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新百姓 2号「米をくう」| 一般社団法人新百姓(編)
¥3,150
ている舎 2024年 ソフトカバー 254ページ B5変形判 - 内容紹介 - 便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。 しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていた つくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか? 安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。 そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか? そんな想いのもと、本号では、 『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、 『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、 『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、 常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、 「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い、創造の余白に触れて参りました。 読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。 読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。 読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなる。 そんな一冊になっていると思います。 また、奇しくも今年は米不足が話題となりました。 その意味でも、多くの方が「米をくう」への関心を高めているタイミングであり、興味を持っていただけるのでは、と考えております。 ■『新百姓』とは:人間の創造性の解放を促す雑誌 『新百姓』では、「なぜ人類はいまだに毎日を遊んで暮らせないのか?」 (Why can’t we be playful everyday?)を根底の問いに掲げています。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、 人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。 そういったものに疑問を持ち、それを単に敵として抗うのではなく、 その巨大なシステムすら遊び道具として活用する、 そんな新しい生き方を探究している人たちの 問いと実践の物語を紹介する雑誌です。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、 その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。 - 目次 - 017 Chapter 01 新百姓的考現学 020 どうすれば私たちは繋がりを取り戻せるだろうか? Korpi家の田植え 028 日々の暮らしから自分を解放するには? [インタビュー]服部みれいさん 044 ハッキンチェア 049 Chapter 02 特集 米をくう 1)文明と物語の視点から 060 そもそも人間にとって「米をくう」って何? [インタビュー]佐藤洋一郎さん 072 人類と「米をくう」のコンテキスト 076「米をくう」と人類 1「米をくう」の起源 / 2 畑作牧畜文明と稲作漁撈文明 3「米をくう」と世界の信仰 / 4「米をくう」の現状 5「米をくう」の品種と栽培方法 / 6 栄養源としての「米をくう」 7「米をくう」さまざまな調理法 086 「米をくう」で遊ぶ [数学の視点から] [寄稿]小林知樹さん 2)デザインと科学の視点から 094 どうすれば「米をくう」はもっと楽しくなるか? [インタビュー]日吉有為さん 106 「米をくう」で遊ぶ [デザインの視点から [寄稿]田中 淳さん 108 レベル別「米をくう」の道具 112 ハンドツール | アルファ米 116 「米をくう」と最先端テクノロジー 新百姓 2号「米をくう」 View of Paradigmshifters 社会科学 一般社団法人新百姓(編) 発行:ている舎 B5変型判 縦242mm 横182mm 厚さ13mm 254ページ 価格 2,864 円+税 3,150.4 円(税込) ISBN978-4-910961-04-0 COPY ISBN 13 9784910961040 COPY ISBN 10h 4-910961-04-6 COPY ISBN 10 4910961046 COPY 出版者記号 910961 COPY CコードC0439 0:一般 4:ムック・その他 39:民族・風習 初版年月日2024年9月18日 書店発売日 2024年10月7日登録日2024年10月18日最終更新日2024年12月5日 紹介 便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。 しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていた つくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか? 安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。 そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか? そんな想いのもと、本号では、 『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、 『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、 『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、 常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、 「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い、創造の余白に触れて参りました。 読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。 読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。 読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなる。 そんな一冊になっていると思います。 また、奇しくも今年は米不足が話題となりました。 その意味でも、多くの方が「米をくう」への関心を高めているタイミングであり、興味を持っていただけるのでは、と考えております。 * * * * * * * * * * * * ■『新百姓』とは:人間の創造性の解放を促す雑誌 『新百姓』では、「なぜ人類はいまだに毎日を遊んで暮らせないのか?」 (Why can’t we be playful everyday?)を根底の問いに掲げています。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、 人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。 そういったものに疑問を持ち、それを単に敵として抗うのではなく、 その巨大なシステムすら遊び道具として活用する、 そんな新しい生き方を探究している人たちの 問いと実践の物語を紹介する雑誌です。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、 その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。 