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鬼と異形の民俗学 | 飯倉 義之(監修)

¥1,540($9.74)

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ウェッジ 2021年
ソフトカバー 208ぺージ
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ13mm


- 内容紹介 -
◎鬼はなぜ藤を嫌うのか?――『鬼滅の刃』ヒットに潜む異界の符牒
酒呑童子、百鬼夜行、ナマハゲ、羅城門の鬼…
日本人が長い歴史のなかで追いやった
怪異を具現化した「鬼」の正体とは?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

古(いにしえ)より、
鬼と喰うか喰われるかの「戦い」をしてきた日本人。
酒呑童子をはじめ、ナマハゲ、節分の鬼、雷神、羅城門の鬼などに登場する鬼は、
どれも見た目は人間のようでありながら、
角をもち、恐ろしい形相であるなどの特徴をもっている。
古くは日本書紀や風土記にも記述があるが、
多くは歴史や文化の周縁の域に追いやられつつも、
日本人にとっては存在を消し難い、畏怖の対象でもあった。
漫画『鬼滅の刃』が老若男女問わずブームとなったが、
そこで描かれる世界観も日本古来の鬼および鬼退治をモチーフにしており、
日本人の精神的な深奥に潜む「恐ろしいもの」への畏怖、
そしてそれへの克服がある。
本書では数多くの伝承・伝説・説話・芸能・絵画などが物語る「鬼」の実像に迫り、
現在の鬼滅ブームに至る過程を民俗学的に読み解いていくもの。


- 目次 -
第1章 鬼と異形の系譜――古典・伝説にあらわれた異類たちを読み解く
第2章 日本の闇に蠢く「異形のもの」列伝――異界からの訪問者を総覧する
第3章 呪術者・異能者たちの群像――怪異と対峙した「鬼殺隊」の原像
第4章 鬼と出会える聖地――闇の民俗とパワースポットをめぐる

【コラム】
1 鬼舞辻無惨と八百比丘尼
2 竈門炭治郎と炭焼長者
3 「全集中の呼吸」と剣術
4 竈門炭治郎と竈門神社


- 著者プロフィール -
飯倉義之 (イイクラヨシユキ) (監修)
1975年、千葉県生まれ。國學院大學大学院修了後、国際日本文化研究センター機関研究員等を経て、現在、國學院大學文学部准教授。専門分野は口承文芸学、現代民俗論。怪異・怪談、妖怪伝承に造詣が深く、妖怪をこよなく愛し、研究室は全国で集めた妖怪グッズであふれている。
共著に『猫の怪』(白澤社)、共編著に『ニッポンの河童の正体』(新人物往来社)、『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版)、共監修に『京都・江戸 魔界めぐり』(NHK出版)、『日本の妖怪』(宝島SUGOI文庫)などがある。

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