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じゃがいも うえたら… | ユリ・リトケイ
¥2,090
BL出版 2024年 ハードカバー 54ページ A4変型判 縦210mm 横252mm 厚さ9mm - 内容紹介 - 地面のうえでも地面のしたでも、たくさんの生きものたちが、それぞれの暮らしをしています。ある日、そこにじゃがいもがひとつ、植えられました。じゃがいもはやがて芽をだして……。じゃがいもの成長と、まわりで暮らす生きものたち。地面のしたと、地面のうえのそれぞれの様子を、定点観測のように描いていく、たて開きの文字のない絵本です。巻末に、登場する生きものたちの解説つき。 - 著者プロフィール - ユリ・リトケイ (ユリ リトケイ) (著/文) イラストレーター、デザイナー。ヴァランドアカデミー・オブ・アートアンドデザインを児童文化デザイナーとして卒業。Chut, ça pousse…(邦題『じゃがいも うえたら…』)で、2023ボローニャ国際絵本原画展に入選。スウェーデン在住。
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パズルのえほん どうぶつ | オームラ トモコ
¥1,650
ポプラ社 2024年 ハードカバー 32ページ B5変型判 - 内容紹介 - 子どもたちの知的好奇心・想像力がアップする、新感覚のパズルえほん! うさぎやねこ…いろんなどうぶつが、パズルあそび。パズルになって、どうぶつの形にぴたっとくっつきます。だんだんパズルのかずが増えて、最後はなんと100ぴきの犬が大集合! ワイドな観音びらきのページは大迫力です。 どうぶつたちの表情ひとつひとつにストーリーが感じられ、想像がひろがります。 かたち、かず、えさがし…いろいろな角度から楽しめる、新感覚のパズル絵本!
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火の鳥 いのちの物語 | 手塚治虫, 鈴木まもる
¥1,540
金の星社 2024年 ハードカバー 32ページ A4変型判 - 内容紹介 - 手塚治虫「火の鳥」初の絵本化! 鳥の巣研究家であり、子供時代から手塚作品に憧れてきた絵本作家・鈴木まもるが命の尊さを鮮やかに描く。 地球上には多くの生命が生きています。みな誰に教わることなく、それぞれの環境に暮らし新しい生命を生み出しています。生命はどこから来るのか? なぜ生きるのか? 火の鳥が今を生きる人たちへ生命の不思議、生きることの大切さを語ります。 - 著者プロフィール - 手塚治虫 (テヅカオサム) (原著) 1928年11月3日、大阪府豊中市生まれ。本名、手塚治。兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。1947年「新宝島」が大ヒット。以来、日本のストーリー漫画の確立に尽くし、アニメーションの世界でも偉大な業績を残す。漫画作品は、文学や映画など、あらゆるジャンルに影響を与えた。また、アニメーション作品は、 アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各国にも輸出され、日本だけでなく世界中で愛されている。小学館漫画賞、講談社漫画賞、文藝春秋漫画賞、日本漫画家協会特別賞、毎日映画コンクール大藤信郎賞など多数受賞。代表作に「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「火の鳥」「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」「陽だまりの樹 」「アドルフに告ぐ」などがある。1989年2月9日逝去。 鈴木まもる (スズキマモル) (著/文 | イラスト) 1952年、東京生まれ。東京藝術大学中退。画家、絵本作家、鳥の巣研究家。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞、『あるヘラジカの物語』(あすなろ書房)で、親子で読んでほしい絵本大賞大賞を受賞。おもな絵本に『みんなあかちゃんだった』『みずとはなんじゃ?』(小峰書店)、『鳥の巣いろいろ』『ツバメのたび』(偕成社)、『つかまえた!』『いのちのふね』(講談社)、『ウミガメものがたり』『わたり鳥』(童心社)、『鳥の巣の本』『世界の鳥の巣の本』(岩崎書店)、『あなたがだいすき』(ポプラ社)、『だんろのまえで』(教育画劇)、『鳥は恐竜だった』(アリス館)、『てをつなぐ』『どこからきたの? おべんとう』(金の星社)などがある。全国各地で鳥の巣の展示をしている。
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もし、世界にわたしがいなかったら | ビクター D. O. サントス, アンナ・フォルラティ(イラスト), 金原 瑞人(翻訳)
¥1,980
