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女の子だから、男の子だからをなくす本 | ユン・ウンジュ, イ・へジョン(絵), ソ・ハンソル(監修), すんみ(訳)
¥2,200
エトセトラブックス 2019年 ハードカバー 60ページ B5判 縦257mm 横182mm 厚さ12mm - 内容紹介 - 最新のジェンダー知識と、子どもたちのエンパワメントのために、 韓国の「ジェンダー教育」現場で生まれたロングセラー! 日本でもメディア紹介多数、全国の小・中・高校で読まれています。 性別の枠組みから自由になって これから必要なジェンダーの知識を得る 子どもと大人で読む絵本 「女の子はリーダーになれない」 「女の子は気を遣いましょう」「男の子は運動しなきゃ」「男の子は泣いはいけない」などなど…子どもたちを縛る「ことば」がなぜいけないのか。具体的に解説し、そこから自由になるためにはどうしたらいいのか、カラフルで楽しいイラストとともに導きます。 *日本語版は小学3年生以上のルビがついていますが、大人が読んでも学べる内容です。 【目次より】 ●あなたの体をありのまま好きになろう ●「かわいい」は言わせない ●パパを変えよう ●あなたがどちらがわにいるかを知ろう ●わたしたちがくらしている世界の、女と男 …など「自分らしく」生きられる社会にするためのトピック満載 【カバー裏より】 「女の子は女らしく」「男の子は男らしく」ってことばを聞いたことあるかな。 〈性別〉によって行動がきめられているという意味なんだって。 でもちょっと待って。 一体そんなことだれが決めたわけ!? そんなみんなをしばる「きめつけ」をいますぐやめるために、 なにがまちがっていて、どうしたらみんなが自由になれるか知ろう。 そうすれば、きっと女の子も男の子もステキな人になれるから。 - 著者プロフィール - ユン・ウンジュ (ユン ウンジュ) (著) 子どものころ、差別や不平等なルールに非常に不満の多い女の子でした。差別に立ち向かい、本当にいい人になろうと思っていたのですが、 いまだにあまりステキな人にはなれていないので子どものころの自分に恥ずかしい思いをしています。恥ずかしさを少しでもなくしていまよ りマシな人になるため、おばあさんになるまで一生懸命に努力するつもりです。書いた本には『食べ物、ちゃんと食べる方法』『食欲をそそ るいろいろな世界の食べ物』などがあります。 イ・へジョン (イ ヘジョン) (絵) 「女の子らしく」話し、行動するのがずっと苦手でした。この本に絵を描きながら、これまでの自分がどれほど性別という枠組みにとらわれ ていたか、改めて実感することができました。子どもたちが「女らしさ」「男らしさ」という枠組みにとらわれることなく、自分らしさを存分 に発揮し、自信を持って暮らしてほしいと心から願っています。文と絵を手掛けた本に『ぶらぶら 町の観察記』が、絵を描いた本に『服、 ちゃんと着る方法』『韓国スポーツ 最初の英雄たち』『子どもフェミニズム学校』『イ・サンヒ先生が教えてくれる人類の話』『誰がチョコレー トをつくっているんだろう』『子どものために子どもが集まった』『湿地は息をする土地なんだ』などがあります。 ソ・ハンソル (ソ ハンソル) (監修) 小学校教員。フェミニズムの教え方を研究する小学校教員の集まり「初等性平等研究会」代表。共著に『フェミニスト先生が必要だ』が ある。「初等性平等研究会」は2016年に作られた団体で、2017年ある小学校教員が授業でソウルクィア文化祭の写真を見せたことが批 判されたため、オンラインで「#私たちにはフェミニスト先生が必要です」というハッシュタグ運動を行った。2018年に第七回イ・ドンミョン 人権賞を受賞。 すんみ (スンミ) (訳) 翻訳家・ライター。早稲田大学大学院文学研究科修了。訳書にキム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』(晶文社)、チョン・セラン『屋上で会いましょう』(亜紀書房)、共訳書にリュ・ジョンフン他『北朝鮮 おどろきの大転換』(河出書房新社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(タバブックス)などがある。
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いろいろ いろんな からだの ほん | メアリ・ホフマン, ロス・アスクィス (イラスト), 杉本詠美 (翻訳)
¥2,090