目次 017 Chapter 01 新百姓的考現学 020 どうすれば私たちは繋がりを取り戻せるだろうか? Korpi家の田植え 028 日々の暮らしから自分を解放するには? [インタビュー]服部みれいさん 044 ハッキンチェア 049 Chapter 02 特集 米をくう 1)文明と物語の視点から 060 そもそも人間にとって「米をくう」って何? [インタビュー]佐藤洋一郎さん 072 人類と「米をくう」のコンテキスト 076「米をくう」と人類 1「米をくう」の起源 / 2 畑作牧畜文明と稲作漁撈文明 3「米をくう」と世界の信仰 / 4「米をくう」の現状 5「米をくう」の品種と栽培方法 / 6 栄養源としての「米をくう」 7「米をくう」さまざまな調理法 086 「米をくう」で遊ぶ [数学の視点から] [寄稿]小林知樹さん 2)デザインと科学の視点から 094 どうすれば「米をくう」はもっと楽しくなるか? [インタビュー]日吉有為さん 106 「米をくう」で遊ぶ [デザインの視点から [寄稿]田中 淳さん 108 レベル別「米をくう」の道具 112 ハンドツール | アルファ米 116 「米をくう」と最先端テクノロジー 3) 道具と知恵の視点から 124 どうすれば「米をくう」をこの手でつくり出せるか? [インタビュー]笹村 出さん 142 「米をくう」の単位 146 「米をくう」の本質の探究者 福岡正信 150 「米をくう」10の型 154 一隅から | 藝術農民 4) 調和・喜び・からだの視点から 162 どうすれば私たちは「米をくう」で遊べるか?① [インタビュー]長坂潔暁さん 180 どうすれば私たちは「米をくう」で遊べるか?② [インタビュー]義本紀子さん 192 「米をくう」と日本の信仰 196 糸波の構造 | 田の神様ってなんだ? 204 いま、うしなわれつつある風景 | どぶろく祭り 208 23世紀の昔話 | おむすびころりん 212 道の具 | 五十嵐窯の鎬飯碗 216 YABABON [002号参考図書] 220 「米をくう」探究の旅 ツールガイド 236 編集後記「稲作は芸術だ」 239 Chapter 03 巻末付録 240 『新百姓』99のテーマ 242 新百姓、これまでの物語 / 『新百姓』と一緒に企んでください! 245 じぶん革命! Revolubon! 246 写真解説 250 新百姓1号取扱店 252 ご寄付のお願い&3373名限定会員募集のご案内 / 2号制作を支えてくれた寄付者の皆様
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『新百姓』3号「音を楽しむ」| 一般社団法人新百姓(編)
¥3,150
ている舎 2026年 ソフトカバー 248ページ B5変形判 - 内容紹介 - 「音を楽しむ」という営みは本来、どこまでも「遊び」だけで成り立つ営みでしょう。 生死に大きく関わるものではないからこそ、本来、明確な美しさの基準や正しさはないはずです。 それでも私たちは、「良い音楽」「悪い響き」「上手な演奏」「下手で音痴」といった考えを、多かれ少なかれ持っています。 これらは、どこから来るのか。本当にあるのか? 「上手・下手」「良い・悪い」「優劣」… いつしか私たちに内面化された価値基軸を剥ぎ取った先にある、 「音を楽しむ」に秘められた創造の余白と喜びに再び出会う一冊です。 ■目次 015 Chapter 01 新百姓的考現学 016 どうすれば私たちは、今の自分に囚われずに未知を楽しめるか? DJ SUMIROCK 028 ハッキンチェア 030 Chapter 02 特集 音を楽しむ 1) 文明と物語の視点から 042 そもそも人間にとって「音を楽しむ」って何? [インタビュー] マイケル・スピッツァーさん 058 人類と「音を楽しむ」のコンテキスト 062 そもそも「音」って? 064 「鳴らす」「聴く」の身体メカニズム 068 音にまつわる各地の神話 070 「音を楽しむ」のセンパイ探究者 小泉文夫 074 「音を楽しむ」で遊ぶ [ 数学の視点から] [寄稿] イノウヱ タクヤさん 2) 文化と価値の視点から 082 「音」にはどんな楽しみ方があるのか? [インタビュー] 野村 誠さん 096 いま、うしなわれつつある風景 | 拝殿踊り 102 糸波の構造 | 八月踊りってなんだ? 110 道の具 | 踊り下駄 114 [寄稿]焚き火の音が壊す、古い秩序 大石将司さん 3) 知恵と技の視点から 120 イマ・ココ・ジブンから音を楽しむには? ① [インタビュー] 笹井 直さん 130 宇宙交響曲 134 イマ・ココ・ジブンから音を楽しむには? ② [インタビュー] 飯干 好美さん・彩有さん親子 146 さまざまな「声」の遊び方 148 さまざまな「聴く」の遊び方 154 3号プロジェクトメンバーおすすめ 私の「音」の楽しみ方 158 一隅から | yato 160 やってみた。| 身のまわりの材料で楽器をつくる 4) 科学と道具の視点から 170 どうすればテクノロジーでもっと音を楽しめるか? [インタビュー] 金箱 淳一さん 182 レベル別「音を楽しむ」の道具 184 ハンドツール | minore 188 「楽譜」という共奏の道具 192 「音を楽しむ」で遊ぶ [ 建築の視点から] [寄稿] 大野 宏さん 206 新百姓的音楽祭へのお誘い 208 23世紀の昔話 | ハーメルンの笛吹き男 210 YABABON [003号参考図書] 214 「音を楽しむ」探究の旅 ツールガイド 226 編集後記 229 Chapter 03 巻末付録 230 『新百姓』99のテーマ 232 写真解説 237 じぶん革命! Revolubon! 238 新百姓、これまでの物語 240 読者からのお便り 243 『新百姓』が遊びながらつくりたいもの 244 『新百姓』取扱店 247 新百姓さざなみ応援団の皆様
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自然に倣う広葉樹の森づくり よみがえる山里|清和 研二
¥2,640
築地書館 2025年 ソフトカバー 304ページ 四六判 - 内容紹介 - 今、日本中の広葉樹林は再び太くなり、伐りはじめられている。 しかし、我々は本当の森の姿を知らない。 本来の日本の広葉樹林は、さまざまな樹種が混ざり合う多種共存の森だ。 時に針葉樹とも混ざり合う巨木の森だったのである。 広葉樹の森づくりでは、全層間伐と天然更新で地域固有の多様性をもつ巨木林をめざす。 樹木の寿命に合わせ、数百年にわたり利用しながら、年々大径化していく木々は、 数世代にわたり山里の人びとの暮らしを支えていくだろう。 森の恵みをていねいに引き出しながら、 森と山里を真の意味で豊かにする森づくりと林業のあり方を提案する。 - 目次 - 序章 森とどんな関係を築いていこうとするのか 板切れ一つが懐かしい 気づきはじめた人たち 持続しなければ 森に聴く 自然に倣い、木を伐りながら成熟させる 森のそばで生活する人たちを応援する 本書の構成 Ⅰ部 巨木の森――地球を救う 1章 原始の森の巨木たち――記録と記憶から 開拓時代の原始林――大径・通直・高密度の三拍子 江戸時代の禁伐林――庄屋の記録 遠野の古老が語る巨木林 アイヌの古老が語る原始の森 失われた原生林――戦中戦後の大伐採 【コラム1】伐る側の倫理 2章 今に残る老齢林――学術調査から 水辺林 落葉広葉樹林 針広混交林 驚くべき樹齢――丸太の年輪を読む 3章 巨木の森は地球を甦らせる――炭素貯留と吸収による気候変動の抑制 年老いても炭素を貯めている――大径木頼み 大径化する〝樹種〟が重要 大径化する樹種が少ないことの危うさ Ⅱ部 多種共存の森――どのように創られ、どんな恩恵を与えてくれるのか 4章 菌類が創る森の姿――木々の空間分布と種多様性 空間スケールを絞り込む――地球規模から一本の木の周辺まで 木々を孤立させる病原菌――ウワミズザクラとミズキ 【コラム2】老木の下の病原菌は毒性が強い 【コラム3】テンやタヌキに頼る――果肉を消化し遠くへ運ぶ 木々を群れさせる外生菌根菌――コナラとブナ 【コラム4】外生菌根菌とアーバスキュラー菌根菌 群れるか、孤立するかは菌根タイプで決まる 外生菌根菌の驚くべき力――病原菌を防御し土壌の栄養環境を改善する 〝ジャンゼン―コンネル仮説〟を超えて 菌類の種特異性が種多様性をコントロールする――置き換わるか、居座るか 蓄積する菌類の効果 5章 樹種の優占度を決めるもの――菌根タイプ・種子重・最大直径 ECMタイプの樹種の方がAMタイプより優占する 種子が重い樹種ほど優占する 最大直径が大きい樹種ほど優占する 6章 種多様性の恵み――地球で永く生きていくために 種多様性の回復――スギ人工林を広葉樹との混交林にする 水が綺麗になる 生産力が増大する 【コラム5】検証が進む種多様性と生産力の関係 持続する生産力 洪水・渇水を抑制する 【コラム6】人工林を小面積皆伐し混交林に せっかちな人がつくった人工林と森の時間を刻む混交林 Ⅲ部 自然に倣う林業――多種共存の巨木林を目指しながら木材を生産する 7章 全層間伐――良質な大径材生産を可能にする 1 幹を太らす 混み合うECMタイプの一斉林――間伐を待っている 全層間伐が最適――下層間伐は効果小、上層間伐は不合理 間伐率は40%を超えてはならない――林分全体の生産力を減らさないために アーバスキュラー菌根(AM)タイプは弱度の全層間伐――個体群を維持しながら太らす 【コラム7】健全な種子をつくるための個体間距離――花粉の交流を妨げない 間伐率――陽樹は高く陰樹は低く 全層間伐を繰り返す――まだまだ太りつづける―― 【コラム8】直径の頻度分布形でわかる遷移系列 2 良質材をつくる――通直無節のメカニズムと処方箋 種固有の樹形――頂芽優勢と避陰反応 通直な木をつくる――密度管理と常緑針葉樹の側圧効果 後生枝の出やすい種と出にくい種――潜伏芽を貯め込むか否か 環孔材では密度管理に注意する 良質で大径な材をつくるための間伐率 3 天然更新――全層間伐では陰樹が優占 8章 群状間伐――大径化と種多様性を同時に目指す 1 巨木林を目指す 疎林の林相改良――立木密度を上げる 一斉林を異齢林に 回帰年を木の寿命に合わせる――巨木を生産しつづけるシステム 2 天然更新 更新場所の光環境と種子重 【コラム9】明るい場所を好む大種子?