西村書店 2024年 ハードカバー 42ページ A4変型判 - 内容紹介 - わたしは、ずいぶん長く生きてきた。あなたが知っているだれよりも前から。世界じゅうどこにでも、いろんな姿をした何千ものわたしがいる。わたしはあなたを、つれていってあげられる。過去へ、現在へ、未来へ。わたしは、なんでしょう? 言葉が生まれて、人間社会は大きく変わりました。人は成長とともに言葉をおぼえ、言葉によってものを考え、他者と交流します。そしていま、世界で使われている7,000以上の言語のうち、少なくとも半分は、2100年までになくなると考えられています。 本書はなぞときのようにストーリーが展開し、「わたし」がなにものであるかは、最後に明かされます。言葉のもつ力やはたす役割、守ることの意味とは? 言葉についての哲学絵本。世界20言語で刊行。 * ドイツ・ミュンヘン国際児童図書館カタログ『ホワイト・レイブンズ2023』 選定作品 * 「dPICTUS 未刊絵本ショーケース」2022 年 選定作品 *イタリア・ボローニャ国際児童図書展「美と世界:新しいノンフィクション絵本」2023年 選定作品 * ユネスコ「先住民言語の国際の10年」(2022-2032年)の公式選定絵本 - 著者プロフィール - ビクター D. O. サントス (ビクターディーオーサントス) (著/文) 文 ● ビクター D. O. サントス(Victor D. O. Santos) 児童書の作家、博士(言語学)。今までに6カ国で暮らし、10の言葉を学んできた。英語で書いた最初の作品『My Dad, My Rock』(未邦訳)は2022年のカーカス・ベストブックに選ばれた。ブラジル出身で、現在はアメリカのアイオワ州デモインに在住。ウクライナ人の妻との間にふたりの子どもがいる。ふたりはいくつもの言葉を話し、いくつもの文化を知っている。 アンナ・フォルラティ (アンナフォルラティ) (イラスト) 絵 ● アンナ・フォルラティ(Anna Forlati) アーティスト、イラストレーター。『Yoga for Kids』や『My Dad, My Rock』(いずれも未邦訳)の絵を描いている。本書『もし、世界にわたしがいなかったら』は「dPICTUS未刊絵本ショーケース」で注目され、ボローニャ国際児童図書展で展示された。高校から大学まで古代ギリシア語とラテン語を学び、今はアラビア語を学んでいる。イタリアのトリノ在住。 金原 瑞人 (カネハラミズヒト) (翻訳) 訳 ● 金原 瑞人(かねはら みずひと) 1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、文芸書、ノンフィクションなど600点以上。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『月と六ペンス』『どこまでも亀』『ニューベリーの物語』『男の子でもできること』、エッセイ集に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『サリンジャーにマティーニを教わった』、監修に『13歳からの絵本ガイド』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』など。
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夜明けをまつどうぶつたち | ファビオラ・アンチョレナ, あみの まきこ(翻訳)
¥2,090
NHK出版 2024年 ハードカバー 34ページ A4変型判 - 内容紹介 - 森林火災とその再生を描いた、2022年スペイン「ベスト児童書賞」受賞作品 世界最大の熱帯雨林をもち、「地球の肺」と呼ばれるアマゾンで、2019年に大規模な森林火災が発生。広大な森が焼失し、多くの生きものが命を落としたことに心を痛めた作者が、動物の視点で描いた「ナラティブ・ノンフィクション絵本(事実に基づいた語り形式の作品)」。本書は、2022年スペインにおいて権威ある「コンポステーラ国際絵本賞」を受賞、スポーツ・文化庁が選ぶその年の最優秀編集図書(児童書部門)としても高く評価された。現在、スペイン国内の諸言語を含め9言語に訳されている。巻末では著者が、絵本を創作するにいたった経緯に触れつつ、世界各国で発生、頻度を増している森林火災について実情を伝え、森林保護に取り組む人々に敬意を表す。動物たちの祈りにあふれた一冊。 あらすじ: 長いあいだ雨が降らないジャングルに火災が発生し、煙によって太陽の姿が動物たちから見えない。動物たちは太陽が一向に昇ってこないことを不思議に思い、太陽を探しながら森のなかを歩き続ける。やがて激しい熱さを感じ、太陽が戻ってきたと思いきや、それは彼らが「待ち望んでいた夜明け」ではなかった。動物たちは必死で逃げ惑うが、火は燃え広がり、あたりは無情にも焼き尽くされていく。その後、ぽつりぽつりと雨が降り、森には静けさが訪れる。そして、新たな姿に生まれかわった森が現れる。動物たちは祈る──。