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【バーゲンブック】 私、山の猟師になりました。 一人前になるワザをベテラン猟師が教えます! | 三好 かやの
¥900
誠文堂新光社 2016年 ソフトカバー 168ページ 四六判 定価1650円 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新古本です。 (定価のおよそ50%〜70%ほどの価格で販売しています) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 内容紹介 - 狩猟や罠に興味を持つ人が増えていますが、実際に免許を取得してから技術を体得する方法はあまり知られていません。 実際に猟師になり、狩猟を実践できるようになった人の体験談から、どうしたら技術を体得できるかを紹介します。 また、捕らえた獲物を肉として食べるための処理方法や衛生管理もまとめています。 なぜ猟師として狩猟をするのか、山と獣と人間の関係・いとなみについて、ハンターからのリアルなメッセージも。 - 著者プロフィール - 三好 かやの (ミヨシ カヤノ) (著) 第一次産業を中心に、原料から料理まで取材・執筆を続けるライター。著書に「東北のすごい生産者に会いに行く」(柴田書店)、「私、農家になりました。」(誠文堂新光社)など。
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魔女の植物園 魔女が大切にする37の植物 | しらとあきこ
¥1,100
SOLD OUT
山と渓谷社 2025年 ヤマケイ文庫 ソフトカバー 224ページ 文庫判 - 内容紹介 魔女との関わりを知れる38の植物たち! 魔女から身を守る薬草―オレガノ カノコソウ 魔法の杖―アーモンド 女性のための薬草―ヨモギ 「魔女と植物」という組み合わせについてはそれほど違和感を持たれないと思う。というのは、魔女は強烈な有毒植物を使って人間に害を与える邪悪な女性だったというイメージがあり、また、魔女は薬草について豊富な知識を持っていて、それを用いて人のためになる医療行為を行う「賢い女」だったというイメージもある。つまり、良いも悪いも、魔女のイメージは植物と結びついているからだ。 本書は、その「魔女と植物」を結びつける歴史的背景やその関わりを、37種類の植物とそれにまつわる伝説やエピソードとともに解説する。 ※本書は2014年2月に発刊された『不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書』を再構成し、加筆修正のうえ、文庫化したものです。 - 目次 - ■内容 はじめに 魔女と植物 第1章 魔女がつくる薬草料理 魔女の薬草料理 魔女キルケ―の飲み物/キルケーの作ったキュケオーンのレシピ(麦角菌・蜂蜜・セイヨウオニシバリ・ミント・魔女草・モーリュ・アリウムモリー、クリスマスローズ) ヴァルプルギスの夜の料理 魔女の厨で作る若返りの飲み物/魔女の姿が見える薬草(ハナハッカ・セイヨウカノコソウ) 女魔法使いの野菜畑ラプンツェル (フェルトザラート) 白雪姫が食べた毒リンゴ(セイヨウリンゴ) コラム:将軍マクベスの未来を占う地獄の雑炊(ドクニンジン・イチイ) 第2章 魔力を秘めた植物たち 魔女が空を飛ぶのは植物の力 空飛ぶ軟膏(ヒヨス・ベラドンナ・チョウセンアサガオ・イヌホウズキ・イヌサフラン・アサ・ケシ) 魔法の杖 アロンの杖とアーモンド(アーモンド・アーロンシュタープ) 伝説になったマンドラゴラ(マンドラゴラ) よみがえりの木ネズ(セイヨウネズ) 魔法を解く花 (ハナニラ・アストランティア・マヨール・セイヨウイラクサ) 魔的な力と聖なる力の両方を持った木(セイヨウヤドリギ) この世とあの世をつなぐユリの花(ユリ) 第3章 幸せをもたらす植物 富をもたらす木(セイヨウハシバミ) ホレおばさんからの贈り物~最高の家庭薬(ニワトコ) 女性のための薬草 女神アルテミスの薬草(ヨモギ)/聖母マリアの薬草(ハゴロモグサ)/産婆(助産師)の守り草(ハナハッカ・ニガハッカ) 男性のための薬草(ヘンルーダ・ヤネバンダイソウ・ディル) コラム:大きな病気の救いとなる薬草(ツルニチニチソウ・イチイ) 第4章 魔女の植物がみられるドイツの植物園 薬草と人間の橋渡しをしてきたパイオニア 修道院の薬草園 ザンクトガレン修道院/ライヒェナウ修道院/ミヒャエルシュタイン修道院/メムレーベン修道院 大学付属植物園 ヴュルツブルク大学付属植物園 ハンブルク大学付属植物園 ヒルデガルトの薬草園 ヒルデガルトフォーラム(ライン河畔)・ビンゲン(ライン河畔) ハイデルベルク薬事博物館 コラム:ハンブルクのスパイシー博物館 おわりに
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自然に帰れ | アドルフ・ユスト, 寒川 鼠骨 (翻訳)
¥2,198
土曜社 2025年 ソフトカバー 184ぺージ 19 x 12.9 x 1.5 cm - 内容紹介 - 土に還れ、空気に親しめ、光線を浴びよ、天然食につけ……すべからく生活を天然自然に帰せ。1896年、独ブラウンシュヴァイクで世に出た「養生訓――」。霊長類たる人間ほんらいの衣食住を説く。翻訳は正岡子規に師事した俳人・寒川鼠骨の名調子。
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新百姓 1号「水をのむ」 View of Paradigmshifters | 一般社団法人新百姓(編集)
¥3,150
ている舎 2023年 ソフトカバー 250ぺージ B5変型判 縦242mm 横182mm 厚さ14mm - 内容紹介 - 封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌です。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、 人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。 そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を紹介します。 毎号、「水をのむ」「米を食う」「カミを祭る」「遊戯をつくる」など、 古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、 その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。 * * * * * * * * * * * * 【発行部数限定制について】(1号は限定6,966冊) 『新百姓』は発行部数を限定し、増刷を行いません。 裏表紙に印字してある番号「123※/6966」は、「個体番号※総発行部数※」を示すことで、書籍の固有性と価値を証明します。 なお本書の内容自体は、WEBにて日英中3ヶ国語にて、無償で公開いたします。 このような発行部数限定制を導入した背景は、大好きなまちの書店と、そんな書店があるまちの景色を守りたいからです。 書籍自体の発行部数が限定されることで、まちの書店が「ここにしかないもの」のある貴重な場所になっていく。 