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奇妙で不思議な土の世界 | 英国王立園芸協会(監修), ウェンジア・タン(イラスト), ジャクリーン・ストラウド, マーク・レッドマイル=ゴードン, 林 健太郎(監修 | 翻訳), 北川 玲(翻訳)

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創元社 2024年
ハードカバー 64ページ
A4変型判 縦288mm 横237mm 厚さ13mm


- 内容紹介 -
土は、人間を含め、地球上のさまざまな生きものの暮らしを支えてくれる大事な存在ですが、私たちは土の性質や役割についてどれほど知っているでしょうか。

本書では、土の成分やさまざまな土の性質、生きものとのかかわり、自然環境のなかでの役割など、土と土がもたらす恩恵を、科学的な視点からわかりやすく説明しています。

複雑で、興味深い土の世界を楽しみながら学べる、科学絵本の傑作!

*****

土とそのまわりには、いろいろな生きものがいます。昆虫、ミミズ、菌類、そして目には見えない細菌たちが暮らしています。土は、栄養や水、有機物をたくわえて命をはぐくみます。あなたの足元にある土は、じつはとても複雑で興味深い世界なのです。

土はどこにでもありますが、意外と知られていないことがたくさんあります。

・雨がほとんど降らない砂漠では、植物はどうやって生きのびているのでしょうか?
・ある菌類の大きさは、東京ドーム200個分ほどあるそうですが、信じられますか?
・土の扱い方ひとつで、地球温暖化の進行をおくらせることができると知っていますか?

この本を読んで、土の性質や役割、土と生きものの関係を学びましょう!


- 目次 -
〈もくじ〉
土はなぜ必要なの?
地球温暖化
土を構成するもの
土の層
土のなかの世界
作物の地上部と地下部
作物を育てる
ミミズの仕事
分解
乾いた土
湿った土
美しい湿原
太陽と風と雨
夜に活動する生きもの
菌類の王国
すばらしいミミズたち
驚異のモグラたち
穴掘り名人
背骨のない動物たち
アリの国家
小さな生きものたち
微生物のはたらき
きらりと光るもの
世界の地表
土から砂へ
月の砂
植物は火星で育つの?
土を科学しよう
土を大切にしよう

ことばの説明
監訳者解説
さくいん


- 著者プロフィール -
英国王立園芸協会 (エイコクオウリツエンゲイキョウカイ) (監修)
園芸の普及、園芸愛好家への奉仕を目的とするイギリスの特別公益法人。1804年に設立されたロンドン園芸協会を前身とする(1861年に王立勅許取得)。植物に関する情報の発信のほか、世界の園芸動向に影響を与える「チェルシー・フラワー・ショー」の開催、協会所有の伝統的な庭園の維持管理などを行う。


ウェンジア・タン (ウェンジア タン) (イラスト)
イラストレーター。メリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アート卒業。作画担当:Humongous Fungus (DK Children,2021);Eureka!: A Big Book of Discoveries (Little Tiger, 2021); Up & Down:Explore the World Above and Below! (Victionary, 2018) ほか。


ジャクリーン・ストラウド (ジャクリーン ストラウド) (著/文)
ウォーリック大学生命科学部助教。土壌学者。主な研究テーマは、ミミズの生物学および生態学、生物多様性のモニタリング、土壌音響学、市民科学。


マーク・レッドマイル=ゴードン (マーク レッドマイル ゴードン) (著/文)
英国王立園芸協会の土壌および気候変動部門の研究主幹。土壌生物学、生態系における栄養素の循環などのプロジェクトに携わる。


林 健太郎 (ハヤシ ケンタロウ) (監修 | 翻訳)
総合地球環境学研究所教授。北海道大学工学部卒業、同大学院を経て、東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科修了。博士(農学)。専門分野は生物地球化学、土壌学。主な研究対象は窒素循環と窒素の持続可能な利用。論文多数。主な著書に『図説 窒素と環境の科学』(朝倉書店)、『薫風のトゥーレ』(幻冬舎)がある。環境科学会論文賞、大気環境学会論文賞、日本土壌肥料学会奨励賞、日本土壌肥料学会賞ほか受賞。

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