「黄色い太陽がもう二度と姿をけしませんように。赤いインコも、青いチョウも、この緑の森も、どうかなくなることがありませんように。いつまでもずっと」 帯にはこの絵本を読んでくださった上白石萌音さんのメッセージが! この作品には「黒い余白」があります。動物たちのこと、木々や花々のこと、わたしたちも暮らす地球のことを、自分の目で捉えるための余白だと感じます。豊かな色彩の尊さに気づかされ、遠いアマゾンの森に心が引き寄せられました。あなたもぜひ、絵本とともに思いを馳せてみてください。──上白石萌音 編集部より: 世界各国で頻度を増している森林火災は、気候変動がおよぼす影響が大きいと考えられているが、人間によって引き起こされる場合も少なくない。火災の一因となる大規模な農場や牧場では、大豆やトウモロコシ、牛肉などを生産しており、そこで収穫されたものをわたしたち日本人も食べていることを考えると、決して無関係ではない。この絵本のきっかけとなった2019年の火災では、森林の11%が消失されたともいわれ、多種多様な動植物が失われた。この作品をとおして、ひとつしかない地球を守るために、いま何ができるのかを読者とともに考えてみたい。 - 著者プロフィール - ファビオラ・アンチョレナ (ファビオラ アンチョレナ) (著/文) 絵本作家、アーティスト。1983年、ペルーのリマで生まれ、ペルーとアメリカ合衆国で育つ。大学で建築を学んだあと、イラストレーターとして⾃然をテーマにした作品づくりに取り組む。2020年からはメキシコやチリの大学で絵本製作に関するディプロマを取得。スペインの出版社から刊行された本書『ESPERANDO EL AMANECER』は、2022年スペインにおいて権威ある「コンポステーラ国際絵本賞」を受賞、スポーツ・文化庁が選ぶその年の最優秀編集図書(児童書部門)としても高く評価され、スペイン国内の諸言語を含め、現在9言語に訳されている。作品に『MI PATINETA SE ATASCO(動かなくなったスケートボード)』(2020年)『ME QUEDE ENCERRADA EN EL MUSEO(博物館にとじこめられて)』(2022年)。いずれも共著で未邦訳。 あみの まきこ (アミノ マキコ) (翻訳) 翻訳者、スペイン語講師。1958年生まれ。上智大学、東京外国語大学大学院にてスペイン語・スペイン語文学を学ぶ。大学でスペイン語の教鞭をとりながら、スペイン語圏の児童書や昔話の研究、紹介に取り組む。縁あってペルーをたびたび訪れるうちに、その人々と文化に魅せられる。趣味はペルー料理をつくって食べること。翻訳絵本に『カピバラがやってきた』(岩崎書店、第14回ようちえん絵本大賞)、訳書に『ブニュエル、ロルカ、ダリ 果てしなき謎』(白水社、共訳)など。
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ぼくはくまのままでいたかったのに……〈新版〉 | イエルク・シュタイナー, イエルク・ミュラー(イラスト), 大島 かおり(翻訳)
¥2,200
ほるぷ出版 2024年 ハードカバー 32ページ 25.5 x 1 x 25.5 cm - 内容紹介 - はる、くまが 冬眠からめをさますと、 もりは あとかたもなくきえ 工場が たっていました。 おまけに工場の職長からは、 「とっとと しごとにつけ」と いわれます。 「ぼくは くまだ!」と さけんでも だれも わかってくれません。 こうして くまは 作業服をきて、ひげをそり、 くる日もくる日も ほかの労働者といっしょに はたらくことになったのですが……。 人間の身勝手さによって変貌していく自然と、 そこで生きる一匹のくまの姿を 風刺をこめて描きだします。 心ゆさぶる名作復刊! - 著者プロフィール - イエルク・シュタイナー (イエルク シュタイナー) (著/文) 文 イエルク・シュタイナー Jörg Steiner 1930年スイスのビール生まれ。教師をしながら作家として活動する。ミュラーと組んで、初めての絵本となる本書をかいた。このコンビのほかの作品に『ふたつの島』『うさぎの島』(いずれもほるぷ出版)がある。 イエルク・ミュラー (イエルク ミュラー) (イラスト) 絵 イエルク・ミュラー Jörg Müller 1942年スイスのローザンヌ生まれ。チューリッヒとビールの工芸学校で絵画を学ぶ。1994年、国際アンデルセン賞・画家賞を受賞。 大島 かおり (オオシマ カオリ) (翻訳) 訳 大島かおり おおしま かおり 1931年東京生まれ。翻訳家。訳書に『モモ』(岩波書店)『ふたつの島』『うさぎの島』(いずれもほるぷ出版)『パパと怒り鬼 話してごらん、だれかに』(ひさかたチャイルド/青木順子共訳)など、多数。
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奇妙で不思議な土の世界 | 英国王立園芸協会(監修), ウェンジア・タン(イラスト), ジャクリーン・ストラウド, マーク・レッドマイル=ゴードン, 林 健太郎(監修 | 翻訳), 北川 玲(翻訳)