これは、わたしたちにとって、つくっては余らせ、大量に捨てる現在の出版や流通のあり方とは違う、新しい出版と書店のあり方を模索する試みです。 新しい試みですので、なにかとご不便をおかけすることもあるかもしれません。 ともにこの企みの仲間として、楽しんでいただければ幸いです。 - 目次 - 006 新百姓宣言 027 Chapter1 新百姓的考現学 028 どうすれば都市をもっと自由に遊べるか? フラワーチャリ 036 システムの中でどうすれば冒険を楽しめるか? [インタビュー] 関野吉晴さん 052 ハッキンチェア 056 制服女史 063 Chapter2 特集 水をのむ 1) 文明と物語の視点から 076 そもそも人間にとって「水をのむ」って何? [インタビュー] 中沢新一さん 090 「水をのむ」の始まりって? [探究者へのQ&A] 山極壽一さん 092 人類と「水をのむ」のコンンテキスト 094 「水をのむ」と身体メカニズム 096 サイズ別 地球型生命系にとっての「水」の役割 2) デザインと科学の視点から 108 どうすれば誰もが「水をのむ」で遊べる未来をつくれるか? [インタビュー] 北川力さん 122 どうすれば自分たちで「水をのむ」の仕組みをつくれるか? [インタビュー] ヘンリー・グロガウさん 3) 調和・喜び・からだの視点から 140 どうすれば私たちは「水をのむ」を愛し、楽しめるか? [インタビュー] 牧野俊博さん 146 糸波の構造|若水取りってなんだ? 156 道の具|琉球ガラス 158 いま、うしなわれつつある風景|かばたの水を汲んで飲む 160 [寄稿] 詩人たちの「飲水」事情 施小煒さん 4) 道具と知恵の視点から 170 どうすれば「水をのむ」をこの手でつくり出せるか? [インタビュー] 小濱さん一家 184 「水をのむ」で健康な体をつくるには? [探究者へのQ&A] 森下克也さん 190 「水の器」探究地図 192 ハンドツール|Lifestraw & Sawyer 194 やってみた。|神田川の泥水を啜る 196 一隅から|オノ暮らし 205 Chapter3 新百姓の見方 206 人間の創造性を解放する『建築』って? [寄稿] 連勇太朗さん 208 23世紀の昔話|アリとキリギリス 212 YABABON [001号参考図書] 214 MUSIC / MOVIES 220 『新百姓』99のテーマ 222 なんで『新百姓』は99のテーマを探究するの? 232 新百姓に至る問いの変遷 234 「あなたは間違っていない」001号 編集後記にかえて 236 ヨハクの付録 244 写真解説
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地域が主役の自治体災害対策 参加・協働・連携の減災マネジメント | 阪本 真由美
¥2,750
学芸出版社 2025年 ソフトカバー 224ページ 四六判 縦188mm 横127mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 想定外の災害を地域主体のボトムアップ型で乗り越えるには「連携」と「協働」、組織をつなぐ「コミュニケーション」が不可欠だ。自治体の業務マネジメント、応急対策、避難所運営を、阪神・淡路、熊本、能登半島の地震、西日本豪雨の経験から語る。今後、起こりうる南海トラフ地震を乗り越えるために求められることは何か。 - 目次 - はじめに 第1章 市町村の災害対策を機能させる 1. 日本の災害対策システムの特徴と課題 2. 災害対策システムができるまでの動き 3. 災害が起きた時の対応体制 4. 確立されていない災害対策本部の設置基準 5. 災害対策本部の設置から運営まで 6. 想定外の災害に備えるための組織マネジメント 7. 災害マネジメント人材を育成する 第2章 被災市町村の災害時業務マネジメント 1. 熊本地震(2016年)にみる益城町の対応 2. 住民の目線で考える業務継続計画 3. 阪神・淡路大震災(1995年)で被災した芦屋市の窓口業務再開 4. 東日本大震災(2011年)で被災した釜石市の窓口業務再開 5. 窓口業務再開の手順と工夫 6. ワンストップ窓口の設置と被災者支援の質の向上 7. 災害時の行政サービスの継続 第3章 大規模広域災害を乗り切る自治体間連携―2011年東日本大震災 1. 重要な役割を担う自治体間の応援協力 2. 宮城県にみる県域の受援情報把握の課題 3. 自治体の自主的な連携による支援 4. 被災地支援のためのロジスティクス 5. 大規模広域災害時の受援体制構築に向けて 第4章 避難所運営―災害関連死を防ぐ 1. 災害時の避難所運営をめぐる課題 2. 避難者数と避難理由を把握する 3. 避難所生活における災害関連死 4. 「動かない」と「動けない」 5. 避難所の衛生環境をめぐる課題 6. 優先されるべきなのは「公平性」よりも「必要性」 7. 多様な人との協働による避難所運営 第5章 避難情報と住民の避難行動 1. 市町村が発令する避難情報 2. どのタイミングでどの避難情報を出すのか 3. 西日本豪雨(2018年)における住民の避難行動 4. 避難スイッチをオンにするための取り組み 5. 避難情報を住民の身近な情報とするために 第6章 地域住民と自治体によるコミュニケーション型防災 1. 誰が主役となり防災を進めるのか 2. 災害時の地域コミュニティの役割 3. 地区防災計画により地域コミュニティを活性化する 4. 住民参加型の防災と市町村の役割 5. 共助により地域の災害対応力を高める おわりに - 著者プロフィール - 阪本 真由美 (サカモト マユミ) (著/文) 兵庫県立大学減災復興政策研究科教授。専門は、減災コミュニケーション、防災教育、地域防災。災害による被害を軽減するとともに、地区防災計画・個別避難計画等を通した災害に強い地域づくりに取り組んでいる。国際協力機構(JICA)で開発途上国への国際協力に携わった後に、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。人と防災未来センター、名古屋大学減災連携研究センターを経て現職。国土強靭化推進会議委員、兵庫県防災会議委員、内閣府個別避難計画作成モデル事業アドバイザリーボード委員など。令和6年防災功労者防災担当大臣表彰受賞。
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熊野古道伊勢路を歩く 熊野参詣道伊勢路巡礼 | 伊藤 文彦
¥2,200