小動物を利用するクリとオニグルミ 種子重と実生の定着――種子散布、種子発芽、埋土種子、実生の成長 早い発芽――中種子をもつ遷移後期種の暗い林内で定着するための戦略 幅広い光環境で更新する――イタヤカエデ、ミズナラ 種多様性を最大にする間伐面積 群状間伐地の中央に太い木、まれな木を残す――種子供給と生態系サービスのため 良質大径材生産と種多様性が両立するランドスケープデザイン 明るくなると勢いづく菌根菌――間伐すると種多様性は減る? 【コラム10】常緑樹でササの繁茂を防げないか――地下茎から逃れる 3 人工植栽――なるべく植えない 種子の採取 地形を選ぶ樹種と気にしない樹種 【コラム11】ケヤキの危険分散――急傾斜でも平坦地でも 【コラム12】巨木は肥沃な場所に多い 多様性を次世代に残す――混植と天然更新の併用 9章 水辺林は伐らない、植えない 水辺で群れる木々――まずは自然再生から 山地渓流がつくる多様な微地形と種多様性――人工植栽は難しい ヤナギの目が見分ける微細地形――植栽適地は人の目ではわからない 【コラム13】ヤナギの綿毛――最適な微地形に辿りつく Ⅳ部 森との約束――共に生きていく 10章 木材の価値を決めるもの――森の恵みの大きさ 理念を貫く――山から街まで 森の近くで住みつづけるために――地域を挙げて豊かになる 理念は共有できるか――〝広葉樹を暮らしに活かす山形の会〟に集う人たち 11章 多様性そのものが優れたデザイン 木材利用は森の掟に従う――少数の優占種と多数の非優占種 かけがえのない家族――信州伊那谷の有賀さん 生態デザイン――新潟スノービーチの紙谷さん 実用の美――厳選するアイヌ/回る轆轤 12章 クマとの共生への長い道のり――棲み分けるための根本的方策 クマの本心――太い木の下で腹いっぱい食べたい クリとオニグルミは伐らずに太らす――多様性は相補性 1000万haの防波堤――針葉樹人工林の広葉樹混交 最後の砦――山里に住む人たちをもっと大切に! おわりに - 著者プロフィール - 清和研二 (セイワケンジ) (著) 1954年山形県櫛引村(現・鶴岡市)生まれ。 北海道大学農学部卒業。 北海道林業試験場研究員、東北大学大学院農学研究科教授を経て、現在は名誉教授。 落葉広葉樹の開花から種子散布・発芽、実生成長の仕組みなどの繁殖生態を研究。 その後、森林の多種共存メカニズムの解明に取り組む。 近年は、種多様性回復が生態系サービスを著しく向上させることを観察中。 趣味は焚き火、植物スケッチ、食物の採取と栽培、木工。 著書に『多種共存の森』『樹は語る』『樹に聴く』(以上、築地書館)、 『スギと広葉樹の混交林』(農山漁村文化協会)、 編著・共著に『発芽生物学』『森の芽生えの生態学』(以上、文一総合出版)、 『樹木生理生態学』『森林の科学』(以上、朝倉書店)、『日本樹木誌』(日本林業調査会)、 『樹と暮らす』(築地書館)などがある。
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人に話したくなる土壌微生物の世界 食と健康から洞窟、温泉、宇宙まで|染谷 孝
¥1,980
築地書館 2020年 ソフトカバー 196ページ 四六判 - 内容紹介 - 畑に食卓、さらには洞窟、宇宙まで!? 植物を育てたり病気を引き起こしたり、 巨大洞窟を作ったり光のない海底で暮らしていたり。 身近にいるのに意外と知らない土の中の微生物。 その働きや研究史、病原性から利用法まで、この一冊ですべてがわかる。 家庭でできる、ダンボールを使った生ゴミ堆肥の作り方も掲載。 - 目次 - はじめに 第1章 未知の世界がいま明らかに──人と微生物との関わり 身近な微生物 微生物の発見 病原菌の発見 土壌微生物学のはじまり 土壌微生物学の新時代 第2章 土と微生物 田んぼでは連作障害が起きない!? ──持続的農業と微生物の関係 99%は未知──土壌微生物 反芻動物と微生物──共生微生物1 根粒菌の働き──土壌微生物2 菌根菌、キノコが山を緑に?──共生微生物3 大気を作った微生物──シアノバクテリア 世界遺産を蝕む微生物 虫眼鏡で見る土の微生物 蛍光顕微鏡で見るミクロの世界 培養できない細菌の謎を解く 肥料を逃す脱窒菌 硝化菌──農地では悪玉菌、水環境では善玉菌 硫酸還元菌──水田の悪玉菌 第3章 善玉菌を活用する──微生物資材 様々な微生物資材──効果は本当にある? 乳酸菌の農業への応用──害虫防除に効く? 植物生育促進微生物──期待される微生物資材1 光合成細菌──期待される微生物資材2 家畜ふんや生ごみからエネルギー 第4章 環境を浄化する微生物 石油を分解する微生物 バイレメは安価 農薬や有機溶剤を分解する微生物 第5章 土の中の病原菌 土からやってきた病原菌──温泉に潜む危険 ボツリヌス菌──新技術が生んだ災厄 食中毒菌はどこから来る? 第6章 堆肥と微生物 堆肥とは? 堆肥の科学 いい堆肥、悪い堆肥とは? いろいろな堆肥を使い分ける 堆肥の善玉菌──放線菌とバチルス 病害抑制効果 段ボールコンポスト──家庭で作る生ごみ堆肥 みんなで作る生ごみ堆肥 地域の生ごみ堆肥化施設──先駆者はちがめプラン 大学による支援 第7章 洞窟の微生物 洞窟はなぜできた? 観光洞で見る微生物の働き トウファ──シアノバクテリアが作る鉱物 ムーンミルク──未解明の柔らかい鍾乳石 イオウ酸化細菌──石膏を作り、巨大洞窟を作る!? 第8章 土壌から宇宙へ 温泉の微生物──最初の生物の子孫? 地殻の微生物──解き明かされるか、地底世界 生命の起源と地球外生命体発見の可能性 - 著者プロフィール - 染谷孝 (ソメヤタカシ) (著) 1953 年東京下町に生まれる。 東京教育大学農学部生物化学工学科卒業。 東北大学大学院農学研究科農芸科学専攻修了、農学博士。 1982 年より産業医科大学医療技術短期大学微生物学助手のち講師。 1994 年から佐賀大学農学部助教授のち准教授を経て教授。 2019 年定年退職、名誉教授。 引き続き招聘教授として研究に携わる(堆肥や野草に含まれる拮抗菌の解明と応用)。 専門は土壌微生物学、環境微生物学。 日本洞窟学会会長、廃棄物資源循環学会九州支部長を歴任。 ケイビング(洞窟探検)は趣味と仕事を兼ね、会員50 名を超える市民ケイビングクラブ「カマネコ探検隊」の事務局長。 土壌微生物学や微生物資材に関する論文多数。
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植物園の歩き方 きれい、心地よい、愛おしい さまざまな「うつくしい」を求めて|カシワイ(著)保谷 彰彦(監修)
¥1,980
グラフィック社 2026年 ソフトカバー 160ページ A5判 縦210mm 横148mm - 内容紹介 - 植物愛好家や散歩好きに向けて、植物園のより深い楽しみ方や新たな発見ができる視点を紹介する一冊。 温室や建物の美しさ、地域固有の多様な植物、絶滅危惧種の栽培、人と植物のつながりなどをアンソロジー形式で紹介します。 - 目次 - Chapter1 祝100年日本最古の温室 京都府立植物園 Chapter2 世界の水生植物に出会う 水生植物みずの森 Chapter3 紫色の雲とトロピカルフルーツの世界 宮崎県立有用植物園 Chapter4 絶滅危惧種を栽培する 筑波実験植物園 Chapter5 カピバラとサボテンになごむ 伊豆シャボテン動物公園 Chapter6 博士の愛した植物と記録の集積地 高知県立牧野植物園 Chapter7 植物のパラダイスがもたらすもの 東南植物楽園 Chapter8 ライラック咲き乱れるアカデミック空間 北海道大学植物園 Chapter9 市民の手で作られた愛され野草園 仙台市野草園 Column 植物園の役割とは?/なぜハスの葉は水をはじく?/野草と雑草の違いとは?/ 絶滅危惧種はどうやって決める?/サボテンは温暖化する世界を救う?/ 赤い花を訪れる動物とは?/新種発見はどんなプロセスで行われる?/ まるで花弁のような苞とは?/花の匂いの役割は? 巻末付録:この本で出会った植物図鑑/全国おすすめ植物園リスト(カバー裏面MAP対応)/索引/おもな参考資料 Epilogue おわりに - 著者プロフィール - カシワイ (カシワイ) (著) 漫画家、イラストレーター。京都市在住。書籍や雑誌の表紙、広告のイラストレーションを数多く担当する。 著書に『風街のふたり』1、2 巻(双葉社)、『107号室通信』(リイド社)、『カシワイ作品集 KASHIWAI ILLUSTRATIONS』(玄光社)などがある。線や余白を大切に、作品を描いている。 好きな植物は、シダ類、苔、リンドウ、神社にあるような大きな樹など。 保谷 彰彦 (ホヤ アキヒコ) (監修) (監修・コラム執筆) 植物学者、⽂筆家。東京⼤学⼤学院博⼠課程修了。博⼠ (学術)。専⾨は植物 (主にタンポポ) の進化や⽣態。