¥2,420
創元社 2024年 ハードカバー 64ページ A4変型判 縦288mm 横237mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 土は、人間を含め、地球上のさまざまな生きものの暮らしを支えてくれる大事な存在ですが、私たちは土の性質や役割についてどれほど知っているでしょうか。 本書では、土の成分やさまざまな土の性質、生きものとのかかわり、自然環境のなかでの役割など、土と土がもたらす恩恵を、科学的な視点からわかりやすく説明しています。 複雑で、興味深い土の世界を楽しみながら学べる、科学絵本の傑作! ***** 土とそのまわりには、いろいろな生きものがいます。昆虫、ミミズ、菌類、そして目には見えない細菌たちが暮らしています。土は、栄養や水、有機物をたくわえて命をはぐくみます。あなたの足元にある土は、じつはとても複雑で興味深い世界なのです。 土はどこにでもありますが、意外と知られていないことがたくさんあります。 ・雨がほとんど降らない砂漠では、植物はどうやって生きのびているのでしょうか? ・ある菌類の大きさは、東京ドーム200個分ほどあるそうですが、信じられますか? ・土の扱い方ひとつで、地球温暖化の進行をおくらせることができると知っていますか? この本を読んで、土の性質や役割、土と生きものの関係を学びましょう! - 目次 - 〈もくじ〉 土はなぜ必要なの? 地球温暖化 土を構成するもの 土の層 土のなかの世界 作物の地上部と地下部 作物を育てる ミミズの仕事 分解 乾いた土 湿った土 美しい湿原 太陽と風と雨 夜に活動する生きもの 菌類の王国 すばらしいミミズたち 驚異のモグラたち 穴掘り名人 背骨のない動物たち アリの国家 小さな生きものたち 微生物のはたらき きらりと光るもの 世界の地表 土から砂へ 月の砂 植物は火星で育つの? 土を科学しよう 土を大切にしよう ことばの説明 監訳者解説 さくいん - 著者プロフィール - 英国王立園芸協会 (エイコクオウリツエンゲイキョウカイ) (監修) 園芸の普及、園芸愛好家への奉仕を目的とするイギリスの特別公益法人。1804年に設立されたロンドン園芸協会を前身とする(1861年に王立勅許取得)。植物に関する情報の発信のほか、世界の園芸動向に影響を与える「チェルシー・フラワー・ショー」の開催、協会所有の伝統的な庭園の維持管理などを行う。 ウェンジア・タン (ウェンジア タン) (イラスト) イラストレーター。メリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アート卒業。作画担当:Humongous Fungus (DK Children,2021);Eureka!: A Big Book of Discoveries (Little Tiger, 2021); Up & Down:Explore the World Above and Below! (Victionary, 2018) ほか。 ジャクリーン・ストラウド (ジャクリーン ストラウド) (著/文) ウォーリック大学生命科学部助教。土壌学者。主な研究テーマは、ミミズの生物学および生態学、生物多様性のモニタリング、土壌音響学、市民科学。 マーク・レッドマイル=ゴードン (マーク レッドマイル ゴードン) (著/文) 英国王立園芸協会の土壌および気候変動部門の研究主幹。土壌生物学、生態系における栄養素の循環などのプロジェクトに携わる。 林 健太郎 (ハヤシ ケンタロウ) (監修 | 翻訳) 総合地球環境学研究所教授。北海道大学工学部卒業、同大学院を経て、東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科修了。博士(農学)。専門分野は生物地球化学、土壌学。主な研究対象は窒素循環と窒素の持続可能な利用。論文多数。主な著書に『図説 窒素と環境の科学』(朝倉書店)、『薫風のトゥーレ』(幻冬舎)がある。環境科学会論文賞、大気環境学会論文賞、日本土壌肥料学会奨励賞、日本土壌肥料学会賞ほか受賞。
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ぼうけん図書館 エルマーとゆく100冊の冒険 | 永岡 綾(編著), ルース・クリスマン・ガネット(イラストレーション)
¥2,200
