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アフリカ 地図にない都市 まちを手づくりしながら生きる | 小野 悠
JPY 2,640(USD 16.71)
学芸出版社 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 256ペーj 四六判 - 内容紹介 - 私たちが当たり前のように暮らす「都市」。成長著しいアフリカには私たちの常識を覆す“地図にない都市”がある。現地に単身飛び込んだ都市工学者が、そこに暮らす人々と寝食を共にしつつ、統治・土地・住まい・インフラの姿を明らかにする。活き活きとした住民たちの営みから見えてくる、自ら成長する都市の新たな可能性。 - 目次 - はじめに 序章 アフリカのインフォーマル市街地の誕生 都市を読み解く4つの視点 1章 ナイロビ ムクル|ゴミの山から生まれたまち 1 統治 はじまりとなった男 ンジェンガ 2 統治 内なる統治 オンゾディ 3 土地 紙一枚の安心 ハナ 4 土地 見えない計画 ムティンダ 5 住宅 長屋ビジネスで稼ぐ ロバート 6 住宅 空へのびるスラム ムリーティ 7 住宅 家主がいない?! ファトマ 8 インフラ 人の手がつなげる水 ブリギッダ 9 インフラ 水の上のトイレ フィリップ 10 インフラ トイレの営業マン デイビッド 2章 ルサカ チャイサ|農場からはじまったまち 1 統治 政治でまちを支えた人 ルーベン 2 統治 子どもたちの未来のために ンセフ 3 土地 共同体の中で守られる土 エステール 4 土地 許可証に記された名前 クリスティーン 5 土地 土地を手放すとき マーガレット 6 インフラ 水を売る女性たち エヴァリン チャザンガ|チーフの土地に生まれたまち 1 統治 伝統を守る人 チングウェレ 2 土地 切り売りされていく土地 ムウィンガ 3 土地 チェアマンと呼ばれる男 ムワンザ 4 インフラ 道がつなぐ暮らし マノンガ 3章 キガリ ニャカバンダ|急斜面に拓かれたまち 1 統治 ともに暮らしを再建する試み エマメル 2 土地 所有を証明する小さな紙切れ バプティスト 3 土地 危うい場所の小さな安心 イボンヌ 4 インフラ 足もとをつなぐ道と橋 ソフィ 5 インフラ 水とともに暮らすために アイアネ 6 インフラ みんなでつくった水場 アブドゥルカリム 終章 境界にある都市 おわりに 未完成であり続ける場所で - 著者プロフィール - 小野 悠 (オノ ハルカ) (著) 1983年岡山県生まれ。高校生から一人旅を始め、学生時代には世界約70カ国を旅し、ケニア・ナイロビのスラムで暮らす。2010年東京大学工学部都市工学科卒業。2016年同大学大学院博士課程修了。博士(工学)。専門=都市工学。松山アーバンデザインセンター副センター長などを経て豊橋技術科学大学准教授/学長補佐。内閣府日本学術会議連携会員・第25期若手アカデミー 代表。日本科学振興協会初代代表理事。 主な著書『アジア・アフリカの都市コミュニティ』(共著)、『DX時代の広域連携』(共著)、『クロノデザイン』(共著)など。
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みんとしょ 「好き」が集まるみんなの私設図書館のつくりかた | 土肥 潤也
JPY 2,200(USD 13.93)
学芸出版社 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 192ページ 四六判 - 内容紹介 - “一箱分の本棚を借りて、自分の本をみんなに貸す”という仕組みの私設図書館「みんとしょ=みんなの図書館」が、6年間で130館まで急増している。本書はその生みの親が全館に取材して見えた実態と運営ノウハウをまとめた初めての本。みんとしょへの参画を紐解き、市民が主役になる「私設公共」の可能性についても語る。 - 目次 - はじめに 全国に広がるみんとしょ ・「みんとしょ」=「みんなの図書館」 ・「一箱本棚オーナー制度」という「変な」仕組み ・人づてに広がり続け、5年で100館以上に ・「図書館」だけじゃない! 多様化するみんとしょ 1章 始まりとしてのみんなの図書館さんかく 1-1 無理なく、楽しく、続けられる運営の仕組み 1-2 本棚が生み出した思わぬ出会いとつながり 1-3 商店街に起こった変化 2章 全国のみんとしょ事例 01 地域の子育てを支える居酒屋の宴会場――あひる図書館(静岡県三島市) 02 図書館で喫茶店な建築設計事務所――異人池建築図書館喫茶店(新潟県新潟市) 03 中山間部で10代の自己実現力を育む――放課後スペースINBASE(岡山県備前市) 04 公共施設の中にある私設公共――えんがわ文庫(東京都調布市) 05 公務員がつくる商店街の新しい賑わい――さんとしょ(兵庫県尼崎市) 06 人口6000人のまちの私設公民館――いとなみ(福島県西会津町) 07 引越し2回! ルールを変えつつ居場所をつなぐ――みんなの図書館ぶくぶく(新潟県燕市) 08 すぐそこに海の音が聴こえる――Cの辺り(神奈川県茅ヶ崎市) 09 本が社員をつなげる「企業内みんとしょ」第1号――OUR BOOKS(東京都千代田区) 10 量販店に出現した本棚のアパート――クマシカ図書館(愛知県刈谷市) 11 まちの家守が手がけるエリアリノベーション――さいかちどブンコ(埼玉県草加市) みんとしょ全館Q&A Q.1 どんな人がみんとしょを運営していますか? Q.2 どんなメンバーでみんとしょを立ち上げることが多いですか? Q.3 みんとしょを開設するために何から始めたらいいですか? Q.4 どうやって本棚オーナーを集めればいいですか? Q.5 本棚オーナーの本がなくなったり、汚れたりしませんか? Q.6 さんかくのようにみんとしょにチャレンジショップを併設している場所はどのくらいありますか? Q.7 まちライブラリーとの違いは何ですか? Q.8 本棚を借りるとどんな良いことがありますか? Q.9 本の貸し出しはどうやってやりますか? Q.10 本棚オーナー料はどうやって受け取っていますか? 現金? 振込み? Q.11 みんとしょの運営主体は何ですか? 法人? 個人? Q.12 どんな人が本棚オーナーに多いですか? Q.13 本棚オーナーはどうやってみんとしょを知ったのでしょうか? Q.14 一箱本棚のサイズはどれくらいですか? Q.15 週に何日、何時間くらい開館していますか? Q.16 実際、本棚は借りられていますか? Q.17 本棚オーナーの解約率はどうですか? Q.18 みんとしょネットワークにどうしたら加入できますか? 3章 私を出発点とした「公共」~「みんとしょ」という社会実験を振り返る~ 3-1 本を媒介に個性を表し、対話できる新しいコモンズ 3-2 頑張らなくても持続するコミュニティを育てる 3-3 みんとしょは「私」の表現が集まる場所 あとがき - 著者プロフィール - 土肥 潤也 (ドヒ ジュンヤ) (著) みんなの図書館さんかく館長。1995年、静岡県焼津市生まれ。早稲田大学社会科学研究科修士課程修了、修士(社会科学)。2020年に、一般社団法人トリナスを共同創業、現在は代表理事。焼津駅前通り商店街をフィールドに、完全民営の私設図書館「みんなの図書館さんかく」を開館。Library of the Year2023 大賞、Forbes30 Under 30(世界を変える30歳未満30人)を受賞。著書に、土肥潤也・若林拓哉『わたしのコミュニティスペースのつくりかた』ユウブックス。
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新版 おやときどきこども | 鳥羽 和久
