しるもの読物 | 木村 衣有子
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生きのびるブックス 2026年
ソフトカバー 192ページ
四六判 縦188mm 横127mm 厚さ13mm
- 内容紹介 -
今日も「しるもの」はあなたの傍にある
食にまつわる文章の名手・木村衣有子が「しるもの」がある28の風景を描き出す。
味噌汁、シチュー、冷や汁、コーンスープ、コーヒー、紅茶、めんつゆ……四季折々のしるものにまつわるエッセイ、ブックエッセイに連作短編小説を加えた、著者の新境地!
帯コメント:滝口悠生(小説家)
季節、土地、時代によって形を変える「しるもの」。
その味つけや具材や歴史に思いをいたし筆を向ければ、言葉もまた、ときに随筆に、ときに小説に、と形を変える。
これぞ文芸の椀。
- 目次 -
まえがき
早春
豚肉とベーコン
シチューの壁
胡麻すりと豚汁
パンと白いシチュー
初夏
トマトの皮と色
きゅうりのしるもの
ミネストローネの柄
スコール、冷や汁
盛夏~初秋
とうもろこしの第一印象
アンディ・ウォーホルを知った頃
めんつゆ現代史
自販機とおさげ髪
クリームチキン味
うどんスープ
秋
百合子の果汁、私のジャム
コーヒーをはかる
紅茶の入口
りんごジュースをあたためる
ペアマグ
冬
出汁と味噌の近況
味噌汁の具を読む
インスタントラーメンをえがく女たち
おにぎり屋の味噌汁
豆腐
そばやの中華そば
レシピの行間を読む料理本
本の中の味噌汁論
器
あとがき
- 前書きなど -
しょっぱかったり甘かったり、具が入っていたり、なかったり。
液体ゆえに、輪郭は定まらない。自在にかたちを変える。
鍋に満たされた味噌汁、缶入りのコーンポタージュなどにはじまり、果汁やコーヒー豆を挽いて抽出したのみもの、うどんなど麺類を支えるつゆまでをこの本では「しるもの」と呼びたい。
この本では、「ぼく」の一人称での、しるもの友情小説、私のエッセイとブックエッセイ。ふたつ、いや、みっつのスタイルでしるものを表現している。私にとってははじめての試み。
しるものというとやっぱり湯気の立つイメージが先行するものの、そうはいっても、日本の夏が明らかに長く暑苦しくなっている中、夏野菜を使うしるもの、あたためても冷やしてもいいしるものの風景もえがいていたら、物語とエッセイ、どちらの中でも春夏秋冬がくるり一巡りしていたと、気付く。
- 版元から一言 -
食卓の脇役のようで、欠かせない存在でもある「しるもの」。
味噌汁やスープだけでなく、めんつゆやコーヒー、果汁など、さまざまな「しるもの」にスポットライトを当ててみたら、四季の食卓のさまざまな記憶や風景が思い起こされます。
食にまつわる文章を描き続けてきた作家・木村衣有子さんがさまざまな「しるもの」をテーマに、エッセイと小説を交えた新しいスタイルで描きだす意欲作です。
- 著者プロフィール -
木村衣有子 (キムラユウコ) (著者)
作家。1975年栃木県生まれ。
1994年から2001年まで京都在住、『恵文社一乗寺店』『喫茶ソワレ』でアルバイトしながら、フリーペーパー『nounous』、リトルプレス『marie=madeleine』を発行する。2002年より東京の東側に住みつつ、東北に通い続けて今に至る。主な著書に『家庭料理の窓』(平凡社)、『味見したい本』(ちくま文庫オリジナル)、『BOOKSのんべえ』(文藝春秋)、『生活は物語である 雑誌「クウネル」を振り返る』(BOOKNERD)、編著に『昭和 女たちの食随筆』(中公文庫オリジナル)がある。リトルプレス『私的コーヒーAtoZ』『ピロシキビリヤニ』『底にタッチするまでが私の時間 よりぬきベルク通信 1号から150号まで』も好評発売中。
Instagram @hanjiro1002
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