ブルーシープ 2024年 ソフトカバー 256ページ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ15mm - 内容紹介 - 最近「ぼうけん」してる? 思わず答えにつまったあなたに、この本を贈ります。 立川のPLAY! MUSEUMで開かれた「エルマーのぼうけん」展で、冒険をめぐるたくさんの本を集めて「ぼうけん図書館」をつくったら、大人から子どもまでが夢中になる、大人気のコーナーとなりました。そこで、ぼうけんが大好きなエルマーの力を借りて、もっとぼうけんしようよ! そう呼びかける本をつくりました。 心躍る冒険、ちょっぴりせつない冒険、汗だくの冒険、じっと考える冒険、特別な冒険、日常を生きるという冒険。物語のなかで主人公たちは、その冒険が大きくても小さくても、うまくいってもいかなくても、それぞれのやり方で自分の世界を広げていきます。勇気をもらい、元気をもらえる「冒険」をキーワードに、絵本、童話、児童文学から一生ものの100冊を集めました。 子どもと、かつて子どもだったすべての人たちへ、あなたのなかの冒険心をやさしく、ときどきはげしく揺さぶる「冒険」をエルマーと一緒に見つけに行きませんか。 - 目次 - Sense of Adventure 1:ぼうけんは、すぐそこに 2:ぼうけんは、あこがれ 3:ぼうけんは、おもいやり 4:ぼうけんは、むちゅう 5:ぼうけんは、ぶきなどいらない 6:ぼうけんは、うつくしい 7:ぼうけんは、かっこわるくたっていい 8:ぼうけんは、だれもしらない 9:ぼうけんは、かんがえる 10:ぼうけんは、たのしくなくちゃ - 著者プロフィール - 永岡 綾 (ナガオカ アヤ) (編著) 編集者。ときどき、製本家。著書に『週末でつくる紙文具』(グラフィック社)、編著書に『本をつくるー職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』(河出書房新社)。編集の仕事に『エルマーのぼうけん展』『谷川俊太郎 絵本★百貨典』『クマのプーさん展公式図録 百町森のうた』『アーノルド・ローベルの全仕事』(すべてブルーシープ)などがある。
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猫と悪魔 絵本で広がる世界文学 | ジェイムズ・ジョイス, 米増 由香(イラスト), のどまる堂(編集 | 翻訳 | 解説)
¥1,600
のどまる堂 2024年 64ページ A5判 - 内容紹介 - ジェイムズ・ジョイスが4歳の孫に宛てた手紙を元に絵本化しました。日本では38 年ぶりに出版されます。 本書は二部構成となっており、第一部はイラストレーターの米増由香の挿絵で物語がつづられ、第二部は原文・訳文から読み解くジェイムズ・ジョイスの人となりや作風を解説していきます。 <あらすじ> フランスのボージョンシーという街には、街を二分するとても広い川が流れていて、街の人々は川を渡るのに大変苦労していました。橋をかけたいのですが、街には橋をかけるお金がありません。そんなとき悪魔が市長のもとへやってきて、りっぱな橋をかけるかわりに、最初に橋をわたる人のたましいをほしいと提案します。市長は承諾しますが…。 絵本で広がる世界文学をテーマに、世界文学の作家の短編を絵本化し、原文と訳文から見える作風や人となりを解説します。 - 目次 - 第一部 猫と悪魔 第二部 オーディオコメンタリー的解説 - 著者プロフィール - ジェイムズ・ジョイス (ジェイムズ ジョイス) (著/文) 【ジェイムズ・ジョイス】 20 世紀を代表するモダニズム文学作家。代表作に『ダブリナーズ』『ユリシーズ』『フィネガンズ・ウェイク』などがある 米増 由香 (ヨネマス ユカ) (イラスト) 【米増 由香】 イラストレーター、絵本作家。 書籍装画、挿絵など幅広く活躍。 『ぼくのポーポがこいをした』 (村田沙耶香 作 岩崎書店)挿絵など
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お菓子づくりは子どもの遊びです | ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,640
河出書房新社 2024年 ハードカバー 96ページ A4変型判 縦248mm 横218mm 厚さ12mm - 内容紹介 - フランスで300万部のカルト的料理絵本『料理は子どもの遊びです』お菓子版!まほうのケーキ、ココナツ岩…遊び心満載44レシピ。 - 著者プロフィール - ミシェル・オリヴェ (オリヴェ,ミシェル) (著/文) 1960年代から活躍するフランスの有名料理人。キュートなイラストレーションも手がけた本シリーズは仏で大ヒットし、親、子、孫3世代にわたって読み継がれている。 猫沢 エミ (ネコザワ エミ) (翻訳) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』『パリ季記』など。パリ在住。
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料理は子どもの遊びです | ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,530
