幸福な無名時代 新版 | ガブリエル・ガルシア=マルケス, 旦 敬介(翻訳)
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筑摩書房 2026年 ちくま文庫
ソフトカバー 240ページ
文庫判
- 内容紹介 -
「記者」ガルシア=マルケスが1958年ベネズエラの独裁政権の崩壊、人々の闘い、数々の驚くべき事件を描く。小説のように面白い傑作ルポ、新版。1958年、記者としてベネズエラにやってきたガルシア=マルケスが遭遇したのは、ペレス・ヒメネス独裁政権の崩壊と、人びとの闘い、そして現実とは信じられないような事件の数々だった。記者時代のガルシア=マルケスによるルポルタージュは、事実を語りながら、人間を描きだす優れた物語でもあった。『百年の孤独』刊行以前、小説家への転換期に書かれたルポの傑作選。注つき、詳細な新解説の改訂版。
時事的な話題も、ガルシア= マルケスの記事では、
事実関係を明らかにする単なる政治記事として書かれることはなく、
かならず、主人公となった人間たちの物語として書かれた。
70年ほど前の雑誌記事でありながら、興味深く読めるのはそのためだろう。
――旦 敬介(訳者)
カバーデザイン 五十嵐哲夫
- 目次 -
市民が通りを埋めた日
戦う聖職者
杭につながれて4年
潜伏からの帰還
さよなら、ベネズエラ
命の猶予は12 時間
1958年6月6日、干上がったカラカス
セネガルの譲渡
7人のシチリア人の死――この目がその真相を追う
貧困のなかの楽園――ゼロの生活レベル
内なる陰謀――ベネズエラを揺さぶった72時間
政党が争うなかで、議長はのらりくらり
ベネズエラは犠牲を払うに値する
解説
- 著者プロフィール -
ガブリエル・ガルシア=マルケス(Gabriel Garcia Marquez):1927年、コロンビアのカリブ海地域の町アラカタカ生まれ。ボゴタ大学中退後記者となり、ヨーロッパ、ベネズエラなどで活動。そのかたわら小説を執筆し、55年に『落葉』を刊行。67年発表の『百年の孤独』で世界的に評価される。82年にノーベル文学賞受賞。邦訳は『族長の秋』『エレンディラ』など多数。メキシコに長く暮らし、2014年没。
旦 敬介 (ダン ケイスケ) (翻訳)
1959年生まれ。作家・翻訳家。著書に『旅立つ理由』『ライティング・マシーン』など。訳書にガルシア=マルケス『生きて、語り伝える』『出会いはいつも八月』、バルガス=リョサ『世界終末戦争』、レサマ=リマ『パラディーソ』など多数。
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レビュー
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