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虎のたましい人魚の涙 | くどう れいん

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講談社 2024年 講談社文庫
ソフトカバー 224ページ
文庫判


- 内容紹介 -
******************
花束よりも
眩しくて鮮やかな言葉を胸に
私たちも、今日という日へ祝祭を。
――杉咲 花
******************

発売即重版!
『うたうおばけ』『桃を煮るひと』
最注目の著者による、名エッセイ集。


八月の木曜日、朝八時半すぎ。
わたしは通勤中に、琥珀のピアスを衝動買いした――。
いま、いまが、いまじゃなくなるなら、
いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。

会社員と作家の両立。
書くこと、働くこと。
そして、独立。

へとへとの夜にじんわり心にしみる23編のエッセイ集。
【文庫版あとがき収録】


- 著者プロフィール -
くどう れいん (クドウ レイン) (著/文)
作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、第165回芥川賞候補作となった小説『氷柱の声』、エッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『桃を煮るひと』、歌集『水中で口笛』、第72回小学館児童出版文化賞候補作となった絵本『あんまりすてきだったから』などがある。俳句短歌は工藤玲音名義で活動。

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