河出書房新社 2023年 ハードカバー 104ページ A4変形 縦248mm 横218mm 厚さ13mm - 内容紹介 - フランスで300万部突破のカルト的料理絵本!クロック・ムッシュ、鶏のワイン煮……遊び心満載の44レシピ。ジャン・コクトー序文 - 著者プロフィール - ミシェル・オリヴェ (オリヴェ,ミシェル) (著/文) 1960年代から活躍するフランスの有名料理人。キュートなイラストレーションも手がけた本シリーズは仏で大ヒットし、親、子、孫3世代にわたって読み継がれている。 猫沢 エミ (ネコザワ エミ) (翻訳) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』『パリ季記』など。パリ在住。
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青い煮凝り | エドワード・ゴーリー, 柴田 元幸(翻訳)
¥1,540
河出書房新社 2024年 ハードカバー 72ページ B6変型判 縦171mm 横189mm 厚さ10mm - 内容紹介 - ゴーリーのオペラへの愛が凝縮された悲劇的物語。歌姫カヴィッリアと、その狂信的なファンである孤独な男ジャスパーの運命はいかに。細密な線画で表現されたダークなゴーリーの真骨頂。 - 著者プロフィール - エドワード・ゴーリー (ゴーリー,E) (著/文) 1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。 柴田 元幸 (シバタ モトユキ) (翻訳) 1954年東京都生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。P・オースター、S・ミルハウザーをはじめ現代アメリカ小説の翻訳多数。著書に、『生半(半=旧字)可な學者』(講談社エッセイ賞)など。
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戦争は、 | ジョゼ・ジョルジェ・レトリア (著), アンドレ・レトリア (イラスト), 木下 眞穂 (翻訳)
¥2,200
岩波書店 2024年 ハードカバー 64ページ 1.02 x 21 x 29.7 cm - 内容紹介 - 戦争は、何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ。戦争は、物語を語れたこともない。--気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし、野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争。自らも独裁政権に抗した、ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で、戦争の残酷な本質を描く。今こそ読まれるべき、衝撃的な絵本。
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ドクロ | ジョン・クラッセン, 柴田元幸(翻訳)
¥2,970
スイッチ・パブリッシング 2024年 ハードカバー 112ページ B5変型判 - 内容紹介 - 洗練されたアートワーク。温かくも不気味なストーリー。 訳者・柴田元幸も「最高傑作」と太鼓判を押す、絵本作家ジョン・クラッセンによる新作長篇絵本、ついに刊行‼︎ 日本でもロングセラーとなった『どこいったん』、権威ある児童書の賞である米コールデコット賞と英ケイト・グリーナウェイ賞をW受賞した『ちがうねん』など、その著作が世界中で親しまれている米カルフォルニア在住の絵本作家・イラストレーター、ジョン・クラッセン。そのクラッセンが2023年に発表した新作長篇絵本『ドクロ』、待望の邦訳がついに発売決定です。
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あさいち | 大石可久也(イラスト), 輪島・朝市の人びと
¥1,100
福音館書店 1984年 かがくのとも絵本 ハードカバー 28ページ 縦253mm 横232mm 厚さ7mm - 内容紹介 - 朝市は、海でとれたもの、畑でとれたものを持ちよる商いの場。そこには潮のかおりと土のにおいがたちこめていて、人びとにとって楽しいおしゃべりと社交の場でもあります。石川県「輪島朝市」の活気ある風景を描いた、1980年刊行の本作品。令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた被災地の、一日も早い復興への願いを込めて復刊します。本作品の利益は、能登半島地震災害義援金として、日本赤十字社に寄付いたします。 - -著者プロフィール 大石可久也 (オオイシカクヤ) (イラスト) 1924年、兵庫県に生まれる。兵庫師範学校を卒業後、小学校教師をしながら洋画を勉強し、展覧会やコンクールで受賞多数。40歳で退職して作家活動に入り、北国の風物を描いた数々の絵画作品を手がけた。絵本に『ほっけりょう』(「かがくのとも」1982年2月号)など。2018年没。