サンライズ出版 2015年 ソフトカバー 120ページ A5横判 縦148mm 横210mm - 内容紹介 - 「お伊勢七度、熊野へ三度、愛宕さまへは月参り」。江戸時代、伊勢神宮参拝を終えた旅人が通った熊野三山への道の一部は世界遺産にも指定されている。全長約200㎞の道を詳細な地図と名所解説で構成した歩き旅人必携の本。これ一冊あれば迷わず歩ける現代版名所図会。 電子書籍版も発売中。詳しくは各電子書籍サイト(Amazon等)でご覧ください。 - 目次 - 聖地を結ぶ巡礼道 熊野古道伊勢路全体図 壱區 内宮から田丸をへて瀧原宮へ ①伊勢から田丸 ②田丸から柳原橋 ③柳原橋から坂瀬峠 ④坂瀬峠から阿曽駅 弐區 荷坂峠から馬越峠をへて尾鷲へ ⑤阿曽駅から荷坂・ツヅラト分岐点 ⑥荷坂・ツヅラト分岐点から加田石仏道標 ⑦加田石仏道標から海山郷土資料館 ⑧海山郷土資料館から民謡尾鷲節歌碑 参區 尾鷲から八鬼山を越え花の窟へ ⑨民謡尾鷲節歌碑から賀田羽根の五輪塔 ⑩賀田羽根の五輪塔から西行松の跡 ⑪西行松の跡から花の窟 四區 花の窟から本宮道をへて熊野本宮へ ⑫花の窟から阪本の亀石 ⑬阪本の亀石から楊枝川集落の売店 ⑭楊枝川集落の売店から伊勢路・中辺路合流点 -紀伊山地の参詣道ルール- ⑮伊勢路・中辺路合流点から熊野本宮大社・湯の峰温泉 五區 熊野三山巡拝 ⑯猪岩橋から新宮 ⑰熊野川下り(下船場)から小狗子峠 ⑱小狗子峠から那智の大滝 六區 花の窟から七里御浜沿いに熊野速玉大社へ ⑲花の窟から道の駅パーク七里御浜 ⑳道の駅パーク七里御浜から熊野速玉大社 世界遺産「熊野参詣道伊勢路」の歴史と価値 旅支度あれこれ 計画の立て方 費用 プンニング例 持ち物 熊野古道伊勢路エリアへのアクセス 歩くときの注意点 沿道宿泊施設 観光情報を収集できる施設 周辺の祭り・イベント 索引 - 著者プロフィール - 伊藤 文彦 (イトウ フミヒコ) (著) 1976年大阪生まれ。大阪大学文学部卒。学生時代はバックパッカーとして世界を巡る。2006年から三重県教育委員会文化財保護技師。2010~2012年世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保護を担当、紀伊半島大水害からの復旧等に取り組む。2012年から「伊勢から熊野へ聖地巡礼歩き旅復活プロジェクト」を主宰、伊勢神宮から熊野三山まで熊野参詣道伊勢路を完全踏破し、講演会等で巡礼歩き旅の復活を訴える。2014年から筑波大学大学院世界遺産専攻在学中。三重県立斎宮歴史博物館勤務。好きな文化遺産は「ストーンヘンジ」「シルクロード」「和食」。
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歩く旅の本 : 伊勢→熊野 | 福元 ひろこ
¥1,980
SOLD OUT
東洋出版 2013年 ソフトカバー 239ページ 14.8 x 1.8 x 21.1 cm - 内容紹介 - ======================= あなたも歩ける、熊野古道イラストマップ付いてます! ======================= 「歩くことに興味がありますか? 熊野古道に興味がありますか? どちらもない? だとしたら、私と同じです。正確には、少し前の私と同じです」 スペイン・カミーノで「歩く旅」の魅力を知った著者が、また導かれるようにして、 日本の「熊野古道」を歩きました。 本書は、伊勢神宮から熊野本宮大社まで、世界遺産の熊野古道(伊勢路+中辺路)を女子ひとり巡った、 汗と涙と笑いが満載の痛快旅エッセイです。 灼熱の太陽のもと、執拗なアブ軍団に追い回されたり、さびれた峠にビクビクしたり、 「失恋したのか?」とからかわれたり……。その過程は、笑いあり、涙あり、人情ありの珍道中。 読んでいると、まるで一緒に旅をしているような気持ちになります。 また実際に熊野古道を歩いていただけるように、「歩く旅」のノウハウや現地情報をコラムにまとめ、 熊野古道の豪華イラストマップも付けました。 歩いた先に見えた景色とは? なぜ人々は熊野を目指したのか? 歩いたことで出逢えたものとは? きっと、自分自身の答えを見つけに、歩きに行きたくなるはずです。
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山と言葉のあいだ | 石川 美子
¥2,860
ベルリブロ 2023年 ハードカバー 288ページ 四六判 縦194mm 横131mm 厚さ22mm - 内容紹介 - 山を見つめ人と本を見つめる書き下ろしエッセイ集。パリ、アヴィニョン、シャモニー、グルノーブル、などの場所。ラスキン、デュマ、スタンダール、永井荷風、幸田文、須賀敦子、などの文章。深い外国体験と東西文学の素養に裏打ちされ、ゆくりなく想起される過去の風景や言葉をきっかけに、人生の美しさと哀しみが綴られる。読み返すたびに静かな感動と新しい発見がある十一の物語。 目次 遠い記憶の引きだし ラスキンの石の隠れ場 セザンヌの山とミヨー家の庭 沈黙の修道院と黒い鳥 デュマの熊のステーキ シャモニーの裏山のフキ 白いアルヴ川と荷風の物語 名前とは最後のため息 故郷の山に帰るスタンダール 山を生きる人たちの言葉 静かな背中の山と本 - 著者プロフィール - 石川美子 (イシカワヨシコ) (著/文) 著書に『自伝の時間』(中央公論社)『旅のエクリチュール』(白水社)『青のパティニール 最初の風景画家』(みすず書房)『ロラン・バルト』(中公新書)。訳書にロラン・バルト『零度のエクリチュール』『記号の国』『ロラン・バルトによるロラン・バルト』『喪の日記』、フリゾン=ロッシュ『結ばれたロープ』(みすず書房)、モディアノ『サーカスが通る』(集英社)、フェーヴル『ミシュレとルネサンス』(藤原書店)など。
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地球再生型生活記 土を作り、いのちを巡らす、パーマカルチャーライフデザイン | 四井 真治
¥2,090
アノニマ・スタジオ 2023年 ソフトカバー 272ページ 四六判 - 内容紹介 - 生ゴミを堆肥に変え、土を肥やし、作物を育てる。人が暮らすことで、微生物や生きものの多様性が生まれ、その土地がより豊かになる。人間本来の役割を考え、これからの暮らし方を伝える、パーマカルチャーライフの入門書です。 - 目次 - 1章 人は地球のガン細胞なのか? 地球は巨大な生命体 ガイア理論 ウイルスは地球に免疫細胞 大量絶滅は進化のきっかけをつくってきた 人類の存在意義とは何か 2章 持続可能な暮らしができるまで パーマカルチャーとは何か パーマカルチャーとの出合い 山村の古民家でのパーマカルチャー 等身大のライフスタイルを求めて八ヶ岳へ 家族で始めた持続可能な暮らしの生活実験 林を開墾して得た気付き 農とは何か 植生遷移のコントロール 生活実験の中で気づいた人間本来の役割 竹林の存在で成り立つ持続可能な暮らし 持続可能な暮らしを作るということ 3章 持続可能な暮らしの仕組み 土をつくる(堆肥作り、堆肥小屋など) 農園をデザインする(コンターガーデン、コンパニオンプランツなど) 水をめぐらす(バイオジオフィルター、雨水利用など) エネルギー&資源を活用する(太陽熱、竹、畑の恵みなど) 道具をあつかう(古道具、動力機など) 4章 いのちとは何か 持続可能な暮らしは「土ができる暮らし」(命とは集める。自己組織化) いのちとは何か 40億年続く仕組み(命とは集め、蓄え、死は拡散する。この連続が自己組織化すると循環という持続する仕組みになる) 生物多様性の本当の意味(ポジティブフィードバックほか) 人間の本当の存在意義 巻末:これまでのおもな仕事集 - 著者プロフィール - 四井真治 (ヨツイシンジ) (著/文) パーマカルチャーデザイナー。株式会社ソイルデザイン代表。信州⼤学農学部森林科学科にて緑化⼯学を修⼠課程修了、緑化会社にて営業・研究職、⻑野県で有機農業、有機肥料会社勤務を経て2001年に独⽴。同時期から築130年の古⺠家と農地でパーマカルチャーを実践し、2005年の愛知万博のナチュラルフードカフェ&オーガニックガーデンのパーマカルチャーデザインと施⼯指導を手掛け、プロとして活動し始める。2007年から⼭梨県北杜市へ移住し、社会の最⼩単位である家族だけでどこまで暮らしを築いていけるかの⽣活実験を15年続けている。パーマカルチャーセンタージャパン講師、東北芸術工科大学コミュニティーデザイン学科非常勤講師、環境省「つなげよう、支えよう森里川海アンバサダー」プロジェクトメンバーなどを務める。千葉県⽊更津のクルックフィールズ、⻑野県軽井沢の⾵越学園の「いのちのつながりプロジェクト」の監修なども手掛けている。著書に「地球のくらしの絵本」シリーズ(農⽂協)。
