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霧に貌|田村 穂隆
¥2,200
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書肆侃侃房 2026年
ハードカバー 144ページ
四六判
- 内容紹介 -
蜘蛛のようにあなたを好きで眼球にあぶら波打つ日の暮れだった
第一歌集『湖とファルセット』で現代歌人協会賞&現代歌人集会賞をW受賞した著者、待望の第二歌集。
【収録歌より】
鐘みたいにからだぜんぶを震わせてみたい おおきな前歯を見せて
鈴の音の絶えてしずかな冬の田に白磁が産んだ白磁のこども
鳥の胃に溶かされてゆく青虫の暗いあおぞらいちどっきりの
ながく待つことの寒さの対岸に石の扇をふる手がみえる
小神殿(エディキュール) ねむるあなたの口腔に永久歯あり書物のごとく
【目次】
Ⅰ
ぬるい水
輪唱
結露
一輪車
襖
解析
氷河
雪は裸
夏の昼と夜と朝
仏間
虫みたいに胸を
長者ヶ森
夏の離島
二重跳び
塩壺
Ⅱ
公民館
構想
誤飲の秋
牛と鏡
兄の名前
Ⅲ
その沼へ
ひかる首輪
砂と箱
砂を吐く
わらいはじめる
口蓋垂
歯を見せて
霧に貌
黒い鳥居
海の無言、空の無言
綺麗な縄
改札
あとがき
- 著者プロフィール -
田村 穂隆 (タムラ ホダカ) (著)
1996年生まれ、島根県出身。「塔」所属。第一歌集『湖とファルセット』(現代短歌社)で第48回現代歌人集会賞、第67回現代歌人協会賞を受賞。
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