
葛原妙子歌集|川野里子(編集), 葛原妙子(著/文)
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書肆侃侃房 2021年
ハードカバー 296ページ
四六判
- 内容紹介 -
装幀:六月
栞:大森静佳、川野芽生、平岡直子
葛原妙子の全ての歌集から1500首を厳選。
葛原の壮大な短歌世界が見渡せる一冊。
【目次】
『橙黃』/『繩文』/『飛行』/『薔薇窓』/『原牛』/『葡萄木立』/『朱霊』(完本)/『鷹の井戶』/『をがたま』/『をがたま』補遺/異本『橙黃』/解説(川野里子)/葛原妙子年譜
【栞】
大森静佳「えぐる、えぐられる」
川野芽生「幻視者の瞼」
平岡直子「この世界で、電気仕掛けの身体で」
【収録歌より】
早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素睛らしき人生を得よ(『橙黃』)
わがうたにわれの紋章のいまだあらずたそがれのごとくかなしみきたる(『橙黃』)
黑峠とふ峠ありにし あるひは日本の地圖にはあらぬ(『原牛』)
他界より眺めてあらばしづかなる的となるべきゆふぐれの水(『朱靈』)
疾風はうたごゑを攫ふきれぎれに さんた、ま、りぁ、りぁ、りぁ(『朱靈』)
- 著者プロフィール -
川野里子 (カワノサトコ) (編集)
1959年生まれ。千葉大学大学院修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。評論に『幻想の重量──葛原妙子の戦後短歌』『七十年の孤独──戦後短歌からの問い』(書肆侃侃房)、『コレクション日本歌人選 葛原妙子』(笠間書院)など。歌集に『太陽の壺』(第13回河野愛子賞)『王者の道』(第15回若山牧水賞)『硝子の島』(第10回小野市詩歌文学賞)『歓待』(第71回読売文学賞)など。
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