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だれも教えてくれなかった エネルギー問題と気候変動の本当の話 | ジャン=マルク・ジャンコヴィシ, クリストフ・ブラン, 古舘 恒介(翻訳), 芹澤 恵(翻訳), 高里 ひろ(翻訳)
¥2,750
河出書房新社 2023年 14歳の世渡り術プラス ハードカバー 200ページ B5変形 縦249mm 横190mm 厚さ19mm - 内容紹介 - フランスを牽引するエネルギーの専門家と漫画家がマンガ形式で各エネルギーの歴史と功罪、環境問題の解決手段まで、ユーモアと知性あふれる議論を闘わせる。仏56万部超のベストセラー。
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石の辞典 | 矢作ちはる, 内田有美 (イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2019年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - トンガ坂文庫でも人気のある雷鳥社さんの辞典シリーズ。 本物そっくりの石はなんと全てイラスト。 石も、ページをめくるごとに硬度が上がって硬くなっていくという面白いこだわり。 自然が生み出した美しい造形の石が115点、 さらに世界中の石にまつわる文化や伝承まで幅広く収録されています。 手のひらサイズで持ち歩きにも便利なのもポイントです。
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星の辞典 | 柳谷杞一郎
¥1,650
雷鳥社 2016年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 手のひらサイズのビジュアルブック。「辞典」シリーズ第3弾! 神秘的で奥が深い星座や天体について、豊富な写真とイラスト付きで紹介します。もちろん、辞典なので用語などの詳しい解説や豆知識もしっかり掲載。星(星座)・宇宙・月の3つの章で構成しており、星座の章では88星座を網羅していますので勉強にも役に立ちます。 「辞典」シリーズならではの、文庫本サイズのハードカバーに288ページのボリューム。コロンとしたサイズ感も健在です。 カバーデザインもこれまでの星の本にはない斬新さ。プレゼントにも最適の一冊です。 - 著者プロフィール - 柳谷杞一郎 (ヤナギタニキイチロウ) (著/文) 写真家・編集者。1957年広島生まれ。修道学園中・高等部、慶應義塾大学文学部卒。「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。写真でわかる謎への旅シリーズ「イースター島」「マチュピチュ」、「大事なことはみんなリクルートから教わった」「ぼくたちの論語」(すべて雷鳥社)など著書多数。
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草の辞典 野の花・道の草 | 森乃おと, ささきみえこ(イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2017年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 野や散歩道でよく出会う、「あの」草花の名を知っていますか? 人気の「辞典シリーズ」第四弾! ! 「ハコベ」「ナズナ」「イヌフグリ」「ワレモコウ」……。 本書は、散歩道でよく見かける春夏秋冬の草花193種の美しい写真と、それぞれの花言葉を載せています。第二章では、草や花にまつわる言い回しや季語、名言などを集め、コラムでは「食事の時間」「お茶の時間」「癒しの時間」に分け、可愛いイラストとともに、〝スイバのスープ〟〝シロツメクサ茶〟〝ドクダミ化粧水〟など、野の草花を使った手づくりの料理やお茶、コスメなどのレシピを紹介します。第三章では薬草・毒草をまとめています。知れば知るほど、野の花や道の草が愛おしくなり、温かな気持ちとなれる一冊です。
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菜の辞典 | 長井史枝, 川副美紀 (イラスト)
¥1,650
雷鳥社 2019年 ハードカバー 320ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 1年中目にするものから、ちょっと珍しいものまで、約180種の野菜を、美しいイラストとともに紹介。旬の時期・選び方・保存方法・食べ方・栄養素・効能効果なども端的に掲載。辞典シリーズらしいオシャレさ、可愛らしさはそのままに、実用としての使いやすさも兼ね備えた1冊です。 目次 はじめに この本の使い方 各栄養素のはたらきと食事摂取基準 からだを癒す野菜 ベジブロス インデックス - プロフィール - 長井史枝 (ナガイフミエ) (著/文) ライター。野菜ソムリエ。リトルプレス『BonAppétit』発行人。人物インタビューや店舗取材のほか、料理・スイーツのレシピ本制作にも多く関わる。著書に『田舎・郊外でお店、はじめました。』(雷鳥社)、関連書籍に『オープンサンドレシピブック』(誠文堂新光社)など。 川副美紀 (カワゾエミキ) (イラスト) イラストレーター。女子美術大学産業デザイン科卒。植物・ガーデニング・料理・スイーツ・インテリアなど、生活の身近な情景を描く。著書に『ケーキ物語』『クッキー物語』(講談社)、『あかちゃんスイートメモリー』(梧桐書院)など。
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空の辞典 | 小河俊哉
¥1,650
雷鳥社 2014年 ハードカバー 319ページ 15.2 x 10.2 - 内容紹介 - 写真に癒され、お天気の勉強にもなる、手の平サイズの魅せる辞典! 四季や天候をあらわす空の言葉を、 雲・風・雨・雪・霧・光・色 の7つのテーマにわけて紹介。言葉にはそれを表す写真が添えられ、目で確認しながら、より具体的に意味を理解することができます。また、空はときどき、わたしたちの心を癒してくれるときがあります。そんなメッセージもところどころにさりげなく登場し、辞典でありながらも、心の栄養となるエッセンスも含んだ本です。老若男女問わず、プレゼントにも最適!
