1/1

恐るべき緑 | ベンハミン・ラバトゥッツ, 松本 健二(翻訳)

¥2,750 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

白水社 2024年 エクス・リブリス
ハードカバー 196ページ
四六判


- 内容紹介 -
世界33か国で刊行、オランダ生まれのチリの新鋭による、科学史に着想を得た斬新なフィクション。
「プルシアン・ブルー」 第二次世界大戦末期、ナチの高官らが所持した青酸カリと、西欧近代における青色顔料をめぐる歴史、第一次世界大戦の塹壕戦で用いられた毒ガス兵器の開発者フリッツ・ハーバーの物語。
「シュヴァルツシルトの特異点」 科学史上初めてブラックホールの存在を示唆した天文学者シュヴァルツシルトの知られざる人生。
「核心中の核心」 不世出の数学者グロタンディークの数奇な生涯と、日本人数学者、望月新一の人生の交錯を空想する。
「私たちが世界を理解しなくなったとき」 黎明期の量子力学の発展に寄与した三人の理論物理学者、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーと、それぞれに訪れた発見/啓示の瞬間。
「エピローグ 夜の庭師」 作者と思しきチリ人の語り手が、散歩の途中に出会った元数学者の庭師との会話や思索を綴る。
科学のなかに詩を見出し、宇宙の背後にある論理や数式が、天才たちの前におのずと姿を現わすかのような比喩が随所に光る。既存のジャンルを軽々と飛び越える国際的な話題作。


- 目次 -
プルシアン・ブルー
シュヴァルツシルトの特異点
核心中の核心
私たちが世界を理解しなくなったとき
エピローグ 夜の庭師
 謝辞
 訳者あとがき


- 著者プロフィール -
ベンハミン・ラバトゥッツ (ベンハミン ラバトゥッツ) (著/文)
(Benjamín Labatut)
1980年、オランダのロッテルダムに生まれる。ハーグ、ブエノスアイレス、リマで育ち、14歳でチリのサンティアゴに移住。チリ・カトリック大学でジャーナリズムを学ぶ。2010年、短篇集La Antártica empieza aquíをメキシコで刊行。同作は2012年にチリでも出版され、2013年度サンティアゴ市文学賞を受賞。2016年、第二作Después de la luzを刊行。2020年に発表した三作目となる本書は、同年に出た英語版が2021年度国際ブッカー賞最終候補作および全米図書賞(翻訳部門)最終候補作に選ばれ、「ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー」誌の2021年度「今年の10冊」に選出されるなど大きな話題を呼び、同年の英国PEN翻訳小説賞とサンティアゴ市文学賞を受賞。バラク・オバマ元アメリカ大統領の2021年夏の読書リストおよび同年の愛読書リストにも選ばれた。現在、世界33か国で版権が売れている。2021年にはLa piedra de la locuraを刊行。最新作はManiac(2023)。


松本 健二 (マツモト ケンジ) (翻訳)
1968年生まれ。大阪大学人文学研究科外国学専攻教授。ラテンアメリカ文学研究者。訳書にR・ボラーニョ『通話』、『売女の人殺し』、『ムッシュー・パン』、A・サンブラ『盆栽/木々の私生活』、E・ハルフォン『ポーランドのボクサー』、V・ルイセリ『俺の歯の話』、P・フローレス『恥さらし』(以上、白水社)、C・バジェホ『セサル・バジェホ全詩集』、P・ネルーダ『大いなる歌』(以上、現代企画室)、S・シュウェブリン『口のなかの小鳥たち』、S・オカンポ『蛇口 オカンポ短篇選』(以上、東宣出版)、共訳書にR・ボラーニョ『野生の探偵たち』(白水社)、F・アヤラ『仔羊の頭』(現代企画室)などがある。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (104)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥2,750 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品