-
また猫と 猫の挽歌集 | 仁尾 智
¥1,980
雷鳥社 2024年 ソフトカバー 160ページ 四六変形判 縦190mm 横116mm - 内容紹介 - 多くの猫を愛し見送ってきた猫歌人・仁尾智と、 多くの“猫飼い”の声を聴いてきた 猫本専門店オーナー・キャッツミャウブックス店主安村正也が贈る 猫の挽歌集 わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない 誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ のんびりとした猫だった 最期だけそんなに急いでどこへ行くのか できることあるうちはいい 口元に猫の好物を持っていく指 生前の猫の写真を眺めてる サイダーをまたサイダーで割る また猫と そう思えたらまた猫と暮らす未来のはじめの一歩 ・・・・など全115首 - 前書きなど - 著者・編者 あとがき全文 【著者あとがき 仁尾智】 生きていくことの傍ら、猫を保護したり、保護した猫の里親さんを探したり、とき には子猫の一時預かりのボランティアをしたり、という活動をほそぼそとやってきた。 もう四半世紀近くそんなことをしているので、その間、たくさんの猫を看取ってきて しまった。 猫を看取るときには、たくさん短歌がうまれる。気持ちが、これ以上になく動くか らだと思う。そして、「短歌にする」という行為には、効能があると思っている。 大好きな猫が日に日に衰えていくときや、いなくなってしまったときの吐くような 悲しみは、そのたびに短歌にしてきた。「短歌にしてきた」と書くと自発的行為のよ うだけれど、実際には、悲しみから身を守るように「短歌ができてしまう」というほ うが正しい。 悲しみが短歌の形になると、少しだけ自分の中から外に出せたような気持ちになる。 逃れがたい渦の中から、一瞬頭を上げて息つぎができる。短歌にする過程やできあが った短歌を目にすることで、自分に起こっている事態を客観視できるのだと思う。つ まり、この本に収録されている短歌は「自分が楽になるために書いた短歌」なのだ。 たくさんの猫を看取って、そのような短歌が歌集になるくらいたまってしまった。全 部僕が僕のために書いた短歌なので、嘘のない歌集にはなっていると思う。 ……が、その反面、歌集としてまとめるに当たっては、大いに迷った。「そんな自 分が救われるための作品で歌集を?」というわずかながらにあった歌人としての矜持 とのせめぎあい。「猫を、しかも猫の『死』を利用していることにならないか」とい う罪悪感。「猫の挽歌集は、誰かの役に立つかも知れない」という気持ちと「役に立 つってなに? 短歌はそんなものじゃないのでは?」という気持ち。また「我が家の ように何匹もの猫を看取る悲しみと、例えば幼少期から二十年間一緒にいた一匹の猫 を看取る悲しみが同じであるわけがない。悲しみなど共有できないのだから、何かを わかったような顔で本なんて出すべきではないのでは?」という葛藤。 そう、悲しみは共有できないのだ。それぞれが、まったく別の悲しみを抱いている。 ただ、「命」を前にしたときの右往左往や詮無い気持ちはみんな同じなのだ、とも 思う。「もっと早く気づいてあげられていれば」とか「最後の瞬間に一緒にいてあげ られなかった」とか、そうした自責の念や後悔も、多かれ少なかれみんなが抱いてい る。そして、そういう「同じ気持ち」のほうを共有できる機会は、意外と少ない。も しかして、余白の多い「短歌」という形であれば、その機会になり得るのではないか。 最終的には「誰かの役に立つ、というより、回り回って猫のためになるのでは?」 という考えに至って、踏ん切りがついた。 この本を読んだ誰かが、少し前を向けて、また猫と暮らし始めてくれたりしたら、 この本を作った甲斐どころか、僕が存在した甲斐があったとまで思える。 最後に。 僕の迷いをまるごと引き受けてこの本を世に出してくれたキャッツミャウブックス さんと雷鳥社さん、装丁を引き受けてくれた仁木順平さんには感謝しかない。