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海の辞典 | 中村 卓哉
¥1,650
雷鳥社 2012年 ハードカバー 288ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 海にまつわる素敵な言葉を四季折々の美しい海の写真とともに綴る。 目次 1 海の色・音・風 2 波・潮の名前 3 海と海まわりの呼び名 4 海の季節・時間・場所 5 海のたとえ (心・人生 行動・状況・他) 6 海にまつわる大切なことば
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奇妙で不思議な土の世界 | 英国王立園芸協会(監修), ウェンジア・タン(イラスト), ジャクリーン・ストラウド, マーク・レッドマイル=ゴードン, 林 健太郎(監修 | 翻訳), 北川 玲(翻訳)
¥2,420
創元社 2024年 ハードカバー 64ページ A4変型判 縦288mm 横237mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 土は、人間を含め、地球上のさまざまな生きものの暮らしを支えてくれる大事な存在ですが、私たちは土の性質や役割についてどれほど知っているでしょうか。 本書では、土の成分やさまざまな土の性質、生きものとのかかわり、自然環境のなかでの役割など、土と土がもたらす恩恵を、科学的な視点からわかりやすく説明しています。 複雑で、興味深い土の世界を楽しみながら学べる、科学絵本の傑作! ***** 土とそのまわりには、いろいろな生きものがいます。昆虫、ミミズ、菌類、そして目には見えない細菌たちが暮らしています。土は、栄養や水、有機物をたくわえて命をはぐくみます。あなたの足元にある土は、じつはとても複雑で興味深い世界なのです。 土はどこにでもありますが、意外と知られていないことがたくさんあります。 ・雨がほとんど降らない砂漠では、植物はどうやって生きのびているのでしょうか? ・ある菌類の大きさは、東京ドーム200個分ほどあるそうですが、信じられますか? ・土の扱い方ひとつで、地球温暖化の進行をおくらせることができると知っていますか? この本を読んで、土の性質や役割、土と生きものの関係を学びましょう! - 目次 - 〈もくじ〉 土はなぜ必要なの? 地球温暖化 土を構成するもの 土の層 土のなかの世界 作物の地上部と地下部 作物を育てる ミミズの仕事 分解 乾いた土 湿った土 美しい湿原 太陽と風と雨 夜に活動する生きもの 菌類の王国 すばらしいミミズたち 驚異のモグラたち 穴掘り名人 背骨のない動物たち アリの国家 小さな生きものたち 微生物のはたらき きらりと光るもの 世界の地表 土から砂へ 月の砂 植物は火星で育つの? 土を科学しよう 土を大切にしよう ことばの説明 監訳者解説 さくいん - 著者プロフィール - 英国王立園芸協会 (エイコクオウリツエンゲイキョウカイ) (監修) 園芸の普及、園芸愛好家への奉仕を目的とするイギリスの特別公益法人。1804年に設立されたロンドン園芸協会を前身とする(1861年に王立勅許取得)。植物に関する情報の発信のほか、世界の園芸動向に影響を与える「チェルシー・フラワー・ショー」の開催、協会所有の伝統的な庭園の維持管理などを行う。 ウェンジア・タン (ウェンジア タン) (イラスト) イラストレーター。メリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アート卒業。作画担当:Humongous Fungus (DK Children,2021);Eureka!: A Big Book of Discoveries (Little Tiger, 2021); Up & Down:Explore the World Above and Below! (Victionary, 2018) ほか。 ジャクリーン・ストラウド (ジャクリーン ストラウド) (著/文) ウォーリック大学生命科学部助教。土壌学者。主な研究テーマは、ミミズの生物学および生態学、生物多様性のモニタリング、土壌音響学、市民科学。 マーク・レッドマイル=ゴードン (マーク レッドマイル ゴードン) (著/文) 英国王立園芸協会の土壌および気候変動部門の研究主幹。土壌生物学、生態系における栄養素の循環などのプロジェクトに携わる。 林 健太郎 (ハヤシ ケンタロウ) (監修 | 翻訳) 総合地球環境学研究所教授。北海道大学工学部卒業、同大学院を経て、東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科修了。博士(農学)。専門分野は生物地球化学、土壌学。主な研究対象は窒素循環と窒素の持続可能な利用。論文多数。主な著書に『図説 窒素と環境の科学』(朝倉書店)、『薫風のトゥーレ』(幻冬舎)がある。環境科学会論文賞、大気環境学会論文賞、日本土壌肥料学会奨励賞、日本土壌肥料学会賞ほか受賞。
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山の辞典 | 織田 紗織, 川野 恭子(著/文)
¥1,650
SOLD OUT
雷鳥社 2024年 ハードカバー 320ページ A6変形判 - 内容紹介 - 日本は、国土の7割以上が山地を占める「山国」である。 山を知ることは、自国を知ること。 地形が美しい山(地)、山小屋が魅力的な山(荘)、花が微笑む山(花)、海が見える山(海)、紅葉が見事な山(紅)など。本書では「これを楽しむならここ!」という、おすすめの山を10の章に渡って、写真と文章で紹介しています。ページの途中には、 山にまつわるコラムやメッセージ、山の色々な表情を連想させる 龍山千里のコラージュも。すでに登山を楽しんでいる人も、まだ登ったことがない人も、山の風景にドキドキして、そこにいる自分を想像できる1冊です。 前書きなど 「なぜ、わざわざしんどい思いをして山に登るのか」と、よく聞かれる。(一部省略)一番の理由は、山を歩くと生きていることを実感できるのだ。頭を空っぽにしてひたすら登ると、細胞が生まれ変わっていく気がするのだ。ーーー(はじめにより) - 著者プロフィール - 織田 紗織 (オリタ サオリ) (著/文) 浅草橋の写真アトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」を主宰。“写真を形あるものに残そう”をテーマに、写真雑貨制作やワークショップを開催。またギャラリーでも公募写真展を企画するなど、様々な写真イベントの企画活動を行っている。著書に『写真を楽しむ133のネタ帖』『フォトブックレシピ』『写真でつくる雑貨』(雷鳥社)などがある。個人レーベル「mt.souvenir」で“山のおみやげ”をコンセプトに、自ら登った山で見た景色を写真にとじこめた作品や、オリジナルデザインの山グッズも制作。好きな山:白馬岳、立山 川野 恭子 (カワノ キョウコ) (著/文) 写真家。日常と山を並行して捉えることにより、自身に潜む遺伝的記憶と死生観の可視化を試みる。撮影、執筆、講師、テレビ出演(NHK「にっぽん百名山」ほか)など、多岐に渡り活動。Steidl Book Award Japan ロングリストノミネート。京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)通信教育部美術科写真コース卒業。著書に『山を探す』(リブロアルテ)、『When an apple fell, the god died』(私家版)、『いちばんていねいでわかりやすい はじめてのデジタル一眼 撮り方超入門』(成美堂出版)などがある。好きな山:黒部源流、尾瀬