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 304ページ 文庫判 - 内容紹介 - この本のページをひらくと、子どもたちの声がする。その声はときに鋭く、ときにおかしくて、油断していた大人の胸を不意に射抜く。ああ、私もこんなふうに思っていた。言えなかった。忘れていた。教室で25年、子どもたちの隣にいた著者が聴きとった声に導かれて、読む人は大人と子どもの間を何度も行き来する。そのとき親と子は、「正解」ではないあたらしい光の中にいる。 解説 古賀及子 - 目次 - はじめに 1 新しい子どもたち 大人と子どもの「現実」 それぞれのストーリー スマホと嘘つき いじめの関係をほぐす 入試と父の暴力 コミュ障と恋と物語り 彼女はそのままに世界を見ていた 出会い方 孤独という避難所 2 大人の葛藤の中身 子どもは簡単に自分を責めてしまう よそよそしい家族 がんばっているのに、成績が伸びない 子どもの生き方は、もう決まっている 思春期の子どもがわからない 呪いでない宝はない 姉と弟のきょうだいにありがちなこと えこひいきする先生 遊びと企て 3 子どもと意志 学問と祈り 死にがいを求めて生きている 関係性、それ自体が私なんだ 意志と責任 子どもは欲望を見つける 見られている 4 子どもと言葉 言葉で伝わるという誤解 弱いつながり 子どものことが「わかる」ということ 子どもという再生装置 家族のかたち─ あとがきに代えて 礼太郎くんからの手紙 解説 熱心さは失わず、けれど真に受けない親子の、どことなく大丈夫な未来 古賀及子 - 著者プロフィール - 鳥羽 和久 (トバ カズヒサ) (著) 1976年福岡県生まれ。教育者、作家。専門は日本文学・精神分析。大学院在学中に中学生40人を集めて学習塾を開く。現在、株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役。学習塾「唐人町寺子屋」塾長、単位制高校「航空高校唐人町」校長、オルタナティブスクール「TERA」代表を務める。現在の教室では、高校受験・大学受験指導に加え、現代川柳会、哲学対話、リベラルアーツなど、自分の言葉や問いに出会うための場をひらいている。著書に『親子の手帖 増補版』(鳥影社)、『君は君の人生の主役になれ』(筑摩書房)、『光る夏 旅をしても僕はそのまま』(晶文社)、『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)など。
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増補改訂版 クマ問題を考える | 田口 洋美
JPY 1,430(USD 9.05)
山と渓谷社 2026年 ヤマケイ新書 ソフトカバー 256ページ 新書判 - 内容紹介 - クマに囲まれて生きる現実を受け入れよ。 別次元となった新時代の処方箋 日本列島を恐怖の渦に巻き込んだ令和のクマ騒動。都会はクマたちのフロンティアとなり、すでに都市を取り囲むように生きています。 民俗学者で、人と野生動物の関係について長く研究した著者による、クマ問題の処方箋。 2017年刊行した同書を大幅に増補し改訂した一冊。 - 目次 - ■内容 第1章 クマ問題さらなる次元 第2章 平成のシシ荒れ 第3章 生息域拡大期の現実 第4章 近世の相克「シシ荒れ」森の消長と野生動物 第5章 狩猟の公共性 第6章 クマと向き合う
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知性について 他四篇 | ショーペンハウアー, 藤野 寛(訳)
JPY 1,067(USD 6.75)
岩波書店 2026年 岩波文庫 ソフトカバー 238ページ 文庫判 縦148mm 横105mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 『意志と表象としての世界』を著したショーペンハウアー(1788-1860)の『余録と補遺』から、哲学や認識論、存在論をめぐる5篇を収録。カント哲学を継承しながらその限界を鋭く批判し、物ごとの本質を直観する知性の力とその可能性を探究する。透徹した人間洞察が光る、ショーペンハウアー哲学への格好の入門書。新訳。 - 著者プロフィール - ショーペンハウアー (著) Arthur Schopenhauer 1788-1860.ドイツの思想家.ダンツィヒ生まれ.若くして主著『意志と表象としての世界』(1814/18執筆,19刊行)を著す。哲学小品集『余録と補遺』(1851)は流麗な文体と鋭い洞察から世界的に広く読まれている. 藤野 寛 (フジノ ヒロシ) (訳) (ふじの ひろし)1956年生.1986年京都大学大学院文学研究科博士課程学修退学.1993年フランクフルト大学学位取得.一橋大学大学院をへて、現在、国学院大学文学部哲学科教員.専門は哲学・倫理学.著書に『哲学を愉しく学ぶ』(晃洋書房),『友情の哲学』(作品社),『キルケゴール』(岩波現代選書)など.
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日本ではなぜ子育てがこんなにつらいのか カネと自己責任の資本論 | 藤田 孝典
JPY 1,012(USD 6.41)
筑摩書房 2026年 ちくま新書 ソフトカバー 256ページ 新書判 - 内容紹介 - お金がなければ ダメですか? 少子化が止まらない。このままでは、この国に子どもがいなくなる。 今の日本で、なぜ子育ては「ぜいたく品」となってしまったのか? 背景には、教育や生活のすべてを「商品」にしてしまう資本主義の仕組みがある。 何をするにもお金がかかる。家計は圧迫され、支援は現場に届かず、子どもは居場所を失う。すべてが「自己責任」に委ねられる。 『下流老人』で日本を代表する論客となり、NPOで日々貧困相談を受けている著者が、格差と孤立を深める社会の現状を批判し、解決策を提示する。 子育て投資の罠/何をするにも金、金、金/「自己責任」の呪い/「孤立」という名の貧困/子どもの声は騒音か/親の所得で学力が決まる?/子育ては今や「ぜいたく品」 - 目次 - はじめに 日本から子どもがいなくなる日 日本の子どもたちが絶滅する?/不十分極まりない貧困対策/本書の構成 第1章 子育てはなぜ「無理ゲー」なのか?――止まらない少子化を考える 貧困に苦しむ当事者たち/①教育虐待のケース:家族崩壊と10代陽菜さん(仮名)のサバイバル/「親権」という分厚い壁/②生活苦のシングルマザーのケース:夫のDVによってシングルマザーとなった朝子さん(仮名)/雇用の流動化というリスク/③精神的DVと重度介護のケース:最重度の知的障害のある子どもと一緒に、モラハラ夫から逃げたい恵さん(仮名)/DVと介護の二重苦/④大学教育費問題のケース:生活保護と大学進学が引き起こす「貧困の二重苦」/親から子に受け継がれる貧困/⑤子どもが引きこもりのケース:息子の「ひきこもり」という困難と生活困窮/年金・医療・公的支援の不備/⑥外国籍のケース1:インフレの直撃と「制度の壁」が阻む在留クルド人世帯の生活困窮/偏見という名の「もう一つの壁」/⑦外国籍のケース2:仮放免という「法的な消去」と、次世代に連鎖する教育の壁/非人道的な「仮放免」措置/「電車への飛び込み」が映す現代の病理/家出という「命がけの駆け引き」/「偽りの居場所」で性的搾取に遭う/売春防止と買春防止の議論が始まる/性を売ることは「個人の自由」なのか?/いじめと教育崩壊の現場/日本の若者は世界で最も自ら命を絶つ/今の日本が失った二つのセーフティネット/とにかく子どもが生まれない/少子化の原因は経済的負担なのか?/子育ては「ぜいたく品」か?/政府は少子化対策を本気で考えていない/生まれる前から学力が決まっている?/ コラム「転生モノ」アニメはなぜ「ここではないどこか」を希求するのか? 第2章 子どもの貧困対策 失敗の本質 貧困は人とのつながりを失わせる/「健康で文化的な最低限度の暮らし」とは何か?/「子どもの貧困」とは「大人の貧困」でもある/子どものニーズは十人十色?/「貧困女子高生論争」に見える底知れぬ不寛容/子どもの貧困対策法と貧困対策の現状/子どもの貧困は人権侵害/貧困はひとり親世帯に集中している/支援のしかたが間接的過ぎる!/「子どもの貧困率」という数字のトリック/数値では測れない「貧困」というもやもやしたもの/取り残されたひとり親世帯/学校に行かなくても勉強はできるのか?/孤立する子育て世帯/ナラティブアプローチで子どもを捉える/「子の物語」と「親の物語」をいかにすり合わせるか?/偏差値教育という悪魔の指標/その無力感は自分のせいではない/親の所得が子どもの学力に直結する?/子ども食堂の現状と課題 第3章 現金給付では解決しない―真に必要な貧困対策を模索する ただ現金を配るだけでは、貧困は解決しない/「推し活」や「美容」という資本主義の沼/「子育て投資」という罠/「すべては自己責任」という呪いから目を覚ませ/ベーシックサービスとは何か/「弱者を生まない社会」への胎動/生きることはいつから「買い物」になったのか?/「必要不可欠」を市場から切り離す/「給食無償化」から議論の活性化を/「高校無償化」が覆い隠す格差の再生産/大学でも進む無償化政策/子育ての脱商品化とシェアリングエコノミーの陥穽/孤立こそが最も過酷な貧困である/ コラム増えるランドセルを配る自治体 第4章 誰が子どもを育てるのか?―「公」という意識の欠落 子どもの声は騒音か?/「ホモ・エコノミクス」という生き方―損得勘定の計算機/「無価値」なものが排除される社会/子どもは迷惑なのか?/子育ては「ハイリスク・ローリターンの個人投資」/公園が足りない、公園はいらない?/図書館・児童館といった「無料の空間」の危機/図書館という職場の「搾取」構造/何をするにもお金がかかる/増え続ける子どもの習い事/不安を煽る宣伝広告に踊らされる子育て/SNSのアルゴリズムと「子どもの心」/お金を払わなくてもいられる場所をどうやって増やすか/「誰のものでもない、みんなのもの」という思想/「資本の論理」から子どもを守るには/宮崎県延岡市に見る「データと居場所」の最前線/「子ども食堂」の草の根精神/子どもは社会で育てる、という意志―「孤立」から「結び目」へ/ コラム大谷翔平は家族だけで育てられない―「天才」を囲い込まない地域の余白/ コラム藤井聡太も同様である―将棋界の「神童」を生んだ無償の社交場 第5章 資本主義をやめれば、少子化は解決する 資本主義で幸せになれるのか?