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きょうの おやつは かがみのえほん | 渡邉 千夏
¥1,650
SOLD OUT
福音館書店 2014年 20ページ 縦186mm 横156mm 厚さ14mm - 内容紹介 - 鏡のように反射するピカピカの紙でつくられた絵本です。絵本を開くと、両側のページの絵が互いに映りこみ、驚くほど立体的に見えます。卵をわって、小麦粉、砂糖、牛乳を入れて…さあ、なにをつくるんでしょう。ページに自分の姿も映りこむので、その場にいるような気持ちになります。ともかく百聞は一見に如かず。ぜひページを開いてみて下さい。未だかつてない新鮮な視覚体験と、おやつづくりの気分が満喫できますよ。 - 著者プロフィール - 渡邉千夏 (ワタナベチナツ) (著/文 | イラスト) 筑波大学芸術専門学群卒業。グラフィックデザイナーとして家庭用品メーカーに勤務の後、現在は愛知県立芸術大学大学院に在籍している。「しかけの視覚伝達デザイン」をテーマに、作品を製作している。
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かたちえほん おはなさん | わたなべ ちなつ
¥1,760
SOLD OUT
小学館 2024年 22ページ A5変形 - 内容紹介 - 本は四角でなければいけないの? 丘に咲く一輪の花。このおはなさんが想像する楽しい世界ってなに?空を飛ぶ?友達をつくる?たとえ失敗したって、落ち着いて深呼吸すれば大丈夫。どのページを開いても、常に前後のページと絵がつながる。これまでにないユニークな姿・かたち・構造をもった絵本。本を開いた形もお話の内容とリンクします。 【編集担当からのおすすめ情報】 かがみの絵本シリーズ(福音館書店)で一世を風靡した作家わたなべちなつさんが、満を持して発表する7年ぶりの新作『かたちえほん おはなさん』。本は四角形とは限らない。同じ形の紙を貼り合わせて誕生した、形も発想もとってもユニークな絵本です。ページをめくると同じ絵がちがうものに変化する。手にした人が、主人公のおはなさんのように自由に想像をはたらかせ、わくわくする未来を思い描けますように。手で触れて、ページをめくってこそおもしろさがわかる、全く新しいタイプの絵本の登場です。
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女の子のからだえほん | マティルド・ボディ(著/文 | イラスト), ティフェーヌ・ディユームガール(著/文), 艮香織(監修), 河野彩(翻訳)
¥1,870
パイインターナショナル 2022年 ハードカバー 56ページ B5変形 縦215mm 横186mm - 内容紹介 - 国際標準の性教育を日本の子どもたち、そしておとなたちへ 本書は、フランスで女の子を持つ2人の母親がクラウドファンディングで制作した性教育のえほんです。からだの構造から、思春期、性自認、性的指向、性的同意、愛などの人権教育に及ぶテーマまで扱った良書で、その公益性が認められ、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の認定マークを獲得しています。日本人が苦手とする性教育のテーマをタブーなく正しく語り、尊厳の本質を明確に教えてくれる本は、やがて社会に出ていく子どもたちが、これからの時代を自由に生きていく力になります。本国で発売後すぐにベストセラーとなった良書を日本の子どもたちそして大人たちにも手にとってもらいたく、日本語版を刊行いたします。 - 著者プロフィール - マティルド・ボディ (マティルドボディ) (著/文 | イラスト) 7歳と4歳の2人の娘の母。小さい頃から絵を描くことが大好きで、アニメーションに関する仕事に就いた後、装飾美術の教師の道を目指した。長女を出産してから、世界をよりよく変えることの必要性に意識を向け、自分なりの方法で女性の権利とエコロジーのための活動を行なっている。 ティフェーヌ・ディユームガール (ティフェーヌディユームガール) (著/文) 7歳、6歳、4歳の3人の娘の母。助産師になって13年。助産師になろうと決意した18歳の時には、その道を選んだ先に何が待っているかはっきりとは分かっていなかった。女性が生きやすい社会のビジョンを作ることが、女性を助けてきた助産師として、そして幼い娘達の母としての役目だと考えている。 艮香織 (ウシトラカオリ) (監修) 宇都宮大学教員。専門は性教育と人権教育。 “人間と性” 教育研究協議会幹事、同「乳幼児の性と性教育サークル」運営委員。著書に『教科書に見る世界の性教育』(共著、かもがわ出版)、『性教育はどうして必要なんだろう?』(共編著、大月書店)、訳書に『改訂版国際セクシュアリティ教育ガイダンス』(共訳、明石書店)などがある。 河野彩 (コウノアヤ) (翻訳) フランス語翻訳者。学習院大学フランス語圏文化学科卒、一橋大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了。絵本の訳書に『目に見えない微生物の世界』(河出書房新書)、『MONUMENTAL 世界のすごいたてもの』(ポプラ社)、その他の訳書に『人生を変えるレッスン』(サンマーク出版)、『世界中で愛されるフランスの子ども服』シリーズ(大和書房)などがある。
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男の子のからだえほん | マティルド・ボディ(著/文 | イラスト), ティフェーヌ・ディユームガール(著/文), 艮香織(監修), 河野彩(翻訳)
¥1,870
