
アンダー、サンダー、テンダー | チョン・セラン, 吉川凪(訳)
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クオン 2015年 新しい韓国の文学シリーズ
ソフトカバー 319ページ
四六判
- 内容紹介 -
映画業界で働いている「私」は、
たわいのない毎日を動画撮影で記録していた。
気のおけない友達とのおしゃべり、お気に入りのMDプレイヤー、
風に揺れるガイコツTシャツ、
20万円分の多種多様なハサミ…。
そこに外国から戻った「ハジュ」兄妹に出会い、「私」の動画記録にも変化がではじめたが…
- 著者プロフィール -
チョン・セラン (チョン・セラン) (著)
1984年ソウルに生まれ、郊外の一山でニュータウンの発生と発展を観察しつつ成長した。
パジュ出版都市にある出版社に編集者として2年余り勤務。
小説家としては2010年、『ファンタスティック』誌に発表した短編ファンタジー「ドリーム、ドリーム、ドリーム」を皮切りに本格的な創作活動を始め、本作『アンダー、サンダー、テンダー』(原題『これくらい近くに』)によって第7 回チャンビ長編小説賞を受賞した。
純文学からロマンス、SF、ホラーまでジャンルの境界を越えた小説を書くことで知られる。
『八重歯が見たい』は、自分の書いた九編の奇妙な物語の中の文章を一文ずつ、別れた恋人の身体にタトゥーのように出現させる女性作家の話。
『地球でハナだけ』の主人公ハナは、エイリアンと恋に落ちるエコデザイナー。
『ジェイン、ジェウク、ジェフン』は光るアサリの入ったカルグクス(うどん)を食べたために、超能力と呼ぶには少々貧弱すぎる超能力を持ってしまった姉弟の物語である。
吉川凪 (ヨシカワナギ) (訳)
大阪生まれ。新聞社勤務を経て韓国に留学、仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学を専攻。文学博士。
著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ─高漢容[コハニョン]と仲間たち』、訳書としてカン・ヨンスク『リナ』、『申庚林[シンギョンニム]詩選集 ラクダに乗って』、パク・ソンウォン『都市は何によってできているのか』、谷川俊太郎・申庚林 『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくりと味わう』などがある。
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