/資本主義という「バグ」だらけのシステムが生み出した社会福祉/「資本主義ぎらい」の仲間を増やしたい/日本で突然起こったマルクス・ブーム/子どもの環境を資本主義から切り離す!/カネがなければ生きていけない社会を一度やめてみよう/マルクスは資本主義をどう変えるのか?/疎外された私たちへ/銭湯という温かみのある「サードプレイス」/技術を習得することで、「交換可能な部品」を脱する/農業軽視の歪んだ教育がもたらす問題点/ITや英語よりも重要なこと/ブルシット・ジョブだらけの転職サイト/なぜ好きなものを仕事にできないのか?―子ども食堂の少女が投げかけた問い/命を支える労働は、なぜ買い叩かれるのか?/お金のある無しに、自由が左右されてはならない/資本主義の先にある社会を考えてみる おわりに 子ども・子育てに関する相談窓口の一覧 参考文献 - 著者プロフィール - 藤田 孝典 (フジタ タカノリ) (著) 1982年生まれ。生活困窮者支援ソーシャルワーカー。社会福祉士。東京福祉大学保育児童学部専任講師。専門は現代日本の貧困問題と生活支援。反貧困ネットワーク埼玉代表。元・厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(生活困窮者自立支援法)。『下流老人─一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新書)、『貧困世代─社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(講談社現代新書)、『未来の再建─暮らし・仕事・社会保障のグランドデザイン』(ちくま新書、井手英策、今野晴貴との共著)、『中高年ひきこもり─社会問題を背負わされた人たち』(扶桑社新書)、『棄民世代─政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす』(SBクリエイティブ)、『コロナ貧困─絶望的格差社会の襲来』(毎日新聞出版)他多数。
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民俗学×宗教学で読み解く 妖怪解剖図鑑 | 小松 和彦(監修), 正木 晃(著)
JPY 2,090(USD 13.23)
エクスナレッジ 2026年 ソフトカバー 192ページ A5判 - 内容紹介 - どんな魂にも 「善」と「悪」の二面性がある。 もしかすると 神仏も妖怪なのかもしれない。 はるか昔の神話の時代から現代まで、 人々に恐れられながらも人間社会にひそんできた妖怪たち。 なぜ妖怪は、こんなにも私たちを魅了し続けているのでしょうか。 本書では、民俗学的な妖怪研究の蓄積を踏まえながら、 宗教学者・正木晃氏ならではの視点で、 神仏と妖怪、善と悪、生と死、日本の妖怪と世界の魔物の対比など、 さまざまな切り口から さながら曼荼羅のように、日本の妖怪文化を読み解きます。 「宗教学者に学ぶ妖怪学入門」をはじめ、 日本の歴史の中の史実と妖怪の関係が一目でわかる「妖怪年表絵巻」や 各都道府県の知られざるユニークな妖怪まで広く登場する 「都道府県別妖怪図鑑」などを通じて、130超の妖怪たちが大集結。 日本の妖怪学の第一人者である小松和彦氏が監修しています。 妖怪を深く知れば、私たちが生きる世界もまた、違って見えてくることでしょう。 ■目次■ 序章:年表で綴る日本の妖怪史「日本列島妖怪天国」 日本の妖怪年表絵巻/形態から見る妖怪の3タイプ/他 1章:日本人が恐れ親しんできた「伝統の妖怪」 両面宿儺/八岐大蛇/天狗/九尾の狐/鵺/百鬼夜行/河童/化け猫/式神と疫病神/他多数 2章:宗教学者に学ぶ「妖怪学入門」 妖怪の起源は愛惜と恐怖/古代の怪異譚/物語の世界の妖怪/死後に祟る怨霊/仏教由来の妖怪/災害大国ニッポンと妖怪/西洋のキメラ型妖怪/他多数 3章:都道府県別「妖怪図鑑」 北海道・東北(アッコロカムイ/八郎太郎/座敷童子/他)、関東(分福茶釜/かまいたち/印旛沼の怪獣/ろくろ首/他)、中部(センポクカンポク/さとり/おとら狐/他)、近畿(トモカヅキ/肉吸い/靄船/他)、中国・四国(すねこすり/化け猫おふじ/いざなぎ流式王子/他)、九州・沖縄(セコ/油すまし/イッタンモメン/ビーフキドリ/他)
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ルポ 町中華の戦後史 | 北尾 トロ
JPY 1,056(USD 6.68)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 288ページ 文庫判 - 内容紹介 - 戦後に広まり、高度経済成長とともに隆盛した大衆中華料理店=「町中華」は、店主の高齢化やチェーン店との競争など危機もあるなかで、現在も多くの人々の心を惹きつけている。そんな町中華の戦前から現在までの激動の歴史を店主への取材や数百軒の訪問で得た知見をもとにたどり、メニュー、出前、のれん分け等も徹底考察する。『夕陽に赤い町中華』を改題・改訂。 解説 稲田俊輔 本書の内容の一部 *なぜカレー、カツ丼、オムライスがメニューにあるのか? *ラーメン人気の裏には、アメリカ政府の戦略があった!? *つぶれない町中華の秘密は「旨すぎない味」!? *バイクにつける「出前機」が安定して運べる秘密 *流しの歌手、花屋、サラリーマン……店主のさまざまな前職 *餃子と戦争引揚者、出前とバブル経済、化学調味料の発明etc. カバーイラスト 中尾正風 カバーデザイン 中村道高(tetome) - 目次 - はじめに 第一章 町中華はどこから来たのか――もろびとこぞりて 1 人形町の『大勝軒本店』に見る戦前からの流れ 2 地方から東京へ 『下北沢丸長』に見る戦後の流れ 3 引揚者の参入で大陸の味が合流した コラム1 町中華店名考 4 日本人の食生活を変えたアメリカの小麦戦略 5 町中華の味を決定づけた〝化調〟の流行 第二章 町中華の黄金期――ワリバシは踊り、鍋は炎に包まれた 1 出前のバイクが町を走る 2 メニュー研究──〝最強打線〟と〝三種の神器〟が奇跡の合体 コラム2 土地に根を張るローカルメニュー 3 絶頂の八〇年代、ギターを中華鍋に持ち替えて 第三章 町中華よ何処へいく 太陽はまだ沈まない ◆ 伝説の人、山岸一雄の味を求めて──『お茶の水、大勝軒』の挑戦 コラム3 残っている町中華はなぜつぶれないのか エピローグ おわりに 文庫版あとがき 解説 ロマンのガイドブック 稲田俊輔 - 著者プロフィール - 北尾 トロ (キタオ トロ) (著) 1958年、福岡県生まれ。ライター。2010年にノンフィクション専門誌『季刊レポ』を創刊、15年まで編集長を務める。 14年に町中華探検隊を結成し、25年1月まで隊長を務めた。猟師としても活動中。著書に『ラーメンの神様が泣き虫だった僕に教えてくれたなによりも大切なこと』(文藝春秋)、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)、『佐伯泰英山脈登頂記』(朝日文庫)など多数、共著に『町中華とはなんだ』(角川文庫)、『町中華探検隊がゆく!』(交通新聞社)、『愛と情熱の山田うどん』(河出文庫)などがある。
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古代エジプト旅行ガイド 一日5デベンで行く | ドナルド・P・ライアン(著), 安原 和見(翻訳)
JPY 1,540(USD 9.75)
