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アルマンゾル | ハインリヒ・ハイネ(著), 今本 幸平(訳)
¥2,970($18.79)
法政大学出版局 2024年 ハードカバー 174ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 「本が焼かれるところでは、いずれ人も焼かれるのです」。ベルリンのベーベル広場にある、ナチス・ドイツの焚書追悼記念碑に刻まれたこの言葉は、ハイネの初期戯曲『アルマンゾル』(1823)に登場する台詞として知られる。15世紀末、レコンキスタ後のグラナダを舞台に、イスラム教徒の青年アルマンゾルと、キリスト教徒の恋人スレイマに生じた悲劇。マラーノの系譜に連なるユダヤ人詩人ハイネの現代性がいま甦る。 - 目次 - アルマンゾル 悲劇 荒廃したムーア人の古い屋敷の内部 アリーの屋敷 夜。アリーの屋敷の外 アリーの屋敷の前庭 森 アリーの屋敷の広間 森 岩山 訳註 訳者解説 - 著者プロフィール - ハイリンヒ・ハイネ(Heinrich Heine) ドイツの詩人、作家。1797年にデュッセルドルフのユダヤ人家庭に生まれ、のちにプロテスタントに改宗した。初期の代表作である詩集『歌の本』の詩は、シューベルトやシューマンなどが作曲した歌曲としても広く知られる。三大詩集として、そのほかに『新詩集』と『ロマンツェーロ』がある。ハイネの詩には甘美な恋愛や美しい自然を歌う抒情性と、それに耽溺せずに一歩引いたユーモアと皮肉を含んだまなざしが同居し、その批判的精神ゆえに最後のロマン主義者であると同時に最初の現代的詩人とも評される。ハイネの作品はドイツにおいて検閲や批判を受け、1831年からパリに移住し、ドイツの新聞の通信員として、フランスの文化や社会について報告するジャーナリスティックな文章を執筆。1848年以降は病に侵され、寝たきりの状態になりながらも創作を続け、1856年に死去した。 今本 幸平 (イマモト コウヘイ) (訳) 今本 幸平(イマモト コウヘイ) 津市立三重短期大学准教授。1975年生まれ。2006年に関西大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。関西大学、京都教育大学、三重短期大学などの非常勤講師を経て2018年より現職。研究分野は19世紀ドイツ文学。ヴィルヘルム・ミュラーとハインリヒ・ハイネの作品を中心に研究している。主な論文に「ハインリヒ・ハイネとヴィルヘルム・ミュラー──愛、女性をめぐる『タンホイザー』と『美しい水車小屋の娘』の比較」(『ハイネ逍遥』第10号、2017年)、「『アッタ・トロル 夏の夜の夢』における熊の演説──「笑いの嫌悪」に関する小考」(『ハイネ逍遥』第14号、2021年)がある。
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ジブンの世界はジンブンでできている ―わかったことしか書かない哲学者×「研究」に興味がない考古学者×悩めるフィクション研究者― | 梶谷真司, 折茂克哉, 岡田進之介, ジブンジンブン編集部(編)
¥1,980($12.53)
ジブンジンブン 2025年 ソフトカバー 四六判 - 内容紹介 - こんな「学び」もあったんだ! あなたの世界の見方を変える、人文学の世界へようこそ。 自分は、何に興味があるんだろう? 学びたい気持ちはあるけど、何から手をつけたらいいんだろう? 自分ならではの視点で世界をとらえなおす「人文学」の研究者たちに話を聞いてみたら、寄り道・偶然・紆余曲折だらけの旅路が見えてきた! 進路に迷う中高生のあなたにも、何かを学びたいと思い始めた社会人のあなたにも。読めば明日から「ジブンごと」探しを始めたくなる、まったく新しい「人文学」入門が誕生。三人のはみだし人文系研究者たちの濃厚インタビュー&対談集! ■本書に登場する研究者たち 梶谷真司:わかったことしか書かない哲学者。大学で研究するだけでなく、学校や地域で「共創哲学」に取り組んでいる 折茂克哉:「研究」に興味がない考古学者。大学附属の博物館で、美術・農学・地学などの幅広い展覧会づくりに携わる 岡田進之介:悩めるフィクション研究者。大学院の博士課程で、映画などのフィクションを主な題材に、分析美学を研究 ■もくじ ・まえがき ・第一部 わかったことしか書かない哲学者 授業を取らない学部生時代/シュミッツとの出会いと「分かる」体験/あらゆる分野で初学者だった ほか ・第二部 「研究」に興味がない考古学者 考古学者としてのキャリア/博物館のお仕事/好きなことでは生きていかない ほか ・第三部 哲学者と考古学者がフィクションについて考えてみた 発泡酒と韓国ドラマ/俺の感情を雑に扱うな/「あれ?このつまんない映画、前にも観たな」/無音のサメは怖くない/「かっこいい」と「正しい」は似ている/七年目の新発見「自分、ハイデガー好きじゃなかったんだ」/SF少年、考古学を志す/人文学は一人でできる ほか ・あとがき ・ブックリスト ■ジブンジンブン編集部について 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学のおもしろさを発信するプロジェクト。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。メンバーの大学卒業・就職を経て、2025年から出版社としての活動を本格始動。コンテンツやワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。 - 目次 - ■もくじ ・まえがき ・第一部 わかったことしか書かない哲学者 授業を取らない学部生時代/シュミッツとの出会いと「分かる」体験/あらゆる分野で初学者だった ほか ・第二部 「研究」に興味がない考古学者 考古学者としてのキャリア/博物館のお仕事/好きなことでは生きていかない ほか ・第三部 哲学者と考古学者がフィクションについて考えてみた 発泡酒と韓国ドラマ/俺の感情を雑に扱うな/「あれ?このつまんない映画、前にも観たな」/無音のサメは怖くない/「かっこいい」と「正しい」は似ている/七年目の新発見「自分、ハイデガー好きじゃなかったんだ」/SF少年、考古学を志す/人文学は一人でできる ほか ・あとがき ・ブックリスト - 著者プロフィール - 梶谷真司 (カジタニシンジ) (著) 東京大学大学院総合文化研究科教授。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。専門は哲学、医療史、比較文化。近年は学校や企業、地域コミュニティなどで「共に考える場」を作る活動を行い、いろんな人が共同で思考を作り上げていく「共創哲学」という新しいジャンルを追求している。近著に『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎、二〇一八年)、『書くとはどういうことか 人生を変える文章教室』(飛鳥新社、二〇二二年)、『問うとはどういうことか 人間的に生きるための思考のレッスン』(大和書房、二〇二三年)がある。 折茂克哉 (オリモカツヤ) (著) 一九九三年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。