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引き揚げを語る 子どもたちの戦争体験 | 読売新聞生活部
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岩波書店 2024年 岩波ブックレット
ソフトカバー 72ページ
A5判 縦210mm 横148mm 厚さ5mm
- 内容紹介 -
「それからのことはどうしても思い出せないんです」「人の死がありふれていました」――。第二次大戦が終わり、満州、朝鮮半島、台湾など外地で生活していた人たちの多くが命からがら日本に帰ってきた。その苦難の証言が大きな反響をよび投稿が相次いだ連載企画に、識者インタビュー、記念資料館案内、ブックガイドを増補。
- 目次 -
まえがき……………小坂佳子
Ⅰ 引き揚げとは……………加藤聖文(駒沢大学教授、日本近現代史)
Ⅱ 引き揚げを語る
1 父の言葉を背に、兄と三八度線を越えた
2 収容施設で母と妹を亡くす
3 決死の逃避行、脳裏に悲痛な母
4 南樺太から帰郷、貧しかった戦後
5 集団自決、ソ連兵
6 妹と二人だけ、不安の帰国
7 「私世代で最後」
8 荒れ狂う大海原を密航船で
9 「父親に子どもを渡さずには死ねない」
10 母との約束「死んだら書き置いて」
引き揚げ体験を振り返る……………ちばてつや(漫画家)
Ⅲ 引き揚げを知る・学ぶ
施設紹介
ブックガイド
あとがき……………小野 仁
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