パイインターナショナル 2023年 ハードカバー 56ページ B5変形 縦215mm 横186mm - 内容紹介 - 子どもたちを性暴力の被害者にも加害者にもしないために 本書は、フランスで女の子を持つ2人の母親がクラウドファンディングで制作した性教育のえほんです。からだの構造から、思春期、性自認、性的指向、性的同意、愛などの人権教育に及ぶテーマまで扱った良書で、その公益性が認められ、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の認定マークを獲得しています。日本人が苦手とする性教育のテーマをタブーなく正しく語り、尊厳の本質を明確に教えてくれる本は、やがて社会に出ていく子どもたちが、これからの時代を自由に生きていく力になります。本国で発売後すぐにベストセラーとなった良書を日本の子どもたちそして大人たちにも手にとってもらいたく、日本語版を刊行いたします。※2022年4月に発売した『女の子のからだえほん』に続くシリーズ2作目です。 - 著者プロフィール - マティルド・ボディ (マティルドボディ) (著/文 | イラスト) 7歳と4歳の2人の娘の母。小さい頃から絵を描くことが大好きで、アニメーションに関する仕事に就いた後、装飾美術の教師の道を目指した。長女を出産してから、世界をよりよく変えることの必要性に意識を向け、自分なりの方法で女性の権利とエコロジーのための活動を行なっている。 ティフェーヌ・ディユームガール (ティフェーヌディユームガール) (著/文) 7歳、6歳、4歳の3人の娘の母。助産師になって13年。助産師になろうと決意した18歳の時には、その道を選んだ先に何が待っているかはっきりとは分かっていなかった。女性が生きやすい社会のビジョンを作ることが、女性を助けてきた助産師として、そして幼い娘達の母としての役目だと考えている。 艮香織 (ウシトラカオリ) (監修) 宇都宮大学教員。専門は性教育と人権教育。 “人間と性” 教育研究協議会幹事、同「乳幼児の性と性教育サークル」運営委員。著書に『教科書に見る世界の性教育』(共著、かもがわ出版)、『性教育はどうして必要なんだろう?』(共編著、大月書店)、訳書に『改訂版国際セクシュアリティ教育ガイダンス』(共訳、明石書店)などがある。 河野彩 (コウノアヤ) (翻訳) フランス語翻訳者。学習院大学フランス語圏文化学科卒、一橋大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了。絵本の訳書に『目に見えない微生物の世界』(河出書房新社)、『MONUMENTAL 世界のすごいたてもの』(ポプラ社)、その他の訳書に『人生を変えるレッスン』(サンマーク出版)、『世界中で愛されるフランスの子ども服』シリーズ(大和書房)などがある。
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図解 はじめて学ぶ 数学のせかい | 浜崎絵梨(翻訳), 植野義明(監修), サラ・ハル, トム・マンブレイ(著/文 | イラスト), ポール・ボストン(イラスト)
¥2,178
晶文社 2024年 ソフトカバー 128ページ B5変判 - 内容紹介 - 小学生から学ぶ、美しき数学の世界 紀元前から多くの天才を魅了してきた数学のふしぎ。そのなかから幅広いトピックをとりあげ、楽しいイラストで解きあかす入門書。 数学は「科学の女王」とよばれます。それは、星や動植物の動き、人体や天候の変化など、自然界の現象のほとんどを数学で表すことができるから。本書では、現実と切りはなされてきた数学が、いかに身近でロマンに満ちた学問であるかに焦点をあて、「お勉強」ではない数学の魅力を、ビジュアル満載で楽しくご紹介します。 【対象:小学校高学年~】 - 目次 - 数学ってなんだろう? 数学はなんのためにあるの? 数学の使いみち 第1章 数学の始まり 数学の始まり 石器時代の数学 古代の数字 古代エジプト 古代の数学の使いみち 古代ギリシャの数学 ゼロの発明 今の数字ができるまで 第2章 数 無限ホテルのパラドックス いろいろな無限 三角形と四角形 さまざまな数列 素数 指数関数的増加 代数のしくみ 変わった数 第3章 図形と測量 形の基本 地球の大きさを測る 形で考える 驚くべき円周率 図形の変換 フラクタル マグカップとドーナツは同じ? 表も裏もない形 目的地までの最短ルート 宇宙はどんな形? 第4章 数学の見せ方 想像してみよう! 数字をひと目で伝える 点をつなぐ 2次元上の3次元? 高次元の世界 第5章 証明 証拠を探せ 証明は永遠 パイ投げ大会! 証明と名声 ミレニアム懸賞問題 数学のパラドックス 第6章 確率と統計 確率ってなんだろう? かしこい選択をするために 確率の落とし穴 統計 データ収集の難しさ スポーツと統計 臨床試験ってなに? 統計とフェイクニュース 第7章 数学とコンピュータの未来 コンピュータってなんだろう? 幻の巨大コンピュータ コンピュータ言語 プログラムを実行する AIってどんなもの? 第8章 数理モデル 数理モデルを作ろう 数理モデルに必要な仮定 正確な予測のために バタフライ効果 ゲーム理論 暮らしの中の数理モデル どこまで数理モデル化すべき? 数学の可能性 数学を使ってなにができるかな? 数学がいきる仕事 用語解説 さくいん - 著者プロフィール - 浜崎絵梨 (ハマザキエリ) (翻訳) 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。外資系証券会社を経て、児童書の翻訳を始める。訳書に「図解 はじめて学ぶ」シリーズ(晶文社)、「ミオととなりのマーメイド」シリーズ(ポプラ社)、『おひめさまはねむりたくないけれど』(そうえん社/日本絵本賞読者賞)、『モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ』(ひさかたチャイルド)など。 植野義明 (ウエノヨシアキ) (監修) 東京大学理学部数学科卒業、理学博士。元東京工芸大学准教授。2021年4月、国立市で「くにたち数学クラブ」を設立、代表。数学教育学会代議員。著書に『考えたくなる数学』(総合法令出版)、『子どもの数学力が自然に育つ2歳からの言葉がけ』(日本実業出版社)がある。
