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「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた 「ネコの空中立ち直り反射」という驚くべき謎に迫る | グレゴリー・J・グバー, 水谷 淳(翻訳)
¥1,980
ダイヤモンド社 2022年 ソフトカバー 496ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 猫は、獲物をつかまえるために知性が発達させたが、それと同時に、トラブルに巻き込まれてもたやすく抜け出すための重要なスキルをいくつも発達させた。 その中でも一番よく知られているのが、「ネコひねり」「猫の宙返り」、「キャットツイスト」などといろいろな名前で呼ばれてきたテクニックである。猫は高いところから落ちると、最初にどんな姿勢であっても必ず足から着地するという驚きの能力を持っているのだ。また、たった数十センチメートルの高さから落ちても、何分の一秒かで宙返りしてしっかり着地できるのだ。 「ネコひねり問題」とは、猫の空中立ち直り反射を科学的に説明する問題である。人類は大昔から、この愉快な問題に興味をそそられ、数多くの天才が、物理、光学、数学、神経科学、ロボット工学などのアプローチからその謎に迫った。ときには、ヘビやニワトリやウサギの宙返りを調べたりもした。科学者がこの問題を掘り下げれば掘り下げるぶんだけ、愛すべき猫たちの行動に隠された驚きの事実が次々と明らかになった。 本書は、猫を偏愛する物理学者グレゴリー・グバーが、「ネコひねり問題」の謎をひもといていくサイエンス読み物。この難問をめぐる科学者たちの真摯かつ愉快な研究エピソードの数々を紹介する一冊! また、ニュートン、アインシュタイン、ハッブルなど猫に魅せられた科学者たちの猫愛も紹介する。 - 著者プロフィール - グレゴリー・J・グバー (グレゴリー ジェイ グバー) (著/文) ノースカロライナ大学シャーロット校、物理学・光科学教授学。飼っている猫の大家族、サーシャ、ゾーイ、ソフィー、クッキー、ラスカル、マンダリン、ドリー、ミツィー、デイジー、ホッブズ、そしてもう死んでしまった、サイモン、サブリナ、フラフ、ゴールディ、マイロをこよなく愛す。そして、本書が初の一般書となる。
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旅のネコと神社のクスノキ|池澤夏樹(著/文), 黒田征太郎(イラスト)
¥1,870
スイッチ・パブリッシング 2022年 ハードカバー 80ページ B5変型判 - 内容紹介 - 被服支廠には枯れ草があった。それだけでも嬉しい ―― 作 池澤夏樹 この建物は生きている ―― 絵 黒田征太郎 現存する被爆建物「旧広島陸軍被服支廠」をテーマに、日本を代表する作家の池澤夏樹と黒田征太郎が言葉と絵と木工作品を交えた新しい絵本を作りました。主人公のネコとクスノキの対話を通して、戦争、平和、そしていのちとは何かを読者へと問いかけます。 【あらすじ】1945年7月、煉瓦造りの大きな建物を見つけたネコは神社のクスノキに尋ねます。「あれはなに? あの大きな建物」「りくぐんひふくししょー」。兵隊の服を作り、穴が空いた服を繕い、再び兵隊へと着せる。なぜ穴が空いているの? 人も草木のように生えてくるの? そんなネコの疑問に答えながら、クスノキは人間がやがて引き起こすだろう凄惨な未来を予見して怯えます。そして、同年の9月。再会したネコとクスノキが、互いが目にした2カ月間の様子を語らいます。 *池澤夏樹による解説「ヒストリー陸軍被服支廠」収録
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10ぴきねこちゃん|エミリー・グラヴェット
¥1,650
小学館 2022年 ハードカバー 28ページ 25.8 x 0.9 x 25.8 cm - 内容紹介 - かずあそびを楽しむ赤ちゃん絵本 ねこちゃんが10ぴき。 白ねこ、いっぴき。 黒ねこ、2ひき。 ぶちねこは、何びき? あれ、あれ? ねこちゃんがいたずらしたよ。 ・・・と、ページをめくるごとにねこを10まで数えます。かわいいねこちゃんを探しながらかずあそびを楽しむ赤ちゃん絵本。 【編集担当からのおすすめ情報】 エミリー・グラヴェットは、ケイト・グリーナウェイ賞を2度も受賞した世界でも大人気の絵本作家です。 ケイト・グリーナウェイ賞は、イギリスで出版された絵本の中で最も優れた作品の画家に贈られる賞です。
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作家と猫|平凡社(編集), 夏目漱石, 谷崎潤一郎, 石井桃子, 佐野洋子, 中島らも, 水木しげる ほか
¥2,090