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世界に学ぶ自転車都市のつくりかた 人と暮らしが中心のまちとみちのデザイン | 宮田 浩介, 小畑 和香子, 南村 多津恵, 早川 洋平
¥2,640
学芸出版社 2023年 ソフトカバー 256ページ 四六判 - 内容紹介 - 子どもも大人も使える便利でエコで健康的な移動手段、自転車。その利用を伸ばす環境整備が、車より人が中心の交通への回帰のため、持続可能な社会のために、世界で進められている。各地の「おのずと自転車が選ばれる」まちづくりを、ニーズ、デザイン、都市戦略から解説し、自転車×まちの未来を展望。設計カタログも収録。 目次 ニーズ――― 人々の暮らしと自転車 デザイン―― 自転車環境のデザインと実装 都市戦略―― 社会の中の自転車政策 まえがき 第1部 世界の先進/新興自転車都市 1章 コペンハーゲン 世界の日常自転車ルネッサンスを刺激する街 ――(宮田浩介) ニーズ 自転車が暮らしに溶け込んだ「ライフ・サイズの街」 デザイン デザイン思考=ユーザー目線の「バイシクル・アーバニズム」 都市戦略 たゆみなき自転車環境整備は民主的な都市のため 2章 オランダ 世界一子どもが幸せな「自転車の国」の設計図 ――(宮田浩介・早川洋平) ニーズ 利用度ナンバー1の国の「ママチャリ」文化 デザイン 圧倒的に安全快適なインフラの充実と洗練 都市戦略 「人の造った国」オランダと自転車の半世紀 3章 ニューヨーク 闘う交通局長がリードした北米のストリート革命 ――(宮田浩介) ニーズ アメリカ随一の都市が求めていた脱・車中心の街路 デザイン 戦略とデータで街路を変えたサディク=カーン交通局長 都市戦略 北米各地で進む、人のためのストリートの復権 4章 ロンドン 自転車を広め、そして忘れた国の日常利用再興 ――(宮田浩介) ニーズ 漱石に「自転車日記」を書かせた街の今 デザイン 自転車の都への回帰というパズルの様々なピース 都市戦略 健やかな発展のための全国的「アクティブ交通」推進 5章 パリ 自転車メトロポリスを現実にする市長のリーダーシップ ――(小畑和香子) ニーズ 自由が乱れ咲く都の交通空間格差 デザイン 強きを抑え平等をもたらす街路再編の本気度 都市戦略 コンパクトでみなにやさしい光の街のビジョン 6章 ドイツ 車依存からの脱却を! 市民が先導するモビリティシフト ――(小畑和香子) ニーズ 道と未来を車から取り戻す鍵としての自転車 デザイン 車中心から人中心へ、自転車インフラ刷新は進行の途上 都市戦略 「自転車の国」の夢を語る車大国の現在地 第2部 日本の自転車政策ーー現状と展望 7章 滋賀 市民発の、ツーリズムによる自転車まちづくりの展開 ――(南村多津恵) ニーズ 環境保護アクションとして始まった湖国の自転車まちづくり デザイン 市民による草の根のサイクルツーリズム整備 都市戦略:自転車まちづくりは市民と行政のチームワークで 8章 日本<総論> 今よりもっと自転車が選ばれる社会へ ――(宮田浩介・早川洋平) ニーズ 顧みられてこなかった豊かな日常自転車文化 デザイン ユーザー目線が抜け落ちた日本の自転車インフラ 都市戦略 日本のまち×自転車の未来をめぐる5つのポイント 9章 設計カタログ 世界品質の自転車通行空間デザイン ――(早川洋平) あとがき - 著者プロフィール - 宮田 浩介 (ミヤタ コウスケ) (著/文 | 編集) 日本自転車大使館(Cycling Embassy of Japan)、バイシクルエコロジージャパン、自転車活用推進研究会所属。専門である語学や文学の経験を活かし、自転車利用を推進する世界各地の人々と交流。ニューヨークの街路改革に関わってきた市民団体が発行するビジョン・ゼロ・シティーズ・ジャーナルに “The Unique Safety of Cycling in Tokyo”(東京における自転車利用の安全面の特性)を寄稿するなど、国内外の自転車政策について発信している。 小畑 和香子 (オバタ ワカコ) (著/文) ドイツ在住。移住以来、会社勤めの傍ら持続可能な交通転換を目指す市民活動に参加。3件の自転車市民決議(州民/市民請求)に携わり署名活動キャンペーンやSNSなどを担当。ADFC(ドイツ自転車クラブ)、VCD(ドイツ交通クラブ)会員。カーゴバイクシェアシステム運営スタッフ。自転車カーゴトレーラー企業勤務。 南村 多津恵 (ミナミムラ タズエ) (著/文) 市民活動コーディネーター、環境カウンセラー。くうのるくらすの創造舎代表。輪の国びわ湖推進協議会運営委員。一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク・エコ交通研究会の事務局を務め、エコ通勤や自転車通勤の普及に取り組む。共著書に『サイクルツーリズムの進め方』ほか、滋賀と京都で自転車のガイドブック4冊を制作。 早川 洋平 (ハヤカワ ヨウヘイ) (著/文) 日本自転車大使館(Cycling Embassy of Japan)所属。自転車に関する政策や法律の国際比較、実地レポートをブログで発信。政策形成に影響を及ぼした研究の問題点の検証にも取り組んでいる。雑誌掲載論文に「世界の潮流から外れる日本の自転車政策」がある。
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川6 michi | 荒川 晋作, 関川 徳之 , 川
¥1,700
オークラ出版 2024年 ソフトカバー 128ページ B5変形 - 内容紹介 - スケートボードのシーンを撮り続ける撮影者集団「川」が作る書籍シリーズ。 日本全国各地を流れる路上で滑り続けるスケーターたちを追い、とどめるべきと感じた“今”を撮る。 スケーターをはじめ、「川」が出逢った芸術家・作家のインタビューや寄稿も掲載。 写真と文で表現する、スケートボードそのものの様に自由で柔軟な本です。 川 6 michi スケートボードを続けて何になる?行く先は誰も未だ知らず。そのひと漕ぎが道となる。行けばわかるさ。迷ってもいい。ただ穏やかなだけじゃ退屈だ。まだまだ続く未知の道。 出演者 ・戸倉 大鳳 / Taiho Tokura :スケーター ・山岸 史弥 / Fumiya Yamagishi :スケーター ・東芝 美津子 / Mitsuko Toshiba :スケートボード映像作家 ・奥脇 賢二 / Kenji Okuwaki aka jewrry :スケートショップオーナー ・村上兄弟 / Murakami bros :スケートパークビルダー ・エレメントスケートキャンプ / ELEMENT SKATECAMP :未来の可能性に溢れた若者たち ・その他、数多くのスケーターたち