少年写真新聞社 2019年 ハードカバー 40ページ 22.9 x 1 x 30.7 cm - 内容紹介 - 生まれてからおとなになるまで「からだ」は成長し、変化する。そのあとも死ぬまで変化し続ける。人間の「からだ」についていろいろな疑問や考えるヒントを楽しいイラストで紹介する絵本です。自分の「からだ」がどんなにすばらしいか、この絵本を読んで考えてみよう。
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雑に作る : 電子工作で好きなものを作る近道集|石川 大樹, ギャル電, 藤原 麻里菜
¥2,640
オライリー・ジャパン 2023年 ソフトカバー 312ページ A5判 - 内容紹介 - 「雑でも大丈夫!」初心者を応援する新しい電子工作書籍!本書は、独自のやり方で、作品のアイデアや製作する技術を身に付けて、作品を発表し続けてきた著者陣による、まったく新しい電子工作の書籍です。『Arduinoをはじめよう 第4版』を読み、その中の作例は作ってみたけれど、その先に何を作っていいのか......と迷っている読者を対象に、「雑な作品作りでも大丈夫!」というポジティブな姿勢をもとに、アイデアの出し方や実際の製作のノウハウを約40本紹介します。
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旅のネコと神社のクスノキ|池澤夏樹(著/文), 黒田征太郎(イラスト)
¥1,870
スイッチ・パブリッシング 2022年 ハードカバー 80ページ B5変型判 - 内容紹介 - 被服支廠には枯れ草があった。それだけでも嬉しい ―― 作 池澤夏樹 この建物は生きている ―― 絵 黒田征太郎 現存する被爆建物「旧広島陸軍被服支廠」をテーマに、日本を代表する作家の池澤夏樹と黒田征太郎が言葉と絵と木工作品を交えた新しい絵本を作りました。主人公のネコとクスノキの対話を通して、戦争、平和、そしていのちとは何かを読者へと問いかけます。 【あらすじ】1945年7月、煉瓦造りの大きな建物を見つけたネコは神社のクスノキに尋ねます。「あれはなに? あの大きな建物」「りくぐんひふくししょー」。兵隊の服を作り、穴が空いた服を繕い、再び兵隊へと着せる。なぜ穴が空いているの? 人も草木のように生えてくるの? そんなネコの疑問に答えながら、クスノキは人間がやがて引き起こすだろう凄惨な未来を予見して怯えます。そして、同年の9月。再会したネコとクスノキが、互いが目にした2カ月間の様子を語らいます。 *池澤夏樹による解説「ヒストリー陸軍被服支廠」収録
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10代のための読書地図 | 本の雑誌編集部
¥1,980
本の雑誌社 2021年 ソフトカバー 280ページ A5判 - 内容紹介 - つらいときも さびしいときも たのしいときも どんなときも 本がある。 書評誌「本の雑誌」初の10代向けのブックガイド。「朝の読書」や「夏休みの読書感想文」対応の「本の雑誌が選ぶ10代におすすめする100冊座談会」から「ジャンル別10代おすすめ本ガイド」、全国書店員さんがおすすめする10代に読んでほしい本&10代のときに読んでおきたかったと後悔した本など、興味を引きやすい角度から本を紹介。 また本屋さんでの本の買い方・探し方ガイドや本好きのためのハローワークなどなど、「本の雑誌」ならではの切り口で、10代の読書に迫る。 目次 本の雑誌が選んだ10代におすすめする100冊 [小・中・高 世代別&朝の読書・夏の読書感想文対応] 新井久幸・池澤春菜・大森望 ジャンル別10代おすすめ本ガイド 〈友だち〉北上次郎 〈運動部〉髙坂浩一 〈文化部〉久田かおり 〈歴史〉吉川浩満 〈性〉大塚真祐子 〈宇宙〉堺三保 〈名探偵〉北原尚彦 〈科学〉仲野徹 〈特別な才能はないけど〉沢田史郎 〈社会〉永江朗 〈刑事〉西上心太 〈恋愛〉吉田伸子 〈学校〉藤田香織 〈仕事〉辻山良雄 〈こわい話〉霜月蒼 〈詩歌〉石川美南 〈戦争〉日野剛広 〈ダメだけどかっこいい〉花本武 〇本の世界 本の買い方・探し方 内田剛 本屋さんや図書室で使いたくなる用語集 鈴木毅 読書感想文の書き方 杉江松恋 10代に売れている本はなに? 古幡瑞穂 なぜ若い時に本を読むことが必要なのだろう 田口幹人 おもしろいぞ、教科書&副読本 松村幹彦 本屋さんへ行こう! 及川晴香 〇読んで旅する 君の住む街が舞台 GOTO読書! 成田開生 〇読書の季節 太宰治以上に「人間失格な本」 高頭佐和子 〝名探偵コナン〟が導くミステリー 逸見正和 辞書という攻略できないゲームで遊ぶ 山本貴光 うつむきがちな君へ 藤井基二 司馬遼太郎のすすめ 浜本茂 これが人気! 