古本屋という仕事 | 澄田 喜広
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青弓社 2025年
ソフトカバー 224ページ
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ16mm
- 内容紹介 -
古本の魅力、仕入れ方法、独自の陳列、販売の基礎、店づくり、経営のモットー、開業する心構え――。話題を追い求めて流し読みする消化不良の読書ではなく、古本を熟読するスローリーディングを宣言。読書好きや古本屋を始める人に送る経験的経営ガイド。
- 目次 -
まえがき
はじめに
古本を仕入れる
1 古本の仕入れ先
2 一般客からの仕入れ
3 同業者からの仕入れ
4 買い取り価格について
古本を売る
1 売値の設定
2 店舗
3 需要の創造
4 売れない本と高くなる本
古本屋の交換会
1 交換会と相場
2 相場
3 交換会の実際
古本屋の店づくり
1 本に関する知識
2 本を扱う技術
3 古本屋の経営
古本屋の種類
1 専門店
2 自給自足型
3 新古書店
4 セレクトショップ型
5 発見型総合古本屋
古本屋で食べていく
1 古本屋はどういう業態なのか
2 数字でみる古本屋
3 開業シミュレーション
4 本はいくらで買えばいいのか
古本屋のこれから
1 古本屋の始めやすさ
2 古本屋の三十年
3 古本屋のこれから
古本屋宣言!――スローリーディングのすすめ
1 古本とは
2 もとの持ち主にとっての価値と古本としての価値
3 本の姿で内容を把握する
4 どういう街が古本屋に適しているのか
5 街のなかでの古本屋に適した場所
6 古本屋宣言!
7 本を読むコツ――スローリーディングを!
あとがき
- 版元から一言 -
時間に吟味された古い本を読むほうが、評価が定まらない新しい本を自分で吟味するよりも有意義だ。ゆっくり味わわないと取りこぼしてしまう事柄がある。話題ばかりを追い求めて、焦って流し読みする消化不良の読書にNOを言おう!
著者が店主を務める東京都・吉祥寺にあるよみた屋は、すべての人のための総合古書店である。心理・思想・趣味・アートの古本、少し手に入りにくい変わった古本をずらり並べた書棚は圧巻だ。
「読む人がいるかぎり、本と読者をつなぐ通路になる」「流行や権威に左右されることなく、どんなジャンルの本でも、どんな著者の本でも扱う」をモットーに古本を仕入れ、1冊ずつ丁寧に販売する店主が書きためてきた古本屋の表と裏の話を公開する。
古本の魅力や読み方、古本の仕入れ、独自の陳列、販売の基礎、店づくり、経営のモットー、古本屋のこれから、開業する心構え――。読書好きや古本屋を始める人に送るよみた屋流の古本屋経営ガイドであり、ゆっくり読書術=古本のスローリーディング宣言の書。
- 著者プロフィール -
澄田 喜広 (スミダ ヨシヒロ) (著)
1963年生まれ。和光大学卒業。1984年に学生アルバイトとして高原書店に入社。8年勤めて修業して独立、東京・吉祥寺でよみた屋を経営している。さまざまな機会に「古本屋になるための講座」の講師を務めたりエッセーを発表したりして古本の魅力を伝えている。著書に『古本屋になろう!』(青弓社)。
よみた屋ウェブサイト https://www.yomitaya.co.jp
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