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なぜ人は自分を責めてしまうのか | 信田 さよ子
¥968($6.11)
筑摩書房 2026年 ちくま新書 ソフトカバー 224ページ 新書判 - 内容紹介 - 自責感とうまくつきあう。 当事者の言葉を辞書として、私たちを苦しめるものの正体に迫る。公開講座をもとにした、もっともやさしい信田さよ子の本。 - 目次 - まえがき 第1章 母はまだ重い 1 「母と娘」の時代の幕開け 精神分析のなかの女/フェミニスト・カウンセリング/アダルト・チルドレン/被害という概念の広がり/『母が重くてたまらない』へ 2 母と娘のいま 母娘問題のはじまり/毒母、毒親という言葉/母の老い/自分の限界は甘く見積もる/亡くなった親 3 母を俯瞰する 定義にこめたもの/母親の三大原因説/謝罪になっていない謝罪/母と娘は和解できない 4 グループの力 解釈を一切しない/母親研究/言いっぱなし・聞きっぱなし/生育歴が母親研究になる/母を俯瞰する/不均衡な力関係の表れ方/母が怖くなくなるような状態を目指す 第2章 共依存を読みとく 1 共依存とシステム家族論 当事者の言葉/アルコール依存症の治療現場から/システム家族論の登場/システム家族論の影響 2 支配としての共依存 共依存の発展/従来の共依存理解の限界/依存ではなく支配/「あなたのために」が不幸のはじまり/言葉が現実をつくる/母の愛のいかがわしさ/被害者権力/パターナリズム 3 母と娘の共依存 母のケアが力を奪う/あなたがいないと生きていけない/女性と共依存/共依存的な人にどう対処するか/共依存的になってしまうとき/被害者は無力化されているのではない/権力は状況の定義権/支配の根幹 4 複雑化したトラウマ 苦しみと鈍感さ/ありふれている共依存/支配性を自覚する 第3章 母への罪悪感と自責感 1 近代と母性愛 母と娘に関する3冊/罪悪感の正体/つくられた家族像/母性愛のふたつの柱 2 母のミソジニー 精神分析にとって女とは何か/阿闍世コンプレックス/受け継がれる母性信仰/ミソジニー 3 母性愛と罪悪感・自責感 反出生主義/虐待の影響としての自責感/母性愛なんてものはない 4 第三者の介入 最良の第三者は、父であるべき/キーワードの整理 第4章 逆算の育児 1 子どもとは何か アルコール依存症とフェミニズムの合流/年代のはじめの孤立/ACの親のように、じゃない育児/子どもという存在 2 親の言葉による支配 親の暴言/自立という言葉/人に迷惑をかけずに生きることはできない/家族と差別/加害と被害をひっくり返す/普遍的な価値を利用する支配 3 幸せでいる義務 抑圧移譲/強迫的なケア/子どもの前では幸せでいる義務がある/閉ざされた家族/幸せなふりをする 4 とりかえしはつく 子どもの恐怖/子ども以外の存在から支えられること/子どもが許せない気持ち/とりかえしがつかないことはない 第5章 なぜ人は自分を責めてしまうのか 1 自責感と規範の関係 規範を取り込む/規範の一貫性 2 「すべて自分が悪い」という合理性 感情を抱けない/子どもの文脈/たったひとつの合理性 3 根源的受動性 子どもは責任ゼロで生まれてくる/孤独感は高級な感覚/虐待の罪 4 自責感のあらわれ 自傷はサバイバル/アディクション/接触障害/性的な問題/反転する自責感/家族と正義/あなたは悪くない 5 これからの旅へ グループの意味/ヴィクティム・ジャーニー あとがき 索引 - 著者プロフィール - 信田 さよ子 (ノブタ サヨコ) (本文) 1946年、岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンター顧問。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了。著作に『母が重くてたまらない』『家族と国家は共謀する』『暴力とアディクション』など多数。
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共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版 | 信田 さよ子
¥858($5.41)
朝日新聞出版 2026年 朝日文庫 ソフトカバー 224ページ 文庫判 - 内容紹介 - DVやアルコール・ギャンブル依存、引きこもりの息子と母、いつもダメ男を選んでしまう女性……。問題を起こす人を抱え込むことは愛であったはずなのに、なぜ事態は悪化してしまうのだろう。家族関係に困ったとき、「共依存」という言葉は解決のためのヒントを与えてくれる。新装版に寄せて、田房永子氏が解説を寄稿。
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言葉と出来事 | 阿部 大樹
¥2,860($18.05)