本当に ありがとうございました。 【編者あとがき キャッツミャウブックス店主・安村正也】 「うちから何か本を出しませんか?」 たぶん世界初の猫歌人を名乗る仁尾智さんに、どこかに必ず猫が出てくる本だけを 置いている猫本専門店オーナーの私が持ちかけたのは二〇二二年の暮れのこと。 「猫の挽歌集を出したいんですよね」 彼が即答した挽歌集とは、つまり猫の死を悼む短歌だけを集めた歌集ということだ。 あまりポピュラーなテーマではないので、猫本専門店から発信すれば、読んでほしい 層に届きやすいのではないかということらしい。 猫を飼う人はますます増えているが、通常は猫の寿命の方が短く、飼い主は愛猫に 先立たれることになる。一方で、猫の長寿化に伴い、死別に関する猫本のテーマも、 かつて主流だった【ペットロス】から、近年では【終活】【介護】【看取り】などに特 化・分化してきている。とは言え、それらの書籍からは猫の一生における個々の場面 でやるべきことや心構えは学べるものの、亡くした後の「誰にも言えないし、言いた くない、でも誰かに分かってほしい」という複雑な心情を代弁してくれる本はなかな か見つからない。そんな声を当店に来られるお客様からも耳にしていた。 猫と暮らしている方であれば、愛猫の闘病中はもちろん、元気な時でさえ、猫の看 取り話を聞いたり読んだりするのは辛いはずだ。その反面、看取りの前後でそうした 話に触れると、「みんな同じなんだな」と少しだけ気持ちが楽になることもある。 かくいう私も、二〇二三年の春に二名の店員猫を相次いで亡くしたのだが、その直 後から、ずっと読めなかった猫の終活や看取りのエピソードを号泣しながら読み始め た。そのなかで特に、この歌集にも収められている一首に救われ、結果的に、里親と して新たに二名の保護猫を迎え入れることになった。 「挽歌集、ぜひ出しましょう!」 猫歌人の構想に私も即答した。看取りの状況もその前後に抱く感情も人それぞれな ので、他者が分かったような振りをすることはおこがましいと感じている。逆を言え ば、他者から分かったように振舞われたくないとも思っている。二〇一七年に猫本専 門店をオープンして以来のつきあいである彼も、同じ感性を持っていると信じていた ので、迷うことは何もなかったのである。 これをあとがきに書く私もどうかと思うが、この猫の挽歌集は、今すぐには読めな くても、読めると思えるまで、常備薬のように本棚に並べておいていただくだけで構 わないような気がしている。ただ、「本当はまた猫を飼いたいのに、しんどいのでも う飼えない」という思い込みをお持ちだったら、お読みになった後にそれを拭い去っ て、里親を待っている保護猫に手を差し伸べるきっかけにしていただけると嬉しい。 本書は、当初キャッツミャウブックスの刊行物として出すつもりだったが、猫歌人 と猫本専門店の想いに共感してくださった雷鳥社さんから出版されることになった。 それによって、より広く、より多くの方々のお手元に届くことを強く願う。そして、 みなさんが心に同じことばを思い浮かべることを。 「また猫と」 版元から一言 著者は、日本初の猫歌人・仁尾智。 編者は、猫専門書店キャッツミャウブックス店主安村正也。 両者とも多くの保護猫と暮らし看取り、そして同じように猫を愛する人々の喜びの声・苦悩や悲しみの声を長年聴いてきた。 この二人の手による本書は最強の猫フレンズのための本と言える。 - 著者プロフィール - 仁尾 智 (ニオ サトル) (著/文) 1968 年生まれ。猫歌人。1999 年に五行歌を作り始める。2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始める。短歌代表作に『ドラえもん短歌』(小学館文庫 枡野浩一編)収録の《自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった》などがある。著書に五行歌集『ストライプ』(市井社 共著)、『猫のいる家に帰りたい』、『これから猫を飼う人に伝えたい11 のこと』(ともに辰巳出版 絵/小泉さよ)、『いまから猫のはなしをします』(エムディエヌコーポレーション)。