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いろいろ いろんな からだの ほん | メアリ・ホフマン, ロス・アスクィス (イラスト), 杉本詠美 (翻訳)
¥2,090
少年写真新聞社 2019年 ハードカバー 40ページ 22.9 x 1 x 30.7 cm - 内容紹介 - 生まれてからおとなになるまで「からだ」は成長し、変化する。そのあとも死ぬまで変化し続ける。人間の「からだ」についていろいろな疑問や考えるヒントを楽しいイラストで紹介する絵本です。自分の「からだ」がどんなにすばらしいか、この絵本を読んで考えてみよう。
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きょうの おやつは かがみのえほん | 渡邉 千夏
¥1,650
福音館書店 2014年 20ページ 縦186mm 横156mm 厚さ14mm - 内容紹介 - 鏡のように反射するピカピカの紙でつくられた絵本です。絵本を開くと、両側のページの絵が互いに映りこみ、驚くほど立体的に見えます。卵をわって、小麦粉、砂糖、牛乳を入れて…さあ、なにをつくるんでしょう。ページに自分の姿も映りこむので、その場にいるような気持ちになります。ともかく百聞は一見に如かず。ぜひページを開いてみて下さい。未だかつてない新鮮な視覚体験と、おやつづくりの気分が満喫できますよ。 - 著者プロフィール - 渡邉千夏 (ワタナベチナツ) (著/文 | イラスト) 筑波大学芸術専門学群卒業。グラフィックデザイナーとして家庭用品メーカーに勤務の後、現在は愛知県立芸術大学大学院に在籍している。「しかけの視覚伝達デザイン」をテーマに、作品を製作している。
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【古本】BOY'S COLORING BOOK
¥2,000
ソフトカバー 28cm × 20.5cm - 内容紹介 - 古い塗り絵です。 状態:並 全体にヤケ、組立式の消防車のページにヤブレ(画像参照)
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コーヒーのあわからうまれたこねこ|エヴァ・ヴォルフォヴァー(イラスト), テレザ・ホルヴァートヴァー(著/文)
¥1,980
東京美術 2023年 ハードカバー 44ページ A4変型判 - 内容紹介 - コーヒーの泡から生まれたこねこが、冬も春も夏も、生まれた家のにおいをもとめて町をさすらいます。チェコのイラストレーター、エヴァ・ヴォルフォヴァーが布の端切れやキッチンクロスなどを使い、刺繍で美しい絵を描いた絵本。「チェコの美しい本コンクール」受賞、「金のリボン賞」(チェコの児童文学賞)推薦作品。 - 著者プロフィール - エヴァ・ヴォルフォヴァー (エヴァヴォルフォヴァー) (イラスト) 1979年、チェコ北西部のテプリツェに生まれる。プラハ工芸美術大学のイラストレーション&グラフィック学科で学ぶ。『コーヒーのあわからうまれたこねこ』は指導教授ユライ・ホルヴァートの元で手がけた卒業制作を出版した初めての絵本で、その後、『家から、庭から』(2011年)や『フリドリーナとアントニーナと小さなミーナ』(2019年)など、ドローイングと、印刷物やテキスタイルのコラージュ、刺繍などを組み合わせて絵本を制作している。チェコ、スロヴァキア、ドイツのほか、日本でも『ブラチスラバ世界絵本原画展』や『糸で描く物語』展など多数の展覧会に参加し、子ども向けの美術教室やワークショップも行っている。 テレザ・ホルヴァートヴァー (テレザホルヴァートヴァー) (著/文) 1973年、プラハ生まれ。カレル大学哲学科言語センターでフランス語と文学を学ぶ。2000年に、画家であり、プラハ工芸美術大学で教鞭をとる夫ユライ・ホルヴァートとともに児童書出版社バオバブを設立。編集、翻訳のほか、『青いトラ』(2005年、邦訳は求龍堂から出版)をはじめ、エヴァ・ヴォルフォヴァーによる刺繍絵本のシリーズのテキストなどを手がけている。2011年には、小さいながら質の高い絵本を発表している出版社をターボル(チェコ南西部)に集める国際フェスティバルTabookを創設して大きな反響を呼び、チェコを中心とする絵本の出版社、作家、読者が集う活気溢れるブックフェアとなっている。
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料理は子どもの遊びです|ミシェル・オリヴェ, 猫沢 エミ(翻訳)
¥2,530
河出書房新社 2023年 ハードカバー 104ページ A4変形 縦248mm 横218mm 厚さ13mm - 内容紹介 - 読み継がれて半世紀、フランスで300万部を売ったカルト的料理絵本! クロック・ムッシュ、鶏のワイン煮、自家製マヨネーズ、デザート……遊び心満載の44レシピ。ジャン・コクトー序文。
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三つの金の鍵 | ピーター・シス, 柴田 元幸(翻訳)