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道具のブツリ | 田中 幸, 結城 千代子, 大塚 文香(イラスト)
¥2,420
雷鳥社 2023年 ハードカバー 272ページ A5変判 - 内容紹介 - 理にかなったものは美しい 25個の生活道具とそこに隠されたブツリをひも解く、 風変わりで、やさしい、物理学の入門書。 身の回りのものはすべて自然の原理や法則のもと成り立っています。 役に立たないと思われがちな中学・高校で習うブツリが、 実はさまざまな道具がもつ「用の美」の基礎になっているのです。 本書は、誰もが一度は使ったことのある生活道具を 「ながす道具」「さす道具」「きる道具」「たもつ道具」「はこぶ道具」の5つの章に分け、 物理を専門とする教師ふたりが、ああでもない、こうでもないと呟きながら、 道具とブツリの面白い関係について語ります。難しい公式や計算はいっさい出てきません。 点で突き刺すフォーク、慣性の法則で水を切るざる、 無限の刃渡りをもつピザカッター、空中の支点でてこを動かすハサミ…etc. 紀元前に生まれたスプーンや車輪など、 今なお変わらない道具の形やしくみにもう一度目を向けることで、 長い年月を経ても廃れない道具のデザインや機能が見えてくることでしょう。 開くと正方形になる縦長の判型、開きのよいコデックス装。 そして色やテクスチャを版画のように重ねた、 独特な風合いのある大塚文香さんの挿絵にもご注目! 【物理学に関する発見とエピソードも満載!】 ・16頭の馬で引っ張り合ったマグデブルクの半球実験 ・コルクを観察し「cell(細胞)」を見つけたロバート・フック ・アモントン、クーロンが提唱した「凹凸説」デザギュリエが提唱した「凝着説」 ・デュワーが発明した-196°の液体窒素を運ぶ実験道具 ・「熱素(カロリック)説」を唱えたラボアジェ …etc. 目次 まえがき ながす道具 ・スプーン 丸みを帯びたつぼの秘密 ・漏斗 地球の引力でものを下に落とす ・シャワー 勢いのある水流を作る ・扇風機 空気を集めて風を作る ・ワイングラス 流速と香りを操るデザイン さす道具 ・フォーク 点で刺して持ち上げる ・注射器 摩擦を減らしてなめらかに刺す ・ホチキス てこの原理で楽に刺す ・ワインオープナー 刺しやすく抜けやすいらせん ・端子 さすと流れる電気の不思議 きる道具 ・包丁 分子の結びつきを断ち切る ・ピザカッター 直線より長い円弧の刃 ・ハサミ 空中の支点でてこを動かす ・紙やすり 面で凸凹をすり減らす ・ざる 慣性の法則で水を切る たもつ道具 ・ゼムクリップ 小さなばねで紙を留める ・線ファスナー 噛み合う力で閉じる ・吸盤 見えない空気の力で張りつく ・コルク栓 生物由来の素材で密閉する ・魔法瓶 真空を作って保温する はこぶ道具 ・車輪 重たいものを転がして運ぶ ・杖 倒れないように支えて運ぶ ・箸 重力とつり合う力で持ち上げる ・おぼん ものを空中で水平に運ぶ ・ピペット 底のない容器で運ぶ column ・平たいアイスクリームスプーン ・コーヒーを美味しく淹れるためのアリジゴク ・まあるい水滴になる理由 ・紙やすりに砥粒を均一にくっつける方法 ・遠心力はまぼろしの力? ・重さが均一でない棒の重心を探ろう ・weightとmassの違い ・砂の摩擦角が山の傾斜を作る あとがき 前書きなど みなさんは、ここに取り上げた道具のほとんどを、日々活用していることでしょう。しかしながら、それらの中に潜むブツリの法則など、ほとんど意識されたことはないでしょう。 絶対音感をもった人が「耳にするすべての音が音階に聞こえる」といったりしますが、ブツリを生業とする人間にも似たところがあります。私たちのバックグラウンドを知らない方にはぎょっとされますし、異業種の家族、知人には「ああ、またか」と呆れられるので、口に出すことはめったにありません。けれども日々の生活の中で、慣性の法則だなあとか、弾性の限界超えたなあとか、ついつい思ってしまいます。私たちにとって、ブツリは仕事であり、趣味であり、物事を考えるときの道具でもあるのです。 私の父は、指物師でした。いろいろなものを作っていましたが、かまどでご飯を炊くときに使う釜の木製のふた作りが主な収入源でした。昭和30 年代になり、ガスや電気の炊飯器があらわれると、父は家業に早々に見切りをつけ、私が小学校に上がるころにはサラリーマンになっていました。それでも、日曜日には道具箱を広げ、ノミやカンナを研いだりして手入れを怠らず、時には人形ケース、包丁や小刀の鞘など、家の中のものを丁寧に削りだしていました。父の孫にあたる私の子どもたちには、学校の机に合わせた引き出しなどを作ってくれたものです。父の作るものは、たとえば小刀の鞘なら、すっとぴったりはまる、美しいものでした。 ですから、私は道具といえば、父の道具箱を思い浮かべ、父のものづくりを、固唾を飲んで眺めていたころを思い出すのです。「理にかなったものは美しい」と意識することは、父から受け継いだ財産のようなものかもしれません。長じて、物事の理ことわりであるブツリを学ぶと、今度はその理の美しさに魅了されました。こうして、父との思い出からブツリの道に進み、このような本をわくわくしながら書くことに至ったのだと思います。 著者がふたりというのは珍しく思われるようで、よく分担して書いているのかと聞かれますが、まさにふたりで書いています。始めにどちらかがざっと書き、あとはキャッチボールのように原稿をやり取りして仕上げていくのです。私たちは大学の同級生で、これまでブツリにまつわる本を書いてきました。「ママとサイエンス」と名づけた活動も行っています。