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山と言葉のあいだ|石川 美子
¥2,860
ベルリブロ 2023年 ソフトカバー 288ページ 縦194mm 横131mm 厚さ22mm - 内容紹介 - 山を見つめ人と本を見つめる随筆集。パリ、アヴィニョン、シャモニー、グルノーブル、などの場所。ラスキン、デュマ、スタンダール、永井荷風、幸田文、須賀敦子、などの文章。深い外国体験と東西文学の素養に裏打ちされ、ゆくりなく想起される過去の風景や言葉をきっかけに、人生の美しさと哀しみが綴られる。読み返すたびに静かな感動と新しい発見がある十一の物語。 - 目次 - 遠い記憶の引きだし ラスキンの石の隠れ場 セザンヌの山とミヨー家の庭 沈黙の修道院と黒い鳥 デュマの熊のステーキ シャモニーの裏山のフキ 白いアルヴ川と荷風の物語 名前とは最後のため息 故郷の山に帰るスタンダール 山を生きる人たちの言葉 静かな背中の山と本 - 著者プロフィール - 石川美子 (イシカワヨシコ) (著) 著書に『自伝の時間』(中央公論社)『旅のエクリチュール』(白水社)『青のパティニール 最初の風景画家』(みすず書房)『ロラン・バルト』(中公新書)。訳書にロラン・バルト『零度のエクリチュール』『記号の国』『ロラン・バルトによるロラン・バルト』『喪の日記』、フリゾン=ロッシュ『結ばれたロープ』(みすず書房)、モディアノ『サーカスが通る』(集英社)、フェーヴル『ミシュレとルネサンス』(藤原書店)など。
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熊 人類との「共存」の歴史[新版]|べアント・ブルンナー(著), 伊達 淳(訳)
¥2,750
白水社 2026年 262ページ 四六判 - 内容紹介 - 駆除でもなく、保護でもない。 慈愛と畏敬を持って接すべき大切な隣人でありながら、人の生命を脅かす害獣としても扱われる。 二分法では永遠に解くことのできない熊と人間との深い関係性を、豊富な知見から徹底的に引き出した名著。 いま読まれるべき本だと、ぼくは思う。 石川直樹 有史以来、人間は熊と他の動物とは異なる特別な関係を結んできた。原初の人類にとって、熊は「狩る/狩られる」の関係にあり、自然崇拝の象徴でもあった。ところが、時代が下るにつれて家畜を襲う害獣として疎まれるようになっていく。ヨーロッパやアフリカのように絶滅に追いやられた地域もある。 他方、『三びきのくま』、『くまのプーさん』、『ジャングル・ブック』のように、熊ほど人間に愛され、その想像力に訴えかけてきた動物もいない。狩猟家として名を馳せたアメリカ大統領セオドア・ルーズヴェルトの愛称を冠した可愛らしいテディベアに象徴されるように、熊はなぜ人間にとってこれほど矛盾に満ちた存在なのだろうか。 本書では、熊と人が辿ってきた長い歴史を読み解きながら、熊という存在について16の切り口から考察する。幅広い文献を渉猟し、熊にまつわる伝説や言い伝え、さまざまな時代の証言や観察記録、(ときに奇抜な)学説が紹介され、時代ごとに人が熊をどのように見てきたかを概観することができる。 文化史と自然史の交わるところに焦点を当て、今後われわれは熊といかに関係を築いていくべきかを本書は問いかける。 - 目次 - 序文 第1章 熊の辿ってきた道 第2章 変異 第3章 ドウクツグマの謎 第4章 誤解 第5章 異国での発見 第6章 熊の個性 第7章 音、感覚、合図 第8章 ペットとしての熊 第9章 東シベリアでの観察者 第10章 対峙する 第11章 狩る者と狩られる者 第12章 イヌイットとホッキョクグマ 第13章 もっと、もっと近くに 第14章 熊のショー 第15章 熊の代役 第16章 熊恐怖症 エピローグ 謝辞/参考文献に関して 訳者あとがき 図版クレジット/参考文献/索引 - 著者プロフィール - べアント・ブルンナー (ベアント ブルンナー) (著) 1964年生まれ。ベルリン自由大学、ベルリン経済大学を卒業。フリーランスの文筆家、ノンフィション作品の編集者。歴史、文化、科学を横断するさまざまなテーマの著作多数。邦訳に『水族館の歴史』『月』(以上、白水社)がある。最新作はUnterwegs ins Morgenland. Was Pilger, Reisende und Abenteurer erwarteten, und was sie fanden(2024)。 伊達 淳 (ダテ ジュン) (訳) 1971年生まれ。和歌山県那智勝浦町出身。関西学院大学商学部、東京外国語大学欧米第一課程卒業。訳書に、B・オキャロル『マミー』、D・モリス『フクロウ その歴史・文化・生態』『サル その歴史・文化・生態』、T・エンジェル『フクロウの家』、A・エンライト『グリーン・ロード』(以上、白水社)、B・オキャロル『チズラーズ』『グラニー』(以上、恵光社)、B・クラウス『野生のオーケストラが聴こえる サウンドスケープ生態学と音楽の起源』(みすず書房)、D・モリス『アートにみる身ぶりとしぐさの文化史』(三省堂)がある。
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地域が主役の自治体災害対策 参加・協働・連携の減災マネジメント|阪本 真由美
¥2,750
学芸出版社 2026年 ソフトカバー 244ページ 四六判 縦188mm 横127mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 想定外の災害を地域主体のボトムアップ型で乗り越えるには「連携」と「協働」、組織をつなぐ「コミュニケーション」が不可欠だ。自治体の業務マネジメント、応急対策、避難所運営を、阪神・淡路、熊本、能登半島の地震、西日本豪雨の経験から語る。今後、起こりうる南海トラフ地震を乗り越えるために求められることは何か。 - 目次 - はじめに 第1章 市町村の災害対策を機能させる 1. 日本の災害対策システムの特徴と課題 2. 災害対策システムができるまでの動き 3. 災害が起きた時の対応体制 4. 確立されていない災害対策本部の設置基準 5. 災害対策本部の設置から運営まで 6. 想定外の災害に備えるための組織マネジメント 7. 災害マネジメント人材を育成する 第2章 被災市町村の災害時業務マネジメント 1. 熊本地震(2016年)にみる益城町の対応 2. 住民の目線で考える業務継続計画 3. 阪神・淡路大震災(1995年)で被災した芦屋市の窓口業務再開 4. 東日本大震災(2011年)で被災した釜石市の窓口業務再開 5. 窓口業務再開の手順と工夫 6. ワンストップ窓口の設置と被災者支援の質の向上 7. 災害時の行政サービスの継続 第3章 大規模広域災害を乗り切る自治体間連携―2011年東日本大震災 1. 重要な役割を担う自治体間の応援協力 2. 宮城県にみる県域の受援情報把握の課題 3. 自治体の自主的な連携による支援 4. 被災地支援のためのロジスティクス 5. 大規模広域災害時の受援体制構築に向けて 第4章 避難所運営―災害関連死を防ぐ 1. 災害時の避難所運営をめぐる課題 2. 避難者数と避難理由を把握する 3. 避難所生活における災害関連死 4. 「動かない」と「動けない」 5. 避難所の衛生環境をめぐる課題 6. 優先されるべきなのは「公平性」よりも「必要性」 7. 多様な人との協働による避難所運営 第5章 避難情報と住民の避難行動 1. 市町村が発令する避難情報 2. どのタイミングでどの避難情報を出すのか 3. 西日本豪雨(2018年)における住民の避難行動 4. 避難スイッチをオンにするための取り組み 5. 避難情報を住民の身近な情報とするために 第6章 地域住民と自治体によるコミュニケーション型防災 1. 誰が主役となり防災を進めるのか 2. 災害時の地域コミュニティの役割 3. 地区防災計画により地域コミュニティを活性化する 4. 住民参加型の防災と市町村の役割 5. 共助により地域の災害対応力を高める おわりに - 著者プロフィール - 阪本 真由美 (サカモト マユミ) (著) 兵庫県立大学減災復興政策研究科教授。専門は、減災コミュニケーション、防災教育、地域防災。災害による被害を軽減するとともに、地区防災計画・個別避難計画等を通した災害に強い地域づくりに取り組んでいる。国際協力機構(JICA)で開発途上国への国際協力に携わった後に、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。人と防災未来センター、名古屋大学減災連携研究センターを経て現職。国土強靭化推進会議委員、兵庫県防災会議委員、内閣府個別避難計画作成モデル事業アドバイザリーボード委員など。令和6年防災功労者防災担当大臣表彰受賞。