一九九七~一九九九年ロシア科学アカデミーサンクトペテルブルグ物質文化史研究所研究生。二〇〇二年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻考古学コース博士課程後期修了(博士(歴史学))。二〇〇二年六月東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻学術研究支援員、同年十月國學院大學21世紀COEプログラム研究員。二〇〇三年東京大学教養学部美術博物館教務補佐員を経て、二〇〇四年より東京大学大学院総合文化研究科・教養学部駒場博物館に勤務(助教)。専門は博物館学、先史考古学。 岡田進之介 (オカダシンノスケ) (著) 二〇一九年東京大学文学部言語文化学科現代文芸論専修卒業。二〇二一年東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専修修士課程卒業(修士(文学))。現在同専修博士後期課程所属。二〇二一年十月~二〇二四年三月、国立研究開発法人科学技術振興機構 次世代研究者挑戦的研究プログラムプログラム生。専門は現代英米圏の美学のフィクション論・物語論。 ジブンジンブン編集部 (ジブンジンブンヘンシュウブ) (編) 「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学のおもしろさを発信するプロジェクト。 2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。 メンバーの大学卒業・就職を経て、出版社としての活動を本格始動。コンテンツやワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。
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現代沖縄小説選 | 孫知延(編), 大城貞俊(編)
¥2,860($18.10)
インパクト出版会 2026年 ソフトカバー 301ぺージ A5判 - 内容紹介 - 境界の島、洗い清めと鎮魂を紡ぎ出した物語 戦争を直接経験していない「ポストメモリー」世代の沖縄の作家たちが、「哀悼」から「癒やし」を経て「回復」へと至る魂の軌跡を描き出す、作品選集。 - 目 次 - 序文 土地の記憶、越境する声 (大城貞俊) 解題 境界の島、洗い清めと鎮魂の歌(孫知延) 第一部 〈封印された傷〉 ツルおばあ (大城貞俊) この島のヤモリは鳴かない (赤星十四三) 蘇鉄(そてつ)の日 (久里しえ) ミバエ (国梓としひで) 第二部 〈洗い清めの儀式〉 努の歌声 (又吉栄喜) 彼女の愛 (芳賀郁) 猫投祭(マユーナギー)(野原誠喜) 第三部 〈吹き返した息〉 ミネソタからのエアメール (長嶺幸子) 金網難民(かなあみなんみん) (富山陽子) グラニー (棚原妙子) おきなわ「幽」レールばなし (高柴三聞)
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捨てた紙、捨てられない紙 | スズキナオ
¥2,200($13.92)
和久田書房 2026年 ソフトカバー 272ぺージ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ20mm - 内容紹介 - 「なんでこんなものまで取ってあるんだよ!」と、過去の自分に対して腹が立つほど、各時代の自分が捨てられずに残してきた紙たちが部屋のあちこちから現れる。どうして捨てられないのだろう……膨大な量の紙を見つめて、改めてそれら一枚一枚に対する思い入れを文字にしてみようと思ったーー(はじめに「捨てられない紙に囲まれて」より) 誰もが家のどこかにある〝捨てられない紙〟。そこに浮かび上がるのは、ささやかな日々の記録、今はもうない店や場所、家族や友人との時間……それらを乾いたユーモアと柔らかな愛をたたえた視点で炙り出す珠玉のエッセイ。なんでもないような日常や、旅、酒、店、音楽、そしてあまり語られなかった幼少期や学生時代のこと……。図らずもスズキナオの集大成的な一冊になりました。 - 目次 - はじめに ーー捨てられない紙に囲まれて 第一章 なくなった場所の紙 第二章 家族の紙 第三章 自分を思い出す紙 第四章 うれしい紙 第五章 よくわからない紙 捨てた紙 ーーあとがきに代えて - 著者プロフィール - スズキナオ (スズキナオ) (著) 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。ウェブサイト『デイリーポータルZ』などを中心にエッセイやコラムを執筆。著書に『家から5分の旅館に泊まる』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版』『新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く』(以上、太田出版)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)、『「それから」の大阪』(集英社新書)、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』(新潮社)、『ずっとあった店』シリーズ(ことさら出版)など多数。酒場ライター・パリッコとの共著に『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『そこそこでいいんだよ 「酒のほそ道」の名言』(太田出版)ほか、古賀及子との共著に『文通 答えのない答え合わせ 』(シカク出版)などがある。人力テクノラップバンド「チミドロ」のメンバーであり、シンガーソングライターbutajiとのユニット「遠い街」など音楽活動も行う。
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屁理屈と哲学 | 小川 哲
¥1,320($8.35)
集英社 2026年 ソフトカバー 192ぺージ 新書判 縦176mm 横112mm 厚さ15mm - 内容紹介 - 精選した123のパンチライン・格言(アフォリズム)・寓話・断片などから構成される、反=自己啓発の書。 大ヒット『言語化するための小説思考』に続き、手に取りやすい新書サイズで刊行! 【収録内容】 ■東京大学理科一類から文転・博士課程中退を経て直木賞作家になった著者が、二十代で得た知見と思想 ■東大大学院の修士論文で、最新AIの課題にも通じる「チューリング論」の一部抜粋 ■直木賞受賞作にあえて収録しなかった幻の未発表原稿 ■SNSで凄まじいバズを起こし、ネットミームにまでなった一節《「東京」というゲームが存在する》と、その炎上への考え ■様々な賞を受賞した大作&傑作のエッセンスを堪能できる、パンチラインの抜粋……etc. デビュー前から現在まで、小川哲が書いてきたあらゆる文章を、リミックス/マッシュアップした、前代未聞の哲学的断片集。 【目次】 一、「東京」というゲームが存在する。 (=ゲームに関する23の断片) 二、現代は「メンタル神経」の時代である。 (=屁理屈に関する19の断片) 三、哲学者は三つの旅をする。 (=哲学に関する16の断片) 四、嘘はナイフだ。 (=嘘と神に関する18の断片) 五、いつか君たちは大人になる。大人になれば私のことは忘れる。 (=記憶と時間に関する22の断片) 六、どうしてSF作家は未来を予測できないのか。 (=SFと作家に関する25の断片) ○あとがき たかだか数百キロバイトの文字情報から、読者が豊かな世界を感じとり、およそ言語では表現できないような感動をする。そんなことが可能になるのは、読者がそれぞれの豊かな人生を歩んできたからだ。有限な文字の並びの中に自分の人生を投影し、無限の世界を誤読する――それこそが文章を読む喜びであるとも言える。 本書は言わば、「小川哲、切り抜き集」「小川哲、名場面集」「小川哲、最高の瞬間」「小川哲、神回集」みたいなものだ。 (「あとがき」より) 【プロフィール】 小川哲 (おがわ・さとし) 1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、翌年同作で第168回直木三十五賞を受賞。同年『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞。他の著作に『嘘と正典』、『君が手にするはずだった黄金について』、『スメラミシング』などがある。
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石とザアタルの地 パレスチナ文学アンソロジー | 山本薫(編), 武田朝子(訳), 岡真理(訳), 田浪亜央江(訳), 佐藤まな(訳)
¥2,970($18.79)
皓星社 2026年 ソフトカバー 248ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 1950年代から現代まで、8名の作家でたどるパレスチナ文学の道程 海が大好きだった弟、太陽の写真を撮ることが好きだった夫……。レバノンでの虐殺とイスラエルによる空爆を経て「殉難者の妻」になるまでを夢と現実のあわいで回想する表題作「石とザアタルの地」のほか、8名の作家による詩・小説を収録。 山本 薫、岡 真理、武田朝子、田浪亜央江、佐藤まなによる作家・作品の訳者解説を付す。 破壊と殺戮のなかで、その歴史を物語に託し、書き紡いできた者がいる。パレスチナのために、自由のために。 不条理に故郷を奪われ、権利や尊厳をどれだけ踏みにじられようとも、文学という最も人間的な創造行為をあきらめないパレスチナ人作家たちの存在は、それ自体が希望である。(編者解説より) - 目次 - パレスチナ周辺図 ファドワ・トゥカーン 「洪水と木」「絶望のための小さな歌」「タンムーズともうひとつのこと」(武田朝子 訳・解説) ガッサーン・カナファーニー 「ガザからの手紙」「梟は遠き部屋に」(岡 真理 訳・解説) マフムード・ダルウィーシュ 「身分証明書」「パレスチナの恋人」(岡 真理 /山本 薫 訳・解説) リヤーナ・バドル 「石とザアタルの地」(山本 薫 訳・解説) アーティフ・アブーサイフ 「宝くじ」(山本 薫 訳・解説) イブティサーム・アーズィム 「十月の風」「シャーヒーン」(山本 薫 訳・解説) アダニーヤ・シブリー 「この海はムハンマド・アルハディーブのもの」(田浪亜央江 訳・解説) スヘイル・ハンマード 「ガザ連作」(佐藤まな 訳・解説) 編者解説 パレスチナの文学を読む 山本 薫 読書案内 訳者略歴 - 著者プロフィール - 山本薫 (ヤマモト カオル) (編) 慶應義塾大学総合政策学部准教授。 東京外国語大学地域文化研究科より博士号(文学)取得。 専攻はアラビア語、アラブ文学。パレスチナやレバノン、エジプトなどを中心に、アラブ諸国における文学や文化・芸術と政治・社会との関わりを研究。 作品の翻訳や日本への紹介などの活動にも取り組んできた。 訳書にエミール・ ハビービー『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』(作品社、二〇〇六年)、アダニーヤ・ シブリー『とるに足りない細部』(河出書房新社、二〇二四年)、ザフラーン・ アルカースィミー『水脈を聴く男』(共訳、書肆侃侃房、二〇二五年)ほか。 主な著書に、『中東の文学を旅する60章』(共編著、明石書店、近刊)、主な論文に”Culture and Resistance in Palestine: Rap Music from Gaza”, in Hiroyuki Suzuki & Keiko Sakai eds., Gaza Nakba 2023- 2024: Background, Context, Consequences, Singapore: Springer, 2025.,「アダニーヤ・シブリー『とるに足りない細部』における境界 ─サバルタンの視点を中心に」『世界文学』一四二号(二〇二五年)など。 武田朝子 (タケダ アサコ) (訳) 東京外国語大学アラビア語科卒業、立教大学大学院文学研究科地理学専攻修士課程修了。一九八九~九〇年クウェート大学留学。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究生(一九九三~九五年)。クウェート及びアラブ社会についての論文、現代詩の翻訳がある。 翻訳に『『私の旅』パレスチナの歴史ー女性詩人ファドワ・トゥカーン自伝』(新評論、一九九六年)、オダイマ・ムハンマド「アラビア語訳日本むかしばなし」『詩人会議』五二号(二〇一四年)、ほかに「変化する社会の中の女性」『暮らしがわかる〈アジア読本〉アラブ』(河出書房新社、一九九八年)、「シリアの文学・詩の状況」『詩人会議』七三七号(共編・訳、二〇二四年)など。 岡真理 (オカ マリ) (訳) 早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。東京外国語大学アラビア語科卒、同大学大学院修士課程修了。在学時代、パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの小説を通してパレスチナ問題、アラブ文学と出会う。エジプト・カイロ大学に留学、在モロッコ日本国大使館専門調査員、京都大学大学院人間・環境学研究科教授等を経て現職。 著書に『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、二〇〇八年)、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房、二〇一八年)ほか。訳書に、ターハル・ベン=ジェッルーン『火によって』(以文社、二〇一二年)、イザベラ・ハンマード『見知らぬ人を認識する│ パレスチナと語りについて』(みすず書房、二〇二五年)ほか。 田浪亜央江 (タナミ アオエ) (訳) 東京外国語大学アラビア語学科卒業、一橋大学言語社会研究科博士課程単位取得退学。国際交流基金中東担当専門員、成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員等を経て、現在広島市立大学国際学部教授。 著書に『〈不在者〉たちのイスラエルー占領文化とパレスチナ』(インパクト出版会、二〇〇八年)、共著に『地域研究の境界ーキーワードで読み解く現在地』(人文書院、二〇二五年)、『帝国と民族のあいだーパレスチナ/イスラエルの重層性』(東京大学出版会、二〇二五年)など。