平凡社 2020年 ソフトカバー 304ページ B6変型判 - 内容紹介 - 今も昔も、猫は作家の愛するパートナー。昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしのアンソロジー! 【収録作品(掲載順)】 1 猫、この不可思議な生き物 猫の定義と語源 佐野洋子 『猫ばっか』より二編 串田孫一 猫 日高敏隆 ネコとドア 手塚治虫 「動物つれづれ草」より「ネコ」 室生犀星 ネコのうた まど・みちお ネコ 和田誠 桃代 岩合光昭 ネコの時間割/かわいいのに撮れない 出久根達郎 猫の犬 2 猫ほど見惚れるものはない 向田邦子 マハシャイ・マミオ殿 寺山修司 猫の辞典 尾辻克彦 黒猫が来た 開高健 猫と小説家と人間 萩原朔太郎 青猫 伊丹十三 わが思い出の猫猫 洲之内徹 長谷川潾二郎「猫」 中島らも 『中島らものもっと明るい悩み相談室』より 妻とオス猫への嫉妬で狂いそう 松田青子 選ばれし者になりたい 近藤聡乃 猫はかわいい 3 いっしょに暮らす日々 武田百合子 『富士日記』より 金井美恵子 猫と暮らす12の苦労 石牟礼道子 愛猫ノンノとの縁 大佛次郎 暴王ネコ 永六輔 猫と結婚して 南伸坊 わたしがやってんですよ いがらしみきお 猫よ猫よ猫よ 小松左京 猫の喧嘩 小沢昭一 老猫・ボロ猫・愛猫記 春日武彦 猫・勾玉 工藤久代 野良猫と老人たち やまだ紫 山吹 4 猫への反省文 幸田文 小猫 石井桃子 愛情の重さ 梅崎春生 猫のことなど 石垣りん 白い猫 室生朝子 優雅なカメチョロ 5 猫がいない! 内田百聞 迷い猫の広告 石田孫太郎 猫の帰らぬ時の心得 岡倉天心/大岡信 訳 親愛なるコーちゃん 武田花 雲 三谷幸喜 「おっしー」を抱いて……/最期に見せた「奇跡」 井坂洋子 黒猫のひたい 吉本隆明 一匹の猫が死ぬこと/自分の「うつし」がそこにいる 夏目漱石 猫の死亡通知 6 猫的生き方のススメ 田村隆一 カイロの猫 水木しげる 猫の道 養老孟司 猫派と犬派の違いについて 谷崎潤一郎 客ぎらい 平岩米吉 絵画にあらわれた日本猫の尾についての一考察
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猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで | アビゲイル・タッカー, 西田美緒子(翻訳)
¥2,420
インターシフト 2017年 ソフトカバー 272ページ 四六判 - 内容紹介 - 愛らしい猫にひそむ不思議なチカラーー 世界中のひとびとを魅了し、リアルもネットも席巻している秘密とは? ★全米ベストセラー ★年間ベストブック&賞、多数! 猫はいま多くのひとびとを魅了し、 世界各地の都市・自然の生態系で増え続け、 インターネットでも爆発的人気を得ています。 一見、か弱そうにみえる猫の魔法のようなチカラーー 本書はその秘密を解き明かします。 ・もともと人類はネコ科と敵対していたのに、なぜ猫に惹きつけられるのか? ・猫はひそかに人を手なずけている ・なついていても、野生の遺伝子は残したまま ・ヒトの進化にネコ科が貢献している ・実は猫はネズミ退治に役立たない(基本、何の役にも立たない)。 ・・では、なぜ人との長いつきあいが続いてきたのか? ・脳を操る寄生生物が、猫から人に感染する(3人に1人が感染)。 ・・性格が変わるなどの影響力を、第一線の研究者が明かす ・なぜインターネットで猫が大人気なのか? ・私たちは室内猫に、してはいけないことをよくやっている ・「猫を飼うと健康に良い」・・って本当? ・将来、猫は垂れ耳になり、剣歯が生えてくる可能性も ・・・ほか、猫をもっと理解し愛するための「猫学」決定版! 「私はこの本を通して、ネコという動物をあるがままに、 戦略と物語をもった力強い生きものとして理解することが重要だと論じてきた。 このような目でネコを見ることによって、 私たちは自分自身を理解し、自分が何をできるかを完全に知ることができる」 ーー本書より ★ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー! ★『フォーブス』誌、『ライブラリー・ジャーナル』、『スミソニアン』誌 ーー年間ベスト・サイエンス・ブックス ★バーンズ&ノーブルの「ディスカバー・グレイト・ニューライターズ」賞 ★世界12カ国で刊行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ::著者:: アビゲイル・タッカー ライター。スミソニアン協会(スミソニアン博物館などの運営元)が発行する『スミソニアン』誌の記者。 彼女の記事は、毎年、最も優れた科学読み物を選ぶ「ベストアメリカン・サイエンス&ネイチャー・ライティング」に掲載。大の猫好き。 ::目次:: はじめに: 地球の小さな征服者 第1章: 滅亡と繁栄 第2章: なついていても野生を残す 第3章: ネコに魔法をかけられて 第4章: エイリアンになったネコたち 第5章: ネコから人間の脳へ感染する 第6章: 人間はネコに手なずけられている 第7章: 次世代のネコたち 第8章: なぜインターネットで大人気なのか - 著者プロフィール - アビゲイル・タッカー (アビゲイルタッカー) (著/文) ライター。スミソニアン協会(スミソニアン博物館などの運営元)が発行する『スミソニアン』誌の記者。 彼女の記事は、毎年、最も優れた科学読み物を選ぶ「ベストアメリカン・サイエンス&ネイチャー・ライティング」に掲載。 また、コロンビア大学のマイク・バーガー賞、ナショナル・ヘッドライナー賞なども受賞している。 大の猫好き。 西田美緒子 (ニシダミオコ) (翻訳) 翻訳家。訳書は、キャスリン・マコーリフ『心を操る寄生生物』、チャールズ・フォスター『動物になって生きてみた』、 ペネロペ・ルイス『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』など、多数。