本屋さんに訊いてみた。 山井洋子 〇全国書店員アンケート 10代におすすめする本&10代のときに読んでおけばよかったと後悔した本 大竹真奈美 宮脇書店青森店 櫻井美怜 成田本店みなと高台店 坂嶋竜 さわや書店イオンタウン釜石店 高田直樹 うさぎや 長谷川雅樹 ブックデポ書楽 伊野尾宏之 伊野尾書店 坂井絵里 今野書店 酒井七海 未来屋書店相模原店 高木久直 走る本屋さん高久書店 實山美穂 文信堂書店長岡店 清水和子 正文館書店知立八ツ田店 山崎蓮代 紀伊國屋書店名古屋空港店 樋口麻衣 勝木書店新二の宮店 山中真理 ジュンク堂書店滋賀草津店 石本秀一 丸善ジュンク堂書店神戸外商部 三島政幸 啓文社西条店 津田千鶴佳 今井書店経営企画本部 上田寛志 ブックセンタークエスト小倉本店 おまけ・10代本好きのハローワーク
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星に叫ぶ岩ナルガン | パトリシア・ライトソン, 猪熊 葉子 (翻訳)
¥1,980
評論社 1982年 ハードカバー 267ページ - 内容紹介 - パトリシア・ライトソン(Patricia Wrightson, 1921年6月19日 - 2010年3月15日)は、オーストラリアの児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家。1986年国際アンデルセン賞作家賞を受賞。
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たびいえさん|北川 チハル, 青山 邦彦(イラスト)
¥1,320
くもん出版 2015年 ハードカバー 96ページ A5判 - 内容紹介 - 「今日からわたしは川をながれてたびをする『たびいえ』になるんだわ!」 「さびしいな……」 ふと、つぶやいたひとりぼっちの古い丸太の家。 家はどうして自分がさびしいのかを知るために、旅に出る決心をします。 「たびいえ」は、たくさんの家具をもった石の家やうさぎのサロたち家族に出会い、やがて自分がさびしいわけに気がついて……。 本当の幸せとは? 家族とは? 親子で読み合うのにもおすすめの一冊です。 人気絵本作家北川チハルの美しい文章と人気絵本画家青山邦彦の絵は必見です! - 著者プロフィール - 北川 チハル (キタガワ チハル) (著/文) 愛知県生まれ。保育士を経て童話作家になる。『チコのまあにいちゃん』(岩崎書店)で児童文芸新人賞受賞。『おねえちゃんってふしぎだな』『ともだちのまほう』(あかね書房)、『はなちゃんのはなまるばたけ』(岩崎書店)、『わたしのすきなおとうさん』(文研出版)、『いちねんせいがあるきます!』(ポプラ社)、『ハコくん』(WAVE出版)『いないいないおかお』『みてみておてて』(ともにアリス館)などがある。京都府在住。 青山 邦彦 (アオヤマ クニヒコ) (イラスト) 東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院修士課程修了後、建築設計事務所入社。その後独立し、絵本を描き始める。第17回講談社絵本新人賞入選。2002年ボローニャ国際絵本原画展ノンフィクション部門入選。『ドワーフじいさんのいえづくり』(フレーベル館)にて、第20回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)出展。作品に『たのしいたてもの』(教育画劇)など。児童書の装画・挿し絵は本書が初となる。
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バナナのかわをのっけたら ランプル・バターカップのおはなし | マシュー・グレイ・ギュブラー / 久保 陽子訳
¥1,980
光文社 2019年 ハードカバー 128ページ 19.4 x 15 x 1.6 cm - 内容紹介 - 著者のマシュー・グレイ・ギュブラーはドラマ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』でも知られる俳優であり、監督、作家、画家としても活躍している。 本作は彼の初の著作。 ランプル・バターカップはガタガタの歯が5本、 かみの毛が3本、はだはみどり、 そして左足は右足よりすこし大きかった。 ちょっと変わっていたんだ……。 作者自身をモデルにしたと言われるランブル・バター・カップと一緒に、「自分らしさ」に自信を持てる一冊です。