作品社 2026年 ソフトカバー 192ページ 四六判 - 内容紹介 - ★作品社公式noteで「あとがき」全文公開中→「言葉と出来事 試し読み」で検索! 精神科医の哲学的断想集。 「この日記にしか見つからない、ここだけの言葉が、 さまよう心のいくつかに、はじめて住処(すみか)を与えてくれた。」 ――古田徹也(哲学者) 「私たちの言葉には、どんな結論にも奉仕してしまうような優柔不断な一面があります。ひとの首に手をかけてはならない理由を挙げるのは易しく、同時に、手をかけるべき場面を挙げるのもまた容易である、というような…。」――本書より ◎附録:特別対談 阿部大樹×古田徹也 【目次】 2023.12.31 年が暮れる 2024.1.12 『ガムテープで風邪が治る』 2024.1.15 色がいっぱい 2024.1.18 言い間違いとパースペクティブについて 2024.1.23 キュビスム 2024.1.30 すごいはやさで、ミサイルみたいに 2024.2.5 バスの床 2024.2.6 数をかぞえる 2024.2.8 寝息の暖かさ 2024.2.11 メジロが踊る 2024.2.13 ありふれた表現について 2024.2.20 喫茶店、うどん 2024.2.26 眼の色について 2024.2.27 行政的なもの 2024.3.4 不動前の本屋に行く 2024.3.9 清潔で、とても明るいところ 2024.3.20 数をかぞえる(その2) 2024.3.22 『見る前に跳べ』 2024.3.25 つまらないことを言う 2024.4.7 フランスの唄 2024.4.15 言葉に厳しい妻 2024.4.17 現代詩の棚F 2024.4.24 気力がない 2024.4.26 コダクローム 2024.4.29 新潟市、北書店 2024.5.6 せっかちなのか? 2024.5.21 Causonis japonica 2024.6.3 また不動前に行く(その2) 2024.6.14 たまに読むと福満さんの子供が大きくなっている 2024.6.16 機械翻訳について 2024.6.18 みすず書房に行く 2024.6.24 アメリカン・スピリットのむらさき 2024.7.7 ニコライ堂のかみなり 2024.7.11 学術書にstyleはあるか、と聞かれて 2024.7.14 パリ、一九一九年 2024.7.21 父母会の集まり 2024.7.28 アセトアミノフェン 2024.7.31 形成なかばの心を記述するための語彙 2024.8.8 正しさの感覚について 2024.8.11 センス・データ説について 2024.8.17 『ばいきんまんと絵本のルルン』 2024.8.24 九〇年代の、雪国の子供 2024.9.4 国語辞典を読む 2024.9.11 祖父の命日 2024.9.18 最後の変装をする 2024.9.21 くるりの岸田さんが好きそうな音楽 2024.9.24 蟻鱒鳶ルのこと 2024.9.29 スイカ割りをする 2024.10.11 生産様式と心理的インセンティブについて 2024.10.12 「芸術と生命において常にそうであるように…」 2024.10.17 小林千秋さんの絵 2024.10.28 言語的animacyについて 2024.10.31 バルセロナに麻畑を撮りにいく 2024.11.5 炊いた米の適温 2024.11.12 『キッチン』 2024.11.14 幼いころを海外で過ごしたひと特有の軽さ 2024.11.15 エル・リシツキー 2024.11.20 摘んでいい花と、よくない花 2024.11.27 父母会(その2) 2024.12.6 いっひ・びん・ぷしひあーた 2024.12.9 世の不満 2024.12.17 夜を駆ける 2024.12.20 子の寝たあとに仕事する 2024.12.21 言葉の本性について 2024.12.24 変奏の概念 2025.1.2 ブックファーストのアトレ大森店は良い 2025.1.6 横になる 2024.1.14 アメリカ、失われた大義 2025.1.20 ポケモンで字をおぼえる 2025.1.26 古田さん柴山さんと話す 2025.1.31 引きつづきポケモン 2025.2.3 「鶴見俊輔がマンガのような大衆文化を評価するのは…」 2025.2.10 『エセー』、高校時代の思い出 2025.2.12 oh, I forgot ... 2025.2.17 カイリューは進化する前は青かった 2025.2.19 デカルトと女性誌の広告 2025.2.23 新潟市、北書店(その2) 2025.3.2 人間の宇宙的運命についての劇的な解釈 2025.3.9 夜を東一条まで歩く 2025.3.14 「折々のことば」 2025.3.20 うれしい、一生おぼえときます 2025.3.24 どうして河童がいるのか 2025.3.26 はじめて本を読む あとがき――日記という形式について - 著者プロフィール - 阿部 大樹 (アベ ダイジュ) (著) 1990年新潟県生まれ。精神科医。著書に『now loading』『Forget it Not』(作品社)、『翻訳目錄』(雷鳥社)。訳書にロバート・ジャーヴィス『国際政治における認知と誤認知』『国際政治における噓と曖昧性』、ジュディス・L・ハーマン『真実と修復』(みすず書房)、H・S・サリヴァン『個性という幻想』(講談社学術文庫)『精神病理学私記』(共訳、日本評論社、第6回日本翻訳大賞受賞)、ヘレン・S・ペリー『ヒッピーのはじまり』(作品社)ほか。