筑摩書房 2026年 ちくま学芸文庫 ソフトカバー 272ページ 文庫判 - 内容紹介 - 大都市メンフィスからナイル川を遡り、壮麗な神殿が聳え立つ古都テーベへ、さらに南下してヌビア地方へ。カルナク神殿・ルクソール神殿・古王たちの巨大ピラミッドなど驚異の建物群や、珍しい動植物いっぱいの豊かな自然、地元の人々の暮らし、お土産にぴったりな名物など、あますところなく紹介する。ラメセス2世時代のエジプトを旅するのに欠かせない、お役立ち情報を満載してお届けする古代トラベル・ガイド第3弾。「エジプト豆知識」「役に立つ会話集」等も完備。美麗なカラー図版多数。 - 目次 - エジプト地図 第1章 いざエジプトへ エジプト人とは*いつ行くか*お金のこと*行きかた*持っていくもの*宿泊施設など 第2章 実際的な留意点 食べる・飲む*着る*衛生*急病になったら*作法*エジプトの宗教*神々の住まいと神々の下しもべ僕*次のステップへ… 第3章 エジプトへようこそ! 2つの国土と1つの川*植物*動物*エジプト人とのコミュニケーション:言語と文字 メン・ネフェル(メンフィス)へ*旅は続く…*太陽の都 第4章 首都の見どころ メンフィスへようこそ*全能のファラオ* ラメセス大王そのひと*王の臣下たち*軍隊*メンフィスを楽しむ 第5章 ファラオの山々 ジェセル王のランドマーク*クフ王の傑作* 砂漠の人面獅子*ダウンサイジング*死者との関わり*永遠と対峙する 第6章 エジプト人を知る エジプト人の住まい*家庭生活*教育*恋愛と結婚*仕事*遊びとゲーム 第7章 中エジプト スネフェルのピラミッド*ファイユーム*アケトアテン:異端者のゴーストタウン*旅は続く 第8章 テーベへようこそ! テーベの都*東岸の見どころ*女性ファラオ帝国の建設者*ルクソール神殿*祭り西岸の見どころ*太陽王の巨大建造物*葬祭殿また葬祭殿*王侯貴族の墓 第9章 南の名所 テーベの上流*スヌとアブ*ヌビア*ヌビア観光*驚愕の見どころ*お土産*帰り旅 付録 役に立つエジプト語会話集*エジプトの神々 - 著者プロフィール - ドナルド・P・ライアン (ドナルド ピィ ライアン) (著) 1957年生まれ。ワシントン州タコマ、パシフィック・ルーテル大学人文科学部教授。専攻、考古学。長年、王家の谷などエジプトでの発掘調査に携わり、多大な業績をあげる。また、トール・ヘイエルダールとの協同作業でも知られる。著書に、『古代エジプト人の24時間』をはじめ、古代世界に関する人気著作が多数ある。 安原 和見 (ヤスハラ カズミ) (翻訳) 翻訳家。訳書に『古代ローマ旅行ガイド』『古代アテネ旅行ガイド』『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』『戦争における「人殺し」の心理学』など多数。
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世界秘薬紀行 アマゾン・アンデス編 | 山下 智道
JPY 2,750(USD 17.41)
KADOKAWA 2026年 ソフトカバー 448ぺージ 四六判 右開き - 内容紹介 - 南米の広大な熱帯雨林で、先住民族が何千年もの間、脈々と受け継いできた聖なる儀式「アヤワスカ」。それは植物たちが記憶してきた大地の創生、そして生命の根源へと意識を遡らせる未知の扉だった。近代科学の常識を覆すシャーマニズムの世界観、植物と人間が真に共鳴し合う瞬間、そしてシャーマンハーブジャーナリスト・山下智道が極限状態の中で目撃した「地球の記憶」とは何だったのか。科学、オカルティズム、民族植物学の境界線上で、人類の失われた野生と精神性を呼び覚ます、衝撃の南米民族植物探検紀行!
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韓国について知っておきたい30のこと | 真鍋 祐子
JPY 2,090(USD 13.23)
平凡社 2026年 ソフトカバー 248ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 2024年末に尹錫悦元大統領が突如宣布した「非常戒厳令」に対し、多くの議員や市民が国会へと駆けつけ、約6時間後に非常戒厳を解除させた。 尹大統領の弾劾を求めるデモには100万人を超える市民が集い、色とりどりの旗やペンライトを手にした様子が日本のメディアやSNSでもたびたび紹介された。 大統領を退任へ追いこむ韓国政治のダイナミズムはどこから生まれるのか? 植民地支配からの解放と南北分断、済州4・3と光州事件、 民主化の達成と現実、フェミニズム運動の高まり、 ハン・ガンのノーベル文学賞受賞…… 激動の近現代史から見えてくる韓国社会のすがた。 いま私たちが隣国の歴史に向き合うための基本書。 【本書より】 この本は、韓国の人びとがどのように歴史を認識し、記憶し、語っているのかに焦点をあてます。1948年の大韓民国政府の樹立から大まかな年代順に歴史をなぞりますが、しばしば話が前後したり、時系列が逆転したり、同じ出来事が何度も語られたりするでしょう。そうすることで、2024年の非常戒厳令のような事態がなぜくり返されたのか、より深い理解ができるのではないでしょうか。(中略) 朝鮮半島の近現代史を語ることは、日本の近現代史を語ることでもあります。この本で語る韓国の歴史は、大日本帝国統治時代の圧倒的な影響をふまえ、在日朝鮮人の視点も大切にしながら、戦後の日本が朝鮮半島の歴史にどう介入してきたのかを強く意識したものになるでしょう。――「プロローグ」 【目次】 プロローグ|「12・3非常戒厳」を止めた歴史のトラウマ 第1部|1945年~79年| 韓国はどのように成立したか 「韓国」はいつ成立したのか/はじまりとしての「済州4・3」/日本は朝鮮戦争で何をしたのか/植民地体制を引き継いだ国家システム/格差の拡大と社会運動の高まり/国交正常化と在日朝鮮人への弾圧 ほか 第2部|1980年~90年代| 強まる軍事独裁と民主化運動 「ソウルの春」から光州事件へ/国境を越えた連帯/ 6月民主抗争と新しい憲法/民主化は本当に達成されたのか/「慰安婦」問題を人権問題として考える/並立するふたつの歴史観/国家による監視、思想弾圧はなくならない ほか 第3部|2000年代~| 韓国社会はどのように変わってきたのか 韓国の大統領制とは/「反日」「親日」「恨」言葉から考える日韓関係/韓国映画が描く女性と家父長制/セウォル号沈没事故とトラウマの治癒/変わるデモの形と変わらないもの/フェミニズム運動の高まり/ハン・ガンが描いた死者と生者の関係/光州から見える韓国、日本、世界 ほか - 著者プロフィール - 真鍋 祐子 (マナベ ユウコ) (著) 1963年北九州市生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。専門は朝鮮地域研究。1991年3月から2年間、韓国・大邱市の啓明大学日本学科で客員専任講師を務める。著書に『烈士の誕生――韓国の民衆運動における恨の力学』『増補 光州事件で読む現代韓国』『自閉症者の魂の軌跡――東アジアの「余白」を生きる』、訳書に朴來群『韓国人権紀行――私たちには記憶すべきことがある』、崔吉城『恨の人類学』、監修書に『越境のアーティスト 富山妙子』などがある。
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平等についての小さな歴史 | トマ・ピケティ(原著), 広野和美(訳)
JPY 2,750(USD 17.41)
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みすず書房 2024年 ハードカバー 264ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 3000ページの達成を250ページに凝縮。 「格差に対処する野心的な計画を提示している。…政治の未来についての議論の出発点だ」 マイケル・J・サンデル(ハーバード大学教授|『実力も運のうち』) 「ピケティにとって、歴史の弧は長く、しかも平等に向かっている。…平等を成し遂げるには、つねに無数の制度を[再]創造しなくてはならない。本書はそれを助けるためにやってきた」 エステル・デュフロ(2019年ノーベル経済学賞受賞者) 「不平等から平等へと焦点を移したピケティが示唆しているのは、必要なのは鋭い批判だけではなく、回復のための治療法だということだ」 ジェニファー・サライ(『ニューヨーク・タイムズ』) 公正な未来のために、経済学からの小さな贈り物。 「〈あなたの著書はとても興味深いです。でも、その研究について友人や家族と共有できるように、もう少し短くまとめて書いてもらえるとありがたいですが、どうでしょう?〉 このささやかな本はある意味、読者の皆さんにお会いするたびに決まって言われたそんな要望に応えたものだ。私はこの20年間に不平等の歴史について3冊の著作を世に出したが、いずれもおよそ1000ページにも及ぶものになった。『格差と再分配』『21世紀の資本』『資本とイデオロギー』の3冊だ。…こうして積み重ねられた膨大な量の考証を前にすれば、どんなに好奇心旺盛な人でも意気消沈してしまうことだろう。そこで私はこれまでの研究を要約することにした。本書はその成果である。 しかし本書は、こうした研究から得られる主な教訓を総論的に紹介しているだけではない。…自分の数々の研究を通して深めた確信に基づいて平等の歴史についての新たな展望を示している」 (謝辞より) - 目次 - 謝辞 はじめに 新しい経済史、社会史 不公平に対する反乱、公正な制度を学ぶ パワーバランスとその限界 1 平等への歩み――最初の手がかり 人類の進歩――すべての人のための教育と保健医療 世界人口と平均所得――成長の限界 社会・経済指標の選択――政治的な問題 さまざまな社会・環境指標を選択する 不平等対策なくして持続可能な発展はない 2 遅々として進まない権力と資産の分散 18世紀以降の資産集中の推移 資産と権力――権利の束 生産手段、住居、国債、海外資産を所有することの意味 ようやく台頭しはじめた中産階級 所得のさらなる平等への長い歩み 3 奴隷制と植民地主義の遺産 産業革命、植民地主義、環境 大分岐の起源――ヨーロッパの軍事的支配 綿の帝国――世界の繊維産業を支配 保護主義、中心と周辺の関係、世界システム論 ヨーロッパを地方化する、西ヨーロッパの特殊性を再考する 経済史、社会史、国家建設の歴史 4 賠償問題 奴隷制の廃止――奴隷所有者への金銭的賠償 フランス政府は、ハイチが支払った債務を返還すべきか? イギリスとフランスにおける奴隷制廃止と損失補償、1833年と1848年 アメリカ、長く続いた奴隷制共和国 奴隷解放後の植民地主義と強制労働の問題 フランス、自覚のない植民地主義共和国 賠償問題――超国家レベルで公正について再考する 5 革命、身分、階級 特権と身分による差別の終焉? 