活動の一環で毎月発行している『ふしぎしんぶん』は200 号を超えました。コロナ禍で中断している「科学あそび」も再開に向かっています。 前著のワンダー・ラボラトリシリーズ(太郎次郎社エディタス)で、「音楽や美術を楽しむように物理を楽しんでもらいたい」とまえがきに書きましたが、その目的は達成されたようです。今度は、長い年月をかけて人の英知が集まってできた道具は、みごとにブツリの理にかなっていることをお伝えしたいと思い、パソコンに向かいました。 タイトルを見て、物理じゃなくて「ブツリ」としているのはなぜだろうと不思議に思われた方もいらっしゃることと思います。私たちはこれまで、私たちがそうであるように、学問としての物理をもっと身近に気軽におしゃれに楽しんでいただくことを目的として本を書いてきました。この本はその集大成といえるかもしれません。ですから、肩の力を抜いていただくために、「ブツリ」とカタカナ表記にしています。 この本は「ながす道具」「さす道具」「きる道具」「たもつ道具」「はこぶ道具」の5 つの章から成っています。それぞれの章で5 つの道具を取り上げているので、合計25 個の道具とブツリの関わりを紹介する構成になっています。先に章のタイトルを決め、そのタイトルから思い浮かんだ道具について書いたので、「きる道具」の中に「ざる」があるなど、思わぬ道具が選ばれていることもお楽しみください。 今回の執筆で、「重さ」と「質量」の違いとか、私たち“ブツリ屋”が無意識のうちに当たり前と思っていることを、ひとつひとつ掘り起こし、これまでブツリに関心がなかった方にも分かっていただけるよう再構築する作業は、たいへんでした。しかしながら、いっぽうでああでもない、こうでもないと考えるのは幸せな時間でもありました。たとえば「遠心力」という力は実在する力ではなく、いわば仮想の力ですが、「遠心力がはたらいて……」というような巷にあふれるフレーズを、ブツリ屋としては見過ごすことができず、くどくどと説明してしまったことはご容赦いただきたいと思います。 本書で紹介するすべての道具、ブツリの理論に共通しているのは、「理にかなったものは美しい」ということです。それでは、ブツリが織りなす美しい世界にご案内いたしましょう。」 - 著者プロフィール - 田中 幸 (タナカ ミユキ) (著/文) 岐阜県生まれ。東京都在住。上智大学理工学部物理学科卒業。慶應義塾高校、都立日比谷高校、西高校などの講師、晃華学園中学校高等学校理科教諭を経て、現在、桐蔭学園高等学校講師。東京書籍中学理科教科書執筆委員。NHK高校講座「物理基礎」制作協力。 結城 千代子 (ユウキ チヨコ) (著/文) 東京都生まれ。東京都在住。上智大学理工学部物理学科、国際基督教大学大学院、筑波大学大学院を経て、埼玉大学、昭和大学で物理講師を務める。その傍ら、多賀二葉幼稚園に関わり、晃華学園マリアの園幼稚園長も務めた。現在、上智大学理工学部非常勤講師。東京書籍中学理科、小学校理科、小学校生活科教科書執筆委員。元NHK高校講座「物理基礎」講師。 大塚 文香 (オオツカ アヤカ) (イラスト) イラストレーター。1989年滋賀県生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。書籍や雑誌のイラストレーションを中心に活動中。2020年HB Gallery File Competition vol.30永井裕明賞受賞。
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【古本】BOY'S COLORING BOOK
¥2,000
ソフトカバー 28cm × 20.5cm - 内容紹介 - 古い塗り絵です。 状態:並 全体にヤケ、組立式の消防車のページにヤブレ(画像参照)
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コーヒーのあわからうまれたこねこ|エヴァ・ヴォルフォヴァー(イラスト), テレザ・ホルヴァートヴァー(著/文)
¥1,980
東京美術 2023年 ハードカバー 44ページ A4変型判 - 内容紹介 - コーヒーの泡から生まれたこねこが、冬も春も夏も、生まれた家のにおいをもとめて町をさすらいます。チェコのイラストレーター、エヴァ・ヴォルフォヴァーが布の端切れやキッチンクロスなどを使い、刺繍で美しい絵を描いた絵本。「チェコの美しい本コンクール」受賞、「金のリボン賞」(チェコの児童文学賞)推薦作品。 - 著者プロフィール - エヴァ・ヴォルフォヴァー (エヴァヴォルフォヴァー) (イラスト) 1979年、チェコ北西部のテプリツェに生まれる。プラハ工芸美術大学のイラストレーション&グラフィック学科で学ぶ。『コーヒーのあわからうまれたこねこ』は指導教授ユライ・ホルヴァートの元で手がけた卒業制作を出版した初めての絵本で、その後、『家から、庭から』(2011年)や『フリドリーナとアントニーナと小さなミーナ』(2019年)など、ドローイングと、印刷物やテキスタイルのコラージュ、刺繍などを組み合わせて絵本を制作している。チェコ、スロヴァキア、ドイツのほか、日本でも『ブラチスラバ世界絵本原画展』や『糸で描く物語』展など多数の展覧会に参加し、子ども向けの美術教室やワークショップも行っている。 テレザ・ホルヴァートヴァー (テレザホルヴァートヴァー) (著/文) 1973年、プラハ生まれ。カレル大学哲学科言語センターでフランス語と文学を学ぶ。2000年に、画家であり、プラハ工芸美術大学で教鞭をとる夫ユライ・ホルヴァートとともに児童書出版社バオバブを設立。編集、翻訳のほか、『青いトラ』(2005年、邦訳は求龍堂から出版)をはじめ、エヴァ・ヴォルフォヴァーによる刺繍絵本のシリーズのテキストなどを手がけている。2011年には、小さいながら質の高い絵本を発表している出版社をターボル(チェコ南西部)に集める国際フェスティバルTabookを創設して大きな反響を呼び、チェコを中心とする絵本の出版社、作家、読者が集う活気溢れるブックフェアとなっている。