-
猫社会学、はじめます どうして猫は私たちにとって特別な存在となったのか? | 赤川 学(編著), 新島 典子(本文), 柄本 三代子(本文), 秦 美香子, 出口 剛司, 斎藤 環
¥1,980
筑摩書房 2024年 ソフトカバー 240ページ 四六判 - 内容紹介 - 猫と人との関係が最も深まったのが現代。なぜ猫は可愛いのか、「猫島」とは何かなど、五つの視点から分析。「猫と人間の未来」のための全く新しい学問の誕生! - 著者プロフィール - 赤川 学 (アカガワ マナブ) (編著) 1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は社会問題の社会学、歴史社会学、セクシュアリティ研究、人口減少社会論。著書に『子どもが減って何が悪いか!』(ちくま新書)、『なぜオナニーはうしろめたいのか』(星海社新書)など多数。 新島 典子 (ニイジマ ノリコ) (本文) 現在、ヤマザキ動物看護大学動物看護学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学、修士(社会学)。動物文化論、動物人間関係学、ペットロス論を専攻。共著に『東大ハチ公物語』(東京大学出版会)、『動物の事典』(朝倉書店)など。 柄本 三代子 (エノモト ミヨコ) (本文) 現在、東京国際大学教授。専攻は文化社会学、消費社会論、メディア論。著書に『リスクを食べる』(青弓社)、共著に『メディア・スタディーズ』(世界思想社)など。 秦 美香子 ( ハタ ミカコ) 現在、花園大学文学部教授。神戸大学大学院総合人間科学研究科(博士後期課程)修了。マンガ研究、メディア研究。共編著に『多元化するゲーム文化と社会』(ニューゲームズオーダー)がある。 出口 剛司 (デグチ タケシ ) 現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。主たる専門分野は、社会学理論および社会学史研究。著書に『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)、『エーリッヒ・フロム』(新曜社)などがある。 斎藤 環 (サイトウ タマキ) 1961年生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。医学博士。現在、筑波大学社会精神保険学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」問題の治療・支援ならびに啓蒙。著書に『社会的ひきこもり』『母は娘の人生を支配する』『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)『オープンダイアローグとは何か』ほか多数。
-
退屈をあげる | 坂本 千明
¥1,430
青土社 2017年 ハードカバー 四六判 - 内容紹介 - しずかで美しい、かけがえのない日々―― 「この愛しい退屈は ずっとつづくのだと思う」 イラストレーターで紙版画作家の著者が、 愛猫「楳」の視点で出会いと別れを描く画文集。 冬のつめたい雨の日に拾われた、一匹の猫(あたし)。 こわい外の世界に比べたら家猫の生活はとても退屈だったけれど、 大好きなお日さまが照らしてくれると機嫌がいい。 そんなある日、黒くて小さなやつらが現れた。そして―― 紙版画のあたたかなモノクロームの絵は、 ノスタルジーとともに、わたしたちをやさしい世界へと連れて行ってくれる。 私家版としてつくられた冊子は、感想がSNSなどで広がり大きな話題となった。 待望の書籍化。
-
Je suis là ここにいるよ|シズカ
¥2,640