共訳書に『パレスチナの民族浄化ーイスラエル建国の暴力』(法政大学出版局、二〇一七年)。 佐藤まな (サトウ マナ) (訳) 英語翻訳者・通訳者。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。英語圏におけるパレスチナ系を中心とした移民・難民の文学(とりわけ詩)に関心がある。 論文に「在米ディアスポラ詩人スヘイル・ハンマードにおける『パレスチナ』ー記憶の継承、ブラック・アメリカ、そしてパレスチナ人になること」(修士論文)、「未来のパレスチナー在米ディアスポラ詩人スヘイル・ハンマードにおける ‘home’ と ‘people’」(『日本中東学会年報』日本中東学会、二〇一八年)など。翻訳にジェームズ・ウェルカー編著『BLが開く扉:変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー』 (共訳、青土社、二〇一九年)、映画『リトル・パレスティナ』、『Foragers 採集する人々』、『リッチランド』(日本語字幕)など。
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身体を記す
¥1,815($11.49)
文藝春秋 2026年 ソフトカバー 216ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 文芸界をリードする15人の人気作家が己の「身体」と向き合うリレー・エッセイ。 少年時代に刻み込まれた男としての身体の原体験、 性徴への忌避感と強烈な興味、 ジェンダーへの反省、 家族を持つことへのふとした感慨、 いままさに迫る病気との闘い、 肉体に刻まれる、誰かの痕跡…… 「身体」をテーマにまじめかつ気楽に、 韜晦と本音をまじえて明かす、作家たちの入魂のエッセイ。 【著者】 町屋良平(作家)/戌井昭人(作家・俳優・劇作家) 中村文則(作家)/円城塔(作家)/ 田中慎弥(作家)/上田岳弘(作家)/ 小池水音(作家)/大前粟生(作家)/ 大田ステファニー歓人(作家)/古川真人(作家)/ 尾崎世界観(ミュージシャン・作家)/ 砂川文次(作家)/ 春日太一(時代劇・映画史研究家)/ 済東鉄腸(作家)/朝井リョウ(作家)
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本屋は回る | 五味 太郎, 増田 喜昭
¥2,420($15.31)
岩波書店 2026年 ソフトカバー 230ぺージ 四六判 縦188mm 横129mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 三重県四日市市にある子どもの本専門店メリーゴーランドが、50周年を迎えます。本をまんなかに、さまざまな人たちとつながってきた店主・増田喜昭に、絵本作家・五味太郎がインタヴュー! 絵本、児童文学、子ども、社会……縦横無尽に語りあいます。河合隼雄、谷川俊太郎と増田の対話、あべ弘士、江國香織からの応援トークも収録。 - 目次 - はじめに 本屋はつなぐ1 五味太郎×増田喜昭 思いつく人 ウロウロしていた頃の風景 田んぼからメリーゴーランド 運命づけられた出会い 好きな本だけを売ることで、批評している 面白い本を!という情熱 メリーゴーランドが回りはじめた頃 増田喜昭 本屋はつなぐ2 五味太郎×増田喜昭 子どもの本という存在について 本は立体物。絵本は総合デザイン。 メルヘンハウス・メリーゴーランド・クレヨンハウス 五味太郎の絵本 絵本もこれから、本屋もこれからが面白い 本を読むということ 本は夢みる 河合隼雄×増田喜昭 コラム メリーゴーランド勝手に応援団(1) 江國香織「気がつくと、巻き込まれている」 本屋はつなぐ3 五味太郎×増田喜昭 生まれたときから、オレはオレ 友人の死 プラットフォーム 自分の理由 アイデンティティ 孤独について 本は湧きでる 谷川俊太郎×増田喜昭 コラム メリーゴーランド勝手に応援団(2) あべ弘士「増田は、突然やって来た」 本屋はつなぐ4 五味太郎×増田喜昭 タイムレスクラシック ノンポリ 無形のかたち 女性活躍社会なんて言うまでもなく 大人がかっこよくなくちゃ! 風通し ガルシア・マルケスには触りたかった 人生は楽しいんだよ メリーゴーランドを回してくれた人たちのこと 増田喜昭 おわりに 付 録 “ひげのおっさん”こと、増田喜昭のおすすめ本 70選. - 著者プロフィール - 五味 太郎 (ゴミ タロウ) (著) (1945-)東京都生まれ。絵本作家。工業デザインの世界から絵本を中心とした創作活動に入る。1973年以来、400タイトル超の著作を発表、海外でも30か国以上で翻訳出版されている。ボローニャ国際絵本原画展賞をはじめ、国内外でさまざまな賞を受賞。代表作に『きんぎょが にげた』『みんな うんち』(福音館書店)、『言葉図鑑』(偕成社)、『さる・るるる』(絵本館)、『ことわざ絵本』(岩崎書店)、『らくがき絵本』(ブロンズ新社)、『大人問題』(講談社)など。 増田 喜昭 (マスダ ヨシアキ) (著) (1950-)三重県生まれ。1976年、子どもの本専門店メリーゴーランドを四日市に開く。第一線で活躍する作家・画家・編集者などを招いたレクチャーや、プロの絵本作家・童話作家の養成ワークショップ「絵本塾」「童話塾」を主宰。2007年、京都の四条河原町に京都店を開店。新聞、雑誌のコラムの執筆、テレビ、ラジオでの本の紹介、各地での講演会など、子どもの本の普及に力を注ぐ。著書に『子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド』(晶文社)、『えほん・絵本・134冊――子どもと大人をつなぐ。』(新田新一郎編、Gakken)など。
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料理たのしくなる相談室 | 上田 淳子
¥1,980($12.53)
光文社 2026年 ソフトカバー 192ぺージ 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 料理研究家 上田淳子の人気番組「料理楽しくなる相談室」(ポッドキャスト)から生まれた、料理の知識が詰まった本。料理につまずいた世の中の生の声に上田淳子が経験に基づきセキララに答える。いまさら聞けないけど、知っていると料理が段違いにスムーズになる実用的な内容から、上田淳子の料理人生で見てきた楽しい景色やクスリと笑える話まで、ご紹介します。実際に作ってほしい、選りすぐりのレシピもお教えします。
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帳の向こう | 國分 功一郎, 若林 正恭
¥1,870($11.83)
文藝春秋 2026年 ソフトカバー 240ぺージ 四六変型判 - 内容紹介 - オードリーの若林正恭さんがもっとも話したい相手は、哲学者の國分功一郎さんだった。 「目的と手段」の社会は終わりつつある? 資本主義の魔物に、どう立ち向かえばいい? 現代で「快適」を求めるには、勇気が必要? 二人が語り合った、現代への違和感のすべて。 - 目次 - まえがき──どういうわけだか分からないが人間的な精神の仕組みに抗うことになってしまい…… 國分功一郎 1 真犯人を捜して生きている 2 目的もなく遊び続けろ 3 ビッグモーター化する世界の中で 4 やっとみんな疲れてきた 5 ネオリベの帳を越えて あとがき 若林正恭
