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ミュージック 「現代音楽」をつくった作曲家たち| ハンス・ウルリッヒ・オブリスト, 篠儀直子(翻訳), 内山史子(翻訳), 西原尚(翻訳)
¥2,860
フィルムアート社 2015年 ソフトカバー 416ページ 四六判 - 内容紹介- 現代音楽の各ジャンルの第一人者たちに、H.U.オブリストが迫る。 『キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたち』に続く第二弾! 1950年代以来西洋で生み出されてきた音楽とその形式が、視覚芸術・文学・建築・映画における前衛と取り結ぶ関係についての研究書。 ──(序文より) 現代音楽家たちの知性と魂についての、途方もなく豊かな記録! 各人の性格や雰囲気、手法、ほかにもいろいろなものを明らかにしてくれる──まさにインスピレーション! ──ビョーク パブリシティ掲載情報 ──── ☆「Mikiki」(Intoxicate)において、小沼純一さんに書評を書いていただきました。 消尽される声/響き合う他者の声に~ハンス・ウルリッヒ・オブリスト「ミュージック」と菊地成孔「レクイエムの名手」 http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/9435 ☆「サウンド&レコーディング・マガジン」2016年3月号のBook Reviewにおいて、ご紹介いただきました。 「時代を創った音楽家たちの実作業を知る書」 ☆「ele-king」のBook Reviewsにおいて、野田努さんにご紹介いただきました。 www.ele-king.net/review/book/004883/ ☆「men's FUDGE」2016年1月号にてご紹介いただきました。 「複雑に絡み合った現代音楽の進化の過程を、当事者である音楽家や作曲家のインタビューで巧みにマッピングしてみせたのが本著。(中略)音楽に携わる者以外にも、豊かな創造的インスピレーションを与えてくれるだろう。」 ☆「POPEYE」2015年12月号にてご紹介いただきました。 ☆クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」2015年12月号にてご紹介いただきました。 ☆「CINRA」にてご紹介いただきました。 http://www.cinra.net/news/20151027-music ──── 世界的に著名なキュレーター、ハンス・ウルリッヒ・オブリストによる、50〜90年代において特に重要な音楽家、作曲家たちへのインタビューをまとめた1冊。 【前衛音楽】【電子音楽】【ミニマリズム & フルクサス】【現代】の4章の中で、総勢17名の“証言”を収録しています。 たとえば、戦後の前衛音楽をリードしてきたシュトックハウゼンやブーレーズ。クセナキス、フランソワ・ベイルなどの電子音楽のパイオニアたち。ミニマル・ミュージックやフルクサスから派生するスティーヴ・ライヒやオノ・ヨーコ。実験的かつポップな表現を追究したクラフトワークやカエターノ・ヴェローゾなど……。 彼らのオーラルヒストリーは、音楽の各ジャンルにとどまらず、美術、文学、建築、映画など、あらゆる分野を横断しながら独自の「現代音楽史」を紡ぎ、その過程の進化をマッピングします。 創作の過程、他の音楽家たちとの恊働、音楽への愛、作品の社会的な影響など、さまざまな角度から鋭く切り込んだオブリストならではのインタビューと、本人の言葉によって解き明かされる“歴史”は、音楽関係者のみならず、創作を志すすべての人に必読です。
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ジョン・ケージ著作選 | ジョン ケージ, 小沼 純一 (編集)
¥1,320
筑摩書房 2009年 ソフトカバー 207ページ 文庫判 - 内容紹介 - ジョン・ケージの出現により、音楽を聴く、音を作る姿勢が決定的に変わった。彼は従来の作曲者主導による音楽の在り様に背を向け、あらゆる意図を排除するために作曲・演奏・鑑賞に「偶然性」を関与させることで因襲を打破した。「ひとつひとつの音は固有のものであって、ヨーロッパの歴史や理論を備えているわけではない。」この思想は、言葉としても残された。本書は単行本未収録作を中心に、彼の音楽論をはじめ、偏愛したキノコに関するエッセイ、革新的なテキストなど様々な形の言葉を集めたオリジナル編集。また編者による解説と年譜を付す。
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ブードゥーラウンジ | 鹿子 裕文
¥1,980
ナナロク社 2020年 ソフトカバー 447ページ 19 x 11.9 x 2.8 cm - 帯より - 舞台はライブハウス「ブードゥーラウンジ」。“はみだし者”たちが、好きなことを続けるために、自分の居場所をつくるために、日夜繰り広げる大騒動はやがて物語的結末を迎える―。血湧き肉躍る、ノンフィクション・エンターテインメント! 電波の届かぬところで革命の音が鳴っている 「この冬の時代を、めげんで、あきらめんで、やめずにやり続けた人間ん伊波、かならず、かならず、いい時代がめぐってくる!だからみんなあきらめんなっっ!」
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【古本】ソウル・マイニング 音楽的自伝 | ダニエル・ラノワ, 鈴木コウユウ(翻訳)
¥3,200
