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温かいテクノロジー|林 要, 根津 孝太(イラスト)

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ライツ社 2023年 ちくま学芸文庫
ソフトカバー 416ページ
四六判 縦188mm 横128mm


- 内容紹介 -
「ガイアの夜明け」「情熱大陸」特集で大反響!
世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」の開発者が語る、「chatGPT」だけでは見れない世界。
AIの見え方が変わる!人類のこれからが知れる!22世紀への知的冒険書。

◯ 体重4.3キログラム、身長43センチメートル
◯ 平熱37℃~39℃
◯ 生き物みたいな体温のある身体
◯ 10億とおり以上の瞳と声
◯ 意思を持った振る舞いと人を覚える頭のよさ
◯ 全身50ヶ所以上のセンサー
◯ 自然な振る舞いを実現する0.2~0.4秒の反応

世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」
造ったのは、人類とAIの新しい世界線。
この本は、最先端の人工生命体「LOVOT」を題材にして、人間というメカニズムとぼくらの未来を知るための本です。
ロボットを開発することは、人間を知ることでした。


目次
【序章】ぼくらがメーヴェに憧れ、巨神兵を恐れる理由
    ---温かいテクノロジーへの気付き
【1章】LOVOTの誕生
    --ーたどり着いたのは、生産性至上主義への問いかけ
【2章】愛とはなにか?
    ---人類をドーパミン漬けにする現代ビジネスへのアンチテーゼ
【3章】感情、あるいは生命とはなにか?
    ---生身と機械の差は、大した問題ではなくなる
【4章】人生100年時代、ロボットは社会をどう変えるのか?
    ---心や愛に関する問題こそをロボットが補完する
【5章】シンギュラリティのあと、AIは神になるのか?
    ---人類とAIの対立は古典になる
【6章】22世紀セワシくんの時代に、ドラえもんはなぜ生まれたのか?
    ---「だれ1人とりのこさない」ために
【7章】ドラえもんの造り方
    ---「chatGPT」だけでは見れない世界
【終章】探索的であれ
    ---「むかしむかし」の反対「みらいみらい」の話


- 著者プロフィール -
林 要 (ハヤシ カナメ) (著/文)
1973年、愛知県生まれ。
1998年、トヨタ自動車株式会社に入社。スーパーカー「LFA」やF1の空力(エアロダイナミクス)開発に携わったのち、トヨタ自動車製品企画部(Z)にて量産車開発マネジメントを担当。
2011年、孫正義後継者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」 に外部第一期生として参加し、翌年ソフト. バンク株式会社に入社。感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」プロジェクトに参画。
2015年、GROOVE X株式会社を創業。 2018年、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。翌年、出荷を開始。
ラスベガスで開催されている世界最大規模の家電見本市「CES」において、2019年にThe VERGE「BEST ROBOT」、2020年には「イノベーションアワード」を受賞。
2021年、第9回ロボット大賞にて「総務大臣賞」、2022年、第3回IP BASE AWARD「スタートアップ部門 奨励賞」、2023年には第1回WELLBEING AWARDS「モノ・サービス 部門 GOLDインパクト賞」を受賞。

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