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世界カタコト辞典 | 開高 健(著), 小田 実(著)
¥1,760($11.14)
白水社 2026年 白水Uブックス/外国語のポケット ソフトカバー 256ぺージ 新書判 - 内容紹介 - 世界中を旅して集めたカタコトの数々 芥川賞作家・鈴木結生氏推薦!本書は、開高健・小田実という稀代の旅作家=風来坊の二人が、地球の上をブンブン飛び回って集めた〝カタコト〟の結晶である。英仏独中は勿論、チェコ、ヘブライ、デンマーク語まで全18言語・63単語を道連れに、読者である我々もまたO(小田実)・K(開高健)コンビと共に世界一周をすることになる。そこで我々は知らない酒を飲み、独立運動に参加し、人類の悲惨な記憶とも向き合うことになるだろうが、最後はきっと二人と一緒にこう呟いているはずだ。「ほんとに言葉っておもしろいね」 世界各地を旅するなかで出合ったことばについて、ふたりの作家がそれぞれの記憶をさかのぼる。アササン(暗殺者)からはじまる辞典形式のエッセイ。復刊を求める声が多く、長らく入手困難な一冊を新書判でお届けする。解説は黒田龍之助氏。白水Uブックス新レーベル「外国語のポケット」第2回配本。 - 著者プロフィール - 開高 健 (カイコウ タケシ) (著) 1930.12.30 - 1989.12.9 大阪生まれ。大阪市立大学法文学部卒業。1958年、『裸の王様』で芥川賞受賞。その後、『日本三文オペラ』『流亡記』など、話題作を発表。1964~1965年、朝日新聞特派員として戦地のべトナムに赴く。この体験をもとに、1969年、『輝ける闇』、1971年、『夏の闇』を発表。1978年、『玉、砕ける』で川端康成賞、1986年、自伝的長編『耳の物語』で日本文学大賞を受賞。『開高健全集』全22巻(新潮社刊)。 小田 実 (オダ マコト) (著) 1932.6.2 - 2007.7.30 大阪生まれ。東京大学言語学科卒業。1951年、小説『明後日の手記』で作家デビュー。1961年、ハーバード大学留学とその後の世界旅行の記録『何でも見てやろう』を刊行。1965年からベトナム戦争終結まで、「ベトナムに平和を!市民連合」の中心的存在として活躍。1988年、『HIROSHIMA』でロータス賞、1997年、『「アボジ」を踏む』で川端康成文学賞を受賞。『小田実全集』全82巻(講談社刊)。
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本のある場所を訪ねて | 南陀楼綾繁
¥2,420($15.31)
教育評論社 2026年 ソフトカバー 288ぺージ 四六変型判 縦180mm 横130mm 厚さ23mm - 内容紹介 - 業種を超えて、本でつながる 独立系書店、まちの本屋、小規模出版社、地方出版、そのほかの本に関する動きなど。 “本のある場所”を訪ね歩き、その地域に生きる人たちの声を聞く――7年にわたる記録 ひとつの地域にある新刊書店、古書店、出版社、図書館、そして著者、編集者、読者、ZINEやミニコミの発行者など、本に関わる動きや人をできる限り広く見ていく。そうすることによって、地図を描くように、その地域の「本のある場所」の姿が浮かび上がってくるのではないか。私は、その動きに関わる人たちを、いっそのこと、まとめて「本屋さん」と呼びたい気持ちにも駆られる。そこには、本をめぐるビオトープ(生態系)が息づいている。 出版業界はいま大きな岐路に立っている。出版社の売上げの減少は止まらず、老舗と呼ばれる書店が閉店する。今後も出版業界はこれまで以上に縮小していかざるを得ないだろう。 ただ、出版「業界」だけで見ると悲観的な話になりがちだが、商業ベースには乗らない動きも含めて、本の力はまだ衰えてはいない。それがこの20年、各地の「本のある場所」を訪ねてきた私の印象であり、願いでもある。 本書には、そんな私の「本のある場所」探訪の旅の一環として、2019年から2025年まで、出版業界紙『新文化』に執筆した書店と出版社に関する記事を収録した。 (中略) 本文のデータは取材時のままとし、その後の変化などは「南陀楼’s voice」として追記した。第2章に収録した〈サンブックス浜田山〉が閉店した旨を、追記で書かざるを得なかったことは非常に残念だ。第3章と第4章には、その出版社の刊行物から私が選ぶ「この1冊」を入れた。 また、書店に関する章を総括する意味で、〈BOOKS青いカバ〉の小国貴司さんへのインタビューを新規に行なった。出版社に関する章には、「里山社」の清田麻衣子さんへのインタビューを加えた。 数多い「本のある場所」のほんの一部ではあるが、魅力的な人たちによる多様な動きがあることを感じていただければ嬉しい。 (「はじめに」より抜粋) - 目次 - はじめに 第1章 独立系書店――始めるたのしさと続ける難しさ 【特別インタビュー】「本屋と読者の未来を考える」BOOKS青いカバ・小国貴司さん 第2章 まちの本屋――日々の積み重ねと変化 第3章 小規模出版社――小さいからこそ出せる本がある 【特別インタビュー】「長く読まれる本をつくる」里山社 ・清田麻衣子さん 第4章 地方出版――ここで暮らしながら本をつくる 第5章 本のビオトープ――本を残し、次代に伝える おわりに - 著者プロフィール - 南陀楼綾繁 (ナンダロウアヤシゲ) (著) 1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。 「不忍ブックストリート」前代表。「石巻まちの本棚」の立ち上げにも関わる。 著書に『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』、『古本マニア採集帖』、『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』(以上、皓星社)、『「本」とともに地域で生きる』(大正大学出版会)、編著『中央線小説傑作選』『中央線随筆傑作選』(中公文庫)ほか。
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獄中シェイクスピア劇団 | マーガレット・アトウッド, 鴻巣 友季(訳)
¥1,815($11.49)