強制労働および半強制労働からの脱却への長い道のり 1900年代のスウェーデン――一人百票の投票権 特権の変容――お金で動く民主主義 いつまでも続く納税額に基づく制限選挙――経済界の金権主義 参加型社会主義と権限共有 6 「大再分配」、1914-1980年 社会国家の創出――教育、保健医療、社会保障 租税国家の第二の大きな前進――人類学的改革 所得および相続財産に対する累進税の創設 真の累進性と社会契約――納税に対する同意の問題 累進税――課税前の格差も縮小させるためのツール 植民地資産と公的債務の清算 公的債務の帳消しのおかげで復興したヨーロッパ 7 平等の限界――資産の極端な集中 社会国家と累進税――資本主義の徹底的な変革 所有権と社会主義――分権化の問題 分権化した自主管理による民主社会主義を目指して 資本の自由な移動――新しい財産主義権力 8 差別と闘う真の平等 教育の機会均等――声高に叫ばれているものの、いまだに実現していない 社会的基準に基づくアファーマティブ・アクションのために 居座り続ける家父長制と生産性第一主義 アイデンティティを硬直化させることなく、差別と闘う 社会的パリテと富の再分配を両立させる どれほどの人種差別があるか見極める――民族・人種カテゴリーの問題 宗教的中立とフランス流政教分離の偽善 9 新植民地主義からの脱却 栄光の30年と南側世界――社会‐国民国家の限界 新植民地主義、貿易の自由化、タックスヘイブン 見せかけの国際援助と気候変動政策 貧困国の権利――世界の中心と周辺という考え方からの脱却 社会‐国民国家から社会‐連邦国家へ 民主的な社会連邦主義を目指して 10 環境に配慮した多民族共生の民主社会主義へ 変わる力――気候温暖化とイデオロギー闘争 中国社会主義、完全なデジタル専制体制の脆さ 資本主義間の戦争から社会主義間の闘いへ 通貨は私たちを救ってくれるだろうか? 普遍的主権主義を目指して 索引 原注 図表一覧 - 著者プロフィール - トマ・ピケティ (トマピケティ) (原著) パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授。多数の論文を the Quarterly Journal of Economics, the Journal of Political Economy, the American Economic Review, the Review of Economic Studies で発表。著書も多数。経済発展と所得分配の相互作用について、主要な歴史的、理論的研究を成し遂げた。特に、国民所得に占めるトップ層のシェアの長期的動向についての近年の研究を先導している。世界不平等研究所、世界不平等データベースの共同所長、また欧州の民主化に向けたマニフェストの主唱者でもある。邦訳書『21世紀の資本』(みすず書房、2014)『格差と再分配』(早川書房、2016)『トマ・ピケティの新・資本論』(日経BP、2015)『資本とイデオロギー』(みすず書房、2023)。 広野和美 (ヒロノカズミ) (訳) (ひろの・かずみ) 翻訳家。訳書 アレ & アダム『マンガで読む 資本とイデオロギー』ピケティ原作(みすず書房、2024)ル・ブルトン『歩き旅の愉しみ』(草思社、2022)ペリノ『0番目の患者』(共訳、柏書房、2020)ル・ケンヌ『フランス式 おいしい調理科学の雑学』(パイインターナショナル、2020)ほか。 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える | ベンジャミン・クリッツァー
JPY 1,980(USD 12.53)
ジブンジンブン 2021年 犀の教室 ソフトカバー 408ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 現代哲学を「政治的正しさ」の呪縛から解放する快著 ──帯文・東浩紀 ポリティカル・コレクトネス、差別、格差、ジェンダー、動物の権利……いま私たちが直面している様々な問題について考えるとき、カギを握るのは「道徳」。進化心理学をはじめとする最新の学問の知見と、古典的な思想家たちの議論をミックスした、未来志向とアナクロニズムが併存したあたらしい道徳論。「学問の意義」「功利主義」「ジェンダー論」「幸福論」の4つのカテゴリーで構成する、進化論を軸にしたこれからの倫理学。 哲学といえば、「答えの出ない問いに悩み続けることだ」と言われることもある。だが、わたしはそうは思わない。悩み続けることなんて学問ではないし、答えを出せない思考なんて意味がない。哲学的思考とは、わたしたちを悩ませる物事についてなんらかのかたちで正解を出すことのできる考え方なのだ。(…) この本のなかでは、常識はずれな主張も、常識通りの主張も、おおむね同じような考え方から導きだされている。それは、なんらかの事実についてのできるだけ正しい知識に基づきながら、ものごとの意味や価値について論理的に思考することだ。これこそが、わたしにとっての「哲学的思考」である。(…)倫理学のおもしろさ、そして心理学をはじめとする様々な学問のおもしろさをひとりでも多くの読者に伝えることが、この本の最大の目的である。(「まえがき」より) 【目次】 ■第1部 現代における学問的知見のあり方 第1章 リベラルだからこそ「進化論」から目を逸らしてはいけない 第2章 人文学は何の役に立つのか? 第3章 なぜ動物を傷つけることは「差別」であるのか? ■第2部 功利主義 第4章 「権利」という言葉は使わないほうがいいかもしれない 第5章 「トロッコ問題」について考えなければいけない理由 第6章 マザー・テレサの「名言」と効果的な利他主義 ■第3部 ジェンダー論 第7章 フェミニズムは「男性問題」を語れるか? 第8章 「ケア」や「共感」を道徳の基盤とすることはできるのか? 第9章 ロマンティック・ラブを擁護する ■第4部 幸福論 第10章 ストア哲学の幸福論は現代にも通じるのか? 第11章 快楽だけでは幸福にたどりつけない理由 第12章 仕事は禍いの根源なのか、それとも幸福の源泉なのか? 終章 黄金律と「輪の拡大」、道徳的フリン効果と物語的想像力 - 著者プロフィール - ベンジャミン・クリッツァー(Benjamin Kritzer) 1989年京都府生まれ。2014年に大学院(修士)を修了後、フリーターや会社員をしながら、ブログ「道徳的動物日記」を開始(2020年からは「the★映画日記」も開始)。批評家として、倫理学・心理学・社会運動など様々なトピックについての記事をブログやWebメディアに掲載。論考に「動物たちの未来は変えられるか?」(『atプラス 思想と活動』32、太田出版、2017年)、「ポリティカル・コレクトネスの何が問題か アメリカ社会にみる理性の後退」(『表現者クライテリオン』2021年5月号、啓文社書房)、「ウソと「めんどくささ」と道徳」(『USO 3』、rn press、2021年)などがある。
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ジブンの世界はジンブンでできている3 ―モンゴル帝国を旅する歴史学者×中世と近代を往還する日本史家×財務省出身の若手思想史家― | 諫早庸一, 佐藤雄基, 南藤優明
JPY 2,750(USD 17.41)