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ラダック旅遊大全 | 山本 高樹
¥2,200
雷鳥社 2023年 ソフトカバー 224ページ B6変判 縦182mm 横129mm 厚さ16mm - 内容紹介 - ようこそ、空と山々が出会う地へ。 インド北部、ヒマラヤの西外れに位置する山岳地帯、ラダック、ザンスカール、スピティ。平均標高が3500メートルにも達する苛烈な環境にあるこれらの土地では、古くからチベット仏教を信仰する人々が、祖先から受け継いできた素朴な伝統文化と生活様式を守りながら暮らしています。 足かけ十数年にわたってこの地での取材をライフワークとしてきた著者が、その過程で蓄積した膨大な情報を整理してまとめたのが本書となります。各地の街や村、僧院などの詳細な解説をはじめ、2019年に外国人の入域が許可されたばかりの地域の情報や、各地で延伸が続けられる道路の最新状況なども網羅。ラダックを旅するためのガイドブックとして決定版と呼べる内容であるだけでなく、綿密な現地取材に基づいた地域研究書としても価値のある一冊です。 前書きなど 広大なインドの大地、その北の端に、平均標高が3500メートルに達する山岳地帯がある。ラダック、ザンスカール、スピティ。チベット仏教を信仰し、古くからの伝統文化を守り続ける人々が数多く暮らすこの土地に、僕は魅了され、長い間、足繁く通い続けてきた。 かつては知る人ぞ知る場所であったこれらの土地に対する認知度は、最近、格段に高まりつつある。インド国内だけでなく、日本を含めた世界各国においても。数多くのインド映画のロケ地に選ばれた影響や、旅行者がWebでシェアする写真や情報の拡散によるところも大きいのかもしれない。その現象は同時に、表面的なイメージや不確かな情報の氾濫によって、これらの土地が観光資源として無闇に消費され、現地の人々の暮らしや自然環境が消耗し、変質してしまう可能性を生じさせている。 この本で僕は、ラダック、ザンスカール、スピティについて、できるだけありのままの姿を正確に記し、紹介したいと考えた。正確な情報こそが、これらの土地の本来の姿を理解するためにもっとも必要なものだと思うからだ。 この本が、かの地を実際に旅する人の手助けになればうれしいし、いろいろな都合でなかなか訪れることができない人にも、いつかその日が来ることを想像しながら読んでもらえるとうれしい。そして、かの地が直面しているさまざまな課題についても、少し考えてみてほしい。そんな思いを込めながら、僕はこの本を書いている。 ようこそ、空と山々が出会う地へ。 - 著者プロフィール - 山本高樹 (ヤマモトタカキ) (著/文 | 写真) 著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダックとザンスカールに長期滞在して取材を敢行。以来、この地域での取材をライフワークとしながら、世界各地を飛び回る日々を送っている。本書のほか、主な著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)、『インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間』『旅は旨くて、時々苦い』(産業編集センター)など。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞。
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遠くから見たら島だった | ブルーノ・ムナーリ, 関口 英子(翻訳)
¥2,640
創元社 2023年 ハードカバー 48ページ A4変形 縦217mm 横217mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 「遠く離れたところからだと 小さな惑星のように見える石。 大陸と海、それに島もある。 宇宙飛行士の目には、雲におおわれた地球が こんなふうに見えているのかもしれない。」 ――本文より 美術家、デザイナー、教育者、絵本作家……。 多彩な顔をもつ表現者ブルーノ・ムナーリは、海岸でひろった石ひとつひとつにも、ゆたかな個性とファンタジーを見出していた。 石をじっくり観察し、模様がそろうよういくつも並べてみたり、絵を書き入れて物語をつくってみたり。 時には「山のミニチュア」に、高原や湖、そして山を登る人々の姿まで見えてくるかも? モノクロの写真と素朴なことばでつづる、遊び心たっぷりの石のエッセイ。 - 著者プロフィール - ブルーノ・ムナーリ (ブルーノ ムナーリ) (著/文) (Bruno Munari, 1907-1998) 美術、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、教育、絵本制作など、幅広い分野で独創的な活動を行った表現者。1930年代にはイタリアの芸術運動「未来派」に参加し、《役に立たない機械》シリーズなどを発表。広告や雑誌のグラフィックデザイナー、アートディレクターとしても活躍する。1940年代には息子の誕生をきっかけに絵本の制作を開始。また、仲間とともに具体芸術運動を主宰し、イタリア現代美術の先端を進んだ。1950年代以降は家具や照明器具など多くの工業製品のデザインを手がけたほか、デザイン教育にも力を入れ、アメリカのハーバード大学やイタリアのブレラ美術学院などで教鞭をとった。子ども向けの造形ワークショップや玩具の開発にも力を注いだ。『たんじょうびのおくりもの』『木をかこう』『ファンタジア』『ムナーリの機械』『かたちの不思議』シリーズなど邦訳書多数。 関口 英子 (セキグチ エイコ) (翻訳) 1966年、埼玉県生まれ。イタリア文学翻訳家。大阪外国語大学イタリア語学科卒。訳書に、ジャンニ・ロダーリ『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『チポリーノの冒険』、イタロ・カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』、ディーノ・ブッツァーティ『神を見た犬』、プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』、パオロ・コニェッティ『帰れない山』など、児童書から文芸書まで多数。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第一回須賀敦子翻訳賞受賞。