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猫と生きる。 | 猫沢エミ
¥1,760
扶桑社 2021年 ソフトカバー 272ページ 四六判 - 内容紹介 - ミュージシャン、文筆家の猫沢エミとパリに渡った一匹の猫の物語。8年ぶり、待望の復刊。新規の書き下ろしを80ページ加え、新たな運命の猫との出逢い・別れの物語を特別収録。 - 著者プロフィール - 猫沢エミ (ネコザワエミ) (著/文) ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。2002年に渡仏。2007年より10年間、フランス文化に特化したフリーペーパー《Bonzour Japon》の編集長を務める。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に日々の生活から生み出された料理レシピとエッセイを綴った『ねこしき』(TAC出版)など多数。
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ねこはすっぽり | 石津ちひろ 作, 松田奈那子 絵
¥1,100
SOLD OUT
こぐま社 2020年 ハードカバー 24ページ 縦200mm 横210mm 厚さ7mm - 内容紹介 - ごろりーん ごろりーん ねこはすきなばしょで ごろりーん。のびーんと伸びたり、爪でがりがりしたり、ぺちゃぺちゃ食べたり、すっぽりはまったり。どこまでも自由で幸せそうなねこの一日を、のびやかな線と、特色刷りの鮮やかな色で描きました。楽しいオノマトペも、幼い子どもの心をとらえてはなしません。大人も子どもも、みんな一緒に、ごろりーん、のびーん、ぴとーん。 - 著者プロフィール - 石津ちひろ (イシヅチヒロ) (著/文) 1953年愛媛県生まれ。絵本作家、詩人、翻訳家。3年間のフランス滞在を経て、執筆に従事。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)、『あおのじかん』(岩波書店)ほか多数。 松田奈那子 (マツダナナコ) (イラスト) 1985年北海道生まれ。画家、絵本作家。絵本作品に、『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)、『やさい ぺたぺた かくれんぼ』などの造形遊びのシリーズ(アリス館)、『みつけてくれる?』『どたんばたん おるすばん』(あかね書房)、『こびん』「うたのすきなねこ ララとルル」シリーズ(風濤社)、『まる』(鈴木出版)、『あいさつって たのしい』(文・石津ちひろ/小学館)などがある。
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ねこまみれ帳|ミロコマチコ
¥1,320
ブロンズ新社 2019年 ソフトカバー 192ページ A5判 - 内容紹介- あぁ、家に猫がいるってすばらしい!!愛する猫との日々をつづった、くすっと笑えてほんわかあったかい、はじめてのイラストエッセイ&マンガ。 - 著者プロフィール - ミロコマチコ (ミロコマチコ) (著/文) 画家。絵本作家。1981年、大阪府生まれ。いきものの姿を伸びやかに描き、国内外で展覧会を開催。東京在住。 『オオカミがとぶひ』(イーストプレス)で第18回日本絵本賞大賞、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞、『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)で第65回小学館児童出版文化賞、『オレときいろ』(WAVE出版)で、ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)金のりんご賞を受賞。多数の絵本のほかに、画集『けだらけ』(筑摩書房)がある。
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これから猫を飼う人に伝えたい11のこと|仁尾智, 小泉さよ(イラスト)
¥1,430
辰巳出版 2021年 ソフトカバー 48ページ 四六判 - 内容紹介- 多くの猫と暮らしてきた猫歌人・仁尾 智が、これから猫を飼う人に伝えたいことを11の短歌と短いエッセイで綴ります。 人気イラストレーター・小泉さよさんの水彩画は全て描き下ろし。