ジブンジンブン 2026年 ソフトカバー 296ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 歴史家は、現場に立っている。 モンゴル帝国×中世日本×近代国家、時代も場所も異なる歴史家たちが、あなたを思わぬ世界へ連れ出す、インタビュー&対談集第3弾! 理転、留年、留学先での挫折、卒論での大空振り、官僚を辞めて社会人院生へ――。偶然と挫折だらけの道のりを経てもなお、史料の前で「面白い!」を叫び続ける三人の歴史家たち。ペルシア語の年代記から、東大寺のお坊さんの手紙から、大正時代の都市計画の議事録から、彼らはいったい何を見ているのか? 歴史を「ジブンごと」として読み解く視点を味方につければ、今日のニュースも、足元の風景も、まったく違って見えてくる。 歴史を学ぶ楽しさを思い出したいあなたも、勉強や仕事をちょっとだけ面白くしたいあなたも。中学生から大人まで、あなたの世界を拡張し、豊かにする「ジンブン学」の実践、シリーズ第3弾! ■本書に登場する研究者たち 諫早庸一:モンゴル帝国を旅する歴史学者。理系から「文転」した異色の経歴を持ち、ペルシア語史料を起点に気候変動を軸にした「環境史」へと領域を広げている 佐藤雄基:法と生活をひもとく日本史家。判決文だけでなく、紛争の現場で交わされた「東大寺の僧侶の手紙」を読み解き、中世社会の生々しい人間関係を浮かび上がらせる 南藤優明:官僚を辞めた若手歴史家。財務省・厚労省を経て、シンクタンクで働きながら大正期の都市計画と政治思想史を研究する社会人院生 ■もくじ ・まえがき ・第一部 モンゴル帝国を旅する歴史学者 将門大好き!の日本史少年/浪人、理転、留年宣告/秘技!洋楽歌詞カード勉強法/隣の先輩に決められた西アジア史への道/オスマン語、右から読むのに四十五分/モンゴル、中国、イランを駆ける暦/「僕にしか読めない史料がある」/偶然のバスで決まったイラン留学 ほか ・第二部 法と生活をひもとく日本史家 ルパンとホームズに夢中の少年/廊下で呼び止められた『砂糖の世界史』/卒論で味わった空回り/中世日本に裁判所はない/一年一組の太郎くんに悪さをされたら誰に訴える?/百年前の歴史家が遺した「アサカワ・ペーパーズ」/アウトプットまでが独学です ほか ・第三部 三人の歴史学者が歴史について語り合ってみた 締切を止めるな!/百年後の佐藤研究者/化け物の仲間になりたい/コンメンタールから生まれた問題意識/「シロアリ」としての帝国/研究に呼ばれる瞬間/「真実はいつもひとつ」なのか/ライプツィヒの落書きとガザ侵攻/「他者の中の自分」「自分の中の他者」/AIは血を流さない/あなたはどの分野でAIに勝ちたいですか?/破壊と創造の研究者/二刀流が切り拓く道 ほか ・あとがき ・ブックリスト ■ジブンジンブン編集部について 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学の面白さを発信する出版社。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。2025年から出版社として活動を本格始動。2025年8月、シリーズ第一弾を刊行。書籍やワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。 - 目次 - ・まえがき ・第一部 モンゴル帝国を旅する歴史学者 将門大好き!の日本史少年/浪人、理転、留年宣告/秘技!洋楽歌詞カード勉強法/隣の先輩に決められた西アジア史への道/オスマン語、右から読むのに四十五分/モンゴル、中国、イランを駆ける暦/「僕にしか読めない史料がある」/偶然のバスで決まったイラン留学 ほか ・第二部 法と生活をひもとく日本史家 ルパンとホームズに夢中の少年/廊下で呼び止められた『砂糖の世界史』/卒論で味わった空回り/中世日本に裁判所はない/一年一組の太郎くんに悪さをされたら誰に訴える?/百年前の歴史家が遺した「アサカワ・ペーパーズ」/アウトプットまでが独学です ほか ・第三部 三人の歴史学者が歴史について語り合ってみた 締切を止めるな!/百年後の佐藤研究者/化け物の仲間になりたい/コンメンタールから生まれた問題意識/「シロアリ」としての帝国/研究に呼ばれる瞬間/「真実はいつもひとつ」なのか/ライプツィヒの落書きとガザ侵攻/「他者の中の自分」「自分の中の他者」/AIは血を流さない/あなたはどの分野でAIに勝ちたいですか?/破壊と創造の研究者/二刀流が切り拓く道 ほか ・あとがき ・ブックリスト
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ジブンの世界はジンブンでできている2 ―現場で実践する哲学者×病いと身体を考える社会学者×古本をめくる宗教研究者― | 堀越 耀介, 山田 理絵, 木村 悠之介
JPY 2,750(USD 17.41)
ジブンジンブン 2026年 ソフトカバー 300ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 研究って、こんなに自由だ。 哲学者×社会学者×宗教学者、越境する人文知があなたの世界の見方を耕す、インタビュー&対談集第2弾! AIが「答え」をくれる時代だからこそ、私たちはもっと「問い」を自由に深められたら―― 企業経営の現場で、病いと社会の間で、あるいは古本市で……現場に足を運び、問いを耕す人文系研究者たちの視点を味方につければ、世界はもっと深く「ジブンごと」になる。彼ら彼女らは、いったいどんな道をたどって、現在地にたどりついたのか? 哲学者・社会学者・宗教学者、それぞれの目から、世界はどんなふうに見えているのか? AI時代に何を学ぶべきか迷うあなたも、自分の身体や生き方に違和感を抱くあなたも。中学生から大人まで、あなたの世界を拡張し、豊かにする「ジンブン学」の実践、シリーズ第2弾! ■本書に登場する研究者たち 堀越耀介:現場で実践する哲学者。子どもたちの教育の場から企業の開発チームまで、領域を越えて「哲学対話」を実践している 山田理絵:病いと身体を考える社会学者。摂食障害の歴史社会学的研究を進めながら、タトゥー、刑務所での処遇など多彩なテーマに取り組む 木村悠之介:古本をめくる宗教研究者。神田の古書市に通い、近現代の神道や大衆宗教メディアから当時の世相を読み解く ■もくじ ・まえがき ・第一部 現場で実践する哲学者 孤独な少年が見つけた「哲学」/「哲学科なんて就職ないぞ」を振り切って/運命を決めたオープンキャンパス/大学院で挫折寸前/「子どものための哲学」との出会い/企業のチームに「常駐」する哲学者/哲学×ビジネスのブルーオーシャン ほか ・第二部 病いと身体を考える社会学者 跳び箱が跳べなかった小学生/イギリス留学での「挫折」/「構築主義」という衝撃の出会い/明治の新聞に「拒食症」を見つけた/「べてるの家」で過ごした一週間/見過ごされてきた受刑者の摂食障害/タトゥーから考える「身体」と「社会」 ほか ・第三部 哲学者と社会学者と宗教学者、それぞれが見ている世界を知る 大正時代の怪しいDM/大黒様の通販カタログ/「宗教だったらいいけど神社はだめ」な儀礼って?/「自分はずっと周縁にいる」/古本市で芋づる式に史料を探す/「久しぶりに外に出ました」/哲学対話は人を癒せるか/「江戸幕府を作ったのは誰か」では終わらない/「初詣は鉄道会社が創った」のウソ/心中の名所が縁結びスポットに?/推し活は宗教か ほか ・あとがき ・ブックリスト ■ジブンジンブン編集部について 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学の面白さを発信する出版社。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。2025年から出版社として活動を本格始動。2025年8月、シリーズ第一弾を刊行。書籍やワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。 - 著者プロフィール - 堀越耀介 (ホリコシヨウスケ) (著) 東京大学共生のための国際哲学研究センター上廣共生哲学講座特任研究員。東京大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。専門は教育哲学、哲学プラクティス。企業や学校での哲学対話を実践し、近年は特にビジネス分野における哲学の社会実装に取り組んでいる。著書に『世代と立場を超える職場の共通言語のつくり方』(クロスメディア・パブリッシング、二〇二五年)『哲学はこう使う』(実業之日本社、二〇二〇年)など。 山田理絵 (ヤマダリエ) (著) 社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科助教。学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学講座特任助教などを経て、現職。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は社会学。日本における摂食障害の歴史と社会調査、タトゥー・いれずみについての歴史・社会調査などを行う。二〇二五年から、シリーズ企画「身体との共生のために ~21世紀の自己と身体をめぐる対話~」を主催している。 木村悠之介 (キムラユウノスケ) (著) 二〇二三年東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専修博士課程単位取得満期退学、博士(文学)。現在東北大学大学院国際文化研究科特任研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)。専門は近現代史における宗教・神道。主な共著に、『思想史講義【明治篇Ⅱ】』(ちくま新書、二〇二三年)、『日本人無宗教説』(筑摩選書、二〇二三年)がある。