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三つの金の鍵 | ピーター・シス, 柴田 元幸(翻訳)
¥2,640
BL出版 2004年 ハードカバー 60ページ 縦300mm - 内容紹介 - ぼくが乗った気球はあらしにさらわれ、プラハの街に舞い降りた。どこからともなく不思議な猫があらわれ、その猫について街をさまよい、街にまつわる伝説を読み進めていく。読みおわるたび、ぼくの手には金の鍵が残り…。 チェコのプラハで育った作者が描く、プラハの夢と闇。
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EDNE | junaida
¥2,750
白泉社 2022年 MOE BOOKS ハードカバー 72ページ A4判 縦280mm 横201mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 不朽の名作、ミヒャエル・エンデの『鏡のなかの鏡―迷宮―』へ捧げる30篇のオマージュ。 シンメトリーに見えて、同じでない絵。 始まりと終わりがつながる不思議な世界。 見るものを魅了する、美しさと思索に満ちた1冊。
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くるみ割り人形 (あなあきぶたいしかけえほん) | ジェラルディン マコックラン (著), クリスティーナ スワーナー (イラスト),あかつか きょうこ (翻訳)
¥2,750
大日本絵画 2012年 ハードカバー 26 x 2.8 x 26.3 cm - 内容紹介 - マリーの壊れたくるみ割り人形が、りりしい王子さまに変身すると、ふしぎなクリスマスの冒険が始まります。雪が舞う最初の場面から、ジェラルディン・マコックランが作り上げたくるみ割り人形の物語と、クリスティーナ・スワーナーの美しい絵にひきこまれます。ページをめくると、すばらしいしかけの場面が現れ、時代を超えたお話に生命を吹きこみます。
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王さまのお菓子 | 石井 睦美, くらはし れい(イラスト)
¥1,650
世界文化社 2021年 ハードカバー 32ページ A4変型判 縦266mm 横207mm 厚さ10mm - 内容紹介 - ガレット・デ・ロワ 「王さまのお菓子」―それは、しあわせのお菓子。 大切な誰かを想う、めぐりゆく優しさを描いた物語。 ・フランスの新年を祝うお菓子、「ガレット・デ・ロワ」を題材にした絵本。 ・陶器でできた小さなお人形が主人公。大切な誰かを想う、 めぐりゆく優しさを描いた物語。 ・石井睦美さんの抒情豊かな文章と、くらはしれいさんの 異国情緒溢れる絵が紡ぐ珠玉の一冊。贈り物にもおすすめです。 ・絵本の帯が王冠に! 王さまや女王さまになって、 遊ぶことができます。どうぞ楽しみください。 ・協力/藤森二郎(ビゴの店)、大森由紀子(フランス菓子・料理研究家) ・4、5歳から大人まで だれかのよろこぶ顔が見られることも、そのひとのしあわせを願うことも、しあわせなこと-石井睦美 ミリーは、とうきでできた おにんぎょうです。 豆つぶほどの大きさで、フェーヴとよばれています。 「さあ、いっておいで。きみは だれを しあわせにするんだろうねえ」 パティシエのブランさんに そういわれたミリーは、 アーモンドクリームがたっぷりつまった パイのなかへ―。 フランスの伝統菓子、「ガレット・デ・ロワ」を題材にした作品。 大切な誰かを想う、めぐりゆく幸福の物語。 子どもから大人まで楽しめる、贈り物にもぴったりの一冊です。 - 著者プロフィール - 石井 睦美 (イシイ ムツミ) (著/文) 作家、翻訳家。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、『わたしちゃん』(小峰書店)でひろすけ童話賞を受賞。作品に「すみれちゃん」シリーズ(偕成社)、『100年たったら』(アリス館)、『まいごのてがみ』(世界文化社)など多数。 くらはし れい (クラハシ レイ) (イラスト) 岐阜県生まれ。イラストレーター。絵本や書籍の挿画、パッケージのイラストなど、幅広い分野で活躍中。自身のサイトではオリジナルグッズの制作・販売もしている。作品に『レミーさんのひきだし』(小学館)がある。
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憑かれたポットカバー クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし | エドワード・ゴーリー, 柴田 元幸(翻訳)
¥1,650