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きみの体は何者か なぜ思い通りにならないのか? | 伊藤亜紗
¥1,210
筑摩書房 2021年 ちくまQブックス ソフトカバー 96ページ 四六変型判 - 内容紹介 - 体は思い通りにならない。でも体にだって言い分はある。体の声に耳をすませば、思いがけない発見が待っている! きっと体が好きになる14歳からの身体論。 - 著者プロフィール - 伊藤亜紗(いとう・あさ) 1979年、東京生まれ。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長。同リベラルアーツ研究教育院教授。専門は美学、現代アート。主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(講談社学術文庫)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社選書メチエ)など。一連の体をめぐる著作で、2020年サントリー学芸賞を受賞。
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ファーブルショートセレクション 昆虫記すばらしきフンコロガシ|ジャン=アンリ・ファーブル, 奥本大三郎(翻訳), ヨシタケシンスケ(イラスト)
¥1,430
理論社 2021年 ハードカバー 207ページ B6版 - 内容紹介- 昆虫について、生きて動いているものの生態を辛抱強く観察しその意味を考えたファーブル。フンコロガシや狩りバチの仕事ぶりなど、ファーブルが本気で突き止めたもの、またその人物像にも迫れる五篇を「昆虫記」からセレクト。 高学年から自分で読めるルビつき。 目次 すばらしきフンコロガシ…5 本能のかしこさ…59 本能のおろかさ…95 未来の観察者…127 わたしの学校…157 訳者あとがき…204 - 著者プロフィール - ジャン=アンリ・ファーブル (ジャンアンリファーブル) (著/文) 1823年南フランスのルーエルグ山地の村、サン・レオンに生まれる。幼少時代から自然に親しむ。小学校の教師時代、児童の行動から昆虫の生態に興味をもち、中学校の教師時代に本格的に博物学を学び始める。狩りバチの研究で科学アカデミーの実験生理学賞を受賞。教職を離れたのち、観察を続けながら『昆虫記』を第10巻まで書き上げる。1915年没。 奥本大三郎 (オクモトダイザブロウ) (翻訳) 1944年大阪府に生まれる。フランス文学者、作家。東京大学大学院修了。大阪芸術大学教授、埼玉大学名誉教授、NPO日本アンリ・ファーブル会理事長、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長。著書に『完訳ファーブル昆虫記』(集英社)、『ファーブル昆虫記ジュニア版』(集英社/産経児童出版文化賞)『楽しき熱帯』(集英社/サントリー学芸賞受賞)など多数ある。
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詩人になりたいわたしX | エリザベス・アセヴェド, 田中 亜希子(翻訳)
¥1,760
小学館 2021年 ソフトカバー 424ページ B6判 - 内容紹介 - 詩で描く家族と恋と友情の心揺さぶる物語 主人公のシオマラは、神さまのことなんか、ぜんぜん信じてない。 「女の子は、いけません。いけません。いけません」 信仰心厚い母親に、こう言われるたびに、 「自分はなんてちっぽけなんだろう」って感じるんだ。 ハーレムに暮らす少女シオマラは、厳格な母親に猛反発しながらも、「言葉」の持つ世界に惹かれていく。 高校のポエトリースラム部で詩のパフォーマンスというものを知り、自己表現の世界にどんどんのめり込んでいく。 「言葉は、ありのままの自分を解き放つ手段」、そのことに気がついたシオマラは、いろいろなことから自由になれた。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書は、作者にとっての2作品目となります。 全米図書賞、ボストングローブ・ホーンブック賞、マイケル・L・プリンツ賞、カーネギー賞と、大きな児童書の賞を総なめにした話題作品です。 読者が選ぶ賞も数々受賞していることからも、いかに読者から支持されているかがわかります。 全編、詩で描かれているために、心に直接響くのかもしれません。YA世代から、大人まで、勇気づけられる物語です。 目次 詩人になりたいわたしX 目次 第一部 はじめに言葉があった 第二部 そして言葉は肉体になった 第三部 荒野で叫ぶ者の声