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ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う | アシュリー・ウォード, 夏目 大(翻訳)

¥2,200 税込

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ダイヤモンド社 2024年
ソフトカバー 736ページ
四六判


- 内容紹介 -
生き物たちは、驚くほど人間に似ている。

ネズミは冷たい雨に濡れた仲間を助けるためにわざわざ出かけるし、アリは女王のためには自爆だっていとわない。カケスは雛を育てるために集団で保育園を運営しているし、ゾウは亡くなった家族のために葬儀を行う。

あまりよくない面でいえば、バッタは何百万匹の集団になり危機的な飢餓状況になると飢えた群れが仲間に襲いかかるし、動物園の器具を壊したゴリラは怒られるのが嫌で犯人は同居している猫だと(手話で)指し示す・・・といったように、どこか私たちの姿をみているようだ。
 
過酷な自然界において野生動物たちは生き残りをかけて日夜闘いを繰り広げている。しかし、それだけではない。野生動物たちは仲間と助け合って種をつないできた。

本書は、シドニー大学の「動物行動学」の教授であり、アフリカから南極まで世界中を旅する著者が、好奇心旺盛な視点とユーモアで、動物たちのさまざまな生態とその背景にある「社会性」に迫りながら、彼らの知られざる行動の数々、自然の偉大な驚異の数々を紹介する。

人間もまた社会性動物であり、生き物たちは、驚くほど私たちに似ている。

動物への古い固定観念を取り払い、ダーウィンの進化論を陳腐化し、「弱肉強食の自然界」という固定観念を打ち破る!

読むと、あなたの「世界観」が変わる、最高に知的刺激のある書。


- 目次 -
プロローグ

1章:サバクトビバッタと共喰い
2章:シロアリはコロニーを守るために自爆する
3章:スズメウオが決断するとき
4章:渡り鳥は「群衆の叡智」で空を飛ぶ
5章:ネズミ、都市の嫌われ者が私たちに生き方を教えてくれる
6章:家族の死を悼むゾウ
7章:ライオン、オオカミ、ハイエナが生き延びるための策
8章:クジラ、イルカ、シャチ、最も謎めいた動物
9章:類人猿の戦争と平和

エピローグ

謝辞
訳者あとがき


- 著者プロフィール -
アシュリー・ウォード (アシュリーウォード) (著/文)
英国ヨークシャー出身。シドニー大学の動物行動学の教授。ナンキョクオキアミから人類を含む哺乳類まで、動物行動の研究を積み重ねてきた。科学雑誌に100以上の論文を発表し、多くの学術書に引用されている。子供の頃から動物に夢中なり、で、川で釣りをしたり、丸太の下を覗いたりしていました。渓流で化石を探したり、丸太の下を覗いたりして過ごす。本書の元にもなったオーディブルオリジナル『THE SOCIAL LIVES OF ANIMALS』は、英国での宣伝が全くなかったにもかかわらず、2週間にわたってAudibleのチャートでトップを記録している。

夏目大 【訳】
(なつめ・だい)。1966年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。翻訳家。訳書にゴドフリー・スミス『タコの心身問題』(みすず書房)、ジューディア・パール『因果推論の科学』(文藝春秋)など多数。

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