、電磁波から放射線、原子や電子の世界まで、 「目に見えない力」をあつかう25個の道具のブツリを紹介します。 見えない体の中を覗くX線、水分子を揺らして温める電子レンジ、 気化熱で冷やし続ける冷蔵庫、300億年に1秒しか狂わない時計……etc. 見たいものを見たい、より美味しく食べたい、外部の脅威から身を守りたい――。 そうした人間の欲望から生まれた生活道具を、 「みる」「つたえる」「たべる」「ふせぐ」「はかる」の5つの章に分け、 物理を専門とする教師ふたりが、道具とブツリの面白い関係について語ります。 難しい公式や計算はいっさい出てきません。 一見すると「複雑でしょ」と思われがちな道具も、 そのしくみを解きほぐせば、素朴な「物のことわり(自然法則)」が潜んでいるものです。 前作『道具のブツリ』の仕様はそのまま! パタンと勢いよく開くコデックス装、開くと正方形になる縦長の判型、 色やテクスチャを版画のように重ねた大塚文香さんの挿絵も、 ページ数増量でお愉しみいただけます。 - もくじ - まえがき みる道具 懐中電灯 電気の力で光を得る 鏡 見えない視界を映す 眼鏡 小さなものを拡大して見る 望遠鏡 はるか遠くのものを見る X線 電磁波で体の中を覗く つたえる道具 防犯ブザー 電気で大きな音を出す 聴診器 体の中の音を聴く イヤホン 聴きたい音だけを聴く 電話 遠くの人に声を届ける スマホ 無線で遠くまで情報を伝える たべる道具 マッチ すばやく摩擦熱で火をつける フライパン 食材を温める熱の伝え方 土鍋 熱の放射でじっくり温める 冷蔵庫 気化熱で冷やし続ける 電子レンジ マイクロ波をあてて温める ふせぐ道具 日傘 紫外線から身を守る 雨傘 水分子の侵入を防ぐ スキーのゴーグル 偏光から目を守る 温冷グッズ 体の温度変化を防ぐ X線の防護エプロン 放射線を防ぐ素材 はかる道具 はかり 変わらない重さをはかる ものさし 光の速度で長さを定める 時計 正確に時を刻むために 体温計 体の温度をはかる パルスオキシメーター 体を傷つけずに測定する Column でんきちゃんの1日 光を集めるとより明るくなる なぜスプーンを近づけると像は反転するの? 「見える」範囲は拡大している ワニの鳴き声は「声」か「音」か? 遠くの音がよく聞こえるのはなぜ? どうしてサウナでやけどしないの? 温度の下限と上限はどこまで? 熱圏では何が起きている? 偏光板を使った3Dメガネ ハクキンカイロの思い出 あとがき - 前書きなど - 本書でとりあげた道具は、昔ながらのものもありますが、多くは第二次世界大戦後めざましく発展した道具ばかりです。「もはや戦後ではない」といわれた高度経済成長の真っただ中に生まれ育った筆者ふたりは、その発展をつぶさに見てきました。 いちばん印象深いのは電話の変遷です。今では、ほとんどの人が自分専用のスマホを持っていて、いつでも誰とでも直接繋がることができますね。しかし、かつてはそうではありませんでした。 新しもの好きの父はいち早く家に電話を設置しました。1960年代、1回目の東京オリンピックのころです。私の記憶にあるいちばん古い電話機は、ダイヤルのない黒電話でした。ダイヤルがなくてどうやって電話をかけるの? と思われるかもしれませんが、横にハンドルがついていて、電話をかけたいときは、そのハンドルをぐるぐる回して交換手を呼び出し、相手の番号を告げて繋いでもらうのです。けれども、滅多に使うことはありませんでした。当時、ダイヤルのない黒電話は、一般家庭にはほとんど普及しておらず、熱を出してお医者さんに往診を頼みたいときや酒屋さんに配達を依頼したいときしか、かける相手がいなかったからです。 それでも、ダイヤル式の電話が世に出るころには、話す相手が増えました。その後はあれよあれよです。数字のボタンを押すプッシュホン式の電話が発売され、ひとつの電話回線を複数の電話機で使うことのできる親子電話が生まれ、ファックス機能がつき、そして携帯電話が普及して、ひとり1台スマホをもつ時代になりました 。固定電話は、今も仕事場では欠かせない存在ですが、家庭では影が薄くなりつつあります。 