¥2,640
BL出版 2004年 ハードカバー 60ページ 縦300mm - 内容紹介 - ぼくが乗った気球はあらしにさらわれ、プラハの街に舞い降りた。どこからともなく不思議な猫があらわれ、その猫について街をさまよい、街にまつわる伝説を読み進めていく。読みおわるたび、ぼくの手には金の鍵が残り…。 チェコのプラハで育った作者が描く、プラハの夢と闇。
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くるみ割り人形 (あなあきぶたいしかけえほん) | ジェラルディン マコックラン (著), クリスティーナ スワーナー (イラスト),あかつか きょうこ (翻訳)
¥2,750
大日本絵画 2012年 ハードカバー 26 x 2.8 x 26.3 cm - 内容紹介 - マリーの壊れたくるみ割り人形が、りりしい王子さまに変身すると、ふしぎなクリスマスの冒険が始まります。雪が舞う最初の場面から、ジェラルディン・マコックランが作り上げたくるみ割り人形の物語と、クリスティーナ・スワーナーの美しい絵にひきこまれます。ページをめくると、すばらしいしかけの場面が現れ、時代を超えたお話に生命を吹きこみます。
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王さまのお菓子 | 石井 睦美, くらはし れい(イラスト)
¥1,650
世界文化社 2021年 ハードカバー 32ページ A4変型判 縦266mm 横207mm 厚さ10mm - 内容紹介 - ガレット・デ・ロワ 「王さまのお菓子」―それは、しあわせのお菓子。 大切な誰かを想う、めぐりゆく優しさを描いた物語。 ・フランスの新年を祝うお菓子、「ガレット・デ・ロワ」を題材にした絵本。 ・陶器でできた小さなお人形が主人公。大切な誰かを想う、 めぐりゆく優しさを描いた物語。 ・石井睦美さんの抒情豊かな文章と、くらはしれいさんの 異国情緒溢れる絵が紡ぐ珠玉の一冊。贈り物にもおすすめです。 ・絵本の帯が王冠に! 王さまや女王さまになって、 遊ぶことができます。どうぞ楽しみください。 ・協力/藤森二郎(ビゴの店)、大森由紀子(フランス菓子・料理研究家) ・4、5歳から大人まで だれかのよろこぶ顔が見られることも、そのひとのしあわせを願うことも、しあわせなこと-石井睦美 ミリーは、とうきでできた おにんぎょうです。 豆つぶほどの大きさで、フェーヴとよばれています。 「さあ、いっておいで。きみは だれを しあわせにするんだろうねえ」 パティシエのブランさんに そういわれたミリーは、 アーモンドクリームがたっぷりつまった パイのなかへ―。 フランスの伝統菓子、「ガレット・デ・ロワ」を題材にした作品。 大切な誰かを想う、めぐりゆく幸福の物語。 子どもから大人まで楽しめる、贈り物にもぴったりの一冊です。 - 著者プロフィール - 石井 睦美 (イシイ ムツミ) (著/文) 作家、翻訳家。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、『わたしちゃん』(小峰書店)でひろすけ童話賞を受賞。作品に「すみれちゃん」シリーズ(偕成社)、『100年たったら』(アリス館)、『まいごのてがみ』(世界文化社)など多数。 くらはし れい (クラハシ レイ) (イラスト) 岐阜県生まれ。イラストレーター。絵本や書籍の挿画、パッケージのイラストなど、幅広い分野で活躍中。自身のサイトではオリジナルグッズの制作・販売もしている。作品に『レミーさんのひきだし』(小学館)がある。
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憑かれたポットカバー クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし | エドワード・ゴーリー, 柴田 元幸(翻訳)
¥1,650
河出書房新社 2015年 ハードカバー 72ページ B5変型判 縦190mm 横190mm 厚さ10mm - 内容紹介 - 「我はありもしなかったクリスマスの幽霊である」ゴーリー風味にアレンジされた『クリスマス・キャロル』オールカラー絵本! - 著者プロフィール - エドワード・ゴーリー (ゴーリー,E) (著/文) 1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。邦訳書に『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』などがある。2000年没。 柴田 元幸 (シバタ モトユキ) (翻訳) 1954年生まれ。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』(上・下)で日本翻訳文化賞を受賞。著書に『翻訳教室』他。訳書に、ポール・オースター『幻影の署』他多数。