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ジブンの世界はジンブンでできている ―わかったことしか書かない哲学者×「研究」に興味がない考古学者×悩めるフィクション研究者― | 梶谷真司, 折茂克哉, 岡田進之介, ジブンジンブン編集部(編)
JPY 1,980(USD 12.53)
ジブンジンブン 2025年 ソフトカバー 四六判 - 内容紹介 - こんな「学び」もあったんだ! あなたの世界の見方を変える、人文学の世界へようこそ。 自分は、何に興味があるんだろう? 学びたい気持ちはあるけど、何から手をつけたらいいんだろう? 自分ならではの視点で世界をとらえなおす「人文学」の研究者たちに話を聞いてみたら、寄り道・偶然・紆余曲折だらけの旅路が見えてきた! 進路に迷う中高生のあなたにも、何かを学びたいと思い始めた社会人のあなたにも。読めば明日から「ジブンごと」探しを始めたくなる、まったく新しい「人文学」入門が誕生。三人のはみだし人文系研究者たちの濃厚インタビュー&対談集! ■本書に登場する研究者たち 梶谷真司:わかったことしか書かない哲学者。大学で研究するだけでなく、学校や地域で「共創哲学」に取り組んでいる 折茂克哉:「研究」に興味がない考古学者。大学附属の博物館で、美術・農学・地学などの幅広い展覧会づくりに携わる 岡田進之介:悩めるフィクション研究者。大学院の博士課程で、映画などのフィクションを主な題材に、分析美学を研究 ■もくじ ・まえがき ・第一部 わかったことしか書かない哲学者 授業を取らない学部生時代/シュミッツとの出会いと「分かる」体験/あらゆる分野で初学者だった ほか ・第二部 「研究」に興味がない考古学者 考古学者としてのキャリア/博物館のお仕事/好きなことでは生きていかない ほか ・第三部 哲学者と考古学者がフィクションについて考えてみた 発泡酒と韓国ドラマ/俺の感情を雑に扱うな/「あれ?このつまんない映画、前にも観たな」/無音のサメは怖くない/「かっこいい」と「正しい」は似ている/七年目の新発見「自分、ハイデガー好きじゃなかったんだ」/SF少年、考古学を志す/人文学は一人でできる ほか ・あとがき ・ブックリスト ■ジブンジンブン編集部について 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学のおもしろさを発信するプロジェクト。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。メンバーの大学卒業・就職を経て、2025年から出版社としての活動を本格始動。コンテンツやワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。 - 目次 - ■もくじ ・まえがき ・第一部 わかったことしか書かない哲学者 授業を取らない学部生時代/シュミッツとの出会いと「分かる」体験/あらゆる分野で初学者だった ほか ・第二部 「研究」に興味がない考古学者 考古学者としてのキャリア/博物館のお仕事/好きなことでは生きていかない ほか ・第三部 哲学者と考古学者がフィクションについて考えてみた 発泡酒と韓国ドラマ/俺の感情を雑に扱うな/「あれ?このつまんない映画、前にも観たな」/無音のサメは怖くない/「かっこいい」と「正しい」は似ている/七年目の新発見「自分、ハイデガー好きじゃなかったんだ」/SF少年、考古学を志す/人文学は一人でできる ほか ・あとがき ・ブックリスト - 著者プロフィール - 梶谷真司 (カジタニシンジ) (著) 東京大学大学院総合文化研究科教授。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。専門は哲学、医療史、比較文化。近年は学校や企業、地域コミュニティなどで「共に考える場」を作る活動を行い、いろんな人が共同で思考を作り上げていく「共創哲学」という新しいジャンルを追求している。近著に『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎、二〇一八年)、『書くとはどういうことか 人生を変える文章教室』(飛鳥新社、二〇二二年)、『問うとはどういうことか 人間的に生きるための思考のレッスン』(大和書房、二〇二三年)がある。 折茂克哉 (オリモカツヤ) (著) 一九九三年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。一九九七~一九九九年ロシア科学アカデミーサンクトペテルブルグ物質文化史研究所研究生。二〇〇二年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻考古学コース博士課程後期修了(博士(歴史学))。二〇〇二年六月東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻学術研究支援員、同年十月國學院大學21世紀COEプログラム研究員。二〇〇三年東京大学教養学部美術博物館教務補佐員を経て、二〇〇四年より東京大学大学院総合文化研究科・教養学部駒場博物館に勤務(助教)。専門は博物館学、先史考古学。 岡田進之介 (オカダシンノスケ) (著) 二〇一九年東京大学文学部言語文化学科現代文芸論専修卒業。二〇二一年東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専修修士課程卒業(修士(文学))。現在同専修博士後期課程所属。二〇二一年十月~二〇二四年三月、国立研究開発法人科学技術振興機構 次世代研究者挑戦的研究プログラムプログラム生。専門は現代英米圏の美学のフィクション論・物語論。 ジブンジンブン編集部 (ジブンジンブンヘンシュウブ) (編) 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学のおもしろさを発信するプロジェクト。 2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。 メンバーの大学卒業・就職を経て、出版社としての活動を本格始動。コンテンツやワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。
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忘れられた日本人 | 宮本 常一
JPY 1,078(USD 6.82)
岩波書店 1984年 岩波文庫 青164-1 ソフトカバー 336ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 柳田国男・渋沢敬三の指導下に、生涯旅する人として、日本各地の民間伝承を克明に調査した著者(1907―81)が、文字を持つ人々の作る歴史から忘れ去られた日本人の暮しを掘り起し、「民話」を生み出し伝承する共同体の有様を愛情深く描きだす。「土佐源氏」「女の世間」等十三篇からなる宮本民俗学の代表作。(解説 網野善彦) - 目次 - 凡 例 対馬にて 村の寄りあい 名倉談義 子供をさがす 女の世間 土佐源氏 土佐寺川夜話 梶田富五郎翁 私の祖父 世間師 ㈠ 世間師 ㈡ 文字をもつ伝承者 ㈠ 文字をもつ伝承者 ㈡ あとがき 解 説(網野善彦) 注(田村善次郎)
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天皇への敗北 | 國分 功一郎
JPY 990(USD 6.27)
新潮社 2026年 シリーズ哲学講話 ソフトカバー 224ぺージ 新書判 縦173mm 横108mm - 内容紹介 - 公布から80年、今こそ日本国憲法を本気で考える。憲法をめぐって紡がれた物語は、国民に浸透しつつも、第二次安倍政権下で危機に直面した。その時、立ちはだかったのは意外な〝存在〟だった――。「天皇への敗北」はなぜ起きたのか? その理由を、30年前に物議を醸した「敗戦後論」、昭和の憲法学者と文人の抵抗、戦争責任まで遡って探る。戦後憲法学の試みを近代文学に準え、複雑に絡み合う「天皇・憲法・戦後」の核心に迫る。
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帳の向こう | 國分 功一郎, 若林 正恭
JPY 1,870(USD 11.84)
文藝春秋 2026年 ソフトカバー 240ぺージ 四六変型判 - 内容紹介 - オードリーの若林正恭さんがもっとも話したい相手は、哲学者の國分功一郎さんだった。 「目的と手段」の社会は終わりつつある? 資本主義の魔物に、どう立ち向かえばいい? 現代で「快適」を求めるには、勇気が必要? 二人が語り合った、現代への違和感のすべて。 - 目次 - まえがき──どういうわけだか分からないが人間的な精神の仕組みに抗うことになってしまい…… 國分功一郎 1 真犯人を捜して生きている 2 目的もなく遊び続けろ 3 ビッグモーター化する世界の中で 4 やっとみんな疲れてきた 5 ネオリベの帳を越えて あとがき 若林正恭