月とコンパス 2023年 ハードカバー 48ページ A5変 縦220mm 横130mm 厚さ80mm - 内容紹介 - この世を去った愛猫が、悲しみにくれるボクに寄り添い語りかける――「ここにいるよ」。 愛しい姿、声、しぐさ、ぬくもり、匂い、よみがえる幸せな日の記憶。 大切な存在を失った悲しみを抱きしめ、涙を越えた愛と絆に気づかせてくれる感動の絵本。 透ける用紙をつかったしかけや箔押しカバーが美しく、ギフトにもおすすめです。 「そばにいてほしい、って もう寂しく思わないくらい、愛する存在と溶け合って自分の一部になる、 そんな日がきっとくる。」――――― 坂本美雨(ミュージシャン) 前書きなど この世を去った愛猫が、悲しみにくれるボクに寄り添い語りかける――「ここにいるよ」。 愛しい姿、声、しぐさ、ぬくもり、匂い。よみがえる幸せな日の記憶。 大切な存在を失った悲しみを抱きしめ、涙を越えた愛と絆に気づかせてくれる感動の絵本。 「そばにいてほしい、って もう寂しく思わないくらい、愛する存在と溶け合って自分の一部になる、 そんな日がきっとくる。」――――― 坂本美雨(ミュージシャン) 版元から一言 透ける用紙をつかったページや箔押しカバーが美しく、ギフトにもおすすめです。 - 著者プロフィール - シズカ (著/文 | イラスト) 2016年、『ココニイルヨ』の小さな絵本ダミーを携え、イタリア・ボローニャ・ブックフェアへ。2017年、ベルギーの出版社Alice Jeunesseより 『Je suis là 』で絵本作家デビュー。本作は原案『ココニイルヨ』に立ち返り、再構成した初の日本語版。近著に藤井カゼッタとの共著『ナイアル』(フレーベル館)がある。
-
夜と猫|エリザベス コーツワース, 藤田 嗣治(イラスト), 矢内 みどり(翻訳)
¥3,080
求龍堂 2023年 ハードカバー 72ページ B5変判 - 内容紹介 - 画家・藤田嗣治は第二次世界大戦後の1949年に日本を離れ、NY経由で翌年フランスへ戻る旅に出た。このNY滞在中に、藤田は詩人で小説家のエリザベス・コーツワースの猫にまつわる詩に絵を提供する。大晦日とお正月のわずか2日間で描き下ろされた十数点の猫たちの吸い寄せられるように美しい素描群は、コーツワースの詩とともに一冊の絵本となった。出版当初、本書には、「この叙情詩は、お日様のような暖かさの野イチゴの呼吸のように、読者の意識に落とし込まれる。田園生活を知り、愛して、そのリズムと美しさを確実に表現できるただ一人のひとだ。」(キャロル・M. リチー、ボストントラベラー)という賛辞が寄せられた。いかに人々へ深い幸福感を与えたかが感じ取れる。藤田とコーツワースをつなぐ「猫」の神秘と謎、温かさ。猫を深く愛した二人の創造者が生んだ幻の名著が、70年の時を超えて現代に甦る。すべての猫を愛する、詩を愛する、藤田嗣治の作品を愛する人々へ贈る。 - 目次 - 夜会/猫はどこにいるの/母と娘/日曜日/隠遁者/平穏なヤカン/ある雪の夜に/炉端の子猫/雨/暗闇の詩/田舎の庭/田舎の猫/猫とオーロラ/夜の足跡/風と雨/自動車と猫/黄色い猫/道連れ/子猫/ある若い猫の肖像/開いた扉/ロックアウト/子猫たちが遊ぶ時/猫/おまえがしたいように/単純な方式/クリスマス・イブ/白鳥の綿毛、という名の子猫/四月の夜の嵐/島の猫/まぼろし/男と子猫/亡命者/猫を呼び込む/おわりに 矢内みどり/エリザベス・コーツワースについて/藤田嗣治について
-
ぼくのサビンカ|ラデック・マリー, 出久根育
¥1,540
ブロンズ新社 2023年 ハードカバー 32ページ A4変型判 縦210mm 横210mm - 内容紹介 - いっしょにいるのがだいすき!ねこのサビンカとぼくの、しあわせないちにち。チェコで出版の絵本を、出久根育みずから翻訳。
-
ねこは わたしの まねばかり|クォン・ユンドク, キム・ファン(訳)
¥1,760
あかね書房 2022年 ハードカバー 33ページ 23.8 x 1 x 24.4 cm - 内容紹介 - 学校にいってかえってくると、うちにはだれもいません。いちにちじゅうたいくつです。でも、もうだいじょうぶ。あるひ、ねこがうちにやってきたんです。ねこ好き必見! 女の子のまねばかりするねこの姿がユニークで温かい! そして、一歩踏み出す、小さな勇気も描かれています。韓国を代表する絵本作家のひとり、クォン・ユンドクが手がけた、美しくて可愛い絵本です。
