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終わりのない日々 | セバスチャン・バリー, 木原 善彦(翻訳)

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白水社 2023年 エクス・リブリス
ハードカバー 278ページ
四六判


- 内容紹介 -
語り手は、十九世紀半ばの大飢饉に陥ったアイルランドで家族を失い、命からがらアメリカ大陸に渡ってきたトマス・マクナルティ。頼るもののない広大な国でトマスを孤独から救ったのは、同じ年頃の宿無しの少年ジョン・コールだった。美しい顔立ちに幼さの残る二人は、ミズーリ州の鉱山町にある酒場で、女装をして鉱夫たちのダンスの相手をする仕事を見つける。初めてドレスに身を包んだとき、トマスは生まれ変わったような不思議な解放感を覚える。やがて体つきが男っぽくなると、二人は食いっぱぐれのない軍隊に入り、先住民との戦いや南北戦争をともに戦っていく――。
西部劇を彷彿とさせる銃撃戦、先住民の少女と育む絆、はらはらする脱走劇、胸に迫る埋葬場面などが、勇敢な兵士でありながら女としてのアイデンティティーに目覚めたトマスによって、生き生きと語られる。
カズオ・イシグロは、「一言一句にいたるまでこれほど魅力的な一人称の語りには数年来出会ったことがない」と、本書に賛辞を寄せている。個性的な〈声〉の力強さと詩的な響きに満ちた、「西部小説」再興を示す傑作長篇。


- 著者プロフィール -
セバスチャン・バリー (セバスチャン バリー) (著/文)
Sebastian Barry
1955年、アイルランドのダブリンに生まれる。小説家、劇作家、詩人。詩的な文章で知られ、現代のアイルランドで最も優れた作家の一人と考えられている。多くの作品は歴史物で、1800年代半ばから第二次世界大戦の頃までの時代を舞台としている。バリーの作品はブッカー賞で最終候補に二度選ばれている(A Long Long WayおよびThe Secret Scripture)。The Secret Scriptureはコスタ賞、ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞を受賞。本書はコスタ賞(二度目の受賞はバリーが初)、およびウォルター・スコット賞を受賞。2019年にガーディアン紙が発表した「今を形作った100冊」にも選ばれた。


木原 善彦 (キハラ ヨシヒコ) (翻訳)
1967年鳥取県生まれ
大阪大学大学院人文学研究科教授
主要訳書
マシューズ『シガレット』、クンズル『民のいない神』、ラーナー『10:04』、ヴァンデアフリートオルーミ『私はゼブラ』(以上、白水社)、ギャディス『JR』(国書刊行会、日本翻訳大賞受賞)ほか多数。

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