集英社 2026年 集英社文庫 ソフトカバー 408ぺージ 文庫判 縦152mm 横105mm 厚さ17mm - 内容紹介 - M・アトウッドによって、傑作『テンペスト』が現代に蘇る! 『テンペスト』の演出に心血を注いでいた舞台芸術監督フェリックスは、ある日突然、部下トニーの裏切りにより職を奪われた。失意のどん底で復讐を誓った彼は、刑務所の更生プログラムの講師となり、服役中の個性的なメンバーに、シェイクスピア劇を指導することに。 12年後、ついに好機が到来する。大臣にまで出世したトニーら一行が、視察に来るというのだ。披露する演目はもちろん『テンペスト』。フェリックスの復讐劇の行方は!? ――天才シェイクスピアと現代文学界の魔女アトウッドの才気が迸る、奇跡のような物語の誕生! 【著者略歴】 マーガレット・アトウッド カナダを代表する作家・詩人。その著作は小説、詩集、評論、児童書、ノンフィクションなど多岐にわたって60点以上にのぼり、世界35か国以上で翻訳されている。1939年カナダのオタワ生まれ。トロント大学、ハーバード大学大学院で英文学を学んだ後、カナダ各地の大学で教鞭を執る。1966年に詩集「The Circle Game」でデビューし、カナダ総督文学賞を受賞。1985年に発表した『侍女の物語』は世界的ベストセラーとなり、アーサー・C・クラーク賞と二度目のカナダ総督文学賞を受賞。1996年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年には『昏き目の暗殺者』でブッカー賞、ハメット賞を受賞。2016年に詩人としてストルガ詩の夕べ金冠賞を受賞。そして2019年、「The Testaments」で2度目のブッカー賞を受賞した。トロント在住。 【訳者略歴】 鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ) 翻訳家・文芸評論家。1963年東京生まれ。訳書『恥辱』『イエスの幼子時代』『イエスの学校時代』J・M・クッツェー、『昏き目の暗殺者』M・アトウッド(すべて早川書房)、『嵐が丘』E・ブロンテ、『風と共に去りぬ』M・ミッチェル(ともに新潮文庫)、「灯台へ」V・ウルフ(河出書房新社 世界文学全集2-1収録)など多数。編書に『E・A・ポー ポケットマスターピース』(共編、集英社文庫ヘリテージシリーズ)など。『全身翻訳家』(ちくま文庫)、『翻訳ってなんだろう?』(ちくまプリマー新書)、『謎とき「風と共に去りぬ」』(新潮選書)ほか、翻訳に関する著作も多数。
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語学の天才まで1億光年 | 高野 秀行
¥1,210($7.66)
集英社 2026年 集英社文庫 ソフトカバー 456ぺージ 文庫判 縦152mm 横105mm 厚さ19mm - 内容紹介 - 語学は魔法の剣! 学んだ言語は25以上! の辺境ノンフィクション作家による、超ド級・語学青春記。 自身の「言語体験」に基づき、「言語」を深く楽しく考察。自動翻訳時代の語学の意味を問う。 さらにネイティヴに習う、テキストを自作するなどユニークな学習法も披露。語学上達のためのヒントが満載。 そしてコンゴの怪獣やアマゾンの幻覚剤探し、アヘン栽培体験などの仰天エピソードにおける語学についても語られる。『幻獣ムベンベを追え』から『アヘン王国潜入記』まで、高野作品の舞台裏も次々と登場。 インドで身ぐるみはがされたせいで、英語が上達、暗黒舞踏家のフランス人女性に生きたフランス語を学び、コンゴでリンガラ語を話してウケまくる。 コンゴでの「語学ビッグバン」体験により、語学の面白さに目覚め、以後、現地を訪れる際に必ずその言語を学ぶ言語オタクと化した著者。 辺境の言語で辞書もテキストもない場合は、ネイティヴを探して学び、文法の法則は自分で見つける。 現地で適当に振り回すと、開かずの扉が開くこともある語学は「魔法の剣」だという著者。地域や人々を深く知る上で、語学がいかに有効な手段であるかも綴られる。 著者自作の地図や図版を多数掲載。各国、民族の言語観や、言語同士の相関をわかりやすく解説。知的好奇心が満たされるとともに、破天荒で自由な著者の青春記を堪能できる一冊。 言語愛あふれるエピローグも感動的。 【目次より抜粋】 第一章 語学ビッグバン前夜(インド篇) ・奈落の底で語学の真実に開眼 第二章 怪獣探検と語学ビッグバン(アフリカ篇) ・ゴジラ襲来 ・民族語の世界とムベンベの正体 第三章 ロマンス諸語との闘い(ヨーロッパ・南米篇) ・イタリア語との初対決デスマッチ ・スペイン語は”平安京言語“ ・魔術的リアリズムの旅 第四章 ゴールデン・トライアングルの多言語世界(東南アジア篇) ・みんなが満足! マンガ学習法 ・麻薬王のアジトでシャン語に出会う 第五章 世界で最も不思議な「国」の言語(中国・ワ州篇) ・言語のノリと中国語の衝撃 ・「こんにちは」も「ありがとう」もない世界 高野秀行(たかのひでゆき) ノンフィクション作家。1966年、東京都生まれ。 ポリシーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。 『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で酒飲み書店員大賞を、『謎の独立国家ソマリランド』(集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞等を受賞。著書に『幻のアフリカ納豆を追え!』(新潮社)など多数。歴史家・清水克行との共著に『世界の辺境とハードボイルド室町時代』(集英社インターナショナル)(集英社文庫)などがある。
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赤いするめ、黒いするめ | 平松 洋子
¥858($5.43)
文藝春秋 2026年 文春文庫 ソフトカバー 256ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 【ピカリと閃いたら、即、実行! 工夫とアイディア満載の食のエッセイ!】 ・昭和の道具「卵カッター」がすごいのは、●●●までやってのけるところ。 (➡答えは本文に!) ・カドがとれたお酢サマが、しゃきしゃきのもやし炒めの味を高め、箸が止まらない…。 ・これがあるだけで安心「元気玉」の超簡単レシピ! (「納豆+梅干し+ごま+ちりめんじゃこ+紫蘇の実+刻み昆布+海苔」を丼に入れ、しつこくぐるぐるかき回す!) ・いつも切らさないようにしている栄養満点の野菜は? ・湿気た海苔を見事に救済する方法。 【1章 梅騒ぎ/2章 どら焼きと酒/3章 ひさしぶりのパリ/4章 赤いするめ、黒いするめ】 あまりに夏が暑くて炎天の下、ピカリと閃いた。 干物を作ってみようか。 いざ、魚を開いて干したそのお味は…? 切り干し大根の実力に信頼を寄せ、卵カッターの有能さに驚く。 キッチンでは庭で育てたレモングラスを料理に活用、 叩きレンコンの素揚げを愛す。 アイデア満載、好奇心と行動力が抜群の食のエッセイ! 【解説・島田雅彦――飢餓の時代前夜の賢い食卓】
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娘が巣立つ朝 | 伊吹 有喜
¥1,023($6.47)
文藝春秋 2026年 文春文庫 ソフトカバー 208ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 家族って、なんだろう……? 多くの共感を集めた家族小説の傑作が、待望の文庫化! 高梨家の一人娘・真奈が恋人の優吾を実家に連れてきた。 爽やかな好青年なのだが、 どこか会話が嚙み合わない。 一方母・智子は、不機嫌でため息ばかりつく夫の健一に 辟易している。 見て見ぬふりをしてきた小さな綻びが、 少しずつ大きくなり――。 誰もが経験する人生の曲がり角を通して、 ある家族の変遷を描き、 多くの共感を集めた感動作。 シビアな現実と、全体に流れるユーモア。 家族の悲喜こもごもに「わかる!」「そうそう」と 相槌をうつこと必至、胸に刺さります。 第46回吉川英治文学新人賞候補作。 文庫解説・瀧井朝世
