コクトーの食卓|レーモン・オリヴェ(著)ジャン・コクトー(画、イラスト)辻 邦生(翻訳)
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筑摩書房 2026年 ちくま文庫
ソフトカバー 272ページ
文庫判
- 内容紹介 -
パリ最古級にして最高峰のレストラン、ル・グラン・ヴェフールを率いた名シェフの著者が、"天才のひらめき"で通じ合った友人ジャン・コクトーのために作った料理のレシピ集。スープから前菜、メイン、野菜料理、デザート、カクテルまで、選りすぐりの一皿について、大らかかつ潤いに富んだ説き方で〈おいしさ〉を作る調理法の詳細を記述する。
解説:稲田俊輔
カバーデザイン 水戸部功
- 目次 -
ある不遇な芸術の舞台裏 ジャン・コクトー
食卓のコクトー エマニュエル・ベルル
【スープ】
コンソメ/つばめの巣/ヴィシソワーズ/ゲノレ/牡蠣のスープ
【前菜】
牡蠣のカクテル/生野菜のサラダ/アボカド/タコス/アボカドのサラダ詰め
【卵料理】
目玉焼き/ 卵のゼリー寄せ
【魚貝料理】
オマールの網焼き オルフェ風/舌びらめの冷製/舌びらめのフライ ブール・ドゥ・ノワゼット添え/テュルボのスフレ 包み焼き/モナコのピエール大公風ひめじ/魚のパテ ちどりの卵入り/コレット風クリビアック/帆立貝
【肉料理】
ピカタのパプリカ風味/鴨の冷製 双頭の鷲風/ハムのスフレ ポトマック風/ベアティーユの串焼き/ほろほろ鳥の雛 ジャン・コクトー風/山しぎのマスプローネ風/山しぎのロースト テレーズ叔母風/ジャン・コクトー風ガランティーヌ/じゅずかけ鳩のフランベ/ひなしゃこのはしばみ風味/新鮮なフォア・グラの葡萄風味/牝鹿のトゥルヌド 栗のピュレ添え/フィレ肉の網焼き サント・ソスピール風/若鶏のソテー ヴィルフランシュの教会風/仔羊の背肉 パレ─ロワイヤルの即興劇風/仔牛のフィレ肉 フェルナン・ポワン風/仔羊のチョップ ミリ─ラ─フォレ風
【野菜料理】
セープのレモンかけ/アーティチョークのモンタンシエ風/じゃがいものマドレーヌ風
四季のサラダ/葉レタスのウルトビーズ風/酢/四盗賊の酢/薔薇酢/花あれこれ
【デザート】
アイスクリームの菫添え/椰子の実 異郷の花添え/苺のジャン・コクトー風/葡萄園の桃 赤ワイン漬け/木苺のコロール/円卓のスフレ/くるみのフォンダン/アル・ブラウンの勝利者杯/マカロンのダルジュロ風
カクテル
日々の味 料理の味―あとがきにかえて― 辻邦生
邦訳『コクトーの食卓』に寄せて 井上究一郎
文庫版解説 稲田俊輔
- 著者プロフィール -
レーモン・オリヴェ (オリヴェ レーモン) (著)
1909-90 フランス料理界を代表する名シェフ。パリの老舗レストラン、ル・グラン・ヴェフールを率い、素材の持ち味を生かす料理で評価され、著名な政財界の重鎮や、知識人、芸術家が顧客として名を連ねた。また家庭料理の普及にも大きく貢献した。
ジャン・コクトー (コクトー ジャン) (画、イラスト)
1889-1963 フランスの詩人・小説家・劇作家・映画監督。前衛芸術の中心人物として活躍し、『恐るべき子供たち』『美女と野獣』など多彩な作品を残した。絵画や批評にも才能を示し、シュルレアリスムとも交流しながら独自の幻想世界を築いた。
辻 邦生 (ツジ クニオ) (翻訳)
1925-99 小説家・フランス文学者。西洋美術や古典文化に深く通じ、『背教者ユリアヌス』『安土往還記』など歴史と思想を融合した文学世界を確立した。明晰な文体と精神性の高い評論でも知られる。
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レビュー
(130)
