ジュリアン・バトラーの真実の生涯|川本 直
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河出書房新社 2023年 河出書房
ソフトカバー 512ページ
文庫判
- 内容紹介 -
すべて嘘か、それとも真実か――魔夜峰央さん、齋藤明里さん、東山彰良さん推薦。各メディア絶賛! 壮大なデビュー小説にして第73回読売文学賞受賞作。
【内容紹介】
デビュー小説で第73回読売文学賞(小説賞)を受賞し、各メディア絶賛の超話題作が、宇野亞喜良の装画で待望の文庫化!
作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称された、アメリカ文学史上に燦然と輝く伝説の小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって謎に包まれていた。
しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。
第73回読売文学賞(小説賞)、第9回鮭児文学賞、第2回みんなのつぶやき文学賞国内篇第1位受賞。
もうひとつの20世紀アメリカ文学史を大胆不敵に描くあまりにも壮大なデビュー長編小説。
◎文庫版解説=若島正
【推薦文】
■魔夜峰央さん(漫画家)
実に壮大なまでにえげつない虚構。この書き込みと造りこみは変態的です。
たぶん作者は常識人の私には理解できない変態なのでしょう。いい意味で。
楽しませてもらいました。
■齋藤明里さん(女優・読書系YouTube「ほんタメ」MC)
ジュリアンに憧れる。
ジュリアンの物語に恋焦がれる。
彼に会いたくて、何度もこの本を開いてしまう。
■東山彰良さん(作家)
生きるということ。書くということ。愛するということ。
徹頭徹尾フィクションなのだが、それ以外はすべて真実。そんな気にさせられる傑作。
(日経新聞「半歩遅れの読書術」2023.8.26より)
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