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体の贈り物 | レベッカ・ブラウン, 柴田元幸(訳)

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twilight 2025年
ハードカバー 196ぺージ
B6変形判 縦170mm 横122mm 厚さ170mm


- 内容紹介 -
アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。
逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。
喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。
エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。
著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。
金井冬樹の装画による新装版。

“横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐
怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき
もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。
まさに奇跡のような贈り物。”
小川公代

“透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、
心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、
いま、世界でなにより大事なものに思える。”
木村紅美


- 目次 -
汗の贈り物
充足の贈り物
涙の贈り物
肌の贈り物
飢えの贈り物
動きの贈り物
死の贈り物
言葉の贈り物
姿の贈り物
希望の贈り物
悼みの贈り物

謝辞
『体の贈り物』三十年後
二〇二五年版訳者あとがき


- 著者プロフィール -
レベッカ・ブラウン (レベッカ ブラウン) (著)
1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。


柴田元幸 (シバタ モトユキ) (訳)
1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。
ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集

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