めざましく発展してきた現代の道具には、さぞかしむつかしい現代物理学が使われているのだろうと思われるかもしれません。けれども、そもそもブツリの世界には「古典物理学」と「量子力学」という2分野しかなく、現代物理学という表現は存在しないのです。「古典」というと、ガリレオやニュートンの時代のブツリをイメージされるかもしれませんが、古典物理学とは「古い」という意味ではありません。私たちが日常で見聞きする現象、たとえば、この本で取り上げた道具(望遠鏡や電子レンジなど)が扱う現象を研究対象とする、今も現役のブツリなのです。温故知新(故きを温ねて新しきを知る)という言葉がありますが、ブツリの世界では、この「故き」は違った意味になるのですね。したがって近代のマクスウェルの電磁波理論も、アインシュタインの相対性理論も、古典物理学に含まれます。 いっぽう量子力学は、原子のような小さすぎて目に見えない世界や、宇宙のような逆に遠すぎて見えない世界が対象です。こうした世界では「電子」と「光」が主役になります。古典物理学が適用できない場面があるため、古典物理学では‟波“として扱う光を‟粒子”として考えたり、同じく古典物理学では‟粒子”とする電子を‟波”としてとらえたりします。これが量子力学です。 ということで、日常で使う道具を支えているのは、古典物理学です。「古典」といっても昔懐かしのものではなく、今もなお、そしてこれからも、さまざまな分野のめざましい研究開発を促す、素晴らしい理論です。そんな古典物理学の魅力をみなさんに伝えたいと思うのです。そして、せっかくですから、量子力学のちょっとしたフレバーも味わっていただける内容になっています。 さいごに、今作と前作『道具のブツリ』で大きく違う点があります。前作では、ざるやハサミなど、名もなき人の名もなき努力によって研鑽されてきた道具がほとんどでした。今作では現代の道具だけに関わった人物が分かります。そこで発明者や関わった人物の名前をできるだけ挙げています。紙面の都合上、名前だけにとどまっていますが、それぞれの道具の発明、開発に壮大なドラマがあったに違いないので、ぜひ調べたり想像したりしてみてください。とくに電話の発明者のエピソードはあまりに素敵だったので、詳しく書かせていただきました。 タイトルの「ブツリ」は学問としての物理をもっと身近に、気軽に、おしゃれに楽しんでいただきたいという思いから名づけたものです。ですから、物理はむずかしいからと敬遠せず、どうか肩の力を抜いて、 温故知新の「現代の道具のブツリ」をお楽しみください。 田中幸 - 版元から一言 - 前作「道具のブツリ」は発売後3週間で重版が決定、現在3刷と売れ続けています。前作の「道具のブツリ」では、はさみやスプーンなど古代から変わらない道具のデザインに注目しました。今作「現代の道具のブツリ」では、現代の暮らしを支える、電化製品など身近だけどその仕組みがあまり知られていない道具をメインに紹介します。「電磁波」「放射線」というと難しそうと思われるかもしれませんが、とっつきにくい分野だからこそ、可愛くやさしくお洒落な本で楽しんでいただけたらと思います。 - 著者プロフィール - 田中 幸 (タナカ ミユキ) (著) 岐阜県生まれ。東京都在住。上智大学理工学部物理学科卒業。慶應義塾高校、都立日比谷高校、西高校などの講師、晃華学園中学校高等学校理科教諭を経て、現在、都内私立学校講師。東京書籍中学理科教科書執筆委員。NHK高校講座「物理基礎」制作協力。 結城 千代子 (ユウキ チヨコ) (著) 東京都生まれ。東京都在住。上智大学理工学部物理学科、国際基督教大学大学院、筑波大学大学院を経て、埼玉大学、昭和大学で物理講師を務める。その傍ら、多賀二葉幼稚園に関わり、晃華学園マリアの園幼稚園長も務めた。現在、上智大学理工学部非常勤講師。東京書籍中学理科、小学校理科、小学校生活科教科書執筆委員。元NHK高校講座「物理基礎」講師。 大塚 文香 (オオツカ アヤカカ) (絵) イラストレーター。1989年滋賀県生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。書籍や雑誌のイラストレーションを中心に活動中。2020年HB Gallery File Competition vol.30 永井裕明賞受賞。