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冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ | 山本 高樹
¥1,980
雷鳥社 2020年 ソフトカバー 288ページ A5横判 縦188mm 横148mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 第6回「斎藤茂太賞」受賞。一般社団法人日本旅行作家協会(会長/下重暁子、会員数180人)が主催する「斎藤茂太賞」の選考会が2021年7月8日(木)に行われ、第6回受賞作に山本高樹『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』が選ばれました。 インド北部、ヒマラヤの西外れの高地、ザンスカール。冬になると他の都市をつなぐすべての道が雪と氷に閉ざされるが、厳寒期の1、2月になると、凍結したザンスカール川を歩いて行き来できる幻の道が現れる。この「チャダル」と呼ばれる道を辿る旅は、遠い昔からザンスカールの人々によって受け継がれてきた稀有な伝統であり、世界中のトレッカーにとって憧れの旅路でもある。 しかし、冬のザンスカールの真の姿を見届けるには、チャダルを歩いて辿り着ける場所からさらに奥へと踏み込んでいかなければならないことは、あまり知られていない。 ザンスカールの最深部の山中にある僧院では、「プクタル・グストル」という祭礼が行われると伝えられている。真冬のこの祭りを見届けるため、マイナス20℃にもなる極寒の世界の中、著者が約4週間かけて歩きぬいた苛烈な旅を、詳細に記した紀行文。 ふんだんに掲載された真冬の街、人々、生活を捉えた写真は、資料としても価値のある一冊。 - 目次- 第一章 ザオ・ニンパ 第二章 チャダル 第三章 ルンナク 第四章 プクタル 第五章 ミツェ - 著者プロフィール - 山本高樹 (ヤマモトタカキ) (著/文 | 写真) 著述家・編集者・写真家。1969年岡山県生まれ。出版社での勤務を経て、フリーランスに転身。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダック地方に長期滞在して取材を敢行。以来、ラダックでの取材をライフワークとしながら、『地球の歩き方インド』『地球の歩き方タイ』をはじめとする取材・撮影・執筆などで、世界各地を巡る日々を送っている。2015年からはラダックを中心とした地域で現地発着ツアーのガイドも務めている。主な著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)、『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』(ダイヤモンド社)など。
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図解でわかる14歳からの自然災害と防災 | 社会応援ネットワーク
¥1,650
太田出版 2022年 ソフトカバー 96ページ 25.7 x 18.2 x 0.8 cm - 内容紹介 - 「エレベーターで地震にあったら?」 「ペットも避難所に連れて行っていい?」 こんな時、どうしたらいいんだろう? 日頃の備えから、被災時の対応のしかたまで、 身近で素朴な疑問に専門家がこたえます。 今日から使える知識やテクニックが盛りだくさん! 学級文庫や防災教育、教職員勉強会、地域の防災訓練、授業などに最適な1冊! 「マグニチュードと震度ってどう違うの?」 「富士山って、噴火するの?」 「障がいのあるきょうだいがいます」 「自宅避難中に断水。トイレは?」 「被災地を支援したい」 Q&A方式で読みやすい! わかりやすい! 中高生から特にリクエストの多かった質問から、 防災を“自分ごと"として考えてみよう。 【もくじ】 ●はじめに 災害と向き合う ●PART1 その時、こう動こう 緊急地震速報の音がこわいんだけど…。 地震が来た! どうしよう? エレベーターで地震にあったら、閉じ込められちゃうのかな? 家に帰る途中で大きなゆれ! こんな時、どうしよう? 地震で電車が止まって帰れない。どうしよう? 家族バラバラで連絡も取れない。どうしたらいい? 災害が起きても、家で過ごすことができるの? 余震がこわい。でも、おふろには入っておきたい。大丈夫かな? ●PART2 避難生活に備えよう 自宅避難中に断水。トイレはどうすればいい? 避難所ではどんなことに困るの? 避難する時、何を持っていけばいい?みんなはどうしているの? 避難場所と避難所って、どう違うの? 大きな地震があったら、避難所に行くことになるの? 足腰の弱いおばあちゃんと2人きりで地震にあったらどうしよう? 避難所のトイレのイメージ最悪だけど、大丈夫なの? ペットも家族だから、避難所に連れて行ってもいい? ●PART3 災害の仕組みを知ろう 日本は昔からこんなに災害が多かったの? 「この地震による津波の心配は…」って、よくTVでみるけれど…。 TVでよく専門家が使っているマグニチュードと震度って、どう違うの? 富士山って、噴火するの? 海外ってハリケーンや水害が多いイメージなんだけど…。 日本の避難所や仮設住宅ってすごくしょぼいけど、海外もあんな風なの? 災害映像をみると自然がこわくなる。あんな自然を相手に、防災できるの? 災害や防災をテーマにした本や映画ってあるのかな? ●PART4 判断できるようになろう 被災するかもしれない、ということを実感できない。 防災っていえば地震対策が多いけど、私は大雨対策のことも知りたい。 大雨の時、避難するべきか迷う。どう判断すればいい? もしもの時に役立つ情報、調べ方が知りたい。 耳が聞こえない私にも、災害の時にできることってあるかな? とっさの時に、足りないものはどうやって補えばいいの? 現地には行けないけど、被災地を支援したいな…。 自分がもし被災したらと思うと、こわい。 ●Column 災害を語る 1 雁部那由多 2 小島汀 3 末永寿宣 4 齋藤幸男 ●終わりに 自分ができることからはじめましょう
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ラダック旅遊大全 | 山本 高樹
¥2,200