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センス・オブ・ワンダー|レイチェル・カーソン, 上遠 恵子(訳)
¥737
新潮社 2021年 新潮文庫 ソフトカバー 144ページ 文庫判 - 内容紹介 - 雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。川内倫子の美しい写真と新たに寄稿された豪華な解説エッセイとともに贈る。
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わたしの服はどこからきてどこへいくの? 服と人とのサステナブルな関係を考える | 鎌田安里紗, マルティンメンド有加
¥2,090
晶文社 2026年 ソフトカバー 252ページ 四六判 - 内容紹介 - ファッションとサステナビリティについてのモヤモヤ、まとめて掘り下げます! 素材についての知識から、愛着ある服を長く着るコツまで、 服と人との良い関係をめぐる7章の報告書。 服にもサステナビリティが大事なことはわかっているけれど、いざ自分の消費行動になるとそれから外れた選択をしてしまい、なんとなくモヤモヤしている……。そんなひとに向けて、服にまつわるさまざまな問題について考えてみました。 著者は「多様で、健康的なファッション産業をつくる」をミッションに、サステナブルファッションに関する教育やコンサルティングを行う一般社団法人の理事2人。 手放した服はどんな運命に? リサイクルされる割合はどのくらい? オーガニック素材はほんとうによいの? 服の値段はどのくらいだと妥当? サステナブルを企業は謳うけれどどこまで信用できる?……そんなあなたの疑問に答えます。ほんとうに心地よい服との付き合い方、いっしょに考えてみませんか? 【目次】 第1章 わたしが着ている服は「大丈夫」なの?──服にまつわるさまざまなモヤモヤ 第2章 わたしが手放した服はどうなるんだろう?──廃棄?リサイクル?それとも? 第3章 わたしは何を着ればいいんだろう?──素材と生産について考える 第4章 わたしは服にいくら払えばいいんだろう?──服の適正価格とは 第5章 わたしはどうすれば服を大切にし、心地よく服と付き合えるんだろう?──愛着のある服を飽きずに長く着るコツ 第6章 わたしは服を売る企業とどう関わっていけばいいんだろう?──グリーン・ウォッシュを見極める 第7章 最後に──わたしたちが描く、ファッションの未来 - 著者プロフィール - 鎌田安里紗 (カマダアリサ) (著) 2009年より、衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画を幅広く展開。2020年に一般社団法人unistepsを共同設立。企業・行政・デザイナー・生活者など、多様なステークホルダーと共にファッション産業におけるサステナビリティに関する取り組みを推進する。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。 マルティンメンド有加 (マルティンメンドユカ) (著) 慶應義塾大学総合政策学部卒業後、会計事務所系コンサルティングファームにて企業買収時等のデューディリジェンスに従事。その後渡英、夜間学校で服作りを学びながらPeopleTree ロンドンオフィスのホールセールエグゼクティブ等を務め帰国、2011-19年サステナブルファッションブランドINHEELS代表。アーティストインレジデンスAlmost Perfectコファウンダー。2021年にunistepsに理事として参画。
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山の時刻(とき) | 小林百合子(著), 野川かさね(写真)
¥2,178
パイ インターナショナル 2025年 ソフトカバー 224ページ A5変型判 縦204mm 横151mm - 内容紹介 - 山や自然が刻むリズム、そこに流れる時間に身をゆだねると、たいていのことは、きっとなんとかなると思えてくる。 一瞬で過ぎ去ってしまう、儚く美しい山の情景。それに目を凝らし、撮影を続ける写真家・野川かさねが撮り溜めてきた膨大な写真の中から珠玉の作品を厳選。それらからインスピレーションを得て生まれた四季折々、山にまつわる120の言葉と散文を収録し、「山に流れる時間」を刻んだビジュアルエッセイ。山での一瞬を焼き付けた129 枚の写真と、120点の言葉。それらは瞬間であり、点であり、時刻である。そのすべてをつなぎ合わせた時、ひと筋の「山の時間」が生まれる。「街の時間」とは異なる、おおらかで美しい流れに身をゆだねた時、これまで気づかなかった、ささやかでも大切なものが見えてくる。 - 著者プロフィール - 小林百合子 (コバヤシユリコ) (著) 編集者/1980 年兵庫県生まれ。映像制作会社、出版社勤務を経て独立。山や自然、暮らしや食にまつわる雑誌や書籍の編集・執筆を多く手がける。著書に『いきもの人生相談室 動物たちに学ぶ47の生き方哲学』(山と溪谷社)、野川かさねとの共著に『山小屋の灯』(山と溪谷社)『山と山小屋』(平凡社)『山と高原』(小社刊)。女性クリエイ ター8人からなる登山出版ユニット「ホシガラス山岳会」主宰としても活動し、書籍に『一生ものの、山道具』『山登りのいろは』『あたらしい登山案内』『最高の山ごはん』(すべて小社刊)。2023 年より北海道に暮らし、北の自然についても表現する。 野川かさね (ノガワカサネ) (写真) 写真家/1977年神奈川県生まれ。山や自然をテーマに作品を発表する。写真集に『山と鹿』(ユトレヒト)、『Above Below』(Gottlund Verlag)『with THE MOUNTAIN』(wood/water records)。著書に『山と写真』(実業之日本社)『think of your mountain』(BCCKS)。主な展示に「VIEWING MOUNTAIN」(KOKUYO think of things 2018)「東京写真月間2019「山を生きる人々」-山と共に-」(ピクトリコ ショップ&ギャラリー表参道 2019)「study/FOREST」 (pieni onni 2022)「study MOUNTAIN 山の探求」(田淵行男記念館2023)「FRAGMENT」(NADAR 京都大山崎 2024)など。
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裸の大地 第一部 狩りと漂泊 | 角幡 唯介
¥858
集英社 2025年 集英社文庫 ソフトカバー 328ページ 文庫判 縦152mm 横105mm 厚さ14mm - 内容紹介 - 『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか。 GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦! 探検家はなぜ過酷な漂泊行にのぞんだのか。未来予期のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作です。 「この旅で、私は本当に変わってしまった。覚醒し、物の見方が一変し、私の人格は焼き焦がれるように変状した」―――本文より <目次> 四十三歳の落とし穴 裸の山 狩りを前提とした旅 オールドルート いい土地の発見 見えない一線 最後の獲物 新しい旅のはじまり 文庫版あとがき 解説 服部文祥 著者プロフィール 角幡唯介(かくはた・ゆうすけ) 1976年北海道生まれ。早稲田大学探検部OB。2010年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第8回開高健ノンフィクション賞受賞、11年同作で第42回大宅壮一ノンフィクション賞、第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。12年『雪男は向こうからやって来た』で第31回新田次郎文学賞、13年『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で第35回講談社ノンフィクション賞、15年『探検家の日々本本』で第69回毎日出版文化賞書評賞、18年『極夜行』で第1回Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞、第45回大佛次郎賞を受賞。他の著書に『新・冒険論』『極夜行前』などがある。
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深海の地図をつくる 五大洋の底をめぐる命がけの競争 | ローラ トレザウェイ, 尼丁 千津子(訳)
¥2,970