-
作家と猫|平凡社(編集), 夏目漱石, 谷崎潤一郎, 石井桃子, 佐野洋子, 中島らも, 水木しげる ほか
¥2,090
平凡社 2020年 ソフトカバー 304ページ B6変型判 - 内容紹介 - 今も昔も、猫は作家の愛するパートナー。昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしのアンソロジー! 【収録作品(掲載順)】 1 猫、この不可思議な生き物 猫の定義と語源 佐野洋子 『猫ばっか』より二編 串田孫一 猫 日高敏隆 ネコとドア 手塚治虫 「動物つれづれ草」より「ネコ」 室生犀星 ネコのうた まど・みちお ネコ 和田誠 桃代 岩合光昭 ネコの時間割/かわいいのに撮れない 出久根達郎 猫の犬 2 猫ほど見惚れるものはない 向田邦子 マハシャイ・マミオ殿 寺山修司 猫の辞典 尾辻克彦 黒猫が来た 開高健 猫と小説家と人間 萩原朔太郎 青猫 伊丹十三 わが思い出の猫猫 洲之内徹 長谷川潾二郎「猫」 中島らも 『中島らものもっと明るい悩み相談室』より 妻とオス猫への嫉妬で狂いそう 松田青子 選ばれし者になりたい 近藤聡乃 猫はかわいい 3 いっしょに暮らす日々 武田百合子 『富士日記』より 金井美恵子 猫と暮らす12の苦労 石牟礼道子 愛猫ノンノとの縁 大佛次郎 暴王ネコ 永六輔 猫と結婚して 南伸坊 わたしがやってんですよ いがらしみきお 猫よ猫よ猫よ 小松左京 猫の喧嘩 小沢昭一 老猫・ボロ猫・愛猫記 春日武彦 猫・勾玉 工藤久代 野良猫と老人たち やまだ紫 山吹 4 猫への反省文 幸田文 小猫 石井桃子 愛情の重さ 梅崎春生 猫のことなど 石垣りん 白い猫 室生朝子 優雅なカメチョロ 5 猫がいない! 内田百聞 迷い猫の広告 石田孫太郎 猫の帰らぬ時の心得 岡倉天心/大岡信 訳 親愛なるコーちゃん 武田花 雲 三谷幸喜 「おっしー」を抱いて……/最期に見せた「奇跡」 井坂洋子 黒猫のひたい 吉本隆明 一匹の猫が死ぬこと/自分の「うつし」がそこにいる 夏目漱石 猫の死亡通知 6 猫的生き方のススメ 田村隆一 カイロの猫 水木しげる 猫の道 養老孟司 猫派と犬派の違いについて 谷崎潤一郎 客ぎらい 平岩米吉 絵画にあらわれた日本猫の尾についての一考察
-
ねこまみれ帳|ミロコマチコ
¥1,320
ブロンズ新社 2019年 ソフトカバー 192ページ A5判 - 内容紹介- あぁ、家に猫がいるってすばらしい!!愛する猫との日々をつづった、くすっと笑えてほんわかあったかい、はじめてのイラストエッセイ&マンガ。 - 著者プロフィール - ミロコマチコ (ミロコマチコ) (著/文) 画家。絵本作家。1981年、大阪府生まれ。いきものの姿を伸びやかに描き、国内外で展覧会を開催。東京在住。 『オオカミがとぶひ』(イーストプレス)で第18回日本絵本賞大賞、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞、『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)で第65回小学館児童出版文化賞、『オレときいろ』(WAVE出版)で、ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)金のりんご賞を受賞。多数の絵本のほかに、画集『けだらけ』(筑摩書房)がある。
-
これから猫を飼う人に伝えたい11のこと|仁尾智, 小泉さよ(イラスト)
¥1,430
辰巳出版 2021年 ソフトカバー 48ページ 四六判 - 内容紹介- 多くの猫と暮らしてきた猫歌人・仁尾 智が、これから猫を飼う人に伝えたいことを11の短歌と短いエッセイで綴ります。 人気イラストレーター・小泉さよさんの水彩画は全て描き下ろし。