みすず書房 2013年 初版 ハードカバー 360ページ 四六判 - 内容紹介 - U2『ヨシュア・ツリー』、ボブ・ディラン『オー・マーシー』『タイム・アウト・オブ・マインド』、ピーター・ガブリエル『So』、エミルー・ハリス『レッキング・ボール』、ウィリー・ネルソン『テアトロ』……これら傑作アルバムの名プロデューサーが、音楽への情熱と独自の録音哲学を語り尽くす。アメリカーナ・ファンはもちろん、サウンド・マニア必読! 目次 1四人の子どもと五〇〇マイル/2スリング・ブレイド/3フロリダ/4音圧/5北部/6二インチテープに腰まで埋もれて/7ロスアンジェルスの真夜中と真っ昼間/8ニューヨークからニューオリンズへ/9美しい一日/10オアハカの鐘/11ジ・エコー前のソーセージ屋台/12エミルー・ハリス/13単一音源/14『タイム・アウト・オブ・マインド』/15ウォーキング・マルチトラック/16ジャマイカ/17ウィリー・ネルソンとの四日間/18ソウル・マイニング/謝辞/訳者あとがき/索引 -------------- 状態:良い カバーにオレ、ヤケ等有。中身は大変綺麗な状態です。
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【古本】ヒップホップジェネレーション | ジェフ・チャン, 押野素子訳
¥2,300
リットーミュージック 2009年 第二版 ソフトカバー 757ページ 縦190mm - 内容紹介 - ヒップホップ年代記1968‐2001。 目次 1 バビロンは燃えている 1968‐1977(ネクロポリス-死の街 ブロンクスと切り捨て政策 シプル・アウト・デー-ジャマイカのルーツ世代と文化的変化 ほか) 2 プラネット・ロック 1975‐1986(魂の救済-アフリカ・バンバータの神秘と信条 フューリアス・スタイル-七マイルの中で進化するスタイル ほか) 3 ザ・メッセージ 1984‐1992(崩れゆく絆-ポスト公民権運動時代の幕開け 若者の主張 一九八〇年代後半-ブラック・サバービア、人種分離、そしてユートピア ほか) 4 ステイクス・イズ・ハイ 1992‐2001(混乱を乗り越えて ロサンゼルス-和平、そして暴動 同じ境遇のもとで-青少年の弾圧と、団結を目指した取り組み ほか) -------------- 状態:良い カバーにオレ有。小口に軽微なヨゴレ有。 ほか概ね良好です。
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新版 魂(ソウル)のゆくえ|ピーター・バラカン
¥1,980
アルテスパブリッシング 2019年 ソフトカバー 280ページ 四六判 - 内容紹介 - この1冊が日本の音楽ファンを育んできた! 刊行30周年を記念して、 ソウル・ミュージック・ガイドの決定版をリニューアル新発売! 愛され続けるロングセラー(11刷)に、 11のプレイリスト=全448曲を加えた新版の登場です。 デザインや本文組みも一新しました。 FM番組『バラカン・ビート』『ウィークエンド・サンシャイン』や NHKワールド『ジャパノロジー』などラジオやテレビでおなじみ、 ピーター・バラカンが、ゴスペルからヒップホップまで、 アメリカのソウル・ミュージックの歴史とスターたちを語った本書は、 多くのミュージシャンやリスナーに支持され、ロングセラーとなっています。 この30周年記念版は、著者が各章ごとに新しく選んだ合計448曲のプレイリストを、 ストリーミング・サービスのSpotifyに作成し、 リンクQRコードと書き下ろしの解説を加えた増補新版です。 ヒップホップが音楽界の主流となったいま、 若いリスナーたちがブラック・ミュージックの歴史に 新たな関心を寄せているなか、最適の入門書としてお薦めしたい1冊です。 ※本書は、2008年に弊社から発売した『魂(ソウル)のゆくえ』の改訂新版です。1989年のオリジナルの新潮文庫版発売から数えて今年が30周年にあたります。 目次 二〇一九年版の読者のみなさんへ 00 はじめに──ぼくにとってのソウル・ミュージック 01 ゴスペルの話から始めよう─ソウル前史 02 R&Bからソウルへ──レイ・チャールズ、サム・クック、ジェイムズ・ブラウン 03 モータウン─黒人の夢を乗せた都会のサウンド 04 サザン・ソウル──スタックスが作りあげた六〇年代の奇跡 05 ニュー・オーリンズのR&B 06 七〇年代ソウルのスーパースターたち──内省と成熟 07 フィラデルフィア・ソウル─都会育ちの黒人たち 08 ファンク、ロックとソウル 09 ディスコ・ブームとソウルの死 10 ヒップ・ホップの時代 11 魂のゆくえ──むすびに代えて ▶プレイリスト 01 ゴスペル 02 R&Bからソウルへ 03 モータウン 04 サザン・ソウル 05 ニュー・オーリンズのR&B 06 七〇年代ソウルのスーパースターたち 07 フィラデルフィア・ソウル 08 ファンク、ロックとソウル 09 ディスコ・ブームとソウルの死 10 ヒップ・ホップの時代 11 魂のゆくえ あとがき 人名索引 - 著者プロフィール - ピーター・バラカン (ピーター バラカン) (著) ピーター・バラカン Peter Barakan 1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年、音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。一九八〇年に退社後、執筆活動やラジオ番組への出演などを始める。八〇年代にはYMOとそのメンバーの海外コーディネーションを担当。八四年から三年半、TBSテレビのミュージック・ヴィデオ番組『ザ・ポッパーズMTV』の司会を務めた。 現在はフリーランスのブロードキャスターとして活動。ラジオ/テレビで『ウィークエンド・サンシャイン』(NHK-FM)、『バラカン・ビート』(Inter FM)、『ライフスタイル・ミュージアム』(Tokyo FM)、『ジャパノロジー・プラス』(NHK BS1、NHK World)などの番組を担当。 また、二〇一四年から毎年秋に開催されている音楽フェスティヴァル『Peter Barakan's Live Magic!』を監修している。 おもな著書に『ロックの英詞を読む──世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック』(光文社知恵の森文庫)、『ラジオのこちら側で』(岩波新書)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)がある。 https://peterbarakan.net/