柏書房 2025年 ソフトカバー 439ページ 四六判 - 内容紹介 - 海は、探検と収奪に満ちている――! ★『サイエンス・ニュース』2023年ベストブック ★『グローブ・アンド・メール』2023年ベストノンフィクション ★「必読の書。[…]すべてが非常に読みやすく、そして深く不吉な内容だ。」 ――サイモン・ウィンチェスター、『世界を変えた地図』著者(『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』より) ★「魅惑的な海の物語。息をのむ冒険、ハイリスクの探検、政治的陰謀が詰まっている。トレザウェイは私たちを海の底へと導き、なぜそこがそれほど重要かを巧みに示している。」 ――ヘレン・スケールズ、『深海学』著者 【概要】 地球の表面積の約70%を覆っている海。その海底に目を向けると、2020年代初頭までに4分の1程度しかマッピングされておらず、ほとんどが海岸線近くの浅い海に偏っている。海底の4分の3は、未調査のままなのだ。 “一般的な世界地図は、この地球がすべてマッピングされているという印象を与えがちだ。私は子どものとき地球儀を見ながら、北アメリカのロッキー山脈やアジアのヒマラヤ山脈を表す出っ張りを指でなぞっていたのを覚えている。一方の海はというと、すべすべで何もない青色で示されていた。あの頃は、陸の激しい凹凸が海との境界で終わっていることに何の違和感もなかった。あの滑らかな面は水を表していると、当時の私は思っていたのだろうか? おそらく、何も考えていなかったのだろう。だが、陸の地形の隆起や沈降の激しさが海面下でも続いているはずだということは、今の私にははっきりとわかる。”(第一章 深海を目指す探検) そして現在、2030年までに「全世界を網羅する完全な海底地形図」を作成するという壮大なプロジェクトが進んでいる。 五大洋の最深部を目指す探検家、北極圏の空白を埋めるイヌイットの猟師、メキシコ湾で潜水する考古学者、大量の水上ドローン、地形の命名と領土問題、情報を秘匿する国家、企業の採掘に抗う活動家たち…… 本書は、欲望渦巻く現場に、受賞歴のある環境・海洋ジャーナリストが迫った一冊だ。 “私がノーチラス号でレナート・ケインの横に座っていたときに、はっきりとわかった真実が一つある。それは、地球の海底地形図は、完成させようと思えば今すぐにでも可能だということだ。それどころか、私たちは完成させるためのツールや技術を、すでに何十年も前に手に入れていた。では、なぜ完成していないのか?”(序章) 今、私たちの足元で起きていることすべてがわかる、壮大な海洋ノンフィクション! - 目次 - 序章 第一章 深海を目指す探検 第二章 船を探す 第三章 大西洋の最深部を目指して 第四章 マリー・サープ、そして世界を変えた地図の話 第五章 地球上で最も孤独な海 第六章 海底を命名して権利を主張するには 第七章 北極海の地図をクラウドソーシングする 第八章 海のロボット革命 第九章 埋もれた歴史 第一〇章 深海底を掘る 第一一章 深海底へ、そしてその先へ 終章 原注 推薦図書 - 著者プロフィール - ローラ トレザウェイ (ローラ トレザウェイ) (著) 受賞歴もある環境・海洋ジャーナリストで、著作にThe Imperiled Ocean: Human Stories from a Changing Sea(『危険にさらされている海洋――変化する海での人間の物語』)がある。2020年、カナダ・ライターズ・トラスト新人賞を受賞。これまで『ウォール・ストリート・ジャーナル』『スミソニアン』『クーリエ・アンテルナショナル』『ガーディアン』『ウォルラス』『アトランティック』『グローブ・アンド・メール』『ハカイマガジン』『カナディアン・ジオグラフィック』で特集記事などの掲載歴があり、全国のマスメディアから多くの依頼が寄せられている。また、カナダのバンクーバー水族館のライター兼編集者を務めていた経験もある。文芸創作(クリエイティブ・ライティング)の分野で、ブリティッシュコロンビア大学芸術修士号を取得。現在はオンタリオ州のシェリダン・カレッジで、クリエイティブ・ノンフィクションを教えている。 尼丁 千津子 (アマチョウ チヅコ) (訳) 英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業。主な訳書に『「ユーザーフレンドリー」全史――世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則』、『教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識』、『馬のこころ――脳科学者が解説するコミュニケーションガイド』『マッキンゼー CEOエクセレンス――一流経営者の要件』、『限られた時間を超える方法』など。
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マインド・エベレスト Mind Everest | 関 健作
¥2,500
Type Slowly 2025年 ソフトカバー 168ページ A5変形判 縦196mm 横150mm 厚さ14mm - 内容紹介 - エベレスト登頂に成功した写真家による絵日記 「世界一の稜線をこの目で見たい」 40歳、仕事も家庭も不満はない。 ただ、エベレストへの憧れだけがどうしても消えなかった。 登頂を決意したその日から山頂アタック当日まで、 溢れ出る感情とイメージを毎日ノートに綴った 4か月間の絵日記。 「エベレストに登る。そして、必ず生きて帰ってくる」 資金集め、日々のトレーニング、家族への思い。 準備を尽くしても消えない不安、現場での予期せぬトラブル。 それでも見たい未知の景色。 毎日エベレストを描き続けることで浮かび上がってきた 僕の心の中ーーMind Everest - 前書きなど - 「いつかっていつ?」 エベレストの挑戦は妻のこんな一言からはじまった。 「いつかはエベレストに登ってみたい」学生時代から憧れている山の話をすることがあった。ある日、エベレストの話しをしていると、冒頭の言葉が返ってきた。彼女の言葉はまるで銃口を突きつけられているように鋭かった。それが冗談ではなく真剣なものだと察したからだ。「あなたはもう若くない。本気でエベレストに登りたいのなら今がいちばん若い時。行くなら今しかないでしょ」というのだ。たくさんの言い訳が胸の奥から次々と湧き出てきた。「お金ないでしょ、エベレスト登山にいくらかかると思っているんだ? 登山に2か月という期間が必要。その間仕事なしでどうやって家族を養うんだよ? 死ぬリスクだってある。もし死んだら君と娘はどうやって生きていくんだ?」そんな言葉たちだ。その根っこには得体のしれない大きな恐怖が渦巻いていた。それでも妻はまっすぐに「今年だったら応援するよ」と僕に伝えてくれたのだ。諦める理由はいくらでも出てくる。けれどこの機会を逃したら一生エベレストには登れないだろう。恐怖以上の大きな憧れが私を突き動かした。 2024年1月、エベレストの登山を決めた。「登る」と決めた瞬間から胸の中には不安や恐怖、様々な感情が溢れ出した。夢の中に何度も出てくるエベレストのことを考えると鼓動が高鳴り、体温が上がっていくのを感じる。とめどなく浮かんでくる膨大なイメージと言葉をノートに綴った。何かに昇華しなければこの興奮を抑えることができなかったのだ。 浮かんでは綴り、想いを書き、憧れの山を描いた。登頂までの日々をただただ記録していった。その時間を重ね、自分の気持ちと向き合い続けたら、自分の心がどのように変化するのか、それを知りたくて続けたのがこの絵日記「Mind Everest」である。 - 著者プロフィール - 関 健作 (セキ ケンサク) (著) 1983年千葉県生まれ。順天堂大学在学中に中国側・ネパール側のエベレストベースキャンプを訪れ、ヒマラヤに魅了される。大学卒業後の2007年から3年間、ヒマラヤ山脈の国・ブータンで教員として勤務。その経験をきっかけに、2011年よりフォトグラファーとして活動を開始。ヒマラヤの国々を中心に撮影を続けている。 第13回「名取洋之助写真賞」、APAアワード2017文部科学大臣賞などを受賞。著作に『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』などがある。 2024年5月13日、念願だったエベレストに登頂。 https://www.kensakuseki-photoworks.com
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図解でわかる14歳からの自然災害と防災 | 社会応援ネットワーク
¥1,650
