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子どもの文化人類学|原 ひろ子

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筑摩書房 2023年 ちくま学芸文庫
ソフトカバー 272ページ
文庫判


- 内容紹介 -
極北のインディアンたちは子育てを「あそび」とし、性別や血縁に関係なく楽しんだ。親子、子どもの姿をいきいきと豊かに描いた名著。 解説 奥野克巳

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極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちにとって、子育ては「あそび」であり日々のこの上ない楽しみだった。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めずに眺めていた。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。
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成長の道はひとつではない
子どもの豊かな可能性をひらく名著

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目次

1切ることと創ること
2親の仕事を知らない子どもたち
3からだとつきあう その一
4からだとつきあう その二
5一人で生きること
6けんかをどうとめるか
7親子のつながり
8あそび仲間のこと
9「あそび」としての子育て
10「親にならない」という決断
11自然の中で作るおもちゃ
12きびしい自然の中の子育て
13〝自然みしり〞をする
14「子どもぎらい」の文化
15母系制社会の子ども
16男女の分業について
17キブツの男女・親子関係
18バングラデシュの女の子たち
19〝がめつさ〞について
20男の子の「家出」について
21しつけの男女差
22離婚と子ども その一
23離婚と子ども その二
24ディズニーランドの文化
25文化のなかの教育 その一
26文化のなかの教育 その二
27文化のなかの教育 その三
あとがき
解説(奥野克巳)


- 著者プロフィール -
原 ひろ子 (ハラ ヒロコ) (著/文)
1934-2019年。東京大学教養学部卒業。ブリンマー大学大学院修了。文化人類学、ジェンダー研究が専門。拓殖大学助教授、法政大学助教授、お茶の水女子大学名誉教授などを歴任した。主な著書に『ヘヤー・インディアンとその世界』、『極北のインディアン』、『人間はわかりあえるか──ある文化人類学者の旅』、『しつけ』(共著)などがある。

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