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雲を紡ぐ | 伊吹 有喜
¥847($5.36)
文藝春秋 2022年 文春文庫 ソフトカバー 432ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるのか? 第8回高校生直木賞(2021)受賞作! 羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。 いじめが原因で学校に行けなくなった高校2年生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショール。 ところが、このショールをめぐって母と口論になり、美緒は岩手県盛岡市の祖父の元へ行ってしまう。 美緒は、祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。 一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。 「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていくホームスパン。 その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語るように、読む人の心を優しく包んでくれる1冊。 文庫版特典として、スピンオフ短編「風切羽の色」(「いわてダ・ヴィンチ」掲載)を巻末に収録。 文庫解説・北上次郎
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犬がいた季節 | 伊吹 有喜
¥880($5.57)
双葉社 2024年 双葉文庫 ソフトカバー 392ぺージ 文庫判 縦150mm 横105mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く。山本周五郎賞候補、2021年本屋大賞第3位に輝いた青春小説の傑作。
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昭和文豪自選作品集 | 斎藤 美奈子(編)
¥1,430($9.05)
中央公論新社 2026年 中公文庫 ソフトカバー 384ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - ◆1935年(昭和10年)、中央公論社50周年として刊行された作品集『文壇出世作全集』から、15作品をセレクト。 ◆『文壇出世作全集』は、島崎藤村、徳田秋声、正宗白鳥、菊池寛が発起人となり、文壇からの祝賀の目的で編纂された。現役の75人の作家が自身の「出世作」と標榜する作品を自選。各作品末尾に、作家本人による作品解説や執筆当時のエピソードを掲載している。◆大正から昭和初期の文士・文豪揃い踏みといったラインナップ。本アンソロジーでは、発起人として名を連ねた作家の作品、時代相を映し出すモダニズムの色濃い作品、女性作家たちの作品を軸に編集。昭和戦前期の現役作家による名短篇が揃った。 ◆収録作品(各作品末尾に「自作解説」を付す) 島崎藤村「家畜」 正宗白鳥「塵埃」 武者小路実篤「三和尚」(戯曲) 徳田秋声「足袋の底」 菊池 寛「身投げ救助業」 横光利一「赤い着物」 井伏鱒二「鯉」 中野重治「砂糖の話」 室生犀星「あにいもうと」 野上彌生子「茶料理」 中條百合子「一本の花」 平林たい子「施療室にて」 宇野千代「稲妻」 窪川稲子「キャラメル工場から」 林芙美子「朝夕」 - 著者プロフィール - 斎藤美奈子 (サイトウミナコ) (編) 一九五六年新潟県生まれ。児童書等の編集者を経て、九四年に文芸評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。二〇〇二年『文章読本さん江』で、第一回小林秀雄賞受賞。他に『文壇アイドル論』『誤読日記』『本の本 書評集1994-2007』『たまには、時事ネタ』『ふたたび、時事ネタ』『月夜にランタン』『ニッポン沈没』『戦下のレシピ――太平洋戦争下の食を知る』『文庫解説ワンダーランド』『学校が教えないほんとうの政治の話』『日本の同時代小説』『吾輩はライ麦畑の青い鳥 名作うしろ読み』など著書多数。
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中央線随筆傑作選 | 南陀楼綾繁(著)
¥990($6.26)
中央公論新社 2024年 中公文庫 ソフトカバー 288ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 御茶ノ水、四谷、新宿、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、三鷹、国立……。中央線の路線・駅を舞台に、選び抜かれた42編のエッセイ。車窓から人生の断面が浮かび上がる。好評『中央線小説傑作選』の姉妹編。 「江戸と武蔵野が混ざる」(ねじめ正一)「中央線」(赤瀬川原平)「黄金の中央沿線」(種村季弘)「わが街わが友」(唐十郎)「阿佐谷村の午後」(永島慎二)「一九八二年のタイム・スリップ」(友部正人)「御茶ノ水暮色」(出口裕弘)など、全43編。文庫オリジナル。 - 著者プロフィール - 南陀楼綾繁 (ナンダロウアヤシゲ) (著) 一九六七年島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒、明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など本に関することならなんでも追いかける。二〇〇五年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。各地で開催される多くのブックイベントにも関わる。著書に『一箱古本市の歩きかた』『谷根千ちいさなお店散歩』『小説検定』『ほんほん本の旅あるき』『町を歩いて本のなかへ』『蒐める人』『古本マニア採集帖』など。
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夜の太鼓 新版 | 石垣 りん
¥990($6.26)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 「私の住居は六畳一間に四畳半ほどのキッチンとやら。そのキッチンの棚、卓上、椅子も一つだけを残し、すべて印刷物の占領下にある。」長く家族を養った先で、ついに手にした自分の部屋での自分の暮し。生きる限りは鼓動が続く。傷の記憶も世の不合理も消えずとも、人と話し、ものを食べ、地を歩き、故郷とかつての日々をおもう。戦火をくぐって時代に臨んだ詩人の名随筆集。 解説 蜂飼耳 カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) カバー画 いぬいかずと - 目次 - Ⅰ 花いちもんめ 時の名称/しつけ糸/会社をやめたら/絵柄人柄/雪谷/気になったことふたつ 他 Ⅱ その角の向うに 運動会の空/籠の鳥/美顔/冬の案山子/梅が咲きました/子供一同/一粒の米も、私も 他 Ⅲ 松崎 「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」の頃/自作について/私の名前/思い出が着ている/悲しみと同量の喜び/伊豆と私 他 あとがき/文庫版あとがき/解説 蜂飼耳 - 著者プロフィール - 石垣 りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