太田出版 2022年 ソフトカバー 96ページ 25.7 x 18.2 x 0.8 cm - 内容紹介 - 「エレベーターで地震にあったら?」 「ペットも避難所に連れて行っていい?」 こんな時、どうしたらいいんだろう? 日頃の備えから、被災時の対応のしかたまで、 身近で素朴な疑問に専門家がこたえます。 今日から使える知識やテクニックが盛りだくさん! 学級文庫や防災教育、教職員勉強会、地域の防災訓練、授業などに最適な1冊! 「マグニチュードと震度ってどう違うの?」 「富士山って、噴火するの?」 「障がいのあるきょうだいがいます」 「自宅避難中に断水。トイレは?」 「被災地を支援したい」 Q&A方式で読みやすい! わかりやすい! 中高生から特にリクエストの多かった質問から、 防災を“自分ごと"として考えてみよう。 【もくじ】 ●はじめに 災害と向き合う ●PART1 その時、こう動こう 緊急地震速報の音がこわいんだけど…。 地震が来た! どうしよう? エレベーターで地震にあったら、閉じ込められちゃうのかな? 家に帰る途中で大きなゆれ! こんな時、どうしよう? 地震で電車が止まって帰れない。どうしよう? 家族バラバラで連絡も取れない。どうしたらいい? 災害が起きても、家で過ごすことができるの? 余震がこわい。でも、おふろには入っておきたい。大丈夫かな? ●PART2 避難生活に備えよう 自宅避難中に断水。トイレはどうすればいい? 避難所ではどんなことに困るの? 避難する時、何を持っていけばいい?みんなはどうしているの? 避難場所と避難所って、どう違うの? 大きな地震があったら、避難所に行くことになるの? 足腰の弱いおばあちゃんと2人きりで地震にあったらどうしよう? 避難所のトイレのイメージ最悪だけど、大丈夫なの? ペットも家族だから、避難所に連れて行ってもいい? ●PART3 災害の仕組みを知ろう 日本は昔からこんなに災害が多かったの? 「この地震による津波の心配は…」って、よくTVでみるけれど…。 TVでよく専門家が使っているマグニチュードと震度って、どう違うの? 富士山って、噴火するの? 海外ってハリケーンや水害が多いイメージなんだけど…。 日本の避難所や仮設住宅ってすごくしょぼいけど、海外もあんな風なの? 災害映像をみると自然がこわくなる。あんな自然を相手に、防災できるの? 災害や防災をテーマにした本や映画ってあるのかな? ●PART4 判断できるようになろう 被災するかもしれない、ということを実感できない。 防災っていえば地震対策が多いけど、私は大雨対策のことも知りたい。 大雨の時、避難するべきか迷う。どう判断すればいい? もしもの時に役立つ情報、調べ方が知りたい。 耳が聞こえない私にも、災害の時にできることってあるかな? とっさの時に、足りないものはどうやって補えばいいの? 現地には行けないけど、被災地を支援したいな…。 自分がもし被災したらと思うと、こわい。 ●Column 災害を語る 1 雁部那由多 2 小島汀 3 末永寿宣 4 齋藤幸男 ●終わりに 自分ができることからはじめましょう
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ちょっと変わった環境の本 ミツバチがもたらす世界平和 | エリン・ケルシー, クレイトン・ハンマー(絵), 桑田 健(訳)
¥2,640
化学同人 2025年 ハードカバー 64ぺージ A4変型判 - 内容紹介 - この本のなかには、惑星(つまり地球)のいまの状態について、なんの希望ももてないようなメッセージがつまっているわけじゃない。気候変動は、みんなや、みんなの小さな妹や、アービングおじさんのせいだといっているわけでもない。あまりにも大きすぎてどうにもならないような困った問題を伝えるつもりもないよ。そうそう、「絶滅」なんて言葉はほとんど出てこないんだ。それどころか、この本を読めば、みんな希望がもてるようになるかもしれない。もしかすると、幸せだと思うかもしれない! みんなと地球上のすべてのものの、びっくりするようなつながりを探検する旅にしゅっぱーつ! - 目次 - 1章 ファストファッション そろそろスローで行こう! 2章 おなかをすかせた星 満腹にさせて! 3章 最新技術の星 サイバー革命だ! 4章 人間の力 みんなから出るエネルギー!
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海の辞典 | 中村 卓哉
¥1,650
雷鳥社 2012年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 海にまつわる素敵な言葉を四季折々の美しい海の写真とともに綴る。 目次 1 海の色・音・風 2 波・潮の名前 3 海と海まわりの呼び名 4 海の季節・時間・場所 5 海のたとえ (心・人生 行動・状況・他) 6 海にまつわる大切なことば
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菜の辞典 | 長井史枝, 川副美紀 (イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2019年 ハードカバー 320ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 1年中目にするものから、ちょっと珍しいものまで、約180種の野菜を、美しいイラストとともに紹介。旬の時期・選び方・保存方法・食べ方・栄養素・効能効果なども端的に掲載。辞典シリーズらしいオシャレさ、可愛らしさはそのままに、実用としての使いやすさも兼ね備えた1冊です。 目次 はじめに この本の使い方 各栄養素のはたらきと食事摂取基準 からだを癒す野菜 ベジブロス インデックス - プロフィール - 長井史枝 (ナガイフミエ) (著/文) ライター。野菜ソムリエ。リトルプレス『BonAppétit』発行人。人物インタビューや店舗取材のほか、料理・スイーツのレシピ本制作にも多く関わる。著書に『田舎・郊外でお店、はじめました。』(雷鳥社)、関連書籍に『オープンサンドレシピブック』(誠文堂新光社)など。 川副美紀 (カワゾエミキ) (イラスト) イラストレーター。女子美術大学産業デザイン科卒。植物・ガーデニング・料理・スイーツ・インテリアなど、生活の身近な情景を描く。著書に『ケーキ物語』『クッキー物語』(講談社)、『あかちゃんスイートメモリー』(梧桐書院)など。
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あしたの防災学 地球科学者と考える災害と防災 | 神沼 克伊
¥2,420
青土社 2022年 ソフトカバー 246ぺージ 四六判 - 内容紹介 - まず「敵を知る」ことからはじめよう 世界中で起こっているマグニチュード6以上の地震の20%以上が日本列島で起こっている。また各地で前例のないほどの大雨を降らせる線状降雨帯も近年多く発生している。こうした自然災害から身を守るにはどうしたらいいのか。そのためには自然現象の起こるメカニズムと過去の災害を知ることが重要なのだ。地球科学を専門にする著者が、地震、津波、火山、気象など自然災害について考えながら、その対策をも提示する一冊。
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「土」の本 | 金澤 晋二郎
¥2,420
株式会社Pヴァイン ソフトカバー 240ぺージ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 地球も、私たちの体も、過去も未来も、 すべて「土」の上に成り立っている! 「土」ってなんだ!? 土の博士がお話しします。 半世紀以上「土」を研究してきた日本の土研究の第一人者、 土壌微生物/農学博士の金澤晋二郎の単著がついに刊行! ●「土」の問題がなぜここまで重要か ●良い「土」と悪い「土」とは何か ●「土」が生活にもたらす影響 ●「土」と健康の重要な関係 ●日本ではどこの「土」が良いのか ●どうすれば「土」をよくできるか ●江戸時代、どれほどの苦労があって東京で野菜を栽培できる土壌にしたか ●宇宙農業とは何か 写真、イラスト、図表を交えて実践的でわかりやすく解説! 四六判/240頁+別丁8頁 [目次] 献辞 はじめに イントロダクション 第一章 「土」の誕生と微生物 第二章 世界の「土」と、日本の「土」 Column 「温故知新」が導く御神木 “海岸黒松” の再生技術 第三章 「森」は生命の源 Column 竹には大きな未来がある 第四章 「土」の薬膳 Column 土ピープル 微生物視点から見る、土と体のつながり/土から育つバラへの思い/植物愛による、生誕土壌再生への挑戦 第五章 土壌研究と緑茶栽培 Column アートで表現する土 第六章 「土」に還すコンポストの可能性 Column 地産地消コンポストシステム 第七章 物質循環、分解のその先へ 第八章 宇宙農業の可能性 おわりに 謝辞 主要な研究と内容 [著者プロフィール] 金澤晋二郎 株式会社金澤バイオ所長。土壌微生物学農学博士、中国河南省科学院名誉教授、九州バイオリサーチ研究会会長。1942年北海道小樽市生まれ。東大大学院農学系研究科修了。鹿児島大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授を経て、2016年に金澤バイオ研究所を設立。日本土壌肥料学会学会賞(1986年)、第13回 国際土壌科学会議(西ドイツ)土壌生物部門最優秀賞(1986年)、愛・地球賞―Global 100 Eco-Tech Awards(1986年)、第13回 微量元素の生物地球化学会議『福岡観光コンベンションビューロー国際会議開催貢献賞』(2017年)など受賞歴多数。