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鬼と日本人の歴史 | 小山 聡子(著)
JPY 902(USD 5.71)
筑摩書房 2023年 ちくまプリマー新書 ソフトカバー 208ぺージ 新書判 - 内容紹介 - 絵本などでいまでも親しまれている「鬼」。古代では畏怖の対象だったが、次第に都合が悪いものを表す存在となった。その歴史から日本人の心の有様を読みとく。 - 著者プロフィール - 小山 聡子(こやま・さとこ):1976年生まれ。98年筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。2003年同大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(学術)。現在、二松学舎大学文学部教授。専門は日本宗教史。著書に『親鸞の信仰と呪術――病気治療と臨終行儀』(吉川弘文館)、『浄土真宗とは何か――親鸞の教えとその系譜』『もののけの日本史――死霊、幽霊、妖怪の1000年』(中公新書)、『往生際の日本史――人はいかに死を迎えてきたのか』(春秋社)などがある。
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もののけの日本史 死霊、幽霊、妖怪の1000年 | 小山 聡子(著)
JPY 1,100(USD 6.96)
中央公論新社 2020年 中公新書 ソフトカバー 288ぺージ 新書判 - 内容紹介 - モノノケは、古代・中世において、正体不明の死霊を指した。病気や死をもたらす恐ろしい存在で、貴族たちを悩ませた。近世に入ると幽霊や妖怪と混同され、怪談や図案入りの玩具などで親しまれるようになる。近代以降、根拠がないものとして否定されつつも、怪異は根強い人気を博し人びとの興味をひきつけてやまない。本書は、モノノケの系譜をたどりながら、日本人の死生観、霊魂観に迫る - 著者プロフィール - 小山 聡子 (コヤマサトコ) (著) 1976年茨城県生まれ。筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。2003年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(学術)。
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鬼と異形の民俗学 | 飯倉 義之(監修)
JPY 1,540(USD 9.75)
ウェッジ 2021年 ソフトカバー 208ぺージ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ13mm - 内容紹介 - ◎鬼はなぜ藤を嫌うのか?――『鬼滅の刃』ヒットに潜む異界の符牒 酒呑童子、百鬼夜行、ナマハゲ、羅城門の鬼… 日本人が長い歴史のなかで追いやった 怪異を具現化した「鬼」の正体とは? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 古(いにしえ)より、 鬼と喰うか喰われるかの「戦い」をしてきた日本人。 酒呑童子をはじめ、ナマハゲ、節分の鬼、雷神、羅城門の鬼などに登場する鬼は、 どれも見た目は人間のようでありながら、 角をもち、恐ろしい形相であるなどの特徴をもっている。 古くは日本書紀や風土記にも記述があるが、 多くは歴史や文化の周縁の域に追いやられつつも、 日本人にとっては存在を消し難い、畏怖の対象でもあった。 漫画『鬼滅の刃』が老若男女問わずブームとなったが、 そこで描かれる世界観も日本古来の鬼および鬼退治をモチーフにしており、 日本人の精神的な深奥に潜む「恐ろしいもの」への畏怖、 そしてそれへの克服がある。 本書では数多くの伝承・伝説・説話・芸能・絵画などが物語る「鬼」の実像に迫り、 現在の鬼滅ブームに至る過程を民俗学的に読み解いていくもの。 - 目次 - 第1章 鬼と異形の系譜――古典・伝説にあらわれた異類たちを読み解く 第2章 日本の闇に蠢く「異形のもの」列伝――異界からの訪問者を総覧する 第3章 呪術者・異能者たちの群像――怪異と対峙した「鬼殺隊」の原像 第4章 鬼と出会える聖地――闇の民俗とパワースポットをめぐる 【コラム】 1 鬼舞辻無惨と八百比丘尼 2 竈門炭治郎と炭焼長者 3 「全集中の呼吸」と剣術 4 竈門炭治郎と竈門神社 - 著者プロフィール - 飯倉義之 (イイクラヨシユキ) (監修) 1975年、千葉県生まれ。國學院大學大学院修了後、国際日本文化研究センター機関研究員等を経て、現在、國學院大學文学部准教授。専門分野は口承文芸学、現代民俗論。怪異・怪談、妖怪伝承に造詣が深く、妖怪をこよなく愛し、研究室は全国で集めた妖怪グッズであふれている。 共著に『猫の怪』(白澤社)、共編著に『ニッポンの河童の正体』(新人物往来社)、『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版)、共監修に『京都・江戸 魔界めぐり』(NHK出版)、『日本の妖怪』(宝島SUGOI文庫)などがある。
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焔に手をかざして 新版 | 石垣 りん
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。 - 目次 - Ⅰ 暮しの周辺 呑川のほとり/通じない/いいなあ・いいわねえ/ぜいたくの重み/貧しい食卓/インスタントラーメン/収穫祭/玄関先のハカリ/街にあかりがついた日/お便り/雨と言葉/二月のおみくじ/弁護/手袋と靴下/着る人・つくる人/巣立った日の装い/なぎさ/女の手仕事/春の土手/器量/くらげ/年の暮れ/電車の音/自分の耳/いたずら/愛車/庭/長い舌/やさしさ/せつなさ/彼岸/コイン・ランドリー/灯が消える/ねむの花/七夕/夏木立/防災の日/曼珠沙華/教育勅語/勤労感謝/冬至 Ⅱ 言葉・読むこと書くこと…… 綴り方/自信キノコ/先生と詩/顧みて、いま――戦後三十年/心の不買を――ミス三十歳に/写真と詩/焔に手をかざして/田舎のアンデルセン――私の読書遍歴/椅子/私と言葉/買物籠に/言葉のこと Ⅲ ゆかりの人・人 女先生/バスケットはからっぽ/春愁/二人の来訪者/銀行員の詩集/私語/岡崎淑郎先生/私の感じるユーモア/つき合いの芽/細紐/医者と私/人のかたち/茶飲み話/母の子守歌/一本のネムの木/なぎさの穴/福田正夫/かたち Ⅳ この岸で…… 終着駅/フリー・ゴー/暮れのものさし/私はなぜ結婚しないか/可決/四月の合計/夜の海/こしかた・ゆくすえ/写真/軍旗祭/火になる時/深谷/赤坂見附/双葉と両手/「お」の字ぎらい/雪/また来年いらっしゃい/この岸で あとがき/文庫版あとがき 文庫解説 田尻久子 - 著者プロフィール - 石垣 りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
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ユーモアの鎖国 新版 | 石垣 りん
JPY 990(USD 6.27)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 戦後日本を代表する詩人・石垣りん。実母を4歳で亡くし、その後3人の母を持った1920年生まれの少女は、自ら生きる糧を求めて銀行に就職。単身、定年まで勤めあげる。戦火をくぐり抜けながら、復興する都市に働きながら、あるいは暮らしの窓辺から、転換期にある国を見つめた。人ひとりの自由と時を重ねる日々の強さを真摯かつ鮮やかに綴った、自伝的エッセイ集。 解説 牟田都子 - 目次 - 待つ Ⅰ 新巻/花嫁/宿借り/夜叉/朝のあかり/はまぐり/甘栗/美味/ラーメン/バナナ/お茶/うわさ/季節/シジミ/おそば/まじめな魚 Ⅱ 夏の日暮れに/試験管に入れて/鍵/ユーモアの鎖国/炎える母の季節/お酒かかえて/お礼/日記/春の日に/けちん坊/絵の中の繭/花よ、空を突け Ⅲ 事務員として働きつづけて/五円が鳴いた/花とお金/目下工事中/よい顔と幸福/事務服/晴着/領分のない人たち/生活の中の詩 Ⅳ 詩を書くことと、生きること/女湯/立場のある詩/事実とふれ合ったとき/持続と詩/表札のうしろ/第一行はとび出してきます/あとがきのこと/清岡卓行『四季のスケッチ』感想/生活詩/出来ること出来ないこと/風信 Ⅴ 食扶持のこと/眠っているのは私たち/買えなかったもの/私の新しい空/仕事/個人の手・公の手/生活と詩/犯された空の下で 文庫版あとがき 解説 牟田都子 - 著者プロフィール - 石垣 りん (イシガキ リン) (著) 1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
