
トランスジェンダーQ&A 素朴な疑問が浮かんだら | 高井 ゆと里, 周司 あきら
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青弓社 2024年
ソフトカバー 196ページ
A5判 縦210mm 横148mm 厚さ16mm
- 内容紹介 -
「性別を生きる」って、どういうこと? トランスジェンダーについての基礎的な情報、性別分けスペースのこと、「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問など、大きなクエスチョン21個、そこから派生するクエスチョン65個の問いと答えをまとめる。
- 目次 -
第1部 性別の重み
性別を重要視する社会
性別らしさと性別であること
性別と服装
性別と外見
性別と身体
性別とアイデンティティ
性別の多元性
性別分けスペース
性別二元制社会
第2部 基礎知識
Q1:トランスジェンダーとはどんな人たちを指すの?
Q2:トランスジェンダーって、「女らしさ」や「男らしさ」の押し付けがいやな人たちのこと?
Q3:トランスジェンダーの人たちは、どれくらいいるの?
Q4:「性別を変える」ってどういうこと?
Q5:生活上の性別を変えるって、何をするの?
Q6:身体の特徴を医学的に変えるって、何をするの?
Q7:書類上の性別(戸籍)を変えられるの?
Q8:ノンバイナリーの人も性別を変えるの?
Q9:トランス男性は男の人、トランス女性は女の人、と理解しておけばいい?
Q10:自分の望みどおりに性別を「変えた」トランスジェンダーの人たちは、もう困りごとはないの?
Q11:どんなことが理由で差別を受ける?
Q12:差別の現状を示すデータについて、もう少し知りたいな
Q13:ノンバイナリーの人たちも差別を受ける?
Q14:最近、SNSでトランスヘイトがひどいよね?
第3部 性別分けスペース
素朴な疑問は素朴ではない
未来を考えるために
Q15:トランスジェンダーは性別分けスペースに混乱を招きませんか?
Q16:性別分けスペース①トイレ
Q17:性別分けスペース②公衆浴場
Q18:性別で分かれることがある活動――スポーツ
第4部 「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問
Q19:トランスジェンダーと医療
Q20:トランスジェンダーと社会の変化
Q21:トランスジェンダーとジェンダー特権
あとがき
もっと知りたいあなたへ
- 版元から一言 -
トランスジェンダーの人たちは生活上の困難を抱え、様々な不合理や社会からの排除に直面しています。また、SNSを中心にトランス差別・ヘイトが急速に拡大して、トランスジェンダーの人たちの生存を脅かしています。
様々な「議論」をする前に、トランスジェンダーの人たちの「生きる現実」を知ることがなにより必要です。
「なぜ性別が社会で重視されるのか?」「トランスジェンダーとは?」「性別を変えるために何が必要?」「トランスジェンダーの人たちが直面している困難は?」「トランス差別・ヘイトがなぜ跋扈しているのか?」――。
本書は、性別を重視するいまの社会のありようを押さえたうえで、トランスジェンダーをめぐる大きなクエスチョンを21個、そこから派生するクエスチョンを65個設けています。それらの基礎的な質問から性別分けスペースにまつわる疑問、「トランス差別はいけないけれど気になる」疑問まで、語りかける文体でわかりやすく答えています。
いまの社会がどうなっていて、そこでトランスジェンダーの人たちがどんな困りごとを経験していて、それを解決するには何が必要なのか――Q&A形式でそれらを具体的に知ることができる一冊です。
- 著者プロフィール -
高井 ゆと里 (タカイ ユトリ) (著)
群馬大学准教授。専攻は倫理学。著書に『ハイデガー』(講談社)、編著に『トランスジェンダーと性別変更』(岩波書店)、共著に『トランスジェンダー入門』(集英社)、訳書にショーン・フェイ『トランスジェンダー問題』(明石書店)など。
周司 あきら (シュウジ アキラ) (著)
主夫、作家。著書に『トランス男性による トランスジェンダー男性学』(大月書店)、共著に『トランスジェンダー入門』(集英社)、『埋没した世界』(明石書店)など。
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