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地域が主役の自治体災害対策 参加・協働・連携の減災マネジメント | 阪本 真由美
¥2,750
学芸出版社 2025年 ソフトカバー 224ページ 四六判 縦188mm 横127mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 想定外の災害を地域主体のボトムアップ型で乗り越えるには「連携」と「協働」、組織をつなぐ「コミュニケーション」が不可欠だ。自治体の業務マネジメント、応急対策、避難所運営を、阪神・淡路、熊本、能登半島の地震、西日本豪雨の経験から語る。今後、起こりうる南海トラフ地震を乗り越えるために求められることは何か。 - 目次 - はじめに 第1章 市町村の災害対策を機能させる 1. 日本の災害対策システムの特徴と課題 2. 災害対策システムができるまでの動き 3. 災害が起きた時の対応体制 4. 確立されていない災害対策本部の設置基準 5. 災害対策本部の設置から運営まで 6. 想定外の災害に備えるための組織マネジメント 7. 災害マネジメント人材を育成する 第2章 被災市町村の災害時業務マネジメント 1. 熊本地震(2016年)にみる益城町の対応 2. 住民の目線で考える業務継続計画 3. 阪神・淡路大震災(1995年)で被災した芦屋市の窓口業務再開 4. 東日本大震災(2011年)で被災した釜石市の窓口業務再開 5. 窓口業務再開の手順と工夫 6. ワンストップ窓口の設置と被災者支援の質の向上 7. 災害時の行政サービスの継続 第3章 大規模広域災害を乗り切る自治体間連携―2011年東日本大震災 1. 重要な役割を担う自治体間の応援協力 2. 宮城県にみる県域の受援情報把握の課題 3. 自治体の自主的な連携による支援 4. 被災地支援のためのロジスティクス 5. 大規模広域災害時の受援体制構築に向けて 第4章 避難所運営―災害関連死を防ぐ 1. 災害時の避難所運営をめぐる課題 2. 避難者数と避難理由を把握する 3. 避難所生活における災害関連死 4. 「動かない」と「動けない」 5. 避難所の衛生環境をめぐる課題 6. 優先されるべきなのは「公平性」よりも「必要性」 7. 多様な人との協働による避難所運営 第5章 避難情報と住民の避難行動 1. 市町村が発令する避難情報 2. どのタイミングでどの避難情報を出すのか 3. 西日本豪雨(2018年)における住民の避難行動 4. 避難スイッチをオンにするための取り組み 5. 避難情報を住民の身近な情報とするために 第6章 地域住民と自治体によるコミュニケーション型防災 1. 誰が主役となり防災を進めるのか 2. 災害時の地域コミュニティの役割 3. 地区防災計画により地域コミュニティを活性化する 4. 住民参加型の防災と市町村の役割 5. 共助により地域の災害対応力を高める おわりに - 著者プロフィール - 阪本 真由美 (サカモト マユミ) (著/文) 兵庫県立大学減災復興政策研究科教授。専門は、減災コミュニケーション、防災教育、地域防災。災害による被害を軽減するとともに、地区防災計画・個別避難計画等を通した災害に強い地域づくりに取り組んでいる。国際協力機構(JICA)で開発途上国への国際協力に携わった後に、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。人と防災未来センター、名古屋大学減災連携研究センターを経て現職。国土強靭化推進会議委員、兵庫県防災会議委員、内閣府個別避難計画作成モデル事業アドバイザリーボード委員など。令和6年防災功労者防災担当大臣表彰受賞。
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だれも教えてくれなかった エネルギー問題と気候変動の本当の話 | ジャン=マルク・ジャンコヴィシ, クリストフ・ブラン, 古舘 恒介(翻訳), 芹澤 恵(翻訳), 高里 ひろ(翻訳)
¥2,750
河出書房新社 2023年 14歳の世渡り術プラス ハードカバー 200ページ B5変形 縦249mm 横190mm 厚さ19mm - 内容紹介 - フランスを牽引するエネルギーの専門家と漫画家がマンガ形式で各エネルギーの歴史と功罪、環境問題の解決手段まで、ユーモアと知性あふれる議論を闘わせる。仏56万部超のベストセラー。
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川6 michi | 荒川 晋作, 関川 徳之 , 川
¥1,700
オークラ出版 2024年 ソフトカバー 128ページ B5変形 - 内容紹介 - スケートボードのシーンを撮り続ける撮影者集団「川」が作る書籍シリーズ。 日本全国各地を流れる路上で滑り続けるスケーターたちを追い、とどめるべきと感じた“今”を撮る。 スケーターをはじめ、「川」が出逢った芸術家・作家のインタビューや寄稿も掲載。 写真と文で表現する、スケートボードそのものの様に自由で柔軟な本です。 川 6 michi スケートボードを続けて何になる?行く先は誰も未だ知らず。そのひと漕ぎが道となる。行けばわかるさ。迷ってもいい。ただ穏やかなだけじゃ退屈だ。まだまだ続く未知の道。 出演者 ・戸倉 大鳳 / Taiho Tokura :スケーター ・山岸 史弥 / Fumiya Yamagishi :スケーター ・東芝 美津子 / Mitsuko Toshiba :スケートボード映像作家 ・奥脇 賢二 / Kenji Okuwaki aka jewrry :スケートショップオーナー ・村上兄弟 / Murakami bros :スケートパークビルダー ・エレメントスケートキャンプ / ELEMENT SKATECAMP :未来の可能性に溢れた若者たち ・その他、数多くのスケーターたち
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冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ | 山本 高樹
¥1,980
雷鳥社 2020年 ソフトカバー 288ページ A5横判 縦188mm 横148mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 第6回「斎藤茂太賞」受賞。一般社団法人日本旅行作家協会(会長/下重暁子、会員数180人)が主催する「斎藤茂太賞」の選考会が2021年7月8日(木)に行われ、第6回受賞作に山本高樹『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』が選ばれました。 インド北部、ヒマラヤの西外れの高地、ザンスカール。冬になると他の都市をつなぐすべての道が雪と氷に閉ざされるが、厳寒期の1、2月になると、凍結したザンスカール川を歩いて行き来できる幻の道が現れる。この「チャダル」と呼ばれる道を辿る旅は、遠い昔からザンスカールの人々によって受け継がれてきた稀有な伝統であり、世界中のトレッカーにとって憧れの旅路でもある。 しかし、冬のザンスカールの真の姿を見届けるには、チャダルを歩いて辿り着ける場所からさらに奥へと踏み込んでいかなければならないことは、あまり知られていない。 ザンスカールの最深部の山中にある僧院では、「プクタル・グストル」という祭礼が行われると伝えられている。真冬のこの祭りを見届けるため、マイナス20℃にもなる極寒の世界の中、著者が約4週間かけて歩きぬいた苛烈な旅を、詳細に記した紀行文。 ふんだんに掲載された真冬の街、人々、生活を捉えた写真は、資料としても価値のある一冊。 - 目次- 第一章 ザオ・ニンパ 第二章 チャダル 第三章 ルンナク 第四章 プクタル 第五章 ミツェ - 著者プロフィール - 山本高樹 (ヤマモトタカキ) (著/文 | 写真) 著述家・編集者・写真家。1969年岡山県生まれ。出版社での勤務を経て、フリーランスに転身。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダック地方に長期滞在して取材を敢行。以来、ラダックでの取材をライフワークとしながら、『地球の歩き方インド』『地球の歩き方タイ』をはじめとする取材・撮影・執筆などで、世界各地を巡る日々を送っている。2015年からはラダックを中心とした地域で現地発着ツアーのガイドも務めている。主な著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)、『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』(ダイヤモンド社)など。