雷鳥社 2023年 ソフトカバー 224ページ B6変判 縦182mm 横129mm 厚さ16mm - 内容紹介 - ようこそ、空と山々が出会う地へ。 インド北部、ヒマラヤの西外れに位置する山岳地帯、ラダック、ザンスカール、スピティ。平均標高が3500メートルにも達する苛烈な環境にあるこれらの土地では、古くからチベット仏教を信仰する人々が、祖先から受け継いできた素朴な伝統文化と生活様式を守りながら暮らしています。 足かけ十数年にわたってこの地での取材をライフワークとしてきた著者が、その過程で蓄積した膨大な情報を整理してまとめたのが本書となります。各地の街や村、僧院などの詳細な解説をはじめ、2019年に外国人の入域が許可されたばかりの地域の情報や、各地で延伸が続けられる道路の最新状況なども網羅。ラダックを旅するためのガイドブックとして決定版と呼べる内容であるだけでなく、綿密な現地取材に基づいた地域研究書としても価値のある一冊です。 前書きなど 広大なインドの大地、その北の端に、平均標高が3500メートルに達する山岳地帯がある。ラダック、ザンスカール、スピティ。チベット仏教を信仰し、古くからの伝統文化を守り続ける人々が数多く暮らすこの土地に、僕は魅了され、長い間、足繁く通い続けてきた。 かつては知る人ぞ知る場所であったこれらの土地に対する認知度は、最近、格段に高まりつつある。インド国内だけでなく、日本を含めた世界各国においても。数多くのインド映画のロケ地に選ばれた影響や、旅行者がWebでシェアする写真や情報の拡散によるところも大きいのかもしれない。その現象は同時に、表面的なイメージや不確かな情報の氾濫によって、これらの土地が観光資源として無闇に消費され、現地の人々の暮らしや自然環境が消耗し、変質してしまう可能性を生じさせている。 この本で僕は、ラダック、ザンスカール、スピティについて、できるだけありのままの姿を正確に記し、紹介したいと考えた。正確な情報こそが、これらの土地の本来の姿を理解するためにもっとも必要なものだと思うからだ。 この本が、かの地を実際に旅する人の手助けになればうれしいし、いろいろな都合でなかなか訪れることができない人にも、いつかその日が来ることを想像しながら読んでもらえるとうれしい。そして、かの地が直面しているさまざまな課題についても、少し考えてみてほしい。そんな思いを込めながら、僕はこの本を書いている。 ようこそ、空と山々が出会う地へ。 - 著者プロフィール - 山本高樹 (ヤマモトタカキ) (著/文 | 写真) 著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダックとザンスカールに長期滞在して取材を敢行。以来、この地域での取材をライフワークとしながら、世界各地を飛び回る日々を送っている。本書のほか、主な著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)、『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間』『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)など。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞。
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空間の未来|ユ・ヒョンジュン(兪炫準), オ・スンヨン(呉順瑛)(翻訳)
¥2,200
クオン 2023年 ソフトカバー 372ページ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ22mm - 内容紹介 - 望ましい未来を創造する鍵は、階層間移動を可能にする〈新しい空間〉にある いま韓国でもっとも注目される建築家が、住宅、学校、会社、商業施設、自然環境などの問題を通じて語る、ポストコロナ時代の革新的な都市文明論。 韓国で10万部超のベストセラー 東方神起のチャンミン、SHINeeのオンユらが愛読し、テレビのトーク番組でも絶大な人気を誇る著者の代表作! *本書のカバーにはカラフルなチリが漉き込まれた用紙を用いています。ピンク色などのチリがランダムに表れ、一冊一冊表情が異なります。 - 目次 - 日本語版序文:もっとも似ている二つの国 はじめに:感染症は空間を変え、空間は社会を変える 1章:庭のようなバルコニーのあるマンション 2章:宗教の危機とチャンス 3章:千人の生徒、千通りの教育課程 4章:出勤は続くのか 5章:感染症は都市を解体させるだろうか 6章:地上に公園を生み出す自動運転地下物流トンネル 7章:グリーンベルトの保存と南北統一のためのエッジシティー 8章:商業施設の危機と変化 9章:青年の家はどこにあるのか 10章:国土をバランスよく発展させる方法 11章:空間で社会的価値を作り出す おわりに:気候変動と感染症―新しい時代を作るチャンス 訳者あとがき 前書きなど この本は、新型コロナウイルスの勢いがピークに達した時期に書かれた。現在は日常生活でマスクを外せるほどコロナの影響から解放されつつあるが、ここに書かれた内容はポストコロナ時代にも読まれる価値があると思う。ある人の本性を知るためには、危機に晒された時の様子を見るべきだといわれる。緊迫した危機の状況で本来の姿が現れるからだ。建築と空間、そしてその中の人間と社会も同じだ。コロナ禍のような危機に直面した際に見られる姿が、私たち人間と社会の断面を如実に見せてくれると思う。この本はそうした断面を見ようと努力した、一人の建築家の観察日記だ。私は二〇歳の頃からずっと、空間と人間の関係について考え続けてきた。建築空間は人間の姿を映す鏡と同じだ。建築空間を見ると人間の姿を類推することができる。建築空間が変われば人間は変わり、同じく人間と社会が変われば建築空間も変わる。新型コロナウイルスによって新たに知ることになった人間の姿と、よりよい社会を作るためにどのような空間が必要なのかについて、私の考えをまとめたのが本書だ。 (「日本語版序文」より) - 著者プロフィール - ユ・ヒョンジュン(兪炫準)(著/文) 人文建築家。 弘益大学建築都市学部教授。ユ・ヒョンジュン建築士事務所、およびスペース・コンサルティング・グループ代表建築士。 韓国の延世大学で学士号を、MITとハーバード大学大学院で修士号(建築設計)を取得。その後、世界的な建築家リチャード・マイヤーの設計事務所での勤務を経て現職。 主要な作品として、マグハクトン(Mug Hakdong)・アチウル住宅(PLAIT VILLA)・世宗サンソン教会(The HUG)などがある。またInternational Architecture Award Chicago Athenaeum、German Design Awardなど、国内外で40以上の建築賞を受賞。 建築と社会についてさまざまなメディアで発言するとともに、テレビ番組や自身のユーチューブチャンネル(シャーロック・ヒョンジュン/ 셜록현준)への出演でも注目されている。 著書『都市は何によって生きているのか』『どこで暮らすべきか』『空間が作った空間』『空間の未来』は、韓国の人文社会分野では異例のベストセラーとなった。 オ・スンヨン(呉順瑛)(翻訳) 韓国生まれ、1995年日本留学。東京学芸大学連合大学院学術博士。 新大久保語学院池袋校校長。学習院大学・大妻女子大学で日本文学・ジェンダー・韓国語・日韓関係論など、幅広い講義を担当している。 著書に『臨床文学論 臨床心理学的に読む文学の中の〈わたし〉』(ミンソクウォン)、共著に『キーワードで読む日本文学 春に和歌を、秋には俳句を覚える』(グロセウム)、『楽しく学ぶハングル2』(白帝社)、訳書にキム・オンス『設計者』(クオン)などがある。