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クジラのまち 太地を語る 移民、ゴンドウ、南氷洋 | 赤嶺 淳

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英明企画編集 2023年
ソフトカバー 352ページ
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ19mm


- 内容紹介 -
捕鯨問題はすでに「捕る/捕らない」、「食べる/食べない」という単純な二項対立を超えて、科学や政治、倫理など、多様な問題が複雑に絡まりあった“捕鯨問題群”を形成するに至っている。

本書では、漁師、ペンション経営者、海産物販売業者など、「クジラのまち・太地」を愛し、誇りとする8名の生活史の「聞き書き」を軸に、従来は語られてこなかった太地の姿を提示。

鯨食・捕鯨をめぐってすれ違うまなざしの交差点を探り、複数の視点で“捕鯨問題群”に向きあい、広くオープンに語りあう環境の構築をめざす一冊。



◆目次


●太地をひらく………赤嶺 淳


■第Ⅰ部 太地を生きる

●1 南氷洋をおもう

①南氷洋、二五回出漁してるんですよ……網野俊哉さん

②大変な仕事やでぇ……濱田明也さん

③もう海しか知らないもん………小貝佳弘さん

●2 マッコウにあずかる

①足元は油まみれ……山下憲一さん

②あ~、腹ラーセンや……世古忠子さん

●3 太地をつなぐ

①舌は覚えているからね……久世滋子さん

②慣れ、慣れ、慣れ。……小畑美由紀さん

③なんでゴンドウしかいわんのか……由谷恭兵さん


■第Ⅱ部 太地を解く

●すれちがうまなざし──個人史とグローバルヒストリーの交差点で……赤嶺 淳

●かくれた主役──ゴンドウと歩む太地の捕鯨文化……ジェイ・アラバスター


■第Ⅲ部 太地を訊く

●幾重もの共同と協働──太地町プロジェクトをふりかえって……辛 承理

●太地にかかわる──あとがきにかえて………赤嶺 淳



- 版元から一言 -
『クジラのまち 太地を語る──移民、ゴンドウ、南氷洋』は、南氷洋での捕鯨の日々に思いをはせ、マッコウクジラが暮らしにもたらした恵みに感謝し、太地に誇りをもって、その歴史をつないで生きる8名の人びとの生活史を中心に、「クジラのまち・太地」についての語りと論考によって、捕鯨問題を解き・ひらく一冊です。


- 著者プロフィール -
赤嶺 淳 (アカミネ ジュン) (著/文 | 編集)
1967年大分県うまれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は食生活誌学、食生活史研究。人間による環境利用の歴史をあきらかにするため、水産物の生産から加工、消費までのサプライチェーンの発展過程に着目し、「食からみた社会」、「社会のなかの食」の変容過程をあとづけてきた。目下の関心は、マーガリンの主原料として20世紀初頭に創発した鯨油や大豆油、パーム油などの「油脂間競争」120年の絡まりあいの解明。おもな著作に『ナマコを歩く』(新泉社、2010年)、『鯨を生きる』(吉川弘文館、2017年)、「ノルウェーにおける沿岸小型捕鯨の歴史と変容」(『北海道立北方民族博物館紀要』29号、2020年)、「日本近代捕鯨史・序説」(『国立民族学博物館研究報告』47巻3号、2023年)など。

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