河出書房新社 2015年 ハードカバー 72ページ B5変型判 縦190mm 横190mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 「我はありもしなかったクリスマスの幽霊である」ゴーリー風味にアレンジされた『クリスマス・キャロル』オールカラー絵本! - 著者プロフィール - エドワード・ゴーリー (ゴーリー,E) (著/文) 1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。邦訳書に『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』などがある。2000年没。 柴田 元幸 (シバタ モトユキ) (翻訳) 1954年生まれ。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』(上・下)で日本翻訳文化賞を受賞。著書に『翻訳教室』他。訳書に、ポール・オースター『幻影の署』他多数。
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くるみ割り人形 切り絵とびだししかけえほん | ショーブナ・パテル, ささやま ゆうこ(翻訳)
¥3,080
大日本絵画 2017年 ハードカバー 16ページ 縦171mm 横304mm - 内容紹介 - むかしむかし、雪の降るクリスマスイブのこと。 シュタールバウム家では、毎年恒例の盛大なパーティーが開かれます。 クララとフリッツの大好きな名付け親のドロッセルマイヤーおじさんがやって来て…。 チャイコフスキーのバレエに着想を得て、繊細な作業によって制作されたしかけえほん。 おなじみの場面が、みごとな切り絵と挿絵によって、生きいきと浮かびあがります。
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愛蔵版 モモ | ミヒャエル・エンデ, 大島 かおり(翻訳)
¥3,080
岩波書店 2001年 ハードカバー 384ページ 函入 A5変型判 縦190mm - 内容紹介 - 「時間」の真の意味を問う、ドイツの作家ミヒャエル・エンデ(1929-95)の人気ファンタジー『モモ』。しゃれた造本で、やや大人向きの美しいスペシャル・エディションをお届けします。
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美女と野獣 | ディナラ・ミルタリポヴァ(イラスト), 中井川玲子(翻訳)
¥2,420
大日本絵画 2018年 ハードカバー 12ページ 縦303mm 横216mm - 内容紹介 - 商人は、森のなかで 大きなお城にたどりつきました。 翌朝、庭にうつくしいバラがさいているのを見て ベルのために バラをひとえだおりました。 そのとたん、おそろしい野獣があらわれ…。 名作『美女と野獣』が、立体的なきり絵の美しい絵本になりました。
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夜の木【12刷】|シャーム, バーイー, ウルヴェーティ, 青木恵都 訳
¥3,960
タムラ堂 2023年 ハードカバー 40ページ 35cm×23cm - 内容紹介 - 2008年のボローニャ・ブックフェアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 (右の画像は12刷の表紙。版ごとに表紙の絵柄が変わります。) 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました。まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
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時をこえて~ひと針のゆくえ | アナイス・ボーリュー , 青木恵都(訳)
¥3,740
タムラ堂 2022年 ハードカバー / クロス装 40ページ スリーブケース入り 35cm×23cm (B4変型) *この本のコンセプト(アンチ・プラスチック)を尊重し、 PP袋ではなく紙製のスリーブケースに入れました。 セキユリヲさんデザイン、美篶堂さん製作。 表紙の中央にトレーシングペーパーを貼った窓がある特別仕様です。 - 内容紹介 - 今回の新刊は、『夜の木』と同様にインドのタラブックスの本ですが、これまでのようなインド先住民族の民俗画の絵本ではなく、シルクスクリーン印刷によるハンドメイド本でもありません。本文はオフセット印刷です。 作者はフランスの現代刺繍作家、アナイス・ボーリュー。 黒いビニールのごみ袋に、絶滅危惧の植物が美しく刺繍されているという不思議な作品集です。 作者は西アフリカを旅行中に目にした異様な光景に衝撃を受けます。無数の黒いビニールのごみ袋が道端の木々を覆い尽くしていたのです。この状況を前にして、刺繍作家として自分が出来ることは何か。そこで思いついたのが黒いビニール袋に絶滅が危ぶまれる植物を刺繍し作品にするということでした。 この刺繍の作業にかかる膨大な時間は、やがて消えてゆく植物たちの生きてきた時間を呼び覚まし、長い年月をて祖母から母へさらに娘へと受け継がれてきた刺繍と重なります。 とはいえ、この本は、環境問題についてメッセージを声高に叫んでいるわけではありません。まずは、精緻な刺繍の美しさを味わっていただきたい。背景の黒いビニールは、時には岩肌のようであり、時には風が吹きすさぶ荒野のようでもあります。 この本では、ひと針ひと針に込められた作者の思いが、時をこえて私たち読者を様々な場所へと連れていってくれるはずです。 なお、この本(日本語版)のためにタラブックスが特別に製作したコットンの布バッグ(別売) 1,100円 (1,000円+税))のご注文もお受けいたします。ただし、布バッグは数量限定商品のた め、書籍のご注文数以上のご注文はお受けいたしかねますので、ご了承ください。 コットンバッグとのセットはこちらからご注文ください。 https://www.tongazakabun.co/items/61523116