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焔に手をかざして 新版 | 石垣 りん
¥990($6.26)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。 - 目次 - Ⅰ 暮しの周辺 呑川のほとり/通じない/いいなあ・いいわねえ/ぜいたくの重み/貧しい食卓/インスタントラーメン/収穫祭/玄関先のハカリ/街にあかりがついた日/お便り/雨と言葉/二月のおみくじ/弁護/手袋と靴下/着る人・つくる人/巣立った日の装い/なぎさ/女の手仕事/春の土手/器量/くらげ/年の暮れ/電車の音/自分の耳/いたずら/愛車/庭/長い舌/やさしさ/せつなさ/彼岸/コイン・ランドリー/灯が消える/ねむの花/七夕/夏木立/防災の日/曼珠沙華/教育勅語/勤労感謝/冬至 Ⅱ 言葉・読むこと書くこと…… 綴り方/自信キノコ/先生と詩/顧みて、いま――戦後三十年/心の不買を――ミス三十歳に/写真と詩/焔に手をかざして/田舎のアンデルセン――私の読書遍歴/椅子/私と言葉/買物籠に/言葉のこと Ⅲ ゆかりの人・人 女先生/バスケットはからっぽ/春愁/二人の来訪者/銀行員の詩集/私語/岡崎淑郎先生/私の感じるユーモア/つき合いの芽/細紐/医者と私/人のかたち/茶飲み話/母の子守歌/一本のネムの木/なぎさの穴/福田正夫/かたち Ⅳ この岸で…… 終着駅/フリー・ゴー/暮れのものさし/私はなぜ結婚しないか/可決/四月の合計/夜の海/こしかた・ゆくすえ/写真/軍旗祭/火になる時/深谷/赤坂見附/双葉と両手/「お」の字ぎらい/雪/また来年いらっしゃい/この岸で あとがき/文庫版あとがき 文庫解説 田尻久子 - 著者プロフィール - 石垣 りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
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ユーモアの鎖国 新版 | 石垣 りん
¥990($6.26)
筑摩書房 2026年 ちくま文庫 ソフトカバー 320ぺージ 文庫判 - 内容紹介 - 戦後日本を代表する詩人・石垣りん。実母を4歳で亡くし、その後3人の母を持った1920年生まれの少女は、自ら生きる糧を求めて銀行に就職。単身、定年まで勤めあげる。戦火をくぐり抜けながら、復興する都市に働きながら、あるいは暮らしの窓辺から、転換期にある国を見つめた。人ひとりの自由と時を重ねる日々の強さを真摯かつ鮮やかに綴った、自伝的エッセイ集。 解説 牟田都子 - 目次 - 待つ Ⅰ 新巻/花嫁/宿借り/夜叉/朝のあかり/はまぐり/甘栗/美味/ラーメン/バナナ/お茶/うわさ/季節/シジミ/おそば/まじめな魚 Ⅱ 夏の日暮れに/試験管に入れて/鍵/ユーモアの鎖国/炎える母の季節/お酒かかえて/お礼/日記/春の日に/けちん坊/絵の中の繭/花よ、空を突け Ⅲ 事務員として働きつづけて/五円が鳴いた/花とお金/目下工事中/よい顔と幸福/事務服/晴着/領分のない人たち/生活の中の詩 Ⅳ 詩を書くことと、生きること/女湯/立場のある詩/事実とふれ合ったとき/持続と詩/表札のうしろ/第一行はとび出してきます/あとがきのこと/清岡卓行『四季のスケッチ』感想/生活詩/出来ること出来ないこと/風信 Ⅴ 食扶持のこと/眠っているのは私たち/買えなかったもの/私の新しい空/仕事/個人の手・公の手/生活と詩/犯された空の下で 文庫版あとがき 解説 牟田都子 - 著者プロフィール - 石垣 りん (イシガキ リン) (著) 1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
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積読の流儀 | 中野 善夫
¥3,520($22.27)
国書刊行会 2026年 ハードカバー 384ぺージ B6判 - 内容紹介 - 「本を買え、天に届くまで積み上げろ。」――ダンセイニのユーモア、百閒の能天気、芥川の懊悩、バッハの移り気、漱石の無鉄砲、金魚の野放図を彷彿とさせるフィクショナルな自己啓発エッセイ。 愛書家7つの習慣 1 本を買え、天に届くまで積み上げろ。 2 本は今買え、すぐ買え、迷わず買え。 3 読まない本が増えることを怖れるな。 4 本で床が傾くことを怖れるな。 5 本で家計が傾くことを怖れるな。 6 電子書籍を怖れるな、仮想空間にも積み上げろ。 7 外国語の本を怖れるな。 【目次】 本を買え。天に届くまで積み上げろ。 手に取って読め 無限本棚 趣味とは…… 骸骨堂の冒険と生涯 本の虫 読書の身体性について 片づけと自己啓発 本の香り 夢の本屋 外国語で本を読むということ 続・外国語で本を読むということ 金魚艸(一) 三人の博士 目が覚めたとき、そしてふたたび目覚めるとき 黄色の朝顔を追いかけて 集中力 頭痛 蔵書の限界 パンを焼く 混合水栓のこと 金魚艸(二) 冷蔵庫 書痴的生活の方法 図書館 液体窒素の恐怖 全文検索、あるいは休日の過ごし方について 引用で話す人 引越し バスの恐怖 今日への手紙31 金魚艸(三) 足を踏まれる バッハを聴きながら オークとアトラス 始まりの電話 あの頃 逆上がりができなくても 音読黙読 豚を打つ、豚を探す 牛皮紙を作る 声に出して読む 金魚艸(四) よく嚙むということ 金魚が鳴くとき 食べるということについて 水耕栽培 闇からやって来るもの 白い部屋 何で書くか、どう書くか 付箋とマーク ゲーム感覚で楽しく続けられるとは? アラビアン・ナイト 桜の樹の下で 古い幻想小説を読むということ 金魚艸(五) 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ マドローミ嬢の生活と意見 月と傘 煌めく記憶 未来の記憶 Was ist das? 機織りと金魚の妥協について 熟成の香り 虎落笛 闇の影 夏の夜の扉 あとがき - 著者プロフィール - 中野善夫 (ナカノヨシオ) (著) 1963年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。立教大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。英米幻想小説研究翻訳家。主な訳書に、ヴァーノン・リー『教皇ヒュアキントス』、ロード・ダンセイニ『ウィスキー&ジョーキンズ』、F・マクラウド/W・シャープ『夢のウラド』、J・B・キャベル『ジャーゲン』、J・K・ジェローム『骸骨』、E・ウォートン 『ビロードの耳あて』(いずれも国書刊行会)など。共訳書に、ロード・ダンセイニ『世界の涯の物語』(河出文庫)、ケネス・モリス『ダフォディルの花』(国書刊行会)などがある。