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ねこかもいぬかも | 浅生 鴨
¥1,650
ネコノス 2022年 ソフトカバー 176ページ 四六判 - 内容紹介 - 浅生鴨が「ほぼ日」の犬猫SNSアプリ「ドコノコ」で、2017年から5年にわたって毎日欠かさず執筆していた連載「ドコノコ放送局 編集部より」から、厳選した記事をひとまとめに。 ツイートよりも短い1日120文字で描かれるのは、ともに暮らすねこ社員たちとの現在進行形の面白エピソードから、かつて飼っていた犬や旅先で出会った小さな仲間たちとの思い出、そしてその時々の出来事や季節の移ろいに感じたことまで。 日記のようなエッセイのような、不思議な味わいのコラム集 猫や犬が幸せに暮らせる世の中は、人間にとっても幸せな世の中だ。なかなか手放しで幸せだとは言い切れない毎日だけれども、それでもせめて犬猫が安心して眠れる夜であって欲しいと思う。<まえがき・猫と犬と人の眠る夜 より> - 前書きなど - 猫と犬の写真だけが載るSNS。それがドコノコだ。 株式会社ほぼ日が運営するこのスマートフォン用アプリに僕はユーザーとしてだけではなく、なぜか開発にも関わっていて、最初の企画段階から数えればかれこれもう八年ほどのつきあいになる。 ユーザーに毎日このアプリを開いてもらうために、ちょっとしたコンテンツを提供しようと始められたのが「放送局」と名づけられたアプリ内のコーナーで、ここには日替わりでピックアップされた写真と短いコラムが掲載されている。 この本に収録されているのは、その「放送局」から抜粋したコラム群だ。一日あたりにすればわずか百二十文字のコラムなのだけれども、さすがに五年も書いていればそれなりの量になる。ページ数の都合上、そのぜんぶを載せることは無理だし似たような話も繰り返し出てくるから、その中からこれはと思うものを編集者に選んでもらうことにした。当然のことながら、アプリの使い方やストアの案内などドコノコを使っていない人にはわかりにくい話題は外している。 動物についてのあれこれを書くはずのコラムは、三百六十五日休むことなく書いていれば、もちろん書くことが思いつかない日だって出てくるから、暦の話になったり天気の話になったり、あるいは個人的な生活の話に逃げたりしながら、どうにか続けているうちにいつしか日記のようになっていた。 もともとまとまって書かれた長い文章ではなく、細切れになった百二十文字の塊を集めただけだから、これがどの程度読み物としておもしろいのかは、実は僕にもよくわからない。 けれどもその塊の列にずっと目を走らせていると、僕自身の五年がうっすらと溶け込んだ何かがあるようにも思えてくるから不思議だ。 本当に個人的なことばかりを書いているのだけれども、それでも多少は世の中の影響を受けているから、もしかするとこの本を手に取ってくださったあなたと僕とが同じことを考えた瞬間もあるかもしれない。 猫や犬が幸せに暮らせる世の中は、人間にとっても幸せな世の中だ。誰もが幸せだとはなかなか手放しで言い切れない毎日だけれども、それでもせめて猫犬が安心して眠れる夜であって欲しいと思う。 (まえがき「猫と犬と人の眠る夜」より抜粋) - 版元から一言 - 装画・挿画は、note連載「浅生鴨の短編三〇〇」にも挿絵を描いてくださっている、スミタ2022さん。かもの周りでゴロゴロしたり、いたずらを仕掛けたりするねこ、いぬたちの愛嬌たっぷりのイラストとともにお楽しみください。 - 著者プロフィール - 浅生鴨 (アソウカモ) (著) 作家、広告プランナー。1971年、神戸市生まれ。たいていのことは苦手。著書に『猫たちの色メガネ』(KADOKAWA)、『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』(左右社)、『あざらしのひと』(ネコノス)などがある。座右の銘は「棚からぼた餅」。最新作は『すべては一度きり』(左右社)。