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おてんばルル|イヴ・サンローラン, 東野 純子(翻訳)
¥3,190
河出書房新社 2023年 ハードカバー 128ページ A4変形 縦305mm 横209mm 厚さ15mm - 内容紹介 - モードの帝王、イヴ・サンローランが唯一残したとっておきの絵本。かわいくて、少しエロチックで、おしゃまなルル。キュートな姿とは裏腹にいけないことしかしない彼女が大活躍。新装版。
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雑に作る : 電子工作で好きなものを作る近道集|石川 大樹, ギャル電, 藤原 麻里菜
¥2,640
オライリー・ジャパン 2023年 ソフトカバー 312ページ A5判 - 内容紹介 - 「雑でも大丈夫!」初心者を応援する新しい電子工作書籍!本書は、独自のやり方で、作品のアイデアや製作する技術を身に付けて、作品を発表し続けてきた著者陣による、まったく新しい電子工作の書籍です。『Arduinoをはじめよう 第4版』を読み、その中の作例は作ってみたけれど、その先に何を作っていいのか......と迷っている読者を対象に、「雑な作品作りでも大丈夫!」というポジティブな姿勢をもとに、アイデアの出し方や実際の製作のノウハウを約40本紹介します。
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いのる|森崎 和江, 山下 菊二(イラスト),
¥2,750
復刊ドットコム 2016年 ハードカバー 40ページ 縦290mm - 内容紹介 - 1983年、訪問販売のみで発売された伝説の「ピコモス」絵本シリーズが、<五感のえほん>として復刊! 森崎和江と山下菊二という豪華著者同士による『いのる』が、新たな装丁でよみがえります! ▼<五感のえほん>とは? ★復刊ドットコムが放つ、新・絵本レーベルです★ 元々は1983年に、ブリタニカ絵本館ピコモス(日本ブリタニカ社刊/全25巻/監修・谷川俊太郎、小松左京)として“訪問販売でのみ"発売された絵本シリーズ。 再編集にあたり、わたしたちの社会や生活に根付く五感(みる、きく、かんじる…)でのセレクトを行い、<五感のえほん>(全10冊・第1期/第2期)として発刊いたします。 人間の動作的なものに加え、子どもたちが日常の中で直面すること、感じてほしいことを一流作家たちが存分に表現したオリジナル絵本です。 監修者のことば 五感を感じる、認識する。 本絵本シリーズのテーマは、それにつきます。 いのる、あじわう、みる、はなす、きく、なく……。 なにげない生活のなかで、 無意識のうちに始まり行われている感情の動きそのもののきっかけが五感から発生しているのです。 各界の卓越した表現者による本シリーズは、まずは五感を認識してからはじまる発見の絵本だとおもうのです。 土井章史(東京 吉祥寺・トムズボックス主宰) <五感のえほん>シリーズ第7弾は、『いのる』 詩人で作家の森崎和江が著した、日常の中にある“祈り"を生活者の視点で描いた、暖かなおはなし。 戦後シュールレアリスムの第一人者・山下菊二との豪華共演を存分にお楽しみください! あきおの むらの うみの かみさまは おんなの かみさまです なまえは「おいわずさま」と いいます うみの まんなかの ちいさな たかい しまに いらっしゃるのです とおくて ここから みえません 世界遺産候補 宗像沖の島に伝わる 「お言わず様」も登場! ! 『いのる』という行為は、とても神聖でとても身近なものです。 宗教性がうすいと呼ばれる日本でも、私たちは知らず知らずのうちに、お祈りを日常的な行為として行っています。 本作には2017年の世界遺産の登録候補にもなっている、『神宿る島』宗像(むなかた)・沖ノ島と関連遺産群にも関連する「お言わず様」という古来からのしきたりも作中に登場しています。
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わたしはしらない|まつむらまいこ
¥2,200
果林社 2023年 ハードカバー 56ページ 156×156㎜ - 内容紹介 - 「まどのそとを とおりすぎた モンキチョウの じゅみょうを わたしはしらない」 「あなたの めを とおした せかいの いろを わたしはしらない」 いつもより少しだけ遠くから、「しらないこと」を見つめた絵本です。 < 2023年、新装版としてリニューアル > 元々は、2018年にえほんやるすばんばんするかいしゃから手製本で発行されていたもので、今回のリニューアルに伴い、ハードカバーになりました。 - 仕様:156×156㎜|56ページ|上製(ハードカバー) 印刷:加藤文明社 製本:積信堂 発行元:よもぎBOOKS、URESICA、紙片、えほんやるすばんばんするかいしゃ 発売元:果林社 - 版元から一言 - 「あなたの めを とおした せかいの いろを わたしはしらない」 勉強したり、経験したり、知っていくことで得られる安心もある一方、”知らないこと”があることで安心することがあります。輪郭のない世界を描いた、静かな絵本です。 - 著者プロフィール - まつむらまいこ (マツムラマイコ) (作 / 絵) 画家、絵本作家。1985年、奈良生まれ。京都精華大学でデザインを専攻。 出版物に「あなたはせかいのこども」(ほるぷ出版) 「愛蔵版絵のない絵本」(岩波書店)「いっぴきおおかみとおほしさま」(小学館)など。 私家版の絵本に「まどのむこうには」「わたしのたからばこ」など。娘二人を育てながら、絵を描く。 関連リンク https://note.com/matsumuramaiko/n/n3acbf3e8111f